JPH1070174A - ウェハの位置決め装置及び方法 - Google Patents

ウェハの位置決め装置及び方法

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JPH1070174A
JPH1070174A JP22532996A JP22532996A JPH1070174A JP H1070174 A JPH1070174 A JP H1070174A JP 22532996 A JP22532996 A JP 22532996A JP 22532996 A JP22532996 A JP 22532996A JP H1070174 A JPH1070174 A JP H1070174A
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JP
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wafer
rotation
amount
rotary table
positioning
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JP22532996A
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English (en)
Inventor
Fujio Terai
藤雄 寺井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェハの位置及び向きの補正を短時間で行う
ことができるウェハの位置合せ装置及び方法を提供する
こと。 【解決手段】 位置及び向きが検出されたウェハについ
てその位置合わせを行う装置において、このウェハを保
持するテ−ブル1と、このウェハを保持して任意の位置
に搬送可能な搬送装置8と、位置決め前の位置デ−タと
予定している位置デ−タから上記搬送装置におけるウェ
ハの移動量を求める第1の演算手段3と、予定している
位置に保持したウェハを位置決めさせる回転テ−ブル
と、位置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−
タから上記回転テ−ブルの回転量を求める第2の演算手
段3と、第1の演算手段及び第2の演算手段の演算結果
に基づいて搬送装置によってウェハの位置を補正して搬
送すると同時に、その搬送中に上記回転テ−ブルを上記
回転量だけ回転させておき、この補正後の回転テ−ブル
に上記ウェハを載置させる制御部4,6とから構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウェハの位置合せ装
置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウェハを処理する際に
は、ウェハには結晶の方向性があることから、ウェハの
向きについて位置合わせをする必要がある。例えば、特
開平5−308098号に開示されている公報で示すよ
うに、ウェハを保持して回動するテ−ブルで回転量を補
正し、ウェハ面に沿って回動し且つ伸縮すると共に、ウ
ェハを保持して搬送する搬送ア−ムで位置を補正してウ
ェハを搬送する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示された
装置においては、回転テ−ブルで回転量を補正した後
に、搬送ア−ムでX−Y方向に位置を補正するようにし
ている。従って、回転テ−ブルから次のステ−ジにウェ
ハを搬送する搬送ア−ムは、回転テ−ブルでの回転量の
補正が終了するまで、搬送ア−ムによるX−Y方向の位
置補正を行うことはできない。
【0004】このため、複数のウェハを回転ステ−ジを
介して位置及び向きを補正して移動させるような場合
に、回転ステ−ジでウェハの向きを補正するまでの時間
がロスタイムとなるので、全体的な処理時間が長くなっ
てしまうという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的はウェハの位置及び向きの補正を短時間で
行うことができるウェハの位置合せ装置及び方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わるウェハ
の位置決め装置は、位置及び向きが検出されたウェハに
ついてその位置合わせを行う装置において、このウェハ
を保持する第1の回転テ−ブルと、このウェハを保持し
て任意の位置に搬送可能な搬送装置と、位置決め前の位
置デ−タと予定している位置デ−タから上記搬送装置に
おけるウェハの移動量を求める第1の演算手段と、予定
している位置に保持したウェハを位置決めさせる第2の
回転テ−ブルと、位置合わせ前の向きデ−タと予定して
いる向きデ−タから上記第2の回転テ−ブルの回転量を
求める第2の演算手段とを有し、上記第1の演算手段及
び第2の演算手段の演算結果に基づいて上記搬送装置に
よってウェハの位置を補正して搬送すると共に上記第2
の回転テ−ブルを上記第2の演算手段で求めた回転量だ
け回転させておき、この補正後の第2の回転テ−ブルに
上記ウェハを保持させることを特徴とする。
【0007】請求項2に係わるウェハの位置決め装置
は、転送チャンバを中心にして複数のチャンバが周囲に
配置され、各チャンバ間でウェハを転送する場合に上記
転送チャンバを介して転送するようにしているマルチチ
ャンバ装置において、上記転送チャンバに設けられたウ
ェハを保持するテ−ブルと、このウェハを保持して任意
の位置に搬送可能な搬送装置と、位置決め前の位置デ−
タと予定している位置デ−タから上記搬送装置における
ウェハの移動量を求める第1の演算手段と、予定してい
る位置に保持したウェハを位置決めさせる回転テ−ブル
と、位置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−
タから上記回転テ−ブルの回転量を求める第2の演算手
段と、上記第1の演算手段及び第2の演算手段の演算結
果に基づいて上記搬送装置によってウェハの位置を補正
して搬送する際に、上記回転テ−ブルを上記回転量だけ
回転させておき、この補正後の回転テ−ブルに上記ウェ
ハを載置させる制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0008】請求項3に係わるウェハの位置決め装置
は、転送チャンバを中心にして複数のチャンバが周囲に
配置され、各チャンバ間でウェハを転送する場合に上記
転送チャンバを介して転送するようにしているマルチチ
ャンバ装置において、上記転送チャンバに設けられたウ
ェハを保持するテ−ブルと、上記ウェハを保持して任意
の位置に搬送可能な搬送装置と、各チャンバに設けられ
た回動角度が制御可能な回転テ−ブルと、この回転テ−
ブルの回動角度を制御する制御手段と、位置決め前の位
置デ−タと予定している位置デ−タから上記搬送装置に
おけるウェハの移動量を求める第1の演算手段と、位置
合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−タから上
記回転テ−ブルの回転量を求める第2の演算手段と、上
記第1の演算手段及び第2の演算手段の演算結果に基づ
いて上記搬送装置によってウェハの位置を補正して搬送
すると共に上記制御手段により上記回転テ−ブルを上記
第2の演算手段で演算した回転量だけ回転させておき、
この補正後の回転テ−ブルに上記ウェハを保持させるこ
と特徴とする。
【0009】請求項4に係わるウェハの位置決め装置
は、位置及び向きが検出されたウェハについてその位置
合わせを行う装置において、このウェハを保持するテ−
ブルと、このウェハを保持して任意の位置に搬送可能な
搬送装置と、予定している位置に保持したウェハを位置
決めさせる回転テ−ブルと、位置合わせ前の向きデ−タ
と予定している向きデ−タから上記回転テ−ブルの回転
量を求める演算手段と、上記演算手段の演算結果に基づ
いて上記搬送装置によってウェハを搬送する際に、上記
回転テ−ブルを補正量だけ回転させておき、この補正後
の回転テ−ブルに上記ウェハを載置させる手段とを具備
したことを特徴とする。
【0010】請求項5に係わるウェハの位置決め方法
は、テ−ブルに保持されている位置及び向きが検出され
たウェハを回転テ−ブルに位置合わせして載置するウェ
ハの位置決め方法において、位置決め前の位置デ−タと
予定している位置デ−タから上記ウェハを保持して任意
の位置に搬送可能な搬送手段におけるウェハの移動量を
求める第1の演算工程と、位置合わせ前の向きデ−タと
予定している向きデ−タから上記回転テ−ブルの回転量
を求める第2の演算工程と、上記第1の演算工程及び第
2の演算工程の演算結果に基づいて上記ウェハの位置を
補正して搬送すると共に、上記回転テ−ブルを第2の演
算工程で求めた回転量だけ回転させておき、この補正後
の回転テ−ブルに上記ウェハを載置する工程とを具備し
たことを特徴とする。
【0011】請求項1の発明によれば、第1の演算手段
で位置決め前の位置デ−タと予定している位置デ−タか
ら搬送装置におけるウェハの移動量を求め、第2の演算
手段で位置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ
−タから回転テ−ブルの回転量を求め、第1の演算子手
段の演算結果であるウェハの移動量に基づいて搬送装置
を駆動して位置を補正しながら、この位置補正の間に回
転テ−ブルを回転量だけ補正しておき、ウェハを搬送す
る間に回転テ−ブルの回転量を補正するようにしてい
る。
【0012】このように、ウェハをテ−ブルから回転テ
−ブルに転送する間に、搬送先の回転テ−ブルを回転量
だけ回転させて向きの補正を行わせるようにしておくよ
うにしたので、位置及び向きを補正するのに要する時間
を短縮させることができる。
【0013】請求項2及び請求項3の発明によれば、中
央の転送チャンバを中心にして複数のチャンバが囲むよ
うにして配置され、各チャンバ間でウェハを搬送する場
合に上記転送チャンバを介して搬送するようにしている
マルチチャンバ装置において、第1の演算手段で位置決
め前の位置デ−タと予定している位置デ−タから搬送装
置におけるウェハの移動量を求め、第2の演算手段で位
置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−タから
上記回転テ−ブルの回転量を求め、第1の演算子手段の
演算結果であるウェハの移動量に基づいて搬送装置を駆
動して転送チャンバにあるテ−ブルで位置を補正しなが
ら、この位置補正の間にチャンバにある回転テ−ブルを
回転量だけ補正しておき、ウェハを搬送する間に回転テ
−ブルの回転量を補正するようにしている。
【0014】このように、ウェハを転送チャンバのテ−
ブルから回転テ−ブルに搬送する間に、搬送先のチャン
バの回転テ−ブルを回転量だけ回転させて向きの補正を
行わせるようにしておくようにしたので、位置及び向き
を補正するのに要する時間を短縮させることができる。
【0015】また、マルチチャンバ装置のように中央の
転送チャンバを介してウェハを他のチャンバに搬送する
場合に、中央の転送チャンバで位置補正をする間に他の
チャンバの回転テ−ブルの向きを補正して向き補正を行
うようにしたので、中央の転送チャンバにウェハが載置
されている時間を短くすることができる。従って、マル
チチャンバ装置全体で処理できるウェハの枚数を増加さ
せることができる。
【0016】請求項4の発明においては、演算手段で位
置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−タから
回転テ−ブルの回転量を求め、この演算手段の演算結果
から回転テ−ブルを回転量だけ補正しておき、ウェハを
搬送する間に回転テ−ブルの回転量を補正するようにし
ている。
【0017】このように、ウェハをテ−ブルから回転テ
−ブルに転送する間に、搬送先の回転テ−ブルを回転量
だけ回転させて向きの補正を行わせるようにしておくよ
うにしたので、向きを補正するのに要する時間を短縮さ
せることができる。
【0018】請求項5の発明によれば、第1の演算工程
により位置決め前の位置デ−タと予定している位置デ−
タから上記ウェハを保持して任意の位置に搬送可能な搬
送手段におけるウェハの移動量を求め、第2の演算工程
により位置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ
−タから上記回転テ−ブルの回転量を求め、第1の演算
工程及び第2の演算工程の演算結果に基づいて上記ウェ
ハの位置を補正して搬送すると同時に、この搬送中に上
記回転テ−ブルを補正量だけ回転させておき、この補正
後の回転テ−ブルに上記ウェハを載置するようにしてい
る。
【0019】つまり、第1の演算工程により位置決め前
の位置デ−タと予定している位置デ−タから上記ウェハ
を保持して任意の位置に搬送可能な搬送手段におけるウ
ェハの移動量を求めておき、第2の演算工程により位置
合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−タから上
記回転テ−ブルの回転量を求めておき、第1の演算工程
で算出された移動量に基づいてウェハの位置を補正して
搬送すると同時に、回転テ−ブルを補正量だけ回転させ
ておき、この補正後の回転テ−ブルにウェハを載置する
ようにしている。
【0020】この方法を用いることにより、ウェハをテ
−ブルから回転テ−ブルに転送する間に、搬送先の回転
テ−ブルを回転量だけ回転させて向きの補正を行わせる
ようにしておくようにしたので、位置及び向きを補正す
るのに要する時間を短縮させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の第
1の実施の形態について説明する。図1及び図2は請求
項1,4,5に記載された発明に対応する。この実施の
形態には、第1の回転テ−ブル1に載置されたウェハW
の位置合わせを、ウェハWを第2の回転テ−ブル5に搬
送する間に行うようにしたものである。
【0022】図1は位置決め装置の概略構成を示す図で
ある。図1において、1はウェハWを保持して鉛直軸の
回りに回転させる第1の回転テ−ブルである。この第1
の回転テ−ブル1の周辺には、ウェハWの円周部でオリ
フラofが横切る位置にウェハWを挟むようにして、光
センサ2が設けられている。この光センサ2は発光素子
と受光素子とがウェハWを挟んで対向するように配置さ
れている。そして、ウェハWが第1の回転テ−ブル1に
より1回転される間に発光素子から放たれた光が受光素
子で受光される光量が変化することを利用して、ウェハ
Wの輪郭を求め、ウェハWのオリフラofの向き及び中
心位置を求めるようにしている。
【0023】つまり、光センサ2の検出出力は演算部3
に出力される。演算部3は、前述したウェハの中心位置
及びオリフラofの向きを演算すると共に、位置決め前
の位置デ−タと予定している位置デ−タから上記搬送装
置8におけるウェハの移動量(R1,θh)を求める第
1の演算手段と、位置合わせ前の向きデ−タと予定して
いる向きデ−タから第2の回転テ−ブル5の回転量θa
を求める第2の演算手段とを備えている。ここで、R1
は搬送ア−ム7の回動の中心c1から第1の回転テ−ブ
ル1の中心b1に向かう線分を意味し、θhはR1とR
2とのなす角度を示している。
【0024】この演算部3には制御部4が接続されてい
る。この制御部4は前述した回転テ−ブル1を回転制御
する機能の他、ウェハWを予定している位置まで位置決
めさせるための回転テ−ブル5の回動角度を制御する制
御を行っている。例えば、回転テ−ブル5は図示しない
ステッピングモ−タにより駆動されるもので、オ−プル
ル−プ制御により回転テ−ブル5の回動角度が制御され
る。この回転テ−ブル5にはウェハWとほぼ同一の凹部
が形成されている。従って、この凹部には、ウェハWが
特定の方向を向いている場合にのみ、ウェハWが収納さ
れる。
【0025】演算部3には制御部6が接続されている。
演算部3から制御部6には第1の演算手段で演算された
ウェハWの移動量として、搬送ア−ム7の長さR1及び
その方向θhが出力される。制御部6にはウェハWの中
心位置を第2の回転テ−ブル5の中心に合わせるべく搬
送ア−ム7を備えた搬送装置8に制御信号が出力され
る。搬送ア−ム7は伸縮自在に構成された多関節の搬送
ア−ムであり、この搬送ア−ム7の先端にはウェハを吸
着して保持するための例えば静電チャックよりなる保持
部7aを有している。
【0026】ところで、ウェハWは図2の実線で示すよ
うに、オリフラof以外の部分は真円となるような形状
を有する。いま、ウェハWの中心をa1とし、このウェ
ハWが載置されている第1の回転テ−ブル1の中心をb
1とする。図示した状態は、ウェハWの中心a1が第1
の回転テ−ブル1の中心b1よりずれた位置に載置され
ている状態を示している。
【0027】搬送ア−ム7の回動の中心をc1とした場
合に、R1は搬送ア−ム7の回動の中心c1から第1の
回転テ−ブル1の中心b1までのア−ム長を示し、R2
は搬送ア−ム7の回動の中心c1からウェハWの中心a
1までのア−ム長を示している。
【0028】本実施の態様は実線で示したウェハWの位
置から破線で示した位置に補正することを一例に上げ
る。つまり、ウェハWの中心a1と第1の回転テ−ブル
1の中心b1を合わせるべく、ウェハWを載置した搬送
ア−ム7をb1からa1の方向に向かって距離Aだけ移
動させている。そして、ウェハWを時計方向にθだけ回
転させて、ウェハWを反時計方向にθだけ回転させる代
わりに、第2の回転テ−ブル5を反時計方向にθhだけ
回転させるようにしている。
【0029】次に、上記のように構成された本発明の第
1の実施の態様の動作について説明する。まず、制御部
4からの信号により、第1の回転テ−ブル1が1回転さ
れる。この第1の回転テ−ブル1の回転によりテ−ブル
1上に載置されているウェハWも回転する。光センサ2
の受光素子はその1回転の間に発光素子から放たれる光
を受光し、その光量に応じた電気信号を演算部3に出力
する。
【0030】演算部3は、ウェハWが回転テ−ブル1に
より1回転される間に発光素子から放たれた光が受光素
子で受光される光量が変化することを利用して、ウェハ
Wの輪郭を求め、ウェハWのオリフラofの向き及び中
心位置a1を求めるようにしている。
【0031】そして、演算部3は回転テ−ブル1の中心
位置b1はすでに知られているため、この回転テ−ブル
1の中心位置b1からウェハWの中心位置a1へ向かう
ベクトルAを搬送装置8の移動量(方向及び距離)とし
て算出している。つまり、中心位置b1から中心位置a
1の間の距離をR1とし、中心位置b1から中心位置a
1に向かう方向をθhとした補正量を制御部6に出力す
る。
【0032】また、ウェハWを図2のW′まで位置を補
正する場合に、ウェハWのオリフラofの方向(つま
り、オリフラofからウェハWの中心位置a1に下ろし
た垂線f1の方向)とウェハW′のオリフラof′の方
向(つまり、オリフラof′からウェハW′の中心位置
b1に下ろした垂線f2の方向)とのなす角度θaが回
転テ−ブル5の回動量として出力される。
【0033】搬送装置8は、演算部3から出力される補
正量のデ−タ(R1,θh)に基づいて、保持部7aで
ウェハWを保持するよう動く。このとき、保持部7aは
ウェハWを保持するときに、保持部7aをa1からb1
の方向に移動させて、ウェハWを取りにいく。そして、
ウェハWを吸着して第1の回転テ−ブル1から第2の回
転テ−ブル5まで搬送する間に、制御部4は第1の回転
テ−ブル1を、反時計方向にθhだけ回転させておく処
理が行われる。
【0034】このようにして、ウェハWを吸着して第1
の回転テ−ブル1から第2の回転テ−ブル5に搬送する
間に、まず第1の回転テ−ブル1で位置補正を行った後
に、第2の回転テ−ブル5を予め回転させておくことに
より、ウェハw1をの向きを補正するようにしている。
【0035】つまり、ウェハWを回転テ−ブル1から回
転テ−ブル5に搬送する間に、回転テ−ブル5を反時計
方向に回転させておくことにより、ウェハWの位置合わ
せにかかる全体の時間を短縮することができる。
【0036】次に、図3及び図4は第1の実施態様に係
わる位置合わせ装置をマルチチャンバ装置に使用した例
を示す。図3及び図4は請求項2及び3に記載された発
明に対応する。
【0037】図3において、10は水平断面形状が六角
形をなすトランスファチャンバである。このトランスフ
ァチャンバ10の周囲にはロ−ディングチャンバ11、
第1乃至第4のプロセスチャンバ12〜15及びアンロ
−ディングチャンバ16が配設されている。
【0038】上記各チャンバ11〜16とトランスファ
チャンバ10は隔壁を隔てて隣接されており、その隔壁
にはウェハ17が通過可能なように後述する通過口(図
4を参照して後述する24)が開けられている。
【0039】トランスファチャンバ10は搬送ロボット
18が設置されている。この搬送ロボット18により、
ウェハ17がトランスファチャンバ10を介して各チャ
ンバ11〜16間で搬送可能である。
【0040】また、各チャンバ11〜16とトランスフ
ァチャンバ10間に設けられた通過口は閉塞可能であ
り、プロセスチャンバ12〜15はその通過口を閉塞し
た状態で所望の処理条件を設定可能である。
【0041】また、ロ−ディングチャンバ11はプロセ
スチャンバ12〜15に搬送するウェハをロ−ディング
するためのチャンバであり、アンロ−ディングチャンバ
16はプロセスチャンバ12〜15で何らかの処理がな
されたウェハをアンロ−ドするためのチャンバである。
【0042】また、トランスファチャンバ10の外側に
は、ウェハを収納するカセット21が置かれている。カ
セット21とトランスファチャンバ10との間には、搬
送ロボット22が設置されている。
【0043】この搬送ロボット22はカセット21に収
納されているウェハを1枚ずつ取り出して、ロ−ディン
グチャンバ11に搬送し、あるいはアンロ−ディングチ
ャンバ16からアンロ−ドされたウェハをカセット21
に収納させる処理を行う。
【0044】図4を参照して図3のマルチチャンバ半導
体装置の斜視図について説明する。この斜視図は、内部
が分かるようにトランスファチャンバ10上に設けられ
た上蓋を取り除いた状態を示し、6つのチャンバ11〜
16のうち第3のプロセスチャンバ14及び第4のプロ
セスチャンバ15のみを図示している。
【0045】図4に示すように、トランスファチャンバ
10内には、搬送ロボット18が載置されている。そし
て、トランスファチャンバ10と各チャンバ11〜16
との間の隔壁にはそれぞれ通過口24が設けられてい
る。
【0046】このように、マルチチャンバ装置に前述し
た実施の態様を適用することにより、トランスファチャ
ンバ10にウェハWを止めておく時間を時間を短縮する
ことができるので、このマルチチャンバ装置を用いてウ
ェハWを処理する場合の単位時間当たりのウェハWの処
理枚数を増加させることができる。
【0047】なお、上記実施例では第1の演算手段によ
りウェハの移動量を求めるようにしたが、ウェハWの中
心位置がテ−ブルの中心位置に合っていれば、この演算
は不要であり、第2の演算手段で演算された回転量に基
づいて回転テ−ブル5の回動角度の回転角度制御を行う
ようにすれば良い。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ウ
ェハの位置及び向きの補正を短時間で行うことができる
ウェハの位置合せ装置及び方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる位置決め装
置の概略構成を示す図。
【図2】同第1の実施の形態のウェハWの位置及び向き
を補正するための各デ−タの関係を示す図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係わる位置決め装
置を適用したマルチチャンバ装置の概略図。
【図4】同マルチチャンバ装置の斜視図。
【符号の説明】
1…第1の回転テ−ブル、2…光センサ、3…演算部、
5…第2の回転テ−ブル、6…制御部、7…搬送ア−
ム、8…搬送装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置及び向きが検出されたウェハについ
    てその位置合わせを行う装置において、 このウェハを保持する第1の回転テ−ブルと、 このウェハを保持して任意の位置に搬送可能な搬送装置
    と、 位置決め前の位置デ−タと予定している位置デ−タから
    上記搬送装置におけるウェハの移動量を求める第1の演
    算手段と、 予定している位置に保持したウェハを位置決めさせる第
    2の回転テ−ブルと、 位置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−タか
    ら上記第2の回転テ−ブルの回転量を求める第2の演算
    手段とを有し、 上記第1の演算手段及び第2の演算手段の演算結果に基
    づいて上記搬送装置によってウェハの位置を補正して搬
    送すると共に上記第2の回転テ−ブルを上記第2の演算
    手段で求めた回転量だけ回転させておき、この補正後の
    第2の回転テ−ブルに上記ウェハを保持させることを特
    徴とするウェハの位置決め装置。
  2. 【請求項2】 転送チャンバを中心にして複数のチャン
    バが周囲に配置され、各チャンバ間でウェハを転送する
    場合に上記転送チャンバを介して転送するようにしてい
    るマルチチャンバ装置において、 上記転送チャンバに設けられたウェハを保持するテ−ブ
    ルと、 このウェハを保持して任意の位置に搬送可能な搬送装置
    と、 位置決め前の位置デ−タと予定している位置デ−タから
    上記搬送装置におけるウェハの移動量を求める第1の演
    算手段と、 予定している位置に保持したウェハを位置決めさせる回
    転テ−ブルと、 位置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−タか
    ら上記回転テ−ブルの回転量を求める第2の演算手段
    と、 上記第1の演算手段及び第2の演算手段の演算結果に基
    づいて上記搬送装置によってウェハの位置を補正して搬
    送する際に、上記回転テ−ブルを上記回転量だけ回転さ
    せておき、この補正後の回転テ−ブルに上記ウェハを載
    置させる制御手段とを具備したことを特徴とするウェハ
    の位置決め装置。
  3. 【請求項3】 転送チャンバを中心にして複数のチャン
    バが周囲に配置され、各チャンバ間でウェハを転送する
    場合に上記転送チャンバを介して転送するようにしてい
    るマルチチャンバ装置において、 上記転送チャンバに設けられたウェハを保持するテ−ブ
    ルと、 上記ウェハを保持して任意の位置に搬送可能な搬送装置
    と、 各チャンバに設けられた回動角度が制御可能な回転テ−
    ブルと、 この回転テ−ブルの回動角度を制御する制御手段と、 位置決め前の位置デ−タと予定している位置デ−タから
    上記搬送装置におけるウェハの移動量を求める第1の演
    算手段と、 位置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−タか
    ら上記回転テ−ブルの回転量を求める第2の演算手段
    と、 上記第1の演算手段及び第2の演算手段の演算結果に基
    づいて上記搬送装置によってウェハの位置を補正して搬
    送すると共に上記制御手段により上記回転テ−ブルを上
    記第2の演算手段で演算した回転量だけ回転させてお
    き、この補正後の回転テ−ブルに上記ウェハを保持させ
    ること特徴とするウェハの位置決め装置。
  4. 【請求項4】 位置及び向きが検出されたウェハについ
    てその位置合わせを行う装置において、 このウェハを保持するテ−ブルと、 このウェハを保持して任意の位置に搬送可能な搬送装置
    と、 予定している位置に保持したウェハを位置決めさせる回
    転テ−ブルと、 位置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−タか
    ら上記回転テ−ブルの回転量を求める演算手段と、 上記演算手段の演算結果に基づいて上記搬送装置によっ
    てウェハを搬送する際に、上記回転テ−ブルを補正量だ
    け回転させておき、この補正後の回転テ−ブルに上記ウ
    ェハを載置させる手段とを具備したことを特徴とするウ
    ェハの位置決め装置。
  5. 【請求項5】 テ−ブルに保持されている位置及び向き
    が検出されたウェハを回転テ−ブルに位置合わせして載
    置するウェハの位置決め方法において、 位置決め前の位置デ−タと予定している位置デ−タから
    上記ウェハを保持して任意の位置に搬送可能な搬送手段
    におけるウェハの移動量を求める第1の演算工程と、 位置合わせ前の向きデ−タと予定している向きデ−タか
    ら上記回転テ−ブルの回転量を求める第2の演算工程
    と、 上記第1の演算工程及び第2の演算工程の演算結果に基
    づいて上記ウェハの位置を補正して搬送すると共に、上
    記回転テ−ブルを第2の演算工程で求めた回転量だけ回
    転させておき、この補正後の回転テ−ブルに上記ウェハ
    を載置する工程とを具備したことを特徴とするウェハの
    位置決め方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010141237A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Tokyo Electron Ltd 異物除去方法及び記憶媒体
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KR102274693B1 (ko) * 2021-02-26 2021-07-07 강창수 웨이퍼 센터링 시스템 및 방법

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