JPH1071542A - 工作機械の動作状態設定方法、及び動作状態設定装置 - Google Patents

工作機械の動作状態設定方法、及び動作状態設定装置

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JPH1071542A
JPH1071542A JP8288625A JP28862596A JPH1071542A JP H1071542 A JPH1071542 A JP H1071542A JP 8288625 A JP8288625 A JP 8288625A JP 28862596 A JP28862596 A JP 28862596A JP H1071542 A JPH1071542 A JP H1071542A
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JP
Japan
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key
mode
machine tool
setting
input
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JP8288625A
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English (en)
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Toru Inamasu
亨 稲益
Kiyotaka Nishiyama
清隆 西山
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練者と初心者の双方にとって、工作機械の
動作状態を変位させるための設定操作を容易に実現する
ことができる工作機械の動作状態設定方法、及び動作状
態設定装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 工作機械とオペレータとの接点となるマ
ン・マシン・インターフェースを、初心者でも直感的に
わかりやすい表示形態で構築する一方、熟練者向けの詳
細な操作手順を要求するエキスパートモードと、初心者
向けの大まかな操作手順を要求するビギナーモードとを
選択的に切り替える習熟モード選択キー48を備え、こ
れらの2つのモードを、オペレータの習熟度に応じて切
り替え選択可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークに対して切
断、孔あけ等のレーザ加工処理を施すことで所望の製品
を得るレーザ加工機やパンチプレスなどの工作機械に係
り、特に、熟練者向けの詳細な操作手順を要求するエキ
スパートモードと、初心者向けの大まかな操作手順を要
求するビギナーモードとを備え、これらの2つのモード
を、オペレータの習熟度に応じて切り替え選択可能に構
成することにより、熟練者と初心者の双方にとって、工
作機械の動作状態を変位させるための設定操作を容易に
実現することができる工作機械の動作状態設定方法、及
び動作状態設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ加工機としては、例えば、
ワークが載置されたワークテーブルを前後方向へ移動さ
せるとともに、レーザ加工ヘッドを左右方向へ移動さ
せ、ワークに対して切断、孔あけ等の加工処理を施すこ
とで所望の製品を得る形態のものが知られている。
【0003】また、従来のパンチプレスとしては、例え
ば、ワークを把持したワーククランプ装置を前後左右の
2方向へ移動させ、ワーク上の所望の加工位置をパンチ
とダイ間に位置決めし、ワークに対して孔あけ、成形等
の所望の加工処理を施す形態のものが知られている。
【0004】これら工作機械には、一般に、その動作状
態を所望の状態に変位させる設定を実行する一方、設定
された状態に工作機械の動作状態を変位させる指令を行
うとともに、その動作状態を監視してランプの点滅等に
よりオペレータへ知らせる等の役割を果たすNC制御装
置が設けられている。このNC制御装置には、その操作
パネル上に、それぞれに相互に異なる機能が割り当てら
れた複数のキーが配設されている。これら複数のキーの
うち、前記した所望の状態に対応するキーをオペレータ
が選択的に順次操作入力することで、工作機械の動作状
態を所望の状態に変位させる設定が行われる。
【0005】上記複数のキーについて、工作機械として
レーザ加工機を例示して説明すると、例えば、算用数字
入力機能が割り当てられたテンキー、アルファベット入
力機能が割り当てられたアルファベットキー、ある製品
についての加工手順を記述したNC加工プログラムを実
行する機能が割り当てられた「自動」モード選択キー、
ワークテーブルやレーザ加工ヘッド等の可動部材を手入
力操作により所望の位置へ移動させる機能が割り当てら
れた「手動」モード選択キー、NC加工プログラムの編
集機能が割り当てられた「編集」モード選択キー、テン
キーやアルファベットキーなどを手入力操作することで
NCデータを入力するとともに、入力したNCデータに
従って可動部材を所定の経路に沿って移動させる機能が
割り当てられた「MDi」モード選択キー、可動部材を
原点位置へ復帰させる機能が割り当てられた「原点復
帰」モード選択キー、この「原点復帰」又は「手動」モ
ード選択キーが選択入力されたときなどに用いられ、可
動部材の移動方向及び移動距離を操作指示する機能が割
り当てられた、例えば「+X」「+Y」「+Z」「−
X」「−Y」「−Z」などの移動キー、「自動」又は
「MDi」モード選択キーが選択入力されたときなどに
用いられ、選択されたモードでの所定の動作実行を操作
指示する機能が割り当てられた「スタート」キー、及び
「自動」又は「手動」モード選択キーが選択入力された
ときなどに用いられ、選択されたモードでの動作停止を
操作指示する機能が割り当てられた「ストップ」キーな
どの各種キーがあげられる。
【0006】さて、上述した各種キーを配した従来のN
C制御装置を用いて、可動部材を手動操作によって所望
の位置へ移動させるときのオペレータのキー入力操作手
順について説明する。まず、「ストップ」キーを入力操
作すると、可動部材の作動が完全に停止する。さらに、
「手動」モード選択キーを入力操作すると、NC制御装
置の動作モードが、可動部材を手入力によるキー操作で
所望の位置へ移動させる手動モードに切り替えられる。
そして、可動部材を移動させたい方向に対応する、例え
ば「+X」などの移動キーを押下すると、押下を継続し
ている時間だけX軸駆動モータが回転し、この回転時間
に対応する距離だけ可動部材が移動することとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の工作機械の動作状態設定方法にあっては、例え
ば、可動部材を手動操作により移動させたいなどの種々
の要望を満たすには、あらかじめ定められた手順に従っ
て、複数のキーのなかから該当するキーを順次操作入力
するという煩雑な作業を要求するのが一般的であり、こ
の作業時のあるキー入力操作段階において、経験の浅い
オペレータにより誤ったキーが選択入力された場合に、
このキー入力が無効とみなされてエラー表示がなされる
などの事態を生ずるおそれがあり、熟練したオペレータ
でなければその設定操作を円滑に行うことが難しいとい
う解決すべき課題があった。
【0008】ところで一方、熟練したオペレータ側にあ
っては、従来の操作手順であれば、所望の設定内容に対
応した正確な手順でキー入力を実行することが可能では
あるものの、上記課題を解決すべく新規な操作手順が導
入された場合に、これまでに慣れ親しんできた操作手順
を捨てて、新しい操作手順を覚えることには抵抗があ
り、したがって、この新規な操作手順になじむのに時間
を要し、結果として、この習熟期間における作業効率が
低下してしまうという解決すべき課題があった。このよ
うな実情に鑑みて、熟練したオペレータと経験の浅いオ
ペレータの双方にとって、工作機械の動作状態を容易に
設定することができる新規な技術の開発が関係者の間で
久しく待ち望まれていた。
【0009】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、熟練者向けの詳細な操作手順を要
求するエキスパートモードと、初心者向けの大まかな操
作手順を要求するビギナーモードとを備え、これらの2
つのモードを、オペレータの習熟度に応じて切り替え選
択可能に構成することにより、熟練者と初心者の双方に
とって、工作機械の動作状態を変位させるための設定操
作を容易に実現することができる工作機械の動作状態設
定方法、及び動作状態設定装置を提供することを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、それぞれに相互に異なる機能が
割り当てられた複数のキーを備え、該複数のキーのう
ち、所望のキーが入力操作されたとき、該キー入力に従
う状態に変位させる如く工作機械の動作状態を設定する
工作機械の動作状態設定方法であって、前記複数のキー
は、熟練者向けの詳細な手順のキー入力操作を要求する
エキスパートモードと、初心者向けの大まかな手順のキ
ー入力操作を要求するビギナーモードとを切り替え選択
可能とする習熟モード選択キーを少なくとも含み、前記
習熟モード選択キーによって前記エキスパートモードが
選択されたとき、前記詳細な手順のキー入力操作に従う
状態に変位させる如く工作機械の動作状態を設定する一
方、前記習熟モード選択キーによって前記ビギナーモー
ドが選択されたとき、前記大まかな手順のキー入力操作
に従う状態に変位させる如く工作機械の動作状態を設定
することを要旨とする。
【0011】請求項1の発明によれば、習熟モード選択
キーによってエキスパートモードが選択されたとき、詳
細な手順のキー入力操作に従う状態に変位させる如く工
作機械の動作状態を設定する一方、習熟モード選択キー
によってビギナーモードが選択されたとき、大まかな手
順のキー入力操作に従う状態に変位させる如く工作機械
の動作状態を設定する。このように、従来よりあるエキ
スパートモードによるキー入力設定操作に加えて、大ま
かな手順のキー入力設定操作を許容する新規なビギナー
モードを追加し、これらの2つのモードを、オペレータ
の習熟度に応じて切り替え選択可能に構成したので、熟
練者と初心者の双方にとって、工作機械の動作状態を変
位させるための設定操作を容易に実現することができ
る。
【0012】また、請求項2の発明は、前記ビギナーモ
ードが選択されたときの前記大まかな手順のキー入力操
作は、それぞれの操作段階においてオペレータに対して
適切なキー入力を促す対話方式により達成されることを
要旨とする。
【0013】請求項2の発明によれば、ビギナーモード
が選択されたときの大まかな手順のキー入力操作を、そ
れぞれの操作段階においてオペレータに対して適切なキ
ー入力を促す対話方式により達成するようにしたので、
装置の扱いに不慣れな初心者であっても、工作機械の動
作状態を変位させるための設定操作を容易に実現するこ
とができる。
【0014】さらにまた、請求項3の発明は、前記ビギ
ナーモードが選択されたとき、前記大まかな手順のキー
入力操作により設定される工作機械の動作状態は、前記
エキスパートモードが選択されたとき、前記詳細な手順
のキー入力操作により設定される工作機械の動作状態と
同等であることを要旨とする。
【0015】請求項3の発明によれば、ビギナーモード
が選択されたとき、大まかな手順のキー入力操作により
設定される工作機械の動作状態は、エキスパートモード
が選択されたとき、詳細な手順のキー入力操作により設
定される工作機械の動作状態と同等とされているので、
装置の扱いに不慣れな初心者であっても、簡易な操作手
順を覚えるだけで、熟練者と同等の工作機械の動作状態
を変位させるための設定操作を容易に実現することがで
きる。
【0016】さらに、請求項4の発明は、それぞれに相
互に異なる機能が割り当てられた複数のキーを備え、該
複数のキーのうち、所望のキーが入力操作されたとき、
該キー入力に従う状態に変位させる如く工作機械の動作
状態を設定する工作機械の動作状態設定装置であって、
前記複数のキーは、熟練者向けの詳細な手順のキー入力
操作を要求するエキスパートモードと、初心者向けの大
まかな手順のキー入力操作を要求するビギナーモードと
を切り替え選択可能とする習熟モード選択キーを少なく
とも含み、前記習熟モード選択キーによって前記エキス
パートモードが選択されたとき、前記詳細な手順のキー
入力操作に従う状態に変位させる如く工作機械の動作状
態を設定する第1設定手段と、前記習熟モード選択キー
によって前記ビギナーモードが選択されたとき、前記大
まかな手順のキー入力操作に従う状態に変位させる如く
工作機械の動作状態を設定する第2設定手段と、を備え
てなることを要旨とする。
【0017】請求項4の発明によれば、習熟モード選択
キーによってエキスパートモードが選択されたとき、第
1設定手段は、詳細な手順のキー入力操作に従う状態に
変位させる如く工作機械の動作状態を設定する一方、習
熟モード選択キーによってビギナーモードが選択された
とき、第2設定手段は、大まかな手順のキー入力操作に
従う状態に変位させる如く工作機械の動作状態を設定す
る。このように、従来よりあるエキスパートモードによ
るキー入力設定操作に加えて、大まかな手順のキー入力
設定操作を許容する新規なビギナーモードを追加し、こ
れらの2つのモードを、オペレータの習熟度に応じて切
り替え選択可能に構成したので、熟練者と初心者の双方
にとって、工作機械の動作状態を変位させるための設定
操作を容易に実現することができる。
【0018】しかも、請求項5の発明は、前記第2設定
手段における前記大まかな手順のキー入力操作は、それ
ぞれの操作段階においてオペレータに対して適切なキー
入力を促す対話方式により達成されることを要旨とす
る。
【0019】請求項5の発明によれば、第2設定手段に
おける大まかな手順のキー入力操作を、それぞれの操作
段階においてオペレータに対して適切なキー入力を促す
対話方式により達成するようにしたので、装置の扱いに
不慣れな初心者であっても、工作機械の動作状態を変位
させるための設定操作を容易に実現することができる。
【0020】そして、請求項6の発明は、前記第2設定
手段において設定される工作機械の動作状態は、前記第
1設定手段において設定される工作機械の動作状態と同
等であることを要旨とする。
【0021】請求項6の発明によれば、第2設定手段に
おいて設定される工作機械の動作状態は、第1設定手段
において設定される工作機械の動作状態と同等とされて
いるので、装置の扱いに不慣れな初心者であっても、簡
易な操作手順を覚えるだけで、熟練者と同等の工作機械
の動作状態を変位させるための設定操作を容易に実現す
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る工作機械の
動作状態設定方法、及び動作状態設定装置の複数の実施
形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の第1実施形態に係る要部
周辺を示すブロック構成図、図2は、本発明の第1実施
形態に係る動作状態設定時におけるディスプレイの表示
画面の一実施形態を示す図、図3は、本発明の第1実施
形態に係る動作フローチャート図、図4は、本発明の第
2実施形態に係る動作フローチャート図、図5は、本発
明の第2実施形態に係る動作状態設定手順の説明に供す
る図、図6は、本発明の第1乃至第2実施形態に係るレ
ーザ加工機の全体構成を示す斜視図、図7は、本発明の
第3実施形態に係る要部周辺を示すブロック構成図、図
8乃至図9は、本発明の第3実施形態に係る動作フロー
チャート図、図10は、本発明の第3実施形態に係る動
作状態設定手順の説明に供する図、図11は、本発明の
第3実施形態に係るパンチプレスの全体構成を示す斜視
図である。
【0024】まず、本発明の第1実施形態として、本発
明を工作機械としてのレーザ加工機に適用した形態を例
示してその全体構成の概略について説明すると、図6に
示すように、レーザ加工機1は、前後方向(X軸方向)
へ延伸した例えば箱形状のベッド3を備えており、この
ベッド3上には、X軸方向へ延伸した複数のガイドレー
ル5が相互に平行に敷設されている。このガイドレール
5上には、図1に示すX軸駆動モータ25、及び図示省
略のボールねじ、ナット部材などの駆動部材を介して、
X軸方向へ移動自在なワークテーブル7が設けられてい
る。このワークテーブル7上には、加工対象となる平板
状のワークWが載置される。このワークテーブル7の一
側、図6において右側のX軸方向には、ワーククランプ
装置9が適宜の間隔をおいて複数設けられており、この
ワーククランプ装置9により、ワークWを所定のクラン
プ力をもって把持し得るように構成されている。
【0025】前記ベッド3に跨がって門型フレーム11
が立設されている。この門型フレーム11は、上部フレ
ーム11Uと一対のサイドフレーム11R、11Lとで
構成されている。この門型フレーム11における上部フ
レーム11Uの前側には、左右方向(Y軸方向)へ延伸
した複数のガイドレール13が相互に平行に敷設されて
おり、このガイドレール13には、図1に示すY軸駆動
モータ27、及び図示省略のボールねじ、ナット部材な
どの駆動部材を介して、Y軸方向へ移動自在なY軸キャ
レッジ15が設けられている。
【0026】このY軸キャレッジ15には、Y軸方向へ
初期放射されるレーザビームを加工点へ導くためのベン
ドミラーが設けられており、その直下には、図1に示す
Z軸駆動モータ28、または流体シリンダなどの駆動部
材を介して、上下方向(Z軸方向)へ移動自在とされた
レーザ加工ヘッド17が設けられている。このレーザ加
工ヘッド17内には、ベンドミラー、及び集光レンズが
備えられており、しかも、レーザ加工ヘッド17の先端
には、レーザノズル19がヘッド17と一体に設けられ
ている。また、前記門型フレーム11におけるサイドフ
レーム11Rの上部には、ブラケット23を介して、レ
ーザ加工機1の動作状態を任意の状態に変位させる設定
を行う一方、設定された状態にレーザ加工機1の動作状
態を変位させる指令を行うとともに、その動作状態を監
視してランプの点滅等によりオペレータへ知らせる等の
役割を果たすNC制御装置21が取付けられている。
【0027】上記構成により、NC制御装置21から送
出されるNCデータに従って、ワークテーブル7をX軸
方向へ移動させる一方、Y軸キャレッジ15をY軸方向
へ移動させて、ワークWとレーザ加工ヘッド17間のX
Y平面における位置決めを行うとともに、レーザ加工ヘ
ッド17をZ軸方向へ移動させて焦点調整を行うことに
より、図示省略のレーザ発振器から発振されたレーザビ
ームは、ベンドミラー、集光レンズを経てレーザノズル
19を介してワークWへ向けて照射されて、ワークWに
対して切断、孔あけ等の所望のレーザ加工処理が施され
ることになる。
【0028】図1を参照してさらに説明を続けると、前
述したX軸駆動モータ25、Y軸駆動モータ27、及び
Z軸駆動モータ28のそれぞれは、I/O29に接続さ
れており、このI/O29には、パラレル伝送ケーブル
31を介して、X軸、Y軸、Z軸駆動モータ25、2
7、28の回転位置情報などのレーザ加工機1の動作状
態を表すデータを入力する一方、入力した動作状態を表
すデータを参照して、レーザ加工機1の動作状態をシー
ケンス的に制御するプログラマブル・ロジック・コント
ローラ((以下、PLCと言う。)33が接続されてい
る。このPLC33は、例えばRS232Cなどの双方
向通信インターフェース35を介して、例えばパーソナ
ルコンピュータなどの端末装置に内蔵されたCPU37
に接続されている。
【0029】この端末装置は、前述したNC制御装置2
1としての、キー入力によるレーザ加工機1の動作状態
設定機能を有するものであり、従来型のNC制御装置に
パソコンボードを追加するか、又は従来型のNC制御装
置に代えて、パーソナルコンピュータにNC機能をもつ
NCボードを追加することで構成することができる。い
ずれの場合においても、レーザ加工機1とオペレータと
の接点となるマン・マシン・インターフェース機能を、
例えばマイクロソフト株式会社製のウィンドウズなどの
操作性に優れたオペレーティング・システム((以下、
OSと言う。)を装備したパーソナルコンピュータで構
築することにより、本願発明の如き優れた操作性を備え
るレーザ加工機の動作状態設定機能を達成するようにし
ている。前記CPU37には、各種処理プログラムを格
納するROM39と、各種処理データを格納するRAM
41と、このRAM41などの記憶媒体にあらかじめ格
納された複数の画像データのなかから、CPU37から
の命令を受けて、この命令に該当する画像データをその
記憶領域に描画するビデオRAM((以下、VRAMと
言う。)43と、このVRAM43から読み出された画
像データをその表示画面上に表示するディスプレイ45
とが接続されている。このディスプレイ45には、その
表示画面の表面を覆うように設けられ、表示画面上の任
意の位置にオペレータが指又はライトペンで触れたと
き、この位置座標を検出して位置座標データをCPU3
7へ出力するタッチスクリーン47が接続されている。
【0030】次に、上記ディスプレイ45の表示画面上
に表示される複数のキーについて、図2を参照して説明
すると、上記複数のキーには、それぞれに相互に異なる
機能が割り当てられており、これら複数のキーのうち、
所望の動作に対応するキーをオペレータが選択的に操作
入力することにより、レーザ加工機1の動作状態を所望
の状態に変位させる設定が行われるように構成されてい
る。
【0031】上記複数のキーは、熟練者向けの詳細な手
順のキー入力操作を要求する従来から用いられているエ
キスパートモードと、初心者向けの大まかな手順のキー
入力操作を要求する新規なビギナーモードとを切り替え
選択可能とする習熟モード選択キー48を少なくとも含
んでいる。これら2つのモード時におけるそれぞれの操
作手順については、後に詳しく説明するが、本発明で
は、上記2つのモード時におけるそれぞれの操作手順に
関する操作手順情報が、前述したRAM41などの記憶
媒体にあらかじめ記憶されており、これらの2つのモー
ドのうちのいずれか一方を、オペレータの習熟度に応じ
て切り替え選択して呼び出すことにより、熟練者と初心
者の双方にとって、レーザ加工機の動作状態を変位させ
るための設定操作を容易に実現することができるように
している。
【0032】さらに、複数のキーは、習熟モード選択キ
ー48によってエキスパートモードが選択されたときに
入力が許容され、「編集」や「自動」などの作業モード
を選択する際に用いられる見出しキー49と、この見出
しキー49が操作入力後に入力が許容されるか、又は、
習熟モード選択キー48によってビギナートモードが選
択されたときに入力が許容され、可動部材の移動などの
作業内容を直接的に操作指示する際に用いられる副次キ
ー51とを含んでいる。
【0033】上記した複数のキーとしては、例えば、算
用数字入力機能が割り当てられた図示しないテンキー、
及びアルファベット入力機能が割り当てられた図示しな
いアルファベットキーに加えて、図2に示すように、熟
練者向けの詳細な手順のキー入力操作を要求する「エキ
スパート」モード選択キー、初心者向けの大まかな手順
のキー入力操作を要求する「ビギナー」モード選択キ
ー、ある製品についての加工手順を記述したNC加工プ
ログラムを実行する機能が割り当てられた「自動」モー
ド選択キー、ワークテーブルやレーザ加工ヘッド等の可
動部材を手入力操作により任意の位置へ移動させる機能
が割り当てられた「手動」モード選択キー、NC加工プ
ログラムの編集機能が割り当てられた「編集」モード選
択キー、テンキーやアルファベットキーなどを手入力操
作することでNCデータを入力するとともに、入力した
NCデータに従って可動部材を所定の経路に沿って移動
させる機能が割り当てられた「MDi」モード選択キ
ー、可動部材を原点位置に移動させる機能が割り当てら
れた「原点復帰」モード選択キー、この「原点復帰」又
は「手動」モード選択キーが選択入力されたときなどに
用いられ、可動部材の移動方向及び移動距離を操作指示
する機能が割り当てられた、例えば「+X」「+Y」
「+Z」「−X」「−Y」「−Z」などの移動キー、
「自動」又は「MDi」モード選択キーが選択入力され
たときなどに用いられ、選択されたモードでの所定の動
作実行を操作指示する機能が割り当てられた「スター
ト」キー、及び「自動」又は「手動」モード選択キーが
選択入力されたときなどに用いられ、選択されたモード
での動作停止を操作指示する機能が割り当てられた「ス
トップ」キーなどの各種キーがあげられる。
【0034】ここで、これら複数のキーをその属性毎に
分類すると、図2に示すように、習熟モード選択キー4
8のグループには、「エキスパート」モード選択キー、
及び「ビギナー」モード選択キーが所属し、見出しキー
49のグループには、「自動」モード選択キー、「手
動」モード選択キー、「編集」モード選択キー、「MD
i」モード選択キー、及び「原点復帰」モード選択キー
などのモード選択キーが所属し、さらに、副次キー51
のグループには、「+X」「+Y」「+Z」「−X」
「−Y」「−Z」などの移動キー、「スタート」キー、
及び「ストップ」キーが所属する。
【0035】次に、上述した本発明の第1実施形態に係
るレーザ加工機の動作状態設定装置の概略動作につい
て、ワークテーブル7を「+X」方向に手動移動させる
形態を例示して、図1に示すブロック構成図を参照しな
がら、図3に示す動作フローチャートに沿って説明す
る。
【0036】図3に示すように、まず、オペレータが、
移動対象となる可動部材として、ワークテーブル7を選
択入力後に(ステップS1)、習熟モード選択キー48
によって習熟モードを選択入力(ステップS3)する
と、CPU37は、入力された習熟モードがエキスパー
トモードか、又はビギナーモードかの判定を行う(ステ
ップS5)。
【0037】ステップS5における入力判定の結果、入
力された習熟モードがエキスパートモードであると判定
されると、CPU37は、まず、「ストップ」キーの入
力を待ち、「ストップ」キーが入力されると、現在作動
中の可動部材の作動を停止させる指令を実行後に、見出
しキー49の入力を待ち、見出しキー49として「手
動」モード選択キーが入力されると、作業モードをワー
クテーブル7の手動移動モードに変更する指令を実行後
に、さらに副次キー51の入力を待ち、副次キー51と
して「+X」移動キーが入力されると、「手動」モード
選択キーと「+X」移動キーとの組み合わせに係る状態
に変位させる如くレーザ加工機1の動作状態の設定が完
了し(ステップS7乃至S11)、タッチを継続してい
る時間だけX軸駆動モータ25が回転し、この回転時間
に対応する距離だけワークテーブル7を移動させる(ス
テップS15)。上述したステップS7乃至S15の処
理が従来のエキスパートモードによる操作手順である。
【0038】これに対し、ステップS5における入力判
定の結果、習熟モードとして、大まかな操作手順を許容
するビギナーモードが入力されたと判定されると、CP
U37は、エキスパートモードにおける「ストップ」キ
ーの入力待ち及び見出しキー49の入力待ちの2つの処
理ステップを省略して、直接的に副次キー51の入力待
ち状態となり、このとき、副次キー51として「+X」
移動キーが入力されると、レーザ加工機1の動作状態の
設定が完了する(ステップS13)。しかし、このとき
のCPU37の内部処理としては、エキスパートモード
時と同様に、ワークテーブル7の作動停止指令を実行
し、作業モードをワークテーブル7の手動移動モードに
変更する指令を実行し、さらに、「+X」移動キーのタ
ッチを継続している時間だけX軸駆動モータ25を回転
させて、この回転時間に対応する距離だけワークテーブ
ル7を移動させる処理を実行する(ステップS15)。
上述したステップS13乃至S15の処理が新規なビギ
ナーモードによる操作手順である。
【0039】このように、本発明の第1実施形態に係る
レーザ加工機の動作状態設定装置によれば、レーザ加工
機1とオペレータとの接点となるマン・マシン・インタ
ーフェースを、初心者でも直感的にわかりやすい表示形
態で構築する一方、従来よりあるエキスパートモードに
よるキー入力設定操作に加えて、大まかな手順のキー入
力設定操作を許容する新規なビギナーモードを追加し、
これらの2つのモードを、オペレータの習熟度に応じて
切り替え選択可能に構成したので、熟練者と初心者の双
方にとって、レーザ加工機の動作状態を変位させるため
の設定操作を容易に実現することができる。
【0040】また、本第1実施形態では、ビギナーモー
ドが選択されたとき、大まかな手順のキー入力操作によ
り設定されるレーザ加工機の動作状態は、エキスパート
モードが選択されたとき、詳細な手順のキー入力操作に
より設定されるレーザ加工機の動作状態と同等となって
いる。これにより、装置の扱いに不慣れな初心者であっ
ても、簡易な操作手順を覚えるだけで、熟練者と同等の
レーザ加工機の動作状態を変位させるための設定操作を
容易に実現することができる。
【0041】次に、本発明の第2実施形態に係る工作機
械の動作状態設定装置の概略動作について、レーザ加工
機1において、加工対象となる製品のNCデータをダウ
ンロードしてRAM41などに記憶させ、記憶したNC
データに対して修正、追加などの編集を行う形態を例示
して、図1に示すブロック構成図を参照しながら、図4
及び図5に沿って説明する。
【0042】図4に示すように、まず、オペレータが、
図示しないフロッピーディスク読出装置(FD)又はハ
ードディスク読出装置(HD)などの記憶媒体を介し
て、加工対象となる製品のNCデータを含むNCデータ
群を読み出し後に(ステップS21)、習熟モード選択
キー48によって習熟モードを選択入力(ステップS2
3)すると、CPU37は、入力された習熟モードがエ
キスパートモードか、又はビギナーモードかの判定を行
う(ステップS25)。
【0043】ステップS25における入力判定の結果、
入力された習熟モードがエキスパートモードであると判
定されると、CPU37は、まず、「ストップ」キーの
入力を待ち、「ストップ」キーが入力されると、現在作
動中の可動部材の作動を停止させる指令を実行後に、見
出しキー49の入力を待ち、見出しキー49として「編
集」モード選択キーが入力されると、作業モードをNC
データの編集モードに変更する指令を実行後に、さらに
副次キー51の入力を待ち、副次キー51として例えば
「→」移動キーを入力することで編集対象となるNCデ
ータが選択されると、「編集」モード選択キーと「→」
移動キーとの組み合わせに係る状態に変位させる如くレ
ーザ加工機1の動作状態の設定が完了し(ステップS2
7乃至S31)、編集対象となるNCデータをダウンロ
ードしてRAM41などに記憶させ、(ステップS3
7)、さらに、記憶したNCデータに対して修正、追加
などの編集作業を行う。上述したステップS27乃至S
37の処理が従来のエキスパートモードによる操作手順
である。
【0044】これに対し、ステップS25における入力
判定の結果、習熟モードとして、大まかな操作手順のキ
ー入力を許容するビギナーモードが入力されたと判定さ
れると、CPU37は、NCデータ群の過去の編集履歴
をそれぞれ参照し、最も若いNCデータから、例えば3
つのNCデータをセットにして、順次それぞれの製品画
像をVRAM43の記憶領域に描画させ、ディスプレイ
45の表示画面上に、図5の画面1に示すように、3つ
のNCデータに対応する製品画像を表示させて、編集対
象となるNCデータの入力待ち状態となる(ステップS
33)。このとき、ディスプレイ45の表示画面上に
は、「NCデータを選択して下さい。」とのメッセージ
が併せて表示され、オペレータに対して編集対象となる
NCデータの選択を催促する。
【0045】このとき、編集対象となるNCデータとし
て、図5の画面1に示す例えばPANEL−1の画像を
オペレータが指でタッチすると、CPU37は、タッチ
された製品画像に対応するNCデータが選択されたとみ
なして、このNCデータをダウンロードしてRAM41
などに記憶させ、(ステップS37)、さらに、記憶し
たNCデータに対して修正、追加などの編集作業を行
う。上述したステップS33乃至S37の処理が新規な
ビギナーモードによる操作手順である。
【0046】このように、本発明の第2実施形態に係る
工作機械の動作状態設定装置によれば、従来よりあるエ
キスパートモードによるキー入力設定操作に加えて、大
まかな手順のキー入力設定操作を許容する新規なビギナ
ーモードを追加し、このビギナーモードが選択されたと
きのキー入力操作を、それぞれの操作段階においてオペ
レータに対して適切なキー入力を促す対話方式により達
成するようにしたので、装置の扱いに不慣れな初心者で
あっても、工作機械の動作状態を変位させるための設定
操作を容易に実現することができる。
【0047】次に、本発明の第3実施形態として、本発
明を工作機械としてのパンチプレスに適用した形態を例
示し、上述した第1実施形態との相違点を中心とする概
略構成について説明すると、図11に示すように、パン
チプレス81は、レーザ加工機1と同様に、ワーククラ
ンプ装置9と位置決め部材10とを備えており、ワーク
Wを所定位置に位置決め後、ワーククランプ装置9が取
り付けられたキャリッジ83を、図7に示すX軸駆動モ
ータ25などの駆動部材を介してX軸方向へ移動させる
とともに、キャリッジベース85を、図7に示すY軸駆
動モータ27などの駆動部材を介してY軸方向へ移動さ
せることにより、ワークWにおける所望の加工位置を上
下タレット87、89にそれぞれ設けられたパンチ9
1、ダイ93間へ位置決めし、ラム95でパンチ91を
打圧することでワークWに対して打ち抜き、成形などの
加工処理を施すものである。
【0048】また、図7に示すように、パンチプレス8
1は、上述したX軸駆動モータ25やY軸駆動モータ2
7の他に、ワーククランプ装置9の開閉状態を検出する
リミットスイッチであるLS163、キャリッジ83が
原点位置にあるか否かを検出するリミットスイッチであ
るLS165や、キャリッジベース85が原点位置にあ
るか否かを検出するリミットスイッチなどのリミットス
イッチ群を備えており、これらX軸、Y軸駆動モータ2
5,27やリミットスイッチ群がI/O29に接続され
ている。さらに、高さ方向の移動軸となるT軸方向に対
してワークWを位置決めし得る形態のパンチプレスの場
合には、T軸駆動モータ61がI/O29に接続される
ことになる。
【0049】しかも、図7に示すように、CPU37に
は、タレット上のどのステーションに何の金型が配置さ
れているかを記述してなる金型情報ファイル67と、各
種製品を加工する際の加工手順をそれぞれプログラム化
した加工プログラムを複数記憶する加工プログラムファ
イル69とが接続されている。
【0050】次に、本発明の第3実施形態に係る工作機
械の動作状態設定装置の概略動作について、パンチプレ
ス81において、加工対象となる製品の加工プログラム
を読み出すとともに、金型段取りやクランプ装置9の位
置決め等の加工前準備作業を行う形態を例示して、図7
及び図10を参照しながら、図8乃至図9に沿って説明
する。
【0051】図8に示すように、まず、オペレータが、
習熟モード選択キー48によって習熟モードを選択入力
(ステップS101)すると、CPU37は、入力され
た習熟モードがエキスパートモードか、又はビギナーモ
ードかの判定を行う(ステップS103)。
【0052】ステップS103における入力判定の結
果、入力された習熟モードがエキスパートモードである
と判定されると、CPU37は、まず、なんらかのキー
入力を待ち、このとき「ファイル」キーがオペレータに
より入力されると(ステップS105)、加工プログラ
ムファイル69から加工プログラムを読込むとともに、
読込んだ加工プログラムのリストをディスプレイ45の
表示画面上に表示させ、このプログラムリストのなかか
らオペレータがある加工プログラムを選択すると(ステ
ップS109)、再びなんらかのキー入力を待ち、この
とき「読込み」キーがオペレータにより入力されると
(ステップS111)、選択された加工プログラムを読
込み後になんらかのキー入力を待ち、このとき「描画」
キーがオペレータにより入力されると(ステップS11
3)、選択された加工プログラムに該当する加工対象図
形をディスプレイ45の表示画面上に表示させる(ステ
ップS115)。なお、CPU37は、ステップS11
1における加工プログラムの読込み後になんらかのキー
入力を待っているとき、「編集」キーがオペレータによ
り入力されると(ステップS112)、選択した加工プ
ログラムに対する編集作業を許容することもできる。
【0053】ステップS115における加工対象図形の
表示後に、CPU37は、なんらかのキー入力を待ち、
このとき「終了」キーがオペレータにより入力されると
(ステップS117)、再びなんらかのキー入力を待
ち、このとき「加工条件」キーがオペレータにより入力
されると(ステップS119)、金型情報ファイル67
から金型情報を読込むとともに、読込んだ金型情報に含
まれる金型段取りリストをディスプレイ45の表示画面
上に表示させる(ステップS121)。この画面を見て
オペレータは、金型段取り作業を実行し、この作業後に
「終了」キーを押すと(ステップS123)、CPU3
7は、金型段取り作業を終了させて次のキー入力を待
ち、このときクランプ装置9を位置決めするためのクラ
ンプ位置キーがオペレータにより入力されてその位置が
設定されると(ステップS125)、現在のクランプ装
置9の位置を読込むとともに、設定された位置と現在の
クランプ位置との差をディスプレイ45の表示画面上に
表示させる(ステップS127)。この画面を見てオペ
レータは、クランプ装置9の位置修正作業を実行し、こ
の作業後に「終了」キーを押すと(ステップS12
9)、CPU37は、位置修正作業を終了させて次のキ
ー入力を待ち、このときパンチング加工の開始を指示す
るスタートキーが入力されると(ステップS131)、
上述の如く設定された動作手順にしたがってパンチング
加工を開始させる(ステップS133)。なお、ステッ
プS129における位置修正作業を終了させて次のキー
入力を待っているとき、CPU37は、「操作」キーが
オペレータにより入力されると(ステップS130)、
ブロックスキップや多数個取り加工における試加工の実
行を許容することもできる。
【0054】上述したステップS105乃至S130の
処理が従来のエキスパートモードによる操作手順であ
る。
【0055】これに対し、ステップS103における入
力判定の結果、習熟モードとして、大まかな操作手順の
キー入力を許容するビギナーモードが入力されたと判定
されると、CPU37は、まず、パンチング加工に先立
って点検すべき項目が一覧表示された始業点検画面を表
示させて(ステップS135)、始業点検を行うか否か
の入力待ち状態となる(ステップS137)。このと
き、画面上の「行わない」の画像をオペレータが指でタ
ッチすると、CPU37は、始業点検を行わない旨が選
択されたとみなして、X軸Y軸駆動モータ25,27を
それぞれ駆動させて、キャリッジ83及びキャリッジベ
ース85を原点位置へ復帰させる。
【0056】一方、ステップS137における始業点検
を行うか否かの入力待ち状態のとき、画面上の「行う」
の画像をオペレータが指でタッチすると、CPU37
は、始業点検を行う旨が選択されたとみなして、「始業
点検項目一覧表示」、「項目内容説明表示」、「原点復
帰説明表示」、「段取り項目一覧表示」、及び「項目内
容説明表示」がプッシュキーのキートップに記述された
画面をディスプレイ45の表示画面上に表示させる(ス
テップS141)。
【0057】このとき、オペレータが「始業点検項目一
覧表示」のキー画像を指でタッチすると、複数の始業点
検項目が一覧表示され、さらにある始業点検項目のキー
画像をタッチすると、該当する始業点検項目の内容説明
が表示されて、このとき「終了」キーの画像をタッチす
ると、最初の表示画面に戻る。
【0058】また、オペレータが「原点復帰説明表示」
のキー画像を指でタッチすると、原点復帰手順に関する
内容説明が表示されて、このとき「終了」キーの画像を
タッチすると、最初の表示画面に戻る。
【0059】さらに、オペレータが「段取り項目一覧表
示」のキー画像を指でタッチすると、複数の段取り項目
が一覧表示され、さらにある段取り項目のキー画像をタ
ッチすると、該当する段取り項目の内容説明が表示され
て、この説明内容を見たオペレータが段取りに間違いは
ないと判断して「終了」キーの画像をタッチすると、C
PU37は、始業点検を終了させて次のキー入力を待
ち、このときパンチング加工の開始を指示するスタート
キーが入力されると(ステップS131)、上述の如く
設定された動作手順にしたがってパンチング加工を開始
させる(ステップS133)。
【0060】次に、上述したステップS141における
表示項目のうち、「段取り項目一覧表示」が選択された
際の表示画面について、図10を参照して説明する。
【0061】まず、段取り項目として、「プログラム登
録」、「金型交換」、及び「材料の取り付け」のうち、
「プログラム登録」が選択されると、上述の第2実施形
態において図5を参照して説明した通りの画面がディス
プレイ45の表示画面上に現れる。
【0062】また、「金型交換」が選択されると、交換
対象となる金型に関する情報が一覧表示され、このと
き、さらに「ヘルプ」キーを選択すると、ヘルプ項目が
一覧表示され、このときあるヘルプ項目を選択すると、
該当するヘルプ項目の内容説明が表示される。このとき
表示されるヘルプ項目の内容としては、機械のタレット
回転ボタンの写真や、タレットからの金型の抜き取り又
はセットの説明写真などがあげられる。
【0063】そして、「材料の取り付け」が選択される
と、取り付け対象となる材料に関する材質やサイズ、又
はクランプ位置などの情報が表示され、このとき、さら
に「ヘルプ」キーを選択すると、ヘルプ項目が一覧表示
され、このときあるヘルプ項目を選択すると、該当する
ヘルプ項目の内容説明が表示される。このとき表示され
るヘルプ項目の内容としては、クランプ装置9の移動の
させ方の説明写真や、クランプ装置9を開放する際に用
いられるスイッチの写真などがあげられる。
【0064】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることなく、適宜の変更を加えることにより、
その他の態様で実施することができる。
【0065】すなわち、例えば、本実施形態中のキー表
示形態について、ある操作段階において入力が許容され
るキーを表示させる一方、入力が許容されないキーは表
示させない形態を採用することもできる。また、例え
ば、入力が許容されないキーは薄い色で表示する等、入
力が許容されるキーと識別可能な形態で表示することも
できる。
【0066】また、本発明において、PLCに接続され
る端末装置を、集中監視室などのレーザ加工機から遠く
離れた場所に置いた場合であっても、施設内のLANな
どのネットワーク、又は公衆電話回線等を媒介して、端
末装置のディスプレイの表示画面上に表示された画像を
視認しながら、レーザ加工機の動作状態を遠隔操作によ
り設定することもできる。
【0067】最後に、本発明の実施形態において、レー
ザ加工機及びパンチプレスの動作状態を設定する形態を
例示して説明したが、本発明はこの形態のみに限定され
ることなく、例えば、折り曲げ加工機などの全ての工作
機械の動作状態設定に適用することができることは言う
までもない。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、従来よりあるエキスパートモードによる
キー入力設定操作に加えて、大まかな手順のキー入力設
定操作を許容する新規なビギナーモードを追加し、これ
らの2つのモードを、オペレータの習熟度に応じて切り
替え選択可能に構成したので、熟練者と初心者の双方に
とって、工作機械の動作状態を変位させるための設定操
作を容易に実現することができる。
【0069】また、請求項2の発明によれば、ビギナー
モードが選択されたときの大まかな手順のキー入力操作
を、それぞれの操作段階においてオペレータに対して適
切なキー入力を促す対話方式により達成するようにした
ので、装置の扱いに不慣れな初心者であっても、工作機
械の動作状態を変位させるための設定操作を容易に実現
することができる。
【0070】さらにまた、請求項3の発明によれば、ビ
ギナーモードが選択されたとき、大まかな手順のキー入
力操作により設定される工作機械の動作状態は、エキス
パートモードが選択されたとき、詳細な手順のキー入力
操作により設定される工作機械の動作状態と同等とされ
ているので、装置の扱いに不慣れな初心者であっても、
簡易な操作手順を覚えるだけで、熟練者と同等の工作機
械の動作状態を変位させるための設定操作を容易に実現
することができる。
【0071】さらに、請求項4の発明によれば、従来よ
りあるエキスパートモードによるキー入力設定操作に加
えて、大まかな手順のキー入力設定操作を許容する新規
なビギナーモードを追加し、これらの2つのモードを、
オペレータの習熟度に応じて切り替え選択可能に構成し
たので、熟練者と初心者の双方にとって、工作機械の動
作状態を変位させるための設定操作を容易に実現するこ
とができる。
【0072】しかも、請求項5の発明によれば、第2設
定手段における大まかな手順のキー入力操作を、それぞ
れの操作段階においてオペレータに対して適切なキー入
力を促す対話方式により達成するようにしたので、装置
の扱いに不慣れな初心者であっても、工作機械の動作状
態を変位させるための設定操作を容易に実現することが
できる。
【0073】そして、請求項6の発明によれば、第2設
定手段において設定される工作機械の動作状態は、第1
設定手段において設定される工作機械の動作状態と同等
とされているので、装置の扱いに不慣れな初心者であっ
ても、簡易な操作手順を覚えるだけで、熟練者と同等の
工作機械の動作状態を変位させるための設定操作を容易
に実現することができるというきわめて優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態に係る要部周辺
を示すブロック構成図である。
【図2】図2は、本発明の第1実施形態に係る動作状態
設定時におけるディスプレイの表示画面の一実施形態を
示す図である。
【図3】図3は、本発明の第1実施形態に係る動作フロ
ーチャート図である。
【図4】図4は、本発明の第2実施形態に係る動作フロ
ーチャート図である。
【図5】図5は、本発明の第2実施形態に係る動作状態
設定手順の説明に供する図である。
【図6】図6は、本発明の第1乃至第2実施形態に係る
レーザ加工機の全体構成を示す斜視図である。
【図7】図7は、本発明の第3実施形態に係る要部周辺
を示すブロック構成図である。
【図8】図8は、本発明の第3実施形態に係る動作フロ
ーチャート図である。
【図9】図9は、本発明の第3実施形態に係る動作フロ
ーチャート図である。
【図10】図10は、本発明の第3実施形態に係る動作
状態設定手順の説明に供する図である。
【図11】図11は、本発明の第3実施形態に係るパン
チプレスの全体構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 3 ベッド 5 ガイドレール 7 ワークテーブル 9 ワーククランプ装置 11 門型フレーム 13 ガイドレール 15 Y軸キャレッジ 17 レーザ加工ヘッド 19 レーザノズル 21 NC制御装置 23 ブラケット 25 X軸駆動モータ 27 Y軸駆動モータ 28 Z軸駆動モータ 29 I/O 31 パラレル伝送ケーブル 33 プログラマブル・ロジック・コントローラ(PL
C) 35 双方向通信インターフェース 37 CPU 39 ROM 41 RAM 43 VRAM 45 ディスプレイ 47 タッチスクリーン 48 習熟モード選択キー 49 見出しキー 51 副次キー 61 T軸駆動モータ 63 LS1 65 LS2 67 金型情報ファイル 69 加工プログラムファイル 81 パンチプレス 83 キャリッジ 85 キャリッジベース 87 上タレット 89 下タレット 91 パンチ 93 ダイ 95 ラム W ワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれに相互に異なる機能が割り当て
    られた複数のキーを備え、該複数のキーのうち、所望の
    キーが入力操作されたとき、該キー入力に従う状態に変
    位させる如く工作機械の動作状態を設定する工作機械の
    動作状態設定方法であって、 前記複数のキーは、熟練者向けの詳細な手順のキー入力
    操作を要求するエキスパートモードと、初心者向けの大
    まかな手順のキー入力操作を要求するビギナーモードと
    を切り替え選択可能とする習熟モード選択キーを少なく
    とも含み、 前記習熟モード選択キーによって前記エキスパートモー
    ドが選択されたとき、前記詳細な手順のキー入力操作に
    従う状態に変位させる如く工作機械の動作状態を設定す
    る一方、 前記習熟モード選択キーによって前記ビギナーモードが
    選択されたとき、前記大まかな手順のキー入力操作に従
    う状態に変位させる如く工作機械の動作状態を設定する
    ことを特徴とする工作機械の動作状態設定方法。
  2. 【請求項2】 前記ビギナーモードが選択されたときの
    前記大まかな手順のキー入力操作は、それぞれの操作段
    階においてオペレータに対して適切なキー入力を促す対
    話方式により達成されることを特徴とする請求項1に記
    載の工作機械の動作状態設定方法。
  3. 【請求項3】 前記ビギナーモードが選択されたとき、
    前記大まかな手順のキー入力操作により設定される工作
    機械の動作状態は、前記エキスパートモードが選択され
    たとき、前記詳細な手順のキー入力操作により設定され
    る工作機械の動作状態と同等であることを特徴とする請
    求項1乃至2に記載の工作機械の動作状態設定方法。
  4. 【請求項4】 それぞれに相互に異なる機能が割り当て
    られた複数のキーを備え、該複数のキーのうち、所望の
    キーが入力操作されたとき、該キー入力に従う状態に変
    位させる如く工作機械の動作状態を設定する工作機械の
    動作状態設定装置であって、 前記複数のキーは、熟練者向けの詳細な手順のキー入力
    操作を要求するエキスパートモードと、初心者向けの大
    まかな手順のキー入力操作を要求するビギナーモードと
    を切り替え選択可能とする習熟モード選択キーを少なく
    とも含み、 前記習熟モード選択キーによって前記エキスパートモー
    ドが選択されたとき、前記詳細な手順のキー入力操作に
    従う状態に変位させる如く工作機械の動作状態を設定す
    る第1設定手段と、 前記習熟モード選択キーによって前記ビギナーモードが
    選択されたとき、前記大まかな手順のキー入力操作に従
    う状態に変位させる如く工作機械の動作状態を設定する
    第2設定手段と、 を備えてなることを特徴とする工作機械の動作状態設定
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第2設定手段における前記大まかな
    手順のキー入力操作は、それぞれの操作段階においてオ
    ペレータに対して適切なキー入力を促す対話方式により
    達成されることを特徴とする請求項4に記載の工作機械
    の動作状態設定装置。
  6. 【請求項6】 前記第2設定手段において設定される工
    作機械の動作状態は、前記第1設定手段において設定さ
    れる工作機械の動作状態と同等であることを特徴とする
    請求項4乃至5に記載の工作機械の動作状態設定装置。
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