JPH1075214A - 変調された光波によって搬送される信号の検出装置 - Google Patents

変調された光波によって搬送される信号の検出装置

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JPH1075214A
JPH1075214A JP8351593A JP35159396A JPH1075214A JP H1075214 A JPH1075214 A JP H1075214A JP 8351593 A JP8351593 A JP 8351593A JP 35159396 A JP35159396 A JP 35159396A JP H1075214 A JPH1075214 A JP H1075214A
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    • H03F3/04Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only
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    • H03F3/087Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light with IC amplifier blocks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PINホトダイオード2、バイアス手段1
1,12,15を含んでいる周波数変調光波の検出装置
において、平均出力電流がインピーダンス変換前置増幅
器段の飽和を惹き起こす電流以下に留まり、そのSN比
の値を低下させることのないようにする。 【解決手段】 受信光パワーに依存してホトダイオード
を自動的に順または逆バイアスできるようにするため
に、 PINホトダイオードからの信号を受信するイン
ピーダンス変換前置増幅器段6の出力電圧を、この増幅
器段の飽和しきい値以下の値に制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光量を電気量に変
換するための装置の分野に関する。
【0002】ビデオ信号、例えばテレビジョン信号を光
学手段、例えば光ファイバを用いて送信するための装置
において、光ファイバの一端において、または一般的に
言えば信号を搬送する光波が伝般する光チャネルの一端
において、光量、例えば光エネルギーを電気量、例えば
電圧または電流に変換するコンバータがある。本発明
は、このコンバータがPINホトダイオードである場合
に適応可能である。
【0003】
【従来の技術】PINホトダイオードは、それが、その
カソード(N接合)とそのアノード(P接合)との間に
供給される正の電圧によって適当にバイアスされている
とき、次式によって表される電流i(t)を供給する電
流発生器と等価である: i(t)=SP(t)。
【0004】この式において、i(t)は電流の瞬時の
強度であり、Sはamp/wattにおいて表現される
PINホトダイオードの感度であり、P(t)はPIN
ホトダイオードによって受信される瞬時の光パワーの値
である。
【0005】入射光パワーは一般に低い値から非常に低
い値に変化するので、同じことは、光検出される電流の
値に当てはまりかつ後者を極めて注意深く増幅すること
が必要であることを想像することができる。このような
増幅の品質は、次のような全く例外的な特性を有してい
る利得Gvの増幅器の出力側とe(−)入力側との間に
抵抗Rgを介挿することによって得られる所謂インピー
ダンス変換形の前置増幅器を使用することによって実現
される。即ち上記特性とは、利得と帯域幅との積が数多
くの用途において数十GHzより大きい。
【0006】この種の光検出段の公知の実施例が図1に
示されている。
【0007】この図には、ビデオ周波数信号によって変
調された光波を送信する光ファイバの一端1が示されて
いる。変調された光エネルギーは、 PINホトダイオ
ード2によって受信される。 PINホトダイオード
は、アノード(p接合)3、真性領域4およびカソード
5を含んでいる。 PINホトダイオード2は、公知の
ように、逆バイアスされており、即ち言わば、正の電圧
はそのカソード5に供給されている。このような条件下
で、 PINホトダイオード2は、そのカソード5から
そのアノード3に流れる電流を供給する。この電流は入
射光パワーの値に比例している。比率はPINホトダイ
オード2の感度を表している。
【0008】図2には、逆バイアス電圧Vpの関数とし
ての光検出された電流Iphの値を表している曲線が示
されている。図2における曲線C1…C5のそれぞれ
は、バイアス電圧の関数としての一定の光電パワーに対
する光検出された電流の値を表している曲線である。こ
のパワーが変化しかつPINホトダイオード2が、例え
ば値Vpによってバイアスされているとき、 PIN
ホトダイオード2の動作点は、 Vp値を通りかつ入
射パワーの関数としての電流を表しているIphに平行
である点線によって図2に示されている垂線に沿ってシ
フトされる。
【0009】電流Iphは、負の入力側7,正の入力側
8,出力側9および出力側9と負の入力側7との間に接
続されている帰還抵抗Rg10を有しているインピーダ
ンス変換前置増幅器段6によって増幅される。
【0010】インピーダンス変換前置増幅器段6のe
(−)入力側7に現れる、Rgが原因のノイズ電流ie
ff(Rg)の値は次式によって表されることが周知で
ある:
【0011】
【数1】
【0012】SN比の理由のために、帰還抵抗またはR
gの高い値から非常に高い値を使用することができると
いう利点を考えることは容易である。
【0013】抵抗Rg10が受けている帰還現象のた
め、 PINホトダイオード2によって見られる帰還抵
抗Rg10の見かけ上の値は極めて低い。
【0014】この見かけ上の抵抗Rappは次式によっ
て表されている:
【0015】
【数2】
【0016】この式において、Gはインピーダンス変換
前置増幅器段6の利得である。
【0017】従って、負の入力側7は、仮想のアースに
等価でありかつすべて電流i(t)は帰還抵抗Rg10
に分岐される。従って、出力電圧Vs(t)は次式で表
される: V(t)=i(t)Rg=SP(t)Rg 平均入射光パワーPh(t)が、例えば、エミッタと受
信機との間で非常に短い光ファイバの一端に、またはそ
の他の場合中継器から非常に短い距離のところに配置さ
れている検出器段に対して生じるような非常に高い値に
達するならば、V(t)=SP(t)Rgの値は非
常に高い値に達する可能性がある。このような条件下
で、インピーダンス変換前置増幅器段6は飽和しかつも
はや線形態様で動作しない。
【0018】インピーダンス変換前置増幅器段6の飽和
のこの問題は周知でありかつそれを解決するために種々
の解決法が使用されている。
【0019】インピーダンス変換前置増幅器段6の飽和
を回避することを目的とした第1の公知の実施例は、V
(t)max =i(t)max Rgが最大の許容V値を
上回らないような手法で低い値の帰還抵抗Rg10を使
用している点にある。この解決法は、次の項
【0020】
【数3】
【0021】の増大という理由で、受光器固有のSN比
の劣化という欠点を産むことになる。
【0022】上記の項において、αは比例係数である。
【0023】インピーダンス変換前置増幅器段6の飽和
を回避することを目的とした第2の公知の実施例は、P
(t)が許容最大値P(t)maximum を上回るのを防止
するために光リンクに減衰器を挿入する点にある。これ
には最適化のためにそれぞれのリンクに個別に減衰器を
挿入するという面倒があるために、これは現在ユーザに
はもはや受け入れられていない。
【0024】この実施例では、ユーザは挿入すべき減衰
器の値を検出するために、平均入射光パワーを測定また
は計算することが要求される。
【0025】更に、第3の公知の解決法は、PINホト
ダイオード2をアバランシホトダイオードによって置き
換える点にある。アバランシホトダイオードは、感度: S=MS によって特徴付けられているPINホトダイオードと等
価である。
【0026】ただしSは、従来のPINホトダイオード
の感度であり、Mは1およびほぼ20の間にある係数で
ある。
【0027】乗算係数Mの値はアバランシホトダイオー
ドのバイアス電圧の値の関数である。この特性を利用す
ることによって、電気的な帰還ループのために、Mの値
を光検出器段における入射光パワーの値に適合させるこ
とができる。
【0028】この効果的な解決法は、次の理由から極め
て高価であるという欠点を有している。即ち、一方にお
いて、 PINホトダイオードに比べたときのアバラン
シホトダイオードのコスト、および他方において、アバ
ランシホトダイオードにて適合するための電子回路のコ
ストである。
【0029】
【発明が解決すべき課題】本発明の課題は、その平均出
力電流がインピーダンス変換前置増幅器段の飽和を惹き
起こす電流以下に留まり、しかもこれによりこのインピ
ーダンス変換前置増幅器段のSN比の値を低下させるこ
とのない、PIN検出ホトダイオードを使用したインピ
ーダンス変換前置増幅器段を提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、請求項1の特徴部分に記載の構成によって解決さ
れる。
【0031】
【発明の実施の形態】上に述べた、インピーダンス変換
前置増幅器段のSN比の値を低下させることのないと
は、理論SN比の値を同じとした場合、本発明の装置の
入射光パワーダイナミック特性が、従来のPINホトダ
イオードのダイナミック特性に比べて優れていることで
ある。別様に表せば、インピーダンス変換前置増幅器段
の帰還抵抗Rgを同じとした場合、本発明の装置の光パ
ワー受信ダイナミック特性が、従来のPINホトダイオ
ードのダイナミック特性に比べて優れていることであ
る。
【0032】従って、本発明の装置は、他端がエミッ
タ、または中継器からの光パワーを受信する光ファイバ
の一端において、特別な前処理または調整なしに使用す
ることができ、このことは、実際に、エミッタまたは中
継器と本発明の装置との間の距離に関係なくそうであ
る。特に、従来の第1の実施例においてはそうであるよ
うに、ソースからの距離が低下し、これにより逆に段の
ノイズが増加されかつそれ故にSN比が低下するとき、
帰還抵抗Rgを低下させるためにその値を調整すること
はもはや必要でない。または、従来の第2の実施例にお
いてはそうであるように、PIN光ダイオードによって
受信される平均光パワーが、例えば最終の中継器と本発
明の装置との間の距離の短縮のために増大するとき、減
衰器を用いて受信される光パワーを低下させる必要はな
い。
【0033】要するに、本発明のPINホトダイオード
光検出器の使用により、ユーザは、局所的に受信される
光パワーの平均レベルに装置を整合させる必要がなくな
る。整合は自動的に行われる。
【0034】PINホトダイオードによって光検出され
る変調電流の平均値を維持するために、本発明によれ
ば、PINホトダイオードの感度を平均受信光パワーの
所定のしきい値Pthreshold より上に低下させるように
している。
【0035】このしきい値Pthreshold より上方では、
PINホトダイオードによって生成される平均電流は一
定に維持される。
【0036】それ故に本発明は、変調された光波によっ
て搬送される信号を検出するための装置であって、2つ
の電極、アノードおよびカソード、並びに真性部分を有
しているPINホトダイオードにおける波を受信し、P
INホトダイオードの電極の少なくとも1つがバイアス
手段に接続されており、PINホトダイオードは、それ
がそのカソードとそのアノードとの間に供給される正の
電圧によって逆バイアスされているとき、入射光波のパ
ワーに比例している光検出電流i(t)を生成する形式
の装置において、PINホトダイオードをバイアスする
ための手段はPINホトダイオードに対して2つのバイ
アス状態、即ち第1のバイアス状態および第2のバイア
ス状態を供給することができ、該バイアスは平均受光パ
ワーに依存している第1または第2の状態において自動
的に形成され、第1の状態において、しきい値Pthresh
old を下回る平均受光パワーに相応して、ホトダイオー
ドはバイアス手段によって逆バイアスされており、第2
の状態において、しきい値Pthreshold より大きい平均
受光パワーに相応して、ホトダイオードは上記バイアス
手段によって順バイアスされており、従ってホトダイオ
ードによって生成される平均光検出電流は一定であると
いう特徴を有している装置に関する。
【0037】
【実施例】次に本発明の有利な実施例をその他の実施例
と共に添付図面を参照して詳細に説明する。
【0038】種々の図において、同一の機能を有する素
子には同一の参照番号が付されている。殊に、以下に詳
しく説明する図3において、図1の素子と同一の機能を
有する素子には同一の参照番号が付されている。
【0039】即ち、図3において、アノード3と、真性
領域4と、カソード5とを含んでいるPINホトダイオ
ード2は、この実施例においては光ファイバの一端によ
って略示されている変調された光源から光が供給され
る。ホトダイオード2のアノード3は、インピーダンス
変換前置増幅器段6の負の入力側に接続されている。こ
のインピーダンス変換前置増幅器段6の正の入力側は、
この例において、アースされている。帰還抵抗Rg10
は、インピーダンス変換前置増幅器段6の出力側とその
負の入力側との間に接続されている。
【0040】本発明の有利な実施例によれば、バイアス
手段が、例えば、PINホトダイオード2のカソード5
に接続されている回路点Aに接続されている。図示の例
では、これらの手段は、回路点Aに接続されている定電
流源11,2つの端子13および14を有するコンデン
サ12,アノード17およびカソード16を有するダイ
オード15を有している。端子13および14のうち1
つは回路点Aに接続されている。ダイオード15のアノ
ード17は回路点Aに接続されている。従って、定電流
源11,ダイオード15のアノード17およびコンデン
サ12の接続端子14は、 PINホトダイオード2の
カソード5に接続されている回路点Aに接続されてい
る。これらの手段11,12および15は、この実施例
において、PINホトダイオード2をバイアスするため
の手段を構成している。
【0041】次に、これら手段の動作を図2,図3,図
4および図5を参照して説明する。図4および図5は、
それぞれ、時間の関数として、 PINホトダイオード
2の入射光パワーを表している波形図である。これらの
波形は、等しい周期にわたって相互に交番する零とそれ
に続く正のパワーとの連続から成っている。図4におい
て、正のレベルPpeakは、平均受信パワーが、イン
ピーダンス変換前置増幅器段6の飽和電圧から周知の方
法において検出されるしきいパワーPthreshold より下
方にあるようなレベルである。放射源がPINホトダイ
オード2から比較的遠い例に対応するこの例は、本発明
の装置の第1のバイアス状態に相応する。図5におい
て、正のレベルPpeakは、平均受信パワーが、イン
ピーダンス変換前置増幅器段6の飽和電圧から周知の方
法において検出されるしきいパワーPthreshold より上
方にあるようなレベルである。放射源がPINホトダイ
オード2に比較的近傍に位置する例に対応するこの例
は、本発明の装置の第2のバイアス状態に相応する。勿
論、同じインピーダンス変換前置増幅器段6は2つの例
に含まれているので、インピーダンス変換前置増幅器段
6を飽和する出力電圧を惹き起こす平均光パワーは同一
である。同様に、目的を果たすために簡単であるように
意図的に選択されている両方の例とも、平均受信パワー
は受光パワーのピーク値の半分に等しい。
【0042】図4および図5において、平均受信パワー
は、時間軸に平行であって、Pavレベルにある点線に
よって表されている。 Pthreshold レベルも、時間軸
に平行である点線によって表されている。図4におい
て、PavレベルはPthreshold レベルより下方にあ
る。図5ではその関係は逆になっている。
【0043】次に、図3に示されている本発明の装置
が、平均入射光パワーがしきいパワーPthreshold より
下方にあるとき(図4における状態)、どのように動作
するかについて説明する。まず、定電流発生器11が、
該定電流発生器11から回路点Aに流れる予めプログラ
ミングされた電流Iavを供給することを述べておく。
この電流Iavは、値Iav×Rgを有する帰還抵抗R
g10の端子に生じる電圧が、インピーダンス変換前置
増幅器段6の飽和電圧より下方にあるようなものであ
る。
【0044】電流源が接続されているとき、コンデンサ
12が、移行フェーズにおいて、まず最初に変化する。
回路点Aにおける電位が上昇する。この電位がダイオー
ド15をターンオンさせるのに十分であるとき、コンデ
ンサ12は充電を停止する。電流Iavは、導通してい
るダイオード15に流れるようになる。PINホトダイ
オード2は逆バイアスされており、即ち正の電圧がその
カソード5に供給されている。バイアス点は例えば、図
2の横軸に示されている値Vpoのところにある。光パ
ワーがPINホトダイオード2に供給されるとき、 P
INホトダイオード2のカソード5とアノード3との間
に電流が生成される。この電流はIphと称される。電
流発生器11は一定であるので、それ故にダイオード1
5を介して電流Iav−Iphを送出する。
【0045】回路点Aにおける電圧はVpoに等しく留
まる。PINホトダイオード2の動作点は常時、バイア
ス電圧Vpoによって定められている。図4に意図的に
示されているように、ピーク光検出パワーPhが瞬時的
にしきいパワーPthresholdより上方になると、このこ
とは、瞬時電流Iphが瞬時的にIavより大きいこと
を意味する。 差Iav−Iphは負であるので、この
ことは、コンデンサ12が放電することを意味する。回
路点Aにおける電圧の値は低下しかつダイオード15を
ターンオフする。IphがIavより大きい期間の時間
は十分に短いので、電圧降下は僅かでありかつ図2に示
されているように、図2に示されているように、Vp
の周囲の広い範囲にわたって、バイアスの関数として光
検出された電流の値を示しかつ光検出された電流の値に
よってパラメータ化されている曲線C1ないしC5が横
軸と平行である直線に類似している限りは、PINホト
ダイオード2の動作に影響を及ぼさない。
【0046】バイアス点がVp近傍の値の周りにある
限り、PINホトダイオード2の応答、即ち言わば電流
Iphの値は同じでありかつ受信される光パワーの値に
のみ依存している。
【0047】光検出されたパワーがしきいパワーPthre
shold 以下に再び低下するとき、電流Iav−Iphの
値は再び正になりかつコンデンサ12には充電電流が流
れる。回路点Aにおける電圧はダイオード15がターン
オンするまで増大する。従って、光検出された電流の平
均値が定電流発生器11によって供給される電流の値以
下に留まっているとき、 PINホトダイオード2は逆
バイアス状態に留まる。瞬時的に定電流発生器11によ
って供給される値より大きい光検出された電流はPIN
ホトダイオード2の特性に影響を及ぼさない。
【0048】次に、平均入射光パワーがしきいパワーP
threshold より上に留まっているとき、本発明のバイア
ス装置がどのように動作するかについて説明する。定電
流発生器11はその前の場合と同じ電流を供給する。こ
の電流は、インピーダンス変換前置増幅器段6の特性に
のみ依存する。
【0049】本発明の装置がスイッチオンされた後に、
検出された信号の受信がスタートしたものと仮定する。
既に説明したように、移行フェーズの終了時において、
回路点Aにおける電圧はダイオード15が導通している
ようなものである。PINダイオード2は電圧Vp
おいて逆バイアスされている。
【0050】PINダイオード2によって供給される電
流の値が定電流発生器11によって供給される電流Ia
vを上回る都度、コンデンサ12は放電電流Iph−I
avを以て放電する。回路点Aにおける電圧は低下しか
つダイオード15はターンオンされる。その前の状態と
は異なって、コンデンサ12の再充電の周期および光検
出されたパワーがパワーPthreshold を下回っている期
間に相応する再充電電流の値は、コンデンサ12を放電
するのに十分ではない。図5に図示されているように、
光検出されたパワーが平均して定電流発生器11によっ
て供給される電流より大きいものと仮定する。結果とし
て、コンデンサ12は通例通り放電しかつしかも、回路
点Aにおける電圧が負になるように充電する。 PIN
ダイオード2は順バイアスされた状態にある。 PIN
ダイオード2が順バイアスされているとき、それによっ
て供給される光検出される電流の値は図2の左半部に図
示されている。この左半部における横軸のスケールは、
曲線C1ないしC5をより分かり易くするために右半部
のスケールよりも大きい。
【0051】それから、光検出される電流の平均値がプ
ログラミングされた電流Iavより上方に留まる傾向を
呈するとき、PINダイオード2は順バイアスされてい
る。光検出される電流の平均値はプログラミングされた
電流Iavにおいて安定している。このような安定化は
次の現象のためである:PINダイオード2のアノード
3とカソード5の間の電圧降下のため、 PINダイオ
ード2の真性領域4における電界は低くなりかつ電子/
正孔対の申し分ない分離を保証するには不十分である。
それ故に、入射光子の効果のために真性領域4において
自由になっている電子/正孔対のいくつかの再結合があ
る。コンデンサの放電12から結果として生じる順バイ
アス電圧の値と電子/正孔対の再結合の程度との間に平
衡状態が確立される。この平衡状態は、光検出された電
流の平均値が定電流発生器11によって供給される電流
Iavの値において安定化しているようなものである。
この動作点は、横軸に平行である直線に沿ってずれる。
この直線は図2の左半部に図示されている。
【0052】コンデンサ12の存在のために、所定の平
均光パワー値に対して得られる感度は、瞬時の感度の値
から影響を受けずに留まる。従って、動作点は入射パワ
ーの平均値によって検出されるので、瞬時の動作点は、
この点に相応して曲線Cに沿ってずれる。従って、図2
において、動作点が曲線C4においてBのところに生じ
ているものとすれば、曲線C4と直線Iph=IavP
との交点、即ちPINホトダイオード2の瞬時の動作点
は曲線C4に沿って、例えば点Cと点Aとの間で移動す
る。コンデンサ12の電圧における緩慢な変化に基づ
く、動作点Bのその平衡位置の周辺での緩慢かつ小さな
移動は、瞬時の感度に殆ど影響しない。このことは、B
の小さな移動に対して、曲線Cを平行であると見なすこ
とができるという事実のためである。
【0053】従って、簡単な手段を使用して、PINホ
トダイオード2の動作点が自動的にシフトされるものと
認めることができる。平均入射光パワーが調整可能なし
きい値Pthreshold 以下である平均入射光パワーに相応
する第1の例では、PINホトダイオード2は逆バイア
スされておりかつ周知のように動作する。平均入射光パ
ワーがこのしきい値Pthreshold より上である平均入射
光パワーに相応する第2の例では、PINホトダイオー
ド2は順バイアスされている。逆または順バイアス負荷
は、平均入射パワーに依存して、自動的に形成される。
【0054】順バイアスモードにおいて、本発明による
解決法は、PINホトダイオード2における所定の入射
光パワーPthreshold より上方における、入射光パワー
Pに逆比例している感度に関する。従って、このパワー
の上方において、光検出される電流の値は、平均入射光
パワーの値に無関係である。
【0055】図3との関連において説明したバイアス手
段は、簡単であるという利点を有している。しかし当業
者には、 PINホトダイオード2によって受信される
平均入射パワーに依存して動作点をシフトするための別
の手段を容易に見つけることが可能である。
【0056】まず第1に、明らかに、これら同じ手段
は、 PINホトダイオード2のカソード5ではなく
て、アノード3に接続することができる。このような例
は図6に示されている。
【0057】この図は図3における要素と同じ要素を示
しているが、図6の例において、PINホトダイオード
2をバイアスするための手段は、 PINホトダイオー
ド2のアノード3に接続されている回路点Eに接続され
ている。この接続モードにおいて、それは、回路点Eに
接続されているバイアスダイオード15のカソード16
がある。この例において、定電流発生器11によって生
成される電流は、回路点Eから定電流発生器11に流れ
る。動作は既述の例の場合と同じである。
【0058】図示されていない別の実施例において、バ
イアスダイオード15は、そのベースが回路点Eに接続
されているトランジスタによって置換することができ
る。
【0059】更に、当業者であれば、別のバイアス手段
を導き出すことが可能であり、これらの手段はPINホ
トダイオード2に並列に接続されておりかつその場合こ
のPINホトダイオード2の電極の一方および他方に接
続されているようなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホトダイオードが逆バイアス給電部とインピー
ダンス変換前置増幅器段との間に接続されている、従来
の技術の、光信号を検出するためのPINホトダイオー
ドを示す回路略図である。
【図2】受信される光パワーを一定とした場合に、PI
Nホトダイオードに供給されるバイアス電圧の関数とし
て光検出される電流Iphの値をそれぞれ表している、
曲線C1ないしC5の群を表す線図である。
【図3】本発明の有利な実施例によるバイアス手段を備
えたPINホトダイオード並びにそれに接続されている
インピーダンス変換前置増幅器段を表している回路略図
である。
【図4】受信される光パワーの意図的に非常に単純な例
を、時間の関数として表している波形図である。
【図5】受信される光パワーの意図的に非常に単純な例
を、時間の関数として表している別の波形図である。
【図6】図3のバイアス手段と同じバイアス手段だが、
等価な逆のモードにおいて接続されている例を示す回路
略図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ、 2 PINホトダイオード( 3
アノード、 4 固有領域、 5 カソード) 6 イ
ンピーダンス変換前置増幅器段、 11 定電流発生
器、 12 コンデンサ、 15 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 17/78 H04B 10/02 10/18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調された光波によって搬送される信号
    を検出するための装置であって、2つの電極(3,
    5)、即ちアノード(3)およびカソード(5)、並び
    に真性部分(4)を有しているPINホトダイオード
    (2)において前記波を受信し、前記PINホトダイオ
    ード(2)の前記電極(3,5)の少なくとも1つがバ
    イアス手段に接続されており、前記PINホトダイオー
    ド(2)は、それがそのカソード(5)とそのアノード
    (3)との間に供給される正の電圧によって逆バイアス
    されているとき、入射光波のパワーに比例している光検
    出電流i(t)を生成する形式の装置において、前記P
    INホトダイオード(2)をバイアスするための手段は
    該PINホトダイオードに対して2つのバイアス状態、
    即ち第1のバイアス状態および第2のバイアス状態を提
    供することができ、該バイアスは平均受光パワーに依存
    している第1または第2の状態において自動的に形成さ
    れ、かつ第1の状態において、しきい値Pthreshold を
    下回る平均受光パワーに相応して、前記PINホトダイ
    オード(2)は前記バイアス手段によって逆バイアスさ
    れており、かつ第2の状態において、しきい値Pthresh
    old より大きい平均受光パワーに相応して、前記ホトダ
    イオードは前記バイアス手段によって順バイアスされて
    おり、従って前記ホトダイオードによって生成される平
    均光検出電流は一定であることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記PINホトダイオ
    ード(2)の前記電極(3,5)の1つに接続されてい
    て、2つの電極(16.17)、即ちアノード(17)
    およびカソード(16)を有しているバイアスダイオー
    ド(15)と、2つの接続端子(13,14)を有して
    いるコンデンサ(12)と、定電流発生器(11,1
    1′)とを含んでいる請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記バイアスダイオード(15)の前記
    アノード(17)、前記コンデンサ(12)の接続端子
    (14)および前記定電流発生器(11)は、前記PI
    Nホトダイオード(2)の前記カソード(5)に接続さ
    れている請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記バイアスダイオード(15)の前記
    カソード(16)、前記コンデンサ(12)の接続端子
    (14)および前記定電流発生器(11′)は、前記P
    INホトダイオード(2)の前記アノード(3)に接続
    されている請求項2記載の装置。
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