JPH1075640A - 選別装置のチャフシーブ構造 - Google Patents

選別装置のチャフシーブ構造

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JPH1075640A
JPH1075640A JP23378196A JP23378196A JPH1075640A JP H1075640 A JPH1075640 A JP H1075640A JP 23378196 A JP23378196 A JP 23378196A JP 23378196 A JP23378196 A JP 23378196A JP H1075640 A JPH1075640 A JP H1075640A
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JP
Japan
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chaff
plates
operation arm
axis
specific
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Application number
JP23378196A
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English (en)
Inventor
Masami Nakaya
正美 仲谷
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作アームや支え部材が変形しにくいチャフ
シーブ構造を得る。 【解決手段】 シーブケース10内に左右に架設された
状態のチャフ板11を前後に複数個並設するとともに、
各チャフ板11を、シーブケース10に固定した支え部
材12に左右方向に沿う軸芯周りで揺動自在に枢支し、
各チャフ板11の並設方向に沿って配設されるリンク部
材13に、各チャフ板11及び該チャフ板11を揺動操
作する操作アーム17を軸芯と平行な軸芯周りで相対揺
動自在に枢着し、操作アーム17の揺動支点を特定のチ
ャフ板11の支え部材12への枢支軸芯と同一軸芯に設
定した選別装置のチャフシーブ構造において、操作アー
ム17の揺動支点相当箇所に支点ピン16を設けるとと
もに、操作アーム17及び特定のチャフ板11の揺動軸
芯を一致させる状態で、支点ピン16を、特定のチャフ
板11の支え部材12に対する枢支軸14に係合支持し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーブケース内に
左右に架設された状態のチャフ板を前後に複数個並設す
るとともに、前記各チャフ板を、前記シーブケースに固
定した支え部材に左右方向に沿う軸芯周りで揺動自在に
枢支し、前記各チャフ板の並設方向に沿って配設される
リンク部材に、前記各チャフ板及び該チャフ板を揺動操
作する操作アームを前記軸芯と平行な軸芯周りで相対揺
動自在に枢着し、前記操作アームの揺動支点を特定のチ
ャフ板の前記支え部材への枢支軸芯と同一軸芯に設定し
た選別装置のチャフシーブ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の選別装置のチャフシーブ
構造にあっては、例えば、図4に示すように、特定のチ
ャフ板31の揺動軸芯X1と、操作アーム32の揺動軸
芯とを同一になるように、この操作アーム32をシーブ
ケース33に枢着していた。そして、チャフ板31を支
持する支え部材34もシーブケース33に連結固定する
ものとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものにあっては、シーブケース33を揺動させ
て長期に使用しているうちに、支え部材34とシーブケ
ース33との連結姿勢が多少変形することで、操作アー
ム32の揺動支点と、特定のチャフ板31の揺動軸芯X
1とが不一致となることがあり、そうなると、チャフ板
31の姿勢を変更する際に、操作アーム32にこじれが
生じて、操作アーム32の操作が重くなるとともに、無
理に操作すると操作アーム32も変形してしまう等の不
具合があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、操作アームや支え部材が変形しにくい選別装
置のチャフシーブ構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかる選別装置のチャフ
シーブ構造は、シーブケース内に左右に架設された状態
のチャフ板を前後に複数個並設するとともに、前記各チ
ャフ板を、前記シーブケースに固定した支え部材に左右
方向に沿う軸芯周りで揺動自在に枢支し、前記各チャフ
板の並設方向に沿って配設されるリンク部材に、前記各
チャフ板及び該チャフ板を揺動操作する操作アームを前
記軸芯と平行な軸芯周りで相対揺動自在に枢着し、前記
操作アームの揺動支点を特定のチャフ板の前記支え部材
への枢支軸芯と同一軸芯に設定した選別装置のチャフシ
ーブ構造において、前記操作アームの前記揺動支点相当
箇所に支点ピンを設けるとともに、前記操作アーム及び
前記特定のチャフ板の揺動軸芯を一致させる状態で、前
記支点ピンを、前記特定のチャフ板の前記支え部材に対
する枢支軸に係合支持してあることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、操作アームの前記揺動支点相当箇所に支点ピ
ンを設けるとともに、前記操作アーム及び前記特定のチ
ャフ板の揺動軸芯を一致させる状態で、前記支点ピン
を、前記特定のチャフ板の前記支え部材に対する枢支軸
に係合支持してあるから、この支点ピンは枢支軸によっ
て軸芯位置がずれないように保持され、この支点ピンに
支えられて操作アームも軸芯位置がずれないように保持
されることになり、操作アームの軸芯位置も特定のチャ
フ板の揺動軸芯と一致する状態が維持される。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、操作アームの軸芯位置も特定のチャ
フ板の揺動軸芯と一致する状態が維持されるから、シー
ブケースの揺動によってもそれらの軸芯同士が心ずれし
にくくなって、それらの揺動軸支箇所においてこじれが
生じにくくなり、チャフ板の姿勢変更操作を軽快な状態
で長期にわたって良好に行えるに至った。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかる選別
装置のチャフシーブ構造は、請求項1記載のものにおい
て、前記支点ピンを前記枢支軸に外れ止め状態で連結し
てあることを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、支点ピンを枢支軸に外れ止め状態で連結して
あるから、シーブケースが選別揺動する際に不当に支点
ピンが外れてしまうことを規制できるものとなってい
る。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、シーブケースが選別揺動する際に支
点ピンが外れて、操作アームの揺動軸芯と特定のチャフ
シーブの揺動軸芯同士で心ずれが生じてそれらの枢支箇
所でこじれが生じてしまうという不具合が発生すること
を回避できるので、より一層長期にわたって良好に使用
できるに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、コンバインの脱穀装置を
示している。この脱穀装置は、フィードチェーン1で搬
送されてきた刈取穀稈を脱穀処理する扱胴2を扱室3に
軸支するとともに、この扱胴2の下方で脱穀処理物を漏
下処理する受網4を張設する脱穀部Aと、脱穀処理物を
揺動選別処理及び風選別処理する選別部Bと、選別処理
物を精選別物と粗選別物とに分けて回収する回収部Cと
を備えて構成している。
【0012】図1に示すように、選別部Bは、受網4か
らの選別処理物を受け止めて比重選別しながら後方へ移
送するグレンパン5、グレンパン5や受網4からの処理
物を唐箕ファン6からの選別風で風選別処理するチャフ
シーブ7、穀粒を篩い選別するグレンシーブ8、藁屑と
回収可能な処理物とを選別処理するストローラック9を
シーブケース10に設け、このシーブケース10を揺動
駆動するようにして構成している。
【0013】図2及び図3に示すように、チャフシーブ
7は、シーブケース10内に左右に架設された状態のチ
ャフ板11‥を前後に一定間隔おきに複数個並設してい
る。詳述すると、各チャフ板11‥は、シーブケース1
0の左右の縦壁10L,10Rに、それぞれボルト等で
固定された支え部材12,12に上端縁部分で左右方向
に沿った軸芯周りで揺動自在に軸支している。各チャフ
板11の下端縁に相当する遊端部は、前後方向に沿った
長尺帯板部材からなるリンク部材13,13に一定間隔
おきに前記左右方向に沿った軸芯と平行な軸芯周りで相
対揺動自在に枢着している。そして、図2に示すよう
に、特定のチャフ板11の上端縁の支え部材12,12
に対する枢支軸14を前記シーブケース10の左右の縦
壁10L,10Rのそれぞれと、各支え部材12,12
との間の空間部において、左右の縦壁10L,10Rが
わに突出させている。その延長線上において、シーブケ
ース10の左右の縦壁10L,10Rには、透孔15,
15を穿設しているとともに、この透孔15,15に支
点ピン16,16を係入している。この支点ピン16
は、図2に示すように、各チャフ板11‥をリンク部材
13を介して揺動操作するための操作アーム17を揺動
自在に支持する支点部材として構成され、その支点ピン
16の左右方向に沿った中心軸が揺動支点軸と一致する
ものである。すなわち、特定のチャフ板11のリンク部
材13,13への枢支ピン18,18を操作アーム17
に枢着し、前記支点ピン16を操作アーム17に穿設し
た透孔19及び前記シーブケース10の左右の縦壁10
L,10Rの透孔15に係入している。この支点ピン1
6は、図2に示すように、その係入状態で前記枢支軸1
4に外嵌され、この支点ピン16と枢支軸14とを連結
する状態でビス20を枢支軸14に螺着している。ま
た、支点ピン16は操作アーム17が縦壁10L,10
Rから外れないように、その外側端に外径を前記透孔1
5,19の径より大に設定したフランジ部21を設けて
いる。よって、枢支軸14に対してビス20で固定され
ている支点ピン16のフランジ部21で、操作アーム1
7が外れ止めされる。そして、操作アーム17には、電
動アクチュエータ(図示せず)や手動操作レバー(図示
せず)等で引き操作可能にレリーズワイヤ22を係止し
ている。また、レリーズワイヤ22の引き操作とは逆向
きに弾性付勢力を与えるスプリング23を設けている。
【0014】この構成により、操作アーム17,17
は、支点ピン16,16に支持される状態でこの支点ピ
ン16の軸芯方向、つまり前記特定のチャフ板11の揺
動中心となる軸芯方向周りで回動自在となっている。そ
して、この操作アーム17の回動によりリンク部材13
も前後方向に沿って変位操作されるのである。さらに、
支点ピン16が枢支軸14と同一軸芯に沿って支持され
ているから、チャフ板11‥を支持する支え部材12が
変形することなく、前記同一軸芯が維持できるので、長
期使用に耐えることのできる耐久性の高いものとなって
いる。又、ビス20で支点ピン16は枢支軸14に固定
されているので、この支点ピン16が透孔15,19か
ら抜けることが阻止されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの脱穀及び選別装置を示す縦断側面
【図2】チャフシーブの要部を示す一部破断後面図
【図3】チャフシーブの要部を示す縦断側面図
【図4】従来のチャフシーブの要部を示す一部破断後面
【符号の説明】
10 シーブケース 11 チャフ板 12 支え部材 13 リンク部材 14 枢支軸 16 支点ピン 17 操作アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーブケース内に左右に架設された状態
    のチャフ板を前後に複数個並設するとともに、前記各チ
    ャフ板を、前記シーブケースに固定した支え部材に左右
    方向に沿う軸芯周りで揺動自在に枢支し、前記各チャフ
    板の並設方向に沿って配設されるリンク部材に、前記各
    チャフ板及び該チャフ板を揺動操作する操作アームを前
    記軸芯と平行な軸芯周りで相対揺動自在に枢着し、前記
    操作アームの揺動支点を特定のチャフ板の前記支え部材
    への枢支軸芯と同一軸芯に設定した選別装置のチャフシ
    ーブ構造において、 前記操作アームの前記揺動支点相当箇所に支点ピンを設
    けるとともに、前記操作アーム及び前記特定のチャフ板
    の揺動軸芯を一致させる状態で、前記支点ピンを、前記
    特定のチャフ板の前記支え部材に対する枢支軸に係合支
    持してある選別装置のチャフシーブ構造。
  2. 【請求項2】 前記支点ピンを前記枢支軸に外れ止め状
    態で連結してある請求項1記載の選別装置のチャフシー
    ブ構造。
JP23378196A 1996-09-04 1996-09-04 選別装置のチャフシーブ構造 Pending JPH1075640A (ja)

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JP (1) JPH1075640A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010252720A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Kubota Corp コンバインにおけるチャフシーブ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010252720A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Kubota Corp コンバインにおけるチャフシーブ構造

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