JPH1077278A - ジヒドロピラン誘導体の製造方法 - Google Patents

ジヒドロピラン誘導体の製造方法

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JPH1077278A
JPH1077278A JP23500296A JP23500296A JPH1077278A JP H1077278 A JPH1077278 A JP H1077278A JP 23500296 A JP23500296 A JP 23500296A JP 23500296 A JP23500296 A JP 23500296A JP H1077278 A JPH1077278 A JP H1077278A
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JP
Japan
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aldehyde
conjugated diene
catalyst
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dihydropyran derivative
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JP23500296A
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Tamotsu Kohama
有 小濱
Jiyunji Etsuno
准次 越野
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジエン化合物とアルデヒド類とから、収率良
く、しかも経済的にジヒドロピラン誘導体を製造する方
法の提供。 【解決手段】 炭素数4〜10の共役ジエン化合物と、炭
素数4〜13のアルデヒドとを反応させてジヒドロピラン
誘導体を製造する方法において、触媒としてトリフルオ
ロメタンスルホン酸を配位子として持つスカンジウム錯
体を用い、ハロゲン化炭化水素系溶媒中で反応させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジヒドロピラン誘
導体の製造方法に関する。より詳細には、本発明は、ジ
エン化合物とアルデヒドとから効率的にジヒドロピラン
誘導体を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ジヒド
ロピラン誘導体は、香料の重要な工業原料である。例え
ば、α−フェニル−ジヒドロピランはピラン環の還元的
開環により、香料として特に重要である5−フェニルペ
ンタノールへ転化できる(スイス特許第655932
号)。また、6−フェニル−4−メチル−5,6−ジヒ
ドロ−2H−ピラン、6−フェニル−2,4−ジメチル
−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン及び6−ブチル−
2,4−ジメチル−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン等
のジヒドロピラン誘導体は、それ自身香料として有用で
ある(米国特許第3681263号及びArm. Khm. Zh.
(1976), 29 (3), 276-277ページ) 。
【0003】これらのジヒドロピラン誘導体は、上記文
献に記載のように、一般にはベンズアルデヒド、ペンタ
ナールなどのアルデヒド類と、イソプレノールなどの3
−ブテン−1−オール類を触媒量の酸の影響下で反応さ
せて二重結合異性体の混合物として得ることができる。
しかし、所望の3−ブテン−1−オール類は高価である
ため、これらのジヒドロピラン誘導体を、入手が容易で
かつ安価な原料から製造する方法が求められていた。
【0004】かかる製法としては、アルデヒド類と共役
ジエン化合物とのヘテロディールス−アルダー反応によ
る方法が知られている。この場合にはイソプレンや2−
メチルペンタジエン等の共役ジエン化合物は容易に入手
可能であるが、一般にこの種のヘテロディールス−アル
ダー反応はグリオキシルサンエステルやトリクロロアセ
トアルデヒドのような反応性の高いアルデヒドを使用す
る場合にしか実用的な収率で生成物を得ることができな
かった(Comprehensive Organic Synthesis, Vol.5, p.4
31, Pergamon Press 1991)。
【0005】その改良方法として、ルイス酸を触媒とし
て用いたアルデヒドとジエンの反応があり、例えば、ル
イス酸触媒として塩化アルミニウム又は四塩化スズを用
い、更に脂肪族又は芳香族ニトロ化合物を助触媒として
用いる方法(特公平6−99419号)や、スカンジウ
ムパーフルオレートを用いる方法(New Journal of Che
mistry, 1995, vol 19, 707 、及び文部省科学研究費補
助金重点領域研究「希土類錯体の新展開」第4回シンポ
ジウム予講集,p.282 )が知られている。しかしなが
ら、前者の方法は反応後の廃棄物が多量に発生し、収率
も約50%と低い。また後者の方法において、触媒として
スカンジウムトリフルオロメタンスルホネート〔Sc(OT
f)3〕を用いた場合には収率においてまだ十分に満足で
きるものではなく、またスカンジウムパーフルオロオク
タンスルホネート〔Sc(OPf)3〕を用いた場合には収率は
ある程度満足できるが、スカンジウムパーフルオロオク
タンスルホネートの分子量が大きいため、原料のアルデ
ヒドに比較して使用量を多くしなければならず、経済的
ではなく工業的には適さない。
【0006】従って、本発明の目的は、ジエン化合物と
アルデヒド類とから、収率良く、しかも経済的にジヒド
ロピラン誘導体を製造する方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意研究の結果、ジエン化合物とアルデヒド
類とから、ジヒドロピラン誘導体を製造する際に、触媒
としてスカンジウムトリフルオロメタンスルホネートを
用い、ハロゲン化炭化水素系溶媒中で反応させると、驚
くべきことに、スカンジウムパーフルオロオクタンスル
ホネートを触媒として用いた場合とは逆に、n−ヘキサ
ン等の炭化水素系溶媒に比較して非常に高収率でジヒド
ロピラン誘導体が得られることを見出し、本発明を完成
するに到った。
【0008】即ち、本発明は、炭素数4〜10の共役ジエ
ン化合物と、炭素数4〜13のアルデヒドとを反応させて
ジヒドロピラン誘導体を製造する方法において、触媒と
してトリフルオロメタンスルホン酸を配位子として持つ
スカンジウム錯体を用い、ハロゲン化炭化水素系溶媒中
で反応させることを特徴とするジヒドロピラン誘導体の
製造方法を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0010】本発明においては、触媒としてトリフルオ
ロメタンスルホン酸(CF3SO3)を配位子として持つスカン
ジウム錯体を用いる。このスカンジウム錯体は、C8F17S
O3等のパーフルオロアルキルスルホン酸を配位子として
持つスカンジウム錯体に比べ、分子量が小さいために、
その使用量を低下させることができ、経済的である。こ
の触媒の使用量は、原料アルデヒドに対して0.1 〜50モ
ル%が好ましく、1〜20モル%が更に好ましい。
【0011】また、本発明に係わるスカンジウム錯体か
らなる触媒は、反応終了後、回収して再使用することも
できる。従来用いられていた塩化アルミニウム、四塩化
スズ等の触媒は回収して再使用することができないの
で、本発明のスカンジウム錯体を用いると非常に経済的
である。
【0012】本発明において用いられるハロゲン化炭化
水素系溶媒としては、炭素数1〜2のハロゲン化物、具
体的にはジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
エチレンジクロライド等が挙げられ、特にジクロロメタ
ン及びクロロホルムが好ましい。これらのハロゲン化炭
化水素系溶媒は、通常の硫酸マグネシウム乾燥等の方法
で乾燥させたものを使用するのが好ましい。これらのハ
ロゲン化炭化水素系溶媒の使用量は、原料アルデヒドに
対して等量から50重量倍が好ましい。
【0013】本発明において用いられる炭素数4〜10の
共役ジエン化合物としては、イソプレン、2−メチル−
1,3−ペンタジエン、ブタジエン、2, 3−ジメチル
−1,3−ブタジエン、ミルセン、シクロヘキサジエン
等が挙げられ、イソプレンが特に好ましい。
【0014】本発明において用いられる炭素数4〜13の
アルデヒドとしては、ベンズアルデヒド、o−, m−,
p−トルアルデヒド、ナフトアルデヒド、ブタナール、
ペンタナール、ヘキサナール、ヘプタナール、オクタナ
ール、デカナール、ドデカナール等が挙げられ、ベンズ
アルデヒドが特に好ましい。
【0015】本発明において、共役ジエン化合物とアル
デヒドとの反応割合は、ジエン:アルデヒド=4:1〜
1:4(モル比)が好ましい。また反応温度は−10〜10
0 ℃が好ましく、50℃以下が更に好ましい。反応は常圧
でもオートクレーブ中で微加圧の状態で行っても良い。
【0016】
【実施例】以下、触媒の合成例及び本発明の実施例によ
り本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではない。
【0017】合成例1(本発明触媒) 温度計、ジムロート、回転子を付した200ml 4つ口フラ
スコに室温下、 Sc2O35g(36.3mmol) を加え水12mlで溶
解させた後、トリフルオロメタンスルホン酸25g(167mmo
l)の50%水溶液を滴下し、 100℃で3時間攪拌した。反
応物をメンブランフィルター(0.2μm) にて濾過し、濾
液を濃縮後、減圧下(0.5mmHg) 、200 ℃で48時間乾燥す
ることにより、スカンジウムトリフルオレート〔以下Sc
(OTf)3と略記する〕の白色結晶を23.7g得た(収率87
%)。
【0018】合成例2(比較例で用いた触媒) 温度計、回転子を付した300ml 4つ口フラスコに室温
下、ScCl3・6H2O 3g(20mmol) を加え、水12mlで溶解
させた後、パーフルオロオクタンスルホン酸18g(36mmo
l) の水溶液 126gを滴下し、室温で18時間攪拌した。
反応物をメンブランフィルター(0.2μm) にて濾過する
ことにより、ゼラチン状固形物を17.2g得た。得られた
固形物を減圧下(0.5mmHg) 、120 ℃で15時間乾燥するこ
とにより、スカンジウムパーフルオレート〔以下Sc(OP
f)3と略記する〕の薄桃色結晶を 8.6g得た(収率46
%)。
【0019】実施例1 窒素置換した30ml耐圧ガラス容器にベンズアルデヒド2.
37g(22.3mmol) 、乾燥ジクロロメタン10mlを仕込み、Sc
(OTf)3 0.55g(1.12mmol)及びイソプレン0.77g(11.2mmo
l) を加え、室温にて4時間攪拌した。反応液を水洗
後、乾燥濃縮し、カラムクロマトグラフィーにより精製
し、下記式(I)で表される目的のジヒドロピラン誘導
体1.46gを得た(収率75%)。この反応の反応式を以下
に示す。
【0020】
【化1】
【0021】実施例2 窒素置換した30ml耐圧ガラス容器に1−オクタナール2.
85g(22.3mmol) 、乾燥ジクロロメタン10mlを仕込み、Sc
(OTf)3 0.55g(1.12mmol)及びイソプレン0.77g(11.2mmo
l) を加え室温にて3時間攪拌した。反応液を水洗後、
乾燥濃縮し、カラムクロマトグラフィーにより精製し、
下記式(II)で表されるジヒドロピラン誘導体1.43gを
得た(収率65%)。
【0022】
【化2】
【0023】実施例3 窒素置換した30ml耐圧ガラス容器にベンズアルデヒド2.
55g(24.0mmol) 、乾燥クロロホルム10mlを仕込み、Sc(O
Tf)3 0.55g(1.12mmol)及びイソプレン0.82g(12.0mmol)
を加え、室温にて3時間攪拌した。反応液を水洗後、乾
燥濃縮し、カラムクロマトグラフィーにより精製し、上
記式(I)で表されるジヒドロピラン誘導体1.25gを得
た(収率60%)。
【0024】実施例4 窒素置換した30ml耐圧ガラス容器にベンズアルデヒド4.
74g(44.7mmol) 、乾燥ジクロロメタン10mlを仕込み、Sc
(OTf)3 1.1g(2.23mmol) 及びイソプレン1.53g(22.3mmo
l) を加え、室温にて3時間攪拌した。反応液に水10ml
を加え攪拌後、静置し、上澄み液を分取した。上澄みを
取り除いたジクロロメタン相を濃縮後カラムクロマトグ
ラフィーにより精製し、ヘキサン10mlで2回抽出を行
い、上記式(I)で表されるジヒドロピラン誘導体2.80
gを得た(収率72%)。水層を濃縮した後、 180℃にて
40時間乾燥を行い、Sc(OTf)3の薄茶色結晶を1.06g得た
(触媒回収率96%)。
【0025】比較例1 温度計、攪拌器、冷却管を付した200ml 4つ口フラスコ
に塩化アルミニウム6.4g(48mmol)と乾燥トルエン(80ml)
を仕込み、窒素雰囲気下、5℃においてベンズアルデヒ
ド3.8g(36mmol)を5分間かけて滴下した後、ベンズアル
デヒド8.9g(83.8mmol)とイソプレン17.5g(258mmol)の乾
燥トルエン(30ml)溶液を30分かけて滴下した。15℃で20
分攪拌した後、反応液を氷水 150ml中に移し反応を停止
した。下層水をさらにトルエン50mlで抽出し、合わせた
有機相を炭酸水素ナトリウム水溶液及び塩水各 200mlで
洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥及び濾過濃縮することに
より、粗生成物29.2gを得た。粗生成物にヘプタデカン
0.181gを加え、ガスクロマトグラフィーにて分析した
結果、上記式(I)で表されるジヒドロピラン誘導体が
6.72g含まれていた(収率32%)。
【0026】比較例2 窒素置換した30ml耐圧ガラス容器にヘプタデカン66.6mg
(内標用)、ベンズアルデヒド0.212g(2.0mmol) 、乾燥
ヘキサン10mlを仕込み、Sc(OTf)3 0.31g(0.2mmol) 及び
イソプレン0.272g(4.0mmol) を加え、室温にて3時間攪
拌した。反応液0.5ml をサンプリングし中和後、ガスク
ロマトグラフィーにて分析した結果、上記式(I)で表
されるジヒドロピラン誘導体が0.13g含まれていた(収
率36%)。
【0027】比較例3 触媒として、Sc(OTf)3の代わりにSc(OPf)3 1.72g(1.12m
mol)を用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、上記
式(I)で表されるジヒドロピラン誘導体を0.76g得た
(収率39%)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数4〜10の共役ジエン化合物と、炭
    素数4〜13のアルデヒドとを反応させてジヒドロピラン
    誘導体を製造する方法において、触媒としてトリフルオ
    ロメタンスルホン酸を配位子として持つスカンジウム錯
    体を用い、ハロゲン化炭化水素系溶媒中で反応させるこ
    とを特徴とするジヒドロピラン誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 ハロゲン化炭化水素系溶媒がジクロロメ
    タン又はクロロホルムである請求項1又は2記載のジヒ
    ドロピラン誘導体の製造方法。
  3. 【請求項3】 炭素数4〜10の共役ジエン化合物がイソ
    プレンである請求項1又は2記載のジヒドロピラン誘導
    体の製造方法。
  4. 【請求項4】 炭素数4〜13のアルデヒドがベンズアル
    デヒドである請求項1〜3のいずれか一項に記載のジヒ
    ドロピラン誘導体の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009215236A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Tosoh Finechem Corp ジヒドロピラン化合物の製造方法
JP2011056396A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Tosoh Finechem Corp (ヘテロ)ディールス−アルダー反応用触媒、それを用いたおよびジヒドロピラン化合物およびディールス−アルダー反応付加物の製造方法
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WO2023127533A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 日本ゼオン株式会社 2-メチル-5,6-ジヒドロ-2h-ピランの製造方法

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