JPH1071284A - 金型を用いた一体発泡成形方法 - Google Patents

金型を用いた一体発泡成形方法

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JPH1071284A
JPH1071284A JP8230441A JP23044196A JPH1071284A JP H1071284 A JPH1071284 A JP H1071284A JP 8230441 A JP8230441 A JP 8230441A JP 23044196 A JP23044196 A JP 23044196A JP H1071284 A JPH1071284 A JP H1071284A
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JP
Japan
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mold
cavity
liquid
dispersing means
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JP8230441A
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Yutaka Sakamoto
豊 坂本
Shigeki Wagata
茂樹 我田
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Delta Kogyo Co Ltd
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Delta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡製品の硬さの不均一を確実に防止できる
ようにする。 【解決手段】 発泡製品の外形に対応したキャビティ2
1を有し、かつ、上面部に上部開口22を備えた下型2
と、ウレタン系の液状原料Lを装填するための原料装填
孔31を有し、かつ、キャビティ21内に原料装填孔3
1を閉止する上型とからなる金型1を用い、上型3で下
型2の原料装填孔31を閉止した状態でフレーム4の装
填されたキャビティ21内に液状原料Lを装填して発泡
させることにより発泡製品を成形する金型1を用いた一
体発泡成形方法において、キャビティ21内に液状原料
Lを装填するに際し、液状原料Lを原料装填孔31に設
けた原料分散手段5によって分散させた状態でキャビテ
ィ21内に導くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予めキャビティに
フレームが装着れた金型内に発泡性合成樹脂の液状原料
を装填して発泡処理を施すことにより、フレームと発泡
体とで発泡製品を製造する金型を用いた一体発泡成形方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すような金型を用いて自
動車用のヘッドレストを製造する一体発泡成形方法が知
られている。この図に示すように、金型100は、内部
にキャビティ100aの形成された下型101と、この
下型101の上部開口103を閉止する上型102とを
備えて形成されている。上記上型102には中央部に上
下に貫通した発泡性合成樹脂の原料をキャビティ100
a内に装填するための原料装填孔104が穿設されてい
るとともに、フレーム105のポール106を挿通する
挿通孔107が穿設されている。
【0003】そして、一体発泡成形を行うに当っては、
まずキャビティ100a内に予め織製品が内張りされた
表皮109が装着される。ついで上型102の裏面側か
らポール106が挿通孔107に通された状態でフレー
ム5が上型102に固定され、この上型102によって
下型101の上部開口103が閉止される。この状態で
発泡性合成樹脂の液状原料200が上記原料装填孔10
4を通してキャビティ100a内に加圧注入される。こ
の原料注入が終わってから原料装填孔104が蓋体10
8によって閉止され、所定の発泡処理が施されることに
より、フレーム105が埋設された発泡製品であるヘッ
ドレストが得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の一体発泡成形方法においては、液状原料200
が原料装填孔104を通してキャビティ100a内に加
圧注入されるに際し、勢いよく注入された液状原料20
0は、図5に矢印で示すように、まずキャビティ100
a底部の表皮109に衝突し、衝突部分の内張り織製品
が他の部分よりも多く液状原料200を吸収した状態に
なる。また、衝突によって跳ね返った液状原料200
は、キャビティ100aの上方隅部に衝突し、この部分
の表皮109にも多く吸収された状態になる。
【0005】従って、以後の発泡処理時に上記衝突部分
が多めの液状原料200によって他の部分よりも硬くな
り、結局、得られたヘッドレストは硬さが一様ではなく
なり、使用時に異物感を与えるとい問題点を有してい
た。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、発泡製品の硬さの不均一を
確実に防止することができる金型を用いた一体発泡成形
方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
金型を用いた一体発泡成形方法は、発泡製品の外形に対
応したキャビティを有し、かつ、上面部に開口を備えた
下型と、発泡性合成樹脂の液状原料を装填するための原
料装填孔を有し、かつ、上記開口を閉止する上型とから
なる金型を用い、上記上型にフレームを装着するととも
に、上記下型のキャビティに表皮を装着し、フレームを
表皮内に挿入した状態で上型により下型の開口を閉止
し、キャビティ内の表皮に囲まれた空間に上記液状原料
を原料装填孔を通して装填し、発泡させることにより発
泡製品を成形する金型を用いた一体発泡成形方法におい
て、上記液状原料を分散させる原料分散手段を上記原料
装填孔に設け、上記液状原料を上記原料装填孔を通して
上記空間に装填する過程で上記原料分散手段により原料
を分散させることを特徴とするものである。
【0008】この金型を用いた一体発泡成形方法によれ
ば、発泡性合成樹脂の液状原料は、原料装填の過程で原
料装填孔に設けられた原料分散手段により分散された状
態でキャビティに装填された表皮内に注入されるため、
表皮の特定の部分に液状原料が集中的に供給され、これ
による液状原料の表皮の特定部分への衝突によってその
部分に液状原料が他の部分よりも多く浸透し、その結
果、表皮内に発泡体が形成された状態で特定部分が他の
部分よりも硬くなるという不都合が回避される。
【0009】本発明の請求項2記載の金型を用いた一体
発泡成形方法は、請求項1記載の金型を用いた一体発泡
成形方法において、上記原料分散手段は、上記原料装填
孔を横断する棒状体によって形成されていることを特徴
とするものである。
【0010】この金型を用いた一体発泡成形方法によれ
ば、原料装填孔は、それを横断する棒状体によって複数
に分割されているため、原料装填孔に供給された液状原
料は、棒状体によって分割されたそれぞれの隙間を通っ
て分散された状態でキャビティ内の表皮に供給される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一体発泡成形方
法に適用される金型の第1実施形態を示す断面略図であ
り、キャビティ内に発泡性合成樹脂の液状原料Lが装填
されつつある状態を示している。この図に示すように、
金型1は、下型2と上型3とから構成されている。下型
2は、内部にヘッドレストの外形に対応した立体形状を
有するキャビティ21を有しているとともに、上面部に
上記上型3を嵌め込むための上部開口22を備えてい
る。この上部開口22は、下窄みになるように内周面が
傾斜している。このような下型2は、左右一対の分割金
型2aからなり、各分割金型2aは、底部に設けられた
蝶番23によって互いに結合され、かつ、蝶番軸23a
回りに相対回動可能になっている。上記キャビティ21
内にはヘッドレストの表皮6が装着される。
【0012】上記液状原料Lは、本実施形態において
は、ポリオール、ジイソシアネートおよび所定の発泡剤
等からなる、いわゆるウレタン樹脂系のものが採用され
ている。ポリオールとジイソシアネートとは金型1に注
入される直前に図略のミキシングヘッドで混合されて液
状原料Lとなりキャビティ21内に注入される。注入さ
れた液状原料Lは、時間の経過に従って特に加熱される
ことなく常温で発泡する。
【0013】上記表皮6は、表面側の軟質の合成樹脂製
のシート体からなる合成樹脂層61と、この合成樹脂層
61の裏面側に積層された織製品からなる織製品層62
とからなる二層構造を備えて形成され、これによって表
面側が滑らかな外観を呈するとともに、裏面側が液状原
料Lの織製品層62内への浸透によって液状原料Lの発
泡により形成されるパッド材に合体し易くなるようにし
ている。
【0014】上記上型3は、中央部に発泡性合成樹脂の
液状原料Lを通過させるための漏斗形状の原料装填孔3
1を有しているとともに、原料装填孔31から外れた部
分にフレーム4のポール41を挿通するためのポール挿
通孔32を有している。このような上型3は、上記上部
開口22の内周面に摺接する外周面を有しているととも
に、一方の側部の上縁部が蝶番33を介して下型2に結
合され、蝶番軸33a回りに正逆回動することによって
下型2の上部開口22を開閉し得るようになっている。
また、上記原料装填孔31は、蓋体34の着脱によって
開閉されるようになっており、蓋体34によって原料装
填孔31が閉止された状態で、下型2の上部開口22を
上型3によって閉止することにより、上型3の外周面が
下型2の上部開口22の内周面に当接し、これによって
キャビティ21内の機密性が確保されるようになってい
る。そして、本発明においては、上型3には原料装填孔
31の下部に原料装填孔31を横断するように原料分散
手段5が設けられている。
【0015】図2は、上型3の一部切欠き部分斜視図で
あり、(イ)は第1実施形態の原料分散手段5が設けら
れた状態、(ロ)は第2実施形態の原料分散手段5が設
けられた状態をそれぞれ示している。
【0016】第1実施形態の原料分散手段5は、図2の
(イ)に示すように、角柱体(棒状体)51によって形
成されている。この角柱体51は、下端部において原料
装填孔31を平面視で二つに分けるように、原料装填孔
31の内壁面間に架橋されている。そして、原料装填孔
31に供給された液状原料Lは、この角柱体51によっ
て二分されてキャビティ21(図1)内に注入されるよ
うにしている。
【0017】第2実施形態の原料分散手段5は、図2の
(ロ)に示すように、断面視で二等辺三角形状の三角柱
体52によって形成されている。この三角柱体52も原
料装填孔31の互いに対向した内壁面間に頂点が頂部に
位置する状態で架橋されている。原料分散手段5を三角
柱体52にすることによって頂点が分水嶺の役割を果た
し、キャビティ21に注入される液状原料Lの二分割が
より均等に行われ得るようになる。
【0018】図3は、第1実施形態の原料分散手段5
(角柱体51)を有する金型1を用いたヘッドレストの
製造工程を説明するための説明図であり、(イ)は表皮
およびフレーム装着工程、(ロ)は液状原料注入工程、
(ハ)は発泡工程をそれぞれ示している。
【0019】まず、表皮およびフレーム装着工程におい
ては、図3の(イ)に示すように、蝶番軸33a回りの
反時計方向の回動によって開放された上型3のポール挿
通孔32にポール41を挿通して係止金具42で固定す
ることによりフレーム4を上型3に装着するとともに、
右方の分割金型2aを蝶番軸23a回りの時計方向の回
動によって開放された下型2のキャビティ21に表皮6
を装着する。ついで、右方の分割金型2aを蝶番軸23
a回りに反時計方向に回動して下型2を閉じるととも
に、上型3を蝶番軸33a回りに時計方向に回動して下
型2の上部開口22を閉止することにより、図3の
(ロ)に示すように、フレーム4および表皮6が金型1
に装着された状態になる。
【0020】そして、この状態で所定圧に設定された液
状原料Lが原料装填孔31を通してキャビティ21内に
注入する液状原料注入工程が実行される。この注入工程
においては、原料装填孔31を通る液状原料Lは、その
下部に設けられた原料分散手段5によって二分されてキ
ャビティ21内に導入され、表皮6の内張り品である織
製品層62(図1)の左右の表面に誘導された状態で、
図3の(ロ)に示すように、底部に溜る。
【0021】ついで、所定量の液状原料Lがキャビティ
21内に装填された後、蓋体34によって原料装填孔3
1が閉止され、図3の(ハ)に示す発泡工程が実行され
る。この発泡工程においては、液状原料L中のポリオー
ルとジイソシアネートとが発泡材の助けをかりて常温で
発泡し、この発泡によって形成した発泡体が表皮6内に
充満することによって、発泡体にフレーム4が埋設さ
れ、かつ、表皮6が発泡体と一体になったヘッドレスト
がキャビティ21内に形成される。所定の発泡時間が経
過した後、上型3を開放するとともに下型2を二分割す
ることによってヘッドレストが金型1から取り出され
る。
【0022】そして、本発明においては、液状原料Lは
原料装填孔31を通過するに際し、原料分散手段5によ
って二分されてキャビティ21に装着された表皮6内に
供給されるため、原料分散手段5が設けられていない場
合には液状原料Lが表皮6の内底部に直接衝突してこの
部分の織製品層62に液状原料Lが過剰に侵入し、これ
によって発泡処理後に上記衝突部分が他の部分よりも硬
くなるという不都合が生じることはなく、ヘッドレスト
は均一な硬さになる。
【0023】図4は、原料分散手段の他の実施形態を示
す平面図であり、(イ)は第3実施形態の原料分散手段
5b、(ロ)は第4実施形態の原料分散手段5c、
(ハ)は第5実施形態の原料分散手段5dをそれぞれ示
している。
【0024】第3実施形態の原料分散手段5bは、図4
の(イ)に示すように、角柱体51が三叉状に組み付け
られて形成さている。各角柱体51間の角度はそれぞれ
120°に角度設定されている。従って、この原料分散
手段5bを用いると、原料装填孔31に供給された液状
原料Lは、原料分散手段5bによって略3等分された状
態でキャビティ21内に注入されるため、液状原料Lは
キャビティ21内で2等分された場合よりも良好に分散
し、これによって表皮6が部分的に硬くなる度合いが減
少する。
【0025】また、第4実施形態の原料分散手段5c
は、図4の(ロ)に示すように、角柱体51が十文字状
に交差して組み付けられて形成さている。各角柱体51
間の角度はそれぞれ90°に角度設定されている。従っ
て、この原料分散手段5cを用いると、原料装填孔31
に供給された液状原料Lは、原料分散手段5cによって
略4等分された状態でキャビティ21内に注入されるた
め、液状原料Lはキャビティ21内で3等分された場合
よりも良好に分散し、これによって表皮6が部分的に硬
くなる度合いがさらに減少する。
【0026】また、第5実施形態の原料分散手段5d
は、図4の(ハ)に示すように、原料装填孔31に調節
された網体53と、この網体53の中央部に上方に向か
って突設された円錐体54とを備えて形成されている。
網体53の網目53aのメッシュ寸法は、数mm平方に
設定され、円錐体54の底面の直径は網目53aの一辺
の長さ寸法よりも若干大きく設定されている。そして、
原料装填孔31の中央部分に加圧供給された液状原料L
は、まず原料装填孔31内で円錐体54によって四方に
分散され、さらに網体53によって分散された状態でキ
ャビティ21内に供給されるようにしている。第5実施
形態の原料分散手段5dは、このような網体53と円錐
体54とによってキャビティ21内での液状原料Lをよ
り良好に分散させることができる。
【0027】なお、上記第3および第4実施形態におい
ては、原料分散手段5b,5cとして角柱体51を用い
たが、角柱体51に代えて三角柱体52を用いてもよ
い。
【0028】本発明は、以上の実施形態に限定されるも
のではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0029】(1)上記の実施形態においては、発泡性
合成樹脂としてウレタン樹脂系のものを適用したが、本
発明は、発泡性合成樹脂がウレタン樹脂系のものである
ことに限定されるものではなく、ポリスチレン系のも
の、ポリエチレン系のもの、ポリビニルクロライド系の
もの等をも適用することが可能である。
【0030】(2)上記の実施形態においては、原料分
散手段5,5b,5cは角柱体51等の棒状体によって
形成され、この棒状体の組み合わせで原料装填孔31が
平面視で2〜4等分されるようにしているが、こうする
代わりに5等分以上に分割してもよい。こうすることに
よって液状原料Lのキャビティ21内での分散がより良
好に行われる。
【0031】(3)上記の実施形態においては、原料分
散手段5,5b,5cは角柱体51等によって形成さ
れ、原料装填孔31を横断するように角柱体51等を配
設することによってキャビティ21内に注入される液状
原料Lを分散させるようにしているが、原料分散手段と
して固定された角柱体51を用いる代わりに垂直軸回り
に回転する羽根車を原料装填孔31に設け、液状原料L
のキャビティ21への注入時にこの羽根車を垂直軸回り
に回転させることによって液状原料Lを分散させつつキ
ャビティ21内に供給するようにしてもよい。こうする
ことによって液状原料Lのキャビティ21内への分散供
給がさらに向上する。
【0032】(4)上記の実施形態においては、原料分
散手段5,5b,5cは角柱体51または三角柱体52
が用いられているが、角柱体51や三角柱体52に代え
て円柱体や楕円柱体、あるいは多角柱体を採用してもよ
い。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の金型を用いた一
体発泡成形方法によれば、発泡性合成樹脂の液状原料は
原料装填孔に設けられた原料分散手段によって分散され
た状態でキャビティに装填された表皮内に注入されるた
め、表皮の特定の部分に液状原料が集中的に供給され、
これによる液状原料の表皮の特定部分への衝突によって
その部分に液状原料が他の部分よりも多く浸透し、その
結果、表皮内に発泡体が形成された状態で特定部分が他
の部分よりも硬くなるという不都合を回避することがで
きる。従って、得られた発泡製品は、その表面の硬さが
不均一になるという不都合が確実に回避され、商品価値
の向上を図る上で有効である。
【0034】本発明の請求項2記載の金型を用いた一体
発泡成形方法によれば、原料分散手段として原料装填孔
を横断するように棒状体を設けたため、原料装填孔は棒
状体によって複数に分割された状態になり、原料装填孔
に供給された液状原料を、棒状体によって分割されたそ
れぞれの隙間を通って分散された状態でキャビティ内の
表皮に供給することができる。このように原料分散手段
は、原料装填孔を区切るように単に棒状体を設けるだけ
で形成されているため、構造的に非常に単純であり、原
料分散手段の製造コストを安価に抑える上で有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一体発泡成形方法に適用される金型の
第1実施形態を示す断面略図である。
【図2】上型の一部切欠き部分斜視図であり、(イ)は
第1実施形態の原料分散手段が設けられた状態、(ロ)
は第2実施形態の原料分散手段が設けられた状態をそれ
ぞれ示している。
【図3】第1実施形態の金型を用いたヘッドレストの製
造工程を説明するための説明図であり、(イ)は表皮お
よびフレーム装着工程、(ロ)は液状原料注入工程、
(ハ)は発泡工程をそれぞれ示している。
【図4】原料分散手段の他の実施形態を示す平面図であ
り、(イ)は第3実施形態の原料分散手段、(ロ)は第
4実施形態の原料分散手段、(ハ)は第5実施形態の原
料分散手段をそれぞれ示している。
【図5】従来の一体発泡成形方法に適用される金型の一
例を示す断面略図である。
【符号の説明】
1 金型 2 下型 2a 分割金型 21 キャビティ 22 上部開口 23 蝶番 23a 蝶番軸 3 上型 31 原料装填孔 32 ポール挿通孔 33 蝶番 34 蓋体 4 フレーム 41 ポール 42 係止金具 43 突片 5 原料分散手段 51 角柱体 52 三角柱体 6 表皮 61 合成樹脂層 62 織製品層 L 液状原料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡製品の外形に対応したキャビティを
    有し、かつ、上面部に開口を備えた下型と、発泡性合成
    樹脂の液状原料を装填するための原料装填孔を有し、か
    つ、上記開口を閉止する上型とからなる金型を用い、上
    記上型にフレームを装着するとともに、上記下型のキャ
    ビティに表皮を装着し、フレームを表皮内に挿入した状
    態で上型により下型の開口を閉止し、キャビティ内の表
    皮に囲まれた空間に上記液状原料を原料装填孔を通して
    装填し、発泡させることにより発泡製品を成形する金型
    を用いた一体発泡成形方法において、上記液状原料を分
    散させる原料分散手段を上記原料装填孔に設け、上記液
    状原料を上記原料装填孔を通して上記空間に装填する過
    程で上記原料分散手段により原料を分散させることを特
    徴とする金型を用いた一体発泡成形方法。
  2. 【請求項2】 上記原料分散手段は、上記原料装填孔を
    横断する棒状体によって形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の金型を用いた一体発泡成形方法。
JP8230441A 1996-08-30 1996-08-30 金型を用いた一体発泡成形方法 Withdrawn JPH1071284A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228827A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Inoac Corp ヘッドレストおよびその製造方法
JP2019123302A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 株式会社タチエス 車両用シートおよびヘッドレストの製造方法
JP2020162904A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 東海化成工業株式会社 発泡成形体
WO2023247877A1 (fr) * 2022-06-20 2023-12-28 Queirel Joel Procede pour realiser une paroi, paroi comportant une pluralite d'elements de construction et moule pour realiser un element de construction

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