JPH1076679A - 印字ヘッドのメンテナンス機構 - Google Patents

印字ヘッドのメンテナンス機構

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JPH1076679A
JPH1076679A JP8255566A JP25556696A JPH1076679A JP H1076679 A JPH1076679 A JP H1076679A JP 8255566 A JP8255566 A JP 8255566A JP 25556696 A JP25556696 A JP 25556696A JP H1076679 A JPH1076679 A JP H1076679A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16505Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out
    • B41J2/16508Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out connected with the printer frame

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ヘッドのメンテナンス機構において、簡
単な構成でもって、キャップ内空間の圧力変化によるメ
ニスカス破壊を防止できるようにする。 【解決手段】 キャリッジがキャッピングポジションま
で移動してキャッピングがされると(S1)、機内温度
T1が保存される(S2)。その後、印字が行われない
場合(S3でNO)、その時点での機内温度T2を測定
し(S4)、先の機内温度T1と比較する(S5,S
6)。機内温度T1と機内温度T2に大幅な変化があっ
た場合は(S5でYES,S6でYES)、一時的に印
字ヘッドを非キャッピング状態にする(S7乃至S
9)。これにより、キャップ内空間の圧力はメニスカス
破壊圧力に達することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字装置における
印字ヘッドのメンテナンス装置に関し、特に、印字ヘッ
ドのメニスカスの破壊を防止するための技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、印字ヘッドのインク噴射用ノ
ズルの乾燥を防止するために、印字ヘッドに対してキャ
ッピング装置によるキャッピングが行われている。この
キャッピング時、印字ヘッドとキャッピング装置とで密
閉された空間(以下、キャップ内空間という)の温度
が、外気温変動の影響で変化すると、キャップ内空間の
体積が膨張又は収縮し、キャップ内空間の圧力が変化す
る。ここで、印字ヘッドのメニスカスは、非常に弱い圧
力で破壊されてしまうため、キャップ内空間の圧力を、
メニスカスが破壊されない程度の低い圧力に保っておく
必要がある。このキャップ内空間の圧力を一定に保つ技
術としては、キャップ内空間と外気とを連通させて、こ
の連通路に弁機構を設け、キャップ内空間の温度変化に
応じて弁機構の開閉を制御するようにした印字ヘッドの
メンテナンス機構が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記印
字ヘッドのメンテナンス機構においては、キャッピング
装置以外の部品、即ち、弁機構をメンテナンス機構とし
て取り付ける必要があるため、構成が複雑になり装置が
大きくなるという問題がある。本発明は、上述した問題
点を解決するためになされたものであり、簡単な構成で
もって、キャップ内空間の圧力変化によるメニスカス破
壊を防止することができる印字ヘッドのメンテナンス機
構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明に係る印字ヘッドのメンテナン
ス機構は、インクカートリッジ内のインクを印字ヘッド
のノズルから記録媒体上に噴射して印字を行う印字装置
に用いられ、該印字ヘッドに当接されることにより該ノ
ズルを被覆するキャップ部を有する印字ヘッドのメンテ
ナンス機構であって、印字装置内の温度を検出する温度
検出手段と、キャップ部の印字ヘッドへの当接・非当接
動作を駆動する駆動手段と、温度検出手段により検出さ
れた温度が所定値以上に変化した場合に、キャップ部が
記録手段から非当接となるように駆動手段を制御する制
御手段とを備えたものである。
【0005】上記構成においては、温度検出手段が、印
字装置内の温度を検出し、制御手段が、温度検出手段に
より検出された温度が所定値以上に変化した場合にキャ
ップ部が記録手段から非当接となるように駆動手段を制
御するので、所定値をメニスカスを破壊させる程度の温
度よりも低く設定しておけば、キャップ部と印字ヘッド
との間隙部分の温度が変化してその体積が変化したとき
に、キャップ部が記録手段から非当接となることで、間
隙部分の圧力は印字ヘッドのメニスカスが破壊される圧
力よりも常に低く保たれ、印字不良の発生を防止するこ
とができる。
【0006】また、請求項2に記載の発明に係る印字ヘ
ッドのメンテナンス機構は、請求項1に記載の印字ヘッ
ドのメンテナンス機構であって、温度検出手段に代え
て、キャップ部により印字ヘッドのノズルが被覆されて
いる時間を計測するタイマ検出手段を備え、制御手段
は、タイマ検出手段により計測された時間が所定値に達
した場合に、キャップ部が記録手段から非当接となるよ
うに駆動手段を制御するものである。
【0007】上記構成においては、タイマ手段が、キャ
ップ部により印字ヘッドのノズルが被覆されている時間
を計測し、制御手段が、タイマ検出手段により計測され
た時間が所定値に達した場合にキャップ部が記録手段か
ら非当接となるように駆動手段を制御するので、所定値
を、キャップ部と印字ヘッドとの間隙部分の温度がメニ
スカス破壊温度に達するのに要する時間よりも少なく設
定すれば、キャップ部と印字ヘッドとの間隙部分の温度
が変化してその体積が変化したときに、キャップ部が記
録手段から非当接となることで、間隙部分の圧力は印字
ヘッドのメニスカスが破壊される圧力よりも常に低く保
たれ、印字不良の発生を防止することができる。
【0008】また、請求項3に記載の発明に係る印字ヘ
ッドのメンテナンス機構は、請求項1に記載の印字ヘッ
ドのメンテナンス機構であって、キャップ部により印字
ヘッドのノズルが被覆されている時間を計測するタイマ
検出手段を更に備え、制御手段は、タイマ手段により計
測された時間が所定値に達し、かつ、温度検出手段によ
り検出された温度が所定値に達したときに、キャップ部
が記録手段から非当接となるように駆動手段を制御する
ものである。
【0009】上記構成においては、制御手段は、タイマ
手段により計測された時間が所定値に達し、かつ、温度
検出手段により検出された温度が所定値に達したとき
に、キャップ部が記録手段から非当接となるように駆動
手段を制御するので、各所定値をそれぞれ、キャップ部
と印字ヘッドとの間隙部分の温度がメニスカス破壊温度
に達するのに要する時間、メニスカスが破壊される程度
の温度よりも小さく設定しておけば、タイマ手段により
計測された時間、又は温度検出手段により検出された温
度のいずれか一方に基づいてキャップ部の駆動を制御す
る場合よりも、上記間隙部分の圧力がメニスカスを破壊
する圧力に近くなったことを正確に検出することができ
る。よって、キャップ部が記録手段から非当接となる回
数を減らすことができ、インク及びノズルを乾燥しにく
くすることができる。
【0010】また、請求項4に記載の発明に係る印字ヘ
ッドのメンテナンス機構は、請求項3に記載の印字ヘッ
ドのメンテナンス機構であって、制御手段は、温度検出
手段によって検出された温度の履歴を保存しておき、タ
イマ手段によって計測された時間が所定値に達した場
合、該計測時間内の温度履歴に所定温度以上の温度変化
があった回数を計測し、該温度変化が所定回数以上あっ
たときは、印字ヘッドにフラッシング動作を行わせ、該
温度変化が1回以上で上記所定回数未満であったとき
は、キャップ部が記録手段から非当接となるように駆動
手段を制御するものである。
【0011】上記構成においては、制御手段は、タイマ
手段によって計測された時間が所定値に達した場合、該
計測時間内の温度履歴に所定温度以上の温度変化があっ
た回数を計測し、該温度変化が所定回数以上あったとき
に印字ヘッドにフラッシング動作を行わせ、該温度変化
が1回以上で上記所定回数未満であったときは、キャッ
プ部が記録手段から非当接となるように駆動手段を制御
するので、所定値をキャップ部と印字ヘッドとの間隙部
分の温度がメニスカス破壊温度に達するのに要する時間
よりも少なく設定しておけば、タイマ手段により計測さ
れた時間、又は温度検出手段により検出された温度のい
ずれか一方に基づいてキャップ部の駆動を制御する場合
よりも、上記間隙部分の圧力がメニスカスを破壊する圧
力に近くなったことを正確に検出することができる。よ
って、キャップ部が記録手段から非当接となる回数を減
らすことができ、インク及びノズルを乾燥しにくくする
ことができる。
【0012】また、請求項5に記載の発明に係る印字ヘ
ッドのメンテナンス機構は、請求項1乃至請求項4のい
ずれかに記載の印字ヘッドのメンテナンス機構であっ
て、印字ヘッドをインクジェット方式としたものであ
る。
【0013】上記構成においては、印字ヘッドがインク
ジェット方式であるため、印字リボン等を使用したワイ
ヤドット方式等の印字ヘッドに比してその構成が簡単な
ので装置を小型化でき、さらに、印字をより鮮明に行う
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態に係
る印字ヘッドのメンテナンス機構について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る印字ヘッドのメンテナ
ンス機構を備えたインクジェット式のプリンタを示す斜
視図である。カラーインクジェットプリンタ(以下、プ
リンタという)1は、4色のインク(シアン、マゼン
タ、イエロー、ブラック)を印刷用紙等の記録媒体P上
に噴射して印字を行うインクジェット式の印字ヘッド2
を備え、この印字ヘッド2は上記4色のインクの各々を
噴射する4つのノズル列を備えており、印字時に直線的
に往復駆動されるキャリッジ3上に保持されている。印
字ヘッド2はヘッドユニット4と一体に設けられてお
り、また、印字ヘッド2に4色のインクを供給するイン
クカートリッジ5a,5b,5c,5dがキャリッジ3
に着脱自在に搭載される。キャリッジ3は、その前部が
キャリッジ軸7に軸支され、このキャリッジ軸7に沿っ
て移動可能とされている。キャリッジ3の後部はガイド
プレート8上にスライド自在に支持されている。キャリ
ッジ3の往復移動は、キャリッジ駆動用のモータ(駆動
手段)9によりベルト10を介して駆動される。
【0015】印字ヘッド2と対面する位置にはプラテン
ローラ11が設けられている。このプラテンローラ11
は、ラインフィードモータ(図示なし)の駆動力がプラ
テンギヤ12により伝達されることで駆動される。記録
媒体Pはプラテンローラ11により印字ヘッド2に対向
する位置まで搬送され、印字が行われる。プラテンロー
ラ11の側方には、パージ装置15が設けられている。
印字ヘッド2は、その使用中に内部に気泡が発生した
り、吐出面上にインクの液滴が付着することにより、吐
出不良を起こすことがあるので、これを解消し良好な吐
出状態に回復させるためにパージ装置15がある。ま
た、このパージ装置15は、印字ヘッド2あるいはイン
クカートリッジ5a〜5dを変換した際にも駆動され、
カートリッジ内のインクが印字ヘッド2のノズルまで円
滑に供給されるように機能する。
【0016】パージ装置15の前方には印字ヘッド保護
用のキャッピング装置16が設けられ、キャッピング装
置16の印字領域側の側方部には、印字ヘッド2に対し
てパージを行う吸引キャップ20が設けられている。こ
のキャッピング装置16は、キャリッジ3がキャッピン
グポジションまで移動してきた時に印字ヘッド2のノズ
ル方向に移動し、ノズル周囲に当接するように構成され
ている。これにより、ノズル部分が密閉されてノズル及
びインクの乾燥が防止される。吸引キャップ20はパー
ジ装置15の一部であって、印字ヘッド2のノズルが覆
われている時、ポンプ17が発生させる負圧により、印
字ヘッド2内部の気泡や不良インク等を吸引して印字ヘ
ッド2を回復させる。吸引された不良インクは貯留部1
8へ送られる。吸引キャップ20の側方には、印字ヘッ
ド2のノズルのワイピングを行うワイパ21が設けられ
ている。
【0017】図2はプリンタ1の制御系のブロック図で
ある。プリンタ1には、印字データ処理等の印字動作の
制御を行うG/A(ゲート・アレイ)回路18、及びそ
の他のプリンタ1全体の制御を行うCPU(制御手段)
19が備えられている。G/A回路18には、インター
フェイス部20を介してホストコンピュータ21が接続
され、ホストコンピュータ21から受信した印字データ
を格納するイメージメモリ22も接続されている。ま
た、キャリッジ3の駆動機構、記録媒体Pの搬送機構等
を制御するプログラムを格納するROM25、各機能ブ
ロック毎の制御データを格納するRAM26が、G/A
回路18及びCPU19に接続されている。CPU19
には、操作スイッチ等で構成される操作パネル27、並
びにキャリッジ3駆動用のモータ9及び記録媒体P搬送
用のモータ等からなる駆動系28が接続されている。G
/A回路18には、印字ヘッド2を駆動するためのヘッ
ドドライバ30が接続されており、G/A回路18から
ヘッドドライバ30には、印字データ、転送クロック、
印字クロック、及びラッチ信号が送信される。また、C
PU19には、プリンタ1内部の温度を検出する温度検
出センサ(温度検出手段)32、及び印字ヘッドのノズ
ルがキャッピングされている時間を計測するためのタイ
マ(タイマ手段)33が接続されている。この温度検出
センサ32及びタイマ33からの信号に基づいて、CP
U19は、後述する印字ヘッド2とキャップ16a乃至
16dとの間隙部分の圧力変化に対応するためのキャリ
ッジ3の動作制御を行う。
【0018】次に、上記キャッピング装置16の構成、
及びキャッピング動作について図3乃至図5を参照して
説明する。図3(a)乃至(c)は該キャッピング時の
キャッピング装置16とキャリッジ3の位置関係を示す
上面図、図4(a)はキャッピング装置16による非キ
ャッピング時の状態を示す側面図、(b)はキャッピン
グ装置16によるキャッピング時の状態を示す側面図、
図5(a)(b)はキャッピング装置16のキャップの
2つの形態を示す斜視図である。キャッピング装置16
には、印字ヘッド2の4つのノズルに対してキャッピン
グを行うために、4つのキャップ16a,16b,16
c,16dが備えられている。これらキャップ16a,
16b,16c,16dは、ブチルゴム等の弾力性を有
する素材からなり、キャップユニット35を介してガイ
トシャフト36にスライド移動及び回動が可能に支承さ
れている。このキャップユニット35は、バネ37によ
り印字領域方向に付勢されている。また、キャップユニ
ット35には摺動部(駆動手段)35aが形成されてお
り、この摺動部35aに対向する位置には、カム部材
(駆動手段)38が、非印字領域側へ向かうに従って印
字ヘッド2方向に立ち上がるように傾斜して形成されて
いる。さらに、キャップユニット35には、キャリッジ
3と係止する係止部35bが形成されている。
【0019】キャップ16a乃至16dは、図5(a)
に示すように、印字ヘッド2のノズル部分を覆って完全
に密閉状態にできる形状のものの他に図5(b)に示す
ように、キャップ50のノズルに当接する部分に大気開
放穴50aを形成した形状のものを用いてもよい。この
場合、キャップ50はブチルゴム等の弾力性を有する素
材からなるため、キャッピング時は印字ヘッド2への圧
力で大気開放穴50aは閉じ、キャッピングを解除しよ
うとして圧力が弱くなったときに開く。よって、完全に
キャッピングを解放しなくても、キャップ内空間と大気
とを連通させることができるので、上記圧力変化をなく
すためのキャップ解放に要する時間を少なくすることが
できる。また、キャップ開放のためのキャリッジ3の移
動量が少なくなる。
【0020】上記構成でなるキャッピング装置16のキ
ャッピング動作について説明する。キャリッジ3が印字
領域にあるとき、キャップユニット35はバネ37に付
勢されて図3(a)に示す位置にある。このキャリッジ
3がキャッピングポジションに移動してくると、係止部
35bとキャリッジ3が係合し、キャップユニット35
はキャリッジ3の移動に追従して矢印A方向にスライド
移動する(図3(b),図4(a)参照)。このスライ
ド移動の際、摺動部35aはカム部材38に摺動して移
動するため、キャップユニット35は矢印Bに示すよう
に、キャリッジ3方向に移動し、キャップ16a乃至1
6dが印字ヘッド2に接近する。さらにキャリッジ3が
矢印Cのように移動すると、キャップユニット35がさ
らにキャリッジ3に接近して、キャップ16a乃至16
dによって印字ヘッド2にキャッピングがされる(図3
(c),図4(b)参照)。この後、再びキャリッジ6
が印字領域側に移動した場合、キャップ16a乃至16
dは、バネ37の付勢力により印字領域方向に移動しな
がら印字ヘッド2から離れ、キャリッジ3がキャッピン
グポジションから脱すると、図3(a)に示す初期位置
に復帰する。
【0021】キャッピング装置16によるキャッピング
時の印字ヘッド2とキャップ16a乃至16dとの間隙
(キャップ内空間)部分の温度及び体積変化に対応する
ために行われるキャリッジ3の動作制御の第1の実施形
態について図6のフローチャートを参照して説明する。
キャリッジ3がキャッピングポジションまで移動してキ
ャッピングがされると(S1)、温度検出センサ32に
よりプリンタ1内部の温度(機内温度)T1が検出さ
れ、その値が保存される(S2)。ここで、印字指令が
出された場合は(S3でYES)、キャリッジ3を印字
領域、即ち、キャップ解放位置まで移動させる(S1
0)。印字指令がない場合は(S3でNO)、再び機内
温度T2を測定し(S4)、先に検出した温度T1と比
較する(S5,S6)。この比較において、温度T1と
温度T2に大幅な温度上昇又は下降がみられない場合は
(S5でNO,S6でNO)、S3の処理に戻る。温度
T1と温度T2に大幅な温度上昇又は下降がみられた場
合は(S5でYES,S6でYES)、キャップ内空間
の温度変化による圧力変化をなくすために、キャリッジ
3をキャッピングポジション外(キャップ解放位置)ま
で移動させ(S7)、所定時間、例えば、2秒後に(S
8)、再びキャリッジ3をキャッピングポジションまで
移動してキャッピングを行い(S9)、その後、処理は
S2に戻る。
【0022】上記キャリッジ3の動作制御の第2の実施
形態について図7のフローチャートを参照して説明す
る。キャリッジ3がキャッピングポジションまで移動し
てキャッピングがされると(S21)、現在時刻、即
ち、その時点での時刻Timeが保存される(S2
2)。ここで、印字指令が出された場合は(S23でY
ES)、キャリッジ3を印字領域、即ち、キャップ解放
位置まで移動させる(S28)。印字指令がなく(S2
3でNO)、上記時刻Timeから所定時間、例えば、
6時間経過したときは(S24でYES)、キャップ内
空間の温度変化による圧力変化をなくすために、キャリ
ッジ3をキャッピングポジション外(キャップ解放位
置)まで移動させてキャッピングを解除する(S2
5)。2秒間印字ヘッド2をキャッピングから解放した
後、再びキャリッジ3をキャッピングポジションまで移
動させてキャッピングし(S26,S27)、処理はS
22に戻る。
【0023】上記キャリッジ3の動作制御の第3の実施
形態について図8のフローチャートを参照して説明す
る。キャリッジ3がキャッピングポジションまで移動し
てキャッピングがされると(S31)、現在時刻Tim
e及び機内温度T1の値が保存される(S32)。ここ
で、印字指令が出された場合は(S33でYES)、キ
ャリッジ3を印字領域、即ち、キャップ解放位置まで移
動させる(S42)。印字指令がなく(S33でN
O)、上記時刻Timeから6時間経過したとき(S3
4でYES)、再び機内温度T2を測定し(S35)、
先に検出した機内温度T1と比較し(S36乃至S3
8)、機内温度T2の値に応じて以下のように処理を行
う。機内温度T2が機内温度T1+10℃よりも高くな
っているときは(S36でYES)、キャリッジ3をフ
ラッシング位置まで移動させて(S43)、フラッシン
グ動作を行わせる(S44)。その後、処理はS41へ
進む。機内温度T2が機内温度T1+10℃よりも低く
(S36でNO)、機内温度T1+5℃よりも高くなっ
ているときは(S37でYES)、キャリッジ3をキャ
ップ解放位置まで移動させてキャッピングを解除し(S
39)、2秒間印字ヘッド2をキャッピングから解放し
た後、再びキャリッジ3をキャッピングポジションまで
移動させてキャッピングし(S40,S41)、処理は
S32に戻る。また、上記S36,S37での判定がN
Oのときは、次に、機内温度T2が機内温度T1よりも
大幅に低くなったか、即ち、温度が急激に下がったか否
かを調べて(S38)、温度が急激に下がったときは
(S38でYES)、S39乃至S41の処理を行う。
S38の判定がNOのとき、処理はS32に戻る。この
第3の実施形態は、上記第1及び第2の実施形態の複合
タイプである。
【0024】上記キャリッジ3の動作制御の第4の実施
形態について図9のフローチャートを参照して説明す
る。キャリッジ3がキャッピングポジションまで移動し
てキャッピングがされると(S51)、現在時刻Tim
eの値が保存され、機内温度の履歴がクリアされる(S
52)。ここで、印字指令が出された場合は(S53で
YES)、キャリッジ3を印字領域、即ち、キャップ解
放位置まで移動させる(S61)。印字指令がないとき
は(S53でNO)、検出された機内温度の履歴を保存
する(S54)。上記時刻Timeから6時間経過した
とき(S55でYES)、温度履歴を確認し(S5
6)、温度履歴に3回以上5℃以上の温度変化があった
場合は(S56でYES)、キャリッジ3をフラッシン
グ位置まで移動させて(S62)、フラッシング動作を
行わせる(S63)。その後、処理はS60へ進む。温
度履歴に5℃以上の温度変化があり、その回数が3回に
満たない場合は(S56でNO,S57でYES)、キ
ャリッジ3をキャップ解放位置まで移動させてキャッピ
ングを解除し(S58)、2秒間印字ヘッド2をキャッ
ピングから解放した後、再びキャリッジ3をキャッピン
グポジションまで移動させてキャッピングし(S59,
S60)、処理はS52に戻る。また、温度履歴に5℃
以上の温度変化が1度もなかった場合は(S56,S5
7でNO)、S52の処理に戻る。
【0025】このように、上記いずれの実施形態の印字
ヘッドのメンテナンス機構においてもキャッピング時の
ノズル密閉空間の温度が機内温度変化に応じて変化した
場合、キャッピングが解除されて上記空間内の圧力が一
定に保たれるので、上記空間内圧力は印字ヘッドのメニ
スカス破壊圧力よりも常に低く保たれ、印字不良の発生
を防止することができる。
【0026】なお、本発明は上記実施の形態に限られず
種々の変形が可能である。例えば、上記各実施形態にお
いては、圧力変化をなくすためのキャップ解放は、2秒
間行うものとしているが、これは特に2秒間に限定され
るものではなく、圧力変化をなくすことができる時間で
あれば、何秒間であってもよい。また、キャップの解放
及びフラッシングを行うか否かの判断の基準となる温度
は、上記実施形態において示した温度値に限定されるも
のではなく、プリンタ1の適性、周囲環境等によって適
宜変更されるものである。
【0027】また、上記各実施形態においては、プリン
タ1内部の温度変化に基づいてキャッピングの制御を行
うものとしているが、印字ヘッド2とキャップ16a乃
至16dとで密閉された間隙部分の温度に基づいてキャ
ッピング制御を行うものとしてもよい。この場合、温度
検出センサ32は該間隙部分の温度を検出することにな
る。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明に係
る印字ヘッドのメンテナンス機構によれば、印字装置内
部の温度が検出され、この温度が所定値以上に変化した
場合にキャップ部が記録手段から非当接となるので、所
定値をメニスカスを破壊させる程度の温度よりも低く設
定しておけば、キャップ部と印字ヘッドとの間隙部分の
温度が変化してその体積が増減したときに、間隙部分の
圧力が印字ヘッドのメニスカスが破壊される圧力よりも
高くならず、印字不良の発生を防止することができる。
【0029】また、請求項2に記載の発明に係る印字ヘ
ッドのメンテナンス機構によれば、所定時間経過後、キ
ャップ部が記録手段から非当接となるように制御される
ので、所定時間を、キャップ部と印字ヘッドとの間隙部
分の温度がメニスカス破壊温度に達するために必要とす
る時間よりも少なく設定しておけば、上記請求項1と同
等の効果が得られる。
【0030】また、請求項3に記載の発明に係る印字ヘ
ッドのメンテナンス機構によれば、所定時間が経過し、
かつ、キャップ部と印字ヘッドとの間隙部分の温度が所
定温度に達したときに、キャップ部が記録手段から非当
接となるように制御されるので、所定時間を、キャップ
部と印字ヘッドとの間隙部分の温度がメニスカス破壊温
度に達するのに要する時間に設定し、所定温度を、メニ
スカスを破壊させる程度の温度よりも低く設定しておけ
ば、タイマ手段により計測された時間、又は温度検出手
段により検出された温度のいずれか一方に基づいてキャ
ップ部の駆動を制御する場合よりも、上記間隙部分の圧
力が印字ヘッドのメニスカスが破壊される圧力に近くな
ったことをより正確に検出することができる。よって、
キャップ部が記録手段から非当接となる回数を減らすこ
とができ、インク及びノズルを乾燥しにくくすることが
できる。
【0031】また、請求項4に記載の発明に係る印字ヘ
ッドのメンテナンス機構によれば、所定時間経過後、該
所定時間内にキャップ部と印字ヘッドとの間隙部分の温
度履歴に所定温度以上の温度変化が所定回数以上あった
ときに印字ヘッドにフラッシング動作を行わせ、該温度
変化が1回以上で上記所定回数未満であったときは、キ
ャップ部が記録手段から非当接となるように制御される
ので、所定時間を上記間隙部分の温度がメニスカス破壊
温度に達するのに要する時間よりも小さい値に設定し、
所定温度をメニスカスが破壊される程度の温度に近い値
に設定すれば、タイマ手段により計測された時間、又は
温度検出手段により検出された温度のいずれか一方に基
づいてキャップ部の駆動を制御する場合よりも、上記間
隙部分の圧力がメニスカス破壊圧力に近くなったことを
より正確に検出することができる。よって、キャップ部
が記録手段から非当接となる回数を減らすことができ、
インク及びノズルを乾燥しにくくすることができる。
【0032】また、請求項5に記載の発明に係る印字ヘ
ッドのメンテナンス機構によれば、印字ヘッドがインク
ジェット方式であるため、印字リボン等を使用したワイ
ヤドット方式等の印字ヘッドに比してその構成が簡単な
ので装置を小型化でき、さらに、印字をより鮮明に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印字ヘッドのメンテ
ナンス機構を備えたインクジェット式のプリンタを示す
斜視図である。
【図2】上記プリンタの制御系のブロック図である。
【図3】(a)乃至(c)はキャッピング装置とキャリ
ッジのキャッピング時における位置関係を示す上面図で
ある。
【図4】(a)はキャッピング装置による非キャッピン
グ時の状態を示す側面図、(b)はキャッピング装置に
よるキャッピング時の状態を示す側面図である。
【図5】(a)(b)はキャッピング装置のキャップの
2つの形態を示す斜視図である。
【図6】印字ヘッドとキャップとの間隙部分の温度及び
体積変化に対応するために行われるキャリッジの動作制
御の第1の実施形態による処理の流れを示すフローチャ
ートである。明する。
【図7】上記キャリッジ動作制御の第2実施形態による
処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】上記キャリッジ動作制御の第3実施形態による
処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】上記キャリッジ動作制御の第4実施形態による
処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ(印字装置) 2 印字ヘッド 5a,5b,5c,5d インクカートリッジ 9 モータ(駆動手段) 16a,16b,16c,16d キャップ(キャップ
部) 19 CPU(制御手段) 32 温度検出センサ(温度検出手段) 33 タイマ(タイマ手段) 35a 摺動部(駆動手段) 38 カム部材(駆動手段) P 記録媒体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクカートリッジ内のインクを印字ヘ
    ッドのノズルから記録媒体上に噴射して印字を行う印字
    装置に用いられ、該印字ヘッドに当接されることにより
    該ノズルを被覆するキャップ部を有する印字ヘッドのメ
    ンテナンス機構において、 前記印字装置内の温度を検出する温度検出手段と、 前記キャップ部の前記印字ヘッドへの当接・非当接動作
    を駆動する駆動手段と、 前記温度検出手段により検出された温度が所定値以上に
    変化した場合に、前記キャップ部が前記記録手段から非
    当接となるように前記駆動手段を制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とする印字ヘッドのメンテナンス機
    構。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段に代えて、前記キャッ
    プ部により前記印字ヘッドのノズルが被覆されている時
    間を計測するタイマ検出手段を備え、 前記制御手段は、前記タイマ検出手段により計測された
    時間が所定値に達した場合に、前記キャップ部が前記記
    録手段から非当接となるように前記駆動手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印字ヘッドのメンテ
    ナンス機構。
  3. 【請求項3】 前記キャップ部により前記印字ヘッドの
    ノズルが被覆されている時間を計測するタイマ検出手段
    を更に備え、 前記制御手段は、前記タイマ手段により計測された時間
    が所定値に達し、かつ、前記温度検出手段により検出さ
    れた温度が所定値に達したときに、前記キャップ部が前
    記記録手段から非当接となるように前記駆動手段を制御
    することを特徴とする請求項1に記載の印字ヘッドのメ
    ンテナンス機構。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記温度検出手段によ
    って検出された温度の履歴を保存しておき、前記タイマ
    手段によって計測された時間が所定値に達した場合、該
    計測時間内の温度履歴に所定温度以上の温度変化があっ
    た回数を計測し、該温度変化が所定回数以上あったとき
    は、前記印字ヘッドにフラッシング動作を行わせ、該温
    度変化が1回以上で上記所定回数未満であったときは、
    前記キャップ部が前記記録手段から非当接となるように
    前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項3に記
    載の印字ヘッドのメンテナンス機構。
  5. 【請求項5】 前記印字ヘッドはインクジェット方式の
    印字ヘッドであることを特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載の印字ヘッドのメンテナンス機構。
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