JPH1074286A - 自動販売機およびその払出制御方法と画像表示方法 - Google Patents

自動販売機およびその払出制御方法と画像表示方法

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JPH1074286A
JPH1074286A JP9209137A JP20913797A JPH1074286A JP H1074286 A JPH1074286 A JP H1074286A JP 9209137 A JP9209137 A JP 9209137A JP 20913797 A JP20913797 A JP 20913797A JP H1074286 A JPH1074286 A JP H1074286A
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像操作により待ち時間に積極的に楽しみ手
持ちぶさたを解消することができる自動販売機およびそ
の払出制御方法と画像表示方法を供する。 【解決手段】 モニタを備えた自動販売機において、所
定の動画を前記モニタに表示する表示手段と、利用者の
注文操作に関連して前記動画を操作する注文操作手段
と、前記注文操作に基づき払出される品物を製造する製
造手段と、前記注文操作とは独立して前記動画を操作す
る動画操作手段とを有する自動販売機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、品物を製造して販
売する自動販売機に関する。
【0002】
【従来技術】この種の自動販売機では、製造販売する品
物として食品を対象としたものが一般的であり、その際
製造手段は食品を調理するものである。例えば菓子類や
ジュース、コーヒーといった飲み物を販売するもののほ
か、カップラーメンやポップコーンのようにその場で調
理して販売するものもある。
【0003】例えばポップコーンの自動販売機では、豆
の状態のコーンに味つけをして電子レンジで豆を弾けさ
せ、出来上がったばかりのポップコーンを提供する。こ
のポップコーン自動販売機の従来のものには、スピーカ
ーを備え操作手順を教えたり、その他おしゃべりをする
ものがあった。
【0004】
【解決しようとする課題】前者の特に調理を要する自動
販売機の場合、調理時間中はお客を待たせるだけで、お
客の方は手持ちぶさたな状態が続くことになる。従来の
おしゃべりをする自動販売機はこれを解消する一助にな
るが、一方的におしゃべりを聞くばかりで、待ち時間を
楽しむことはできない。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、画像操作により待ち時間に積
極的に楽しみ手持ちぶさたを解消することができる自動
販売機およびその払出制御方法と画像表示方法を供する
点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本願の請求項1の発明は、モニタを
備えた自動販売機において、所定の動画を前記モニタに
表示する表示手段と、利用者の注文操作に関連して前記
動画を操作する注文操作手段と、前記注文操作に基づき
払出される品物を製造する製造手段と、前記注文操作と
は独立して前記動画を操作する動画操作手段とを有する
自動販売機とした。
【0007】利用者が注文操作手段の操作で希望の品物
を注文すると、モニタに表示される動画が操作されると
ともにその注文に基づき品物が製造される。そして製造
手段により品物が製造されている間に利用者は品物の製
造とは独立した動画操作手段により動画を操作すること
ができ、単に映像を眺めるだけでなく自ら動画操作を楽
しむことができ、品物が出来るまでの待ち時間を有効に
利用して手持ちぶさたを解消することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
動販売機において、前記製造手段が、食品を調理するも
のである。したがって食品を調理している間の待ち時間
を有効に利用して動画操作を楽しむことができ手持ちぶ
さたを解消することができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の自動販売機において、前記動画が所定の時
間で終了するように構成され、前記製造手段は、前記動
画の終了に合わせて前記品物を払出すものである。動画
の終了に合わせて品物を払出しているので、待ち時間の
手持ちぶさたを完全に解消することができるとともに、
払出しにかかる時間が不必要に延びる事態を防止でき
る。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の自動販売機において、前記製造手段は所定
の時間で前記品物を製造し、前記表示手段は、前記品物
の製造時間に合わせて前記動画を終了させるように前記
動画を表示するものである。品物の製造時間に合わせて
動画を終了させるよう制御しているので、待ち時間の手
持ちぶさたを完全に解消することができる。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項3または請
求項4記載の自動販売機において、前記表示手段が、前
記品物を前記動画の中に映し出すものである。表示手段
が品物を動画の中に映し出すようにしているので、利用
者が画面上で操作していたものが現実に出現してきたよ
うに思わせ興趣をそそることができる。
【0012】請求項6記載の発明は、利用者の操作に応
じて品物を製造する製造手段と、前記製造手段が製造し
た品物を払出す払出し手段と、前記品物の払出しのタイ
ミングに合わせてゲームが終了するようにゲーム画像を
表示するゲーム表示手段とを有する自動販売機とした。
【0013】品物の払出しにタイミングに合わせてゲー
ムが終了するので、品物が払出されるまでの待ち時間を
ゲームに参加して楽しむことができ、手持ちぶさたを完
全に解消することができる。
【0014】請求項7記載の発明は、モニタを備えた自
動販売機の払出制御方法であって、所定の動画を前記モ
ニタに表示するステップ1と、購買者の操作を受け付
け、該操作に応じて前記動画の表示内容を操作するステ
ップ2と、前記操作の一部に基づき、払出される品物を
製造するステップ3とを有する自動販売機の払出制御方
法である。
【0015】動画の表示内容を操作する操作のうち一部
の操作は、払出される品物を製造することになるので、
希望の品物を注文すると、モニタに表示される動画が操
作されるとともにその注文に基づき品物が製造される。
そして品物が製造されている間に利用者は品物の製造と
は独立して動画を操作することができ、単に映像を眺め
るだけでなく自らゲームに参加して楽しむことができ、
品物が出来るまでの待ち時間を有効に利用して手持ちぶ
さたを解消することができる。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項8記載の自
動販売機の払出し制御方法において、前記ステップ1に
おいて表示される動画は所定の時間で終了するように構
成され、前記動画の終了に合わせて前記ステップ3にお
ける払出しが行なわれるものである。動画の終了に合わ
せて品物を払出すので、品物の払出しまでの待ち時間の
手持ちぶさたを完全に解消することができる。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項8記載の自
動販売機の払出し制御方法において、前記ステップ3に
おいて前記品物は所定の時間で製造され、前記ステップ
1において表示される動画は、前記品物の製造時間に合
わせて終了するように表示されることを特徴とする。品
物の製造時間に合わせて動画を終了させるよう制御して
いるので、待ち時間の手持ちぶさたを完全に解消するこ
とができる。
【0018】請求項10記載の発明は、利用者の操作に
応じて品物を払出す機構を備えたゲーム装置の画像表示
方法であって、利用者の操作に応じて、払出される品物
を製造し、前記品物の払い出しにタイミングに合わせて
ゲームが終了するようにゲーム画像の表示を制御するゲ
ーム装置の画像表示方法である。
【0019】品物の払出しにタイミングに合わせてゲー
ムが終了するので、品物が製造され払出されるまでの待
ち時間をゲームに参加して楽しむことができ、手持ちぶ
さたを完全に解消することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図1ないし図15に図示した本
発明の一実施例について説明する。図1は、本実施例に
係るポップコーンの自動販売機1の外観図である。
【0021】該自動販売機1のケーシング2自体が調理
釜を模した形状をして、上部には各種キャラクタの人形
3の外形だけが形成されている。同ケーシング2の正面
には、調理釜の模擬扉4が形成され、扉4の中央に実際
に開閉自在のガラス扉5が設けられていて、ガラス扉5
から内部が見えるとともに、ガラス扉5を開くことでポ
ップコーンの入ったカップ26を取出すことができる。
【0022】この扉4の右側上方にモニタテレビ6が装
着され、その下方に味選択ボタン7が3個が並設された
コントロールパネル8と、操作手段たるハンドル9とが
左右に並んで設けられ、さらにその下方にコイン投入口
10が配設されている。なおコイン投入口10の側方にはス
ピーカ47が内蔵されている。
【0023】人形3の内部を含めケーシング2の内部左
半部に直方体をした自動販売機本体15が立設され、自動
販売機本体15のカップ取出ボックス16が前記ガラス扉5
に対応し、ガラス扉5がカップ取出ボックス16の扉をな
している。
【0024】自動販売機本体15の隣でケーシング2の右
半部中央にモニタテレビ6が、その画面をケーシング2
の前壁に嵌め込んだ形で配設されている。
【0025】自動販売機本体15の内部の概略構造を図2
に示す。自動販売機本体15の内部を上下に仕切るように
マガジンテーブル18が水平に架設されており、同マガジ
ンテーブル18より上側の空間に円筒状のカップ収納マガ
ジン19が12本程縦方向に指向した姿勢で円環状に配設さ
れ、各カップ収納マガジン19は一体に回動自在に中央の
マガジンシャフト20を介してマガジンテーブル18に支持
されている。
【0026】すなわち図3および図4に図示するように
半径方向に指向した溝が外周縁に等間隔形に形成された
インデックスプレート21がマガジンシャフト20に嵌着さ
れており、このインデックスプレート21の溝に嵌まる円
筒状回転子22を両端に立設したドライブクランク23が回
転軸24を介してモータ25により回動するようになってい
る。モータ25の駆動でドライブクランク23は中央を回転
中心に図3において時計方向に回転する。
【0027】ドライブクランク23が半回転すると、図3
において上方の回転子22がインデックスプレート21の一
つの溝の中に入り込みながらインデックスプレート21を
反時計方向に30度回転させることができ、ドライブクラ
ンク23の半回転ごとにインデックスプレート21は30度ず
つ回転し、インデックスプレート21と一体のカップ収納
マガジン19も30度ずつ旋回する。
【0028】各カップ収納マガジン19内には、複数のカ
ップ26が順次積み重ねられて収納され最下層のカップ26
は、開口縁のフランジ部が図示されないカップフックで
係止されて保持され、カップフックの開閉で最下層のカ
ップ26が1個落下し、次層のカップ26が保持されるよう
になっている。
【0029】カップ26内には、豆状のコーンと調理用の
油とともに、バター、チーズ、チリの3種の味付け材料
のうち1種類が既に入れられていて、各カップ収納マガ
ジン19にはそれぞれ同種類の味付けがなされるコーンが
入ったカップ26が積層される。
【0030】マガジンテーブル18の所定位置にはカップ
ディスペンサ28が立設されており、カップ収納マガジン
19に吊設されて旋回してきた所定の最下層カップ25をカ
ップディスペンサ28が受けて、カップディスペンサ28の
回転で前記カップフックを開閉するカム(図示せず)が
動作してカップ26を落下させる。
【0031】カップディスペンサ28の下方には円筒ガイ
ド29がマガジンテーブル18より垂設されていて落下した
カップ26を下方所定位置に待機しているカップハンド30
に案内する。
【0032】図5に図示するようにカップハンド30は、
前後に一対の円弧状の把持部30aがキャリアアーム31の
端部に支持され、前後の把持部30aは前後に拡縮可能で
ある。
【0033】キャリアアーム31は、揺動支持部材32の自
由端部に枢支されるとともに、もう1本の揺動リンク33
の自由端部にも枢着され4リンク構造により、概ね左右
方向に指向した姿勢を維持して左右に移動可能であり、
揺動支持部材32の中央部に枢着された駆動シャフト34が
図示しないモータによりリンク機構を介して往復動され
ると、キャリアアーム31はカップハンド30とともに左右
に移動する。
【0034】カップハンド30の移動する左方向には電子
レンジ部40の調整室41が設けられており、カップハンド
30の駆動系側の側壁が前後に摺動するレンジドア42とな
っていて、後方に後退すると調整室41の側方を開口しカ
ップハンド30の出入りを自由にし前進すると調整室41を
閉塞する。
【0035】なおダクトを介して調整室41内に冷却風を
送るファン39が設けられている。調整室41内には中央に
ターンテーブル43が設けられている。調整室41の正面上
端縁には臭いの出口である臭い排出口44が形成されてい
る(図2参照)。
【0036】一方前記円筒ガイド29の真下で、カップハ
ンド30よりさらに下方に前記カップ取出ボックス16が開
閉自在の閉塞板17に仕切られ配設され、同カップ取出ボ
ックス16の前面にガラス扉5が位置する。
【0037】そして自動販売機本体15の下部には掃除用
穴45が左右に2個設けられている。また前記カップ収納
マガジン19の一側方には側壁に固着されて自動販売機本
体15用の制御回路部50および調理時間調整用のタイマー
51が固着されている。
【0038】概ね以上のような構造をした自動販売機1
の制御系の概略ブロック図を図6に示し説明する。
【0039】自動販売機本体15を含め全ての制御を行う
CPUを搭載したCPUボード60には、各種信号がイン
ターフェースボード61を介して入出力され、前記モニタ
テレビ6へのビデオ信号やスピーカ47への音声信号およ
びコインメータ46への駆動信号等が出力される。
【0040】自動販売機本体15からは、コインの投入を
禁止するコインブロッカー信号(オフで投入禁止、オン
で投入可)および3種の味付けポップコーンの売り切れ
信号1,2,3がインターフェースボード61に出力さ
れ、インターフェースボード61からはカップ選択信号
A,Bが入力される。2つのカップ選択信号A,Bで2
進の信号を入力して3種類のカップの種別指定を識別す
るようになっている。その他コインの投入があったこと
を知らせる信号を入力する。
【0041】また前記コントロールパネル8には、味選
択ボタン7に内蔵されたカップ選択ランプ1,2,3の
駆動指示信号が入力され、コントロールパネル8からは
味選択ボタン7の操作をカップ選択信号A,Bとして2
進で出力する。
【0042】ハンドル9の回転操作は、ハンドル9の回
転を2つの光電素子が検知してハンドル信号A,Bとし
て出力し、CPUはこの信号から回転速度などを判別す
る。
【0043】またコイン投入口10に設けられたコインシ
ュートにはコインの投入を検知するコインスイッチとロ
ックアウトソレノイドが配設されていて、ロックアウト
ソレノイドは励磁されるとコインシュートにロッドが飛
び出しコイン投入口10を閉鎖してコインの投入を禁止す
ることができる。このようにコインシュートからは、コ
インスイッチからの信号が出力されるとともに、ロック
アウトソレノイドの制御信号が入力される。
【0044】以上のような制御系によりビデオゲームが
構成され、その動作手順を図7および図8にしたがって
以下説明する。図7および図8は、左側にお客の動作、
中央にモニタテレビ6の画面の状態やスピーカ47から発
声される台詞、右側に自動販売機本体15の動作が縦方向
に時系列に配列されている。
【0045】当初モニタテレビ6にはアドバタイズ画面
(図9参照)が映し出されており、お客がコインをコイ
ン投入口10より投入すると、モニタテレビ6はセレクト
画面(図10参照)に変わり、スピーカ47から“さあ、お
じさんにポップコーンを作ってもらおう”、“味を選ん
でね”の台詞が発声され、自動販売機本体15ではコイン
ブロッカーがオフしてコインの投入を禁止し、コントロ
ールパネル8上の3個の味選択ボタン7に内蔵された味
選択ボタンランプが点滅するとともに、前記ファン39が
回転する(ステップS1)。ここで売り切れが分かって
いる味選択ボタンのランプは点滅せず消灯したままであ
る。
【0046】そしてお客がいずれかの点滅する味選択ボ
タン7を押すと、モニタテレビ6の画面では選んだ味の
文字だけ表示し“○○味ですね”の台詞が発声され、押
された味選択ボタン7のランプのみ点灯し他は消灯する
(ステップS2)。そしてモニタテレビ6の画面は工場
内の画面(図11)に変わる。
【0047】自動販売機本体15は、モータ25を駆動して
カップ収納マガジン19を順次回動して選択された味付け
のカップ26が収納されたカップ収納マガジン19がカップ
ディスペンサ28の上方に位置するようにする(ステップ
S3)。
【0048】選択されたカップが売り切れか否かが判別
され(ステップS4)、売り切りならば味選択状態に戻
り、売り切れでない場合はステップS5に進み、カップ
ディスペンサ28を回転して選択されたカップ26を落下さ
せ、落下したカップ26は円筒ガイド29を通って待ち受け
ていたカップハンド30に把持される。
【0049】キャリアアーム31を左方向へ移動してカッ
プ26を電子レンジ部40の調整室41内に入れ(ステップS
6)、カップハンド30を拡開してカップ26をターンテー
ブル43上に置く(ステップS7)。そしてキャリアアー
ム31を元の位置に戻し(ステップS8)、レンジドア42
を摺動して調整室41を閉塞する(ステップS9)。
【0050】この間にモニタテレビ6の画面では「ハン
ドルをまわしててつだってね!」の文字が出て(図12参
照) 、スピーカ47からも“おいしくできるように、よー
くかきまぜよう”という発声がある。お客がハンドル9
を回し始めると「ハンドルをまわしててつだってね!」
の文字は消え、この間に電子レンジ部40は駆動を開始
し、調理ランプが点灯し、ターンテーブル43が回転し、
庫内照明ランプが点灯して、マグネトロンがONする
(ステップS10)。
【0051】モニタテレビ6の画面には、ハンドル9の
回転に合わせてキャラクタが動き、豆の弾ける量が変化
し、また別のキャラクタが登場したりする(図13参
照)。調理が終了し電子レンジ部40がOFFとなると
(ステップS11)、モニタテレビ6の画面ではポップコ
ーンの爆発した映像となり(図14)、“わー驚いたな
ー”の発声がある。
【0052】自動販売機本体15では、レンジドア42が開
き(ステップS12) 、キャリアアーム31が調整室41内に
移動し(ステップS13) 、カップハンド30がターンテー
ブル43上のカップ26を掴み(ステップS14) 、キャリア
アーム31を移動して元の位置に戻る(ステップS15) 。
【0053】この辺で“ありがとう 君のおかげでおい
しいポップコーンができたよ”、“君のは下から出てく
るよ”の発声があり、カップ取出ボックス16を天井で仕
切る閉塞板17が開いて(ステップS16)、カップハンド
30を拡開してカップをカップ取出ボックス16内に落とし
(ステップS17)、カップハンド30は閉じ(ステップS
18) 、閉塞板17も閉まる(ステップS19)。“できたて
で熱いから気をつけてね”の発声があり、取り出し口の
ランプが点灯し(ステップS20)、お客はガラス扉5を
開いてカップを取り出すことができる。
【0054】そしてエンディング画面(図15) となり、
1サイクルが終了し、画面は再びアドバタイズ画面(図
9)に戻る。販売を終了したときは、コインブロッカー
をオンして(ステップS21)、コインの投入の待機状態
となる。
【0055】本実施例の自動販売機1は、以上のように
ポップコーンを電子レンジで調理中に次々に変わるモニ
タテレビ6の画面と声を聴いて楽しめるとともにお客が
ハンドル9を回してモニタテレビ6の映像の変化を自ら
参加して楽しむ一種のビデオゲームを備えていて、待ち
時間の退屈を紛らすことができ、特に小さい子供は大い
に楽しむことができる。ビデオゲームを楽しみながらモ
ニタテレビ6によりポップコーンの調理状況を逐一知る
ことができるので、急いでいるときでも苛立たしい思い
をしなくてすみ、ビデオゲームに熱中できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のビデオゲーム付自動販売機
の外観図である。
【図2】自動販売機本体の内部概略構造図である。
【図3】カップ収納マガジンの駆動機構を示す平面図で
ある。
【図4】同側断面図である。
【図5】カップハンドの駆動機構および電子レンジ部の
平面図である。
【図6】制御系の概略ブロック図である。
【図7】動作手順を示す説明図である。
【図8】図7の続きの説明図である。
【図9】モニタテレビの一画面を示す図である。
【図10】モニタテレビの一画面を示す図である。
【図11】モニタテレビの一画面を示す図である。
【図12】モニタテレビの一画面を示す図である。
【図13】モニタテレビの一画面を示す図である。
【図14】モニタテレビの一画面を示す図である。
【図15】モニタテレビの一画面を示す図である。
【符号の説明】
1…自動販売機、2…ケーシング、3…人形、4…模擬
扉、5…ガラス扉、6…モニタテレビ、7…選択ボタ
ン、8…コントロールパネル、9…ハンドル、10…コイ
ン投入口、15…自動販売機本体、16…カップ取出ボック
ス、17…閉鎖板、18…マガジンテーブル、19…カップ収
納マガジン、20…マガジンシャフト、21…インデックス
プレート、22…回転子、23…ドライブクランク、24…回
転軸、25…モータ、26…カップ、28…カップディスペン
サ、29…円筒ガイド、30…カップハンド、31…キャリア
アーム、32…揺動支持部材、33…揺動リンク、34…駆動
シャフト、39…ファン、40…電子レンジ部、41…調整
室、42…レンジドア、43…ターンテーブル、44…嗅い排
出口、45…掃除用穴、46…コインメータ、47…スピー
カ、50…制御回路部、51…タイマー、60…CUPボー
ド、61…インターフェースボード。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニタを備えた自動販売機において、 所定の動画を前記モニタに表示する表示手段と、 利用者の注文操作に関連して前記動画を操作する注文操
    作手段と、 前記注文操作に基づき払出される品物を製造する製造手
    段と、 前記注文操作とは独立して前記動画を操作する動画操作
    手段とを有することを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記製造手段は、食品を調理することを
    特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記動画は所定の時間で終了するように
    構成され、 前記製造手段は、前記動画の終了に合わせて前記品物を
    払出すことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記製造手段は所定の時間で前記品物を
    製造し、 前記表示手段は、前記品物の製造時間に合わせて前記動
    画を終了させるように前記動画を表示することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記品物を前記動画の
    中に映し出すことを特徴とする請求項3または請求項4
    記載の自動販売機。
  6. 【請求項6】 利用者の操作に応じて品物を製造する
    製造手段と、 前記製造手段が製造した品物を払出す払出し手段と、 前記品物の払出しのタイミングに合わせてゲームが終了
    するようにゲーム画像を表示するゲーム表示手段とを有
    することを特徴とする自動販売機。
  7. 【請求項7】 モニタを備えた自動販売機の払出制御方
    法であって、 所定の動画を前記モニタに表示するステップ1と、 利用者の操作を受け付け、該操作に応じて前記動画の表
    示内容を操作するステップ2と、 前記操作の一部に基づき、払出される品物を製造するス
    テップ3とを有することを特徴とする自動販売機の払出
    制御方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ1において表示される動画
    は所定の時間で終了するように構成され、 前記動画の終了に合わせて前記ステップ3における払出
    しが行なわれることを特徴とする請求項8記載の自動販
    売機の払出し制御方法。
  9. 【請求項9】 前記ステップ3において前記品物は所定
    の時間で製造され、 前記ステップ1において表示される動画は、前記品物の
    製造時間に合わせて終了するように表示されることを特
    徴とする請求項8記載の自動販売機の払出し制御方法。
  10. 【請求項10】 利用者の操作に応じて品物を払出す機
    構を備えた自動販売機の画像表示方法であって、 利用者の操作に応じて、払出される品物を製造し、 前記品物の払い出しのタイミングに合わせてゲームが終
    了するようにゲーム画像の表示を制御することを特徴と
    する自動販売機の画像表示方法。
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