JPH1077115A - 棒状部品の整送装置 - Google Patents
棒状部品の整送装置Info
- Publication number
- JPH1077115A JPH1077115A JP23417896A JP23417896A JPH1077115A JP H1077115 A JPH1077115 A JP H1077115A JP 23417896 A JP23417896 A JP 23417896A JP 23417896 A JP23417896 A JP 23417896A JP H1077115 A JPH1077115 A JP H1077115A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- suction
- shaped part
- feeder device
- rotary
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 垂直に振動輸送されてきた棒状部品を水平状
態に姿勢変換して取り出せるようにした棒状部品の整送
装置を提供する。 【解決手段】 磁気フィーダを使って立位の姿勢を保持
して棒状部品を直線方向へ送る。この磁気フィーダ装置
の出口側に回転搬送体を配置し、この回転搬送体の円す
い面上には、一定のピッチをおいて複数個の細い直線状
の吸引溝が放射状に形成しておく。回転搬送体の円すい
面状の搬送面を間欠的に回転させ、複数個の細い直線状
の吸引溝に棒状部品を吸着させて回動させ、垂直位置か
ら水平位置に変換する。
態に姿勢変換して取り出せるようにした棒状部品の整送
装置を提供する。 【解決手段】 磁気フィーダを使って立位の姿勢を保持
して棒状部品を直線方向へ送る。この磁気フィーダ装置
の出口側に回転搬送体を配置し、この回転搬送体の円す
い面上には、一定のピッチをおいて複数個の細い直線状
の吸引溝が放射状に形成しておく。回転搬送体の円すい
面状の搬送面を間欠的に回転させ、複数個の細い直線状
の吸引溝に棒状部品を吸着させて回動させ、垂直位置か
ら水平位置に変換する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は棒状部品の整送装置
に係り、特に磁気フィーダ装置で垂直状に振動輸送され
てきた棒状部品の1つを回転搬送体の吸引溝に吸着して
傾斜軸回りをほぼ半回転させ、棒状部品をほぼ水平位置
に姿勢変換できるようにした棒状部品の整送装置に関す
る。
に係り、特に磁気フィーダ装置で垂直状に振動輸送され
てきた棒状部品の1つを回転搬送体の吸引溝に吸着して
傾斜軸回りをほぼ半回転させ、棒状部品をほぼ水平位置
に姿勢変換できるようにした棒状部品の整送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にホッパ内に貯蔵されている電子部
品を使用場所へ給送する際に振動ボウルフィーダが広く
使用されている。振動ボウルフィーダ内に貯蔵された電
子部品は、スパイラル状のトラックに沿って振動作用に
より内方から外方に向かってランダム状に送り出され
る。この振動ボウルフィーダの出口側にはリニア振動フ
ィーダが接続され、振動ボウルフィーダから離れた供給
場所へ電子部品を送給することができる。
品を使用場所へ給送する際に振動ボウルフィーダが広く
使用されている。振動ボウルフィーダ内に貯蔵された電
子部品は、スパイラル状のトラックに沿って振動作用に
より内方から外方に向かってランダム状に送り出され
る。この振動ボウルフィーダの出口側にはリニア振動フ
ィーダが接続され、振動ボウルフィーダから離れた供給
場所へ電子部品を送給することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の棒状部品の整送装置の磁気フィーダ装置によっ
て送られた棒状部品は、通常垂直の向きをしており、次
工程で部品を掴むときに90度向きを変えなければ掴み
にくいこともあり、作業能率が悪いという問題があっ
た。
た従来の棒状部品の整送装置の磁気フィーダ装置によっ
て送られた棒状部品は、通常垂直の向きをしており、次
工程で部品を掴むときに90度向きを変えなければ掴み
にくいこともあり、作業能率が悪いという問題があっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記従来の技術
が有する問題点を解決し、垂直に振動輸送されてきた棒
状部品を水平状態に姿勢変換して取り出せるようにした
棒状部品の整送装置を提供することにある。
が有する問題点を解決し、垂直に振動輸送されてきた棒
状部品を水平状態に姿勢変換して取り出せるようにした
棒状部品の整送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、立位の姿勢を保持して棒状部品を直線方向
へ送る磁気フィーダと、この磁気フィーダの出口側に配
置され、円すい面状の搬送面を有する回転可能な回転搬
送体と、この回転搬送体に直結され、回転搬送体を間欠
的に回転させる回転駆動装置とを備え、前記回転体の円
すい面には、一定のピッチをおいて複数個の細い直線状
の溝が放射状に形成され、この溝底に吸引口が開口し、
吸引源に連通していることを特徴とするものである。
に本発明は、立位の姿勢を保持して棒状部品を直線方向
へ送る磁気フィーダと、この磁気フィーダの出口側に配
置され、円すい面状の搬送面を有する回転可能な回転搬
送体と、この回転搬送体に直結され、回転搬送体を間欠
的に回転させる回転駆動装置とを備え、前記回転体の円
すい面には、一定のピッチをおいて複数個の細い直線状
の溝が放射状に形成され、この溝底に吸引口が開口し、
吸引源に連通していることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について添付
の図面を参照して説明する。図1において、符号1は、
ランダムにストックされた電子部品を振動輸送するため
の振動ボウルフィーダを示したものであり、この振動ボ
ウルフィーダ1は、内側から外側に向かって電子部品を
振動輸送するための、渦巻き状のトラック2を有してい
る。上記振動ボウルフィーダ2の下面には、振動ボウル
フィーダに対して輸送性の振動を与えるための振動発生
装置を具備している。この振動発生装置はそれ自体公知
のものであって電磁振動を発生させる電磁石とボウルを
支持し、輸送性の回転振動に変換させる複数個の振動板
ばねとコントローラとから構成されている。しかして、
上記トラック2の出口側には、一対のガイドピン3,3
が微少間隔をあけて平行に架設されている。このガイド
ピン3,3の出口端には、ゲート板4が設置されてい
る。このゲート板4の出口側には、磁気フィーダ装置5
が配置されている。
の図面を参照して説明する。図1において、符号1は、
ランダムにストックされた電子部品を振動輸送するため
の振動ボウルフィーダを示したものであり、この振動ボ
ウルフィーダ1は、内側から外側に向かって電子部品を
振動輸送するための、渦巻き状のトラック2を有してい
る。上記振動ボウルフィーダ2の下面には、振動ボウル
フィーダに対して輸送性の振動を与えるための振動発生
装置を具備している。この振動発生装置はそれ自体公知
のものであって電磁振動を発生させる電磁石とボウルを
支持し、輸送性の回転振動に変換させる複数個の振動板
ばねとコントローラとから構成されている。しかして、
上記トラック2の出口側には、一対のガイドピン3,3
が微少間隔をあけて平行に架設されている。このガイド
ピン3,3の出口端には、ゲート板4が設置されてい
る。このゲート板4の出口側には、磁気フィーダ装置5
が配置されている。
【0007】この磁気フィーダ装置5は、透磁率の高い
非磁性材料からなる一対の遊動規制板6,6が棒状部品
の全長よりも僅かに大きい間隔をあけて平行に設けられ
ている。また、遊動規制板6の背面側には、それぞれ、
磁極が互いに逆の磁極面を対向させ、前方に向かって対
応間隔が狭まるように配置した一対の永久磁石7A,7
Bが配置されている。これらの永久磁石7A,7Bの内
面にはシーク板8A,8Bが貼着されている。
非磁性材料からなる一対の遊動規制板6,6が棒状部品
の全長よりも僅かに大きい間隔をあけて平行に設けられ
ている。また、遊動規制板6の背面側には、それぞれ、
磁極が互いに逆の磁極面を対向させ、前方に向かって対
応間隔が狭まるように配置した一対の永久磁石7A,7
Bが配置されている。これらの永久磁石7A,7Bの内
面にはシーク板8A,8Bが貼着されている。
【0008】前記磁気フィーダ装置5の全体は、垂直支
持板9に備え付けられており、この垂直支持板9の下端
は、連結杆10を介して加振装置11に連結されてい
る。この加振装置11は、公知のように加振用電磁石お
よび板ばねを含めた加振装置が装備され、電磁石を励磁
したとき、連結杆10を介して磁気フィーダ装置5に水
平方向の振動動作用付与できるようになっている。
持板9に備え付けられており、この垂直支持板9の下端
は、連結杆10を介して加振装置11に連結されてい
る。この加振装置11は、公知のように加振用電磁石お
よび板ばねを含めた加振装置が装備され、電磁石を励磁
したとき、連結杆10を介して磁気フィーダ装置5に水
平方向の振動動作用付与できるようになっている。
【0009】一方、磁気フィーダ装置5の出口側には、
回転搬送体12が傾斜した軸芯13回りを回転可能に配
置されている。この回転搬送体12は傘歯車の形態をな
し、内側が中空室14となっており、外側の円周面15
には、一定のピッチをおいて複数個の吸引溝16,16
…16が一定のピッチをおいて形成されている。また、
各溝16の中ほどには、吸引口17が形成されている。
また、前記、回転搬送体12の下面には駆動モータとし
てのステピングモータ18が駆動軸19を介して接続さ
れている。ステピングモータ18は、アングルフレーム
20を介して設置面21に固定されている。
回転搬送体12が傾斜した軸芯13回りを回転可能に配
置されている。この回転搬送体12は傘歯車の形態をな
し、内側が中空室14となっており、外側の円周面15
には、一定のピッチをおいて複数個の吸引溝16,16
…16が一定のピッチをおいて形成されている。また、
各溝16の中ほどには、吸引口17が形成されている。
また、前記、回転搬送体12の下面には駆動モータとし
てのステピングモータ18が駆動軸19を介して接続さ
れている。ステピングモータ18は、アングルフレーム
20を介して設置面21に固定されている。
【0010】本発明はこのように構成されているから、
振動ボウルフィーダ1を駆動すると、ボウル内の多数の
棒状部品Pは、輸送性の振動作用を受けて、軌道トラッ
ク2に沿って内方から外方に向かって振動輸送されてく
る。軌道トラック2の出口側を出た電子部品Pは、その
脚部をガイドピン3,3の間に落とし込まれ、頭を上に
して直立した姿勢で下流に向かって送られる。その後、
棒状部品Pは、磁気フィーダ装置5の一対の遊動規制板
6,6の間を立位置を保持しながら下流側へと磁気輸送
される。最先端の棒状部品Pは、回転搬送体12の吸引
溝16,16の一つに吸着されたまま、ステピングモー
タ18の回転力により、ほぼ180度回動されたところ
で水平位置を取って一時的に停止する。したがって、横
位置にある電子部品を取り出すことができる。
振動ボウルフィーダ1を駆動すると、ボウル内の多数の
棒状部品Pは、輸送性の振動作用を受けて、軌道トラッ
ク2に沿って内方から外方に向かって振動輸送されてく
る。軌道トラック2の出口側を出た電子部品Pは、その
脚部をガイドピン3,3の間に落とし込まれ、頭を上に
して直立した姿勢で下流に向かって送られる。その後、
棒状部品Pは、磁気フィーダ装置5の一対の遊動規制板
6,6の間を立位置を保持しながら下流側へと磁気輸送
される。最先端の棒状部品Pは、回転搬送体12の吸引
溝16,16の一つに吸着されたまま、ステピングモー
タ18の回転力により、ほぼ180度回動されたところ
で水平位置を取って一時的に停止する。したがって、横
位置にある電子部品を取り出すことができる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、直進磁気フィーダ装置から振動輸送された棒状
部品を回転搬送体の搬送面に吸着して水平状態に姿勢変
換することができ、次工程で横位置に姿勢変換された棒
状部品を容易に摘み上げることができる。
よれば、直進磁気フィーダ装置から振動輸送された棒状
部品を回転搬送体の搬送面に吸着して水平状態に姿勢変
換することができ、次工程で横位置に姿勢変換された棒
状部品を容易に摘み上げることができる。
【図1】本発明の一実施例による部品供給装置を示した
平面図。
平面図。
【図2】棒状部品の整送装置の側面図。
【図3】回転搬送体の一部を拡大して示した断面図。
1 振動ボウルフィーダ 5 磁気フィーダ装置 6 遊動規制板 7 永久磁石 8 シーク板 9 垂直支持板 10 連結杆 11 加振装置 12 回転搬送体 15 円周面 16 吸引溝 19 駆動軸
Claims (4)
- 【請求項1】立位の姿勢を保持して棒状部品を直線方向
へ送る磁気フィーダ装置と、この磁気フィーダ装置の出
口側に配置され、円すい面状の搬送面を有する回転可能
な回転搬送体と、この回転搬送体に直結され、回転搬送
体を間欠的に回転させる回転駆動装置とを備え、前記回
転搬送体の円すい面上には、一定のピッチをおいて複数
個の細い直線状の吸引溝が放射状に形成され、この溝底
に吸引源に連通した吸引口が開口していることを特徴と
する棒状部品の整送装置。 - 【請求項2】前記磁気フィーダ装置は、加振装置の加振
台に接続されていることを特徴とすると請求項1に記載
の棒状部品の整送装置。 - 【請求項3】前記磁気フィーダ装置は間隔をおいて平行
に架設された一対の遊動規制板と、これらの背面に架設
され、前方に向かって間隔が狭まるように斜めに設けら
れた一対の永久磁石片とから構成されていることを特徴
とする請求項1に記載の棒状部品の整送装置。 - 【請求項4】前記回転搬送体は、ほぼ直角の円錐角を有
し、磁気フィーダ装置の出口側のところで吸引溝が垂直
に一致し、そこから90度間回動した所で吸引溝が水平
に一致することを特徴とする請求項1に記載の棒状部品
の整送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23417896A JPH1077115A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 棒状部品の整送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23417896A JPH1077115A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 棒状部品の整送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1077115A true JPH1077115A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16966903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23417896A Pending JPH1077115A (ja) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | 棒状部品の整送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1077115A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113443386A (zh) * | 2020-03-24 | 2021-09-28 | 株式会社村田制作所 | 输送装置和输送方法 |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP23417896A patent/JPH1077115A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113443386A (zh) * | 2020-03-24 | 2021-09-28 | 株式会社村田制作所 | 输送装置和输送方法 |
CN113443386B (zh) * | 2020-03-24 | 2023-12-01 | 株式会社村田制作所 | 输送装置和输送方法 |
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