JPH1071950A - 外圧の変化を受ける通気された閉空間の内圧の調節装置及び調節方法 - Google Patents

外圧の変化を受ける通気された閉空間の内圧の調節装置及び調節方法

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JPH1071950A
JPH1071950A JP9197542A JP19754297A JPH1071950A JP H1071950 A JPH1071950 A JP H1071950A JP 9197542 A JP9197542 A JP 9197542A JP 19754297 A JP19754297 A JP 19754297A JP H1071950 A JPH1071950 A JP H1071950A
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    • F24F11/72Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外圧の変化を受ける通気された閉空間の内圧
の調節装置及び調節方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、外圧Peの変化を受ける通気
された閉空間(1)の内圧Piの調節装置と調節方法に
関するものであり、前記装置は、空気の取入れ流量q1
と抽出流量q2との間の差が、漏れの流量qfを代数的
に補償し、空間(1)の中の内圧Piを一定のレベルに
維持するように、リアルタイムでこれら二つの流量を調
整することができる少なくとも二つの補償回路(5、
6)を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、比較的に
気密性を有し、空気の入れ替えを必要とする動いている
あるいは動いていない空間の圧力の調節装置に関するも
のであり、とりわけ、外圧の変化を受ける通気された閉
空間の内圧の調節装置及び方法を対象としている。
【0002】
【従来の技術】調節という言葉は、調節される物理的値
を予め設定された一定値に維持することを意味する点を
思い起こしてほしい。
【0003】本発明の装置は、二つの異なる範疇の設備
に適用できる。
【0004】第一の範疇は、たとえば空気力学的な場の
急激な変化や高度の変化の結果として起こる外圧の変化
を受ける運動中の通気された何らかの車両の内圧の調節
に関するものである。
【0005】例として、高速の列車を挙げることができ
る。
【0006】この第一の範疇の設備では、圧力の変化を
調節しないと、利用者にとって生理学的な不快感を引き
起こす恐れがある。
【0007】第二の範疇は、一般に、変化可能な外圧に
通じている通気されたあらゆる空間に関するものであ
る。
【0008】内部の空気の入れ替えが、外気による換気
や空気調整によって行われる車両または空間の場合に
は、内圧は外圧に近くなる。
【0009】外圧の変化は、通気回路の断面の寸法に応
じて空間の内部にほぼ瞬間的に伝わる。したがって、空
気調整されたあるいは通気された車両の内部への圧力変
化の伝達の時定数は、通気回路の特性に応じて異なると
はいえ、ほとんどの場合小さくなる。
【0010】例として、大気の中を動いている車両が障
害物(トンネルの入口、橋、道路車線の付近のさまざま
な障害物、…)の付近を通ると、または他の車両とすれ
違うと、車両によって運ばれる空気力学的な速度場にひ
ずみが生じる。
【0011】このような現象の結果、車両の外壁上で圧
力の急激な変化が生じる。
【0012】圧力は速度の二乗にほぼ比例することか
ら、この作用は車両の速度が大きくなればなるほど強く
なる。
【0013】とりわけ、高速の列車がトンネルまたは切
通しの中に入ると、車両の外壁上で圧力の急激な変化が
生じる。こうした急激な変化は、トンネルまたは切通し
でできた閉ざされた空間の中で伝播するが、これは「圧
力波」という用語で知られている。
【0014】とりわけ、外部から閉ざされた空間の中を
伝播して行くこれらの圧力波は、その先端で反射し、そ
の結果、直接波と同じぐらい大きな戻り圧力波がつくり
だされる。
【0015】これらの変化は、主に通気または空気調整
回路によって車両の内部に迅速に伝わり、その結果乗客
に大きな不快感を与える。
【0016】このように、1秒以内に2000パスカル
にも達する圧力の変化を受けることがよくある。
【0017】本発明はまた、空間に漏れがあろうとなか
ろうと、外圧と接触する空気の抽出回路及び取入れ回路
を介して通気された空間全体に適用することができる。
【0018】外部と連絡する空間の例としては、先に定
義した回路以外に、開口部、透過性のあるパッキン、完
全に気密されていないドアまたは窓、トイレの通気孔を
挙げることができる。
【0019】外圧の変化は、漏れによって、また特に、
これらの変化に対して多くの場合非常に透過性が高い通
気回路によって、空間の中に、一般に非常に速く、ほぼ
瞬間的に伝わる。
【0020】これらの圧力変化は、一般にほとんど緩和
されず、高速列車についての場合と同じように生理学的
不快感の原因となるおそれがある。
【0021】対象となる設備、固定されている空間ある
いは車両においては、空気の入れ替えの最低レベルが保
証されなければならないので、外圧の変化時はいえ、長
時間通気回路を閉ざしていることは考えられない。
【0022】同様に、技術的な観点から、空間の内部と
外部との間の完全な気密性を確保することは可能ではな
い。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、利用
者のための一定の数の快適基準を遵守することができる
基準レベル程度に内圧を調節する装置を提供することで
ある。
【0024】実際に、圧力の急激な変化は、圧力の時間
変化率と同時に、瞬間的圧力と基準圧力との偏差とに関
連した大きな聴覚的不快感、ひいては聴覚への危険を招
くものである。
【0025】利用者のために快適さを保証するために、
これら二つの大きさ、内圧の時間変化率と、瞬間的内圧
と基準圧との間の偏差は、定められた値以下にとどまっ
ていなければならない。
【0026】衛生上の理由から、空気の入れ替え率は最
適であるとともに、常に通常の空気の入れ替え率にでき
るだけ近くなければならない。
【0027】さらに、本発明の目的は、内圧と基準圧と
の間の偏差の絶対値と、内圧の時間変化率とが、快適条
件によって定められた限界値以内にとどまっているよう
に、空間の圧力を基準圧程度に維持することができるよ
うな、外圧の変化を受ける通気された閉空間の内圧の調
節装置を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、外圧P
eの変化を受ける通気された閉空間の内圧Piの調節装
置は、リアルタイムで、空気の取入れ流量q1と抽出流
量q2を調整することができる少なくとも二つの補償回
路によって特徴づけられ、これらの回路は、これら二つ
の流量の差が、漏れ流量qfを代数的に補償し、空間の
中の内圧Piを一定レベルに保つことができるように備
えられている。
【0029】本発明による調節装置では、二つの補償回
路が、従来の取入れ及び抽出用の通気回路に取って代わ
るか、あるいは、一つの補償回路が従来の取入れ及び抽
出用通気回路の各々に並列に結合されている。
【0030】後者の場合には、補償回路の作動と従来の
取入れ回路の閉鎖は付随的に同時に起きる。
【0031】本発明の調節装置はまた、以下の特徴の少
なくともいずれか一つを満たすものである。
【0032】−前記の補償回路が、固有の特性を有する
ベンチレータと、瞬間的な流量の制御機構とを有してい
る。
【0033】−調節装置が、圧力センサから出力された
信号を使用し、リアルタイムで瞬間的な流量を制御する
前記の機構を駆動する操作機構に与えられる操作信号を
つくりだすための調節システムを有している。
【0034】−調節装置が、前記空間の中に位置する静
的圧力を検出する動的センサを備えている。
【0035】本発明によれば、外圧Peの変化を受ける
通気された閉空間の内圧Piの調節方法は、以下の段階
を有することを特徴とする。
【0036】−空間の中の圧力Piが基準圧Prefを
下回ると、内圧センサが調節システムに情報を与え、こ
の調節システムが、対応する流量q2を下げるように、
空気の抽出回路を迅速にかつ加減して閉鎖するよう作用
するのに対して、空気の取入れ流量q1と抽出流量q2
との間の差が、代数的に漏れ流量qfを補償し、圧力P
iを、一定のレベルと、基準圧Prefまたは設定圧P
cに近いレベルに維持することができるように、取入れ
回路は開放されたままとなる。
【0037】−空間の中の圧力Piが基準圧Prefを
上回ると、調節システムが、空気の取入れ回路を部分的
にかつ加減して閉鎖し、それに対して前記抽出回路は開
放されたままとなる。
【0038】−瞬間的内圧Piが基準圧Prefに等し
くなると、取入れ及び抽出の二つの回路は開放されたま
まとなる。
【0039】本発明の調節方法はまた、以下の特徴の少
なくともいずれか一つを満たすものである。
【0040】−空間内の圧力Piをおよそ一定値に調節
することは、空間内に入り込む空気の全流量と、漏れを
含むこの空間から出る空気の全流量が絶えず等しくなる
あるいはほぼ同じになることを必要とし、さらに内圧P
iと外圧Peとの間の圧力差が、補償回路のいずれか一
方においては流量の増加を、もう一方の補償回路におい
ては流量の減少を引き起こすとき、圧力差の作用によっ
て流量が増大している回路を制御しながら閉鎖すること
によって、その回路の流量及び漏れの流量の合計がもう
一方の回路の中の流量と等しくなるまで、その回路の流
量を下げることによって、入り込む流量と漏れを含む出
る流量が等しくなり、もう一方の回路は全面的に開放さ
れたままとなり、その流量は圧力差の作用によって減少
しようとし、この回路の中の流量が空間の空気の入れ替
え流量に相当する。
【0041】−外圧の変化の幅が通常使用最大値を超え
ると、二つの補償回路が、内圧の変化をできるだけ制限
するために完全に閉じられる。
【0042】−通常使用最大値は、ベンチレータによっ
て発生することができる最大圧力に相当する。
【0043】本発明による調節方法では、補償回路が作
動しないときには、流量の制御機構が前記回路を全面的
に閉鎖するのに対して、弁は開放され、空間の空気の入
れ替えは、従来の空気の取入れ及び抽出回路によって行
われ、補償回路が作動している時には、従来の通気回路
が、二つの位置を有する弁によって閉鎖される。
【0044】さらにこの調節方法では、一定の瞬間の内
圧Piが、記憶可能なシステムを用いて記憶され、この
とき記憶された圧力が基準内圧Prefとみなされ、記
憶の命令は外部から発生するかあるいは調節システムに
よって発生する。
【0045】調節システムは、二つの圧力PiとPre
fとの間に偏差が現われる場合に快適条件によって定め
られている変化率を遵守しながら、基準圧Prefに向
かう内圧Piの変化を制御する。
【0046】この調節方法では、補償回路内の流量変化
は、回転速度が調節システムによって絶えず調整されて
いる容積形ポンプによって得ることができる。
【0047】本発明の調節装置の利点は、公称率に等し
いまたはほぼ同じ率で、空間の空気の入れ替えを行うこ
とができる点である。
【0048】添付の図面を参照して、本発明の調節装置
の望ましい実施の形態及びその代案を述べながら、本発
明の他の目的、特性、利点を説明する。
【0049】
【発明の実施の形態】本発明は、空間1の中の空気の入
れ替えを確実に行いながらも、漏れ2を考慮に入れた外
圧Peがいかなるものであれ、空間1の中の圧力Piを
記憶された基準値にできるだけ近いレベルで維持する。
【0050】本発明の調節装置は、外圧の万一の瞬間的
変化について予想される情報を受取らないという意味に
おいて自律的であり、それと同様に、外圧の変化の物理
的現象が変化する仕方とは無関係に作用する。この装置
の作動は、内圧に関する瞬間的情報にのみ左右され、該
情報は、場合によっては外圧に関する情報、あるいはま
たたとえば瞬間的な流量q1、q2といったこれらの圧
力に関連する何らかの物理的現象についての情報によっ
て補足される。
【0051】本発明の調節装置の一般的原理は、空気の
取入れ流量q1と抽出流量q2の間の差が、代数的に漏
れ流量qfを補償し、その結果、空間1の中の圧力Pi
を一定のレベルに維持することができるように、リアル
タイムでこれら二つの流量を調整することである。
【0052】本発明による解決策によって、後述するよ
うに、一定の条件においては、十分な率での空気の入れ
替えが可能になる。
【0053】本発明の第一の実施の形態によれば、従来
の通気回路である図2と図3に表わされている取入れ回
路3と抽出回路4は、図1に表わされているような二つ
の補償回路5、6にとって代わる。
【0054】本発明の別の実施の形態によれば、従来の
通気回路である取入れ回路3と抽出回路4は、図2と図
3に表わされているように補償回路5、6に並列に接続
されている。
【0055】従来の通気回路は、たとえば、二つの位置
を有する弁7とそれぞれの回路の取入れベンチレータ8
あるいは抽出ベンチレータ9で構成されている。
【0056】これらの補償回路5、6は、空気の入替え
流量を確保することができる。
【0057】これらの補償回路5、6は、特に、固有の
特性を有するベンチレータ10と、たとえば、バルブに
よって回路の幾何学的配列を瞬間的に変えることによる
瞬間的な流量の制御機構11を備えている。
【0058】本来制御装置は、少なくとも以下の四つの
エレメントで構成されている。
【0059】−基準圧として選択された内圧の値の記憶
システム16、 −内圧の測定および圧力変化の検知を可能にする圧力の
測定システム13、 −圧力センサ13から出力される信号を使用し、リアル
タイムで瞬間的な流量を制御するための前記の制御機構
11を駆動する操作機構14、15に与えられる操作信
号をつくりあげるための調節システム12、 −位置を調節され、調節システム12によって与えられ
る操作信号によって駆動される、たとえば作動装置のよ
うな二つの操作機構14、15。
【0060】したがって、この装置は、調節システム1
2に瞬間的な信号を与えることができるように、空間1
の中に位置する静圧を検出する動的センサ13を備えて
いる。
【0061】基準圧Prefに対する内圧の変化の仕方
によって、調節システム12は、回路5、6の中で、流
量の調節を可能にする操作機構14、15に与えられる
操作をつくりだす。
【0062】空間の中の圧力Piの測定は必要不可欠で
あり、また補償の迅速性を増大させるために、操作機構
14、15が、外圧Peの変化に起因する乱れに対する
それらの作用を予測することを可能にするような外部セ
ンサを付け加えることができる。
【0063】空間1の中の圧力Piが基準圧Prefを
下回る時、内圧センサ13は調節システム12に一つの
情報を与え、場合によってはそこにさらに別の情報を付
け加えることができ、この調節システム12は、対応す
る流量q2を下げるために、空気の抽出回路6の閉鎖に
ついて、迅速にかつ加減して作用する。
【0064】このように、空気の取入れ流量q1と抽出
流量q2との間の差は、代数的に漏れの流量qfを補償
し、同じ方法で、圧力Piを、基準圧Prefまたは設
定圧Pcの一定レベル及びほぼ同じレベルに維持する。
【0065】空間1の中の圧力Piが、基準圧Pref
を上回る場合には、調節システム12は空気の取入れ回
路5を部分的にかつ加減して閉鎖するのに対して、抽出
回路6は開放されたままとなる。
【0066】瞬間的内圧Piが基準圧Prefに等しい
ときには、取入れ回路5と抽出回路6は両方とも開放さ
れたままとなる。
【0067】空間1の中の圧力Piをおよそ一定値に調
節することは、空間内に入り込む空気の全流量と、漏れ
を含むこの空間から出る空気の全流量が絶えず等しくな
るあるいはほぼ同じになることを必要とする。
【0068】内圧Piと外圧Peとの間の圧力差が、漏
れの流量qfとともに補償回路5、6のいずれか一方に
おいては流量の増加を、もう一方の補償回路6、5にお
いては流量の減少を引き起こす。
【0069】圧力差の作用によって流量が増大している
回路を制御しながら閉鎖し、その回路の流量及び漏れの
流量の合計がもう一方の回路の中の流量と等しくなるま
で、その回路の流量を下げることによって、入り込む流
量と漏れを含む出る流量は等しくなる。
【0070】もう一方の回路は全面的に開放されたまま
となり、その流量は圧力差の作用によって減少しようと
し、流量の変化の値は、固有の特性を有するベンチレー
タ10の流量−圧力特性に応じて変化する。
【0071】全面的に開放されたままの回路の中の流量
は、空間の空気の入れ替え流量に相当する。
【0072】使用されるベンチレータの流量−圧力特性
が、一方では、それらベンチレータから生じる流量が上
流及び下流の圧力条件にほとんど左右されず、もう一方
では、空間の漏れと外圧の変化の大きさが、ベンチレー
タによって許容される値以内にとどまっている限り、全
面的に開放されている回路の中の流量はほとんど減少し
ない。
【0073】一方、制御された回路の中の流量の減少は
わずかである。
【0074】このように、空間の中の空気の入れ替えは
常に、その公称率に近いままとなる。
【0075】逆に、開放されたままの回路の中で空気の
流量が、とりわけ外圧の最大変化の時に大きく減少する
といった特性をベンチレータが有する場合には、空気の
入れ替え流量はその分減少するであろう。
【0076】例外的に、外圧の変化の幅が通常使用最大
値に達してしまうあるいはそれを超えてしまった場合に
は、すなわちベンチレータによって発生できる最大圧力
に達してしまうあるいはそれを超えてしまった場合に
は、内圧の変化をできるだけ制限できるように、二つの
補償回路は完全に閉ざされる。
【0077】各補償回路は、運転点(公称流量)が、関
連している流量の負荷損失によって定められているよう
なベンチレータを備えている。
【0078】これらの回路は各々、位置が調節されてい
る作動装置(エアジャッキ、電動機…)によって駆動さ
れる流量の調節機構(バルブ、フラップ…)を備える。
これらの回路のいずれか一方は空気の取入れ用であり、
もう一方は空気の抽出用である。
【0079】空間の中の圧力調節装置は、デジタルまた
はアナログであり、空間内に位置する圧力センサによっ
てさらに場合によっては付加されたセンサによって与え
られた圧力信号(一つもしくは複数)に基づいたこれら
の作動装置のための操作信号をつくりあげる。
【0080】その一方で、本発明は、基準圧を記憶する
ことができる機械的または電気的システムを含んでい
る。
【0081】このシステムは、たとえば、内部の相対的
圧力センサの基準と恒常的に接触している気密性空間で
構成されている。
【0082】この空間は、たとえば、トンネルの入口で
圧力を記憶するための電磁バルブを介して、一時的に外
圧と接触している。
【0083】調節装置は、従来の通気回路に並列に設置
されているかまたは、それ自体が従来のこれらの通気回
路の機能を確立することができる。
【0084】本発明にはいくつかの代案が可能である
が、以下、それらの代案について説明してみる。
【0085】センサの配置に関して、装置の基本型は、
調節する大きさを測定するために必要不可欠であるよう
な、空間内に位置する唯一つの圧力センサだけを備えて
いる。
【0086】ただし、外圧を測定するセンサのような補
助センサを付け加えることもできる。
【0087】この測定から一つの信号が生じ、この信号
は調節システムによって使用され、流量の調節機構の作
動を予測することによって装置の性能を増大させること
ができる。同様に、調節システムによって使用される信
号は、外圧の変化に関連した物理的大きさ全体の瞬間的
(回路内への空気の瞬間的流量または瞬間的速度)測定
に基づいて得られることに注意されたい。
【0088】補償回路の作動に関しては、補償回路は、
恒常的または一次的に作動することができる。
【0089】外圧の変化が一時的に現われる場合には、
図2と図3に示されているように既存の回路から一時的
に補償回路へと切り替えることが望ましい。
【0090】この変形例の利点は、圧力変化が現われる
恐れがある期間中だけに補償回路にエネルギーを供給す
ることによってエネルギーの節約ができる点である。
【0091】二つの位置を有する二つのバルブによって
切り替えを行うことができる。
【0092】流量の調節機構に関しては、補償回路の中
の流量の調節は、先験的に二つの別々のバルブを必要と
する。
【0093】しかしながら、制御が回路のどちらかを交
互に行われなければならない限り(少なくとも二つの回
路のうちの一つは開放されている)、二路型の唯一つの
バルブを使用することができる。
【0094】このような二路型バルブは、たとえば、シ
ェルの中で回転方向にずれている開孔を備えたシリンダ
によって、または、互いに並進する開孔を備えた二つの
平面(ギロチン型システム)によってつくられる。ある
いはまた、一定の断面を有する一つまたは複数のオリフ
ィスの中を並進する変化可能な断面積を有する部品を用
いてつくられる。
【0095】技術的な観点から、二つの回路を近くに寄
せたり、このようなバルブをつくることが難しいと思わ
れる場合には、作動装置のどちらかに交互に命令を適用
したり、あるいは作動装置が反対の符号の信号に従うこ
とが常に可能となる。
【0096】その一方で、圧力の調節システムの安定性
を確立するために、それらの位置に応じて生じる負荷損
失の変化ができるだけ直線的であるようなバルブを選択
することが有益であり、従来のバルブに関する変化は、
多くの場合、指数関数型であり、それらを駆動する作動
装置の大規模な応力あるいはシステムの性能の低下を招
く。
【0097】電動ベンチレータの配置に関しては、ベン
チレータが占める体積を制限するために、ある代案で
は、二台のベンチレータを電動機のシャフトの各先端に
固定することによって、唯一つの電動機によってそれら
のベンチレータを駆動する。
【0098】圧力の時間変化率の調節に関しては、調節
が始まる瞬間と調節が終了しなければならない瞬間との
あいだに外圧が変化する場合には(たとえば、トンネル
内の車両が受ける高低差のために)、空間の中の圧力の
時間変化率を制御することができるように設定圧を変動
させながら、システムの停止を管理することができる。
【0099】回路の中の流量の変化に関しては、空気の
取入れまたは抽出流量の変化を得るもう一つの手段は、
たとえば、電圧と周波数が変化可能な交流で給電するこ
とによって、電動機の給電を変化させながら、電動ベン
チレータの回転速度に対して作用させるというものであ
る。
【0100】空気の流量の発生に関しては、空気の流量
は、容積形ポンプまたはコンプレッサによって確保する
ことができる。このタイプの装置による流量の調整は、
実際には、回転速度に対して作用することによってのみ
可能である。
【0101】運転開始または停止操作に関しては、内圧
の制御システムの始動または停止は、最も単純な場合に
は、外部の信号によって操作される。
【0102】別法として、システムを自立型とすること
もできる。すなわち、基準圧の記憶とシステムの始動
は、一台または複数の圧力センサ信号の処理によってつ
くりだされる、内圧または外圧の変化の検知によって操
作される。
【0103】システムの停止は、外圧及び内圧の変化が
存在しないことの検知、あるいは他の何らかの信頼性の
高い基準によって操作することができる。
【0104】本発明の圧力の調節装置は、一定の瞬間に
おける内圧、つまり基準圧とみなされる圧力の記憶シス
テムを有することができる。
【0105】本発明の圧力の調節装置はまた、快適条件
によって定められた時間変化率を遵守することによっ
て、高度が変化する場合に、内圧が外圧と再び均衡を保
つことを可能にすることができる。
【0106】本発明の外圧Peの変化を受ける通気され
た閉空間の内圧Piの調節装置は、とりわけ、トンネル
を通り抜けるあるいは障害物の近くを通る鉄道車両に適
している。
【0107】本発明の調節装置の運転開始と停止は、ト
ンネルの入口と出口の情報を与える固定設備によって操
作することができる。
【0108】車両の内圧の調節は、トンネルの入口で記
憶された設定圧に対して、トンネルを通過中ずっと行う
ことができる。
【0109】この方法は、車両の空間内に位置するただ
一つの圧力センサしか必要としないという利点がある。
【0110】高低差のために、外圧が内圧と異なる場合
には、車両内の圧力の時間変化率を制限できるように制
御された方法で設定値を変動させることによって、シス
テムの停止を管理することができる。
【0111】以上の補足として、本発明による調節方法
では、補償回路(5、6)が作動していない時には、流
量の制御機構(11)が回路を全面的に閉鎖するのに対
して、バルブ(7)は開放され、空間(1)の空気の入
れ替えは、従来の空気の取入れ(3)及び抽出(4)回
路によって行われ、さらに、補償回路(5、6)が作動
している時には、従来の通気回路(3、4)は二つの位
置を有するバルブ(7)によって閉鎖される。
【0112】できれば、一定の瞬間における内圧Pi
は、記憶可能なシステムを用いて記憶され、このとき記
憶された圧力は、基準内圧Prefとみなされ、記憶の
命令は外部から発生するかあるいは調節システム(1
2)によって発生することが望ましい。
【0113】調節システム(12)は、二つの圧力Pi
とPrefとの間に偏差が生じた場合には、快適条件に
よって定められた変化率を遵守しながら、内圧Piが基
準圧Prefに向かって変化することを制御する。
【0114】本発明による調節方法では、補償回路の中
の流量の変化は、回転速度が絶えず調節システム(1
2)によって調整されている容積形ポンプによって得る
ことができる。
【0115】容積形ポンプの流量は、実際には、内圧P
iと外圧Peとの圧力差に左右されず、空気の取入れポ
ンプと抽出ポンプとの間の流量の差は、単に、代数的に
漏れの流量qfを補償するものでなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調節装置の原理図である。
【図2】本発明の調節装置の補償回路の恒常的モードに
おける作動を示す図である。
【図3】本発明の調節装置の補償回路の一時的モードに
おける作動を示す図である。
【符号の説明】
1 空間 5、6 補償回路 10 ベンチレータ 11 制御機構 12 調節システム 13 圧力センサ 14、15 制御機構 16 記憶システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジエラール・ミノー フランス国、17180・ペリニー、アブニ ユ・ルイーズ・パンシヨン・32 (72)発明者 アラン・ギノ フランス国、17220・サン・ロガテイアン、 リユ・デ・エラブル・9 (72)発明者 ピエール・アンドレ フランス国、17220・サル・スユール・メ ール、リユ・クロード・マス・13

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外圧Peの変化を受ける通気された閉空
    間(1)の内圧Piの調節装置であって、空気の取入れ
    流量q1と抽出流量q2との差が漏れ流量qfを代数的
    に補償し、前記空間(1)の中の前記内圧Piを一定の
    レベルに維持するように、前記取入れ流量と前記抽出流
    量とをリアルタイムで調整することができる少なくとも
    二つの補償回路(5、6)を有することを特徴とする調
    節装置。
  2. 【請求項2】 二つの補償回路(5、6)が従来の取入
    れ(3)及び抽出(4)通気回路にとって代わる請求項
    1に記載の調節装置。
  3. 【請求項3】 補償回路(5、6)が、従来の取入れ
    (3)及び抽出(4)通気回路の各々に並列に結合され
    ている請求項1に記載の調節装置。
  4. 【請求項4】 補償回路の始動と従来の取入れ回路の閉
    鎖が同時に起きる請求項3に記載の調節装置。
  5. 【請求項5】 前記の補償回路(5、6)が、固有の特
    性を有するベンチレータ(10)と瞬間流量の制御機構
    (11)とを備える請求項2から4のいずれか一項に記
    載の調節装置。
  6. 【請求項6】 圧力センサ(13)から出力される信号
    を使用して、リアルタイムで瞬間流量を制御する前記の
    機構(11)を駆動する制御機構(14、15)に与え
    られる制御信号を生成するための調節システム(12)
    を備える請求項1から5のいずれか一項に記載の調節装
    置。
  7. 【請求項7】 前記空間(1)内に位置する静圧を検出
    する動的センサ(13)を備える請求項1から6のいず
    れか一項に記載の調節装置。
  8. 【請求項8】 外圧Peの変化を受ける通気された閉空
    間(1)の内圧Piを調節する方法であって、 前記空間の中の圧力Piが基準圧Prefを下回ると、
    内圧センサ(13)が調節システム(12)に情報を与
    え、該調節システムが、対応する流量q2を下げるよう
    に、空気の抽出回路(6)を迅速にかつ加減して閉鎖す
    るように作用するのに対して、空気の取入れ流量q1と
    抽出流量q2との間の差が、漏れ流量qfを代数的に補
    償し、前記圧力Piを、一定のレベルと、基準圧Pre
    fまたは設定圧Pcに近いレベルに維持することができ
    るように、取入れ回路(5)は開放されたままとなる段
    階と、 前記空間(1)の中の圧力Piが前記基準圧Prefを
    上回ると、前記調節システム(12)が、前記空気の取
    入れ回路(5)の部分的なかつ加減された閉鎖を操作す
    るのに対して前記抽出回路(6)は開放されたままとな
    る段階と、 瞬間的な前記内圧Piが前記基準圧Prefに等しくな
    ると、前記取入れ(5)及び抽出(6)の二つの回路は
    開放されたままとなる段階とを含むことを特徴とする方
    法。
  9. 【請求項9】 空間(1)内の圧力Piをおよそ一定値
    に調節するには、前記空間内に入り込む空気の全流量
    と、漏れを含む前記空間から出る空気の全流量が絶えず
    等しくなるあるいはほぼ同じになることが必要であり、
    さらに前記内圧Piと外圧Peとの間の圧力差が、補償
    回路(5、6)のいずれか一方においては流量の増加
    を、もう一方の補償回路(6、5)においては流量の減
    少を引き起こすとき、圧力差の作用によって流量が増大
    している回路を制御しながら閉鎖することによって、該
    回路の流量及び漏れの流量の合計がもう一方の回路の中
    の流量と等しくなるまで、該回路の流量を下げることに
    よって、入り込む流量と漏れを含む出る流量が等しくな
    り、また前記もう一方の回路は全面的に開放されたまま
    となり、該流量は圧力差の作用によって減少しようと
    し、該回路の中の流量が前記空間の空気の入れ替え流量
    に相当する請求項8に記載の調節方法。
  10. 【請求項10】 外圧の変化の幅が通常使用最大値を超
    える時、二つの補償回路が、内圧の変化をできるだけ制
    限するように完全に閉ざされる請求項8または9に記載
    の調節方法。
  11. 【請求項11】 通常使用最大値が、ベンチレータによ
    って発生することができる最大圧力に相当する請求項1
    0に記載の調節方法。
  12. 【請求項12】 補償回路(5、6)が作動していない
    時には流量制御機構(11)が前記回路を全面的に閉鎖
    するのに対して、弁(7)は開放され、従来の空気の取
    入れ(3)回路及び抽出(4)回路によって空間(1)
    の空気の入れ替えが行われ、また前記補償回路(5、
    6)が作動している時には、前記従来の通気回路(3、
    4)が二つの位置を有する弁(7)によって閉鎖される
    請求項8から11のいずれか一項に記載調節方法。
  13. 【請求項13】 一定の瞬間における内圧Piが、記憶
    可能なシステムによって記憶され、このとき、記憶され
    た前記の圧力が基準内圧Prefとみなされ、記憶の命
    令は外部から発生するか、あるいは調節システム(1
    2)によって発生する請求項8に記載の調節方法。
  14. 【請求項14】 調節システム(12)が、内圧Piと
    基準圧Prefとの間に偏差が生じた場合に、快適さの
    条件によって定められた変化率を遵守しながら前記基準
    圧Prefに向けての前記内圧Piの変化を制御する請
    求項13に記載の調節方法。
  15. 【請求項15】 補償回路の中の流量の変化が、回転速
    度が調節システム(12)によって絶えず調整される容
    積形ポンプによって得ることができる請求項8から14
    のいずれか一項に記載の調節方法。
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