JP2993179B2 - レーザダイオード駆動回路 - Google Patents

レーザダイオード駆動回路

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JP2993179B2
JP2993179B2 JP3137353A JP13735391A JP2993179B2 JP 2993179 B2 JP2993179 B2 JP 2993179B2 JP 3137353 A JP3137353 A JP 3137353A JP 13735391 A JP13735391 A JP 13735391A JP 2993179 B2 JP2993179 B2 JP 2993179B2
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transistor
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洋 佐久山
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザダイオード駆動回
路に関し、特に光アンプの励起光源用のレーザダイオー
ドの駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信に用いられるエルビウムドープド
ファイバによる光アンプは、励起光源用として比較的パ
ワーの大きい安定した光源を必要とし、これをレーザダ
イオードから得ている。
【0003】従来、この種レーザダイオードの駆動回路
としては、図2に示す回路が知られている。図2は従来
例の回路構成を示すブロック図である。レーザダイオー
ド1はトランジスタ9によって駆動される。トランジス
タ9とトランジスタ13とは差動回路を構成し、トラン
ジスタ10と抵抗器11とは定電流回路を構成し、差動
回路の電流を制限すると同時に安定化している。抵抗器
14及び抵抗器15はトランジスタ13に固定バイアス
を与え、駆動信号出力回路8の動作電圧を決めるもので
ある。定電圧源5は上記の回路に安定した電圧を供給す
る電源である。
【0004】次に本回路の動作を説明する。駆動信号出
力回路8から出力された駆動信号はトランジスタ9のベ
ースに加えられ、この信号に応じたコレクタ電流により
レーザダイオード1は駆動される。通常は最大値に近い
電流により駆動されるが、駆動信号に変化があった場
合、この変化は差動増幅され、駆動電流は変化に応じて
大きく増減する。しかし差動回路であるのでトランジス
タ9とトランジスタ13とに流れる電流の和は一定で、
更に定電流回路で安定化されている。従って定電圧源の
負荷電流は変化がないので、電圧は更に安定化され、こ
の駆動回路全体の動作を安定化している。
【0005】尚、図2には記載されていないが、レーザ
ダイオード1の光出力は励起光源用としてエルビウムド
ープドファイバに加えられる。又、光出力の一部はホト
ダイオードなどで検出され、この光検出信号は駆動信号
出力回路8に制御信号として入力され、ここで出力の駆
動信号を制御する。即ち、レーザダイオード1の光出力
を一定に保つために光検出信号により駆動信号の電圧を
制御し、レーザダイオード1の駆動電流を光出力が一定
になるように制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来例に
おいて、レーザダイオード1に最大の駆動電流を流す時
の状態は、トランジスタ9及びトランジスタ13が共に
オンの状態の時で、この時レーザダイオード1には定電
圧源5の電圧からこの2つのトランジスタの飽和電圧と
抵抗器11の降下電圧とを減じた電圧が加わることにな
る。この場合2つのトランジスタの飽和電圧は2V近く
もあるので、影響が大きく最大電流を大きくとれず、駆
動電流の調整範囲がせまくなるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザダイオー
ド駆動回路は、コレクタに負荷としてレーザダイオード
を接続し、エミッタに前記レーザダイオードの電流を安
定化するための第1の抵抗器を接続した第1のトランジ
スタと、コレクタに電源を接続し、エミッタに前記第1
の抵抗器と同じ抵抗値を有する第2の抵抗器を接続した
第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタと前記
第2のトランジスタとに電源を供給する電圧を安定化し
た安定化電源回路と、外部より制御信号を供給され、前
記制御信号の変化に応じた差動関係にある第1の出力信
号及び第2の出力信号を発生し、前記第1の出力信号を
前記第1のトランジスタのベースに、かつ前記第2の出
力信号を前記第2のトランジスタのベースにそれぞれ駆
動信号として供給する駆動信号出力回路とを備える。
【0008】又、前記駆動信号出力回路は、前記第1の
出力信号及び前記第2の出力信号を発生する差動増幅回
路を有する。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図を参照して説
明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の回路構成を示す
ブロック図である。レーザダイオード1はトランジスタ
3によって駆動される。トランジスタ3はエミッタに電
流安定化用の抵抗器4を接続している。トランジスタ6
はエミッタに抵抗器4と同じ抵抗値を有する抵抗器7を
接続している。トランジスタ3及びトランジスタ6を含
むそれぞれの回路には、定電圧源5から電源が供給され
る。トランジスタ3及びトランジスタ6のベースには、
駆動信号出力回路2から駆動信号101及び102がそ
れぞれ加えられる。
【0011】次に本回路の動作を説明する。駆動信号出
力回路2からの駆動信号101及び102は、その変化
が差動関係にあり、例えば駆動信号101の電圧が高く
なれば、駆動信号102の電圧は、その高くなった分に
等しい分が下がるという関係にある。即ち駆動信号10
1を増加して、トランジスタ3のレーザダイオード1の
駆動電流を増加方向に制御したとすると、トランジスタ
6のコレクタ電流はこの分減少して、トランジスタ3と
トランジスタ6とのコレクタ電流の和は一定を保持す
る。このことは定電圧源5の負荷電流が変らないことで
電圧を更に安定化し、駆動回路の動作を安定化すること
になる。
【0012】又、レーザダイオード1の駆動電流の最大
値はトランジスタ3がオンした状態の時で、この時レー
ザダイオード1に加わる電圧は、定電圧源5の電圧から
トランジスタ3の飽和電圧と抵抗器4の降下電圧とを減
じた値となり、従来例と比べ直列に接続されたトランジ
スタが減じられているので、このトランジスタ1個分の
飽和電圧だけ高くなる。従って、この分駆動電流の最大
値が高くできる。
【0013】尚、本図には記載されていないが、レーザ
ダイオード1の光出力の一部を検出した光検出信号が、
制御信号として駆動信号出力回路2に入力される。駆動
信号出力回路2は、この光検出信号と内部の基準電圧と
を比較し、その差分を増幅する差動増幅回路を有し、こ
の差動増幅回路の差動出力から駆動信号101及び10
2を出力している。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、レーザダ
イオードの駆動トランジスタに直列に接続されたトラン
ジスタを減じているので、この減じたトランジスタの飽
和電圧分だけレーザダイオードに加わる電圧は高くな
る。従って、この分駆動電流の最大値が高くなり調整範
囲を広くとれるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図2】従来例の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード 2、8 駆動信号出力回路 3、6、9、10、13 トランジスタ 4、7、11、14、15 抵抗器 5 定電圧源

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレクタに負荷としてレーザダイオード
    を接続し、エミッタに前記レーザダイオードの電流を安
    定化するための第1の抵抗器を接続した第1のトランジ
    スタと、コレクタに電源を接続し、エミッタに前記第1
    の抵抗器と同じ抵抗値を有する第2の抵抗器を接続した
    第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタと前記
    第2のトランジスタとに電源を供給する電圧を安定化し
    た安定化電源回路と、外部より制御信号を供給され、前
    記制御信号の変化に応じた差動関係にある第1の出力信
    号及び第2の出力信号を発生し、前記第1の出力信号を
    前記第1のトランジスタのベースに、かつ前記第2の出
    力信号を前記第2のトランジスタのベースにそれぞれ駆
    動信号として供給する駆動信号出力回路と、を備えるこ
    とを特徴とするレーザダイオード駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記駆動信号出力回路は、前記第1の出
    力信号及び前記第2の出力信号を発生する差動増幅回路
    を有することを特徴とする請求項1記載のレーザダイオ
    ード駆動回路。
JP3137353A 1991-06-10 1991-06-10 レーザダイオード駆動回路 Expired - Lifetime JP2993179B2 (ja)

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JPH04361579A JPH04361579A (ja) 1992-12-15
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