JPH1070806A - 通線ロッド用連結装置 - Google Patents

通線ロッド用連結装置

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JPH1070806A
JPH1070806A JP24562896A JP24562896A JPH1070806A JP H1070806 A JPH1070806 A JP H1070806A JP 24562896 A JP24562896 A JP 24562896A JP 24562896 A JP24562896 A JP 24562896A JP H1070806 A JPH1070806 A JP H1070806A
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JP
Japan
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locking lever
torsion spring
wire passing
passing rod
fixed
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Pending
Application number
JP24562896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hachiman
義章 八幡
Toru Wada
亨 和田
Sadaji Suzuki
貞二 鈴木
Eiju Katahira
英寿 片平
Toshio Horikoshi
俊夫 堀越
Koichi Yokosuka
孝一 横須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Fujikura Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性的に開閉する係止レバーの復元力が低下
することを防止する。 【解決手段】 通線ロッド用連結装置14Bは,ケーブ
ル既設管路内に管路の一端側から挿入される一方の通線
ロッドの先端ヘッドに固定したフックと係合するもの
で,管路の他端側から挿入される他方の通線ロッドの先
端ヘッドに取り付けられる。通線ロッド用連結装置14
Bは,先端ヘッドに固定されて前方に延出する左右の腕
部15Bと,両開き式の開閉可能な一対の係止レバー1
7B(図示は一方のみ)と,この係止レバー17Bを外
向きに付勢するねじりばね30とを持つ。ねじりばね3
0のばね効果発生の機構からして,係止レバー17Bの
穴31に泥等が入っても,ねじりばね30の反発力が低
下することはない。したがって,係止レバー17Bの復
元力の低下のおそれがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,ケーブルが布設
されている管路内に管路両端からそれぞれ挿入した通線
ロッドどうしを互いに連結するための通線ロッド用連結
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルが布設されている管路(ケーブ
ル既設管路)内に光ファイバ収納用のサブダクトを引き
入れる際,管路内に通線ロッドを挿入し,この通線ロッ
ドにサブダクトを連結し,通線ロッドを引き戻してサブ
ダクトを管路内に引き入れることが行われているが,管
路が長い場合には,図3に示すように,管路1の両側の
開口2a,2bからそれぞれ通線ロッド3,4を挿入
し,両通線ロッド3,4の先端に取り付けた先端ヘッド
5,6を互いに連結する方法も行われている(特願平7
−42437号参照)。図3において,7は管路1内に
既に布設されているケーブル,8は通線ロッド3または
4を巻き付けているロッドリール,9は光ファイバ収納
用のサブダクト,10はサブダクト9を巻き付けている
サブダクトリールである。
【0003】上記の先端ヘッド5,6どうしを連結する
機構を図4〜図6に示す。図4〜図6に図示された内容
は,従来例および本発明に共通するものであるが,この
連結機構11は,一方の通線ロッド3の先端ヘッド5に
矩形環状のフック13を取り付け,他方の通線ロッド4
の先端ヘッド6に,前記フック13が係合可能な連結装
置14を取り付けた構成である。そして,この連結装置
14は,先端ヘッド6に固定されて前方に延出する左右
の腕部15と,各腕部15の先端の回転軸16を中心と
してそれぞれ内側にのみ回転可能な両開き式の一対の係
止レバー17と,前記回転軸16に取り付けられて前記
の各係止レバー17をそれぞれ外向きに付勢する図示せ
ぬ弾性復元手段とを備えている。そして,両通線ロッド
3,4が管路1内にそれぞれ押し込まれて各先端ヘッド
5,6が接近し,一方の先端ヘッド5側のフック13が
他方の先端ヘッド6側の連結装置14の係止レバー17
に突き当たると,フック13は係止レバー17を図5の
二点鎖線で示すように押し開いて腕部15の内側に入
り,次いで,係止レバー17が図示せぬ弾性復元手段に
より付勢されて閉じる。
【0004】従来は,開いた係止レバー17を閉ざす弾
性復元手段として,圧縮コイルばねを用いる市販のロー
プ用カラビナの機構を採用していた。すなわち,図7は
従来の通線ロッド用連結装置14A(従来装置のものは
符合Aで示す)における図5のA部に相当する部分を拡
大して示した図,図8は図7のC−C断面図であり,こ
れらの図に示すように,係止レバー17Aにあけた穴2
0に圧縮コイルばね21を挿入し,係止レバー17Aの
基端の二股部22が取り付けられる腕部15Aにおける
取付部23に段部23aを形成し,一端側を前記圧縮コ
イルばね21と係合させたく字形のプッシュバー24の
他端を前記段部23aに当てた構成としていた。係止レ
バー17が図5に示す二点鎖線のように内側に開いた
時,圧縮コイルばね21がプッシュバー24で圧縮さ
れ,その反発力で係止レバー17Aに外向き(図7で反
時計方向)の弾性復元力を作用させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の連結装置1
4Aでは,圧縮コイルばね21のばね効果発生の機構が
螺旋ピッチの伸縮によるものであることから,圧縮コイ
ルばね21を収容する係止レバー17Aの穴20内に泥
等が入ると,圧縮コイルばね21の伸縮の動きが鈍くな
り,係止レバー17Aを復元させる復元力が低下したり
あるいは完全に無くなったり,あるいは係止レバー17
Aに無理な荷重が加わるという問題があった。そして,
係止レバー17Aに加わる無理な荷重により,腕部15
Aの取付部23や回転軸16Aが変形すると,プッシュ
バー24が脱落して連結装置としての機能を果たさなく
なる場合もあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で,泥等が付着しても係止レバーの復元力が低下するお
それがなく,また,係止レバーの開閉動作が不能になる
おそれもない,先端ヘッドどうしの連結を円滑に行うこ
とができる通線ロッド用連結装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は,ケーブル既設管路内に管路両端からそれぞれ挿入
した通線ロッドどうしを互いに連結するために,一方の
通線ロッドの先端ヘッドに固定したフックが係合可能
な,他方の通線ロッドの先端ヘッドに固定される通線ロ
ッド用連結装置であって,前記先端ヘッドに固定されて
前方に延出する左右の腕部と,各腕部の先端の回転軸を
中心としてそれぞれ内側にのみ回転可能な両開き式の一
対の係止レバーと,前記回転軸に取り付けられて前記係
止レバーを外向きに付勢するねじりばねとを備えたこと
を特徴とする通線ロッド用連結装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図
1,図2の一実施例を参照して説明する。本発明の通線
ロッド用連結装置14B(本発明装置のものは符合Bで
示す)は,図3の説明で述べたように,ケーブル7を既
に布設した管路1内に管路1両端からそれぞれ挿入した
通線ロッド3,4どうしを互いに連結する連結機構11
の一部を構成するもので,図4〜図6の説明で述べたよ
うに,他方の通線ロッド4の先端ヘッド6に固定され
て,一方の通線ロッド3の先端ヘッド5に固定したフッ
ク13を係合させるものであり,先端ヘッド6に固定さ
れて前方に延出する左右の腕部15Bと,各腕部15B
の先端の回転軸16Bを中心としてそれぞれ内側にのみ
回転可能な両開き式の一対の係止レバー17Bと,前記
回転軸16Bに取り付けられて前記係止レバー17Bを
外向きに付勢する弾性復元手段とを備えている。本発明
においては,前記弾性復元手段としてねじりばね30を
用いている。すなわち,ねじりばね30の中心の螺旋巻
き部を回転軸16Bに装着し,一端側を係止レバー17
Bにあけた穴31に挿入し,他端側を腕部15Bに形成
した溝部32に収容している。
【0009】次に動作について説明する。両通線ロッド
3,4が管路1内にそれぞれ押し込まれて各先端ヘッド
5,6が接近し,一方の先端ヘッド5側のフック13が
他方の先端ヘッド6側の連結装置14Bの係止レバー1
7Bに突き当たると,フック13はねじりばね30の反
発力に抗して係止レバー17Bを図5に二点鎖線で示す
ように押し開いて腕部15Bの内側に入り,次いで,係
止レバー17Bがねじりばね30の反発力により外向き
(図1で反時計方向)に付勢されて閉じる。これによ
り,フック13が通線ロッド用連結装置14Bと係合
し,両先端ヘッド5,6が互いに連結される。この係止
レバー17Bの開閉動作において,係止レバー17Bの
穴31に泥等が入っても,ねじりばね30のばね効果発
生の機構が両側部分の開閉によるものであることからし
て,ねじりばね30の反発力にほとんど障害とならな
い。したがって,係止レバー17Bの開閉動作,特に復
元動作が鈍くなったり,開閉動作が不能になるおそれは
なく,また,係止レバー17Bに無理な荷重が加わるこ
ともない。したがって,係止レバー17Bの基端部近傍
の各部が変形して,開閉不能になることもない。また,
部品が脱落するおそれもない。したがって,先端ヘッド
5,6どうしの連結を円滑に行うことができる。
【0010】なお,ねじりばね30の取り付け手段につ
いては,実施例のように,ねじりばね30の一端側を係
止レバー17Bにあけた穴31に挿入する構成に限ら
ず,ねじりばねの一端側を係止レバー17Bの内側面に
形成した溝に収容する構成でもよいし,また,ねじりば
ねのカギ形に曲げた先端部を係止レバー17Bの外面に
引っ掛ける構成としてもよい。要するに,係止レバー1
7Bに外向きの復元力を作用させることができればよ
い。
【0011】また,本発明は,光ファイバ収納用のサブ
ダクトを引き入れる場合に限らず,ケーブル既設管路1
に電線やワイヤ等を引き入れる場合等にも当然適用可能
である。
【0012】
【発明の効果】本発明の通線ロッド用連結装置によれ
ば,係止レバーの弾性復元手段としてねじりばねを用い
たので,係止レバーの基端部に泥等が付着しても,ねじ
りばねの反発力の低下はほとんどなく,係止レバーの復
元力が低下したり,また,係止レバーの開閉動作が不能
になるおそれはない。また,係止レバーに無理な荷重が
加わることもなく,また,部品が脱落するおそれもな
く,先端ヘッドどうしの連結を円滑に行うことが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の通線ロッド用連結装置の係
止レバー近傍の一部切り欠き平面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明および従来例に共通の図であり,ケーブ
ル既設管路内に管路両端からそれぞれ挿入した通線ロッ
ドの各先端ヘッドを連結する状況を示す管路縦断面図で
ある。
【図4】本発明および従来例に共通の図であり,図3の
先端ヘッドどうしを連結する機構の拡大図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図5のB−B矢視図である。
【図7】従来の通線ロッド用連結装置における係止レバ
ー近傍の一部切り欠き拡大図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 管路(ケーブル既設管路) 3,4 通線ロッド 5,6 先端ヘッド 7 既設ケーブル 13 フック 15B(15) 腕部 16B(16) 回転軸 17B(17) 係止レバー 30 ねじりばね 31 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 貞二 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 片平 英寿 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 堀越 俊夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 横須賀 孝一 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル既設管路内に管路両端からそれ
    ぞれ挿入した通線ロッドどうしを互いに連結するため
    に,一方の通線ロッドの先端ヘッドに固定したフックが
    係合可能な,他方の通線ロッドの先端ヘッドに固定され
    る通線ロッド用連結装置であって,前記先端ヘッドに固
    定されて前方に延出する左右の腕部と,各腕部の先端の
    回転軸を中心としてそれぞれ内側にのみ回転可能な両開
    き式の一対の係止レバーと,前記回転軸に取り付けられ
    て前記係止レバーを外向きに付勢するねじりばねとを備
    えたことを特徴とする通線ロッド用連結装置。
  2. 【請求項2】 前記ねじりばねの一端側部分を前記係止
    レバーにあけたレバー長手方向の穴に差し込んだことを
    特徴とする請求項1記載の通線ロッド用連結装置。
JP24562896A 1996-08-28 1996-08-28 通線ロッド用連結装置 Pending JPH1070806A (ja)

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JP24562896A JPH1070806A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 通線ロッド用連結装置

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JPH1070806A true JPH1070806A (ja) 1998-03-10

Family

ID=17136508

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JP24562896A Pending JPH1070806A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 通線ロッド用連結装置

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JP (1) JPH1070806A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345603A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Nippon Denwa Shisetsu Co Ltd 通線ロッド用連結構造
KR20180004339A (ko) * 2016-06-22 2018-01-11 양희성 컷아웃스위치 장착 브라켓

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345603A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Nippon Denwa Shisetsu Co Ltd 通線ロッド用連結構造
JP4584039B2 (ja) * 2005-06-07 2010-11-17 日本電話施設株式会社 通線ロッド用連結構造
KR20180004339A (ko) * 2016-06-22 2018-01-11 양희성 컷아웃스위치 장착 브라켓

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