JPH0826957A - α、Ω−アルカンジカルボン酸およびオリゴグリセロールのモノカルボン酸エステルに基づく消臭活性化合物配合剤 - Google Patents

α、Ω−アルカンジカルボン酸およびオリゴグリセロールのモノカルボン酸エステルに基づく消臭活性化合物配合剤

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JPH0826957A
JPH0826957A JP7185068A JP18506895A JPH0826957A JP H0826957 A JPH0826957 A JP H0826957A JP 7185068 A JP7185068 A JP 7185068A JP 18506895 A JP18506895 A JP 18506895A JP H0826957 A JPH0826957 A JP H0826957A
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deodorant
acid
triglycerol
cosmetic
monocarboxylic acid
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フロリアン・ボルフ
Bernd Traupe
ベルント・トラウペ
Manfred Klier
マンフレート・クリール
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    • A61Q15/00Anti-perspirants or body deodorants

Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧用デオドラント用の消臭活性化合物配合
剤。 【構成】 1つまたは複数のα、Ω−アルカンジカルボ
ン酸、およびII)ジ−および/またはトリグリセロー
ルの1つまたは複数のモノカルボン酸エステルの混合物
を含む化粧用デオドラント。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧用活性化合物配合
剤、特に化粧用デオドラント(deodorant)に
おける有効成分としての活性化合物配合剤に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧用デオドラントは、それ自体無臭で
ある新鮮な発汗物が、微生物によって分解される場合
に、形成される体臭を除去するのに役立つ。慣用の化粧
用デオドラントは、種々の有効成分に基づいている。
【0003】いわゆる制汗剤においては、発汗の形成
は、アストリンゼント(astringent)、主と
してクロルヒドロキシアルミニウム(アルミニウムクロ
ロヒドラート)のようなアルミニウム塩によって抑える
ことができる。しかしながら、皮膚タンパク質の変性と
は別に、この目的に使用される物質は、それらの投与に
より腋窩域の熱的バランスに徹底的に干渉し、殆ど例外
的場合において使用されるべきである。
【0004】皮膚上の細菌相は、化粧用デオドラント中
の抗菌性物質の使用によって、減少させることができ
る。理想的場合には、臭いを発生させる微生物のみが、
効果的に減少されるべきである。しかし、実際には、皮
膚の全微生物相が、損なわれるかもしれないことが分か
った。
【0005】発汗の流れ自体は、それによって影響され
ず、そして理想的場合には、発汗物の微生物分解のみ
が、一時的に止められる。
【0006】一つの同じ組成物中に、抗菌活性のある物
質とともにアストリンゼントを組み合わせることも、ま
た通常のことである。しかしながら、2種類の活性化合
物という不利益は、この経路によって完全に除くことは
できない。
【0007】結局、体臭は、芳香、せめて消費者の審美
的要求に会う方法によって覆い隠すことができるが、体
臭と香料の芳香の混じり合ったものは、むしろ不快に臭
う。それにもかかわらず、ほとんどの化粧品全般と同じ
く、ほとんどの化粧用デオドラントは、たとえ、それら
が消臭性の化合物を含んでいても、芳香性のものであ
る。また、芳香性は、化粧品の消費者による受け入れを
高め、製品にある種の才を与えるのに役立つ。
【0008】言うまでもなく、活性化合物と香料の構成
物は、場合により、その他のものと反応し、互いに不活
性にするので、活性化合物を含む化粧品製剤、特に化粧
用デオドラントの芳香性は、しばしば問題にされる。
【0009】デオドラントは、次のような条件に合わせ
るべきである: 1)それらは、確実な消臭を起こすべきである。
【0010】2)皮膚の自然の生物学的過程は、デオド
ラントによって損なわれてはならない。
【0011】3)デオドラントは、過剰投与の場合にも
無害でなければならないし、さもなくとも、指定品とし
て使用されてはならない。
【0012】4)それらは、繰り返し使用後も、皮膚上
に、濃縮されてはならない。
【0013】5)それらは、慣用の化粧品製剤中に容易
に組み込まれるべきである。
【0014】液状デオドラント、例えばエアゾールスプ
レー、ロール・オン(roll−on)およびそれに類
するもの、また固形製剤、例えばデオドラントスティッ
ク、パウダー、パウダースプレー、直に付ける(int
imate)クレンジング剤およびそれに類するもの、
の両方が、知られており、慣用のものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】かくして、本発明の目
的は、先行技術の欠点をもたない化粧用デオドラントを
開発することである。特に、そのデオドラントは、皮膚
の微生物相を広範に維持すべきであるが、体臭の原因に
なる微生物の数を、選択的に減少させねばならない。
【0016】さらに、本発明の目的は、良好な皮膚寛容
性によって区別される化粧用デオドラントを開発するこ
とである。環境下で、消臭有効成分は、皮膚上に濃縮さ
れてはならない。
【0017】その他の目的は、最大可能な種類の慣用の
化粧用補助剤および添加物、特に、消臭または制汗作用
をもつ製剤において特別に重要である芳香成分と調和す
る、化粧用デオドラントを開発することである。
【0018】本発明のなおその他の目的は、それらの作
用の顕著な低下もなく、比較的長時間、特に少なくとも
半日の期間にわたって有効である、化粧用デオドラント
を提供することである。
【0019】結局、本発明の目的は、1種または数種の
特定の表現形に限定されずに、最も多様な化粧用デオド
ラントの表現形中に、出来る限り普遍的に組み込むこと
のできる、消臭性化粧品成分を開発することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、I)1
つまたは複数のα、Ω−アルカンジカルボン酸およびI
I)ジ−および/またはトリグリセロールの1つまたは
複数のモノカルボン酸エステルの混合物を含む化粧用デ
オドラントは、先行技術の欠点を是正することが発見さ
れ、その結果、全てのこれらの目的を達成させる。
【0021】グリセロール(すなわちモノグリセロー
ル)の脂肪酸エステルは、ある種の抗菌作用を示すこと
が、実際に知られている。さらに、モノグリセロール脂
肪酸エステル、特にモノラウリン酸グリセロールを、消
臭用化粧品に用いることも知られている。それにもかか
わらず、これらのモノグリセロールエステルの作用は、
本発明によるモノカルボン酸エステルのそれには、はる
かに劣る。
【0022】さらに、欧州特許出願第0 036 134号は、
また、一般式
【0023】
【化1】
【0024】[式中、n=4〜10]のα、Ω−アルカ
ンジカルボン酸を含む中〜長鎖アルカン酸の誘導体の一
定含有量を特徴とする、消臭性組成物を記しているが、
この明細書は、本明細書で提供される教示の示唆を何ら
含んでいない。
【0025】さらに、ドイツ特許出願公開第27 03 642
号は、中でもある種のα、Ω−アルカンジカルボン酸を
含む身体衛生のための消臭性組成物を開示しているが、
この明細書は、また、本明細書で提供される教示につい
ての言及を何ら含んでいない。
【0026】特に、本発明による混合物が、付加物、す
なわち相乗効果によって区別されるという示唆は、先行
技術からは見出だすことはできないであろう。
【0027】本発明によれば、本発明によるモノカルボ
ン酸エステルのジ−およびトリグリセロール単位は、直
鎖の、非分枝分子、すなわち1−および3−位置の特定
のOH基を通してエーテル化された“モノグリセロール
分子”の形で存在する。
【0028】
【化2】
【0029】低含量の環式ジ−およびトリグリセロール
単位と2−位置のOH基を通してエーテル化されたモノ
グリセロール分子が、容認される。しかしながら、その
ような不純物をできるだけ低く保つことが有利である。
【0030】本発明によるジグリセロールモノカルボン
酸エステルは、好ましくはモノカルボン酸モノエステル
であり、好ましくは、次の構造(置換位置が示され
る):
【0031】
【化3】
【0032】[式中、R’は、炭化水素基、有利にはC
原子5〜17個をもつ分枝または非分枝アルキルもしく
はアルケニル基である]を特徴とする。
【0033】本発明によるトリグリセロールモノカルボ
ン酸エステルは、好ましくはモノカルボン酸モノエステ
ルであり、好ましくは、次の構造(置換位置が示され
る):
【0034】
【化4】
【0035】[式中、R”は、炭化水素基、有利にはC
原子5〜17個をもつ分枝または非分枝アルキルもしく
はアルケニル基である]を特徴とする。
【0036】これらのエステルの基になる酸は、ヘキサ
ン酸(カプロン酸)(R’およびR”=−C511)、
ヘプタン酸(エナント酸)(R’およびR”=−C6
13)、オクタン酸(カプリル酸)(R’およびR”=−
715),ノナン酸(ペラルゴン酸)(R’および
R”=−C817),デカン酸(カプリン酸)(R’お
よびR”=−C919),ウンデカン酸(R’および
R”=−C1021),10−ウンデセン酸(ウンデシレ
ン酸)(R’およびR”=−C1019),ドデカン酸
(ラウリン酸)(R’およびR”=−C1123),トリ
デカン酸(R’およびR”=−C1225),テトラデカ
ン酸(ミリスチン酸)(R’およびR”=−C
1327),ペンタデカン酸(R’およびR”=−C14
29),ヘキサデカン酸(パルミチン酸)(R’および
R”=−C1531),ヘプタデカン酸(マルガリン酸)
(R’およびR”=−C1633),オクタデカン酸(ス
テアリン酸)(R’およびR”=−C1735)である。
【0037】R’およびR”は、奇数のC数、特にC原
子9,11および13個をもつ非分枝アルキル基からな
る基より選ばれるのが特に好適である。
【0038】ジグリセロールのエステルは、一般にトリ
グリセロールのエステルよりも好適である。
【0039】特に好適なエステルは、モノカプリン酸ジ
グリセロール(DMC)R’=9、モノラウリン酸トリ
グリセロール(TML)R”=11、モノラウリン酸ジ
グリセロール(DML)R’=11、モノミリスチン酸
トリグリセロール(TMM)R”=13である。
【0040】モノカプリン酸ジグリセロール(DMC)
は、好適な本発明によるモノカルボン酸エステルである
ことが証明された。
【0041】本発明によるジグリセロールモノ脂肪酸エ
ステルは、好ましくは1位置においてエステル化されて
おり、本発明によるトリグリセロールモノ脂肪酸エステ
ルは、好ましくは2’位置においてエステル化されてい
る。
【0042】本発明の有利な実施態様によると、場合に
より、ジ−またはトリグリセロールの種々のジエステル
であるように、付加的な含量のその他の位置でエステル
化されたジ−またはトリグリセロールが使用される。
【0043】ドイツ特許出願公開第38 18 293号記載の
方法によって得られるそれらのモノカルボン酸エステル
が、特に有利である。
【0044】2つの不斉中心によって区別されるジグリ
セロールエステルおよび3つの不斉中心によって区別さ
れるトリグリセロールエステルは、それら全ての立体構
造において、本発明による活性が存在する。ジグリセロ
ールエステルは、4種の立体異性体をもち、トリグリセ
ロールエステルは、8種の立体異性体をもつ。
【0045】ジグリセロールエステルにおいては、2−
および2’位置が不斉中心である。立体配置2S2’
S,2R2’S,2S2’Rおよび2R2’Rが、本発
明による活性があり、同等に有利である。
【0046】トリグリセロールエステルにおいては、2
−、2’−および2”位置が不斉中心である。立体配置
2S2’S2”S,2R2’S2”S,2S2’R2”
S、2R2’R2”S、2S2’S2”R,2R2’S
2”R、2S2’R2”Rおよび2R2’R2”Rが、
本発明による活性があり、同等に有利である。
【0047】立体異性体のラセミ混合物を用いること
が、有利であることが証明された。
【0048】本発明の有利な実施態様によると、ジグリ
セロールの1つまたは複数のモノカルボン酸エステル
と、トリグリセロールの1つまたは複数のモノカルボン
酸エステルの混合物が使用される。
【0049】本発明のその他の有利な実施態様による
と、ジグリセロールの1つまたは複数のモノカルボン酸
エステルおよび/またはトリグリセロールの1つまたは
複数のモノカルボン酸エステルは、他の活性化合物(代
替活性化合物)、化粧品において慣用の補助剤、賦形剤
および/または添加物との組み合わせにおいて使用され
る。
【0050】次に、賦形剤および/または代替活性化合
物は、ジグリセロールおよび/またはトリグリセロール
のモノカルボン酸エステルまたはモノカルボン酸エステ
ル類およびこれらの代替活性化合物および/または賦形
剤からなる全量の重量100部分に対して、重量で50
部分まで、好ましくは35部分までの濃度で、有利に存
在する。
【0051】本発明のその他の有利な実施態様による
と、ジグリセロールの1つまたは複数のモノカルボン酸
エステルおよび/またはトリグリセロールの1つまたは
複数のモノカルボン酸エステルは、他の消臭性物質また
は細菌の増殖を阻止するか細菌を死滅させる物質との組
み合わせにおいて使用される。
【0052】本発明のなおその他の有利な実施態様によ
ると、ジグリセロールの1つまたは複数のモノカルボン
酸エステルおよび/またはトリグリセロールの1つまた
は複数のモノカルボン酸エステルは、グリセロール(す
なわち“モノグリセロール”)のモノカルボン酸エステ
ルとの組み合わせにおいて使用される。これらのグリセ
ロールのモノカルボン酸エステルは、ここでは、賦形剤
および/または代替活性化合物の役割をすると思われ、
好ましくは、ジグリセロールおよび/またはトリグリセ
ロールのモノカルボン酸エステルまたはモノカルボン酸
エステル類およびこれらのグリセロールのモノカルボン
酸エステルからなる全量の重量100部分に対して、重
量で50部分まで、好ましくは35部分までの濃度で、
使用される。
【0053】そのようなグリセロールのモノカルボン酸
エステルは、好ましくは、次のような構造を特徴とす
る:
【0054】
【化5】
【0055】[式中、R’”は、炭化水素基、有利には
C原子5〜17個をもつ分枝または非分枝アルキルもし
くはアルケニル基である]。
【0056】本発明によるエステルの消臭性は、第一に
は、グラム陽性細菌、特にコリネフォルム細菌に対する
抗菌性に基づく。これらは、主にアポクリン発汗物の分
解に関わる細菌と見なされる。
【0057】さらに、本発明によるエステルは、ブドウ
球菌に対する良好な抗菌性をもつ。本発明によるエステ
ルは、同時に、ヒトおよび他の温血動物には全く無害で
あるので、それらは、理想的に化粧用デオドラントにお
ける使用に適している。
【0058】本発明による化粧用デオドラントは、ジ−
および/またはトリグリセロールのモノカルボン酸エス
テルまたはエステル類が、各場合において、組成物の全
重量に基づいて、0.01〜10.00重量%、好まし
くは0.05〜5.00重量%、特に好ましくは0.1
〜3.00重量%の濃度で存在する。
【0059】本発明によると、好ましくはα、Ω−アル
カンジカルボン酸は、一般式
【0060】
【化6】
【0061】[式中、nは、数字1〜8を示す。n=
1:マロン酸、n=2:コハク酸、n=3:グルタール
酸、n=4:アジピン酸、n=5:ピメリン酸、n=
6:スベリン酸、n=7:アゼライン酸、n=8:セバ
シン酸]で表される物質からなる群から選ばれる。
【0062】かくして、消臭作用をもつ成分として、
I)1つまたは複数のα、Ω−アルカンジカルボン酸、
およびII)ジ−および/またはトリグリセロールの1
つまたは複数のモノカルボン酸エステルの化粧用デオド
ラントのための使用が、本発明により有利である。
【0063】I)アジピン酸および/またはアゼライン
酸、およびII)ジ−および/またはトリグリセロール
の1つまたは複数のモノカルボン酸エステルの一定含有
量をもつ化粧用デオドラントは、本発明の特に有利な実
施態様と見なされる。
【0064】I)1つまたは複数のα、Ω−ジカルボン
酸、およびII)モノカプリン酸ジグリセロールの一定
含有量をもつ化粧用デオドラントは、本発明の特に有利
な実施態様と見なされる。
【0065】I)アジピン酸および/またはアゼライン
酸、およびII)モノカプリン酸ジグリセロールの一定
含有量をもつ化粧用デオドラントは、本発明の好適な実
施態様と見なされる。
【0066】さらにまた、本発明は、適切な化粧品キャ
リアーに存在し得るI)1つまたは複数のα、Ω−アル
カンジカルボン酸、およびII)ジ−および/またはト
リグリセロールの1つまたは複数のモノカルボン酸エス
テルの混合物の有効量が、場合により、皮膚に適用され
ることを特徴とする、アポクリン発汗物の微生物分解に
より起きるヒト体臭を防除する方法に関する。
【0067】結局、本発明は、また、グラム陽性細菌、
特にコリネフォルム細菌を防除するためのI)1つまた
は複数のα、Ω−アルカンジカルボン酸、およびII)
ジ−および/またはトリグリセロールの1つまたは複数
のモノカルボン酸エステルの混合物の使用、そしてグラ
ム陽性細菌、特にコリネフォルム細菌の増殖を阻止する
ためのジ−および/またはトリグリセロールのモノカル
ボン酸エステルの使用にも関する。
【0068】I)およびII)の比が5:1〜1:5、
特に約1:1に形成されるように、I)1つまたは複数
のα、Ω−アルカンジカルボン酸、およびII)ジ−お
よび/またはトリグリセロールの1つまたは複数のモノ
カルボン酸エステルの含有量を選択することが有利であ
る。
【0069】本発明による化粧用デオドラントは、特に
有利には、ジ−および/またはトリグリセロールのモノ
カルボン酸エステルまたはエステル類が、各場合におい
て、製剤の全重量に基づいて、0.05〜10.00重
量%、好ましくは0.1〜5.0重量%の濃度で存在す
ることを特徴とする。
【0070】本発明による化粧用デオドラントは、特に
有利には、α、Ω−アルカンジカルボン酸もしくはα、
Ω−アルカンジカルボン酸類が、各場合において、製剤
の全重量に基づいて、0.01〜10.00重量%、好
ましくは0.05〜5.0重量%の濃度で存在すること
を特徴とする。
【0071】本発明による化粧用デオドラントは、エア
ゾール、すなわち、エアゾール容器、圧縮空気ビンか
ら、またはポンプ装置によって噴霧できる製品の形で存
在するか、あるいはロール・オン装置によって適用でき
る液状組成物の形で、デオドラントスティックとして、
そして普通のビンおよび容器から適用できるW/Oもし
くはO/W乳剤、例えばクリームもしくはローションの
形で存在し得る。さらにまた、化粧用デオドラントは、
有利には、消臭用チンキ剤、消臭用の直に付けるクレン
ジング剤、消臭用シャンプー、消臭用シャワーもしくは
浴用製剤、消臭用パウダーもしくは消臭用パウダースプ
レーの形で存在し得る。
【0072】水、エタノールおよびイソプロパノール、
グリセロールおよびプロピレングリコールに加えて、使
用される本発明による消臭用製剤の製造のための慣用の
化粧品キャリアーは、そのような製品のための常用量の
割合におけるオレイン酸デシル、セチルアルコール、セ
チルステアリルアルコールおよび2−オクチルドデカノ
ールのようなスキンケアー脂肪もしくは油脂類似物質で
あり、同じく膨潤物質および粘稠化剤、例えばヒドロキ
シエチル−もしくはヒドロキシプロピルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、およびまた、少量では、環式シリ
コン油(ポリジメチルシロキサン)ならびに低粘度の液
体ポリメチルフェニルシロキサンである。
【0073】本発明による化粧用デオドラントのため
の、エアゾール容器からスプレーされる適切な噴射剤
は、慣用の既知の高揮発性液化噴射剤、例えば、炭化水
素(プロパン、ブタンもしくはイソブタン)であり、そ
れは、単独か、その他のものとの混合物として使用され
る。圧搾空気もまた有利に使用され得る。
【0074】当業者は、それ自体無毒であり、本発明の
成分に適切であろうが、それにもかかわらず、環境もし
くは他の付随する状況に受け入れられない作用のため
に、省略されねばならない噴射剤ガス、特にクロロフル
オロ炭化水素類(CFCs)があることを知っている。
【0075】少量、例えば、全組成物に基づき2〜5重
量%で製剤中で使用され、ロール・オン装置により液状
製剤として皮膚の目的の範囲に適用されることが有利で
ある、本発明による化粧用デオドラントの調製に好適と
証明された乳化剤は、ポリオキシエチレン脂肪族アルコ
ールエーテルのような非イオンタイプのものであり、例
えば、分子当たり12または20付加のエチレンオキシ
ド単位をもつセチルステアリルアルコールポリエチレン
グリコールエーテル、セチルステアリルアルコールおよ
びソルビタンエステルおよびソルビタンエステルエチレ
ンオキシド化合物(例えばモノステアリン酸ソルビタン
およびモノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタ
ン)、および長鎖高分子量のろう状ポリグリコールエー
テルである。
【0076】前記の構成成分に加えて、香料、染料、抗
酸化剤(例えば、全組成物に基づき0.01〜0.03
%の量で、α−トコフェロールおよびその誘導体または
ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT=2,6−ジ−t
ert−ブチル−4−メチルフェノール))、懸濁化
剤、バッファー混合液またはその他の慣用の化粧品基剤
が、本発明による消臭性化粧品製剤に添加されてもよ
く、そのpHは、好ましくは、例えば4.0〜7.0、
特に5.0〜6.5に、慣用のバッファー混合液によっ
て調節される。
【0077】好ましくは、本発明による化粧用デオドラ
ントのpHは、本発明による酸成分が、本質的に酸とし
て存在し、アニオンとして存在しないように、すなわち
好ましくは酸性〜中性範囲に、特に5.0〜6.5のp
H範囲に調節される。
【0078】使用されるべき特定量の化粧品キャリアー
および香料は、当業者によっては、特定の製品の性質に
従って、簡単な試行錯誤により容易に決定することがで
きる。
【0079】安定であり、皮膚を刺激せず、そしてそれ
自体抗菌性もしくは静菌性を既に有しているこれらの物
質および香油は、また場合により、芳香性についても好
適である。
【0080】実施例において各場合別々に引用される特
別な製剤とは別に、化粧品製剤は、常法により、撹拌
し、場合により穏やかに加熱しながら、通常の簡単な混
合することによって製造される。製造には、何ら困難は
ない。乳剤のためには、脂肪相と水相とが、例えば、場
合により加熱によって別々に調製され、次いで乳化され
る。
【0081】化粧品製剤を構成するための通常の法則に
ついては、当業者は習熟しており、さもなくば応用がき
く。
【0082】もし本発明による組成物が、パウダースプ
レー中に組み込まれる場合には、このための懸濁液基剤
は、有利には、ケイ酸ゲル(例えば、市販名Aeros
ilRとして得られるもの)、ケイソウ土、タルク、修
飾澱粉、二酸化チタニウム、シルク末、ナイロン末、ポ
リエチレン末および関連物質からなる群より選択でき
る。
【0083】本発明の有利な実施態様例が次に示され
る。述べられる種々の値は、特別に示さない限り、常に
全組成物に基づく重量%である。
【0084】
【実施例】
(実施例1〜4) ポンプスプレー 1 2 3 4 エタノール 60.00 63.00 60.00 60.00 ポリエチレングリコール 3.00 2.50 3.00 3.00 PEG 40 水素化ヒマシ油 2.50 2.50 2.50 2.00 アジピン酸 0.45 0.30 - - アゼライン酸 - - 0.35 0.30 ヒドロキシパルミチン酸 - 0.25 - - DMC 0.30 - - - DML - 0.30 - - TML - - 0.30 - TMM - - - 0.30 香料 q.s. q.s. q.s. q.s. 水 10% NaOHでpH5に 100.00 (実施例5〜6) ロール・オン・ゲル 5 6 エタノール 50.00 45.00 ヒドロキシエチルセルロース 0.50 0.50 Steareth-20 (“Brij 78R") 1.50 1.50 アジピン酸 - 0.50 アゼライン酸 0.45 - DMC 0.30 - DML - 0.30 香料 q.s. q.s. 水 10% NaOHでpH5に 100.00 (実施例7〜8) ロール・オン・乳剤(O/W) 7 8 Steareth-20 (“Brij 76R") 4.00 4.00 セチルアルコール 2.00 1.50 砿油 DAB 9 7.00 7.00 PPG-15 ステアリルエーテル 4.50 4.50 メチルパラベン 0.20 0.20 ジプロピレングリコール 2.50 2.50 アジピン酸 0.80 - コハク酸 - 1.10 DMC 0.30 - DML - 0.30 香料 q.s. q.s. 水 10% NaOHでpH5に 100.00 (実施例9〜10) ワックススティック(無水) 9 10 トリラウリン 38.00 38.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 29.50 29.50 (“Miglyol 812R") ステアリン酸グリセリル,自己乳化 8.50 8.50 蜜ろう 21.00 21.00 アジピン酸 0.50 - アゼライン酸 - 0.60 DMC 0.30 - DML - 0.30 香料 q.s. q.s. 水 10% NaOHでpH5に 100.00 本発明の特徴および態様は以下のとおりである。
【0085】1. I)1つまたは複数のα、Ω−アル
カンジカルボン酸、およびII)ジ−および/またはト
リグリセロールの1つまたは複数のモノカルボン酸エス
テルの混合物を含む化粧用デオドラント。
【0086】2. α、Ω−アルカンジカルボン酸もし
くは酸類が、一般式
【0087】
【化7】
【0088】[式中、nは、数字1〜8を示す]で表さ
れる物質からなる群から選ばれることを特徴とする、第
1項記載の化粧用デオドラント。
【0089】3. アジピン酸および/またはアゼライ
ン酸が、α、Ω−ジカルボン酸として選ばれることを特
徴とする、第1項記載の化粧用デオドラント。
【0090】4. α、Ω−アルカンジカルボン酸もし
くはα、Ω−アルカンジカルボン酸類が、各場合におい
て、製剤の全重量に基づいて、0.01〜10.00重
量%、好ましくは0.05〜5.0重量%の濃度で存在
することを特徴とする、第1項記載の化粧用デオドラン
ト。
【0091】5. ジグリセロールのモノカルボン酸エ
ステルもしくはエステル類が、次の構造:
【0092】
【化8】
【0093】[式中、R’は、炭化水素基、有利にはC
原子5〜17個をもつ分枝または非分枝アルキルもしく
はアルケニル基である]を特徴とする、第1項記載の化
粧用デオドラント。
【0094】6. トリグリセロールのモノカルボン酸
エステルもしくはエステル類が、次の構造:
【0095】
【化9】
【0096】[式中、R”は、炭化水素基、有利にはC
原子5〜17個をもつ分枝または非分枝アルキルもしく
はアルケニル基である]を特徴とする、第1項記載の化
粧用デオドラント。
【0097】7. ジ−またはトリグリセロールのモノ
カルボン酸エステルもしくはエステル類が、モノカプリ
ン酸ジグリセロール(DMC)、モノラウリン酸トリグ
リセロール(TML)、モノラウリン酸ジグリセロール
(DML)およびモノミリスチン酸トリグリセロール
(TMM)からなる群から選ばれることを特徴とする、
第1項記載の化粧用デオドラント。
【0098】8. I)1つまたは複数のα、Ω−アル
カンジカルボン酸、およびII)ジ−および/またはト
リグリセロールの1つまたは複数のモノカルボン酸エス
テルの含有量は、I)およびII)の比が5:1〜1:
5、特に約1:1に形成されるように、選択されること
を特徴とする、第1項記載の化粧用デオドラント。
【0099】9. ジ−および/またはトリグリセロー
ルのモノカルボン酸エステルもしくはエステル類が、各
場合において、製剤の全重量に基づいて、0.05〜1
0.00重量%、好ましくは0.1〜5.0重量%の濃
度で存在することを特徴とする、第1項記載の化粧用デ
オドラント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルント・トラウペ ドイツ・デー−22457ハンブルク・クラウ ス−ナンネ−シユトラーセ61 (72)発明者 マンフレート・クリール ドイツ・デー−20521ハンブルク・イー− シユペヒトアレー11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 I)1つまたは複数のα、Ω−アルカン
    ジカルボン酸、およびII)ジ−および/またはトリグ
    リセロールの1つまたは複数のモノカルボン酸エステル
    の混合物を含む化粧用デオドラント。
JP7185068A 1994-07-04 1995-06-29 α、Ω−アルカンジカルボン酸およびオリゴグリセロールのモノカルボン酸エステルに基づく消臭活性化合物配合剤 Pending JPH0826957A (ja)

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