JPH1073760A - 回折型光学素子を有するレンズ系 - Google Patents
回折型光学素子を有するレンズ系Info
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- G02B27/42—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect
- G02B27/4205—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect having a diffractive optical element [DOE] contributing to image formation, e.g. whereby modulation transfer function MTF or optical aberrations are relevant
- G02B27/4211—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect having a diffractive optical element [DOE] contributing to image formation, e.g. whereby modulation transfer function MTF or optical aberrations are relevant correcting chromatic aberrations
Abstract
レンズを得ること、特に、銀塩カメラや電子カメラ等の
色収差の補正が要求されるものに適した光学系を提供す
ることである。 【解決手段】 1枚の正レンズと絞りを有する光学系に
おいて、正レンズはその少なくとも1面が回折面r1 に
て構成されており、fD は回折面の焦点距離、fはレン
ズ系全系の焦点距離とすると、 3<fD /f<30
・・・(1) を満たす。
Description
レンズ作用を持った回折面を有するような回折型光学素
子(以下、Diffractive Optical
Elementを略してDOEと称する。)を有するレ
ンズ系に関するものであり、特に、1枚の正レンズにて
構成されるような簡単な構成の銀塩カメラ、電子カメラ
等のカメラ撮影光学系に利用されるレンズ系に関するも
のである。
れるような安価なカメラには、プラスチック製の単レン
ズが用いられている。しかし、よく知られているよう
に、単レンズでは収差補正の自由度が少なく、球面収差
を最小にする、あるいは、低次コマ収差をゼロにするよ
うにベンディング形状を選択する程度の自由度しかな
い。特に、色収差の補正とペッツバール像面の補正は本
質的に不可能である。したがって、これらの問題に対し
ていくつかの工夫がなされており、第1には、フィルム
面をシリンドリカル形状とすることで、像面湾曲の影響
を緩和している。第2には、Fナンバーを大きくして球
面収差等の発生を少なくし、また、焦点深度が深くなる
から色収差の影響を緩和している。さらに、焦点深度を
深くすることで焦点合わせを不要となし、簡単操作と低
価格の実現に役立っている。第3には、非球面を利用し
て色収差やペッツバール像面以外の収差を改善すること
である。
平6−59188号のものがある。この実施例9に従っ
て具体的に説明する。実施例9は、焦点距離が30m
m、Fナンバーが9.7であり、両面共に非球面が用い
られている。この先行例においては、レンズ厚みや絞り
間隔に対するディストーション及びコマ収差の関連が述
べられており、結論として、ディストーションを減らす
ためにレンズ厚みを小となし、コマ収差補正のために絞
り間隔を大としている。そして、両面非球面にてその他
の収差を改善している。また、フィルム面は曲率半径が
80mmないし300mmのシリンドリカル面となって
いる。しかし、特開平6−59188号の公報の図13
の収差図から分かるように、球面収差は最大光線高で
1.2mm程度、g線の軸上色収差は0.8mm程度、
倍率色収差は最大画角で0.15mm程度発生してお
り、決して満足できるものではない。その他の先行例に
おいても収差の状況は同様である。
るくなし、オートフォーカス機能を搭載してより高仕様
のカメラを目指しても、従来の単レンズでは実用に耐え
ない。あるいは、CCD素子を受像面とするようないわ
ゆる電子カメラにおいても同様である。
いてより高仕様・高画質な単レンズを実現しようとする
ものである。
説明する。DOEに関しては、「光学」第22巻第63
5〜642頁及び第730〜737頁等に詳しく解説さ
れている。
用に基づいているのに対し、DOEは光の回折作用に基
づいている。一般的に、図1で示すような回折格子へ光
が入射したとき、回折作用にて射出される光は以下の関
係式を満たす。
は回折格子のピッチ、mは回折次数である。したがっ
て、(a)式に従ってリング状の回折格子のピッチを適
切に構成してやれば、光を一点に集光させること、すな
わち、レンズ作用を持たせることができる。このとき、
j番目の格子のリング半径をrj 、回折面の焦点距離を
fとすると、1次近似の領域にて以下の式を満たす。
成する振幅変調型、屈折率あるいは光路長を変える位相
変調型等が提案されている。振幅変調型のDOEでは複
数の回折次数光が発生するため、例えば入射光の光量と
1次回折光の光量比(以下、回折効率と称す。)は最大
でも6%程度である。あるいは、振幅変調型のDOEを
漂白処理等を施して改良したとしても、回折効率は最大
で34%程度である。しかし、同じく位相変調型のDO
Eでも、その断面形状を図2(a)に示すような鋸歯形
状で構成すれば、回折効率を100%まで向上できる。
このようなDOEをキノフォームと称している。このと
き、鋸歯状の山の高さは次式で与えられる。
(c)式からも予測されるように、回折効率100%は
只一つの波長に対してのみ達成される。また、キノフォ
ーム形状を図2(b)のように階段近似したものはバイ
ナリー光学素子と呼ばれたりするが、これはリソグラフ
ィー的手法にて比較的容易に製作できる。バイナリー光
学素子では、4段階近似で81%、8段階近似で95
%、16段階近似で99%の回折効率が得られることが
知られている。
が知られているが、本発明ではウルトラ・ハイ・インデ
ックス法を用いている。この手法については、"Mathema
tical equivalence between a holographic optical el
ement and ultra-high indexlens"J. Opt. Sos. Am. 6
9,486-487 、又は、"Using a conventional opticaldes
ign program to design holographic optical element
s" Opt. Eng. 19,649-653 等に示されている。すなわ
ち、DOEは厚みが0で屈折率が非常に大きな屈折面と
等価であることが知られている。
重要な特徴がある。第1の特徴は、非球面作用を持つこ
とであり、回折格子のピッチを適切に構成すれば光を完
全に一点に集めることができる。このことは、非球面に
て球面収差をゼロに補正することと同じ作用である。第
2の特徴は、色の分散が非常に大きいことである。アッ
べ数で表現すれば−3.45という値になり、従来の屈
折作用の材料と比べると数10倍の色収差が反対方向に
発生する。分散が大きいことは自然光の下で使用される
レンズ系にDOEを応用するとき、最大の問題となる。
また、DOEの任意の波長における屈折率は、以下の
(d)式にて与えられる。 n(λ)=1+{n(λ0 )−1}・λ/λ0 ・・・(d) ただし、λは任意の波長、n(λ)はそのときの屈折
率、λ0 は基準波長、n(λ0 )はそのときの屈折率で
ある。
るレンズ系に適用した例として、”Hybrid di
ffractive−refractive lens
es and achromats”Appl.Op
t.27,2960−2971が知られている。この先
行例においては、近軸の色収差補正の原理に基づいて、
アッべ数−3.45のレンズと従来のガラスレンズを組
み合わせて色収差補正を行った場合の計算例が示されて
いる。具体的には、物体側面は凸面であり、像側面は平
面であるようなレンズにおいて、平面上に回折面を構成
しており、このとき、軸上色収差のアクロマート化と残
存する2次スペクトルについて示されている。しかし、
倍率色収差やその他の収差に関しては触れておらず、具
体的な設計データもない。
被写体側に凸な正メニスカスレンズと絞りを配置し、正
レンズの像面側を回折面にて構成した例が示されてい
る。この先行例では、屈折系と回折系の組み合せにより
色収差を補正し、レンズ部品を増やすことなく高性能を
達成したものである。しかし、上記公報に示された実施
例は、レンズ厚みが薄く成形性や組立性に劣る。さら
に、レンズ全長がやや長いという欠点を有する。
2号において、望遠レンズへの適用例を示している。こ
の公報では、従来の望遠レンズの前に平板状のDOEを
配置し、色収差補正の改善を行っている。したがって、
収差は非常に良くなっているが、部品点数を増やしてお
り、DOEのメリットを十分に生かしているとは言いが
たい。
のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
は、DOEを用いて高仕様・高画質な単レンズを得るこ
と、特に、銀塩カメラや電子カメラ等の色収差の補正が
要求されるものに適した光学系を提供することである。
さらに、レンズ厚みを適度に厚くしてレンズ全長の短縮
を図った光学系を提供することを目的としている。
明の回折型光学素子を有するレンズ系は、1枚の正レン
ズと絞りを有する光学系において、該正レンズは両面共
に曲率を有し、その少なくとも1面が回折面にて構成さ
れていることを特徴とするものである。
しい。 3<fD /f<30 ・・・(1) ただし、fD は回折面の焦点距離、fはレンズ系全系の
焦点距離である。
るレンズ系は、1枚の正レンズと絞りを有する光学系に
おいて、該正レンズは少なくとも1面の回折面を有して
おり、下記条件式を満足することを特徴とするものであ
る。 3<fD /f<30 ・・・(1) 0.075<d/f<0.15 ・・・(2) ただし、fD は前記回折面の焦点距離、fはレンズ系全
系の焦点距離、dは前記正レンズの厚みである。
と作用について説明する。正単レンズの片方の面のみが
曲率を有する場合、すなわち凸平形状とDOEの組み合
わせで収差補正を行うと、軸上色収差及び倍率色収差の
補正はできるがコマ収差の補正が不十分であり、さらに
非点収差の色収差が大きく発生することが分かった。し
たがって、凸平形状のレンズでは、例えDOEを用いた
としても高性能は得られない。そこで、まず基準波長に
おける基本的な収差を補正するために、両面共に曲率を
有するレンズであることが望ましい。この場合、絞りと
レンズが接近し、また、レンズも非常に薄いならば、レ
ンズのベンディングと収差の関係により両凸形状が望ま
しいことが知られている。絞りがレンズへ接近する程歪
曲収差や倍率色収差の発生が少なくなる。しかし、コマ
収差の補正が不十分となってしまい好ましくない。そこ
で、コマ収差を適当に補正しつつ全画面の性能をバラン
ス良くとるために、絞りとレンズを十分離して配置する
必要がある。
離して配置されるし、レンズ自体も適度な厚みが必要と
されるので、正レンズは絞りに対して凹面を向けたメニ
スカス形状であることが望ましい。このようにして基準
波長におけるコマ収差等の発生を小さくできる。
すれば、回折面の作用と屈折系の作用で色収差補正が可
能となる。この場合、回折面のアッべ数は−3.45と
負の値を持っているから、色収差補正の実現には正パワ
ー同士の組み合わせが必要となる。色収差の補正に関し
て、以下に説明する。
ッべ数をν1 とし、第2レンズの焦点距離をf2 、アッ
べ数をν2 とすれば、薄肉密着系の合成焦点距離及び近
軸色収差補正の式は以下のようになる。ただし、fは合
成焦点距離である。
り、組合せレンズの焦点距離とアッべ数が求められる。
本発明の場合、回折面のアッべ数は−3.45と負の値
を持っているから、色収差補正の実現は正パワー同士の
組み合せが必要となる。
できており、(g)式及び(h)式に従って構成すれ
ば、軸上色収差及び倍率色収差共に良好に補正される。
しかし、本発明のように回折面を有する単レンズにおい
ては、回折面で発生する高次収差が大きく、軸上色収差
を補正しても倍率色収差は補正不足となってしまう。そ
こで、倍率色収差を十分に補正するために、軸上色収差
を補正過剰な状態にしている。そのための条件式が以下
の(1)式である。(1)式満たすことで、広い画角で
の高性能を達成している。 3<fD /f<30 ・・・(1) ただし、fD は回折面の焦点距離、fはレンズ系全系の
焦点距離である。
のアッべ数をνR とすると、前記(g)式より、 fD /f=1−νR /νD ・・・(i) となる。(i)式より、例えばνR =30のとき、fD
/f=9.7であり、νR =60のとき、fD /f=1
8.4となる。ただし、すでに述べたように、νD =−
3.45である。(i)式は、1次領域での色収差補正
式であるが、軸上色収差を補正過剰とするために、これ
より小さな値とすることがよく、そのための条件式が
(1)式である。カメラ等の撮影光学系では、広い範囲
の波長域が用いられるため、g線とC線にて色収差補正
が行われることが多い。(1)式の上限の30を越える
と、正レンズの基材として使える材料が高価なものとな
ってしまうので、好ましくない。一方、(1)式の下限
の3を越えると、基材として使える材料がない。
が回折面にて構成される場合には、 3<fD /f<15 ・・・(1)’ を満足することが望ましい。
クトルの量は大きくなってしまう。そこで、良好な色収
差を達成するためには、 45<νD ・・・(3) を満たすことが好ましい。ただし、νD は回折光学素子
の基材のアッべ数である。(3)式の下限の45を越え
ると、2次スペクトルの発生量が大きくなって好ましく
ない。
条件式(1)若しくは(1)’は以下の場合がより好ま
しい。
行ったとしても、屈折系のみによる補正と、回折面を有
する補正の場合で、2次スペクトルの結果は全く異な
る。これを図3を参照にして説明する。図3は、横軸は
波長、縦軸は像点位置を示し、縦軸は軸上色収差の発生
量に相当している。曲線1は従来の単レンズの場合であ
り、色収差は全く補正されていない。したがって、短波
長側で像点は大きくマイナスである。曲線2は屈折系同
士の組み合せによる色収差補正の場合であり、F線とC
線の像点が一致するように色消しされている。このと
き、2次スペクトルの量は例えばg線でみると補正過剰
になっている。一方、曲線3は回折面と屈折系の組み合
わせによる色収差補正の様子であり、曲線2と同様にF
線とC線で色消しがなされている。しかし、2次スペク
トルの曲線は明らかに逆向きとなっており、g線は補正
不足になっている。このような違いは、回折面が有する
大きな負の分散によるものである。
れることがよい。一般的に、正レンズは絞りに対して凹
面を向けたメニスカスレンズとなる。絞り側の面の曲率
は小さく、反対側の面は曲率が大きい。その結果、軸外
主光線の面への入射角は、絞り側の面で大きく、反対側
の面では小さい。倍率色収差の発生についてみれば、絞
り側の面で倍率色収差の発生量が大きく、逆に反対側の
面では小さい。したがって、正レンズにおいて、絞り側
の面を回折面にて構成すると、倍率色収差を補正するた
めの回折面のパワーをより強くしなければならず、軸上
色収差の2次スペクトルが増大する。一方、絞りと反対
側の面を回折面にて構成すれば、より小さなパワーの回
折面で倍率色収差の補正が可能なので、2次スペクトル
を小さくできる。すなわち、軸上色収差の2次スペクト
ルを小さくするために、正レンズの回折面は絞りと反対
側の面がよい。
たすのがよい。 0.075<d/f<0.15 ・・・(2) ただし、fはレンズ系全系の焦点距離、dはレンズの厚
みである。(2)式の上限の0.15を越えると、レン
ズの径が大きくなりすぎて好ましくない。(2)式の下
限の0.075を越えると、レンズが薄くなって、正レ
ンズの両面における光線高が接近してしまうため、収差
補正にとって好ましくない。さらに、性能が悪化する。
両面が物体側から順に正パワー及び負パワーで構成され
ており、いわゆるテレフォトタイプとなっているので、
全長短縮の効果がある。条件式(2)を満たすようにレ
ンズの厚みを設定すれば、テレフォトの効果が得られや
すく、一層の全長短縮が可能となる。
上色収差や倍率色収差及び基準波長の収差をバランス良
く補正できる。しかし、下記条件式を満たすことで、さ
らに高性能を達成することができる。 −0.5<(rA −rB )/(rA +rB )<−0.1 ・・・(4) ただし、DOEの基材において、rA は屈折力の強い面
の曲率半径であり、rBは屈折力の弱い面の曲率半径で
ある。
条件式であり、非点収差の色収差を改善するための条件
式である。(1)式を満足することで倍率色収差は補正
される。したがって、各波長における像は、像面内(光
軸に対して垂直方向)でのズレは小さいが、光軸方向で
のズレが大きい場合がある。主光線で説明すると、各波
長における主光線と像面との交点のずれが小さいが、最
良像面の位置は波長毎に大きく異なっていることがあ
る。これは非点収差の色収差が大きい状況であり、基準
波長以外の像は大きくぼけてしまっており、高性能は期
待できない。(4)式はこのうよな非点収差の色収差を
発生させないための条件式である。(4)式の上限の−
0.1を越えると、曲率半径が小さくなりすぎ、(4)
式の下限の−0.5を越えると、逆に曲率半径が大きく
なりすぎて好ましくない。
の補正はできない。回折面はペッツバール和へ寄与しな
いので、屈折系のみの特性でペッツバール和が決まる。
したがって、像面湾曲が大きく発生するのでフィルム面
の湾曲化が望ましい。あるいは、高屈折率の無機ガラス
材料を使用すれば、像面湾曲の発生を改善できる。この
場合、ガラス表面に微細な回折格子(例えば、キノフォ
ーム形状)を形成することはかなり困難である。そこ
で、ガラス表面に薄い樹脂層を形成し、その樹脂表面に
回折格子を作製すればよい。このとき使用される樹脂材
料としては、紫外線にて硬化するタイプ、熱にて硬化す
るタイプ等が生産性において好ましい。
るいは樹脂層を形成してその表面に回折格子を形成する
方法の何れにしても、コストアップは避けられない。そ
こで、基材自体も樹脂材料にて構成し、その表面に回折
格子を成形にて製造すれば、コスト低減が可能になり好
ましい。樹脂材料としては、いわゆるアクリル系やポリ
カーボネイト系のものが一般的であるが、アッベ材料が
45以上の材料を用いることが性能上好ましい。また、
一般の樹脂材料は、温度や湿度の変化に伴って屈折率や
面形状が変化してしまう。そこで、低吸湿な樹脂材料を
用いれば、環境中の湿度変化に伴うレンズの変化を改善
できるので望ましい。
有するレンズ系の実施例1〜16について説明する。本
発明によるレンズ系の回折面は、ウルトラ・ハイ・イン
デックス法を用いて設計しており、具体的には、回折面
は厚みが0で波長がd線のときの屈折率が1001の屈
折型レンズとして表現されている。したがって、後記す
る数値データにおいても、以下に示すような通常の非球
面式にて記載する。すなわち、光軸方向をZ軸、光軸と
垂直な方向をY軸とすると、非球面は以下の式にて表せ
られる。
径)、Kは円錐係数、A4 、A6 、A8 、A10はそれぞ
れ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
Eの基材表面である。そして、実際の製造においては、
回折面の非球面形状と基材表面の形状との差及び屈折率
から位相変化を求め、この位相変化を回折格子のピッチ
に換算して基材表面上に回折格子を形成する。つまり、
後述する各実施例において、最終的にレンズとしての作
用を有するのは基材の面である。
10に断面を示すようなものがある。図の(a)は、透
明部21と不透明部22が交互に配列され、不透明部2
2の厚みはほぼ0であるが、振幅変調型と呼ばれる回折
面である。図の(b)は、屈折率の異なる高屈折率部2
3と低屈折率部24を交互に配列して、屈折率差による
位相差にて回折作用を持たせたものである。図の(c)
は、矩形状の凹凸を交互に配列して厚みの差による位相
差にて回折作用を持たせたものである。これは2レベル
のバイナリー素子でもある。図の(d)は、表面を鋸歯
形状にしたものであり、キノフォームと呼ばれ、連続的
な厚みの差による位相差にて回折作用を持たせたもので
ある(図2(a))。図の(e)と(f)は、キノフォ
ームを4レベル及び8レベルで近似したバイナリー素子
である(図2(b))。このように回折面の形状にはい
くつかの形式があるが、本発明では、回折効率を高くし
て光量を有効に利用したいため、図10(d)のキノフ
ォームや図10(e)や図10(f)等の4レベル以上
のバイナリー素子を用いることが望ましい。
4、7の光軸を含むレンズ断面図を示す。実施例5、
6、8、9、10、11、12、13、14、15、1
6については、それぞれ図4、図5、図8、図6、図
4、図8、図4、図5、図4、図8、図4と同様である
ので、図示は省く。
6は、物体側より順に、正レンズと絞りにて構成され、
物体側の面が回折面にて構成されている。実施例2、
6、13も同様に、物体側より順に、正レンズと絞りに
て構成され、像側の面が回折面にて構成されている。
正レンズにて構成され、物体側の面が回折面にて構成さ
れている。実施例7、8、11、15も同様に、物体側
より順に、絞りと正レンズにて構成され、像側の面が回
折面にて構成されている。
形成し、その表面にキノフォーム形状を形成している。
実施例1、2、5、8、9、13、14、15、16
は、いわゆるアクリル樹脂の基材上にキノフォーム形状
を形成しており、実施例6は、いわゆるポリカーボネー
ト樹脂の基材上にキノフォーム形状を形成している。実
施例10、11、12は、低吸湿なポリオレフィン系の
樹脂の基材上にキノフォーム形状を形成している。実施
例3、7は、ガラスの基材上にキノフォーム形状を形成
している。
あるが、他の実施例においては非球面形状である。基材
の屈折面については、実施例1の像側の面、実施例2の
物体側の面、実施例8の物体側の面が非球面形状であ
る。
を示す。各データ中、fは焦点距離、FNOはFナンバ
ー、fB はバックフォーカス、ωは半画角、r1 、r2
…は各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面
間の間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、ν
d1、νd2…はd線のアッベ数であり、また、非球面形状
は前記(j)式にて表される。
差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差、横収差を表す収
差図を図9に示す。
(1)、d、d/f=(2)、rA 、rB 、(rA −r
B )/(rA +rB )=(4)の値を下記の表に示す。
するレンズ系は、例えば次のように構成することができ
る。 〔1〕 1枚の正レンズと絞りを有する光学系におい
て、該正レンズは両面共に曲率を有し、その少なくとも
1面が回折面にて構成されていることを特徴とする回折
型光学素子を有するレンズ系。
する上記〔1〕記載の回折型光学素子を有するレンズ
系。 3<fD /f<30 ・・・(1) ただし、fD は前記回折面の焦点距離、fはレンズ系全
系の焦点距離である。
が回折面にて構成され、下記の条件式を満足することを
特徴とする上記〔1〕記載の回折型光学素子を有するレ
ンズ系。 3<fD /f<15 ・・・(1)’ ただし、fD は前記回折面の焦点距離、fはレンズ系全
系の焦点距離である。
学系において、該正レンズは少なくとも1面の回折面を
有しており、下記条件式を満足することを特徴とする回
折型光学素子を有するレンズ系。 3<fD /f<30 ・・・(1) 0.075<d/f<0.15 ・・・(2) ただし、fD は前記回折面の焦点距離、fはレンズ系全
系の焦点距離、dは前記正レンズの厚みである。
凹面を向けたメニスカスレンズであることを特徴とする
上記〔1〕から〔4〕の何れか1項記載の回折型光学素
子を有するレンズ系。
にて構成されていることを特徴とする上記〔1〕から
〔4〕の何れか1項記載の回折型光学素子を有するレン
ズ系。
成され、その表面に薄い樹脂層が形成されており、その
樹脂面上に回折面が構成されていることを特徴とする上
記〔1〕から〔4〕の何れか1項記載の回折型光学素子
を有するレンズ系。
成され、その表面に直接回折面が形成されていることを
特徴とする上記〔1〕から〔3〕の何れか1項記載の回
折型光学素子を有するレンズ系。
学系において、該正レンズは絞りに対し凹面を向けたメ
ニスカスレンズであり、その少なくとも1面が回折面に
て構成されていることを特徴とする回折型光学素子を有
するレンズ系。
光学系において、該正レンズは両面共に曲率を有し、そ
の少なくとも1面が回折面にて構成されており、カメラ
撮影用であることを特徴とする回折型光学素子を有する
レンズ系。
0〕において、回折型光学素子は以下条件式を満たすこ
とを特徴とする回折型光学素子を有するレンズ系。 3<fD /f<30 ・・・(1) ただし、fD は回折面の焦点距離、fはレンズ系全系の
焦点距離である。
か1項において、回折型光学素子は以下の条件式を満た
すことを特徴とする回折型光学素子を有するレンズ系。 45<νD ・・・(3) ただし、νD は回折光学素子の基材のアッべ数である。
か1項において、回折型光学素子は下記条件式を満たす
ことを特徴とする回折型光学素子を有するレンズ系。 −0.5<(rA −rB )/(rA +rB )<−0.1 ・・・(4) ただし、回折型光学素子の基材において、rA は屈折力
の強い面の曲率半径であり、rB は屈折力の弱い面の曲
率半径である。
か1項において、物体側から順に、正レンズと絞りにて
構成されていることを特徴とする回折型光学素子を有す
るレンズ系。
か1項において、物体側から順に、絞りと正レンズにて
構成されていることを特徴とする回折型光学素子を有す
るレンズ系。
か1項において、前記回折面は軸上色収差を補正過剰な
状態にするように構成されていることを特徴とする回折
型光学素子を有するレンズ系。
絞りは十分に離れていることを特徴とする回折型光学素
子を有するレンズ系。
絞りは、コマ収差を適当に補正しつつ全画面の性能をバ
ランス良く得られる程度に十分に離れていることを特徴
とする回折型光学素子を有するレンズ系。
において、軸上光線と最大画角の軸外光線とが異なる光
線高となるように絞りを配置してあることを特徴とする
回折型光学素子を有するレンズ系。
対側のレンズ面において、軸上の光束と最大画角の軸外
の光束が分離するような位置に絞りが配置されているこ
とを特徴とする回折型光学素子を有するレンズ系。
ズと絞りにて構成される光学系において、該正レンズは
少なくとも1面の回折面を有しており、下記条件式を満
足することを特徴とする回折型光学素子を有するレンズ
系。 3<fD /f<15 ・・・(1) 0.075<d/f<0.15 ・・・(2) ただし、fD は前記回折面の焦点距離、fはレンズ系全
系の焦点距離、dは前記正レンズの厚みである。
のレンズ系は、単レンズながら、回折面を適切に配置す
ることで、従来の屈折レンズでは実現不可能な高性能を
達成できた。その結果、例えば銀塩カメラあるいは電子
カメラ等の白色光下で用いられるカメラを高仕様なもの
とすることができる。
る。
である。
る。
を例示する断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 1枚の正レンズと絞りを有する光学系に
おいて、該正レンズは両面共に曲率を有し、その少なく
とも1面が回折面にて構成されていることを特徴とする
回折型光学素子を有するレンズ系。 - 【請求項2】 下記条件式を満たすことを特徴とする請
求項1記載の回折型光学素子を有するレンズ系。 3<fD /f<30 ・・・(1) ただし、fD は前記回折面の焦点距離、fはレンズ系全
系の焦点距離である。 - 【請求項3】 1枚の正レンズと絞りを有する光学系に
おいて、該正レンズは少なくとも1面の回折面を有して
おり、下記条件式を満足することを特徴とする回折型光
学素子を有するレンズ系。 3<fD /f<30 ・・・(1) 0.075<d/f<0.15 ・・・(2) ただし、fD は前記回折面の焦点距離、fはレンズ系全
系の焦点距離、dは前記正レンズの厚みである。
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