JP2002368545A - 電子回路のノイズ対策方法および電子回路基板 - Google Patents

電子回路のノイズ対策方法および電子回路基板

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JP2002368545A
JP2002368545A JP2001171264A JP2001171264A JP2002368545A JP 2002368545 A JP2002368545 A JP 2002368545A JP 2001171264 A JP2001171264 A JP 2001171264A JP 2001171264 A JP2001171264 A JP 2001171264A JP 2002368545 A JP2002368545 A JP 2002368545A
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JP
Japan
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ground
small signal
terminal
electronic circuit
grounding
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JP2001171264A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Shintani
浩之 新谷
Toshihiro Touto
俊弘 東桃
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波ノイズの影響を簡単な構成で低減す
る。 【解決手段】 電子回路11では、アンプ13を含むパ
ワーIC12で、プリアンプなどの小信号用の接地を小
信号用接地端子14で、他の部分の接地接続端子15と
は分けて行う。電子回路基板にパワーIC12を実装す
る状態では、小信号用接地端子14を小信号用接地端子
装着領域24から小信号用接地配線パターン27を介し
て共通接地点16に接続し、1点アースを行う。小信号
用接地端子14と接地接続端子15との間は、コンデン
サ17で高周波ノイズをバイパスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路な
どを搭載する電子回路のノイズ対策方法および電子回路
基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子回路では、ノイズに対す
る種々の対策が採られている。図6は、ノイズ対策を考
慮した電子回路1として、オーディオ帯域の電力増幅を
行うパワーIC2で、接地を信号レベルに応じて分けて
行う構成を示す。パワーIC2には、微少なレベルの信
号を増幅するプリアンプからスピーカなどを駆動しうる
電力増幅を行うパワーアンプまでが集積されている。プ
リアンプは、ノイズに敏感であり、ノイズが入ると、微
少な信号とともに増幅してしまい、音質を劣化させる。
パワーアンプは、大電流が流れ、しかも信号に応じて変
化する。パワーIC2内のアンプ3が内部にプリアンプ
を含んでいるようなときには、接地接続用の端子を、プ
リアンプ用の小信号用接地端子4と、他の部分用の接地
接続端子5とに分け、1箇所で接地に接続する1点アー
スが行われることが多い。パワーアンプに流れる電流に
よる影響を、プリアンプに与えにくくするためである。
このようなパワーIC2を配線基板などに搭載するとき
には、小信号用接地端子4および接地接続端子5から離
れた位置に共通接地点6が設けられ、1点アースのため
の共通接地が行われる。
【0003】電子回路のノイズ対策に関連する先行技術
は、たとえば特開平9−93803号公報や特開200
0−269613号公報などに開示されている。特開平
9−93803号公報には、電源にサージノイズが印加
された場合でも、電源電圧の変動を抑制するために、グ
ランドラインと回路アースラインとをサージ吸収素子を
介して接続する構成が開示されている。特開2000−
269613号公報には、プリント基板に周辺機器接続
用のケーブルを接続する際に、プリント基板上のグラン
ドに含まれる高周波ノイズがケーブルのシールドから不
要輻射として周囲の空間に送信されないように、フェラ
イトビーズで接続する構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯電話等が急
激に普及しているので、携帯電話の無線通信に使用する
100MHz〜1000MHz程度の周波数の高周波電
波が各種電子回路の近くで送信される機会が多くなって
きている。図6に示すような電子回路1に携帯電話等の
高周波電波機器が近づくと、アンプ3の小信号用接地端
子4から共通接地点6までの配線パターンなどがアンテ
ナループとして機能するので、高周波電圧が誘起され、
ノイズとして重畳しやすくなる。小信号用接地端子4に
ノイズが重畳すると、アンプ3の出力段にノイズが回り
込んでオーディオ帯域の信号とミックスされ、不快な音
となってしまう。
【0005】また、携帯電話などの携帯用電子機器で
は、高機能な半導体集積回路などが使用され、クロック
信号などの周波数も高くなって、他の部分に対するノイ
ズ源となりやすくなっている。狭い電子機器内の空間に
ノイズ源と、ノイズの影響を受ける部分とが同居するこ
とも多くなってきている。
【0006】本発明の目的は、高周波ノイズの影響を簡
単な構成で低減することができる電子回路のノイズ対策
方法および電子回路基板を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、小信号部を接
地するための小信号用接地端子と、他の部分を接地する
ための接地接続端子とが分けて設けられる電子回路のノ
イズ対策方法において、少なくとも小信号用接地端子か
ら離れた位置で、小信号用接地端子および接地接続端子
を共通に接地し、小信号用接地端子と接地接続端子との
間を、高周波バイパス手段を介して接続することを特徴
とする電子回路のノイズ対策方法である。
【0008】本発明に従えば、電子回路には、小信号部
を接地するための小信号用接地端子と、他の部分を接地
するための接地接続端子とが分けて設けられる。通常の
1点アースによるノイズ対策として、少なくとも小信号
用接地端子から離れた位置で、小信号用接地端子および
接地接続端子を共通に接地する。さらに、小信号用接地
端子と接地接続端子との間を、高周波バイパス手段を介
して接続するので、高周波ノイズが、小信号用接地端子
から、接地接続端子との共通の接地までの配線に重畳し
ても高周波バイパス手段で短絡され、高周波ノイズの影
響を低減することができる。
【0009】また本発明は、前記高周波バイパス手段と
して、コンデンサを用いることを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、高周波バイパス手段とし
てコンデンサを用いるので、低い周波数に対しては高イ
ンピーダンスとなって、1点アースの効果を損わず、高
周波ノイズに対しては小信号用接地端子と接地接続端子
との間を短絡に近い低インピーダンスにすることができ
る。
【0011】さらに本発明は、小信号部を接地するため
の小信号用接地端子と、他の部分を接地するための接地
接続端子とが分けて設けられる電子回路のノイズ対策方
法において、少なくとも小信号用接地端子から離れた位
置に、小信号用接地端子および接地接続端子の共通接地
点を設け、小信号用接地端子から共通接地点への接続
を、高周波阻止手段を介して行うことを特徴とする電子
回路のノイズ対策方法である。
【0012】本発明に従えば、電子回路には、小信号部
を接地するための小信号用接地端子と、他の部分を接地
するための接地接続端子とが分けて設けられる。通常の
1点アースによるノイズ対策として、少なくとも小信号
用接地端子から離れた位置で、小信号用接地端子および
接地接続端子を共通に接地する共通接地点を設ける。さ
らに、小信号用接地端子から共通接地点への接続を、高
周波阻止手段を介して行うので、小信号用接地端子から
共通接地点までの配線が高周波に対し、アンテナループ
として機能しにくくなり、高周波ノイズの影響を低減す
ることができる。
【0013】また本発明で、前記電子回路は、小信号部
としてプリアンプ部を含む低周波電力増幅用の半導体集
積回路であることを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、プリアンプ部の接地端子
に高周波ノイズが入り込まないようになるので、低周波
電力増幅された出力へのノイズの回り込みも少なくな
り、音質を劣化させないようにすることができる。
【0015】さらに本発明は、ノイズ発生源となりうる
回路部分を含む電子回路のノイズ対策方法において、ノ
イズ発生源となりうる回路部分の接地用配線を、他の部
分の接地用配線と分離し、ノイズ発生源となりうる回路
部分の接地用配線を、他の部分の接地用配線に、高周波
阻止手段を介して接続することを特徴とする電子回路の
ノイズ対策方法である。
【0016】本発明に従えば、電子回路には、ノイズ発
生源となりうる回路部分を含むので、他の部分と同様に
接地すると、接地を通じて他の回路部分にノイズが回り
込みやすい。ノイズ発生源となりうる回路部分の接地用
配線を、他の部分の接地用配線から分離して、高周波阻
止手段を介して接続するので、接地用配線にノイズが回
り込みにくくなり、ノイズの影響を受けにくくすること
ができる。
【0017】また本発明は、前記高周波阻止手段とし
て、導線と、該導線に挿嵌されるフェライトビーズとか
らなるフェライトビーズフィルタを用いることを特徴と
する。
【0018】本発明に従えば、フェライトビーズフィル
タの導線を高周波電流が流れようとすると、導線に挿嵌
されているフェライトビーズで高周波電力の損失が生じ
るので、高周波に対してインピーダンスを高くすること
ができる。直流や低周波に対して、導線のインピーダン
スは低いので、高周波のみを有効に阻止することができ
る。
【0019】さらに本発明は、小信号部を接地するため
の小信号用接地端子と、他の部分を接地するための接地
接続端子とが分けて設けられる電子回路を搭載する電子
回路基板において、小信号用接地端子を装着する小信号
用接地端子装着領域と、接地接続端子を装着する接地接
続端子装着領域と、少なくとも小信号用接地端子装着領
域から間隔を開けて配置され、小信号用接地端子および
接地接続端子を共通に接地するための共通接地領域と、
小信号用接地端子装着領域と共通接地領域とを接続する
小信号接地配線パターンと、接地接続端子装着領域と共
通接地領域とを接続する接地接続配線パターンと、小信
号用接地端子装着領域と接地接続端子装着領域との間に
接続される高周波バイパス手段とを、含むことを特徴と
する電子回路基板である。
【0020】本発明に従えば、電子回路基板は、小信号
部を接地するための小信号用接地端子と、他の部分を接
地するための接地接続端子とが分けて設けられる電子回
路を搭載し、小信号用接地端子装着領域と、接地接続端
子装着領域と、共通接地領域と、小信号接地配線パター
ンと、接地接続配線パターンと、高周波バイパス手段と
を含む。小信号接地配線パターンおよび接地接続配線パ
ターンは、電子回路の小信号用接地端子および接地接続
端子を装着する小信号用接地端子装着領域および接地接
続端子装着領域と共通接地領域とをそれぞれ接続するの
で、1点アースによる接地を行うことができる。小信号
用接地端子装着領域と接地接続端子装着領域との間に
は、高周波バイパス手段が接続されるので、高周波ノイ
ズに対しては小信号用接地端子と接地接続端子との間を
バイパスし、ノイズの重畳を避けることができる。
【0021】さらに本発明は、小信号部を接地するため
の小信号用接地端子と、他の部分を接地するための接地
接続端子とが分けて設けられる電子回路を搭載する電子
回路基板において、小信号用接地端子を装着する小信号
用接地端子装着領域と、接地接続端子を装着する接地接
続端子装着領域と、少なくとも小信号用接地端子装着領
域から間隔を開けて配置され、小信号用接地端子および
接地接続端子を共通に接地するための共通接地領域と、
小信号用接地端子装着領域と共通接地領域とを接続する
ための小信号接地配線パターンと、接地接続端子装着領
域と共通接地領域とを接続する接地接続配線パターン
と、小信号用接地配線パターンと共通接地領域との間に
接続される高周波阻止手段とを、含むことを特徴とする
電子回路基板である。
【0022】本発明に従えば、電子回路基板は、小信号
部を接地するための小信号用接地端子と、他の部分を接
地するための接地接続端子とが分けて設けられる電子回
路を搭載し、小信号用接地端子装着領域と、接地接続端
子装着領域と、共通接地領域と、小信号接地配線パター
ンと、接地接続配線パターンと、高周波阻止手段とを含
む。小信号接地配線パターンおよび接地接続配線パター
ンは、電子回路の小信号用接地端子および接地接続端子
を装着する小信号用接地端子装着領域および接地接続端
子装着領域と共通接地領域とをそれぞれ接続するので、
1点アースによる接地を行うことができる。小信号用接
地配線パターンと共通接地領域との間には、高周波阻止
手段が接続されるので、高周波ノイズに対して小信号用
接地配線パターンがアンテナとして機能しにくくなり、
ノイズの重畳を避けることができる。
【0023】さらに本発明は、ノイズ発生源となりうる
回路部分を含む電子回路を搭載する電子回路基板におい
て、ノイズ発生源となりうる回路部分の接地用配線を、
他の部分の接地用配線と分離して装着するノイズ源接地
配線パターンと、ノイズ発生源となりうる回路部分を除
く他の回路部分の接地用配線を装着する接地接続配線パ
ターンと、ノイズ源接地配線パターンと接地接続配線パ
ターンとの間に挿入される高周波阻止手段とを、含むこ
とを特徴とする電子回路基板である。
【0024】本発明に従えば、電子回路基板は、搭載す
る電子回路に含まれるノイズ発生源となりうる回路部
分、たとえばデジタル回路などの接地用配線を、他の部
分の接地用配線と分離してノイズ源接地配線パターンに
装着する。他の部分の接地用配線は、接地接続用配線パ
ターンに装着する。ノイズ源接地配線パターンと接地接
続配線パターンとの間には、高周波阻止手段が挿入され
るので、ノイズ源となりうる回路部分から高周波ノイズ
が発生しても、接地配線を通じて他の回路部分に回り込
みにくくなり、高周波ノイズの影響を低減することがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の第1形態
である電子回路11の概略的な構成を示す。図1(a)
は電気的構成、図1(b)は電子回路基板への実装時の
構成をそれぞれ示す。図1(a)に示すように、電子回
路11は、パワーIC12を中心に構成され、オーディ
オ信号を電力増幅して、スピーカなどを駆動するアンプ
13として機能する。アンプ13の内部には、小信号部
としてプリアンプが設けられ、2系統の入力信号In
1,In2を混合することができる。また、スタンバイ
端子STBYを備え、出力のミューティングが可能であ
る。パワーアンプは、正側の電源電圧Vccと接地GN
Dとの間の電圧で動作し、スピーカは+OUTおよび−
OUT間で駆動する。このようなアンプ13の構成はあ
くまでも一例であり、必要に応じて種々の構成を採るこ
とができる。
【0026】パワーIC12では、オーディオ帯域のノ
イズ対策として、プリアンプなどの小信号部を接地する
ためのPreGNDを小信号用接地端子14として、他
の部分を接地するためのGNDである接地接続端子15
とが分けてある。電子回路基板で、小信号用接地端子1
4と接地接続端子15との接地を、少なくとも小信号用
接地端子14から離れた位置に設けられる共通接地点1
6で行うことによって、1点アースによる電子回路11
のノイズ対策方法が採られる。本実施形態では、小信号
用接地端子14と接地接続端子15との間を、高周波バ
イパス手段であるコンデンサ17を介して接続する。
【0027】図1(b)に示すように、パワーIC12
の小信号接地端子14および接地接続端子15を実装す
る電子回路基板には、通常の1点アースによるノイズ対
策として、少なくとも小信号用接地端子14から離れた
位置で、小信号用接地端子および接地接続端子15を共
通に接地する共通接地点16が設けられる。さらに電子
回路基板には、小信号用接地端子14を装着する小信号
用接地端子装着領域24と、接地接続端子15を装着す
る接地接続端子装着領域25と、少なくとも小信号用接
地端子装着領域24から間隔を開けて配置され、小信号
用接地端子14および接地接続端子15を共通に接地す
るための共通接地領域26と、小信号用接地端子装着領
域24と共通接地領域26とを接続する小信号接地配線
パターン27と、接地接続端子装着領域25と共通接地
領域26とを接続する接地接続配線パターン28と、小
信号用接地端子装着領域24と接地接続端子装着領域2
5との間に接続される高周波バイパス手段であるコンデ
ンサ17とが含まれる。
【0028】小信号接地配線パターン27および接地接
続配線パターン28は、パワーIC12の小信号用接地
端子14および接地接続端子15を装着する小信号用接
地端子装着領域24および接地接続端子装着領域25と
共通接地領域26とをそれぞれ接続するので、1点アー
スによる接地を行うことができる。小信号用接地端子装
着領域24と接地接続端子装着領域25との間は、コン
デンサ17で高周波バイパスを行うので、高周波ノイズ
に対しては小信号用接地端子14と接地接続端子15と
の間のインピーダンスを低下させ、ノイズの重畳を避け
ることができる。コンデンサ17は、低い周波数に対し
ては高インピーダンスとなって、1点アースの効果を損
わず、高周波ノイズに対しては小信号用接地端子と接地
接続端子との間を短絡に近い低インピーダンスにするこ
とができる。
【0029】本実施形態で用いるコンデンサ17として
は、表面実装用のチップ型セラミックコンデンサなどが
好適である。たとえば、0.15μF以上の容量を有す
るチップ型セラミックコンデンサを用いると、携帯電話
等の100MHz〜1000MHzの機器を近づけて
も、ノイズの発生を抑制することが可能である。
【0030】図2は、本発明の実施の第2形態である電
子回路31の概略的な構成を示す。図2(a)は電気的
構成、図2(b)は電子回路基板への実装時の構成をそ
れぞれ示す。本実施形態で、図1の実施形態に対応する
部分には同一の参照符を付し、重複する説明は省略す
る。図2(a)に示すように、本実施形態の電子回路3
1は、小信号用接地端子14と共通接地点16との間
に、高周波阻止手段であるEMIフィルタ37を接続す
る。
【0031】図2(b)に示すように、本実施形態で
は、パワーIC12の小信号部を接地するための小信号
用接地端子14を装着する小信号用接地端子装着領域2
4と共通接地領域26とを接続するための小信号接地配
線パターン27を、EMIフィルタ37を介して共通接
地領域26に接続する。EMIフィルタ37は、直流や
低周波に対しては低インピーダンスとなるので、小信号
接地端子14と接地接続端子15とに対し、共通接地点
16での1点アースによる接地を行うことができる。E
MIフィルタ37は、100MHz以上の高周波ノイズ
に対してインピーダンスが高くなるので、小信号用接地
配線パターン27がアンテナとして機能しにくくなり、
ノイズの重畳を避けることができる。
【0032】図3は、図2のEMIフィルタ37として
好適に用いることができるフェライトビーズフィルタ4
0の外観および特性の例を示す。図3(a)に示すよう
に、フェライトビーズフィルタ40は、1または複数の
フェライトビーズ41,42が導線43に挿嵌されて形
成される。図3(b)に示すように、導線43を流れる
交流電流の周波数が高くなって高周波になると、フェラ
イトビーズ41,42中での損失が増大して、等価的な
抵抗Rの値が大きくなり、リアクタンスXが比較的低く
ても、抵抗RとリアクタンスXとを合成したインピーダ
ンスZは高くなる。さらに周波数が高くなると、リアク
タンスXも高くなり、抵抗Rの上昇は飽和しても、総合
的なインピーダンスZは上昇する。このように、フェラ
イトビーズフィルタ40の導線43を高周波電流が流れ
ようとすると、導線43に挿嵌されているフェライトビ
ーズ41,42で高周波電力の損失が生じるので、高周
波に対してインピーダンスZを高くすることができる。
直流や低周波に対して、導線43のインピーダンスは低
いので、高周波のみを有効に阻止することができる。
【0033】図1および図2に示す実施形態では、パワ
ーIC12のアンプ13に対し、プリアンプ部の接地端
子である小信号用接地端子14に高周波ノイズが入り込
まないようになるので、低周波電力増幅された出力への
ノイズの回り込みも少なくなり、音質を劣化させないよ
うにすることができる。
【0034】図4は、本発明の実施の第3形態である電
子回路50として、ノイズ発生源となりうる回路部分を
含む場合のノイズ対策の構成を示す。図4(a)に示す
ように、電子回路50中に、矩形波を入出力するインバ
ータなどのIC51,52が含まれていると、ノイズ発
生源となりうる回路部分となる。説明の簡略化のため
に、他の回路部分もインバータであるIC53で示す
と、インバータの入力は、電源電圧VCCに固定されて
いる。IC51,52のように、矩形波やパルス信号を
取扱う回路では、過度的に急激な状態変化を生じ、他の
回路部分に対してノイズ発生源となってしまう。
【0035】図4(b)に示すように、本実施形態で
は、IC51,52,53を実装する電子回路基板で、
ノイズ発生源となりうるIC51,52の接地用配線で
あるノイズ源接地配線パターン54を、他の部分である
IC53などの接地接続配線パターン55と分離し、ノ
イズ発生源接地用配線パターン54は、他の部分の接地
接続配線パターン55に、高周波阻止手段であるEMI
フィルタ56を介して接続する。
【0036】電子回路50には、ノイズ発生源となりう
る回路部分であるIC51,52を含むので、他の部分
であるIC53などと同様に接地すると、接地を通じて
他の回路部分にノイズが回り込みやすい。ノイズ発生源
となりうる回路部分IC51,52のノイズ源接地配線
パターン54を、他の部分IC53の接地接続配線パタ
ーン55から分離して、高周波阻止手段であるEMIフ
ィルタ56を介して接続するので、接地接続配線パター
ン55にノイズが回り込みにくくなり、ノイズの影響を
受けにくくすることができる。EMIフィルタ56とし
ては、図3に示すフェライトビーズフィルタ40を使用
することができる。
【0037】図5は、本発明の実施の第4形態である電
子回路60について、高周波ノイズ対策部分の概略的な
電気的構成を示す。本実施形態の電子回路60は、信号
処理IC61として、デジタル回路62およびアナログ
回路63を含む半導体集積回路として製造される。デジ
タル回路62には、アナログ/デジタル変換回路、デジ
タル/アナログ変換回路、電子ボリューム、デジタルフ
ィルタ、マイクロコンピュータ、DSP、プログラマブ
ルロジックアレイなどが含まれる。アナログ回路63に
は、増幅器、発振器、入出力回路などが含まれる。本実
施形態の信号処理ICでは、デジタル回路62の接地
を、複数のデジタル回路用接地端子64を介して行い、
アナログ回路63の接地を、複数のアナログ回路用接地
端子65を介して行う。これらの接地は、共通接地点6
6に集約される。このように、複数の端子で共通接地点
66への接地や電源への接続を行うことは、従来から行
われている。
【0038】本実施形態のデジタル回路62およびアナ
ログ回路63は、ともにノイズ発生源となりうる回路部
分を含むので、複数のデジタル回路用接地端子64は共
通接続された後、EMIフィルタ67を介して共通接地
点66に接続される。複数のアナログ回路用接地端子6
5も、共通接続された後、EMIフィルタ68を介して
共通接地点66に接続される。EMIフィルタ67,6
8としては、図4に示すようなフェライトビーズフィル
タを使用することができる。信号処理IC60で、他の
部分は共通接地点66に直接接続される。本実施形態で
も、ノイズ源接地配線パターンと接地接続配線パターン
との間には、高周波阻止手段が挿入されるので、ノイズ
源となりうる回路部分から高周波ノイズが発生しても、
接地配線を通じて他の回路部分に回り込みにくくなり、
高周波ノイズの影響を低減することができる。
【0039】なお、高周波バイパス手段や高周波阻止手
段は、半導体集積回路のパッケージ中に収納したり、埋
設したりすることも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、小信号部
を接地するための小信号用接地端子と、他の部分を接地
するための接地接続端子とが分けて設けられる電子回路
に、通常の1点アースによるノイズ対策ばかりではな
く、高周波ノイズに対して、小信号用接地端子と接地接
続端子との間を、高周波バイパス手段を介して接続す
る。小信号用接地端子から接地接続端子との共通の接地
までの配線に重畳しても高周波バイパス手段で短絡さ
れ、高周波ノイズの影響を低減することができる。
【0041】また本発明によれば、小信号用接地端子と
接地接続端子との間に高周波バイパス手段としてコンデ
ンサを接続するので、高周波ノイズに対しては短絡に近
い低インピーダンスとなって、さらに本発明によれば、
小信号部を接地するための小信号用接地端子と、他の部
分を接地するための接地接続端子とが分けて設けられる
電子回路に、通常の1点アースによるノイズ対策ばかり
ではなく、高周波ノイズに対する対策として、小信号用
接地端子を接地接続端子との間の共通な接地に、高周波
阻止手段を介して接続する。小信号用接地端子から接地
接続端子との共通の接地までの配線に重畳しても高周波
バイパス手段で短絡され、高周波ノイズの影響を低減す
ることができる。
【0042】また本発明によれば、電力増幅を行う半導
体集積回路で、プリアンプ部の接地端子に高周波ノイズ
が入り込まないようになるので、低周波電力増幅された
出力へのノイズの回り込みも少なくなり、音質を劣化さ
せないようにすることができる。
【0043】さらに本発明によれば、ノイズ発生源とな
りうる回路部分の接地用配線を、他の部分の接地用配線
から分離して、高周波阻止手段を介して接続するので、
接地用配線にノイズが回り込みにくくなり、ノイズの影
響を受けにくくすることができる。
【0044】また本発明によれば、フェライトビーズフ
ィルタを高周波阻止手段として用いるので、高周波に対
して導線のインピーダンスを高くすることができ、直流
や低周波に対して、導線のインピーダンスを低くするこ
とができる。
【0045】さらに本発明によれば、小信号部を接地す
るための小信号用接地端子と、他の部分を接地するため
の接地接続端子とが分けて設けられる電子回路を搭載す
る電子回路基板で、小信号接地配線パターンおよび接地
接続配線パターンは、小信号用接地端子および接地接続
端子をそれぞれ共通接地領域に接続するので、1点アー
スによるノイズ対策を行うことができる。小信号用接地
端子装着領域と接地接続端子装着領域との間には、高周
波バイパス手段が接続されるので、高周波ノイズに対し
ては小信号用接地端子と接地接続端子との間をバイパス
し、ノイズの重畳を避けることができる。
【0046】さらに本発明によれば、小信号部を接地す
るための小信号用接地端子と、他の部分を接地するため
の接地接続端子とが分けて設けられる電子回路を搭載す
る電子回路基板で、小信号接地配線パターンとおよび接
地接続配線パターンは、小信号用接地端子および接地接
続端子をそれぞれ共通接地領域に接続するので、1点ア
ースによるノイズ対策を行うことができる。小信号用接
地配線パターンと共通接地領域との間には、高周波阻止
手段が接続されるので、高周波ノイズに対して小信号用
接地配線パターンがアンテナとして機能しにくくなり、
ノイズの重畳を避けることができる。
【0047】さらに本発明によれば、電子回路基板は、
搭載する電子回路に含まれるノイズ発生源となりうる回
路部分の接地用配線を、他の部分の接地用配線と分離し
てノイズ源接地配線パターンに装着し、他の部分の接地
用配線を装着する接地接続用配線パターンに高周波阻止
手段を挿入して接続する。ノイズ源となりうる回路部分
から高周波ノイズが発生しても、接地配線を通じて他の
回路部分に回り込みにくくなり、高周波ノイズの影響を
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態である電子回路11の
概略的な電気的構成を示すブロック図、および電子回路
基板の部分的な配線パターンを示す図である。
【図2】本発明の実施の第2形態である電子回路31の
概略的な電気的構成を示すブロック図、および電子回路
基板の部分的な配線パターンを示す図である。
【図3】図2のEMIフィルタ37などに好適に使用可
能なフェライトビーズフィルタ40の外観を示す斜視
図、および電気的特性を示すグラフである。
【図4】本発明の実施の第3形態である電子回路50の
概略的な電気的構成を示すブロック図、および電子回路
基板の部分的な配線パターンを示す図である。
【図5】本発明の実施の第4形態である電子回路60の
概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図6】従来からの電子回路1の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
11,31,50,60 電子回路 12 パワーIC 13 アンプ 14 小信号用接地端子 15 接地接続端子 16,66 共通接地点 17 コンデンサ 24 小信号用接地端子装着領域 25 接地接続端子装着領域 26 共通接地領域 27 小信号接地配線パターン 28,55 接地接続配線パターン 37,56,67,68 EMIフィルタ 40 フェライトビーズフィルタ 51,52,53 IC 54 ノイズ源接地配線パターン 61 信号処理IC 62 デジタル回路 63 アナログ回路 64 デジタル回路用接地端子 65 アナログ回路用接地端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E338 CC06 EE13 5J092 AA02 AA41 CA41 FA11 HA29 HA33 KA41 KA66 MA08 QA04 SA05 TA01 TA03 UR12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小信号部を接地するための小信号用接地
    端子と、他の部分を接地するための接地接続端子とが分
    けて設けられる電子回路のノイズ対策方法において、 少なくとも小信号用接地端子から離れた位置で、小信号
    用接地端子および接地接続端子を共通に接地し、 小信号用接地端子と接地接続端子との間を、高周波バイ
    パス手段を介して接続することを特徴とする電子回路の
    ノイズ対策方法。
  2. 【請求項2】 前記高周波バイパス手段として、コンデ
    ンサを用いることを特徴とする請求項1記載の電子回路
    のノイズ対策方法。
  3. 【請求項3】 小信号部を接地するための小信号用接地
    端子と、他の部分を接地するための接地接続端子とが分
    けて設けられる電子回路のノイズ対策方法において、 少なくとも小信号用接地端子から離れた位置に、小信号
    用接地端子および接地接続端子の共通接地点を設け、 小信号用接地端子から共通接地点への接続を、高周波阻
    止手段を介して行うことを特徴とする電子回路のノイズ
    対策方法。
  4. 【請求項4】 前記電子回路は、小信号部としてプリア
    ンプ部を含む低周波電力増幅用の半導体集積回路である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子
    回路のノイズ対策方法。
  5. 【請求項5】 ノイズ発生源となりうる回路部分を含む
    電子回路のノイズ対策方法において、 ノイズ発生源となりうる回路部分の接地用配線を、他の
    部分の接地用配線と分離し、 ノイズ発生源となりうる回路部分の接地用配線を、他の
    部分の接地用配線に、高周波阻止手段を介して接続する
    ことを特徴とする電子回路のノイズ対策方法。
  6. 【請求項6】 前記高周波阻止手段として、導線と、該
    導線に挿嵌されるフェライトビーズとからなるフェライ
    トビーズフィルタを用いることを特徴とする請求項3ま
    たは5記載の電子回路のノイズ対策方法。
  7. 【請求項7】 小信号部を接地するための小信号用接地
    端子と、他の部分を接地するための接地接続端子とが分
    けて設けられる電子回路を搭載する電子回路基板におい
    て、 小信号用接地端子を装着する小信号用接地端子装着領域
    と、 接地接続端子を装着する接地接続端子装着領域と、 少なくとも小信号用接地端子装着領域から間隔を開けて
    配置され、小信号用接地端子および接地接続端子を共通
    に接地するための共通接地領域と、 小信号用接地端子装着領域と共通接地領域とを接続する
    小信号接地配線パターンと、 接地接続端子装着領域と共通接地領域とを接続する接地
    接続配線パターンと、 小信号用接地端子装着領域と接地接続端子装着領域との
    間に接続される高周波バイパス手段とを、含むことを特
    徴とする電子回路基板。
  8. 【請求項8】 小信号部を接地するための小信号用接地
    端子と、他の部分を接地するための接地接続端子とが分
    けて設けられる電子回路を搭載する電子回路基板におい
    て、 小信号用接地端子を装着する小信号用接地端子装着領域
    と、 接地接続端子を装着する接地接続端子装着領域と、 少なくとも小信号用接地端子装着領域から間隔を開けて
    配置され、小信号用接地端子および接地接続端子を共通
    に接地するための共通接地領域と、 小信号用接地端子装着領域と共通接地領域とを接続する
    ための小信号接地配線パターンと、 接地接続端子装着領域と共通接地領域とを接続する接地
    接続配線パターンと、 小信号用接地配線パターンと共通接地領域との間に接続
    される高周波阻止手段とを、含むことを特徴とする電子
    回路基板。
  9. 【請求項9】 ノイズ発生源となりうる回路部分を含む
    電子回路を搭載する電子回路基板において、 ノイズ発生源となりうる回路部分の接地用配線を、他の
    部分の接地用配線と分離して装着するノイズ源接地配線
    パターンと、 ノイズ発生源となりうる回路部分を除く他の回路部分の
    接地用配線を装着する接地接続配線パターンと、 ノイズ源接地配線パターンと接地接続配線パターンとの
    間に挿入される高周波阻止手段とを、含むことを特徴と
    する電子回路基板。
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