JPH1074998A - 自動レーザー出力制御回路 - Google Patents

自動レーザー出力制御回路

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JPH1074998A
JPH1074998A JP9172564A JP17256497A JPH1074998A JP H1074998 A JPH1074998 A JP H1074998A JP 9172564 A JP9172564 A JP 9172564A JP 17256497 A JP17256497 A JP 17256497A JP H1074998 A JPH1074998 A JP H1074998A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザーダイオードの光出力をモニタリング
するモニターダイオードの接地類型を問わず適用できる
自動レーザー出力制御回路を提供する。 【解決手段】 印加される電圧によりレーザー光を出射
し、該出射されたレーザー光の光出力に比例する電圧の
電気信号を出力する。電圧調節部はレーザーダイオード
パッケージから出力する電気信号の電圧に基づきレーザ
ーダイオードパッケージに印加される電圧を調節する。
そして、極性調節部はレーザーダイオードパッケージに
印加される電圧の極性と同一にレーザーダイオードパッ
ケージから出力する電気信号の電圧が有する極性を変更
させ電圧調節部に供給する。これにより、モニターダイ
オードをその接地類型を問わず互換性をもって使うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクシステム
の自動レーザー出力制御回路に係り、さらに詳しくはレ
ーザーダイオードの光出力をモニタリングするモニター
ダイオードの接地類型に問わず適用できる自動レーザー
出力制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CDPまたはDVDPのような光ディス
クシステムはレーザー光をディスクの情報記録面に照射
して情報を読み出す。レーザー光の光源として多用され
る半導体レーザーダイオードは一般にその温度特性が劣
化する。従って、半導体レーザーダイオードは温度が上
がれば光出力が減り、温度が下がれば光出力が増える。
このようにレーザーダイオードの光出力が変動すれば、
ディスクから情報を読み出す際エラーを起こす恐れがあ
る。光ディスクシステムはレーザーダイオードの光出力
を一定に制御するための自動レーザー出力制御(aut
omatic laser power contro
l:ALPC)回路を備える。
【0003】図1は従来の自動レーザー出力制御回路を
示す。レーザーダイオードパッケージ11はレーザーダ
イオード111及びレーザーダイオード111の光出力
をモニタリングするモニターダイオード112を備え
る。モニターダイオード112はレーザーダイオード1
11から出射される光量に比例するモニター電流Iを出
力する。モニター電流Iと抵抗Rの積算により決定され
る電圧が端子6を通して増幅部12に印加される。増幅
部12は第1及び第2増幅器121、122を用いて入
力される電圧を既に設定された増幅率ほど増幅させる。
増幅部12の出力電圧は端子5を通してトランジスタ1
3のベースに印加される。トランジスタ13はベースに
印加される電圧によりオン/オフされる。トランジスタ
13のコレクタにはコイルLを通してレーザーダイオー
ド111が連結される。
【0004】レーザーダイオード111の光出力が増え
る場合、モニターダイオード111に流れるモニター電
流Iが増える。モニター電流Iが増えると、レーザーダ
イオード111の一定した光出力に当たる既に設定され
た電圧より高電圧が端子6に印加される。端子6を通し
て印加される高電圧は第1及び第2増幅器121、12
2により増幅され、増幅された高電圧は端子5を通して
トランジスタ13のベースに印加される。その結果、ト
ランジスタ13がオフされ、レーザーダイオード111
の駆動電流が減少される。従って、増加したレーザーダ
イオード111の光出力が減って前述した一定の光出力
と同一になる。
【0005】一方、レーザーダイオード111の光出力
が減る場合、モニターダイオード112に流れるモニタ
ー電流Iの減少によりレーザーダイオード111の一定
した光出力に応ずる既に設定された電圧より低い電圧が
端子6に印加される。この電圧は増幅器121、122
により増幅されてから、端子5を通してトランジスタ1
3のベースに印加されトランジスタ13をオンさせる。
トランジスタ13がオンされれば、レーザーダイオード
111に流れる電流が増え、よって光出力も増えて既に
設定された電圧に応ずる一定した光出力となる。自動レ
ーザー出力制御回路はこのようにレーザーダイオード1
11の光出力を一定に制御する。
【0006】図1の装置はレーザーダイオード111と
モニターダイオード112のカソードが共通の接地端子
を通して接地されるよう制作されたレーザーダイオード
パッケージを用いる。ところが、最近販売中のレーザー
ダイオードパッケージの中にはモニターダイオードのア
ノードが接地されているものもある。このレーザーダイ
オードパッケージとカソード接地形のレーザーダイオー
ドパッケージに流れるモニター電流の方向は相異なる。
従って、図1の回路はかかる二つの類型のレーザーダイ
オードパッケージの互換性が欠如している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的はモニ
ターダイオードをその接地類型に問わず互換性あるよう
使える自動レーザー出力制御回路を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明の自動レーザー出力制御回路は、印加され
る電圧によりレーザー光を出射し、該出射されたレーザ
ー光の光出力に比例する電圧の電気信号を出力するレー
ザーダイオードパッケージと、レーザーダイオードパッ
ケージから出力する電気信号の電圧に基づき前記レーザ
ーダイオードパッケージに印加される電圧を調節する電
圧調節部と、レーザーダイオードパッケージに印加され
る電圧の極性と同一に前記レーザーダイオードパッケー
ジから出力する電気信号の電圧の有する極性を変更させ
前記電圧調節部に供給する極性調節手段を含む。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい実施形態を詳述する。図1のモニター電流
Iと抵抗Rの積算による電圧が図2に示したダイオード
タイプ選択部20に印加される。ダイオードタイプ選択
部20のバッファ21は印加される電圧の同極性の電圧
を出力する。バッファ21に並列に連結される反転増幅
器22は印加される電圧の逆極性を有する電圧を出力す
る。反転増幅器22の増幅率は抵抗の比率(R2/R
1)により決定される。本発明では増幅率が“1”とな
るよう抵抗R1、R2の値を同等に設定する。マルチプ
レクサ23はバッファ21と反転増幅器22の出力電圧
を入力され、これらのうち一つを外部から供給される選
択制御信号MDSELに応じて選択出力する。この選択
制御信号MDSELはモニターダイオードの接地類型に
より設計者が予めセッティングさせる。マルチプレクサ
23の出力は端子6に印加される。
【0010】図3(a)及び図3(b)はダイオードタ
イプ選択部20を採用した自動レーザー出力制御回路を
示す。図3(a)はカソード接地形のレーザーダイオー
ドパッケージ11を使用する場合の例を示す。カソード
接地形のレーザーダイオードパッケージ11を使用しよ
うとする場合、設計者はダイオードタイプ選択部20の
選択制御信号MDSELをローレベル値(“L”)にセ
ッティングさせる。すると、自動レーザー出力制御回路
が制御動作を行う間、マルチプレクサ23は続けて入力
端Lに入力されるバッファ21の出力を選択して出力す
る。参照番号20の“+1”はこのようにバッファ21
の出力が選択されたことを示す。図3(a)の動作は図
1と同様なので説明を省く。
【0011】図3(b)はアノード接地形のレーザーダ
イオードパッケージ31を使用する場合の例を示す。こ
の類型のレーザーダイオードパッケージ31を使用しよ
うとする場合、設計者はマルチプレクサ23の選択制御
信号MDSELをハイレベル値(“H”)にセッティン
グさせる。マルチプレクサ23は自動レーザー出力制御
回路が動作する間、選択制御信号MDSELに応じて入
力端Hに入力される反転増幅器22の出力を選択する。
参照番号20の“−1”は反転増幅器22の出力が選択
されたことを示す。
【0012】レーザーダイオード311の光出力が増え
てモニターダイオード312に流れるモニター電流Iが
増えると、レーザーダイオード311の一定した光出力
に応ずる既に設定された電圧より低い電圧が端子6に印
加される。すなわち、同一な場合についても図3(a)
と比較してみる際、端子6に印加される電圧の極性が相
違になる。しかし、ダイオードタイプ選択部20が反転
増幅器22の出力を選択するので、端子6には図3
(a)の場含と同様に、高電圧が印加される。すると、
前述した原理により、レーザーダイオード311の光出
力が減って前述した一定の光出力となる。一方、レーザ
ーダイオード311の光出力が減れぱ、ダイオードタイ
プ選択部20により低電圧が端子6に印加される。その
結果、レーザーダイオード311の光出力が増えて既に
設定された一定した光出力となる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動レ
ーザー出力制御回路はモニターダイオードをその接地類
型に問わず互換性をもって使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の自動レーザー出力制御回路を示した図
である。
【図2】 本発明によるダイオードタイプ選択部を示し
た図である。
【図3】 (a)及び(b)は図2のダイオードタイプ
選択部を採用した自動レーザー出力制御回路を示した図
である。
【符号の説明】
20 ダイオードタイプ選択部 21 バッフア 22 反転増幅器 23 マルチプレクサ 31 レーザーダイオードパッケージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動レーザー出力制御回路において、 印加される電圧によりレーザー光を出射し、該出射され
    たレーザー光の光出力に比例する電圧の電気信号を出力
    するレーザーダイオードパッケージと、 前記レーザーダイオードパッケージから出力する電気信
    号の電圧に基づき前記レーザーダイオードパッケージに
    印加される電圧を調節する電圧調節部と、 前記レーザーダイオードパッケージに印加される電圧の
    極性と同一に前記レーザーダイオードパッケージから出
    力する電気信号の電圧が有する極性を変更させ前記電圧
    調節部に供給する極性調節手段を含む自動レーザー出力
    制御回路。
  2. 【請求項2】 前記極性調節手段は、前記レーザーダイ
    オードパッケージから出力する電気信号の電圧が有する
    極性を保たせ出力するバッファと、 前記バッファに並列に連結され、前記レーザーダイオー
    ドパッケージから出力する電気信号の電圧が有する極性
    を逆に変更させ出力する反転増幅器と、 前記バッファと反転増幅器の出力のうちいずれか一つを
    外部から供給される選択制御信号に応じて選択出力する
    マルチプレクサを含むことを特徴とする請求項1に記載
    の自動レーザー出力制御回路。
  3. 【請求項3】 前記選択制御信号は前記レーザーダイオ
    ードパッケージに入っているダイオードの接地類型によ
    り一定値に予めセッティングされることを特徴とする請
    求項2に記載の自動レーザー出力制御回路。
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