JPH1075101A - 電力増幅器 - Google Patents

電力増幅器

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Publication number
JPH1075101A
JPH1075101A JP22893796A JP22893796A JPH1075101A JP H1075101 A JPH1075101 A JP H1075101A JP 22893796 A JP22893796 A JP 22893796A JP 22893796 A JP22893796 A JP 22893796A JP H1075101 A JPH1075101 A JP H1075101A
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JP
Japan
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pattern
power supply
frequency
cable
frequency input
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Pending
Application number
JP22893796A
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English (en)
Inventor
Motoharu Koide
基晴 小出
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH1075101A publication Critical patent/JPH1075101A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力増幅用トランジスタへの電源供給ラインの
影響により周波数特性にうねりが生じることのない電力
増幅器を提供する。 【解決手段】高周波入力パターン1に並んで配置される
電力供給ラインを同軸ケーブル5とし、外導体6をアー
スパターン8に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力増幅器に関
し、特に電力増幅器を構成する電力増幅能動素子である
高周波増幅用トランジスタ(またはFET)への電源供
給法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られている電力増幅器は、図5に
示すように、プリント板10上に、高周波入力パターン
1と高周波出力パターン2と電源供給パターン3とアー
スパターン8とを形成しており、トランジスタ(または
FET)4と電源供給用導線19とバイパスコンデンサ
11と貫通型コンデンサ14と外部電源からの電源供給
用導線15により構成されている。トランジスタ(また
はFET)4のベース(またはゲート)端子、コレクタ
(またはドレイン)端子は、それぞれ高周波入力パター
ン1と高周波出力パターン2に接続される。電源供給用
導線19の片端は電源供給パターン3に接続され、もう
一端は、貫通型コンデンサ14の内導体17の片端に接
続される。貫通型コンデンサ14の内導体17のもう一
端は、外部電源からの電源供給用導線15に接続され
る。貫通型コンデンサ14の外導体18は、シャーシ1
6に固定される。アースパターン8及びシャーシ16は
接続されている。電源供給パターン3はショートスタブ
であり、インダクタンスと同等となる。
【0003】次に動作を説明する。高周波入力端子12
より入力された高周波は、高周波入力パターン1を通
り、トランジスタ(またはFET)4において増幅され
る。トランジスタ(またはFET)4で増幅された高周
波は高周波出力パターン2を通り高周波出力端子13よ
り出力される。トランジスタ(またはFET)4は、外
部電源からの電源供給用導線15、貫通型コンデンサ1
4、電源供給用導線19を通り、電源供給パターン3に
電源が供給されることにより動作する。インダクタンス
の役割をするショートスタブである電源供給パターン3
とバイパスコンデンサ11によりローパスフィルタを形
成し、高周波が電源供給ラインへリークしないようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した従来の電
力増幅器の問題点は、図4(b)に示すように高周波出
力の周波数特性にうねりが生じる、ということである。
その理由は、インダクタンスの役割をするショートスタ
ブである電源供給パターン3とバイパスコンデンサ11
によるローパスフィルタで高周波をカットするが、高周
波のリークを完全に“0”にできないため、図3(b)
に示すように、電源供給用導線19を高周波が通り、図
の電気力線20のような電気力線が生じ、高周波入力パ
ターン1に輻射してしまう。これにより図6に示すよう
な高周波のループができる。輻射された高周波と高周波
入力端子12より入力された高周波の位相は周波数によ
り異なるため、周波数特性にうねりが生じる。
【0005】本発明の目的は、周波数特性にうねりのな
い電力増幅器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電力増幅器は、
トランジスタ(またはFET)への電源供給に同軸ケー
ブルを用いる。同軸ケーブルの内導体を伝わる高周波
は、同軸ケーブルの外導体により、ケーブルの外に輻射
しない。このため、高周波入力パターンへの輻射を防ぐ
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の電力増幅器の実
施の形態を示す図であり、プリント板10上に、高周波
入力パターン1と高周波出力パターン2と電源供給パタ
ーン3とアースパターン8とを形成しており、トランジ
スタ(またはFET)4とセミリジッドケーブル21と
バイパスコンデンサ11と貫通型コンデンサ14と外部
電源からの電源供給用導線15により構成されている。
トランジスタ(またはFET)4のベース(またはゲー
ト)端子、コレクタ(またはドレイン)端子は、それぞ
れ高周波入力パターン1と高周波出力パターン2に接続
される。同軸ケーブルであるセミリジッドケーブル5の
外導体6は、アースパターン8に接続される。セミリジ
ッドケーブル5の内導体7は、電源供給パターン3に接
続される。ケーブル5のもう一端では、内導体17は貫
通型コンデンサ14の内導体17の片端に接続される。
貫通型コンデンサ14の内導体17のもう一端は、外部
電源からの電源供給用導線15に接続される。貫通型コ
ンデンサ14の外導体18は、シャーシ16に固定され
る。アースパターン8とシャーシ16は、接続されてい
る。
【0008】ここでの電源供給パターン3は、シーョト
スタブであり、例えば10[nH]のインダクタンスと
同等とする。バイパスコンデンサ11及び貫通型コンデ
ンサ14の静電容量はそれぞれ0.01[μF]とす
る。入力される高周波の周波数は800[MHz]から
900[MHz]とする。
【0009】次に、図1の動作について、図2,図3
(a)を参照して説明する。図2によれば、高周波は、
高周波入力端子12より入力され、高周波入力パターン
1を通ってトランジスタ(またはFET)4のベース
(またはゲート)端子に入る。ここで増幅された高周波
は、コレクタ(またはドレイン)端子より高周波出力パ
ターン2を通って高周波出力端子13より出力される
が、一部は電源供給パターン3の方へ向かう。10[n
H]のインダクタンスと同等のショートスタブである電
源供給パターン3と静電容量0.01μFのバイパスコ
ンデンサ11によりローパスフィルタを形成するため、
高周波のほとんどはセミリジッドケーブル5の内導体7
へリークしないが、完全に“0”にならない。この高周
波により輻射が生じるが、輻射された高周波は、図3
(a)に示すようにセミリジッドケーブル5の外導体6
に伝わるため、高周波入力パターン1へ輻射する事はな
い。
【0010】図4(a)は、本発明の実施の形態の周波
数特性を示す、(b)の従来例に比べ特性のうねりは無
い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
源供給ラインに同軸ケーブルを用いることにより、高周
波入力パターンへの輻射を防ぐことができ、うねりの無
い周波数特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す図。
【図2】本発明の動作を説明するための図。
【図3】本発明及び従来例の動作を示す図で、(a)は
本発明、(b)は従来例の場合を示す。
【図4】本発明及び従来例の周波数特性を示す図で、
(a)は本発明、(b)は従来例の場合を示す。
【図5】従来の電力増幅器の構成を示す図。
【図6】従来例の動作を示す図。
【符号の説明】
1 高周波入力パターン 2 高周波出力パターン 3 電源供給パターン 4 トランジスタ(及びFET) 5 同軸ケーブル 6 同軸ケーブル外導体 7 同軸ケーブル内導体 8 アースパターン 9 同軸ケーブル誘電体 10 プリント基板 11 パイパスコンデンサ 12 高周波入力端子 13 高周波出力端子 14 貫通型コンデンサ 15 外部電源からの電源供給用導線 16 シャーシ 17 貫通型コンデンサ内導体 18 貫通型コンデンサ外導体 19 電源供給用導線 20 電気力線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波入力パターンと、高周波出力パタ
    ーンと、高周波出力パターンに連結した電力供給パター
    ンと、これらのパターンを囲むアースパターンと、高周
    波入力パターンと高周波出力パターンとの間に配置され
    たトランジスタと、電力供給パターンとアースパターン
    との間に配置されたバイパスコンデンサと、電源供給ラ
    インとしての同軸ケーブルとを有する電力増幅器。
  2. 【請求項2】 電源供給ラインが高周波入力パターンに
    沿って配置されるとともに同軸ケーブルの内導体が電力
    供給パターンに接続され、外導体がアースパターンに接
    続される請求項1の電力増幅器。
  3. 【請求項3】 電源供給が高周波入力端子側からなされ
    る請求項2の電力増幅器。
JP22893796A 1996-08-29 1996-08-29 電力増幅器 Pending JPH1075101A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22893796A JPH1075101A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 電力増幅器

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JP22893796A JPH1075101A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 電力増幅器

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JPH1075101A true JPH1075101A (ja) 1998-03-17

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ID=16884199

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JP22893796A Pending JPH1075101A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 電力増幅器

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991116