JPH1072896A - 簡易型ドア付きパネル - Google Patents

簡易型ドア付きパネル

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Publication number
JPH1072896A
JPH1072896A JP8247147A JP24714796A JPH1072896A JP H1072896 A JPH1072896 A JP H1072896A JP 8247147 A JP8247147 A JP 8247147A JP 24714796 A JP24714796 A JP 24714796A JP H1072896 A JPH1072896 A JP H1072896A
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JP
Japan
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panel
contact member
pressure contact
press
attached
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Pending
Application number
JP8247147A
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English (en)
Inventor
Nobuharu Yamasaka
信晴 山坂
Yutaka Ishii
裕 石井
Tomoyuki Iwashita
智幸 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアを開閉可能に取付けした間仕切り用パネ
ルであって、床レールや天井レール及びスタッドを用い
ることなく、装着した圧接部材を張り出すことで簡単に
据付け、又取外しが出来る簡易型ドア付きパネルの提
供。 【解決手段】 パネルにはドア2を装着し、そしてパネ
ル1上端には圧接部材3を上方へ張出すようにバネ力を
付勢するとともに、パネル上端には圧接ボルト14を備
えて圧接部材3を押圧可能とし、又圧接部材3及びパネ
ル下端の当接面には滑り止めを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は素人であっても手軽に据
付けや取り外しが出来る簡易型ドア付きパネルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】間仕切りにも色々な型式があって、最も
一般的な間仕切りは床面から天井にかけて垂直に起立し
たスタッドに取り付けしてなる間仕切りであり、他には
天井に設けたレールに吊設して移動することが出来る移
動パネルによって仕切られる間仕切りである。前者の設
置型間仕切りでは床面に敷設する床レール、パネル、該
パネル下端から床面までをカバーする巾木、上記スタッ
ド、天井レール、それに笠木等の部材が必要となる。従
って一旦据え付けてしまうならば手軽に取り外しするこ
とは出来ない。
【0003】又後者の移動式間仕切りは天井にレールを
配置しなくてはならないとともに、パネル上端には吊車
を取り付けすることが必要となる。それに、該移動パネ
ルの下端には圧接部材が装着されていて、該圧接部材は
内蔵した圧接装置によって床面に圧接されて移動パネル
を所定の位置に固定することが出来る。この圧接部材は
移動パネルには欠くことが出来ない部材である。
【0004】ところで、部屋空間を仕切る間仕切りには
上記のような型式の間仕切りの他に手軽に設置出来て、
又簡単に取り外しすることが出来る間仕切りが要求され
ている。すなわち天井レールに吊設することなく、又ス
タッドを用いることなく簡単な構造で部屋を仕切ること
が出来るとともに、仕切る場所を自由に変更することが
可能な間仕切りが望まれる。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】このように、従来の
間仕切りには上記のごとき問題がある。本発明が解決し
ようとする課題はこれら問題点であり、パネル下端に圧
接部材を装着し、該圧接部材を張り出すことによってパ
ネルを安定して据え付けすることが出来、しかも隣り合
うパネルとの間に段差が生じることのない簡易型ドア付
きパネルを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の簡易型ドア付き
パネルはパネルにドアを開閉可能に装着したものであっ
て、しかも該パネルを簡単に据え付けすることが出来る
と共に、取り外しも容易な簡易型タイプの間仕切りであ
る。従ってパネルは木質構造であって軽く、表面は塗装
仕上げ又はクロスや布、その他のシートを貼着する。そ
してパネル下端又は上端には圧接装置が装着されてい
て、該圧接部材を張り出すことによってパネルを床面と
天井間に固定する。
【0007】ところで上記圧接装置は圧接部材をガイド
に沿って昇降動させ、ネジ機構にて張り出す構造と成っ
ている。そして、該圧接部材はバネ力にて常時外方向へ
張り出すようにパネル端と圧接部材間にはバネが介在し
ている。従ってパネルを据え付けする場合には上記バネ
を圧縮すると共に圧接部材を後退して所定の位置に起立
させる。そこでバネ力が作用して圧接部材は床面又は天
井に当接し、一旦起立したパネルが倒れることはない。
しかし、バネ力だけの突っ張りで起立しているパネルは
安定しない為に、上記ボルトを回して圧接部材を床面又
は天井に圧接する。従ってパネルは固定され、もたれか
かっても倒れることはない。
【0008】据え付けしたパネルを安定させる為に、パ
ネルの上下端及び圧接部材の当接面には滑り止めが設け
られている。一方、隣り合うパネル間に段差を残さない
ように、パネル側端には凹凸部を形成して互いに噛み合
うことが出来る構造となっている。そして本発明のパネ
ルはドアを開閉可能に装着している。又該パネルは一枚
で構成する場合に限らず、上パネルとドアを装着した下
パネルの2枚を繋ぎ合わせて構成することがある。以
下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0009】
【実施例】図1(a)、(b)は本発明の簡易型ドア付
きパネルの実施例であり、1はパネル、2はドア、3は
圧接部材を表している。パネル1は上パネル1aと下パ
ネル1bを繋いで構成し、上パネル下端に形成している
凸部は下パネル上端に形成している凹部に嵌合し、その
状態でネジ止めされている。ネジ4、4…は下パネル1
bの開口5から螺合して上パネル1aと連結している。
【0010】上記ドア2は下パネル1bに形成している
開口5に装着され、蝶番6を介して開閉することが出来
る。下パネル1bは中央部が開口した門型パネルであ
り、縦桟7、7と横桟8を連結して成る枠体である。そ
して、上下パネル1a、1bの両側端には凹溝9、9が
形成されて、この凹溝9、9には凸部材10、10が嵌
合して取り付けされ、該凸部材10、10はパネル側端
から突出している。
【0011】図1は圧接部材3が上パネル1aの上部に
取り付けされ、該圧接部材3は天井に圧接してパネル1
が起立・固定している場合である。下パネル1bは縦桟
7、7と横桟8にて枠組みした枠体で、開口にはドアを
装着したものであるが、上パネル1aはペーパーコアを
充填材として両側に木質板が貼着され、表面は塗装され
たりクロス等を貼着したりする。そして重量は軽くて簡
単に持ち上げることが出来る程度の重さとなっている。
圧接部材3の両サイドにはスライド棒11、11が下方
へ延び、スライド棒11の下端にはツバ12が設けら
れ、上パネル内に取付けられているガイドに沿ってスラ
イド棒11は上下動し、同時に圧接部材3を昇降動す
る。
【0012】そして、上パネル上端と圧接部材3との間
にはコイルバネ13がスライド棒11に取付けられてい
る。このコイルバネ13は圧接部材3が降下する場合に
圧縮され、該圧接部材3を天井に圧接してパネル1の倒
れを防止することが出来る。しかし、コイルバネ13は
パネル1の一時的な倒れを防止するだけのことであり、
完全に固定するだけの圧接力を得ることは出来ない。そ
こで図示はしていないがスライド棒11にナットを螺合
して、該ナットを移動させるならばコイルバネ13の圧
縮力をある程度調整することが出来る。
【0013】両コイルバネ13、13の間には圧接ボル
ト14、14が上方へ突出して設けられ、該圧接ボルト
14を回転するならば上昇して圧接部材3を天井に強力
に圧接することが出来る。該圧接ボルト14はパネル1
側に固定したナットに螺合していて、頭15が圧接部材
3に取着している受け16を押圧する。この圧接ボルト
14の頭15は圧接部材3と連結してはおらず、圧接ボ
ルト14を上昇することで該圧接部材3を押圧するに過
ぎない。
【0014】ところで、圧接部材3を張り出すことでパ
ネル1は所定の位置に起立・固定されることになるが、
床面及び天井に接する下パネル下端及び圧接部材上端に
は滑り止めとなるゴムシート17、17が貼着されてい
る。該滑り止めの材質は特に限定しないが、ある程度の
弾力性があって、床面及び天井面との間に大きな摩擦力
を有すものであればゴムシートに限定はしない。
【0015】そしてパネル1は上パネル1aと下パネル
1bを繋いで構成しており、圧接部材3を張り出すこと
によって垂直に起立することが出来る訳であるが、パネ
ル高さが大き過ぎる場合にはパネル下端を切断すること
が出来る。又上パネル1aと下パネル1bの繋ぎ部を切
断してもよい。そして、パネル上端と天井に残る空間を
カバーする為に両側には巾木18、18が止着される。
該巾木18はパネル上端と圧接部材3に固定したマグネ
ット19、19を利用して止着されている。勿論、本発
明は巾木18の止着手段として該マグネット19に限定
するものではない。
【0016】図1(a)、(b)はパネル1、1の連結
構造を示した場合であるが、パネル側端には凹溝9、9
が形成され、この凹溝9に凸部材10を取り付けしてい
る。凸部材10の取付け方法は特に限定しないが、同図
はネジ止めしている。この場合、該凸部材10、10は
パネル1の両側端に取り付けしているが、隣接するパネ
ル1側端の凹溝に凸部材10が嵌合して連結することに
なる。この凸部材10はパネル1に別部材として取り付
けする構造としている為に、間仕切りの形態によっては
パネル1の片サイドに取り付けする場合もある。
【0017】図2は本発明のパネル1を据え付けする作
業手順を表している。本発明のパネル1は(a)に示す
ように多少傾けて押し上げることでコイルバネ13を圧
縮し、その状態で(b)のように垂直に起立させる。圧
接部材3はパネル1が起立する所定の位置C−Cに位置
させ、コイルバネ13が圧縮すればパネル上端までの高
さが低くなって垂直に起立することが出来、その後手を
放すならばコイルバネ13が伸びてパネル下端が床面2
0に当接する。
【0018】従ってパネル1が倒れることはなく、その
まま起立し、その状態でパネル側端の凹溝9に凸部材1
0を取り付けして移動し、そして隣り合うパネル1と連
結し、それから圧接ボルト14を締め付けしてパネル1
を固定する。巾木18、18は最後に取り付けする。
又、凸部材10の上下端にはクッションゴムを貼り付け
して隙間を防止する。以上述べたように、本発明の簡易
型ドア付きパネルはドアを開閉可能に装着すると共に圧
接ボルトを備え、仮止め用のバネを備えた圧接装置を有
し、パネル側端には凸部材を取り付けしたものであり、
次のような効果を得ることが出来る。
【0019】
【発明の効果】本発明の簡易型ドア付きパネルは圧接ボ
ルトを備えた圧接装置を有し、その構造は至って簡単と
なる。パネルを所定の位置に起立し、該圧接ボルトを締
め付けするだけで床面や天井にキズを付けることなくパ
ネルを固定することが出来る。又、この圧接装置には仮
止め用のバネを備えていて、パネルを所定の位置に仮止
めして倒れを防止することが出来る。すなわち、圧接ボ
ルトを緩めておきバネ力を圧接部材に付勢することでパ
ネルが起立し、その状態で圧接ボルトを締め付けするこ
とが出来る為に、パネルの据え付け作業は一人でするこ
とが可能である。又、該バネは前以て伸縮させることが
出来、同じサイズのバネであってもパネルの大きさに応
じて仮止め力を調整することが出来る。
【0020】このような圧接装置をパネルに備えること
で、該パネルを簡単に据え付けすることが出来ると共
に、取り外しすることも可能である。又、パネル端と圧
接部材の圧接面には滑り止めを設けている為に、据え付
けしたパネルはドアを開閉しても位置ズレすることなく
安定して起立出来る。一方、連結されるパネルは凸部材
を介して位置決めされる為に、隣り合うパネル間に段差
を生じることはなく、該凸部材はパネル側端の凹溝に取
り付けする構造と成っている為に、同じパネルを用いて
あらゆる形態の間仕切りを造り出すことが出来る。更
に、パネルを上パネルと下パネルの2枚を繋ぎ合わせて
構成することで、下パネルは門型枠体としてドアの装着
専用のパネルとなり、1枚パネルにドアを装着する場合
に比べてパネル全体の製作が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間仕切りを構成するパネル。
【図2】パネルの据え付け工程。
【符号の説明】 1 パネル 2 ドア 3 圧接部材 4 ネジ 5 開口 6 蝶番 7 縦桟 8 横桟 9 凹溝 10 凸部材 11 スライド棒 12 ツバ 13 コイルバネ 14 圧接ボルト 15 頭 16 受け 17 ゴムシート 18 巾木 19 マグネット 20 床面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧接部材を備えた軽量タイプのドア付き
    間仕切りパネルにおいて、上記圧接部材はパネルの上端
    又は下端に取り付けされてガイドに沿って昇降動するこ
    とが出来、又パネル側には圧接ボルトを取り付けして回
    転可能とし、該圧接ボルトは圧接部材を押圧して起立し
    たパネルを固定し、そして圧接部材とパネル間にはバネ
    を介在して該圧接部材にバネ力を付勢し、又パネルの当
    接面及び圧接部材の当接面には滑り止めを設け、更にパ
    ネル側端には隣り合うパネルの凹溝に嵌合する凸部材を
    取り付けしたことを特徴とする簡易型ドア付きパネル。
  2. 【請求項2】 圧接部材を備えた軽量タイプのドア付き
    間仕切りパネルにおいて、パネルは上パネルと下パネル
    を連結して構成して上記ドアは下パネルの開口に装着
    し、圧接部材は上パネルの上端に取り付けされてガイド
    に沿って昇降動することが出来、又上パネル側には圧接
    ボルトを取り付けして回転可能とし、該圧接ボルトは圧
    接部材を押圧して起立したパネルを固定し、そして圧接
    部材と上パネル間にはバネを介在して該圧接部材にバネ
    力を付勢し、又下パネル下端の当接面及び圧接部材の当
    接面には滑り止めを設け、更にパネル側端には隣り合う
    パネルの凹溝に嵌合する凸部材を取り付けしたことを特
    徴とする簡易型ドア付きパネル。
JP8247147A 1996-08-29 1996-08-29 簡易型ドア付きパネル Pending JPH1072896A (ja)

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JP8247147A JPH1072896A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 簡易型ドア付きパネル

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JP8247147A JPH1072896A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 簡易型ドア付きパネル

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JPH1072896A true JPH1072896A (ja) 1998-03-17

Family

ID=17159140

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JP8247147A Pending JPH1072896A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 簡易型ドア付きパネル

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JP (1) JPH1072896A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146527A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kokuyo Co Ltd 可動間仕切の施工方法及び可動間仕切

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146527A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kokuyo Co Ltd 可動間仕切の施工方法及び可動間仕切

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