JPH1077222A - バクテリア、菌及びウイルスに対して活性で部分グリセリド及びジアルキル−置換酢酸に基づく活性化合物組み合わせ - Google Patents
バクテリア、菌及びウイルスに対して活性で部分グリセリド及びジアルキル−置換酢酸に基づく活性化合物組み合わせInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者の健康を損なわずにバクテリア、菌及
びウィルスに対して活性である物質を提供すること。 【解決手段】 (I)モノグリセロールモノカルボン酸
モノエステル、ジグリセロールモノカルボン酸モノエス
テル、トリグリセロールモノカルボン酸モノエステル、
モノグリセロールジカルボン酸モノエステル、ジグリセ
ロールジカルボン酸モノエステル及びトリグリセロール
ジカルボン酸モノエステルから成る群より選ばれる1種
又はそれ以上の物質、ならびに(II)1種又はそれ以
上の式 【化1】 [式中、R1は炭素数が1〜12の分枝鎖状もしくは非
分枝鎖状アルキル基であり、R2は炭素数が1〜24の
分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル基である]のジア
ルキル−置換酢酸を含む活性化合物の組み合わせ。
びウィルスに対して活性である物質を提供すること。 【解決手段】 (I)モノグリセロールモノカルボン酸
モノエステル、ジグリセロールモノカルボン酸モノエス
テル、トリグリセロールモノカルボン酸モノエステル、
モノグリセロールジカルボン酸モノエステル、ジグリセ
ロールジカルボン酸モノエステル及びトリグリセロール
ジカルボン酸モノエステルから成る群より選ばれる1種
又はそれ以上の物質、ならびに(II)1種又はそれ以
上の式 【化1】 [式中、R1は炭素数が1〜12の分枝鎖状もしくは非
分枝鎖状アルキル基であり、R2は炭素数が1〜24の
分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル基である]のジア
ルキル−置換酢酸を含む活性化合物の組み合わせ。
Description
【0001】本発明はそれ自体既知の物質の、バクテリ
ア、菌及びウィルスに対して活性な物質としての利用に
関する。特定の実施態様において、本発明はそのような
物質を含む化粧品学的及び皮膚科学的調剤に関する。
ア、菌及びウィルスに対して活性な物質としての利用に
関する。特定の実施態様において、本発明はそのような
物質を含む化粧品学的及び皮膚科学的調剤に関する。
【0002】健康な温血生物、特に健康な人間の皮膚に
は多数の非−病原性微生物が住み着いている。このいわ
ゆる皮膚のミクロフロラは無害なだけでなく、それは日
和見的又は病原性微生物に対する防御のための重要な保
護となる。
は多数の非−病原性微生物が住み着いている。このいわ
ゆる皮膚のミクロフロラは無害なだけでなく、それは日
和見的又は病原性微生物に対する防御のための重要な保
護となる。
【0003】バクテリアは原核単細胞生物に属する。そ
れらはおおまかにその形(球、円筒、曲円筒)に従っ
て、及びその細胞壁の構造(グラム−陽性、グラム−陰
性)に従って区別することができる。もっと厳密な分類
は、生物の生理学をさらに考慮する。かくして好気性、
嫌気性及び条件的嫌気性バクテリアが存在する。いくつ
かの個体は病原性微生物としてのその性質において医学
的に重要であり、他は代わって完全に無害である。
れらはおおまかにその形(球、円筒、曲円筒)に従っ
て、及びその細胞壁の構造(グラム−陽性、グラム−陰
性)に従って区別することができる。もっと厳密な分類
は、生物の生理学をさらに考慮する。かくして好気性、
嫌気性及び条件的嫌気性バクテリアが存在する。いくつ
かの個体は病原性微生物としてのその性質において医学
的に重要であり、他は代わって完全に無害である。
【0004】バクテリアに対して活性な物質はかなり長
い前から既知であった。例えば抗微生物作用を有するす
べての物質に適用できるわけではない「抗生物質」とい
う用語は1941年にさかのぼることができるが、ペニ
シリンの最初の発見は1929年にすでに観察された。
温血生物、すなわち例えば病気の患者は、いずれの方法
においても使用の間に、その代謝機能においても損なわ
れることが多いので、現在の意味における抗生物質はす
べての医学的用途に適しているわけではなく、おそらく
化粧品学的用途には適していない。
い前から既知であった。例えば抗微生物作用を有するす
べての物質に適用できるわけではない「抗生物質」とい
う用語は1941年にさかのぼることができるが、ペニ
シリンの最初の発見は1929年にすでに観察された。
温血生物、すなわち例えば病気の患者は、いずれの方法
においても使用の間に、その代謝機能においても損なわ
れることが多いので、現在の意味における抗生物質はす
べての医学的用途に適しているわけではなく、おそらく
化粧品学的用途には適していない。
【0005】かくして、本発明の1つの目的は、この方
向において先行技術を高める、すなわち物質の使用に伴
う使用者の健康への許容され得ない損傷なしでグラム−
陽性及び/又はグラム−陰性バクテリアに対して活性で
ある物質を提供することであった。
向において先行技術を高める、すなわち物質の使用に伴
う使用者の健康への許容され得ない損傷なしでグラム−
陽性及び/又はグラム−陰性バクテリアに対して活性で
ある物質を提供することであった。
【0006】グラム−陰性微生物は、例えばエシェリキ
ア・コリ(Escherichiacoli)、シュー
ドモナス種(Pseudomonas specie
s)及びエンテロバクテリアセアエ(Enteroba
cteriaceae)、例えばシトロバクテル(Ci
trobacter)である。
ア・コリ(Escherichiacoli)、シュー
ドモナス種(Pseudomonas specie
s)及びエンテロバクテリアセアエ(Enteroba
cteriaceae)、例えばシトロバクテル(Ci
trobacter)である。
【0007】グラム−陽性微生物も化粧品学及び皮膚科
学においてある役割を果す。不潔な皮膚の場合、例えば
バクテリア二次感染が他の影響に加えて病因学的に重要
である。不潔な皮膚に関連する最も重要な微生物の1つ
はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propion
ibacterium acnes)である。
学においてある役割を果す。不潔な皮膚の場合、例えば
バクテリア二次感染が他の影響に加えて病因学的に重要
である。不潔な皮膚に関連する最も重要な微生物の1つ
はプロピオニバクテリウム・アクネス(Propion
ibacterium acnes)である。
【0008】不潔な皮膚及び/又はにきびは、穏やかな
場合でさえ、冒された者の幸福を損なう。実際上すべて
の青年はある程度不潔な皮膚に冒されているので、多く
の人間のためにこの事態を改善する必要がある。
場合でさえ、冒された者の幸福を損なう。実際上すべて
の青年はある程度不潔な皮膚に冒されているので、多く
の人間のためにこの事態を改善する必要がある。
【0009】かくして、本発明の特定な目的は、不潔な
皮膚又はプロピオニバクテリウム・アクネスに対して活
性な物質又は物質組み合わせを発見することである。
皮膚又はプロピオニバクテリウム・アクネスに対して活
性な物質又は物質組み合わせを発見することである。
【0010】他の実施態様において、本発明は化粧品学
的脱臭剤に関する。そのような調剤は、それ自身は無臭
の新しい汗が微生物によって分解された時に形成される
体臭を除去するように働く。通常の化粧品学的脱臭剤は
種々の作用原理に基づいている。
的脱臭剤に関する。そのような調剤は、それ自身は無臭
の新しい汗が微生物によって分解された時に形成される
体臭を除去するように働く。通常の化粧品学的脱臭剤は
種々の作用原理に基づいている。
【0011】例えばエアゾールスプレー、ロール−オン
などの液体脱臭剤及び、例えば脱臭剤スティック、粉
末、粉末スプレー、インティメート(intimat
e)クレンジング組成物などの固体調剤の両方が既知で
あり、通例である。
などの液体脱臭剤及び、例えば脱臭剤スティック、粉
末、粉末スプレー、インティメート(intimat
e)クレンジング組成物などの固体調剤の両方が既知で
あり、通例である。
【0012】いわゆる制汗薬の場合、収斂薬−主にアル
ミニウム塩、例えばヒドロキシ塩化アルミニウム(アル
ミニウムクロロハイドレート)により汗の生成を抑制す
ることができる。しかしこのために用いられる物質は、
皮膚の性質の変性と別に、その投薬量に依存して腋窩領
域の熱収支に劇的な影響を有し、最高に見ても例外的な
場合に用いられねばならない。
ミニウム塩、例えばヒドロキシ塩化アルミニウム(アル
ミニウムクロロハイドレート)により汗の生成を抑制す
ることができる。しかしこのために用いられる物質は、
皮膚の性質の変性と別に、その投薬量に依存して腋窩領
域の熱収支に劇的な影響を有し、最高に見ても例外的な
場合に用いられねばならない。
【0013】皮膚上のバクテリアフロラは、化粧品学的
脱臭剤中の抗微生物性物質を用いることにより減少させ
ることができる。理想的な場合、臭いを引き起こす微生
物のみを有効に減少させねばならない。しかし実際に
は、皮膚のミクロフロラ全体が損なわれ得ることが見い
だされた。汗の流れ自身はこれにより影響を受けず、理
想的な場合には汗の微生物分解のみが一時的に止められ
る。
脱臭剤中の抗微生物性物質を用いることにより減少させ
ることができる。理想的な場合、臭いを引き起こす微生
物のみを有効に減少させねばならない。しかし実際に
は、皮膚のミクロフロラ全体が損なわれ得ることが見い
だされた。汗の流れ自身はこれにより影響を受けず、理
想的な場合には汗の微生物分解のみが一時的に止められ
る。
【0014】全く同じ組成物における収斂薬と抗微生物
作用を有する物質との組み合わせも通例である。しかし
2種類の活性化合物の欠点は、この経路により完全に除
去され得るわけではない。
作用を有する物質との組み合わせも通例である。しかし
2種類の活性化合物の欠点は、この経路により完全に除
去され得るわけではない。
【0015】最後に、体臭を芳香により隠すこともでき
るが、体臭と香料の芳香の混合臭は、むしろ不快な臭い
がするので、消費者の審美的要求に最も合致しない方法
である。
るが、体臭と香料の芳香の混合臭は、むしろ不快な臭い
がするので、消費者の審美的要求に最も合致しない方法
である。
【0016】それにもかかわらずほとんどの化粧品学的
脱臭剤、及び又ほとんどの化粧品全体は、脱臭的活性化
合物を含んでいても、香料付けされている。香料付けは
又、消費者の化粧品受容性を増加させるように、及び製
品にある種のフレア(flair)を与えるように働き
得る。
脱臭剤、及び又ほとんどの化粧品全体は、脱臭的活性化
合物を含んでいても、香料付けされている。香料付けは
又、消費者の化粧品受容性を増加させるように、及び製
品にある種のフレア(flair)を与えるように働き
得る。
【0017】しかし活性化合物、特に化粧品学的脱臭剤
を含む化粧品学的組成物の香料付けは、時々活性化合物
と香料の成分が互いに反応し、互いを不活性にし得るの
で、問題となることがしばしばある。
を含む化粧品学的組成物の香料付けは、時々活性化合物
と香料の成分が互いに反応し、互いを不活性にし得るの
で、問題となることがしばしばある。
【0018】脱臭剤は以下の条件を満たさねばならな
い: 1)それらは確実な脱臭の効果を有していなければなら
ない。
い: 1)それらは確実な脱臭の効果を有していなければなら
ない。
【0019】2)皮膚の自然の生物学的過程が脱臭剤に
より損なわれてはならない。
より損なわれてはならない。
【0020】3)脱臭剤は過剰投薬又は規定された通り
でない他の使用の場合に無害でなければならない。
でない他の使用の場合に無害でなければならない。
【0021】4)それらは繰り返しの使用の後に皮膚上
で濃縮されてはならない。
で濃縮されてはならない。
【0022】5)それらは通常の化粧品学的調剤中への
挿入が容易でなければならない。
挿入が容易でなければならない。
【0023】かくして、本発明の他の目的は、先行技術
の欠点を有していない化粧品学的脱臭剤の開発であっ
た。特に脱臭剤は皮膚のミクロフロラを大部分保護しな
ければならないが、体臭に責任のある微生物の数を選択
的に減少させねばならない。
の欠点を有していない化粧品学的脱臭剤の開発であっ
た。特に脱臭剤は皮膚のミクロフロラを大部分保護しな
ければならないが、体臭に責任のある微生物の数を選択
的に減少させねばならない。
【0024】さらに本発明の目的は、優れた皮膚耐性に
おいて傑出している化粧品学的脱臭剤の開発であった。
いずれの状況下でも、脱臭剤の活性成分は皮膚上で濃縮
されてはならない。
おいて傑出している化粧品学的脱臭剤の開発であった。
いずれの状況下でも、脱臭剤の活性成分は皮膚上で濃縮
されてはならない。
【0025】他の目的は、可能最大数の通常の化粧品学
的助剤及び添加剤と、特にまさに脱臭又は制汗作用を有
する調剤において重要な香料の成分と調和する化粧品学
的脱臭剤の開発であった。
的助剤及び添加剤と、特にまさに脱臭又は制汗作用を有
する調剤において重要な香料の成分と調和する化粧品学
的脱臭剤の開発であった。
【0026】本発明のさらに別の目的は、比較的長時間
にわたって、特定的には少なくとも半日、その作用が顕
著に低下することなく活性である化粧品学的脱臭剤の提
供であった。
にわたって、特定的には少なくとも半日、その作用が顕
著に低下することなく活性である化粧品学的脱臭剤の提
供であった。
【0027】最後に本発明の目的は、1種又は数種の特
別な提供形態に制限されずに最も多様な提供形態の化粧
品学的脱臭剤中に、可能な限り普遍的に挿入することが
できる脱臭性化粧品成分の開発であった。
別な提供形態に制限されずに最も多様な提供形態の化粧
品学的脱臭剤中に、可能な限り普遍的に挿入することが
できる脱臭性化粧品成分の開発であった。
【0028】菌(mycota)[μυκηζ=菌に対
するギリシャ語]又は菌(mycobionts)とも
呼ばれる菌(fungi)はバクテリアと対照的に真核
生物に属する。真核生物はその細胞(真核細胞)がいわ
ゆる原核生物の細胞(原核細胞)と対照的に、核殻及び
核膜により細胞質の残りから境界を画されている細胞核
を有する生物である。細胞核は染色体に保存されている
遺伝情報を含有する。
するギリシャ語]又は菌(mycobionts)とも
呼ばれる菌(fungi)はバクテリアと対照的に真核
生物に属する。真核生物はその細胞(真核細胞)がいわ
ゆる原核生物の細胞(原核細胞)と対照的に、核殻及び
核膜により細胞質の残りから境界を画されている細胞核
を有する生物である。細胞核は染色体に保存されている
遺伝情報を含有する。
【0029】菌の代表的例には、例えば酵母(プロトア
スコミセテス(Protoascomycete
s))、カビ(プレクトミセテス(Plectomyc
etes))、ベトカビ(ピレノミセテス(Pyren
omycetes))、ベトカビ(downy mil
dew)(フィコミセテス(Phycomycete
s))及びきのこ(バシディオミセテス((Basid
iomycetes))が含まれる。
スコミセテス(Protoascomycete
s))、カビ(プレクトミセテス(Plectomyc
etes))、ベトカビ(ピレノミセテス(Pyren
omycetes))、ベトカビ(downy mil
dew)(フィコミセテス(Phycomycete
s))及びきのこ(バシディオミセテス((Basid
iomycetes))が含まれる。
【0030】バシディオミセテスを含む菌は植物ではな
いが、植物と同様に細胞壁、細胞液で満たされた液胞及
び顕微鏡下で容易に見える血漿流を有する。それらは光
合成色素を含有せず、C−有機栄養的である。それらは
好気性条件下で成長し、有機物質の酸化によりエネルギ
ーを得る。しかしいくつかの代表的な例、例えば酵母は
条件的好気性生物であり、発酵過程によりエネルギーを
生成することができる。
いが、植物と同様に細胞壁、細胞液で満たされた液胞及
び顕微鏡下で容易に見える血漿流を有する。それらは光
合成色素を含有せず、C−有機栄養的である。それらは
好気性条件下で成長し、有機物質の酸化によりエネルギ
ーを得る。しかしいくつかの代表的な例、例えば酵母は
条件的好気性生物であり、発酵過程によりエネルギーを
生成することができる。
【0031】真菌性皮膚疾患は、ある種の菌、特にデル
マトフィテス(Dermatophytes)が皮膚及
び毛包に侵入する疾患である。真菌性皮膚疾患の症状
は、例えば小水疱、落屑、亀裂及び糜爛であり、通常痒
み又はアレルギー性皮膚炎と組み合わさっている。
マトフィテス(Dermatophytes)が皮膚及
び毛包に侵入する疾患である。真菌性皮膚疾患の症状
は、例えば小水疱、落屑、亀裂及び糜爛であり、通常痒
み又はアレルギー性皮膚炎と組み合わさっている。
【0032】真菌性皮膚疾患は、本質的に以下の4群に
分けることができる:皮膚真菌症(例えば表皮真菌症、
黄癬、小胞子菌症及び白癬)、酵母真菌症(例えばひこ
う疹及びピチロスポルム(Pityrosporum)
によって起こる他の真菌症、カンジダ感染、ブラストミ
セス症、ブッセ−ブシュケ病、トルロシス、白色砂毛
症、トルロプシドーシス及び砂毛症)、カビ真菌症(例
えばアスペルギルス症、セファロスポリウム症、フィコ
ミコーシス及びスコプラリオプシス症)、ならびに全身
性真菌症(例えばクロモミコーシス、コクシジオミコー
シス及びヒストプラスマ症)。
分けることができる:皮膚真菌症(例えば表皮真菌症、
黄癬、小胞子菌症及び白癬)、酵母真菌症(例えばひこ
う疹及びピチロスポルム(Pityrosporum)
によって起こる他の真菌症、カンジダ感染、ブラストミ
セス症、ブッセ−ブシュケ病、トルロシス、白色砂毛
症、トルロプシドーシス及び砂毛症)、カビ真菌症(例
えばアスペルギルス症、セファロスポリウム症、フィコ
ミコーシス及びスコプラリオプシス症)、ならびに全身
性真菌症(例えばクロモミコーシス、コクシジオミコー
シス及びヒストプラスマ症)。
【0033】病原性及び条件的病原性微生物には、例え
ば酵母の群からカンジダ種(例えばカンジダ・アルビカ
ンス(Candida albicans)及びピチロ
スポルム(Pityrosporum)族の種が含まれ
る。ピチロスポルム種、特にプチロスポルム・オバレ
(Pityrosporum ovale)は癜風、中
でも頭部脂漏症(=ふけ)として現れる油性脂漏症及び
乾性脂漏症の形態の脂漏症、脂漏性湿疹、ならびにピチ
ロスポルム毛嚢炎などの皮膚疾患に責任があると考えら
れている。乾癬の発現におけるピチロスポルム・オバレ
の関与は、その分野における議論の主題である。
ば酵母の群からカンジダ種(例えばカンジダ・アルビカ
ンス(Candida albicans)及びピチロ
スポルム(Pityrosporum)族の種が含まれ
る。ピチロスポルム種、特にプチロスポルム・オバレ
(Pityrosporum ovale)は癜風、中
でも頭部脂漏症(=ふけ)として現れる油性脂漏症及び
乾性脂漏症の形態の脂漏症、脂漏性湿疹、ならびにピチ
ロスポルム毛嚢炎などの皮膚疾患に責任があると考えら
れている。乾癬の発現におけるピチロスポルム・オバレ
の関与は、その分野における議論の主題である。
【0034】人間の皮膚のすべての領域は真菌性皮膚疾
患に冒され得る。皮膚真菌症はほとんど皮膚、毛髪及び
爪のみを冒す。酵母真菌症も粘膜及び内部臓器を冒し得
るが、全身性真菌症は必ず臓器系全体に広がる。
患に冒され得る。皮膚真菌症はほとんど皮膚、毛髪及び
爪のみを冒す。酵母真菌症も粘膜及び内部臓器を冒し得
るが、全身性真菌症は必ず臓器系全体に広がる。
【0035】衣服、宝石又は靴のために水分と熱が蓄積
され得る体の領域は特に頻繁に冒される。かくして水む
しは最も知られた、及び最も広がった真菌性皮膚疾患の
1つである。さらに手足の爪の領域の菌による疾患は特
に不快である。
され得る体の領域は特に頻繁に冒される。かくして水む
しは最も知られた、及び最も広がった真菌性皮膚疾患の
1つである。さらに手足の爪の領域の菌による疾患は特
に不快である。
【0036】菌及びバクテリアによる皮膚の菌交代症も
めずらしくない。
めずらしくない。
【0037】高い微生物数の1種又はそれ以上の、多く
の場合に生理学的である病原菌、例えばスタフィロコッ
クス、しかし多くの場合に非−生理学的でもある病原
菌、例えばカンジダ・アルビカンスによる新しい感染
が、現存する一次感染、すなわち正常な皮膚の微生物集
団と共に起こり、悪影響が同時に起こると、冒された皮
膚の「真菌交代症」が起こり得る。皮膚(又は体の他の
臓器)の正常なミクロフロラはここで二次的病原菌によ
りほとんど完全に制圧される。
の場合に生理学的である病原菌、例えばスタフィロコッ
クス、しかし多くの場合に非−生理学的でもある病原
菌、例えばカンジダ・アルビカンスによる新しい感染
が、現存する一次感染、すなわち正常な皮膚の微生物集
団と共に起こり、悪影響が同時に起こると、冒された皮
膚の「真菌交代症」が起こり得る。皮膚(又は体の他の
臓器)の正常なミクロフロラはここで二次的病原菌によ
りほとんど完全に制圧される。
【0038】幸運に進行する場合、そのような菌交代症
は、問題の微生物に依存して不快な皮膚の症状(痒み、
魅力的でない外見)として現れ得る。しかし不運に進行
する場合、それらは大きな領域に及ぶ破壊を生じ得、最
悪の場合にはついに患者の死亡に至り得る。
は、問題の微生物に依存して不快な皮膚の症状(痒み、
魅力的でない外見)として現れ得る。しかし不運に進行
する場合、それらは大きな領域に及ぶ破壊を生じ得、最
悪の場合にはついに患者の死亡に至り得る。
【0039】上記の型の真菌交代症は、多くの場合に例
えば成熟した(full−blown)エイズと共に起
こる二次疾患である。少なくとも低微生物密度において
それ自体無害であるが、ある状況下で決定的に病原的で
もある微生物は、このやりかたで健康な皮膚のフロラを
制圧する。それにもかかわらずエイズの場合、体の他の
臓器も真菌交代症に冒される。
えば成熟した(full−blown)エイズと共に起
こる二次疾患である。少なくとも低微生物密度において
それ自体無害であるが、ある状況下で決定的に病原的で
もある微生物は、このやりかたで健康な皮膚のフロラを
制圧する。それにもかかわらずエイズの場合、体の他の
臓器も真菌交代症に冒される。
【0040】そのような真菌交代症は多数の皮膚科学的
疾患、例えばアトピー性湿疹、神経皮膚炎、ニキビ、脂
漏性皮膚炎又は乾癬の場合にも観察される。多くの医学
的及び治療的手段、例えば腫瘍疾患の放射線−又は化学
療法、医薬品によって誘起され、副作用として起こる免
疫抑制、あるいは全身的抗生物質治療、ならびに外因性
化学的又は物理的影響(例えば環境汚染、スモッグ)
も、外部及び内部臓器の、特に皮膚及び粘膜の真菌交代
症が起こるのを促進する。
疾患、例えばアトピー性湿疹、神経皮膚炎、ニキビ、脂
漏性皮膚炎又は乾癬の場合にも観察される。多くの医学
的及び治療的手段、例えば腫瘍疾患の放射線−又は化学
療法、医薬品によって誘起され、副作用として起こる免
疫抑制、あるいは全身的抗生物質治療、ならびに外因性
化学的又は物理的影響(例えば環境汚染、スモッグ)
も、外部及び内部臓器の、特に皮膚及び粘膜の真菌交代
症が起こるのを促進する。
【0041】それぞれの場合に抗生物質を用いて真菌交
代症を防除するのは簡単に可能であるが、そのような物
質は通常不快な副作用の欠点を有する。例えば患者は多
くの場合にペニシリンに対してアレルギー性であり、こ
の理由でそのような場合には対応する治療は問題外であ
る。
代症を防除するのは簡単に可能であるが、そのような物
質は通常不快な副作用の欠点を有する。例えば患者は多
くの場合にペニシリンに対してアレルギー性であり、こ
の理由でそのような場合には対応する治療は問題外であ
る。
【0042】局所的に投与される抗生物質はさらに、そ
れが皮膚フロラから二次病原菌を除去するのみでなく、
それ自体生理学的である皮膚フロラも重大に損ない、自
然の治癒過程がこの方法で再び遅くなるという欠点を有
する。
れが皮膚フロラから二次病原菌を除去するのみでなく、
それ自体生理学的である皮膚フロラも重大に損ない、自
然の治癒過程がこの方法で再び遅くなるという欠点を有
する。
【0043】本発明の目的は、先行技術の欠点を除去す
ること、ならびにそれを使用することにより真菌交代症
を治癒させることができ、生理学的皮膚フロラが重大な
損失を受けない物質及びそのような物質を含む調剤を提
供することである。
ること、ならびにそれを使用することにより真菌交代症
を治癒させることができ、生理学的皮膚フロラが重大な
損失を受けない物質及びそのような物質を含む調剤を提
供することである。
【0044】原核及び真核細胞生物と対照的に、ウィル
ス(ウィルス=毒に対するラテン語)は生合成のために
宿主細胞を必要とする生物学的構造である。細胞外ウィ
ルス(「ビリオン」とも呼ばれる)は1本−もしくは2
本鎖核酸配列(DNA又はRNA)及びタンパク質殻
(キャプシドと呼ばれる)から成り、さらに脂質−含有
囲い(エンベロープ)により囲まれていることができ
る。核酸及びキャプシドの系全体はヌクレオキャプシド
とも呼ばれる。ウィルスは便宜的に臨床的基準に従って
分類されるが、現在それらは通常その構造、形態に従っ
て、及び特に核酸配列に従って分類される。
ス(ウィルス=毒に対するラテン語)は生合成のために
宿主細胞を必要とする生物学的構造である。細胞外ウィ
ルス(「ビリオン」とも呼ばれる)は1本−もしくは2
本鎖核酸配列(DNA又はRNA)及びタンパク質殻
(キャプシドと呼ばれる)から成り、さらに脂質−含有
囲い(エンベロープ)により囲まれていることができ
る。核酸及びキャプシドの系全体はヌクレオキャプシド
とも呼ばれる。ウィルスは便宜的に臨床的基準に従って
分類されるが、現在それらは通常その構造、形態に従っ
て、及び特に核酸配列に従って分類される。
【0045】医学的に重要なウィルスの属は、例えばイ
ンフルエンザウィルス(オルソミクソビリダエ族)、リ
ッサウィルス(例えば狂犬病ウィルス、ラブドウィルス
族)、エンテロウィルス(例えばA型肝炎ウィルス、ピ
コルナウィルス族)、ならびにヘパドナウィルス(例え
ばB型肝炎ウィルス、ヘパドナウィルス族)である。
ンフルエンザウィルス(オルソミクソビリダエ族)、リ
ッサウィルス(例えば狂犬病ウィルス、ラブドウィルス
族)、エンテロウィルス(例えばA型肝炎ウィルス、ピ
コルナウィルス族)、ならびにヘパドナウィルス(例え
ばB型肝炎ウィルス、ヘパドナウィルス族)である。
【0046】ウィルスはそれ自身の代謝を有していない
ので、殺ウィルス剤、すなわちウィルスを殺す物質は真
の意味では存在しない。この理由で、ウィルスが生物と
して分類されるべきか否かに関しても論争がある。冒さ
れていない細胞への損傷なしでの薬理学的介在はいずれ
にしても困難である。ウィルスに対する戦いにおいて考
え得る作用機構は主に、例えば複製のために重要な宿種
細胞に存在する酵素の遮断による、それらの複製の妨害
である。さらに宿主細胞中へのウィルス核酸の放出を防
ぐことができる。本明細書で提出されている開示に関
し、「抗ウィルス性」又は「ウィルスに対する活性」、
「殺ウィルス性」などの、あるいは類似の用語は、予防
的又は治療的のいずれにおいてでも、それぞれの場合に
おける物質の実際の作用機構にかかわらず、ウィルス感
染の有害な結果から単細胞又は多細胞生物を保護する物
質の性質の意味として理解される。
ので、殺ウィルス剤、すなわちウィルスを殺す物質は真
の意味では存在しない。この理由で、ウィルスが生物と
して分類されるべきか否かに関しても論争がある。冒さ
れていない細胞への損傷なしでの薬理学的介在はいずれ
にしても困難である。ウィルスに対する戦いにおいて考
え得る作用機構は主に、例えば複製のために重要な宿種
細胞に存在する酵素の遮断による、それらの複製の妨害
である。さらに宿主細胞中へのウィルス核酸の放出を防
ぐことができる。本明細書で提出されている開示に関
し、「抗ウィルス性」又は「ウィルスに対する活性」、
「殺ウィルス性」などの、あるいは類似の用語は、予防
的又は治療的のいずれにおいてでも、それぞれの場合に
おける物質の実際の作用機構にかかわらず、ウィルス感
染の有害な結果から単細胞又は多細胞生物を保護する物
質の性質の意味として理解される。
【0047】しかし先行技術には、ウィルスに対して活
性であり、さらに宿主生物に損傷を全く、又は感知し得
る程に与えない物質がない。
性であり、さらに宿主生物に損傷を全く、又は感知し得
る程に与えない物質がない。
【0048】かくして、本発明の目的はこの貧しい事態
を改善すること、すなわち予防的又は治療的のいずれに
おいてでも、ウィルス感染の有害な結果から単細胞又は
多細胞生物を有効に保護する物質を発見することであっ
た。
を改善すること、すなわち予防的又は治療的のいずれに
おいてでも、ウィルス感染の有害な結果から単細胞又は
多細胞生物を有効に保護する物質を発見することであっ
た。
【0049】驚くべきことに、(I)モノグリセロール
モノカルボン酸モノエステル、ジグリセロールモノカル
ボン酸モノエステル、トリグリセロールモノカルボン酸
モノエステル、モノグリセロールジカルボン酸モノエス
テル、ジグリセロールジカルボン酸モノエステル及びト
リグリセロールジカルボン酸モノエステルから成る群よ
り選ばれる1種又はそれ以上の物質、ならびに(II)
1種又はそれ以上の式
モノカルボン酸モノエステル、ジグリセロールモノカル
ボン酸モノエステル、トリグリセロールモノカルボン酸
モノエステル、モノグリセロールジカルボン酸モノエス
テル、ジグリセロールジカルボン酸モノエステル及びト
リグリセロールジカルボン酸モノエステルから成る群よ
り選ばれる1種又はそれ以上の物質、ならびに(II)
1種又はそれ以上の式
【0050】
【化2】
【0051】[式中、R1は炭素数が1〜12の分枝鎖
状もしくは非分枝鎖状アルキル基であり、R2は炭素数
が1〜24の分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル基で
ある]のジアルキル−置換酢酸を含む活性化合物の組み
合わせ、特に足の臭いに対して活性であり、そのような
活性化合物の組み合わせを含む化粧品学的脱臭剤又は調
剤、ならびに又微生物に対する他の化粧品学的又は皮膚
科学的調剤が先行技術の欠点を改善することが見いださ
れ、目的のすべての達成がそこに存在する。
状もしくは非分枝鎖状アルキル基であり、R2は炭素数
が1〜24の分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル基で
ある]のジアルキル−置換酢酸を含む活性化合物の組み
合わせ、特に足の臭いに対して活性であり、そのような
活性化合物の組み合わせを含む化粧品学的脱臭剤又は調
剤、ならびに又微生物に対する他の化粧品学的又は皮膚
科学的調剤が先行技術の欠点を改善することが見いださ
れ、目的のすべての達成がそこに存在する。
【0052】ジアルキル−置換酢酸のアルキル基は、R
1=メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル又は
ヘキシルであるように選ばれるのが有利である。
1=メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル又は
ヘキシルであるように選ばれるのが有利である。
【0053】さらにアルキル基はR2=オクチル、ノニ
ル、デシル、ウンデシル又はドデシルであるように選ば
れるのが有利である。
ル、デシル、ウンデシル又はドデシルであるように選ば
れるのが有利である。
【0054】本発明の酢酸誘導体は2−ブチルオクタン
酸、2−ブチルデカン酸、2−ヘキシルオクタン酸及び
2−ヘキシルデカン酸から成る群より選ばれるのが特に
有利である。
酸、2−ブチルデカン酸、2−ヘキシルオクタン酸及び
2−ヘキシルデカン酸から成る群より選ばれるのが特に
有利である。
【0055】2−ブチルオクタン酸が特に好ましい。
【0056】驚くべきことに、本発明の活性化合物の組
み合わせはグラム−陽性及びグラム−陰性バクテリア、
菌、ならびにウィルスの成長を妨げることが見いだされ
た。
み合わせはグラム−陽性及びグラム−陰性バクテリア、
菌、ならびにウィルスの成長を妨げることが見いだされ
た。
【0057】特に本発明の活性化合物の組み合わせは酵
母、特にピチロスポルム種の、すなわちピチロスポルム
・オバレの成長を妨げることができる。
母、特にピチロスポルム種の、すなわちピチロスポルム
・オバレの成長を妨げることができる。
【0058】本発明の活性化合物の組み合わせは脂漏
系、特にふけの発現を妨げ、現存する脂漏症状、特にふ
けを除去することがさらに見いだされた。
系、特にふけの発現を妨げ、現存する脂漏症状、特にふ
けを除去することがさらに見いだされた。
【0059】本発明の活性化合物の組み合わせは、化粧
品学的脱臭剤における脱臭活性化合物として、不潔な皮
膚、穏やかな状態のニキビ及びプロピオニバクテリウム
・アクネスに対して用いるのに特に適している。
品学的脱臭剤における脱臭活性化合物として、不潔な皮
膚、穏やかな状態のニキビ及びプロピオニバクテリウム
・アクネスに対して用いるのに特に適している。
【0060】最後に、本発明の活性化合物の組み合わせ
は、これらが化粧品学的及び皮膚科学的調剤に加えられ
ると、グラム−陽性及びグラム−陰性バクテリア、菌及
びウィルスによる攻撃のための有機物質、特に化粧品学
的及び皮膚科学的調剤の腐敗を予防することができるこ
とが見いだされた。
は、これらが化粧品学的及び皮膚科学的調剤に加えられ
ると、グラム−陽性及びグラム−陰性バクテリア、菌及
びウィルスによる攻撃のための有機物質、特に化粧品学
的及び皮膚科学的調剤の腐敗を予防することができるこ
とが見いだされた。
【0061】かくして、本発明は、適宜、適した化粧品
学的又は皮膚科学的担体中の本発明の活性化合物の組み
合わせを菌により汚染された領域と接触させることを特
徴とする菌の防除の方法、ならびに有機製品にジアルキ
ル−置換酢酸を活性量で加えることを特徴とするこれら
の有機製品を菌により攻撃から保護するための方法にも
関する。
学的又は皮膚科学的担体中の本発明の活性化合物の組み
合わせを菌により汚染された領域と接触させることを特
徴とする菌の防除の方法、ならびに有機製品にジアルキ
ル−置換酢酸を活性量で加えることを特徴とするこれら
の有機製品を菌により攻撃から保護するための方法にも
関する。
【0062】結局、先行技術は、抗菌作用成分としての
本発明に従う使用について何ら指摘を与えるものではな
い。
本発明に従う使用について何ら指摘を与えるものではな
い。
【0063】さらに、本発明の活性化合物の組み合わせ
がふけの発現に責任のある微生物ピチロスポルム・オバ
レ、及び関連微生物に対して特に優れた作用を有するこ
とは驚くべきことである。ふけに対して用いられるべき
調剤、例えばふけ防除シャンプーは結局、本発明の好ま
しい実施態様である。
がふけの発現に責任のある微生物ピチロスポルム・オバ
レ、及び関連微生物に対して特に優れた作用を有するこ
とは驚くべきことである。ふけに対して用いられるべき
調剤、例えばふけ防除シャンプーは結局、本発明の好ま
しい実施態様である。
【0064】ジアルキル−置換酢酸は本発明に従い、化
粧品学的又は皮膚科学的組成物において、好ましくは組
成物の合計重量に基づいて0.005〜50.0重量
%、特に0.01〜20.0重量%の含有率で用いられ
るのが好ましい。組成物はそれぞれ組成物の合計重量に
基づいて0.02〜10.0重量%、特に好ましくは
0.02〜5.0重量%の本発明のジアルキル−置換酢
酸を含むのが有利であり、0.5〜3.0重量%が特に
有利である。
粧品学的又は皮膚科学的組成物において、好ましくは組
成物の合計重量に基づいて0.005〜50.0重量
%、特に0.01〜20.0重量%の含有率で用いられ
るのが好ましい。組成物はそれぞれ組成物の合計重量に
基づいて0.02〜10.0重量%、特に好ましくは
0.02〜5.0重量%の本発明のジアルキル−置換酢
酸を含むのが有利であり、0.5〜3.0重量%が特に
有利である。
【0065】本発明の純粋なジアルキル−置換酢酸の代
わりに、それ自身本発明のジアルキル−置換酢酸の含有
率において顕著である物質を用いるのも有利である。
わりに、それ自身本発明のジアルキル−置換酢酸の含有
率において顕著である物質を用いるのも有利である。
【0066】本発明のモノグリセロールモノ−及びジカ
ルボン酸モノエステルは一般式
ルボン酸モノエステルは一般式
【0067】
【化3】
【0068】[式中、Rは炭素数が6〜14の分枝鎖状
もしくは非分枝鎖状アシルである]により示される。R
は非分枝鎖状アシル基から成る群より選ばれるのが有利
である。これらのエステルが基づく脂肪酸又はモノカル
ボン酸は ヘキサン酸(カプロン酸) (R=−C(O)−C5H11)、 ヘプタン酸(エナント酸) (R=−C(O)−C6H13)、 オクタン酸(カプリル酸) (R=−C(O)−C7H15)、 ノナン酸(ペラルゴン酸) (R=−C(O)−C8H17)、 デカン酸(カプリン酸) (R=−C(O)−C9H19)、 ウンデカン酸 (R=−C(O)−C10H21)、 ウンデセン酸 (R=−C(O)−C10H19)、 ドデカン酸(ラウリン酸) (R=−C(O)−C11H23)、 トリデカン酸 (R=−C(O)−C12H25)、 テトラデカン酸(ミリスチン酸) (R=−C(O)−C13H27) である。
もしくは非分枝鎖状アシルである]により示される。R
は非分枝鎖状アシル基から成る群より選ばれるのが有利
である。これらのエステルが基づく脂肪酸又はモノカル
ボン酸は ヘキサン酸(カプロン酸) (R=−C(O)−C5H11)、 ヘプタン酸(エナント酸) (R=−C(O)−C6H13)、 オクタン酸(カプリル酸) (R=−C(O)−C7H15)、 ノナン酸(ペラルゴン酸) (R=−C(O)−C8H17)、 デカン酸(カプリン酸) (R=−C(O)−C9H19)、 ウンデカン酸 (R=−C(O)−C10H21)、 ウンデセン酸 (R=−C(O)−C10H19)、 ドデカン酸(ラウリン酸) (R=−C(O)−C11H23)、 トリデカン酸 (R=−C(O)−C12H25)、 テトラデカン酸(ミリスチン酸) (R=−C(O)−C13H27) である。
【0069】Rはオクタノイル基(カプリル酸基)又は
デカノイル基(カプリン酸)である、すなわち式 R=−C(O)−C7H15 又はR=−C(O)−C9H
19により示されるのが特に有利である。
デカノイル基(カプリン酸)である、すなわち式 R=−C(O)−C7H15 又はR=−C(O)−C9H
19により示されるのが特に有利である。
【0070】本明細書において、特に実施例において、
以下の略字が用いられる: GMCy グリセロールモノカプリレートに対して、 GMC グリセロールモノカプレートに対して、 GML グリセロースモノラウレートに対して、 GMS グリセロールモノステアレートに対して、 GMU グリセロールモノウンデシレートに対して。
以下の略字が用いられる: GMCy グリセロールモノカプリレートに対して、 GMC グリセロールモノカプレートに対して、 GML グリセロースモノラウレートに対して、 GMS グリセロールモノステアレートに対して、 GMU グリセロールモノウンデシレートに対して。
【0071】グリセロールの1−位においてエステル化
されているグルセロールエステルの場合、2−位は不整
中心である。2S及び2R立体配置が活性であり、本発
明に従って等しく有利である。
されているグルセロールエステルの場合、2−位は不整
中心である。2S及び2R立体配置が活性であり、本発
明に従って等しく有利である。
【0072】立体異性体のラセミ混合物を用いるのが好
ましいことが証明された。
ましいことが証明された。
【0073】皮膚科学的調剤におけるGMCy及び/又
はGMCの含有率は、それぞれ特定の調剤の合計重量に
基づいて0.1〜10.0重量%、好ましくは0.5〜
7.5重量%、特に1.5〜5.0重量%であるのが有
利である。
はGMCの含有率は、それぞれ特定の調剤の合計重量に
基づいて0.1〜10.0重量%、好ましくは0.5〜
7.5重量%、特に1.5〜5.0重量%であるのが有
利である。
【0074】本発明に従うと、本発明のジグリセロール
モノ−もしくはジカルボン酸モノエステル又はトリグリ
セロールモノ−もしくはジカルボン酸モノエステルのジ
−又はトリ−グリセロール単位は線状、非分枝鎖状分子
の形態、すなわち1−又は3−位の特定のOH基を介し
てエーテル化されている「モノ−グリセロール分子」で
ある。
モノ−もしくはジカルボン酸モノエステル又はトリグリ
セロールモノ−もしくはジカルボン酸モノエステルのジ
−又はトリ−グリセロール単位は線状、非分枝鎖状分子
の形態、すなわち1−又は3−位の特定のOH基を介し
てエーテル化されている「モノ−グリセロール分子」で
ある。
【0075】少ない含有率の環状ジ−もしくはトリグリ
セロール単位及び2−位のOH基によりエーテル化され
ているグリセロール分子は許容され得る。しかしそのよ
うな不純物は可能な限り低く保つのが有利である。
セロール単位及び2−位のOH基によりエーテル化され
ているグリセロール分子は許容され得る。しかしそのよ
うな不純物は可能な限り低く保つのが有利である。
【0076】本発明のジグリセロールモノ−及びジカル
ボン酸モノエステルは、以下の構造(置換位置が示され
ている):
ボン酸モノエステルは、以下の構造(置換位置が示され
ている):
【0077】
【化4】
【0078】[式中、R’は炭化水素基、有利には炭素
数が5〜17の分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル又
はアルケニル基である]により特徴付けられるのが好ま
しい。
数が5〜17の分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル又
はアルケニル基である]により特徴付けられるのが好ま
しい。
【0079】本発明のトリグリセロールモノ−及びジカ
ルボン酸モノエステルは以下の構造(置換位置が示され
ている):
ルボン酸モノエステルは以下の構造(置換位置が示され
ている):
【0080】
【化5】
【0081】[式中、R’は炭化水素基、有利には炭素
数が5〜17の分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル又
はアルケニル基である]により特徴付けられるのが好ま
しい。
数が5〜17の分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル又
はアルケニル基である]により特徴付けられるのが好ま
しい。
【0082】これらのエステルが基づいているモノカル
ボン酸は ヘキサン酸(カプロン酸) (R’又はR”=−C5H11)、 ヘプタン酸(エナント酸) (R’又はR”=−C6H13)、 オクタン酸(カプリル酸) (R’又はR”=−C7H15)、 ノナン酸(ペラルゴン酸) (R’又はR”=−C8H17)、 デカン酸(カプリン酸) (R’又はR”=−C9H19)、 ウンデカン酸 (R’又はR”=−C10H21)、 10−ウンデセン酸(ウンデシレン酸) (R’又はR”=−C10H19)、 ドデカン酸(ラウリン酸) (R’又はR”=−C11H23)、 トリデカン酸 (R’又はR”=−C12H25)、 テトラデカン酸(ミリスチン酸) (R’又はR”=−C13H27)、 ペンタデカン酸 (R’又はR”=−C14H29)、 ヘキサデカン酸(パルミチン酸) (R’又はR”=−C15H31)、 ヘプタデカン酸(マルガリン酸) (R’又はR”=−C16H33)、 オクタデカン酸(ステアリン酸) (R’又はR”=−C17H35) である。
ボン酸は ヘキサン酸(カプロン酸) (R’又はR”=−C5H11)、 ヘプタン酸(エナント酸) (R’又はR”=−C6H13)、 オクタン酸(カプリル酸) (R’又はR”=−C7H15)、 ノナン酸(ペラルゴン酸) (R’又はR”=−C8H17)、 デカン酸(カプリン酸) (R’又はR”=−C9H19)、 ウンデカン酸 (R’又はR”=−C10H21)、 10−ウンデセン酸(ウンデシレン酸) (R’又はR”=−C10H19)、 ドデカン酸(ラウリン酸) (R’又はR”=−C11H23)、 トリデカン酸 (R’又はR”=−C12H25)、 テトラデカン酸(ミリスチン酸) (R’又はR”=−C13H27)、 ペンタデカン酸 (R’又はR”=−C14H29)、 ヘキサデカン酸(パルミチン酸) (R’又はR”=−C15H31)、 ヘプタデカン酸(マルガリン酸) (R’又はR”=−C16H33)、 オクタデカン酸(ステアリン酸) (R’又はR”=−C17H35) である。
【0083】R’及びR”は奇数のC原子、特に9、1
1及び13個のC原子を有する非分枝鎖状アルキル基か
ら成る群より選ばれるのが特に好ましい。
1及び13個のC原子を有する非分枝鎖状アルキル基か
ら成る群より選ばれるのが特に好ましい。
【0084】一般にジグリセロールのモノカルボン酸モ
ノエステルがトリグリセロールのそれらより好ましい。
ノエステルがトリグリセロールのそれらより好ましい。
【0085】特に好ましいのは ジグリセロールモノカプリレート(DMCy)R’=7 ジグリセロールモノカプレート(DMC) R’=9 ジグリセロールモノラウレート(DML) R’=11 トリグリセロールモノラウレート(TML) R”=11 トリグリセロールモノミリステート(TMM)R”=13 である。
【0086】ジグリセロールモノカプレート(DMC)
が本発明の好ましいジグリセロールモノカルボン酸モノ
エステルであることが証明された。
が本発明の好ましいジグリセロールモノカルボン酸モノ
エステルであることが証明された。
【0087】本発明のジグリセロールモノカルボン酸モ
ノエステルは1−位においてエステル化された形態であ
るのが好ましく、本発明のトリグリセロールモノ脂肪酸
エステルは2’−位においてエステル化された形態であ
るのが好ましい。
ノエステルは1−位においてエステル化された形態であ
るのが好ましく、本発明のトリグリセロールモノ脂肪酸
エステルは2’−位においてエステル化された形態であ
るのが好ましい。
【0088】本発明の有利な実施態様に従うと、他の点
でエステル化された追加の含有量のジ−もしくはトリグ
リセロール、及び又、場合によりある含有量のジ−もし
くはトリグリセロールの種々のジエステルが用いられ
る。
でエステル化された追加の含有量のジ−もしくはトリグ
リセロール、及び又、場合によりある含有量のジ−もし
くはトリグリセロールの種々のジエステルが用いられ
る。
【0089】DE−OS 38 18 293に記載さ
れた方法などの方法により得られるモノカルボン酸エス
テルが特に有利である。
れた方法などの方法により得られるモノカルボン酸エス
テルが特に有利である。
【0090】本発明のエステルが基づくジカルボン酸
は、α,ω−アルカンジカルボン酸から成る群より選ば
れるのが好ましく、示されている場合の基R、R’及び
R”が一般式 −OOC−(CH2)k−COOH により記載され、ここでkが0〜8の値とされることが
できるようなα,ω−アルカンジカルボン酸から成る群
より選ばれるのが特に好ましい。
は、α,ω−アルカンジカルボン酸から成る群より選ば
れるのが好ましく、示されている場合の基R、R’及び
R”が一般式 −OOC−(CH2)k−COOH により記載され、ここでkが0〜8の値とされることが
できるようなα,ω−アルカンジカルボン酸から成る群
より選ばれるのが特に好ましい。
【0091】2つの不整中心を特徴とするジグリセロー
ルエステル及び3つの不整中心を特徴とするトリグリセ
ロールエステルは、そのすべての立体配置において本発
明に従って活性である。ジグリセロールエステルは4つ
の立体異性体を有し、トリグリセロールエステルは8つ
の立体異性体を有する。
ルエステル及び3つの不整中心を特徴とするトリグリセ
ロールエステルは、そのすべての立体配置において本発
明に従って活性である。ジグリセロールエステルは4つ
の立体異性体を有し、トリグリセロールエステルは8つ
の立体異性体を有する。
【0092】ジグリセロールエステルの場合、2−及び
2’−位が不整中心である。2S2’S、2R2’S、
2S2’R及び2R2’R立体配置が活性であり、本発
明に従って等しく有利である。
2’−位が不整中心である。2S2’S、2R2’S、
2S2’R及び2R2’R立体配置が活性であり、本発
明に従って等しく有利である。
【0093】トリグリセロールエステルの場合、2−、
2’−及び2”−位が不整中心である。2S2’S2”
S、2R2’S2”S、2S2’R2”S、2R2’R
2”S、2S2’S2”R、2R2’S2”R、2S
2’R2”R及び2R2’R2”R立体配置が活性であ
り、本発明に従って等しく有利である。
2’−及び2”−位が不整中心である。2S2’S2”
S、2R2’S2”S、2S2’R2”S、2R2’R
2”S、2S2’S2”R、2R2’S2”R、2S
2’R2”R及び2R2’R2”R立体配置が活性であ
り、本発明に従って等しく有利である。
【0094】立体異性体のラセミ混合物を用いるのが有
利であることが証明された。
利であることが証明された。
【0095】(i)モノ−、ジ−及び/又はトリグリセ
ロールモノ−又はジカルボン酸モノエステル、ならびに
(ii)単数又は複数のジアルキルカルボン酸の含有率
を、10:1〜1:10、特に約5:1〜1:5、特別
に有利には約2:1〜1:2の(i):(ii)の比率
となるように選ぶのが有利である。
ロールモノ−又はジカルボン酸モノエステル、ならびに
(ii)単数又は複数のジアルキルカルボン酸の含有率
を、10:1〜1:10、特に約5:1〜1:5、特別
に有利には約2:1〜1:2の(i):(ii)の比率
となるように選ぶのが有利である。
【0096】本発明の活性化合物の組み合わせを含む本
発明の調剤は、本発明の活性化合物組み合わせが、それ
ぞれ調剤の合計重量に基づいて0.05〜10.00重
量%、好ましくは0.1〜5.0重量%の濃度で存在す
ることを特徴とするのが特に有利である。
発明の調剤は、本発明の活性化合物組み合わせが、それ
ぞれ調剤の合計重量に基づいて0.05〜10.00重
量%、好ましくは0.1〜5.0重量%の濃度で存在す
ることを特徴とするのが特に有利である。
【0097】本発明の皮膚科学的調剤はエアゾール、す
なわちエアゾール容器、スクィーズボトルから、又はポ
ンプ装置により噴霧されることができる調剤の形態で、
あるいはロール−オン装置を用いて適用されることがで
きる液体組成物の形態であることができるが、通常のび
ん又は容器から適用されることができるW/O又はO/
W乳液、例えばクリーム又はローションの形態であるこ
ともできる。さらに調剤はチンク油、シャンプー、洗
液、シャワー液又は入浴剤又は粉末の形態であるのが有
利であり得る。
なわちエアゾール容器、スクィーズボトルから、又はポ
ンプ装置により噴霧されることができる調剤の形態で、
あるいはロール−オン装置を用いて適用されることがで
きる液体組成物の形態であることができるが、通常のび
ん又は容器から適用されることができるW/O又はO/
W乳液、例えばクリーム又はローションの形態であるこ
ともできる。さらに調剤はチンク油、シャンプー、洗
液、シャワー液又は入浴剤又は粉末の形態であるのが有
利であり得る。
【0098】本発明の皮膚科学的調剤の製造のための通
常の化粧品学的担体として、水、エタノール及びイソプ
ロパノール、グリセロール及びプロピレングリコールの
他にスキンケア用脂肪又は脂肪−様物質、例えばオレイ
ン酸デシル、セチルアルコール、セチルステアリルアル
コール及び2−オクチル−ドデカノールをそのような調
剤の場合に普通である量比で、ならびに粘液性(muc
iferous)物質及び増粘剤、例えばヒドロキシエ
チル−もしくはヒドロキシプロピルセルロース、ポリア
クリル酸又はポリビニルピロリドン、ならびにさらに、
しかし少量でもあるが、環状シリコン油(ポリジメチル
シロキサン)及び低粘度の液体ポリメチルフェニルシロ
キサンを用いることができる。
常の化粧品学的担体として、水、エタノール及びイソプ
ロパノール、グリセロール及びプロピレングリコールの
他にスキンケア用脂肪又は脂肪−様物質、例えばオレイ
ン酸デシル、セチルアルコール、セチルステアリルアル
コール及び2−オクチル−ドデカノールをそのような調
剤の場合に普通である量比で、ならびに粘液性(muc
iferous)物質及び増粘剤、例えばヒドロキシエ
チル−もしくはヒドロキシプロピルセルロース、ポリア
クリル酸又はポリビニルピロリドン、ならびにさらに、
しかし少量でもあるが、環状シリコン油(ポリジメチル
シロキサン)及び低粘度の液体ポリメチルフェニルシロ
キサンを用いることができる。
【0099】エアゾール容器から噴霧されることができ
る本発明の皮膚科学的調剤のための適したプロペラント
は、通常の既知の易揮発性の液化プロペラント、例えば
炭化水素(プロパン、ブタン又はイソブタン)であり、
それらはそれらのみで、又は互いの混合物として用いら
れることができる。圧縮空気も有利に用いられることが
できる。
る本発明の皮膚科学的調剤のための適したプロペラント
は、通常の既知の易揮発性の液化プロペラント、例えば
炭化水素(プロパン、ブタン又はイソブタン)であり、
それらはそれらのみで、又は互いの混合物として用いら
れることができる。圧縮空気も有利に用いられることが
できる。
【0100】専門家は、それ自体無毒性であり、本発明
に原則的に適しているが、それにもかかわらず環境又は
他の汚染事情への許容され得ない作用のために除外され
るべきプロペラントガス、特にフッ化塩化炭化水素(C
FCs)かあることを知っている。
に原則的に適しているが、それにもかかわらず環境又は
他の汚染事情への許容され得ない作用のために除外され
るべきプロペラントガス、特にフッ化塩化炭化水素(C
FCs)かあることを知っている。
【0101】本発明の皮膚科学的調剤の製造に適してい
ることが証明された乳化剤は非イオン型、例えば1分子
当たりに12又は20個のエチレンオキシド単位が加え
られたポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテル、
例えばセチルステアリルアルコールポリエチレングリコ
ールエーテル、セトステアリルアルコール及びソルビタ
ンエステル及びソルビタンエステル−エチレンオキシド
化合物(例えばソルビタンモノステアレート及びポリオ
キシエチレンソルビタンモノステアレート)、ならびに
長鎖高分子量ワックス状ポリグリコールエーテルであ
る。
ることが証明された乳化剤は非イオン型、例えば1分子
当たりに12又は20個のエチレンオキシド単位が加え
られたポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテル、
例えばセチルステアリルアルコールポリエチレングリコ
ールエーテル、セトステアリルアルコール及びソルビタ
ンエステル及びソルビタンエステル−エチレンオキシド
化合物(例えばソルビタンモノステアレート及びポリオ
キシエチレンソルビタンモノステアレート)、ならびに
長鎖高分子量ワックス状ポリグリコールエーテルであ
る。
【0102】上記の成分の他に、香料、染料及び酸化防
止剤、懸濁剤、緩衝剤混合物又は他の通常の化粧品学的
又は皮膚科学的ベース物質を本発明の皮膚科学的調剤に
加えることができ、そのpHは例えば通常の緩衝剤混合
物により4.0〜7.5、特に5.0〜6.5にされる
のが好ましい。
止剤、懸濁剤、緩衝剤混合物又は他の通常の化粧品学的
又は皮膚科学的ベース物質を本発明の皮膚科学的調剤に
加えることができ、そのpHは例えば通常の緩衝剤混合
物により4.0〜7.5、特に5.0〜6.5にされる
のが好ましい。
【0103】本発明に従って用いることができる好まし
い酸化防止剤は、化粧品学的及び/又は皮膚科学的用途
に適した又は普通に用いられるすべての酸化防止剤であ
る。
い酸化防止剤は、化粧品学的及び/又は皮膚科学的用途
に適した又は普通に用いられるすべての酸化防止剤であ
る。
【0104】酸化防止剤はアミノ酸(例えばグリシン、
ヒスチジン、チロシン及びトリプトファン)及びその誘
導体、イミダゾール類(例えばウロカニン酸)及びその
誘導体、ペプチド類、例えばD,L−カルノシン、D−
カルノシン、L−カルノシン及びその誘導体(例えばア
ンセリン)、カロチノイド類、カロチン類(例えばα−
カロチン、β−カロチン及びリコペン)及びその誘導
体、リポン酸(liponic acid)及びその誘
導体(例えばジヒドロリポン酸)、金チオグルコース、
プロピルチオウラシル及び他のチオール類(例えばチオ
レドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シ
スタミン及びそのグリコシル、N−アセチル、メチル、
エチル、プロピル、アミル、ブチル及びラウリル、パル
ミトイル、オレイル、γ−リノレイル、コレステリル及
びグリセリルエステル)、ならびにその塩、チオジプロ
ピオン酸ジラウリル、チオジプロピオン酸ジステアリ
ル、チオジプロピオン酸及びその誘導体(エステル類、
エーテル類、ペプチド類、脂質、ヌクレオチド、ヌクレ
オシド及び塩)、ならびに非常に低い許容投薬量(例え
ば1kg当たり1pモル〜μモル)のスルホキシイミン
化合物(例えばブチオニンスルホキシイミン類、ホモシ
ステインスルホキシイミン、ブチオニンスルホン類及び
ペンタ−、ヘキサ−及びヘプタチオニンスルホキシイミ
ン類)、ならびにさらに(金属)キレート剤(例えばα
−ヒドロキシ−脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸及び
ラクトフェリン)、α−ヒドロキシ酸(例えばクエン
酸、乳酸及びリンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出
物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTA及
びその誘導体、不飽和脂肪酸及びその誘導体(例えばγ
−リノレン酸、リノレイン酸及びオレイン酸)、葉酸及
びその誘導体、ユビキノン及びユビキノール及びその誘
導体、ビタミンC及びその誘導体(例えばパルミチン酸
アスコルビル、硫酸アスコルビルMg及び酢酸アスコル
ビル)、トコフェロール類及びその誘導体(例えばビタ
ミンEアセテート)、ビタミンA及び誘導体(ビタミン
Aパルミテート)及びベンゾイル樹脂のコニフェリルベ
ンゾエート、ルチン酸及びその誘導体、フェルリン酸及
びその誘導体、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒド
ロキシアニソール、ノルジヒドログアイアック樹脂酸
(nordihydroguaiac resin a
cid)、ノルジヒドログアヤレチン酸(nordih
ydroguaiaretic acid)、トリヒド
ロキシブチロフェノン、尿酸及びその誘導体、マンノー
ス及びその誘導体、亜鉛及びその誘導体(例えばZnO
及びZnSO4)、セレン及びその誘導体(例えばセレ
ンメチオニン)、スチルベン及びその誘導体(例えばス
チルベンオキシド及びトランス−スチルベンオキシ
ド)、ならびに本発明に従って適した上記のこれらの活
性化合物の誘導体(塩、エステル類、エーテル類、糖
類、ヌクレオチド類、ヌクレオシド類、ペプチド類及び
脂質)から成る群より選ばれるのが有利である。
ヒスチジン、チロシン及びトリプトファン)及びその誘
導体、イミダゾール類(例えばウロカニン酸)及びその
誘導体、ペプチド類、例えばD,L−カルノシン、D−
カルノシン、L−カルノシン及びその誘導体(例えばア
ンセリン)、カロチノイド類、カロチン類(例えばα−
カロチン、β−カロチン及びリコペン)及びその誘導
体、リポン酸(liponic acid)及びその誘
導体(例えばジヒドロリポン酸)、金チオグルコース、
プロピルチオウラシル及び他のチオール類(例えばチオ
レドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シ
スタミン及びそのグリコシル、N−アセチル、メチル、
エチル、プロピル、アミル、ブチル及びラウリル、パル
ミトイル、オレイル、γ−リノレイル、コレステリル及
びグリセリルエステル)、ならびにその塩、チオジプロ
ピオン酸ジラウリル、チオジプロピオン酸ジステアリ
ル、チオジプロピオン酸及びその誘導体(エステル類、
エーテル類、ペプチド類、脂質、ヌクレオチド、ヌクレ
オシド及び塩)、ならびに非常に低い許容投薬量(例え
ば1kg当たり1pモル〜μモル)のスルホキシイミン
化合物(例えばブチオニンスルホキシイミン類、ホモシ
ステインスルホキシイミン、ブチオニンスルホン類及び
ペンタ−、ヘキサ−及びヘプタチオニンスルホキシイミ
ン類)、ならびにさらに(金属)キレート剤(例えばα
−ヒドロキシ−脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸及び
ラクトフェリン)、α−ヒドロキシ酸(例えばクエン
酸、乳酸及びリンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出
物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTA及
びその誘導体、不飽和脂肪酸及びその誘導体(例えばγ
−リノレン酸、リノレイン酸及びオレイン酸)、葉酸及
びその誘導体、ユビキノン及びユビキノール及びその誘
導体、ビタミンC及びその誘導体(例えばパルミチン酸
アスコルビル、硫酸アスコルビルMg及び酢酸アスコル
ビル)、トコフェロール類及びその誘導体(例えばビタ
ミンEアセテート)、ビタミンA及び誘導体(ビタミン
Aパルミテート)及びベンゾイル樹脂のコニフェリルベ
ンゾエート、ルチン酸及びその誘導体、フェルリン酸及
びその誘導体、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒド
ロキシアニソール、ノルジヒドログアイアック樹脂酸
(nordihydroguaiac resin a
cid)、ノルジヒドログアヤレチン酸(nordih
ydroguaiaretic acid)、トリヒド
ロキシブチロフェノン、尿酸及びその誘導体、マンノー
ス及びその誘導体、亜鉛及びその誘導体(例えばZnO
及びZnSO4)、セレン及びその誘導体(例えばセレ
ンメチオニン)、スチルベン及びその誘導体(例えばス
チルベンオキシド及びトランス−スチルベンオキシ
ド)、ならびに本発明に従って適した上記のこれらの活
性化合物の誘導体(塩、エステル類、エーテル類、糖
類、ヌクレオチド類、ヌクレオシド類、ペプチド類及び
脂質)から成る群より選ばれるのが有利である。
【0105】調剤中の酸化防止剤(1種又はそれ以上の
化合物)の量は、調剤の合計重量に基づいて好ましくは
0.001〜30重量%、特に好ましくは0.05〜2
0重量%、特別には1〜10重量%である。
化合物)の量は、調剤の合計重量に基づいて好ましくは
0.001〜30重量%、特に好ましくは0.05〜2
0重量%、特別には1〜10重量%である。
【0106】ビタミンE及び/又はその誘導体が単数又
は複数の酸化防止剤である場合、調剤の合計重量に基づ
いて0.001〜10重量%の範囲からその特定の濃度
を選ぶのが有利である。
は複数の酸化防止剤である場合、調剤の合計重量に基づ
いて0.001〜10重量%の範囲からその特定の濃度
を選ぶのが有利である。
【0107】ビタミンA又はビタミンA誘導体、あるい
はカロチン類又はその誘導体が単数又は複数の酸化防止
剤である場合、調剤の合計重量に基づいて0.001〜
10重量%の範囲からその特定の濃度を選ぶのが有利で
ある。
はカロチン類又はその誘導体が単数又は複数の酸化防止
剤である場合、調剤の合計重量に基づいて0.001〜
10重量%の範囲からその特定の濃度を選ぶのが有利で
ある。
【0108】本発明の皮膚科学的調剤のpHは8より低
いのが本発明のために有利である。この場合一般に7よ
りわずかに高いが7.5未満であるpH値は許容され
る。いずれの場合も、与えられた脂肪酸混合物に関し、
発明的段階のない簡単な試行錯誤によってそれぞれの場
合に固守されるべき正確なpHの上限を決定するのは容
易である。
いのが本発明のために有利である。この場合一般に7よ
りわずかに高いが7.5未満であるpH値は許容され
る。いずれの場合も、与えられた脂肪酸混合物に関し、
発明的段階のない簡単な試行錯誤によってそれぞれの場
合に固守されるべき正確なpHの上限を決定するのは容
易である。
【0109】本発明の調剤のpHは8未満、好ましくは
4.0〜7.5、特に好ましくは5.0〜6.5の酸性
から非常に弱いアルカリ性範囲とするのが有利である。
4.0〜7.5、特に好ましくは5.0〜6.5の酸性
から非常に弱いアルカリ性範囲とするのが有利である。
【0110】用いられるべき助剤、添加剤及び担体、な
らびに適宜、香料の特定の量は、特定の製品の性質に従
い、簡単な試行錯誤により専門家が容易に決定すること
ができる。
らびに適宜、香料の特定の量は、特定の製品の性質に従
い、簡単な試行錯誤により専門家が容易に決定すること
ができる。
【0111】実施例においてそれぞれの場合に別々に記
載されている特別な調剤と別に、本発明の皮膚科学的調
剤は通常の方法で、通常撹拌しながら、適宜穏やかに加
熱して単に混合することにより製造される。製造に困難
はない。乳液の場合、例えば適宜加熱して油相及び水相
を別々に製造し、次いで乳化する。
載されている特別な調剤と別に、本発明の皮膚科学的調
剤は通常の方法で、通常撹拌しながら、適宜穏やかに加
熱して単に混合することにより製造される。製造に困難
はない。乳液の場合、例えば適宜加熱して油相及び水相
を別々に製造し、次いで乳化する。
【0112】他の点では、製薬学的調剤を作るための、
専門家が慣れている通常の規則が順守されるべきであ
る。
専門家が慣れている通常の規則が順守されるべきであ
る。
【0113】本発明の組み合わせが粉末中に挿入される
べき場合、このための懸濁液ベースはシリカゲル(例え
ばAerosilRの商品名の下に得られるもの)、キ
ーゼルグール、タルク、改質澱粉、二酸化チタン、絹粉
末、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末及び関連物質から
成る群より選ばれるのが有利であり得る。
べき場合、このための懸濁液ベースはシリカゲル(例え
ばAerosilRの商品名の下に得られるもの)、キ
ーゼルグール、タルク、改質澱粉、二酸化チタン、絹粉
末、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末及び関連物質から
成る群より選ばれるのが有利であり得る。
【0114】本発明の有利な実施態様を続ける。他に記
載されていなければ量のデータは常に重量%に基づく。
載されていなければ量のデータは常に重量%に基づく。
【0115】
【実施例】実施例1 W/Oクリーム 重量% パラフィン油 10.00 オゾケライト 4.00 ワセリン 4.00 植物油 10.00 ウールワックスアルコール 2.00 ステアリン酸アルミニウム 0.40 2−ブチルオクタン酸 0.10 DMC 0.50 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例2 W/Oローション 重量% パラフィン油 25.00 シリコン油 2.00 セレシン 1.50 ウールワックスアルコール 0.50 グルコースセスキイソステアレート 2.50 2−エチルヘキサン酸 0.20 GML 0.70 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例3 O/Wローション 重量% パラフィン油 5.00 パルミチン酸イソプロピル 5.00 セチルアルコール 2.00 ビースワックス 2.00 Ceteareth−20 2.00 PEG 20−グリセリルステアレート 1.50 グリセロール 3.00 2−ヘキシルデカン酸 1.50 TML 0.70 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例4 O/Wクリーム 重量% 植物油 10.00 セチルアルコール 2.00 グリセロールモノステアレート 1.50 PEG 30−グリセリルステアレート 2.00 グリセロール 3.00 パルミチン酸イソプロピル 5.00 Carbopol 980(中和) 0.30 2−オクチルドデカン酸 1.00 GML 0.80 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例5 スキンオイル 重量% パルミチン酸セチル 3.00 安息香酸C12-15−アルキル 2.00 ポリイソブテン 10.00 スクアラン 2.00 2−ブチルオクタン酸 0.20 DML 0.70 香料、防腐剤 100.00と パラフィン油 する量実施例6 入浴油 重量% パラフィン油 20.0 PEG 40−水素化ヒマシ油 5.00 2−ヘキシルデカン酸 0.90 DMC 0.50 香料、防腐剤 100.00と 大豆油 する量実施例7 ケアマスク 重量% PEG 50−ラノリン 0.50 グリセリルステアレート 2.00 ヒマワリ穀粒油 3.00 ベントナイト 8.00 カオリン 35.00 酸化亜鉛 5.00 2−ブチルオクタン酸 0.10 DMC 0.50 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例8 リポソーム−含有ゲル 重量% レシチン 6.00 植物油 12.50 加水分解コラーゲン 2.00 キサンタンゴム 1.40 ブチレングリコール 3.00 2−エチルヘキサン酸 0.20 GML 0.70 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例9 再−油化剤を有するシャワー調剤 重量% ココアミドジアセテート 10.00 ラウリル硫酸ナトリウム 25.00 カリウムコシル(cocyl)加水分解コラーゲン 5.00 マカデミアナッツ油 5.00 塩化ナトリウム 0.60 2−ブチルオクタン酸 0.20 GMCy 0.70 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例10 合成洗剤石鹸 重量% ラウリル硫酸ナトリウム 30.00 スルホコハク酸ナトリウム 10.00 カリウムココイル(cocoyl)加水分解コラーゲン 2.00 ジメチコンコポリオール 2.00 パラフィン 2.00 とうもろこし澱粉 10.00 タルク 10.00 グリセロール 3.00 2−ヘキシルデカン酸 0.880 DMCy 0.50 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例11 ケアシャンプー 重量% ラウリル硫酸ナトリウム 34.00 ラウリルスルホコハク酸ジナトリウム 6.00 ココアミドプロピルベタイン 10.00 ジステアリン酸グリコール 5.00 2−ブチルオクタン酸 0.30 GML 0.90 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例12 ヘアトリートメント 重量% セチルアルコール 5.00 カプリル/カプリントリグリセリド 3.00 ペトロラタム 2.00 ウールワックスアルコール 0.50 2−ブチルオクタン酸 0.30 GML 0.90 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例13 ヘアリンス 重量% ココアミドプロピルベタイン 5.00 セチルアルコール 2.00 プロピレングリコール 2.00 クエン酸 0.30 2−ブチルオクタン酸 0.40 TML 0.90 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例14 シェービングフォーム 重量% ステアリン酸 7.00 ラウリル硫酸ナトリウム 3.00 ステアリルアルコール 1.00 グリセロール 5.00 トリエタノールアミン 3.60 2−ヘキシルデカン酸 0.40 GML 0.50 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例15 足クリーム 重量% Soluan 5 2.00 サリチル酸メチル 5.00 カプリル/カプリントリグリセリド 10.00 ステアリン酸 5.00 セチルアルコール 1.00 グリセロール 2.00 ジメチコン 1.00 Carbopol 984 0.50 トリエタノールアミン 1.50 2−エチルヘキサン酸 0.40 TML 1.00 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例16 エアゾールスプレー 重量% オクチルドデカノール 0.50 2−ブチルオクタン酸 0.10 GMCy 0.50 香料、防腐剤 100.00と エタノール する量 特定の成分を一緒に混合することにより得られる液相
を、プロパン/ブタン混合物(2:7)と一緒にエアゾ
ール容器に39:61の比率で移す。
を、プロパン/ブタン混合物(2:7)と一緒にエアゾ
ール容器に39:61の比率で移す。
【0116】実施例17 ポンプスプレー 重量% PEG 40−水素化ヒマシ油 2.00 グリセロール 1.00 2−ブチルオクタン酸 0.10 DMC 0.40 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例18 ロール−オンゲル 重量% 1,3−ブチレングリコール 2.00 PEG 40−水素化ヒマシ油 2.00 ヒドロキシエチルセルロース 0.50 2−ヘキシルデカン酸 0.10 DML 0.50 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例19 ロール−オン乳液 重量% Tricetearethホスフェート 0.30 オクチルドデカノール 2.00 安息香酸C12-15−アルキル 2.00 安息香酸C10-30−アルキル 0.15 2−ヘキシルデカン酸 0.10 DMC 0.50 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に実施例20 ワックススチック 重量% 水素化ヒマシ油 5.00 ビースワックス 6.00 セレシン 30.00 安息香酸C12-15−アルキル 17.00 2−オクチルドデカン酸 0.10 DMCy 0.50 香料、防腐剤 100.00と 完全に脱塩された水 する量 pH: 5.5〜6.0に 本発明の主たる特徴及び態様は以下の通りである。
【0117】1.(I)モノグリセロールモノカルボン
酸モノエステル、ジグリセロールモノカルボン酸モノエ
ステル、トリグリセロールモノカルボン酸モノエステ
ル、モノグリセロールジカルボン酸モノエステル、ジグ
リセロールジカルボン酸モノエステル及びトリグリセロ
ールジカルボン酸モノエステルから成る群より選ばれる
1種又はそれ以上の物質、ならびに(II)1種又はそ
れ以上の式
酸モノエステル、ジグリセロールモノカルボン酸モノエ
ステル、トリグリセロールモノカルボン酸モノエステ
ル、モノグリセロールジカルボン酸モノエステル、ジグ
リセロールジカルボン酸モノエステル及びトリグリセロ
ールジカルボン酸モノエステルから成る群より選ばれる
1種又はそれ以上の物質、ならびに(II)1種又はそ
れ以上の式
【0118】
【化6】
【0119】[式中、R1は炭素数が1〜12の分枝鎖
状もしくは非分枝鎖状アルキル基であり、R2は炭素数
が1〜24の分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル基で
ある]のジアルキル−置換酢酸を含む活性化合物の組み
合わせ。
状もしくは非分枝鎖状アルキル基であり、R2は炭素数
が1〜24の分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル基で
ある]のジアルキル−置換酢酸を含む活性化合物の組み
合わせ。
【0120】2.モノグリセロールモノカルボン酸モノ
エステル、ジグリセロールモノカルボン酸モノエステル
及びトリグリセロールモノカルボン酸モノエステルから
成る群の単数又は複数の物質がグリセロールモノカプリ
レート、グリセロールモノカプレート、ジグリセロール
モノカプレート、トリグリセロールモノラウレート、ジ
グリセロールモノラウレート及びトリグリセロールモノ
ミリステートから成る群より選ばれることを特徴とする
上記1項に記載の活性化合物の組み合わせ。
エステル、ジグリセロールモノカルボン酸モノエステル
及びトリグリセロールモノカルボン酸モノエステルから
成る群の単数又は複数の物質がグリセロールモノカプリ
レート、グリセロールモノカプレート、ジグリセロール
モノカプレート、トリグリセロールモノラウレート、ジ
グリセロールモノラウレート及びトリグリセロールモノ
ミリステートから成る群より選ばれることを特徴とする
上記1項に記載の活性化合物の組み合わせ。
【0121】3.2−ブチルオクタン酸がジアルキル−
置換酢酸として選ばれることを特徴とする上記1項に記
載の活性化合物の組み合わせ。
置換酢酸として選ばれることを特徴とする上記1項に記
載の活性化合物の組み合わせ。
【0122】4.体臭を防除するための上記1項に記載
の活性化合物の組み合わせの利用。
の活性化合物の組み合わせの利用。
【0123】5.ふけを防除するための上記1項に記載
の活性化合物の組み合わせの利用。
の活性化合物の組み合わせの利用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/32 A61K 7/32 7/50 7/50 31/19 ADZ 31/19 ADZ (72)発明者 ウド・ホツペ ドイツ・デー−22397ハンブルク・ロツト ベカーベーク7 (72)発明者 マルテイナ・リーブル ドイツ・デー−22525ハンブルク・アウグ スト−キルヒ−シユトラーセ16 (72)発明者 ハルトムート・シユミツト−レバーキユー ネ ドイツ・デー−22869シエネフエルト・ヒ ユネンカンプ1ベー
Claims (3)
- 【請求項1】 (I)モノグリセロールモノカルボン酸
モノエステル、ジグリセロールモノカルボン酸モノエス
テル、トリグリセロールモノカルボン酸モノエステル、
モノグリセロールジカルボン酸モノエステル、ジグリセ
ロールジカルボン酸モノエステル及びトリグリセロール
ジカルボン酸モノエステルから成る群より選ばれる1種
又はそれ以上の物質、ならびに(II)1種又はそれ以
上の式 【化1】 [式中、R1は炭素数が1〜12の分枝鎖状もしくは非
分枝鎖状アルキル基であり、R2は炭素数が1〜24の
分枝鎖状もしくは非分枝鎖状アルキル基である]のジア
ルキル−置換酢酸を含む活性化合物の組み合わせ。 - 【請求項2】 体臭を防除するための請求項1に記載の
活性化合物の組み合わせの利用。 - 【請求項3】 ふけを防除するための請求項1に記載の
活性化合物の組み合わせの利用。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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DE19631003.2 | 1996-08-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1077222A true JPH1077222A (ja) | 1998-03-24 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP9218285A Pending JPH1077222A (ja) | 1996-08-01 | 1997-07-30 | バクテリア、菌及びウイルスに対して活性で部分グリセリド及びジアルキル−置換酢酸に基づく活性化合物組み合わせ |
Country Status (3)
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---|---|
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JP (1) | JPH1077222A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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WO2013041621A1 (de) | 2011-09-20 | 2013-03-28 | Basf Se | Niedermolekulare modulatoren des kälte-menthol-rezeptors trpm8 und deren verwendung |
DE102016221154A1 (de) | 2016-10-27 | 2018-05-03 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Kosmetische Mittel, enthaltend eine Kombination von mindestens zwei verschiedenen Wirkstoffen |
KR20200002947A (ko) | 2017-04-28 | 2020-01-08 | 시므라이즈 아게 | 야로우 신선-식물 압착 주스 농축물, 생산, 및 용도 |
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LU70720A1 (ja) * | 1974-08-12 | 1976-08-19 | ||
LU70718A1 (ja) * | 1974-08-12 | 1976-08-19 | ||
DE2856277A1 (de) * | 1978-12-27 | 1980-07-17 | Henkel Kgaa | Bienenwachsersatz |
DE4226174A1 (de) * | 1992-08-07 | 1994-02-10 | Solvay Fluor & Derivate | Polyglycerinfettsäureestergemisch |
DE4237081C2 (de) * | 1992-11-03 | 1996-05-09 | Beiersdorf Ag | Verwendung von Di- oder Triglycerinestern als Deowirkstoffe |
DE4305069C3 (de) * | 1993-02-19 | 1999-02-25 | Beiersdorf Ag | Verwendung von Monocarbonsäureestern des Diglycerins als wirksames Prinzip gegen unreine Haut und/oder gegen Propionibacterium acnes |
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-
1996
- 1996-08-01 DE DE19631003A patent/DE19631003A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-07-15 EP EP97111994A patent/EP0821948A3/de not_active Withdrawn
- 1997-07-30 JP JP9218285A patent/JPH1077222A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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DE19631003A1 (de) | 1998-02-05 |
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