JPH1077405A - ポリアミド樹脂組成物および二軸延伸フィルム - Google Patents

ポリアミド樹脂組成物および二軸延伸フィルム

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JPH1077405A JP23007896A JP23007896A JPH1077405A JP H1077405 A JPH1077405 A JP H1077405A JP 23007896 A JP23007896 A JP 23007896A JP 23007896 A JP23007896 A JP 23007896A JP H1077405 A JPH1077405 A JP H1077405A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた艶消し状の表面外観を有し強靱な二軸
延伸フィルムを形成できるフィルム用ポリアミド樹脂組
成物を提供する。 【解決手段】 ポリアミド樹脂成形材料にガラス繊維を
配合してなるポリアミド樹脂組成物であって、該成形材
料が2種類以上のポリアミドのブレンド物であり、成形
材料全体のうち、カプロラクタム単位が10〜90重量
%、アジピン酸とヘキサメチレンジアミンとからなるポ
リアミド形成単位が0.5〜30重量%、テレフタル酸
とヘキサメチレンジアミンとからなるポリアミド形成単
位が0.5〜50重量%、イソフタル酸とヘキサメチレ
ンジアミンとからなるポリアミド形成単位が0.5〜3
0重量%および脂肪族ジカルボン酸とキシレンジアミン
とからなるポリアミド形成単位が1〜15重量%含有さ
れている、フィルム用ポリアミド樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリアミド樹脂組成
物、該ポリアミド樹脂組成物からなる二軸延伸フィルム
および該フィルムからなる食品包装用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド樹脂製フィルムは、ガスバリ
ヤー性と機械的・熱的特性に優れているため、食品包装
を主体として、単層フィルム、他樹脂との多層フィル
ム、他材料とのラミネートフィルム等として、広範囲な
用途に使用されている。特に二軸延伸フィルムは強靱で
あり、耐熱性も高い。こうしたポリアミド樹脂製フィル
ムは、表面が平滑で艶があるが、用途や目的によって
は、艶の少ない、艶消し状の外観を持つフィルムが要求
されることがある。なかでも、艶消しの紙もしくはそれ
にPVDC等をコートしたコート紙に類似の外観と触感
を求められることがある。
【0003】このような用途に対しては、フィルムの表
面状態の改質のために、これまで種々の方法が試みられ
ている。例えば、タルクやシリカ、炭酸カルシウム等の
種々の無機フィラー粒子を配合してフィルム表面を粗く
する方法、ポリエチレン等の他樹脂を少量配合して透明
性を失わせる方法、エンボス加工等の粗面化したロール
によりフィルムを後加工して表面に凹凸をつける方法な
どが提案されている。
【0004】しかしながら、無機フィラーを配合する方
法では、二軸延伸時のフィルムの破断を避けるために、
粒径の比較的小さな無機フィラーしか配合出来ず、しか
も添加量も制限されるため、十分な艶消し状の外観が得
られず、しかも強度が低下する。他樹脂を配合する方法
は、透明性が低下して僅かに艶の減少が認められるもの
の、効果は不十分であり、かつ、強度低下を生じる。
【0005】後加工による粗面化の方法は、未延伸フィ
ルムについては比較的容易であるが、粗面化されたフィ
ルムを延伸すると表面が再び平滑になって艶が生じる。
延伸配向して強靱になったフィルムは、高温で高い圧力
を加えないと粗面化できないが、フィルム表面に傷を付
けて強度低下を招いたり、延伸したフィルムが収縮した
りする弊害が生じ、しかも、後加工の費用が加わるた
め、経済的ではない。
【0006】本発明者等は、特開平6−238749号
および特開平8−53617号公報において、ポリアミ
ド樹脂に繊維状物質を配合したポリアミド樹脂組成物及
びその2軸延伸フィルムについて提案しており、こうし
たフィルムはボイル後の色目変化の防止等において優れ
ているが、フィルムの表面光沢度は34〜60%程度で
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、優れ
た艶消し状の表面外観を有し且つ強靱な二軸延伸フィル
ムを与えるフィルム用ポリアミド樹脂組成物を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するためになされたものであり、その要旨は、ポリ
アミド樹脂成形材料にガラス繊維を配合してなるポリア
ミド樹脂組成物であって、該成形材料が2種類以上のポ
リアミドのブレンド物であり、成形材料全体のうち、カ
プロラクタム単位(ナイロン6単位)が10〜90重量
%、アジピン酸とヘキサメチレンジアミンとからなるポ
リアミド形成単位(ナイロン66単位)が0.5〜30
重量%、テレフタル酸とヘキサメチレンジアミンとから
なるポリアミド形成単位(ナイロン6T単位)が0.5
〜50重量%、イソフタル酸とヘキサメチレンジアミン
とからなるポリアミド形成単位(ナイロン6I単位)が
0.5〜30重量%および脂肪族ジカルボン酸とキシレ
ンジアミンとからなるポリアミド形成単位が1〜15重
量%含有されていることを特徴とする、フィルム用ポリ
アミド樹脂組成物に存する。
【0009】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明におけるポリアミド樹脂成形材料は、カプロラクタム
単位(ナイロン6単位)、アジピン酸とヘキサメチレン
ジアミンとからなるポリアミド形成単位(ナイロン66
単位)、テレフタル酸とヘキサメチレンジアミンとから
なるポリアミド形成単位(ナイロン6T単位)、イソフ
タル酸とヘキサメチレンジアミンとからなるポリアミド
形成単位(6I単位)および脂肪族ジカルボン酸とキシ
レンジアミンとからなるポリアミド形成単位をそれぞれ
特定の割合で含有する。
【0010】カプロラクタム単位(ナイロン6単位)の
割合は、ポリアミド樹脂成形材料全体の10〜90重量
%である。ナイロン6単位が90重量%を越えるとボイ
ル等の熱処理時にフィルム全体が白化する事でフィルム
の色目が変わってしまい商品価値が低下し、また、ナイ
ロン6単位が少なすぎると艶消し性が低下しやすく、ま
た延伸したときの強度の改良効果が小さくなりやすい。
ナイロン6単位の割合は、好ましくは50〜90重量%
であり、より好ましくは65〜87重量%である。
【0011】ナイロン6単位を与えるポリアミドとして
は、ε−カプロラクタムとヘキサメチレンジアミンおよ
びアジピン酸からなる共重合体のポリアミド(6/66
ナイロン)、ε−カプロラクタムとヘキサメチレンジア
ミン及びテレフタル酸からなる共重合体のポリアミド
(6/6Tナイロン)、ε−カプロラクタムからなるポ
リアミド(6ナイロン)等が挙げられ、好ましくは、6
/66ナイロン、6/6Tナイロン等が挙げられる。6
/66ナイロンとしては、好ましくは、66単位を5〜
20重量%含む6/66ナイロンである。6/6Tナイ
ロンとしては、好ましくは、6T単位を1〜15重量%
含む6/6Tナイロンである。
【0012】アジピン酸とヘキサメチレンジアミンとか
らなるポリアミド形成単位(ナイロン66単位)の割合
は、ポリアミド樹脂成形材料全体の0.5〜30重量%
である。ナイロン66単位が、0.5重量%未満である
と柔軟性が低下しやすく、30重量%を越えると加熱時
に白化しやすく、長時間恒温にさらられるとフィルムが
黄色みをおびやすい。ナイロン66単位の割合は、好ま
しくは1〜15重量%、さらに好ましくは1〜10重量
%である。
【0013】ナイロン66単位を与えるポリアミドとし
ては、ε−カプロラクタムとヘキサメチレンジアミンお
よびアジピン酸からなる共重合体のポリアミド(6/6
6ナイロン)、ヘキサメチレンジアミンおよびアジピン
酸からなるポリアミド(66ナイロン)等が挙げられ、
好ましくは、6/66ナイロン等が挙げられる。
【0014】テレフタル酸とヘキサメチレンジアミンと
からなるポリアミド形成単位(ナイロン6T単位)の割
合は、ポリアミド樹脂成形材料全体の0.5〜50重量
%である。ナイロン6T単位が0.5重量%未満である
と延伸安定性、ガスバリアー性が低下しやすく、50重
量%を越えると艶消し性が低下しやすい。ナイロン6T
単位の割合は、好ましくは1〜30重量%であり、より
好ましくは2〜20重量%である。
【0015】ナイロン6T単位を与えるポリアミドとし
ては、ε−カプロラクタムとヘキサメチレンジアミン及
びテレフタル酸からなる共重合体のポリアミド(6/6
Tナイロン)、イソフタル酸およびテレフタル酸とヘキ
サメチレンジアミンからなる共重合体のポリアミド(6
I/6Tナイロン)、テレフタル酸とヘキサメチレンジ
アミンとからなるポリアミド等が挙げられ、好ましく
は、6/6Tナイロン、6I/6Tナイロン等が挙げら
れる。6I/6Tナイロンの共重合比率は、好ましく
は、80/20〜40/60(重量比)である。
【0016】イソフタル酸とヘキサメチレンジアミンと
からなるポリアミド形成単位(ナイロン6I単位)の割
合は、ポリアミド樹脂成形材料全体の0.5〜30重量
%である。ナイロン6I単位が0.5重量%未満である
と延伸安定性やガスバリアー性が低下しやすく、30重
量%を越えるとグロス値が上昇して艶消し性が失われや
すい。ナイロン6I単位の割合は、好ましくは1〜15
重量%、より好ましくは1〜10重量%である。
【0017】ナイロン6I単位を与えるポリアミドとし
ては、ε−カプロラクタムとヘキサメチレンジアミン及
びイソフタル酸からなる共重合体のポリアミド(6/6
Iナイロン)、イソフタル酸およびテレフタル酸とヘキ
サメチレンジアミンからなる共重合体のポリアミド(6
I/6Tナイロン)、イソフタル酸とヘキサメチレンジ
アミンとからなるポリアミド等が挙げられ、好ましく
は、6I/6Tナイロン等が挙げられる。6I/6Tナ
イロンの共重合比率は、好ましくは、80/20〜40
/60(重量比)である。
【0018】脂肪族ジカルボン酸とキシレンジアミンと
からなるポリアミド形成単位の割合は、ポリアミド樹脂
成形材料全体の1〜15重量%である。脂肪族ジカルボ
ン酸とキシレンジアミンとからなるポリアミド形成単位
が1重量%未満であると艶消し性が失われやすく、15
重量%を越えると延伸安定性が低下しやすい。脂肪族ジ
カルボン酸とキシレンジアミンとからなるポリアミド形
成単位の割合は、好ましくは、2〜12重量%である。
【0019】脂肪族ジカルボン酸とキシレンジアミンと
からなるポリアミド形成単位を与えるポリアミドとして
は、例えば、メタキシレンジアミンとアジピン酸からな
るポリアミド(いわゆるMXD−6ナイロン)等が挙げ
られる。特に、MXD−6ナイロンの添加は、本発明の
ポリアミド樹脂組成物から成形されるフィルムの表面光
沢を著しく低下することができる。なお、この場合の各
単位成分の計算方法としては、使用樹脂中の単位成分の
共重合の重量比率と配分重合比率を掛け合わせた値を各
単位成分毎に合計して得られる。
【0020】本発明におけるポリアミド樹脂成形材料
は、2種類以上のポリアミドのブレンド物である。ポリ
アミドとしては、ポリアミド重合体、ポリアミド共重合
体が挙げられ、ポリアミド重合体としては、6ナイロ
ン、66ナイロン、MXD−6ナイロン等が挙げられ、
ポリアミド共重合体としては、6/66ナイロン、6/
6Tナイロン、6/6Iナイロン、6I/6Tナイロン
等が挙げられる。
【0021】ポリアミド樹脂成形材料におけるブレンド
物としては、好ましくは、ε−カプロラクタムとヘキサ
メチレンジアミンおよびアジピン酸とからなるポリアミ
ド(6/66ナイロン)、ε−カプロラクタムとヘキサ
メチレンジアミンおよびテレフタル酸とからなるポリア
ミド(6/6Tナイロン)、ヘキサメチレンジアミンと
イソフタル酸およびテレフタル酸とからなるポリアミド
(6I/6Tナイロン)、並びにキシレンジアミンとア
ジピン酸とからなるポリアミド(MXD−6ナイロン)
のブレンド物である。
【0022】上記ブレンド物における各種ポリアミド
(6/66ナイロン、6/6Tナイロン、6I/6Tナ
イロン、MXD−6ナイロン)の配合比率としては、6
/66ナイロン1〜30重量%、好ましくは5〜20重
量%、6/6Tナイロン15〜95重量%、好ましくは
20〜80重量%、6I/6Tナイロン1〜30重量
%、好ましくは1〜15重量%、MXD−6ナイロン1
〜15重量%、好ましくは3〜10重量%、さらに好ま
しくは5〜10重量%である。
【0023】ポリアミドの粘度は、中ないし高粘度品が
望ましく、JIS K6810で測定した相対粘度で、
1.5〜6.0、好ましくは2.0〜5.5、さらに好
ましくは3.0〜5.0である。
【0024】ポリアミドの水抽出量は、1%以下、更に
好ましくは0.5%以下である。水抽出量は、低分子量
物の含有量を示し、JIS K6810に準じて測定で
きる。水抽出量が多いと、ダイス口周辺に、モノマー、
ダイマーを始めとする低分子量物が付着し易く、低分子
量物がフィルムに接したり、付着したりすることによっ
て、フィッシュアイ等の外観不良が生じ易い。
【0025】本発明のポリアミド樹脂組成物において
は、ポリアミド樹脂成形材料にガラス繊維が配合され
る。ガラス繊維としては、直径(D)が3〜15μmで
あり、平均長さ(L)が15〜200μm、好ましくは
20〜150μmであり、且つ平均長さと直径の比(L
/D)が2〜20、好ましくは2〜15、より好ましく
は2〜10である。ガラス繊維が長すぎると延伸時にフ
ィルムが破断し、短すぎると艶消しが不十分となりやす
い。ガラス繊維としては、延伸されたフィルムに含有さ
れた状態で、直径(D)が3〜15μmであり、平均長
さ(L)が15〜150μm、好ましくは20〜100
μmであり、且つ平均長さと直径の比(L/D)が2〜
15、好ましくは2〜10である。
【0026】ガラス繊維の種類については特に制約はな
く、一般に熱可塑性樹脂補強用のガラス繊維を使用でき
る。配合するガラス繊維の長さについては、上記の範囲
に必ずしも制約されることなく、チョップドストランド
やロービングと称される長いガラス繊維を使用し、混合
時、もしくはフィルム製膜時に機械的に粉砕して所定の
長さにしてもよいが、500μを越えるような長い繊維
は実質的に無くしておかないと延伸時にフィルムが破断
し易いため、当初より上記の範囲内の形状を持つ、ミル
ドファイバーと称される短いガラス繊維を配合すること
が有効である。また、延伸時のフィルム破断を避けるた
めに、ガラス繊維とポリアミド樹脂との接着力を向上せ
しめることが好ましく、ガラス繊維にシラン処理剤を添
加して表面処理しておくと極めて有効である。シラン処
理剤に限定は無いが、特に有効なシラン処理剤として
は、アミノ基やエポキシ基を有するものが挙げられる。
【0027】ガラス繊維の配合量は、ポリアミド樹脂成
形材料100重量部に対し、0.5〜15重量部であ
り、好ましくは1〜12重量部であり、更に好ましくは
2〜10重量部である。配合量が多すぎると延伸時にフ
ィルムが破断し、少なすぎると艶消し感が得られにく
い。
【0028】本発明のポリアミド樹脂組成物において
は、キシレンジアミンと脂肪族ジカルボン酸からなるポ
リアミドとガラス繊維とを併用することにより、優れた
手触り感と優れた艶消し感を与えるグロス値が約30%
以下のフィルムが得られる。また、ポリアミド樹脂成形
材料の組成、ブレンド比率を調整することにより、2軸
延伸フィルムの機械的物性、特に引っ張り強度、貫孔強
度を大幅に改良することができる。
【0029】本発明のポリアミド樹脂組成物を製造する
方法については特に制限はなく、通常用いられる方法に
従って製造することができる。例えば、ポリアミドのペ
レットに、ガラス繊維を所定の割合でドライブレンドし
て使用してもよいし、ポリアミドのペレットとガラス繊
維を押出機等で溶融混合してもよい。
【0030】ポリアミド樹脂組成物には、ポリアミド、
ガラス繊維以外に周知の各種の添加剤、例えば、シリ
カ、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、ゼオライト、
ウォラストナイト等の無機フィラー類、ヒンダードフェ
ノール、リン酸エステルや亜リン酸エステルなどの酸化
防止剤、ベンゾトリアゾール系化合物などの耐候性改良
剤、顔料、染料などの着色剤、帯電防止剤、滑剤などを
含有してもよい。
【0031】このようにして調製された樹脂組成物は、
公知のフィルム製膜法によって、本発明の二軸延伸フィ
ルムに成形することができる。フィルム製膜法として
は、Tダイ法、インフレーション法などが挙げられ、同
時、もしくは逐次二軸延伸されて使用される。延伸法に
ついては当該業者に周知の任意の方法が適用できる。
尚、延伸倍率は縦方向、横方向とも2〜5倍、好ましく
は2〜4倍である。
【0032】本発明の二軸延伸フィルムは、単層フィル
ムであってもよいし、共押出やラミネートなどによるせ
積層フィルムであってもよい。二軸延伸フィルムの厚み
は、単層の延伸フィルムの場合3〜50μm好ましくは
10〜30μmであり、積層フィルムの場合は当該樹脂
組成物からなる層の厚みは2〜50μm、好ましくは5
〜30μmである。二軸延伸フィルムの厚みが厚すぎる
と延伸する際の応力がかかりすぎ延伸できなくなり、薄
すぎるとバリヤー性や艶消し性が低下する。
【0033】以下、本発明を実施例により更に詳細に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【実施例】尚、以下の実施例および比較例におけるフィ
ルムの評価および各種物性の評価は次のように行った。 (1)表面光沢度を示すグロス値については、東京電色
社製グロスメーターMODE−108Dを使用してJI
S−Z−8741に準拠して入射角60度での光沢度を
測定した。
【0034】(2)フィルム中のガラス繊維の測定は、
フィルムを600℃の電気炉で焼却してガラス繊維だけ
を得て、スライドグラスに展開し、顕微鏡下で、10μ
以上の長さのガラス繊維に限って、その長さを200本
測定し、平均長さとした。 (3)延伸性についたは、後述する延伸条件にて延伸し
た際に、以下の事項を基準にして評価した。 ○:延伸成功率 95%以上 △:延伸成功率 30以上95%未満 ×:延伸成功率 30%未満
【0035】以下の実施例、比較例において使用したポ
リアミドおよびガラス繊維は次のとおりである。 (4)6/66ナイロン、市販品の共重合ポリアミド
(ナイロン6単位80重量%、ナイロン66単位20重
量%)、相対粘度4.5。 (5)6/6Tナイロン、市販品の共重合ポリアミド
(ナイロン6単位90重量%、ナイロン6T単位10重
量%)、相対粘度3.5。 (6)6I/6Tナイロン、市販品のヘキサメチレンジ
アミンとイソフタル酸及びテレフタル酸の共重合ポリア
ミド(イソフタル酸/テレフタル酸(重量比)=2.5
/1) (7)脂肪族ジカルボン酸とキシレンジアミンとからな
るポリアミド形成単位を与えるポリアミド、MX−ナイ
ロン6121(三菱瓦斯化学(株)製)、相対粘度3.
5。
【0036】(8)ガラス繊維−1:平均長さ70μ
m、直径9μm、シラン処理有り (日本電気ガラス
(株)製、EPG70M10A) (9)ガラス繊維−2:平均長さ40μm、直径9μ
m、シラン処理有り (日本電気ガラス(株)製、EPG
40M10A) (10)ガラス繊維−3:平均長さ70μm、直径9μ
m、シラン処理無し (日本電気ガラス(株)製、EPG
70) (11)ガラス繊維−4:平均長さ3mm、直径13μ
m、シラン処理有り(旭ファイバーグラス(株)製、C
S03MA41)
【0037】〔実施例1〕ポリアミド樹脂として、6/
66ナイロンを14.7重量部、6/6Tナイロンを6
4.4重量部、6I/6Tナイロンを10.5重量部お
よびMX−ナイロン6121を7.4重量部と、ガラス
繊維−1を5.3重量部配合し、押出機直径35mmφの
ベント付き二軸押出機により、樹脂温度260℃にて溶
融混練してペレットを得た。このペレットにおける樹脂
成分の内訳は6単位は72.4重量%、66単位は2.
9重量%、6T単位は9.8重量%、6I単位は7.5
重量%、脂肪族ジカルボン酸とキシレンジアミンとから
なるポリアミド形成単位は7.4重量%であった。得ら
れたペレットを120℃で10時間真空乾燥して乾燥ペ
レットを得、押出機直径40mmφのTダイ式製膜機によ
り、樹脂温度250℃にて、厚み180μのフィルムを
製膜した。得られたフィルムを、延伸装置(ロング社製
フィルムストレッチャー)にて80℃に加熱後、3×3
倍の同時二軸延伸を行い二軸延伸フィルムを得た。得ら
れた二軸延伸フィルムは、180℃のオーブン中で1分
間熱固定した。評価結果を表−1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】〔実施例2〕実施例1において、ガラス繊
維−1の代わりにガラス繊維−2を用いる以外は実施例
1と同様にしてペレットおよび二軸延伸フィルムを得
た。評価結果を表−1に示す。 〔実施例3〕実施例1において、ガラス繊維−1の代わ
りにガラス繊維−3を用いる以外は実施例1と同様にし
てペレットおよび二軸延伸フィルムを得た。評価結果を
表−1に示す。
【0040】〔比較例1〕実施例1において、ガラス繊
維−1を用いない以外は実施例1と同様にしてペレット
および二軸延伸フィルムを得た。評価結果を表−1に示
す。 〔比較例2〕実施例1において、ガラス繊維−1を5.
3重量部用いる代わりにガラス繊維−4を6.3重量部
用いた以外は実施例1と同様にしてペレットおよび二軸
延伸フィルムを得た。評価結果を表−1に示す。
【0041】〔実施例4〜7、比較例3、4〕実施例1
〜3で使用したポリアミド成形材料の配合組成を表−2
に示すように種々変更し、実施例2で使用したガラス繊
維を表−2に示す量用いて、実施例1と同様にポリアミ
ド樹脂組成物および二軸延伸フィルムを作成し評価し
た。評価結果を表−2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明のフィルム用ポリアミド樹脂組成
物は、二軸延伸が可能であり、艶消し外観性に優れてお
り、かかる樹脂組成物からなる二軸延伸フィルムは、表
面光沢が著しく抑えられ紙に非常に近い外観と手触り感
を有し、且つ強靱であり、食品包装用に使用の際、内容
物を充填して加熱処理をしても変形をしにくく食品包装
用袋として特に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 (72)発明者 渡部 健 神奈川県茅ヶ崎市円蔵370番地 三菱エン ジニアリングプラスチックス株式会社技術 センター内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド樹脂成形材料にガラス繊維を
    配合してなるポリアミド樹脂組成物であって、該成形材
    料が2種類以上のポリアミドのブレンド物であり、成形
    材料全体のうち、カプロラクタム単位(ナイロン6単
    位)が10〜90重量%、アジピン酸とヘキサメチレン
    ジアミンとからなるポリアミド形成単位(ナイロン66
    単位)が0.5〜30重量%、テレフタル酸とヘキサメ
    チレンジアミンとからなるポリアミド形成単位(ナイロ
    ン6T単位)が0.5〜50重量%、イソフタル酸とヘ
    キサメチレンジアミンとからなるポリアミド形成単位
    (6I単位)が0.5〜30重量%および脂肪族ジカル
    ボン酸とキシレンジアミンとからなるポリアミド形成単
    位が1〜15重量%含有されていることを特徴とする、
    フィルム用ポリアミド樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリアミド樹脂成形材料が、ε−カプロ
    ラクタムとヘキサメチレンジアミンおよびアジピン酸と
    からなるポリアミド、ε−カプロラクタムとヘキサメチ
    レンジアミンおよびテレフタル酸とからなるポリアミ
    ド、ヘキサメチレンジアミンとイソフタル酸およびテレ
    フタル酸とからなるポリアミド、並びにキシレンジアミ
    ンとアジピン酸とからなるポリアミドのブレンド物であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のポリアミド樹脂組
    成物。
  3. 【請求項3】 ガラス繊維が、直径(D)が3〜15μ
    m、平均長さ(L)が15〜100μmであり、且つ平
    均長さと直径の比(L/D)が2〜15であることを特
    徴とする請求項1または2に記載のポリアミド樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】 ガラス繊維の配合量が、ポリアミド樹脂
    成形材料100重量部に対して、0.5〜15であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のポ
    リアミド樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のポ
    リアミド樹脂組成物からなる二軸延伸フィルム。
  6. 【請求項6】 表面光沢度(グロス値)が30%以下で
    あることを特徴をする請求項5に記載の二軸延伸フィル
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項4または5に記載のフィルムから
    なる食品包装用袋
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