JPH1071241A - 遊技装置 - Google Patents

遊技装置

Info

Publication number
JPH1071241A
JPH1071241A JP8228542A JP22854296A JPH1071241A JP H1071241 A JPH1071241 A JP H1071241A JP 8228542 A JP8228542 A JP 8228542A JP 22854296 A JP22854296 A JP 22854296A JP H1071241 A JPH1071241 A JP H1071241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
game
illuminance
player
privilege
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8228542A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Ioki
定男 井置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP8228542A priority Critical patent/JPH1071241A/ja
Publication of JPH1071241A publication Critical patent/JPH1071241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示データを増やすことなく、表示画面の焼
き付きを防止すると共に、遊技表示の表現力を高める。 【解決手段】 遊技領域に設けられ、遊技者に特典を付
与するか否かに関連する遊技表示等を行う表示領域10
を備えた遊技装置において、遊技状態に基づいて前記表
示領域10の表示照度を可変とする自動照度可変手段4
0,38を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技者に特典を
付与するか否かに関連する遊技表示を行う表示領域を備
えた遊技装置に関し、詳しくはその表示領域の表示照度
ならびに表示領域以外の装飾領域の装飾光量の制御に関
する。
【0002】
【従来の技術】遊技者に特典を付与するか否かに関連す
る遊技表示を行う表示装置(LCD…液晶表示器、CR
T…ブラウン管等)を備えた遊技装置がある。
【0003】この表示装置は、種々の表示、装飾表示が
可能であり、遊技における図柄等(キャラクタ等)を多
数用意して、ストーリーを付けて表示することで、遊技
への興趣を高めている。
【0004】また、表示装置の表示に関連して、遊技盤
面に設けているランプ、LED等の発光源を所定のパタ
ーンで点滅または点灯して、遊技の装飾効果をより高め
ている。
【0005】なお、表示装置には、遊技が行われていな
い場合、呼び込み画面として、特定の表示パターンが表
示されている。これは、大部分が当該遊技装置の遊技内
容の趣旨に沿った画像になっており、背景画等を固定表
示し、その背景画の前面にキャラクタ等が動作するもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような表示装置の
画像情報の容量に規制はないが、キャラクタ等、種々の
画像を表示するために大容量のメモリを設ければ、その
分遊技装置(表示制御装置)のコストが上がる。
【0007】また、遊技者に特典を付与する特典遊技
(大当たり遊技)を発生する可能性の高いいわゆるリー
チ遊技および大当たり遊技等の遊技者に有利な遊技状態
の場合には、表示装置の表示が華やかに(表現が豊か
に)なり、かつ遊技盤面に設けたランプ、LED等の発
光源も華やかな点灯、点滅を行うようになっているが、
この場合遊技盤全体が華やかになるものの、表示装置の
ストーリー性に富んだ表現が目立たなくなってしまうこ
とがある。
【0008】また、表示装置は、営業中は常に表示を行
っており、例えば1日遊技者がつかず遊技が行われなけ
れば、その間表示装置は一定の画像を表示していること
になり、画像の焼き付けが起こる可能性がある。そのた
め、パソコン等で行われているスクリーンセーバー機能
が考えられるが、遊技者が遊技装置を選ぶ場合に、遊技
盤面を眺めながら選択するので、表示装置には常に遊技
者を引き付けるための当該遊技装置の内容(呼び込み画
像)を表示する必要があり、また呼び込み画像にスクリ
ーンセーバー機能を持たせるのでは、表示データが増え
過ぎてしまい、適用は難しい。
【0009】また、最近の遊技者は長時間遊技を継続す
る場合があるが、表示装置の画面は一定の明るさに設定
してあるため、長時間遊技を行った場合、目が疲れてく
る。また、遊技者によっては、表示装置の適切な明るさ
の度合が異なるのである。
【0010】この発明は、このような問題点を解決で
き、表示装置の図柄等のデータを増やすことなく表示に
抑揚を持たせてアピール性を高めた遊技装置を提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、遊技領域
に設けられ、遊技者に特典を付与するか否かに関連する
遊技表示等を行う表示領域を備えた遊技装置において、
遊技状態に基づいて前記表示領域の表示照度を可変とす
る自動照度可変手段を備える。
【0012】第2の発明は、自動照度可変手段は、遊技
者に特典を付与する特典遊技および特典遊技を発生する
可能性の高いリーチ遊技を除く通常遊技中ならびに呼び
込み表示中は、表示領域の表示照度を低くする。
【0013】第3の発明は、自動照度可変手段は、遊技
者に特典を付与する特典遊技中は表示領域の表示照度を
高く、特典遊技を発生する可能性の高いリーチ遊技中は
表示領域の表示照度を中にする。
【0014】第4の発明は、自動照度可変手段は、遊技
者に特典を付与する特典遊技の発生確率の変動中にある
ときもしくは遊技者に特典を付与するか否かに関連する
遊技の遊技時間の短縮中にあるときは、表示領域の表示
照度を高くする。
【0015】第5の発明は、遊技領域に設けられ、遊技
者に特典を付与するか否かに関連する遊技表示等を行う
表示領域を備えた遊技装置において、遊技者の操作に基
づいて前記表示領域の表示照度を可変とする手動照度可
変装置を備える。
【0016】第6の発明は、遊技領域に遊技者に特典を
付与するか否かに関連する遊技表示等を行う表示領域を
備え、表示領域以外に設けられる装飾領域に装飾表示手
段を有する遊技装置において、前記装飾表示手段の駆動
と表示領域の表示照度とを関連制御する表示光制御手段
を備える。
【0017】第7の発明は、表示光制御手段は、遊技状
態に基づいて装飾表示手段の駆動と表示領域の表示照度
とを制御する。
【0018】第8の発明は、表示光制御手段は、遊技者
に特典を付与する特典遊技および特典遊技を発生する可
能性の高いリーチ遊技を除く通常遊技中ならびに呼び込
み表示中は、表示領域の表示照度を低く、装飾表示手段
の装飾光量を少なくするように制御する。
【0019】第9の発明は、表示光制御手段は、遊技者
に特典を付与する特典遊技中は表示領域の表示照度を中
に、装飾表示手段の装飾光量を多くするように制御す
る。
【0020】第10の発明は、表示光制御手段は、遊技
者に特典を付与する特典遊技を発生する可能性の高いリ
ーチ遊技中は表示領域の表示照度を高く、装飾表示手段
の装飾光量を少なくするように制御する。
【0021】
【作用】遊技状態によって遊技者に特典を付与するか否
かに関連する遊技表示の表示照度が変わり、したがって
遊技表示に感覚的に変化を持たせることができ、表現力
が高まる。
【0022】通常遊技中ならびに呼び込み表示中、表示
照度を低くするので、表示画面の焼き付きを防止でき
る。リーチ遊技、特典遊技にしたがって表示照度を高く
するので、ストーリーの高い表現力を確保できる。
【0023】遊技者の好みの照度に設定できる。遊技表
示の表示照度と装飾領域の装飾表示とを関連制御するの
で、表現力が一層を高まる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】図1は遊技装置(パチンコ機)1の前面斜
視図で、遊技装置1の前面枠には遊技盤2が配設され、
遊技盤2は前面枠に取付けられたカバーガラス3により
覆われる。
【0026】遊技装置1の前面枠の上部には大当たり等
のパイロットランプ4等が配設され、前面枠の下部には
遊技媒体としての遊技球(パチンコ球)の供給皿5、受
け皿6、供給皿5からの遊技球を1個ずつ遊技領域へ打
ち出す打球発射装置の操作部7等が配設される。
【0027】遊技盤2の表面には、図2のようにガイド
レール8で囲われた遊技領域のほぼ中央に遊技画像等を
表示する画像表示装置10が配設される。画像表示装置
10は、例えばLCD(液晶表示器)、CRT(ブラウ
ン管)等から構成される(本実施形態ではLCDを用い
ている)。画像表示装置10の下方に変動入賞装置11
が配設される。
【0028】変動入賞装置11の直上方には電動チュー
リップ式の始動口12が配設され、始動口12には入賞
球を検出する始動スイッチが設けられる。
【0029】始動口12への遊技球の入賞(入賞記憶)
に基づき、画像表示装置10の画像遊技(複数の識別情
報の可変表示等)が開始され、その画像遊技が所定の態
様で停止すると、大当たり遊技が発生される。大当たり
遊技が発生すると、変動入賞装置11が所定期間、球を
受け入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から球を受
け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変換され
る。
【0030】始動口12の入賞記憶は、画像表示装置1
0の上部の記憶表示部(LED)14に表示される。変
動入賞装置11内には、入賞球数をカウントするカウン
トスイッチならびに継続入賞口への入賞球を検出する継
続スイッチが設けられる。
【0031】変動入賞装置11の下方には、7セグメン
トLEDからなる表示器15(普図)が配設され、表示
器15の回りには、遊技領域に設けた通過口21の遊技
球の通過を普図始動記憶として表示する普図記憶表示部
16が設けられる。
【0032】20、22は一般入賞口、23は遊技球の
転動誘導部材としての風車を示し、一般入賞口20の左
右、画像表示装置10の上方、遊技領域の左右、表示器
15の左右、一般入賞口22の下部等にはそれぞれ装飾
用のランプ・LED24〜28が配設される。
【0033】遊技装置1の片側には、カード式の玉貸機
30が付設される。玉貸機30のカード挿入部31へ所
定のカードを挿入した状態で、遊技装置1の供給皿5に
設けられた操作パネル32部の玉貸スイッチ33を押す
と、カードの残度の範囲で玉貸スイッチ33の1回の操
作につき所定数の貸し球が、遊技装置1裏面の排出装置
34を介して供給皿5に排出される。
【0034】遊技装置1の裏側には、図3のように球貯
留タンク35、球貯留タンク35の球を排出装置34に
誘導する誘導樋36、排出装置34を制御する排出制御
装置37、遊技盤2の変動入賞装置11、各ランプ、L
EDおよび表示制御装置38を介して画像表示装置10
等を制御する役物制御装置(遊技制御装置)40、打球
発射装置の発射制御装置41等が配設される。
【0035】遊技盤2から入賞球が入賞球排出ユニット
(図示しない)に送られると、排出制御装置37によっ
て排出装置34が駆動され、排出装置34から入賞球に
基づく所定数の球が賞品球として供給皿5に排出され
る。
【0036】玉貸機30から玉貸し要求があると、排出
制御装置37によって排出装置34が駆動され、排出装
置34から要求に基づく所定数の球が貸し球として供給
皿5に排出される。
【0037】役物制御装置40は、CPU、ROM、R
AM、入力ポート、出力ポート等から構成され、ROM
に格納したプログラムおよび始動口12の始動スイッ
チ、変動入賞装置11内のカウントスイッチ、継続スイ
ッチ等からの信号に基づいて、表示制御装置38に表示
制御信号(モード信号、データ信号等)を送ると共に、
記憶表示部(LED)14、変動入賞装置11、装飾用
のランプ・LED24〜28を制御する。
【0038】表示制御装置38は、図4のようにCPU
44、ROM45、RAM46、DMAC(ダイレクト
メモリアクセスコントローラ)47、インターフェイス
48、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)50、
画像表示装置(LCD)10の画像データを格納したフ
ォントROM51、D/A変換回路52、γ補正回路5
3、クロック54等から構成され、役物制御装置40か
らの表示制御信号に基づいて、画像表示装置10の画像
を制御する。
【0039】CPU44は、役物制御装置40から表示
制御信号が送られると、インターフェイス48を介して
通信割り込みを受けて、その表示情報の読み込みを行
い、その表示情報に基づいた画面情報を作成し、RAM
46に記憶する。この画面情報に基づき、VDP50が
フォントROM51の該当画像データを取り込み、画像
表示装置10の画面の水平走査、垂直走査を行って、画
像表示装置10に所定の画像を表示する。
【0040】γ補正回路53は、画像表示装置10の信
号電圧に対する照度の非線形特性を補正して、画像表示
装置10の表示照度を調整する。これは、CPU44
が、デジタル信号をD/A変換回路52を介してアナロ
グ出力に変換して、γ補正回路53の図示しない共通カ
ットオフ調整制御端子または共通ドライブ調整制御端子
に入力すると共に、デジタル信号を基にその入力電圧を
変えることで、γ補正回路53のカットオフレベルまた
はドライブレベルを調整して、画像表示装置10の表示
照度を設定する。即ち、前記表示情報に基づき、CPU
44がD/A変換するデジタル信号を設定して、画像表
示装置10の表示照度を低または中または高に設定す
る。
【0041】次に、役物制御装置40、表示制御装置3
8の動作内容を図5〜図7のフローチャートに基づいて
説明する。
【0042】役物制御装置40は、図5のように電源投
入によって初期化処理を行うと、賞球制御処理、乱数更
新処理、スイッチ入力処理、遊技状態に基づく通常処
理、図柄変動処理、大当たり処理、ハズレ処理、普図普
電処理、ソレノイド・外部情報処理、ランプ・LED処
理、出力処理、データ転送処理、音出力処理、不正監視
・不正処理を実行する(1.01〜1.17)。
【0043】賞球制御処理は、入賞球があると、それに
該当する賞球数を排出制御装置37に送信するものであ
り、それに基づき排出制御装置37は排出装置34から
所定数の賞品球を排出するように制御する。
【0044】乱数更新処理は、大当たり確率、画像表示
装置10の画像遊技の停止態様を定める乱数を更新す
る。
【0045】スイッチ入力処理は、各スイッチの入力を
読み込むと共に、始動スイッチの入力があると、これを
始動記憶として所定数記憶して、記憶毎に前記乱数を抽
出する。
【0046】始動記憶がないときは、通常処理に入り、
画像表示装置10に遊技の概要を表す所定の呼び込み画
像を表示するように制御する。また、画像表示装置10
の表示照度を低くするように制御する。
【0047】始動記憶があると、前記抽出乱数を基に、
大当たりか否かならびに画像表示装置10の画像遊技の
停止態様を決定して、図柄変動処理に入り、画像表示装
置10の画像遊技つまり複数の図柄(識別情報)の可変
表示を開始するように制御する。
【0048】この後、所定時間経過すると、その複数の
図柄の可変表示を順に停止していくが、この場合最後の
図柄の1つ前の図柄が停止したときにそれまでの停止図
柄との組み合わせが所定の態様となった場合はリーチ遊
技を発生する。
【0049】リーチ遊技を発生すると、最後の図柄の可
変表示の状態を種々変化させると共に、その変化に合わ
せて趣向に富んだ画像表示を行うように制御する。ま
た、画像表示装置10の表示照度を中にするように制御
する。
【0050】最後の図柄が停止して組み合わせが所定の
態様となると、大当たり処理に入り、大当たり遊技を発
生する。
【0051】大当たり処理に入ると、画像表示装置10
に大当たりを祝すファンファーレ表示、大当たりのサイ
クル遊技の進行を表す趣向に富んだサイクル遊技表示等
を行うように、また画像表示装置10の表示照度を高く
するように制御すると共に、変動入賞装置11を所定サ
イクル期間、球を受け入れやすい開状態に変換、即ち遊
技球が所定数入賞または所定時間経過するまで変動入賞
装置11を開放するサイクル遊技を行い、これを継続入
賞口の入賞を条件に繰り返す。
【0052】このサイクル遊技を規定回数行うと大当た
り遊技を終了する。継続入賞口に入賞しないときは、そ
のサイクル遊技にて大当たり遊技を終了する。
【0053】画像表示装置10の画像遊技の停止図柄が
所定の態様にない場合は、ハズレとなり、ハズレ処理に
入る。
【0054】なお、ハズレ処理後、大当たり処理後は通
常処理に戻る。
【0055】普図普電処理は、遊技領域の通過口21を
遊技球が通過すると、その記憶に基づき変動入賞装置1
1の下方に設けた表示器15の数字を可変表示して、所
定の数字で停止すると、始動口12の電動チューリップ
を開く。
【0056】ソレノイド・外部情報処理は、大当たり遊
技の発生時(サイクル遊技時)に変動入賞装置11の図
示しないソレノイドを駆動して変動入賞装置11の開閉
を行う。また、大当たり情報、始動口入賞情報、賞球情
報等を遊技店の管理装置へ送信する。
【0057】ランプ・LED処理は、遊技状態に基づい
て遊技盤2に設けた装飾用の各ランプ・LED24〜2
8の点灯、点滅を行うように制御する。
【0058】出力処理は、記憶表示部14、変動入賞装
置11のソレノイド、各ランプ・LED24〜28等に
各処理における制御信号を出力する。
【0059】データ転送処理は、各処理における画像表
示装置10の表示情報(コマンド)を表示制御装置38
に転送する。
【0060】この場合、通常処理においては、遊技の概
要を表す呼び込み表示モード、画像表示装置10の低照
度データ等を転送する。図柄変動処理においては、図柄
可変モード、図柄データ、ならびに図柄停止時に停止図
柄モード等を転送する。また、リーチ遊技を発生する
と、リーチモードを選択して、リーチモード、図柄位置
データ、画像表示装置10の中照度データ、ならびに図
柄停止時にリーチ停止モード等を転送する。大当たり処
理においては、ファンファーレモード、大当たり図柄デ
ータ、画像表示装置10の高照度データ、大当たり遊技
モード、サイクル遊技モード、インターバルモード、大
当たり終了時に大当たり終了モード等を転送する。図8
にこれらの表示情報の例を示す。
【0061】表示制御装置38への表示情報の転送は、
図9、図10のように行う。表示情報が変わる毎に該当
する表示情報を転送データテーブルにセットして、表示
制御装置38とデータ通信のタイミングの同期を取るリ
セット(RESET)信号を出力して、転送データテー
ブルからモード、データの順に送信する。信号の有効、
無効を示すストローブ(STB)信号は立ち上げたデー
タ(モード、データ)が安定する時期に出力する。デー
タの転送を行わないときは、所定の値(3FHデータ)
を出力する。
【0062】役物制御装置40と表示制御装置38と
は、6つのデータ送信ライン(D0〜D5)を含む8つ
の信号ラインと電源ライン(+12V、GND)とによ
り接続している。
【0063】音出力処理は、図示しないスピーカから効
果音、装飾音を出力させる。
【0064】表示制御装置38は、図6のように初期設
定処理の後、画像作成フラグの有無を判定する(10.
01,10.02)。
【0065】画像作成フラグ有りの場合、画像作成フラ
グをクリアして、次の画像のためのモード別分岐処理、
スプライト処理を行う(10.03〜10.05)。
【0066】モード別分岐処理は、受信した表示情報の
モードに基づく画像データを作成し、スプライト処理
は、画面の背景画像にキャラクタ画像を合成してRAM
46に記憶する。
【0067】また、モード別分岐処理において、呼び込
み表示モード、通常の図柄可変モード、図柄停止モード
時には、画像表示装置10の表示照度を低くするよう
に、γ補正回路53へのアナログ出力に変換されるデジ
タル信号を設定する。リーチモード、リーチ停止モード
時には、画像表示装置10の表示照度を中にするよう
に、前記デジタル信号を設定する。大当たりのファンフ
ァーレモード、大当たり遊技モード、サイクル遊技モー
ド、インターバルモード、大当たり終了モード時には、
画像表示装置10の表示照度を高くするように、前記デ
ジタル信号を設定する。
【0068】図7の割り込み処理にて、役物制御装置4
0より通信割り込みがあると、その転送データの受信処
理を行う(11.04,11.05)。
【0069】V BLANK割り込み毎に、描画する画
像データをVDP50に転送して画像表示装置10に表
示すると共に、画像作成フラグをセットする(11.0
1〜11.03)。
【0070】呼び込み画像の表示例(照度低)を図11
に、リーチ遊技中の表示例(照度中)を図12に、大当
たり発生時の表示例(照度高)を図13に示す。
【0071】このような構成により、遊技装置1の席に
遊技者がいない場合や遊技が行われていない場合は、遊
技装置1の画像表示装置10に遊技の概要を表す呼び込
み画像が表示されると共に、この場合低照度にて表示さ
れる。
【0072】遊技が行われ、始動口12へ遊技球が入賞
すると(入賞記憶があると)、画像表示装置10にて複
数の図柄の可変表示が開始される。
【0073】この開始後、所定時間経過すると、複数の
図柄の可変表示が順に停止され、その停止図柄の組み合
わせが所定の態様になければ、ハズレとなるが、この場
合最後の図柄の1つ前の図柄が停止したときに、それま
での停止図柄との組み合わせが所定の態様であれば、大
当たりを発生する可能性の高いリーチ遊技が発生され
る。
【0074】リーチ遊技を発生すると、画像表示装置1
0における最後の図柄の可変表示の状態が種々変化さ
れ、その変化に合わせた趣向に富んだ画像表示が行われ
ると共に、この場合中照度にて表示される。
【0075】そして、最後の図柄が停止して停止図柄の
組み合わせが所定の態様になると、大当たりとなり、画
像表示装置10に大当たりを祝すファンファーレ表示、
大当たりのサイクル遊技の進行を表す趣向に富んだサイ
クル遊技表示が、この場合高照度にて表示が行われると
共に、変動入賞装置11を所定期間、球を受け入れやす
い開状態に変換して多量の賞品球が獲得されるサイクル
遊技が、継続入賞口の入賞を条件に、規定回数行われ
る。
【0076】即ち、遊技者がいない場合や遊技が行われ
ていない場合に、画像表示装置10に行われる呼び込み
表示の照度を低くするため、呼び込み表示が長時間続け
られても、画面が焼き付きを起こすようなことは回避で
きる。
【0077】このため、スクリーンセーバー機能を持た
せるために、呼び込み画像の画像データ等を増やさずに
済む。
【0078】呼び込み表示時、通常の画像遊技時には、
画像表示装置10の照度を低くするが、画像遊技にて最
後の図柄の1つ前の図柄が停止してそれまでの停止図柄
との組み合わせからリーチ遊技が発生すると、画像表示
装置10の照度を中にして、さらにその結果大当たりと
なると、大当たり遊技中、画像表示装置10の照度を高
くするので、リーチ表示、大当たり表示に感覚的に変化
を持たせることができ、通常遊技から大当たり遊技のス
トーリーの高い表現力を得ることができる。
【0079】このため、大容量のメモリを設けて画像デ
ータ等を増やさずとも、大当たりが発生するか否かの高
い期待感、スリル感を遊技者に与えることができ、大当
たりが発生した際に大きな満足感を与えることができる
と共に、コストの低減を図れる。
【0080】遊技者が長時間遊技を行っても、通常の遊
技時は画像表示装置10の照度が低く、大当たり遊技は
短い時間で終了するため、目が疲れるようなことはな
く、遊技を楽しく行える。
【0081】なお、画面の焼き付きを防止できるため、
画像表示装置10の再利用を行いやすくなる。
【0082】一方、別の実施の形態になるが、画像表示
装置10の表示照度と、遊技盤2に設けた装飾用の各ラ
ンプ・LED24〜28の駆動とを関連制御することが
できる。
【0083】この場合、図14のように呼び込み表示、
通常の画像遊技時には、画像表示装置10の表示照度を
低くし、装飾用のランプ・LED24〜28の装飾光量
を少なくつまりランプ24,28のみを点灯する。
【0084】リーチ遊技時には、画像表示装置10の表
示照度を高くし、装飾用のランプ・LED24〜28の
装飾光量は少なくする。この場合、通常の画像遊技時よ
りも装飾光量を多くつまりランプ24,28、LED2
7等を点灯もしくはこれらの全部または一部を点滅す
る。
【0085】そして、大当たり遊技中は、画像表示装置
10の表示照度を中にし、装飾用のランプ・LED24
〜28の装飾光量を多くする。この場合、ランプ24,
25,28を点灯し、表示器15の左右のLED27お
よび遊技領域の左右の大きなランプ26を点滅する。
【0086】このようにすれば、もちろん遊技者の目の
疲れ、疲労を軽減できると共に、画像表示装置10にお
けるリーチ遊技の表現力を高めることができ、大当たり
が発生するか否かの期待感、スリル感を遊技者に十分に
与えることができる。大当たりが発生すると、各ランプ
・LED24〜28の装飾により遊技盤2面全体がきら
びやかになって、周囲の遊技者に大当たりになったこと
を報知でき、十分な満足感を得ることができる。
【0087】各ランプ・LED24〜28の個々の光量
を可変制御するようにもでき、この場合は点灯数等を加
減せずとも良い。
【0088】これらの例では、画像表示装置10のリー
チ遊技の表示照度を中または高に、大当たりの表示照度
を高または中に設定したが、例えばリーチの種類あるい
はリーチの可変表示速度等に応じてリーチ遊技の表示照
度を高くしたり、大当たりの遊技状態に応じて大当たり
の表示照度を変えるようにもできる。
【0089】遊技機種によっては、特定の大当たりが発
生すると、その後、所定回数大当たりの発生確率を変動
(高く)したりあるいは確率変動等の所定の権利発生中
に画像表示装置の画像遊技の時間を短くする(図柄の可
変表示時間を短縮して短時間で停止する等)ものがある
が、このような場合その確率変動中あるいはその時間短
縮中、画像表示装置の表示照度を高くするようにしても
良い。
【0090】図15はさらに別の実施の形態を示すもの
で、画像表示装置15の表示照度を遊技者が調整できる
ようにしている。
【0091】この場合、図1のように遊技装置1の供給
皿5の操作パネル部32の近くに手動調整装置60の操
作ツマミ61が設けられる。
【0092】手動調整装置60は、図15のように操作
ツマミ61の操作によって抵抗を変える可変抵抗器から
なり、可変抵抗器によって調整された電圧が表示制御装
置38のγ補正回路53の共通カットオフ調整制御端子
または共通ドライブ調整制御端子に加えられる。
【0093】したがって、操作ツマミ61によって可変
抵抗器の抵抗を増減することにより、画像表示装置10
の照度を高くしたり、低くできる。
【0094】このようにすれば、画像表示装置10を遊
技者が好みの照度に設定でき、目の疲れを十分に軽減で
き、好適である。
【0095】なお、この場合、操作ツマミ61の操作に
よって、前述の各例における呼び込み表示、通常の画像
遊技、リーチ遊技、大当たり遊技の照度を相対的に高く
したり低くできるようにして良い。また、操作ツマミ6
1の操作によって、その呼び込み表示、通常の画像遊
技、リーチ遊技、大当たり遊技の照度を一律に調整でき
るようにして良く、また画像が見えなくならないよう
に、最低照度に限度を設定しても良い。
【0096】各例では、画像表示装置10に液晶表示器
を用いたものについて説明したが、もちろんブラウン管
式のものでも良く、ブラウン管式の場合、表示照度は輝
度に相当するので、その輝度を変えるようにすれば良
い。
【0097】また、各例ではパチンコ機に画像表示装置
10を設けたものを例に説明したが、もちろんテレビゲ
ーム等、映像遊技のみの遊技装置にも適用できる。
【0098】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、遊技表
示に感覚的に変化を持たせることができ、表示データの
コストアップを招くことなく、遊技表示の表現力を高め
ることができる。
【0099】表示画面の焼き付きを防止できる。遊技者
の目の疲れを軽減できる。リーチ遊技、特典遊技にした
がって、ストーリーの高い表現力を確保できる。所定の
遊技中にあることを報知できる。
【0100】遊技者の好みの照度に設定できる。装飾表
示と関連して、遊技表示の表現力を一層高めることがで
き、リーチ遊技における十分な期待感、スリル感、特典
遊技時の高い満足感を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技装置の斜視図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】遊技装置の裏面図である。
【図4】表示制御装置のブロック図である。
【図5】役物制御装置の動作内容の制御フローチャート
である。
【図6】表示制御装置の動作内容の制御フローチャート
である。
【図7】表示制御装置の動作内容の制御フローチャート
である。
【図8】表示情報の例を示す表図である。
【図9】役物制御装置と表示制御装置との信号線を示す
図である。
【図10】データ転送のタイミングチャートである。
【図11】呼び込み画像の表示例を示すである。
【図12】リーチ遊技中の表示例を示す図である。
【図13】大当たり発生時の表示例を示す図である。
【図14】別の実施の形態の表示情報の例を示す表図で
ある。
【図15】別の実施の形態のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 遊技装置 2 遊技盤 5 供給皿 6 受け皿 7 操作部 10 画像表示装置 11 変動入賞装置 12 始動口 14 記憶表示部 15 表示器 16 普図記憶表示部 20 一般入賞口 21 通過口 22 一般入賞口 24 ランプ 25 LED 26 ランプ 27 LED 28 ランプ 30 玉貸機 32 操作パネル部 33 玉貸スイッチ 23 通信制御装置 34 排出装置 37 排出制御装置 38 表示制御装置 40 役物制御装置(遊技制御装置) 41 発射制御装置 44 CPU 50 VDP 51 ファントROM 52 D/A変換回路 53 γ補正回路 60 手動調整装置 61 操作ツマミ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に設けられ、遊技者に特典を付
    与するか否かに関連する遊技表示等を行う表示領域を備
    えた遊技装置において、 遊技状態に基づいて前記表示領域の表示照度を可変とす
    る自動照度可変手段を備えたことを特徴とする遊技装
    置。
  2. 【請求項2】 自動照度可変手段は、遊技者に特典を付
    与する特典遊技および特典遊技を発生する可能性の高い
    リーチ遊技を除く通常遊技中ならびに呼び込み表示中
    は、表示領域の表示照度を低くする請求項1に記載の遊
    技装置。
  3. 【請求項3】 自動照度可変手段は、遊技者に特典を付
    与する特典遊技中は表示領域の表示照度を高く、特典遊
    技を発生する可能性の高いリーチ遊技中は表示領域の表
    示照度を中にする請求項1に記載の遊技装置。
  4. 【請求項4】 自動照度可変手段は、遊技者に特典を付
    与する特典遊技の発生確率の変動中にあるときもしくは
    遊技者に特典を付与するか否かに関連する遊技の遊技時
    間の短縮中にあるときは、表示領域の表示照度を高くす
    る請求項1に記載の遊技装置。
  5. 【請求項5】 遊技領域に設けられ、遊技者に特典を付
    与するか否かに関連する遊技表示等を行う表示領域を備
    えた遊技装置において、 遊技者の操作に基づいて前記表示領域の表示照度を可変
    とする手動照度可変装置を備えたことを特徴とする遊技
    装置。
  6. 【請求項6】 遊技領域に遊技者に特典を付与するか否
    かに関連する遊技表示等を行う表示領域を備え、表示領
    域以外に設けられる装飾領域に装飾表示手段を有する遊
    技装置において、 前記装飾表示手段の駆動と表示領域の表示照度とを関連
    制御する表示光制御手段を備えたことを特徴とする遊技
    装置。
  7. 【請求項7】 表示光制御手段は、遊技状態に基づいて
    装飾表示手段の駆動と表示領域の表示照度とを制御する
    請求項6に記載の遊技装置。
  8. 【請求項8】 表示光制御手段は、遊技者に特典を付与
    する特典遊技および特典遊技を発生する可能性の高いリ
    ーチ遊技を除く通常遊技中ならびに呼び込み表示中は、
    表示領域の表示照度を低く、装飾表示手段の装飾光量を
    少なくするように制御する請求項6に記載の遊技装置。
  9. 【請求項9】 表示光制御手段は、遊技者に特典を付与
    する特典遊技中は表示領域の表示照度を中に、装飾表示
    手段の装飾光量を多くするように制御する請求項6に記
    載の遊技装置。
  10. 【請求項10】 表示光制御手段は、遊技者に特典を付
    与する特典遊技を発生する可能性の高いリーチ遊技中は
    表示領域の表示照度を高く、装飾表示手段の装飾光量を
    少なくするように制御する請求項6に記載の遊技装置。
JP8228542A 1996-08-29 1996-08-29 遊技装置 Pending JPH1071241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8228542A JPH1071241A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 遊技装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8228542A JPH1071241A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 遊技装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1071241A true JPH1071241A (ja) 1998-03-17

Family

ID=16878028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8228542A Pending JPH1071241A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 遊技装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1071241A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115874A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Samii Kk パチンコ遊技機
JP2010158593A (ja) * 2010-04-26 2010-07-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011024801A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Maruhon Industry Co Ltd パチンコ遊技機
JP2013039448A (ja) * 2012-11-27 2013-02-28 Maruhon Industry Co Ltd パチンコ遊技機
JP2014076119A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Sankyo Co Ltd 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115874A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Samii Kk パチンコ遊技機
JP2011024801A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Maruhon Industry Co Ltd パチンコ遊技機
JP2010158593A (ja) * 2010-04-26 2010-07-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014076119A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2013039448A (ja) * 2012-11-27 2013-02-28 Maruhon Industry Co Ltd パチンコ遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4713928B2 (ja) 遊技機
JP2008253643A (ja) 遊技機
JP6752005B2 (ja) 遊技機
JP2000167129A (ja) 遊技機
JPH08224341A (ja) 遊技機
JP2002331105A (ja) 遊技機
JP4606377B2 (ja) 遊技機
JPH1071241A (ja) 遊技装置
JP2004129912A (ja) 遊技機
JP2000167164A (ja) 遊技機
JP2005131428A (ja) 弾球遊技機
JP2000061077A (ja) 遊技機
JP2003334347A (ja) 遊技機
JP2005087472A (ja) 遊技機
JP5367671B2 (ja) パチンコ機
JP7415149B2 (ja) 雀球遊技機
JP7415150B2 (ja) 雀球遊技機
JP7415147B2 (ja) 雀球遊技機
JP7415148B2 (ja) 雀球遊技機
JP2003299821A (ja) 遊技機
JP7123515B2 (ja) 遊技機
JP2004195007A (ja) 遊技機
JP2002239130A (ja) 遊技機
JP2002143452A (ja) 遊技機および記録媒体
JPH09164246A (ja) 遊技機