JPH0659188A - 撮影レンズ、及びカメラ - Google Patents

撮影レンズ、及びカメラ

Info

Publication number
JPH0659188A
JPH0659188A JP4210389A JP21038992A JPH0659188A JP H0659188 A JPH0659188 A JP H0659188A JP 4210389 A JP4210389 A JP 4210389A JP 21038992 A JP21038992 A JP 21038992A JP H0659188 A JPH0659188 A JP H0659188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
image
image forming
aspherical
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4210389A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Mori
伸芳 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP4210389A priority Critical patent/JPH0659188A/ja
Priority to US08/099,557 priority patent/US5390049A/en
Priority to EP93306045A priority patent/EP0586092B1/en
Publication of JPH0659188A publication Critical patent/JPH0659188A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B3/00Simple or compound lenses
    • G02B3/02Simple or compound lenses with non-spherical faces
    • G02B3/04Simple or compound lenses with non-spherical faces with continuous faces that are rotationally symmetrical but deviate from a true sphere, e.g. so called "aspheric" lenses

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズの全長を短かくし、歪曲収差を良好に
補正したカメラ用レンズ及び、このレンズを組み込んだ
厚さのうすいカメラを提供する。 【構成】 物体と結像面との間に設けられ、前記物体の
像を前記結像面に投影する物体側に凸面を有す正のメニ
スカスレンズである両面非球面の投影レンズで、該撮影
レンズの前記結像面方向の所定位置に絞りを設け、結像
面上の画面の対角線長を2L、レンズの光軸上の厚さを
tとした時、0.02<t/L<0.05である撮影レンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影のために用いる撮
影レンズ、とりわけ歪みの少ない撮影レンズ及び、この
撮影レンズを組み込んだカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】Fナンバーが大きい固点焦点式カメラ用
のレンズで単レンズで構成したものとしては、従来、特
開昭63-199351号公報、特開昭63-246713号公報及び特開
平3-259108号公報が知られている。
【0003】しかしながら、これらのレンズの内特開昭
63-199351号公報では最も短いものでも焦点距離が33m
m、レンズ全長が32mmと長くこれを組み込んだカメラも
厚くなり、携帯性が良くない。また焦点距離が短くな
り、画角が大きくなると歪曲収差も急激に大きくなり10
%を超えてしまい好ましくない。また特開昭63-246713
号公報では画角が60°程度であり、通称ライカ判の画角
サイズに適用した場合、レンズ全長が短いものでも35mm
程度と長い。
【0004】一方、特開平3-259108号公報ではパノラマ
サイズ用のレンズということでレンズ全長は短いが、歪
曲収差が10%を超えていたり、中間画角での非点収差が
大きいなど好ましい状態ではなかった。
【0005】従って、全体としてカメラの小型化に向く
歪みの少い良好な単レンズの撮影レンズを提供できない
でいた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、レンズの全
長を短くし、しかも歪曲収差を良好に補正したカメラ用
レンズ及び、このレンズを組み込んだ厚さのうすいカメ
ラを提供しようとするものである。とりわけ、レンズ付
きフィルムユニット等の安価なコンパクトカメラに組み
込むことが出来る撮影レンズを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、大きく分けて
2つの大きな発明によって達成される。まず第1の発明
としては、物体と結像面との間に設けられ、該結像面ま
での間に絞りを配置して、前記物体の像を前記結像面に
投影する物体側に凸面を有する正のメニスカスレンズ
で、前記結像面上の画面の対角線長を2L、レンズの光
軸上の厚さをtとした時、 0.02<t/L<0.05 (1) であることを特徴とする両面非球面の撮影レンズや、特
にレンズの画角を2ωとした時、 60°<2ω<90° (2) である使い方をする場合であって、物体と結像面との間
に設けられ、該結像面までの間に絞りを配置して、前記
物体の像を前記結像面に投影する物体側に凸面を有する
正のメニスカスレンズである両面非球面の撮影レンズ
を、前記結像面上の画面の対角線長を2L、レンズの光
軸上の厚さをtとした時、 0.02<t/L<0.06 (3) となるように構成した撮影レンズによって達成される。
【0008】また、これらの撮影レンズの第2面と該撮
影レンズと結像面との間に設けた絞りとの間隔をxとし
た時、 0.01<x/L<0.07 (4) であってかつ、前記非球面の形状は変形量が光軸からの
高さが増すと単調増加する非球面であることを特徴とす
る撮影レンズや、更に該撮影レンズの非球面の形状が、
光軸からの高さをh、非球面変形量をA(h)、レンズ
の有効半径をhmaxとした時、 20<A(hmax)/A(hmax/2)<50 (5) であることを特徴とする撮影レンズによってより好まし
い結果が得られた。
【0009】更に、第2の発明として物体と結像面との
間に設けられ、該結像面までの間に絞りを配置して、前
記物体の像を前記結像面に投影する物体側に凸面を有す
る正のメニスカスレンズである撮影レンズにおいて、前
記結像面上の画面の対角線長を2L、レンズの光軸上の
厚さをtとした時、 0.04<t/L<0.08 (6) であってかつ、レンズの第2面と絞りの間隔をx、レン
ズの焦点距離をfとした時、 0.1<x/f<0.15 (7) であることを特徴とする撮影レンズによって達成するこ
とができる。また、該撮影レンズの少なくとも物体側の
面を非球面とすることにより、該非球面の形状は変形量
が光軸からの高さが増すと負の方向に単調増加する非球
面であることを特徴とする撮影レンズでも好結果が得ら
れた。
【0010】そして、とりわけ、レンズ側に湾曲したシ
リンドリカル面である結像面に像を投影するようになし
た撮影レンズによって好ましい結果を得た。
【0011】また、最後に物体と結像面との間に設けら
れ、前記物体の像をレンズ側に80mm乃至300mmの曲率を
もって湾曲したシリンドリカル面である前記結像面に投
影する物体側に凸面を有す正のメニスカスレンズである
両面非球面の撮影レンズとして、前記結像面上の画面の
対角線長を2L、レンズの光軸上の厚さをtとした時、
0.02<t/L<0.05であり、前記非球面の形状は変形量
が光軸からの高さが増すと単調増加し、光軸からの高さ
をh、非球面変形量をA(h)、レンズの有効半径をh
maxとした時、20<A(hmax)/A(hmax/2)<50
となるレンズを用い、該レンズの画角を2ωとした時、
60°<2ω<90°であって前記撮影レンズの第2面と該
撮影レンズの前記結像面側に設けられた絞りとの間隔を
xとした時、0.01<x/L<0.07となるように構成し、
前記結像面に未露光の写真フィルムを給送して撮影する
ようにしたカメラによって好ましい結果を得た。
【0012】そして、さらに物体と結像面との間に設け
られ、前記物体の像をレンズ側に80mm乃至300mmの曲率
をもって湾曲したシリンドリカル面である前記結像面に
投影する物体側に凸面を有す正のメニスカスレンズであ
る撮影レンズとして、前記結像面上の画面の対角線長を
2L、レンズの光軸上の厚さをtとした時、0.04<t/
L<0.08であって、レンズの焦点距離をf、撮影レンズ
の第2面と該撮影レンズの前記結像面側に設けられた絞
りとの間隔をxとした時、0.1<x/f<0.15となるよ
うに構成し、前記結像面に未露光の写真フィルムを給送
して撮影するようにしたカメラによっても好ましい結果
を得ることが出来た。
【0013】
【作用】図3と図4は本発明の撮影レンズの作用を説明
するための図である。
【0014】図3は、前記メニスカスレンズの光軸上の
厚さtと、レンズの第2面と絞りの間隔xを各々独立に
変化させたときの歪曲収差の3次収差係数の変化の仕方
を示したものである。このときレンズの焦点距離及びレ
ンズの形状を代表する第1面の近軸横倍率βは一定とし
ている。
【0015】図3により本発明のように正のメニスカス
レンズの後方に絞りを配置したレンズ系では、負の歪曲
の3次収差係数を有し、糸巻き型の歪曲収差が発生す
る。また歪曲収差はレンズの厚みまたはレンズと絞りの
間の距離が減少するとき小さくなる傾向があり、この傾
向は、tの変化による方がxの変化によるものより顕著
であることがわかる。
【0016】すなわちレンズの厚みとレンズと絞りの間
隔を小さくすることは、ともに歪曲収差を小さくする作
用があり、この作用はレンズの厚みをうすくする方が10
倍以上効果がある。
【0017】図4は、図3と同様にtとxと独立に変化
させたときのコマの3次収差係数の変化の仕方を示した
ものである。これより、適当な厚みt及び間隔xをとる
とコマ収差係数を0とでき、すなわち3次領域でコマ収
差を除去でき、またt及びxを大きくするとコマ収差係
数が負となり、外向性のコマが発生し、t及びxを小さ
くするとコマ収差係数が正となり、内向性のコマが発生
することがわかる。またこの作用はtの変化とxの変化
で同等であることがわかる。
【0018】以上より本発明では図1に示すように物体
側に凸面を向けた正のメニスカスレンズとその後方に絞
りを配置したレンズ系においては、レンズの軸上厚をう
すくすることにより、糸巻き型の歪曲収差を減少させる
ことができ、このときコマ収差の悪化は、小さく押さえ
ることができる。
【0019】条件式(1)は、上記のレンズ軸上厚を規
制したもので、上限を超えると歪曲収差が大きくなり、
下限を超えるとレンズが薄くなり、材料的な強度や、製
作しにくい等の問題が発生し好ましくない。
【0020】条件式(2)は、レンズの画角を規制した
もので、画角を大きくとると同じ画面サイズで考えると
焦点距離が短くなり、またレンズ全長も短くなるためカ
メラがうすくコンパクトにできる。また被写界深度も増
し、カメラブレの撮影も少なくなり、固定焦点式カメラ
やレンズ付フィルムに好適である。しかし画角を大きく
していくと歪曲収差が大きくなったり、画面周辺の結像
性能の低下が起こり始める。
【0021】条件式(2)の上限を超えると、歪曲収差
が大きくなりすぎたり、結像性能の悪化が著しく好まし
くない。また下限を超えるとレンズ全長が長くなりカメ
ラの厚みが増し携帯性が良くない。
【0022】条件式(2)を満たすように広角化を行う
と歪曲収差が大きくなるが、この補正は条件式(3)の
ように軸上厚を設定することによってできる。条件式
(3)の上限をこえると歪曲収差が大きくなりすぎ好ま
しくない。下限をこえると、レンズが薄くなり、コバ厚
が不足し、強度や製作上の問題を生ずる。
【0023】ここでは、条件式(1)より緩和された軸
上厚を設定できる。
【0024】条件式(4)は絞りの配置方法に関するも
ので、上限を超えると画角の大きな光束がレンズの周辺
部を通るようになり、レンズのコバ厚を確保するために
軸上厚を厚くする必要が生じ、歪曲収差の補正が不十分
になる。しかし条件式(4)の上限をわずかに超える程
度であれば、歪曲収差の悪化をわずかにし、非点収差係
数を小さくできるため、像面湾曲量が小さくなり、平坦
な結像面を有するカメラに適するようにできる。下限を
超えると図4のように内向性のコマ収差が悪化し、好ま
しくない。条件式(4)のようにレンズと絞り間隔を設
定すると、歪曲収差には有利であるが、内向性のコマ収
差が残存し、これを補正するには、前記メニスカスレン
ズの両面を非球面変形量が正で光軸からの高さが増すと
単調増加するような非球面とすると良い。
【0025】特にレンズ周辺部で急激に変形量が増す非
球面とすることで中間画角の光束の下方光線に発生する
内向性コマ収差を良好に補正することができる。
【0026】条件式(5)の上限をこえると画角の大き
い光束の像面がオーバーとなり、好ましくない。下限を
超えると上述の下方光線のコマ収差の補正が不足する。
【0027】さて、図3と図4に見るように歪曲収差と
コマ収差をバランスさせるには、レンズの光軸上の厚さ
を薄くし、その分悪化したコマ収差をレンズと絞りの間
隔を大きくすることで補正できる。このとき若干歪曲収
差が大きくなるが、図3のようにその影響は無視でき、
図2のように、非球面を用いなくても、レンズと絞りを
適当に離すことによって歪曲収差とコマ収差の良好なバ
ランスが実現できる。
【0028】条件式(6)の上限を超えると歪曲収差が
大きくなりすぎ、下限を超えるとコマ収差が大きくな
り、レンズと絞り間隔を更に大きくする必要があり、レ
ンズのコバ厚が不足し好ましくない。
【0029】条件式(7)の上限を超えるとレンズのコ
バ厚が不足し、歪曲収差もやや大きくなり好ましくな
い。下限を超えると内向性のコマ収差が大きくなりすぎ
る。
【0030】上記において、前記メニスカスレンズの両
面あるいは、少なくとも物体側面を非球面変形量が光軸
からの高さが増すと負方向に単調増加する非球面とする
と、画角の大きい軸外光束に対する物体側面の屈折力が
小さくなり、歪曲収差を更に小さくすることができる。
【0031】またこのとき像面がオーバーとなる傾向が
あるが、結像面側の面も同様の非球面とすれば、結像側
面の負の屈折力が光軸から離れるに従い弱くなるためこ
の傾向を補正できる。
【0032】また本発明では、結像面がレンズ側に湾曲
しているとき、結像性能が良く、その曲率は80mm〜300m
m、好ましくは100〜200mmのシリンドリカル面とすると
良い。また本発明では以下の条件を満足する硝材、プラ
スチックを用いるとよい。
【0033】nd<1.75 (8) νd>45 (9) 条件式(8)の上限を超えると歪曲収差が大きくなり、
条件式(9)の下限を超えると軸上色収差、倍率色収差
が大きくなり好ましくない。
【0034】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。表中の記号は
以下のものを表わす。
【0035】 r :屈折面の曲率半径 d :屈折面の間
隔 nd :レンズ材料の屈折率 νd :レンズ材料
のアッベ数 F :Fナンバー ω :半画角 また、本発明の非球面の形状は光軸方向をX軸、光軸と
垂直方向をY軸とすると、数式1で表される。
【0036】
【数1】
【0037】ここで、rは近軸曲率半径、K,A2iは非
球面係数である。
【0038】また、非球面変形量はA(Y)で示すと、
数式2で表される。
【0039】
【数2】
【0040】尚、実施例の表では、第1面の非球面変形
量をAF(Y)、第2面の非球面変形量をAR(Y)で表
している。
【0041】またhmaxはレンズの有効半径であり、レ
ンズ全長とは、レンズ第1面より結像面までの長さをい
う。
【0042】実施例1 f=30.5 FNo=9.7 ω=35° 面No. r d nd νd 1 3.297 1.000 1.492 57.0 2 3.803 1.200 3 (絞り)∞ 第1面非球面係数 K = 0.30612 A4 =−0.30438×10-36 = 0.12905×10-28 =−0.48454×10-310= 0.98378×10-412=−0.46842×10-5 第2面非球面係数 K = 2.43221 A4 =−0.24609×10-26 = 0.17419×10-28 =−0.13013×10-210= 0.42301×10-312=−0.57290×10-4 t/L=0.046 レンズ全長=28.5 2ω=70° x/L=0.055 AF(hmax)/AF(1/2hmax)=38 AR(hmax)/AR(1/2hmax)=32 h AF(h) 0.3 0.717×10-5 0.6 0.157×10-3 0.9 0.108×10-2 1.2 0.431×10-2 1.5 0.129×10-1 1.8 0.339×10-1 2.1 0.893×10-1 h AR(h) 0.3 0.266×10-4 0.6 0.501×10-3 0.9 0.302×10-2 1.2 0.114×10-1 1.5 0.343×10-1 1.8 0.971×10-1 実施例2 f=32.0 FNo=9.7 ω=34° 面No. r d nd νd 1 3.680 1.200 1.492 57.0 2 4.286 1.200 3 (絞り)∞ 第1面非球面係数 K = 0.42707 A4 =−0.69537×10-36 = 0.10980×10-28 =−0.45451×10-310= 0.86531×10-412=−0.53103×10-5 第2面非球面係数 K = 1.37072 A4 = 0.13367×10-36 = 0.17598×10-28 =−0.10083×10-210= 0.31409×10-312=−0.30646×10-4 t/L=0.055 レンズ全長=29.7 2ω=68° x/L=0.055 AF(hmax)/AF(1/2hmax)=31 AR(hmax)/AR(1/2hmax)=27 h AF(h) 0.3 0.389×10-5 0.6 0.975×10-4 0.9 0.718×10-3 1.2 0.292×10-2 1.5 0.842×10-2 1.8 0.205×10-1 2.1 0.481×10-1 h AR(h) 0.3 0.201×10-4 0.6 0.376×10-3 0.9 0.223×10-2 1.2 0.807×10-2 1.5 0.229×10-1 1.8 0.594×10-1 実施例3 f=32.0 FNo=9.7 ω=34° 面No. r d nd νd 1 3.092 0.800 1.492 57.0 2 3.520 1.200 3 (絞り)∞ 第1面非球面係数 K = 0.60476 A4 =−0.10599×10-36 = 0.83996×10-38 =−0.35885×10-310= 0.61458×10-412= 0.13078×10-5 第2面非球面係数 K = 1.96923 A4 =−0.14855×10-26 = 0.26017×10-28 =−0.16819×10-210= 0.47298×10-312=−0.40585×10-4 t/L=0.037 レンズ全長=30.0 2ω=68° x/L=0.055 AF(hmax)/AF(1/2hmax)=39 AR(hmax)/AR(1/2hmax)=34 h AF(h) 0.3 0.207×10-4 0.6 0.368×10-3 0.9 0.213×10-2 1.2 0.772×10-2 1.5 0.221×10-1 1.8 0.589×10-1 2.1 0.169 h AR(h) 0.3 0.361×10-4 0.6 0.679×10-3 0.9 0.409×10-2 1.2 0.153×10-1 1.5 0.462×10-1 1.8 0.139 実施例4 f=32.0 FNo=9.7 ω=34° 面No. r d nd νd 1 3.092 0.800 1.492 57.0 2 3.520 1.600 3 (絞り)∞ 第1面非球面係数 K = 0.60476 A4 =−0.10599×10-36 = 0.84000×10-38 =−0.35885×10-310= 0.61458×10-412= 0.13078×10-5 第2面非球面係数 K = 1.96923 A4 =−0.14855×10-26 = 0.26017×10-28 =−0.16819×10-210= 0.47298×10-312=−0.40585×10-4 t/L=0.037 レンズ全長=30.0 2ω=68° x/L=0.074 AF(hmax)/AF(1/2hmax)=39 AR(hmax)/AR(1/2hmax)=34 h AF(h) 0.3 0.207×10-4 0.6 0.368×10-3 0.9 0.213×10-2 1.2 0.772×10-2 1.5 0.221×10-1 1.8 0.589×10-1 2.1 0.169 h AR(h) 0.3 0.361×10-4 0.6 0.679×10-3 0.9 0.409×10-2 1.2 0.153×10-1 1.5 0.462×10-1 1.8 0.139 実施例5 f=30.0 FNo=9.7 ω=36° 面No. r d nd νd 1 6.228 1.05 1.713 53.9 2 8.170 3.55 3 (絞り)∞ t/L=0.048 x/f=0.118 レンズ全長=28.9 実施例6 f=30.0 FNo=9.7 ω=36° 面No. r d nd νd 1 5.949 1.25 1.492 57.0 2 9.254 3.71 3 (絞り)∞ t/L=0.058 x/f=0.124 レンズ全長=29.3 実施例7 f=30.0 FNo=9.7 ω=36° 面No. r d nd νd 1 5.839 1.45 1.492 57.0 2 8.874 3.34 3 (絞り)∞ t/L=0.067 x/f=0.111 レンズ全長=29.0 実施例8 f=30.0 FNo=9.7 ω=36° 面No. r d nd νd 1 6.103 1.450 1.492 57.0 2 9.583 3.540 3 (絞り)∞ 第1面非球面係数 K =−0.10519×10-24 =−0.21384×10-36 =−0.35992×10-58 =−0.24606×10-510=−0.69894×10-712=−0.22113×10-8 第2面非球面係数 K =−0.62895×10-54 =−0.30058×10-36 =−0.30842×10-48 =−0.46406×10-610=−0.30668×10-712=−0.10879×10-8 t/L=0.067 x/f=0.118 レンズ全長=29.1 h AF(h) 0.5 −0.133×10-4 1.0 −0.213×10-3 1.5 −0.110×10-2 2.0 −0.377×10-2 2.5 −0.107×10-1 3.0 −0.280×10-1 3.5 −0.692×10-1 4.0 −0.165 h AR(h) 0.5 −0.193×10-4 1.0 −0.332×10-3 1.5 −0.188×10-2 2.0 −0.688×10-2 2.5 −0.198×10-13.0 −
0.486×10-1 3.5 −0.107 実施例9 f=30.0 FNo=9.7 ω=36° 面No. r d nd νd 1 6.479 1.620 1.492 57.0 2 10.581 3.390 3 (絞り)∞ 第1面非球面係数 K =−0.43182×10-34 =−0.35108×10-36 =−0.10522×10-48 =−0.64139×10-610=−0.24583×10-7 第2面非球面係数 K =−0.35709×10-44 =−0.56864×10-36 =−0.28391×10-48 =−0.11774×10-610=−0.28417×10-8 t/L=0.075 x/f=0.113 レンズ全長=29.2 h AF(h) 0.5 −0.221×10-4 1.0 −0.362×10-3 1.5 −0.192×10-2 2.0 −0.648×10-2 2.5 −0.175×10-1 3.0 −0.418×10-1 3.5 −0.933×10-1 4.0 −0.201 h AR(h) 0.5 −0.360×10-4 1.0 −0.597×10-3 1.5 −0.321×10-2 2.0 −0.109×10-1 2.5 −0.294×10-1 3.0 −0.677×10-1 3.5 −0.141 実施例10 物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズにより、物
体の像をレンズ側に曲率半径110で湾曲したシリンドリ
カル面となっている結像面に投影するカメラで前記正の
メニスカスレンズと結像面の間に絞りを設け、前記結像
面上の画面の対角線長を2L、前記メニスカスレンズの
軸上厚をt前記メニスカスレンズの第2面と絞りの間隔
をxとするとt/Lは0.046とし、x/Lは0.055とし、
投影画角は70°となるようにし、また前記メニスカスレ
ンズの両面を非球面とし、光軸からの高さをhとし、第
1面の非球面変形量を関数AF(h)、第2面の非球面
変形量をAR(h)で表すと、AF(h)>0,A
R(h)>0で、hの単調増加関数となるようにし、レ
ンズの有効半径hmaxと表すとAF(hmax)/AF(1/2h
max)=38,AR(hmax)/AR(1/2hmax)=32となる
ような非球面としたレンズを用いたカメラを構成した。
【0043】実施例11 物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズにより、物
体の像をレンズ側に曲率半径110で湾曲したシリンドリ
カル面となっている結像面に投影するカメラで、前記正
のメニスカスレンズと結像面の間に絞りを設け、前記結
像面上の画面の対角線長を2L、前記メニスカスレンズ
の軸上厚をt、焦点距離をf、前記メニスカスレンズの
第2面と絞りの間隔をxとするとt/L=0.058 ,x/
f=0.118となるような両面が球面のレンズを用いたカ
メラを構成した。
【0044】
【発明の効果】この発明によると、実施例に見るように
レンズ全長がライカ判サイズの画面に対して30mm前後と
短いにもかかわらず歪曲収差が10%以下と補正され、ま
た横収差図に見るように、コマ収差や倍率色収差も小さ
く結像性能のすぐれたレンズを提供することができ、コ
ンパクトな固定焦点式カメラやレンズ付フィルムユニッ
ト等に好適であった。
【0045】とりわけ、第1の発明では、レンズの外径
を小さくするとともにコバ厚に余裕を与えることがで
き、特に倍率色収差も第2の発明に比して良好な結果を
得た。
【0046】他方、第2の発明では、製造しやすい球面
レンズにおいても歪曲収差を小さくすることが可能とな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1〜4に関する断面図。
【図2】本発明の請求項5〜7に関する断面図。
【図3】3次の歪曲収差係数の変化を表すグラフ。
【図4】3次のコマ収差係数の変化を表すグラフ。
【図5】本発明の実施例1の収差図。
【図6】本発明の実施例2の収差図
【図7】本発明の実施例3の収差図。
【図8】本発明の実施例4の収差図。
【図9】本発明の実施例5の収差図。
【図10】本発明の実施例6の収差図。
【図11】本発明の実施例7の収差図。
【図12】本発明の実施例8の収差図。
【図13】本発明の実施例9の収差図。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体と結像面との間に設けられ、該結像
    面までの間に絞りを配置して、前記物体の像を前記結像
    面に投影する物体側に凸面を有する正のメニスカスレン
    ズである撮影レンズにおいて、前記メニスカスレンズの
    両面を非球面とするとともに、前記結像面上の画面の対
    角線長を2L、レンズの光軸上の厚さをtとした時、 0.02<t/L<0.05 であることを特徴とする撮影レンズ。
  2. 【請求項2】 物体と結像面との間に設けられ、該結像
    面までの間に絞りを配置して、前記物体の像を前記結像
    面に投影する物体側に凸面を有する正のメニスカスレン
    ズである撮影レンズにおいて、前記メニスカスレンズの
    両面を非球面とするとともに、レンズの画角を2ωとし
    た時、 60°<2ω<90° であってかつ、前記結像面上の画面の対角線長を2L、
    レンズの光軸上の厚さをtとした時、 0.02<t/L<0.06 であることを特徴とする撮影レンズ。
  3. 【請求項3】 前記撮影レンズの第2面と前記絞りとの
    間隔をxとした時、 0.01<x/L<0.07 であってかつ、前記非球面の形状は変形量が光軸からの
    高さが増すと単調増加する非球面であることを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれかに記載の撮影レンズ。
  4. 【請求項4】 前記撮影レンズの非球面の形状は、光軸
    からの高さをh、非球面変形量をA(h)、レンズの有
    効半径をhmaxとした時、 20<A(hmax)/A(hmax/2)<50 であることを特徴とする請求項3に記載の撮影レンズ。
  5. 【請求項5】 物体と結像面との間に設けられ、該結像
    面までの間に絞りを配置して、前記物体の像を前記結像
    面に投影する物体側に凸面を有する正のメニスカスレン
    ズである撮影レンズにおいて、前記結像面上の画面の対
    角線長を2L、レンズの光軸上の厚さをtとした時、 0.04<t/L<0.08 であってかつ、レンズの第2面と絞りの間隔をx、レン
    ズの焦点距離をfとした時、 0.1<x/f<0.15 であることを特徴とする撮影レンズ。
  6. 【請求項6】 前記撮影レンズの少なくとも物体側の面
    は非球面であり、該非球面の形状は変形量が光軸からの
    高さが増すと負の方向に単調増加する非球面であること
    を特徴とする請求項5に記載の撮影レンズ。
  7. 【請求項7】 前記撮影レンズの結像面は、レンズ側に
    湾曲したシリンドリカル面である請求項1乃至6のいず
    れか1項に記載の撮影レンズ。
  8. 【請求項8】 物体と結像面との間に設けられ、前記物
    体の像をレンズ側に80mm乃至300mmの曲率をもって湾曲
    したシリンドリカル面である前記結像面に投影する物体
    側に凸面を有す正のメニスカスレンズである両面非球面
    の撮影レンズとして、前記結像面上の画面の対角線長を
    2L、レンズの光軸上の厚さをtとした時、0.02<t/
    L<0.05であり、前記非球面の形状は変形量が光軸から
    の高さが増すと単調増加し、光軸からの高さをh、非球
    面変形量をA(h)、レンズの有効半径をhmaxとした
    時、20<A(hmax)/A(hmax/2)<50となるレン
    ズを用い、該レンズの画角を2ωとした時、60°<2ω
    <90°であって前記撮影レンズの第2面と該撮影レンズ
    の前記結像面側に設けられた絞りとの間隔をxとした
    時、0.01<x/L<0.07となるように構成し、前記結像
    面に未露光の写真フィルムを給送して撮影するようにし
    たカメラ。
  9. 【請求項9】 物体と結像面との間に設けられ、前記物
    体の像をレンズ側に80mm乃至300mmの曲率をもって湾曲
    したシリンドリカル面である前記結像面に投影する物体
    側に凸面を有す正のメニスカスレンズである撮影レンズ
    として、前記結像面上の画面の対角線長を2L、レンズ
    の光軸上の厚さをtとした時、0.04<t/L<0.08であ
    って、レンズの焦点距離をf、撮影レンズの第2面と該
    撮影レンズの前記結像面側に設けられた絞りとの間隔を
    xとした時、0.1<x/f<0.15となるように構成し、
    前記結像面に未露光の写真フィルムを給送して撮影する
    ようにしたカメラ。
JP4210389A 1992-08-06 1992-08-06 撮影レンズ、及びカメラ Pending JPH0659188A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4210389A JPH0659188A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 撮影レンズ、及びカメラ
US08/099,557 US5390049A (en) 1992-08-06 1993-07-30 Photographic lens
EP93306045A EP0586092B1 (en) 1992-08-06 1993-07-30 Photographic camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4210389A JPH0659188A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 撮影レンズ、及びカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0659188A true JPH0659188A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16588528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4210389A Pending JPH0659188A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 撮影レンズ、及びカメラ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5390049A (ja)
EP (1) EP0586092B1 (ja)
JP (1) JPH0659188A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5949577A (en) * 1996-07-02 1999-09-07 Olympus Optical Co., Ltd. Lens system including a diffractive optical element

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19527255A1 (de) * 1994-08-17 1996-02-22 Eastman Kodak Co Kameralinse

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3902792A (en) * 1974-01-02 1975-09-02 Polaroid Corp Landscape lens
GB2200760B (en) * 1987-02-06 1991-11-06 Fuji Photo Film Co Ltd Photographic film package
JPH02106710A (ja) * 1988-10-17 1990-04-18 Konica Corp 単玉非球面レンズを用いた撮影光学系
US5000552A (en) * 1989-02-21 1991-03-19 Eastman Kodak Company Optical system for use in photographic devices
US5313327A (en) * 1990-11-30 1994-05-17 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Ocular lens
US5067803A (en) * 1991-03-06 1991-11-26 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Photographic wide angle lens
JPH0634877A (ja) * 1992-07-14 1994-02-10 Konica Corp 撮影レンズ、撮影レンズ系、及びカメラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5949577A (en) * 1996-07-02 1999-09-07 Olympus Optical Co., Ltd. Lens system including a diffractive optical element

Also Published As

Publication number Publication date
EP0586092A1 (en) 1994-03-09
EP0586092B1 (en) 1999-09-15
US5390049A (en) 1995-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3584107B2 (ja) ズームレンズ
US7551367B2 (en) Wide-angle lens, optical apparatus and method for focusing
JP5641680B2 (ja) ズームレンズ、これを有する光学機器
JP3363571B2 (ja) リヤフォーカス式のズームレンズと撮像系
JP5510770B2 (ja) 撮影レンズ、この撮影レンズを備えた光学機器
US20100053766A1 (en) Zoom lens and image pickup apparatus having the same
JP5582706B2 (ja) 光学系及びそれを有する撮像装置
JPH1152228A (ja) 広角レンズ
JP5448574B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5217832B2 (ja) レンズ系及び光学装置
JPH06201988A (ja) 大口径比内焦望遠レンズ
JPH03179311A (ja) ズームレンズ
JP2010250233A (ja) 撮影用2群ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2009276733A (ja) ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置
JP2010176015A (ja) 広角レンズ、撮像装置、広角レンズの製造方法
JP2002287031A (ja) ズームレンズ及びそれを用いた光学機器
US8400715B2 (en) High variable power zoom lens
JPH0470609B2 (ja)
JP4639425B2 (ja) 可変焦点距離レンズ系
JP5217694B2 (ja) レンズ系及び光学装置
JP4859178B2 (ja) 2群ズームレンズ及びそれを有する交換レンズ及びそれを有する電子撮像装置
JP4153710B2 (ja) 3群ズーム光学系
JP3203566B2 (ja) 広角レンズ
JP2947473B2 (ja) コンパクトな高変倍率ズームレンズ系
JPH07333494A (ja) 写真撮影用レンズ