JPH1078052A - 駆動力制御装置 - Google Patents

駆動力制御装置

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JPH1078052A
JPH1078052A JP8255490A JP25549096A JPH1078052A JP H1078052 A JPH1078052 A JP H1078052A JP 8255490 A JP8255490 A JP 8255490A JP 25549096 A JP25549096 A JP 25549096A JP H1078052 A JPH1078052 A JP H1078052A
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torque
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input shaft
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Koichi Sugihara
功一 杉原
Yasuharu Taketsuna
靖治 竹綱
Tomoyuki Maeda
智之 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルク伝達用クラッチを動作させるための部
品点数を可及的に抑制することのできる駆動力制御装置
を提供する。 【解決手段】 エンジン1の出力側に配置された自動変
速機5と、エンジン1および自動変速機5に配置された
ドライブプレート3、インプットシャフト7、カウンタ
シャフト8と、ドライブプレート3とインプットシャフ
ト7との間に配置された自動摩擦クラッチ9と、自動変
速機5の変速段を設定する変速用クラッチ41,42,
46,47,48とが備えられている駆動力制御装置に
おいて、エンジン1の動作中に、自動摩擦クラッチ9を
常時係合させる油圧室、圧縮ばね、ピストンを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トルクを伝達す
る経路中にトルク伝達用クラッチと変速用クラッチとが
配置された駆動力制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両用の駆動力制御装置として、
駆動力源および自動変速機のトルク伝達機構に、トルク
伝達経路の接続・遮断を行うトルク伝達用クラッチと、
自動変速機の変速段を設定する変速用クラッチとが配置
されたものが提案されている。この駆動力制御装置によ
れば、トルク伝達用クラッチの係合・解放を電子制御す
ることによりトルク伝達を機械的に行えるため、流体式
のトルク伝達装置であるトルクコンバータに比べてトル
ク伝達損失を抑制できる利点がある。
【0003】この駆動力制御装置には、車両の状態に応
じてトルク伝達用クラッチを半クラッチ状態に係合する
クリープ制御手段が設けられ、車両が渋滞などを走行す
る場合にトルク伝達用クラッチを半クラッチ状態に制御
することで、低速走行性の向上が図られている。
【0004】このような駆動力制御装置の一例が、特開
平7−77226号公報、特開昭61−252946号
公報、特公平3−6372号公報に記載されている。
【0005】ここで、特開平7−77226号公報に記
載されている駆動力制御装置は、内燃機関と変速装置と
の間に設けられた自動クラッチと、この自動クラッチ用
の制御装置とを備えている。
【0006】具体的には、ギヤが接続され、かつ、機関
が回転し、かつ、自動車が停止していてアクセルペダル
が操作されない場合には、信号受信シリンダの液圧によ
り、クラッチ操作レバー、連結解除支承体が動作して自
動クラッチが係合されてクリープ運動が生じる。一方、
クリープ運動中にブレーキ操作が行われた場合には、信
号受信シリンダの液圧が低下し、皿ばねの弾性力により
自動クラッチが解放される。
【0007】また、特開昭61−252946号公報に
記載されている駆動力制御装置は、エンジンから駆動輪
への動力伝達を断続する摩擦クラッチと、この摩擦クラ
ッチを半クラッチ状態に接続するクリープ制御手段と、
シフトポジションが走行レンジの状態で停車継続時間が
設定時間を越えた場合にクリープ制御手段の作動を停止
させるクリープ解除手段とを備えている。
【0008】具体的には、車両が走行レンジにあり、か
つ、車速がほぼ零である場合には、油圧回路、クラッチ
アクチュエータ群が動作して摩擦クラッチの半クラッチ
制御が行われてクリープ機能が得られる。一方、走行レ
ンジでの停車状態が設定時間を越えた場合は、摩擦クラ
ッチが切断制御される。
【0009】さらに、特公平3−6372号公報に記載
されている駆動力制御装置は、エンジンと変速ギヤ部と
の間に配置されたクラッチと、クラッチの状態を機械的
に接続する手段と、クリープモードスイッチがオン状態
にあるときは、クラッチが滑りながらミートする状態を
継続するように制御する制御手段とを備えている。
【0010】具体的には、クリープモードスイッチがオ
ンされている場合には、電磁弁およびアクチュエータの
動作により、プッシャプレートがばねの弾性力に抗して
プレートが移動し、クラッチが滑りながらミートする状
態に維持される。一方、ハンドブレーキを操作すればク
リープモードスイッチがオフされ、電磁弁およびアクチ
ュエータによりクラッチが解放される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された駆動力制御装置で、エンジンと変速機構
との間に設けられている摩擦クラッチを解放するため、
皿ばね、油圧回路、アクチュエータ群、リターンスプリ
ング、遠心キャンセラー機構など、格別の部品を設ける
必要があった。このため、部品点数の増加による構造の
複雑化および大重量化、さらには製造コスト高を招くと
いう問題があった。
【0012】この発明は、上記事情を背景としてなされ
たもので、トルク伝達用クラッチを動作させるための部
品点数を可及的に削減することのできる駆動力制御装置
を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
を達成するため請求項1の発明は、駆動力源の出力側に
配置された自動変速機と、前記駆動力源および前記自動
変速機に形成されたトルク伝達機構と、このトルク伝達
機構に配置されたトルク伝達用クラッチと、前記自動変
速機の変速段を設定する変速用クラッチとが備えられて
いる駆動力制御装置において、前記駆動力源の動作中
に、前記トルク伝達用クラッチを常時係合させるトルク
伝達用クラッチ係合機構を備えていることを特徴とす
る。
【0014】請求項1の発明によれば、駆動力源の動作
中は常時トルク伝達用クラッチが係合されるため、トル
ク伝達用クラッチを解放させるアクチュエータが不要と
なり、部品点数を可及的に抑制できる。
【0015】請求項2の発明は、前記自動変速機に対す
る非駆動要求を判断する非駆動要求判断手段と、前記非
駆動要求の判断が成立した場合に、前記変速用クラッチ
を解放させる変速用クラッチ解放手段とを備えているこ
とを特徴とする。
【0016】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の作用を得られるほか、非駆動要求の判断が成立した場
合には、自動変速機の変速段を設定する変速用クラッチ
が全て解放されてトルクの伝達が遮断される。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を図に示す実施
例に基づいて説明する。図1はこの発明の駆動力制御装
置の一実施例を示すスケルトン図である。図1におい
て、1はエンジンであり、エンジン1としてはガソリン
エンジン、ディーゼルエンジン、LPGエンジン、ガス
タービンエンジン、ジェットエンジンなどがあげられ
る。このエンジン1が、この発明の駆動力源に相当す
る。エンジン1はクランクシャフト2を備えており、ク
ランクシャフト2の出力側にはドライブプレート3が取
り付けられている。
【0018】また、エンジン1の出力側にはトランスア
クスル4が配置されており、トランスアクスル4内に
は、自動変速機5と最終減速機6とが一体的に組み込ま
れている。自動変速機5は、相互に平行に配置されたイ
ンプットシャフト7とカウンタシャフト8とを備えてい
る。上記クランクシャフト2、ドライブプレート3、イ
ンプットシャフト7、カウンタシャフト8が、この発明
の請求項1のトルク伝達機構に相当する。
【0019】そして、ドライブプレート3とインプット
シャフト7との間には、自動摩擦クラッチ(言い換えれ
ば発進クラッチ)9が設けられている。この自動摩擦ク
ラッチ9が、この発明のトルク伝達用クラッチに相当す
る。以下、自動摩擦クラッチ9の構成を図2の拡大断面
図に基づいて説明する。
【0020】トランスアクスル4のケーシング10に
は、インプットシャフト7が軸受により回転可能に支持
されている。インプットシャフト7におけるドライブプ
レート3側の端部外周には、円筒状のスリーブ11が固
定されており、スリーブ11には半径方向に貫通する油
路12が形成されている。スリーブ11は、インプット
シャフト7の外周に装着したスナップリング13によ
り、インプットシャフト7からの脱落が防止されてい
る。
【0021】また、スリーブ11における油路12とス
ナップリング13との間に対応する外周面には、環状の
ドラム14が接合固定されている。ドラム14は、半径
方向に配置された円板部15と、円板部15の外周から
ケーシング10側に向けて一体的に接続された円筒部1
6とを備えている。円筒部16の内周には、複数の環状
のプレート17がスプライン嵌合され、かつ、円筒部1
6の自由端側には環状の受圧プレート18がスプライン
嵌合されている。なお、円筒部16には、半径方向に貫
通する通路16Aが形成されている。
【0022】前記インプットシャフト7の外周には、イ
ンプットシャフト7の軸線方向に移動可能な環状のピス
トン19が装着されている。このピストン19の外周端
は、ドラム14の円板部15と円筒部16との接続部近
傍まで到達しており、ピストン19の外周端とプレート
17との間には、環状のプッシャプレート20が配置さ
れている。また、ドラム14の内周には環状のリップパ
ッキン21が固定されており、リップパッキン21の内
周のシールリップがピストン19の外周面に当接してい
る。
【0023】このようにして、スリーブ11とドラム1
4とピストン19とリップパッキン21により取り囲ま
れた油圧室22が形成されている。この油圧室22は、
インプットシャフト7の油路12に連通されている。ま
た、油圧室22の内部、具体的にはドラム14の円板部
15とピストン19との間には、圧縮ばね23が介在さ
せてある。上記ピストン19、油圧室22、圧縮ばね2
3が、この発明の請求項1のトルク伝達用クラッチ係合
機構に相当する。
【0024】また、前記ドライブプレート3側には環状
のケース24が固定されている。このケース24は、ド
ライブレート3に連結された円板部25と、円板部25
の外周端からケーシング10側に向けて一体的に接続し
た円筒部26と、円筒部26の自由端の内周に一体的に
接続した内向きフランジ27とを備えている。
【0025】円筒部26の内径はドラム14の外径より
も大きく設定されており、円筒部26がドラム14の外
方に位置している。また、内向きフランジ27は、ケー
シング10と受圧プレート18との間に位置しており、
内向きフランジ27の内径はプレート17の内径よりも
小さく設定されている。
【0026】さらに、内向きフランジ27の内周端には
円筒状のハブ28が接合されており、ハブ28の内部に
インプットシャフト7が挿入されている。ハブ28の一
端側はプレート17の内側に到達しており、ハブ28の
一端側の外周には軸線方向に移動可能な環状のディスク
29が複数スプライン嵌合されている。このディスク2
9と前記プレート17とは交互に配置されている。した
がって、前記圧縮ばね23の弾性力によりピストン19
が受圧プレート18側に押圧され、その押圧力がプッシ
ャプレート20を介してプレート17に伝達され、プレ
ート17とディスク29とが常時所定の係合圧で係合さ
れている。
【0027】また、ハブ28の他端側、つまりケーシン
グ10側の端部の内周とインプットシャフト7の外周と
の間には、軸受30が取り付けられ、インプットシャフ
ト7とハブ28とが相対回転可能に維持されている。な
お、ハブ28におけるケーシング10近傍の外周にはギ
ヤ31が形成されている。このギヤ31は、ケーシング
10側に設けられているオイルポンプ(図示せず)を動
作させるためのものである。
【0028】また、インプットシャフト7の内部には、
軸線方向に沿う油路32が形成されており、この油路3
2がケーシング10に設けられた油路33に連通してい
る。油路32はスリーブ11の油路12に連通してい
る。したがって、油路33、油路32、油路12を介し
て油圧室22に油圧を供給することにより、圧縮ばね2
3の弾性力により設定されているプレート17とディス
ク29との係合圧を、さらに増加させることが可能であ
る。
【0029】なお、油路32の他端側は、トランスアク
スル4の内部に設けられたオイルパン(図示せず)に連
通している。このオイルパンにはオートマチックトラン
スミッションフルードが収納されており、オートマチッ
クトランスミッションフルードがオイルポンプにより汲
み上げられて自動変速機5の各部に供給される。
【0030】さらに、ケーシング10には油路34が形
成されており、油路34が軸受30の近傍に開口されて
いる。油路34から供給された潤滑油は、ハブ28とイ
ンプットシャフト7との間、プレート17およびディス
ク29付近に供給され、かつ、ドラム14の通路16A
を介してケース25とドラム14との間の空間に供給さ
れ、摺動部および発熱部の潤滑および冷却を行う。
【0031】つぎに、自動変速機5に設けられた有段式
の歯車変速機構35について説明する。まず、インプッ
トシャフト7の外周に対して、第1速用ドライブギヤ3
6と第4速用ドライブギヤ37と第5速用ドライブギヤ
38とが取り付けられている。
【0032】また、インプットシャフト7の外周には、
第2速用ドライブギヤ39と第3速用ドライブギヤ40
とが回転可能に取り付けられている。さらに、インプッ
トシャフト7の外周には、インプットシャフト7と第2
速用ドライブギヤ39とを接続・遮断する第2速用クラ
ッチ41と、インプットシャフト7と第3速用ドライブ
ギヤ40とを接続・遮断する第3速用クラッチ42とが
配置されている。
【0033】一方、カウンタシャフト8の外周には、第
1速用ドリブンギヤ43と第4速用ドリブンギヤ44と
第5速用ドリブンギヤ45とが回転可能に取り付けられ
ている。第1速用ドリブンギヤ43は第1速用ドライブ
ギヤ36に噛み合わされ、第4速用ドリブンギヤ44は
第4速用ドライブギヤ37に噛み合わされ、第5速用ド
リブンギヤ45は第5速用ドライブギヤ38に噛み合わ
されている。
【0034】また、カウンタシャフト8の外周には、カ
ウンタシャフト8と第1速用ドリブンギヤ43とを接続
・遮断する第1速用クラッチ46と、カウンタシャフト
8と第4速用ドリブンギヤ44とを接続・遮断する第4
速用変速クラッチ47と、カウンタシャフト8と第5速
用ドリブンギヤ45とを接続・遮断する第5速用クラッ
チ48とが配置されている。
【0035】さらに、カウンタシャフト8の外周には第
2速用ドリブンギヤ49と第3速用ドリブンギヤ50と
が取り付けられている。第2速用ドリブンギヤ49は第
2速用ドライブギヤ39に噛み合わされ、第3速用ドリ
ブンギヤ50は第3速用ドライブギヤ40に噛み合わさ
れている。
【0036】さらにまた、カウンタシャフト8の外周に
は、後進用ドリブンギヤ51が回転可能に取付けられて
おり、スリーブ52の動作により、カウンタシャフト8
と後進用ドリブンギヤ51とが係合・解放される。な
お、第1速用ドライブギヤ36と後進用ドリブンギヤ5
1とは、後進用アイドルギヤ(図示せず)により連係さ
れている。なお、カウンタシャフト8の端部には、ドラ
イブギヤ53が形成されている。
【0037】上記第1速用クラッチ46、第2速用クラ
ッチ41、第3速用クラッチ42、第4速用クラッチ4
7、第5速用クラッチ48が、この発明の請求項1また
は請求項2の変速クラッチに相当する。
【0038】上記自動変速機5は、シフトレバーの操作
により、非駆動レンジ、つまり、P(パーキング)レン
ジ、N(ニュートラル)レンジや、駆動レンジ、つま
り、D(ドライブ)レンジ、2(前進第2速)レンジ、
L(前進第1速)レンジ、R(リバース)レンジの選択
が可能である。
【0039】そして、駆動レンジで第1速用クラッチ4
6が係合された場合は、インプットシャフト7のトルク
が第1速用ドライブギヤ36および第1速用ドリブンギ
ヤ43を介してカウンタシャフト8に伝達される。ま
た、第2速用クラッチ41が係合された場合は、インプ
ットシャフト7のトルクが第2速用ドライブギヤ39お
よび第2速用ドリブンギヤ49を介してカウンタシャフ
ト8に伝達される。
【0040】さらに、第3速用クラッチ42が係合され
た場合は、インプットシャフト7のトルクが第3速用ド
ライブギヤ40および第3速用ドリブンギヤ50を介し
てカウンタシャフト8に伝達される。さらに、第4速用
クラッチ47が係合された場合は、インプットシャフト
7のトルクが第4速用ドライブギヤ37および第4速用
ドリブンギヤ44を介してカウンタシャフト8に伝達さ
れる。
【0041】さらにまた、第5速用クラッチ48が係合
された場合は、インプットシャフト7のトルクが第5速
用ドライブギヤ38および第5速用ドリブンギヤ45を
介してカウンタシャフト8に伝達される。
【0042】なお、Rレンジではスリーブ52の動作に
より後進用ドリブンギヤ51とカウンタシャフト8とが
係合される。このため、インプットシャフト7のトルク
が第1速用ドライブギヤ36、後進用アイドルギヤ、後
進用ドリブンギヤ51を介してしてカウンタシャフト8
に伝達され、カウンタシャフト8が前進レンジとは逆方
向に回転される。
【0043】つぎに、最終減速機6について説明する。
デフケース54に取り付けたリングギヤ55がドライブ
ギヤ53に噛合している。またデフケース54の内部に
は、デフケース54と一体回転するピニオン軸56が設
けられており、ピニオン軸56には一対のピニオンギヤ
57が回転自在に取り付けられている。
【0044】一対のピニオンギヤ57には一対のサイド
ギヤ58が噛み合っており、一対のサイドギヤ58には
それぞれドライブシャフト59が連結されている。そし
て、ドライブシャフト59の端部には前輪(図示せず)
が取り付けられている。したがって、上記のようにして
カウンタシャフト8に伝達されたトルクがリングギヤ5
5、デフケース54を介して一対のピニオンギヤ57に
伝達され、さらに、一対のサイドギヤ58、ドライブシ
ャフト59を介して車輪に伝達され、車両が走行する。
【0045】図3は上記構成の駆動力制御装置の主要な
回路構成を示すブロック図である。電子制御装置60は
車両の状態を判断し、その判断結果に基づいて自動変速
機5が制御される。この電子制御装置60は、中央演算
処理装置(CPU)や記憶装置(RAM,ROM)なら
びに入出力インターフェースを主体とするマイクロコン
ピュータにより構成されている。
【0046】この電子制御装置60には、車両の状態を
判断するためのデータとして、自動摩擦クラッチ9の入
力側の回転数を検出する入力回転数センサ61の信号、
自動摩擦クラッチ9の出力側の回転数を検出する出力回
転数センサ62の信号、カウンタシャフト8の回転数、
つまり車速を検出するスピードセンサ63の信号、アク
セルペダルの踏み込み量や踏み込み速度を検出するアク
セルペダルスイッチ64の信号、自動変速機5のシフト
ポジションを検出するシフトポジションセンサ65の信
号、エンジン1の回転数を検出するエンジン回転数セン
サ66の信号、エンジン4のスロットル開度を検出する
スロットルポジションセンサ67の信号などが入力され
る。
【0047】また、電子制御装置60には自動変速機5
の変速を制御するための変速パターン(変速マップ)が
記憶されている。さらに、電子制御装置60には、自動
変速機5の動作を制御する油圧制御装置68が接続され
ている。この油圧制御装置68は、オイルポンプから吐
出されたライン圧を調圧して第1速用クラッチ43ない
し第5速用クラッチ48に供給するための変速クラッチ
用リニアソレノイドバルブ69と、前記ライン圧を調圧
して油圧室22に供給する自動摩擦クラッチ用リニアソ
レノイドバルブ70とを備えている。
【0048】この変速用リニアソレノイドバルブ69、
自動摩擦クラッチ用リニアソレノイドバルブ70は、い
ずれも電子制御装置60に入力される各種の信号に基づ
いてデューティ比が制御される。なお、Rレンジを設定
するスリーブ52は、電子制御装置60により制御され
るアクチュエータ(図示せず)により動作する。
【0049】つぎに、駆動力制御装置の動作を、図4の
動作図表、図5のタイムチャート、図6のフローチャー
トを参照しながら説明する。まず、電子制御装置60に
より、非駆動レンジが選択されているか否かが判断され
る(ステップ1)。ステップ1で肯定判断された場合は
以下のような制御が行われる。
【0050】自動摩擦クラッチ9では、圧縮ばね23の
弾性力によりピストン19が受圧プレート18側に押圧
され、かつ、油路33,32,12を介して油圧室22
に油圧が供給されている。つまり、圧縮ばね23の弾性
力および油圧室22の油圧により、複数のプレート17
と複数のディスク29との係合圧、つまりトルク容量が
設定されている。また、第1速用クラッチ43ないし第
5速用クラッチ48が解放され、後進用ドリブンギヤ5
1とカウンタシャフト8とが解放される(ステップ
2)。
【0051】したがって、エンジン1のトルクは、自動
摩擦クラッチ9を介してインプットシャフト7まで伝達
されている。そして、エンジン1の回転数、インプット
シャフト7の回転数はほぼ一定に維持されるが、カウン
タシャフト8にはトルクが伝達されないため、車両は停
車状態に維持される。
【0052】一方、ステップ1で否定判断された場合、
例えば、アクセルペダルを踏まずにDレンジに切り換え
られると、油圧室22に供給される油圧が非駆動レンジ
の場合に比べて低減される。その結果、複数のプレート
17とディスク29との係合圧が減少してスリップ状態
となり、自動摩擦クラッチ9の出力側回転数が徐々に減
少する。なお、この場合、油圧室22に対する油圧の供
給を停止し、圧縮ばね23の弾性力のみで複数のプレー
ト17とディスク29との係合圧を維持する制御を行う
ことも可能である。
【0053】上記自動摩擦クラッチ9のスリップ制御に
並行して、油圧制御装置68から第1速用クラッチ46
に油圧が供給され、第1速用クラッチ46が係合され
る。その結果、エンジン1のトルクが自動摩擦クラッチ
9、インプットシャフト7、第1速用クラッチ46を介
してカウンタシャフト8に伝達される。ここで、ブレー
キペダルが踏まれていればカウンタシャフト8の回転が
抑制されて車速がほぼ零に維持される。また、ブレーキ
ペダルが踏まれてない場合には、自動摩擦クラッチ9の
係合圧に基づいて、クリープ現象により車両が極めて低
速度で前進し、スムーズな発進を実現できる。
【0054】さらに、Dレンジが設定されたままアクセ
ルペダルが踏み込まれると、エンジン回転数が上昇し、
かつ、自動摩擦クラッチ9の油圧室22に供給される油
圧が上昇して係合圧が高められる。その結果、自動摩擦
クラッチ9の出力側の回転数およびカウンタシャフト8
の回転数が上昇して車両が加速される。その後、アクセ
ルペダルの踏み込み量が一定に維持されると、エンジン
回転数、自動摩擦クラッチ9の出力側の回転数、カウン
タシャフト8の回転数が一定に維持され、車速が一定と
なる。
【0055】そして、車両の走行中は設定されるシフト
ポジション、車速およびスロットル開度に従い、電子制
御装置60に記憶されている変速マップに基づいて油圧
制御装置68が動作し、第1変速用クラッチ46ないし
第5速用変速クラッチ48のいずれか一つを係合する
か、またはスリーブ52の動作により後進用ドリブンギ
ヤ51とカウンタシャフト8を係合する制御が行われ
る。このように、ステップ1で否定判断された場合には
変速用クラッチのいずれかを係合させる。上記ステップ
1が請求項2の非駆動要求判断手段に相当し、ステップ
2が、請求項2の変速用クラッチ解放手段に相当する。
【0056】以上のように、この実施例によれば、エン
ジン1の動作中は自動摩擦クラッチ9の係合状態が維持
され、非駆動要求の判断が成立した場合には、自動変速
機5の変速段を設定する既存の変速クラッチを全て解放
する制御が行われてトルク伝達経路でトルク伝達が遮断
される。したがって、自動摩擦クラッチ9を解放するた
めに格別の部品を設ける必要がなく、部品点数が可及的
に削減されて構造の簡略化および軽量化、さらには製造
コストの抑制を図ることができる。
【0057】また、この実施例において、車両の発進時
に自動摩擦クラッチ9をスリップさせた状態から変速ク
ラッチのいずれか一つを急激に係合させる制御を行え
ば、車輪に伝達されるトルクのない状態から、自動摩擦
クラッチ9の係合圧に相当するトルクが迅速に車輪に伝
達されてトルクの伝達応答性が向上し、円滑な発進性能
を確保できる。
【0058】図7は、自動摩擦クラッチ9およびトルク
伝達用クラッチ係合機構のほかの実施例を示す半断面図
である。この実施例では、スリーブ11の外周に環状の
ピストン71が軸線方向に移動可能に装着されている。
ピストン71の外周側がプッシャプレート20とプレー
ト17との間に挿入されている。そのほかの構成は図2
と同様である。そして、スリーブ11、ドラム14、ピ
ストン71、リップパッキン21により油圧室22が形
成されている。油圧室22、ピストン71が、請求項1
のトルク伝達用クラッチ係合機構に相当する。
【0059】この実施例では、エンジン1の動作中、常
時、油圧室22に供給される油圧によりピストン71が
受圧プレート18側に押圧され、油圧室22の油圧のみ
により複数のプレート17と複数のディスク29との係
合圧が設定される。図7の実施例においても、図2の実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0060】図8は、自動摩擦クラッチ9およびトルク
伝達用クラッチ係合機構のほかの実施例を示す断面図で
ある。ドライブプレート3のケーシング10側の側面に
は、円盤状のプレート71と、断面L字状のクラッチケ
ーシング72とが同軸状に取り付けられ、ねじ72Aに
より締め付け固定されている。クラッチケーシング72
の内周端には断面L字状のホルダー73が接合されてい
る。ホルダー73の円筒部分にはインプットシャフト7
が挿入され、ホルダー73が、ケーシング10およびイ
ンプットシャフト7に対して相対回転可能に構成されて
いる。
【0061】前記プレート71の側面には、ねじ71A
により、プレート71と同軸状に円筒74が固定されて
おり、円筒74の内周には環状のシリンダ75が接合さ
れている。このシリンダ75の内周にはインプットシャ
フト7が嵌合されている。そして、シリンダ75に形成
された油路76が、インプットシャフト7の油路32に
連通している。油路32はケーシング10側に設けられ
たオイルポンプ10Aに連通されている。
【0062】また、シリンダ75の環状凹部77には環
状のピストン78が軸線方向に移動可能に配置され、ピ
ストン78とシリンダ75との間に油圧室79が形成さ
れている。この油圧室79は油路76に連通されてい
る。
【0063】前記円筒74内には環状のダイヤフラムス
プリング80が配置されており、円筒74の内周に取り
付けられたストッパ81により、ダイヤフラムスプリン
グ80の外周端が支持されている。そして、ダイヤフラ
ムスプリング80のシリンダ75側の側面にはピストン
78が当接されている。
【0064】さらに円筒74の内周には、環状のプッシ
ャプレート82および環状の受圧板83がスプライン嵌
合されている。プッシャプレート82はダイヤフラムス
プリング80に対向して配置され、プッシャプレート8
2のダイヤフラムスプリング80側の側面には突起84
が形成されている。また、受圧板83はプレート71に
対向する位置に配置され、受圧板83の側面がプレート
71に当接して軸線方向の移動が規制されている。
【0065】インプットシャフト7の端部は、プッシャ
プレート82および受圧板83の内方まで到達してお
り、インプットシャフト7の外周には円筒状のハブ85
がスプライン嵌合されている。ハブ85の外周にはダン
パー機構86を介して環状のプレート87が接続されて
おり、プレート87の外周側がプッシャプレート82と
受圧板83との間に配置されている。なお、プレート8
7の両側面には環状のクラッチフェーシング(図示せ
ず)が取り付けられている。そのほかの構成は図2と同
様である。そして、油圧室79、ピストン78が請求項
1のトルク伝達用クラッチ係合機構に相当する。
【0066】この実施例では、エンジンの動作中、オイ
ルポンプ10Aの動作により常時油圧室79に油圧が作
用し、その油圧によりダイヤフラムスプリング80がド
ライブプレート3側に押圧される。すると、ダイヤフラ
ムスプリング80が外周側を支点として弾性変形して突
起84に押し付けられ、プッシャプレート82が受圧板
83側に押圧される。
【0067】上記動作により、プレート87がプッシャ
プレート82と受圧板83とに挟み付けられて、自動摩
擦クラッチ9が係合状態に維持される。したがって、常
時ドライブプレート3のトルクがプレート87、ハブ8
5を介してインプットシャフト7に伝達され、図8の実
施例においても図2の実施例と同様の効果を得られる。
【0068】なお、この発明は、変速機構として遊星歯
車機構を備えた自動変速機にも適用可能である。さら
に、この発明は、V字形のプーリ、ベルトなどを備えた
公知の無段変速機(CVT)にも適用可能である。さら
に、トルク伝達用クラッチは、変速機構に対してトルク
伝達経路の下流側に配置することも可能である。さらに
また、駆動力源としてモータを用いることも可能であ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、駆動力源の動作中は常時トルク伝達用クラッチ
の係合状態が維持されるため、トルク伝達用クラッチを
解放させるための格別の部品が不要となる。したがっ
て、部品点数が可及的に抑制されて構造の簡略化および
軽量化、さらに製造コストの抑制を図ることができる。
【0070】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得られるほか、非駆動要求が成立した場合に
は、自動変速機の変速段を設定する既存の変速用クラッ
チを解放する制御が行われてトルク伝達経路のトルク伝
達が遮断され、自動変速機に対する非駆動要求を達成で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の駆動力制御装置の一実施例を示すス
ケルトン図である。
【図2】図1に適用される自動摩擦クラッチの構成を示
す断面図である。
【図3】この発明の駆動力制御装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図1の駆動力制御装置の自動摩擦クラッチおよ
び変速クラッチの動作を示す図表である。
【図5】図1の駆動力制御装置の動作状態の一例を示す
タイムチャートである。
【図6】この発明の請求項2に対応する制御ルーチンの
一例を示すフローチャートである。
【図7】図1に適用される自動摩擦クラッチのほかの実
施例を示す断面図である。
【図8】図1に適用される自動摩擦クラッチのほかの実
施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 クランクシャフト 5 自動変速機 7 インプットシャフト 8 カウンタシャフト 9 自動摩擦クラッチ 19,71,78 ピストン 22,79 油圧室 23 圧縮ばね 40 第3速用クラッチ 41 第2速用クラッチ 46 第1速用クラッチ 47 第4速用クラッチ 48 第5速用クラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動力源の出力側に配置された自動変速
    機と、前記駆動力源および前記自動変速機に形成された
    トルク伝達機構と、このトルク伝達機構に配置されたト
    ルク伝達用クラッチと、前記自動変速機の変速段を設定
    する変速用クラッチとが備えられている駆動力制御装置
    において、 前記駆動力源の動作中に、前記トルク伝達用クラッチを
    常時係合させるトルク伝達用クラッチ係合機構を備えて
    いることを特徴とする駆動力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記自動変速機に対する非駆動要求を判
    断する非駆動要求判断手段と、前記非駆動要求の判断が
    成立した場合に、前記変速用クラッチを解放させる変速
    用クラッチ解放手段とを備えていることを特徴とする請
    求項1に記載の駆動力制御装置。
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