JPH1069987A - 内燃機関駆動放電灯点灯装置 - Google Patents
内燃機関駆動放電灯点灯装置Info
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Abstract
く高圧放電灯を点灯させることができる内燃機関駆動放
電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】内燃機関により駆動される発電機11を電
源として高電圧パルスを発生するパルス発生回路13を
設け、このパルス発生回路が発生する高電圧パルスを発
電機11の出力電圧に重畳して放電灯12に印加する。
発電機11の出力端子間に高電圧パルスをバイパスする
コンデンサ14を接続する。発電機11の出力電圧対出
力電流特性を垂下特性とし、放電灯12の放電開始直後
の放電電流を許容値以下に制限するように発電機の短絡
電流を設定する。放電灯の定常時の端子電圧及び放電電
流を定格範囲に保つように、発電機11の出力電圧対出
力電流特性を設定する。
Description
ルハライドランプ、あるいは高圧ナトリウムランプ等の
高圧放電灯を点灯するために用いる内燃機関駆動放電灯
点灯装置に関するものである。
ャー用の照明器具、あるいは防災用の照明器具を点灯さ
せるために用いる電源装置として、内燃機関により駆動
される同期発電機が用いられている。また最近、工事現
場用の照明器具やレジャー用の照明器具として、白熱灯
に代えて水銀灯などの放電灯が多く用いられるようにな
っている。
ス特性を有していて、一度放電が開始すると、電流の増
大に伴ってインピーダンスが低下していくため、電流を
制限しないと放電電流が無制限に増大して破壊してしま
う。そのため、従来の放電灯点灯装置では、電源と放電
灯との間に磁気漏れ変圧器やチョークコイルを備えた安
定器を設けて、電源電圧を磁気漏れ変圧器やチョークコ
イルを通して放電灯に印加している。
等の高圧放電灯を点灯させる場合には、放電灯の始動時
にその両端に高電圧を印加する必要があるため、始動時
に高電圧パルスを発生するパルス発生回路を設けてい
る。
ルス発生回路は、例えば実公昭55−27198号に見
られるように、放電灯の始動時に安定器のインピーダン
スを利用して共振回路を構成することにより、高電圧パ
ルスを発生させるようにしたものであった。
内燃機関駆動放電灯点灯装置では、発電機の他に安定器
を設ける必要があったため、コストが高くなるのを避け
られなかった。
め、安定器を設けると発電機にかかる負担が大きくなる
のを避けられなかった。
ると、始動時に電機子コイルに大きな突入電流が流れる
ため、発電機の定格の1/2〜1/3程度のランプ負荷
しか駆動することができず、発電機として大容量のもの
を用いることが必要になって、コストが高くなるという
問題があった。
定器を通して放電灯に印加するようにした放電灯点灯装
置において、安定器のインピーダンスを利用して高電圧
パルスを発生するパルス発生回路を構成した場合には、
高電圧パルスが直接発電機の電機子コイルに印加される
ため、発電機の電機子コイルの絶縁を強化する必要があ
り、その分発電機のコストが高くなるという問題があっ
た。
源とし、安定器のインピーダンスを利用して高電圧パル
スを発生する回路を構成した従来の放電灯点灯装置にお
いては、放電灯の始動時にパルス電流が発電機の電機子
コイルを通して流れるため、電機子コイルで損失が生
じ、高電圧パルスのエネルギを十分に利用できないとい
う問題があった。
イドランプ等の高圧放電灯を磁気漏れ変圧器からなる安
定器を用いることなく点灯することができるようにし
て、安定器を用いることにより生じる種々の問題点を解
消した内燃機関駆動放電灯点灯装置を提供することにあ
る。
機の電機子コイルに印加されないようにして、発電機の
絶縁設計を容易にすることができるようにした内燃機関
駆動放電灯点灯装置を提供することにある。
エネルギの一部が電機子コイルで損失となって失われる
のを防いで、高圧放電灯を効率よく始動させることがで
きるようにした内燃機関駆動放電灯点灯装置を提供する
ことにある。
量の発電機を用いることなく放電灯を点灯させることが
できるようにした内燃機関駆動放電灯点灯装置を提供す
ることにある。
この内燃機関により駆動される発電機とを備えて、該発
電機の出力により放電灯を点灯する内燃機関駆動放電灯
点灯装置に係わるものである。
なくとも放電灯の始動時に高電圧パルスを発生するパル
ス発生回路が設けられ、該パルス発生回路が発生する高
電圧パルスが発電機の出力電圧に重畳されて放電灯に印
加される。また発電機の出力端子間にはパイパス用コン
デンサが並列に接続される。
該放電灯に印加される電圧を放電開始電圧以上にするた
めに必要な大きさの高電圧パルスを発生するように構成
される。、また上記発電機は、出力電圧対出力電流特性
が垂下特性を呈するように構成されていて、放電灯の放
電開始直後の放電電流を許容値以下に制限するように発
電機の短絡電流が設定される。更に、放電灯の定常時の
端子電圧及び放電電流を定格範囲に保つように前記出力
電圧対出力電流特性が設定される。
増大に伴って出力電圧が急速に低下して出力電流が一定
値以下に制限される特性である。このような特性は、発
電機の電機子巻線の巻数を適宜に設定したり、回転子の
磁極と固定子の磁極とが対向した際に隣接の磁極を通し
て流れる漏洩磁束を大きくするように回転子及び固定子
の磁極の極弧角を調整したりすることにより、容易に得
ることができる。
発電機を用いる場合には、電機子巻線の巻数を調整した
り、固定子磁極と回転子磁極とが正対向した際に隣接の
磁極を通して流れる漏洩磁束を大きくするように固定子
の磁極の極弧角を大きめに調整したりすることにより、
容易に垂下特性を得ることができる。
にパルス発生回路が高電圧パルスを発生して、放電灯の
端子電圧を放電灯の放電開始電圧以上とするため、放電
灯が放電を開始する。
ダンスが急速に低下していき、放電電流が増加してい
く。放電開始直後の放電電流は、発電機の短絡電流が大
きければ大きい程大きい値を示す。本発明においては、
発電機の出力電圧対出力電流特性を垂下特性として、放
電開始直後の放電電流を放電灯に許容される大きさ以下
に制限するように、発電機の短絡電流の大きさを設定し
ているため、放電開始直後の放電電流は許容値以下に制
限される。
ていくと、その内部インピーダンスが増大していくた
め、放電電流は減少していく。放電灯が熱的安定状態
(定常状態)になると、その時の放電灯のインピーダン
ス曲線と発電機の出力電圧対出力電流特性曲線との交点
で安定する。本発明においては、定常状態での放電灯の
両端の電圧及び放電電流が放電灯の定格範囲に収まるよ
うに発電機の出力電圧対出力電流特性が設定されている
ため、放電灯を始動させた後、定常状態に移行させて安
定に点灯させることができる。
からバイパスするバイパス用コンデンサを発電機の出力
端子間に並列接続しておくと、パルス電流が発電機の電
機子コイルに流れて損失が生じるのを防ぐことができ
る。従って、高電圧パルスのエネルギを有効に利用して
放電灯の始動を効率よく行わせることができる。
に対して低インピーダンスを呈するため、上記のように
バイパス用コンデンサを接続しておくと、高電圧パルス
が発生した際に発電機の電機子コイルに高い電圧が印加
されるのを防ぐことができ、発電機の絶縁設計を容易に
することができる。
コンデンサを接続しておくと、電機子コイルを流れる進
相電流の働きにより増磁作用が生じて、発電機の出力電
圧が増大するため、同じ放電灯を点灯する際に用いる発
電機としてコンデンサを設けない場合よりも小形のもの
を用いることができる。
ンスと、該昇圧トランスの一次側に設けられたパルス発
生用コンデンサと、発電機の出力電圧によりパルス発生
用コンデンサを一方の極性に充電するコンデンサ充電回
路と、導通した際にパルス発生用コンデンサの電荷を昇
圧トランスの一次コイルを通して放電させるように設け
られた放電用スイッチと、発電機の出力電圧が設定レベ
ルに達したときに放電用スイッチにトリガ信号を与えて
該放電用スイッチを導通させる放電用スイッチトリガ回
路とを備えて、パルス発生用コンデンサの電荷の放電に
より昇圧トランスの二次コイルに高電圧パルスを誘起さ
せるようにした回路により構成することができる。この
場合、発電機の出力電圧は、昇圧トランスの二次コイル
を通して放電灯に印加される。
合には、パルス発生用コンデンサの充電を発電機の一方
の半サイクルの出力により行わせ、放電用スイッチへの
トリガ信号の供給を、発電機の他方の半サイクルの出力
により行わせるように構成することができる。
場合には、昇圧トランスの二次コイルが発電機の負荷電
流の通路に挿入されるため、該二次コイルが発電機の負
荷となるが、本発明においては、発電機の出力端子間に
接続されたバイパス用コンデンサによる増磁作用により
発電機の出力電圧が上昇するため、所定の高電圧パルス
を発生させるために必要とされる昇圧トランスの巻数比
(昇圧比)を小さくすることができ、該昇圧トランスの
二次コイルの巻数を少なくすることができる。昇圧トラ
ンスの二次コイルの巻数が少なくなると、該二次コイル
のインピーダンスが小さくなって、該二次コイルで生じ
る損失を少なくすることができるため、発電機の出力端
子間にコンデンサを接続しなかった場合よりも定格出力
電圧が低い小形の発電機を用いてパルス発生回路から放
電灯の始動に必要な波高値を有する高電圧パルスを発生
させることができる。
力電圧よりも低く、かつ放電灯に定格放電電流が流れて
いるときの発電機の出力電圧よりは高く設定するのが好
ましい。このように設定レベルを定めておくと、放電灯
が放電を開始した後発電機の出力電圧が定格値よりも低
くなった時に高電圧パルスが発生しなくなるため、放電
灯が点灯した後に無用な高電圧パルスが発生して放電灯
に悪影響が及ぶのを防ぐことができ、また発電機の出力
が無用に消費されるのを防ぐことができる。
圧トランスと、昇圧トランスの一次側に設けられたパル
ス発生用コンデンサと、発電機の出力電圧によりパルス
発生用コンデンサを一方の極性に充電するコンデンサ充
電回路と、導通した際にパルス発生用コンデンサの電荷
を昇圧トランスの一次コイルを通して放電させるように
設けられた放電用スイッチと、放電灯の始動時に該放電
灯が点灯するまでの間閉じられる始動用スイッチと、発
電機の出力電圧が設定レベルに達する毎に始動用スイッ
チを通して放電用スイッチにトリガ信号を与えて該放電
用スイッチを導通させる放電用スイッチトリガ回路とを
備えて、パルス発生用コンデンサの電荷の放電により昇
圧トランスの二次コイルに高電圧パルスを誘起させるよ
うにした回路により構成できる。この場合も、発電機の
出力電圧は昇圧トランスの二次コイルを通して放電灯に
印加される。
チが閉じられている間、放電灯に高電圧パルスが印加さ
れ、放電灯が点灯した後、始動スイッチを開くと、高電
圧パルスの発生が停止する。
り駆動される発電機の出力で安定器を用いることなく放
電灯を点灯させる。発電機の無負荷出力電圧を放電灯の
放電開始電圧よりも高くすることができる場合には、発
電機の出力電圧対出力電流特性を垂下特性(出力電流の
増大に伴って出力電圧が急速に低下して、出力電流が一
定値以下に制限される特性)とし、放電開始直後に放電
灯に流れる放電電流を許容値以下に制限するように発電
機の短絡電流を設定しておくことにより、発電機の出力
電圧を直接放電灯に印加するだけで放電灯を点灯させる
ことができる。
合には、発電機の無負荷出力電圧を放電灯の放電開始電
圧よりも高くすることができないため、発電機の出力電
圧を放電灯に印加するだけで放電灯を点灯させることは
できない。一例として、400[W]のメタルハライド
ランプを点灯する場合を考え、該ランプの定常時の動作
点を発電機の最大出力点付近に設定するものとすると、
発電機の無負荷電圧は通常200[V]ないし230
[V]程度になる。ところがメタルハライドランプの放
電開始電圧は2000[V]ないし3000[V]であ
るため、発電機11の出力電圧をそのまま放電灯12に
印加したのでは、放電を開始させることができない。
として高電圧パルスを発生するパルス発生回路を設け
て、該パルス発生回路から得られる高電圧パルスを発電
機の出力電圧に重畳して放電灯に印加する。
点灯装置の構成例を示したもので、同図において10は
内燃機関、11は内燃機関10により駆動されて単相交
流電圧を発生する交流発電機、12はメタルハライドラ
ンプ等の高圧放電灯、13は発電機11を電源として少
なくとも放電灯の始動時に高電圧パルスを発生するパル
ス発生回路、14は発電機11の出力端子11a,11
b間に並列接続されて、パルス発生回路13が高電圧パ
ルスVp を発生したときに流れるパルス電流を発電機1
1からバイパスするためのバイパス用コンデンサであ
る。
W1 及び二次コイルW2 を有する昇圧トランス13A
と、該昇圧トランスの一次電流を制御する一次電流制御
回路13Bとからなっている。一次電流制御回路13B
は電源入力端子13b1及び13b2を有していて、これら
の電源端子13b1及び13b2はそれぞれ発電機11の出
力端子11a及び11bに接続されている。発電機11
の出力端子11aは放電灯12の一端に直接接続され、
発電機の出力端子11bは昇圧トランス13Aの二次コ
イルW2 を通して放電灯12の他端に接続されている。
3Bは、発電機11の出力の正負の半サイクルの内の少
なくとも一方の半サイクルにおいて昇圧トランス13A
の一次コイルW1 を流れる電流に急激な変化を生じさせ
て、該トランスの二次コイルW2 に、発電機11の出力
電圧の極性と同じ極性の高電圧パルスVp を誘起させ
る。この高電圧パルスVp は発電機11の出力電圧Vに
重畳されて放電灯12に印加される。放電灯の始動を容
易にするため、高電圧パルスVp が発電機11の出力電
圧のピーク付近で発生するように、一次電流制御回路1
3Bを構成するのが好ましい。
的な構成例を示したものである。図2において、Lo 及
びRo は発電機11の内部インダクタンス及び内部抵
抗、13は昇圧トランス13A及び一次電流制御回路1
3Bからなるパルス発生回路である。この例では、発電
機11として、磁石回転子と電機子コイルを有する固定
子とからなる磁石式交流発電機が用いられていて、該発
電機11から交流電圧が得られるようになっている。
端はパルス発生用コンデンサC1 の一端に接続され、コ
ンデンサC1 の他端はダイオードD1 のカソードに接続
されている。ダイオードD1 のアノードはスイッチSW
を通して発電機11の一方の出力端子に接続されてい
る。一次コイルW1 の他端はアノードを該一次コイル側
に向けたダイオードD2 を通して発電機の他方の出力端
子11bに接続されている。
の他端にそれぞれサイリスタTh1のアノード及びカソー
ドが接続され、サイリスタTh1のゲートカソード間には
保護用の抵抗R1 とコンデンサC2 とが並列に接続され
ている。発電機11の他方の出力端子11bにダイオー
ドD3 のアノードが接続され、ダイオードD3 のカソー
ドとサイリスタTh1のカソードにつながるラインとの間
に抵抗R2 とR3 との直列回路からなる抵抗分圧回路が
接続されている。この分圧回路の分圧点はカソードを該
分圧点側に向けたツェナーダイオードZD1 を通してサ
イリスタTh1のゲートに接続されている。またサイリス
タTh1のカソードにつながるラインと発電機11の一方
の出力端子11aとの間にカソードを発電機の出力端子
11a側に向けたダイオードD4 が接続され、サイリス
タTh1のアノードカソード間には、該サイリスタと逆方
向のダイオードD5 が並列接続されている。ダイオード
D5 は昇圧トランス13Aの一次コイルに溜ったエネル
ギをコンデンサC1 に回生するために設けられている。
チSW→ダイオードD1 →コンデンサC1 →一次コイル
W1 →ダイオードD2 →発電機11の回路により、昇圧
トランスの一次側に設けられたパルス発生用コンデンサ
C1 を発電機11の一方の半サイクルの出力電圧Ve1で
一方の極性に充電するコンデンサ充電回路が構成されて
いる。またサイリスタTh1と抵抗R1 及びコンデンサC
2 とにより、コンデンサC1 の電荷を昇圧トランスの一
次コイルを通して放電させる放電用スイッチ13aが構
成され、ダイオードD3 及びD4 と抵抗R2 及びR3 か
らなる分圧回路とツェナーダイオードZD1 とにより、
発電機11の他方の半サイクルの出力電圧Ve2が設定レ
ベルVs に達したときに放電用スイッチ13aにトリガ
信号を与える放電用スイッチトリガ回路が構成されてい
る。
の抵抗値とツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧V
z とにより決まる。本発明においては、この設定レベル
Vsが、発電機11の無負荷時の出力電圧Va のピーク
値Va peakよりも低く、かつ放電灯12に定格放電電流
が流れているときの発電機の出力電圧(定格電圧)VL
のピーク値VL peakよりは高く設定される。即ち、図2
の放電灯点灯装置では、発電機11の出力電圧(ピーク
値)が放電灯12の定格電圧VL (ピーク値)よりも高
いときにのみ、抵抗R2 及びR3 からなる分圧回路の出
力電圧V1 がツェナーダイオードZD1 のツェナー電圧
Vz を超えてサイリスタTh1にトリガ信号を与えるよう
に、抵抗R2 及びR3 の抵抗値とツェナーダイオードZ
D1 のツェナー電圧とが選定される。
回路13が発生した高電圧パルスVp を発電機11から
側路するために設けられている。したがって、バイパス
用コンデンサ14としては、高周波特性が良好なフィル
ムコンデンサを用いるのが好ましい。
電機11が運転されている状態でスイッチSWが閉じら
れると、発電機11が一方の半サイクルの出力電圧Ve1
を発生したときにスイッチSWとダイオードD1 と一次
コイルW1 とダイオードD2とを通してパルス発生用コ
ンデンサC1 が図示の極性に充電される。放電灯12の
始動時のコンデンサC1 の充電電圧は発電機11の無負
荷出力電圧の波高値Va peakにほぼ等しくなる。発電機
11が他方の半サイクルの出力電圧Ve2を発生し、該出
力電圧Ve2のピーク値が設定レベルVs を超えると、抵
抗R2 及びR3からなる分圧回路の出力電圧V1 がツェ
ナーダイオードZD1 のツェナー電圧Vz を超えるた
め、サイリスタTh1にトリガ信号が与えられる。これに
よりサイリスタTh1が導通し、コンデンサC1 の電荷が
サイリスタTh1と一次コイルW1 とを通して放電する。
このコンデンサC1 の放電電流が昇圧トランス13Aの
一次コイルW1 に流れ込むと、該放電電流が流れるのを
妨げる向きのパルス状の電圧が一次コイルW1 に誘起す
る。この電圧は昇圧トランス13により昇圧されるた
め、該昇圧トランスの二次コイルW2 には、高電圧パル
スVp が誘起する。この高電圧パルスVp は発電機11
の他方の半サイクルの出力電圧Ve2に重畳されて放電灯
12に印加される。
電圧パルスVp の極性が発電機11の他方の半サイクル
の出力電圧の極性と同じになるように(パルス電圧Vp
が発電機11の他方の半サイクルの出力電圧Ve2に同極
性で重畳されて放電灯12に印加されるように)昇圧ト
ランス13の二次コイルW2 の巻き方向が設定されてい
る。
ルの出力電圧Ve2のピーク付近でサイリスタTh1にトリ
ガ信号が与えられてパルス電圧Vp が発生するように、
抵抗R2 及びR3 からなる分圧回路の分圧比を設定する
のが好ましい。
生用コンデンサC1 の充電電圧がVa peakである場合、
昇圧トランス14の一次コイル及び二次コイルの巻数比
を1:nとすると、放電灯の始動時に二次コイルW2 に
誘起する高圧パルスVp の波高値Vpmはほぼn×Va pe
akに等しくなる。ここで高電圧パルスVp が発電機11
の出力電圧のピーク位置で発生するとすると、放電灯1
2の始動時に該放電灯に印加される電圧は、ほぼ(n+
1)Va peakで与えられる。
出力電流特性が垂下特性を呈するように構成されてい
て、放電灯の始動時に該放電灯に印加される電圧を放電
灯12の放電開始電圧よりも高くするように発電機11
の無負荷時の出力電圧が設定される。また発電機11の
短絡電流ic が放電灯12の放電開始直後の(冷時の)
放電電流を許容値以下に制限するために必要な大きさを
有し、かつ定常時の放電灯の端子電圧VL 及び放電電流
iL を定格範囲に保つように、発電機11の出力電圧対
出力電流特性が設定される。
出力電流i特性の一例を示すと例えば図9の曲線イに示
す通りである。また、メタルハライドランプ等の高圧放
電灯の冷時の電圧対電流特性の一例を示すと図9の曲線
ロの通りである。図示のように、放電灯12は、放電電
流の増大に伴って端子電圧が低下する負性インピーダン
ス特性を有する。
電圧であり、放電灯を点灯させるためには、このA点の
電圧VA 以上の電圧を放電灯の両端に印加する必要があ
る。本発明においては、放電灯の始動時に高電圧パルス
が発生したときに該放電灯に印加される電圧が放電開始
電圧VA よりも高くなるように、発電機の無負荷出力電
圧Va と昇圧トランス13Aの昇圧比とが設定されてい
るため、スイッチSWが閉じられてパルス発生回路13
が高電圧パルスVp を発生すると放電灯12が放電を開
始する。
線ロに示すように放電灯のインピーダンスが急速に低下
していき、放電電流は曲線ロが発電機の出力電圧対出力
電流曲線イと交わるB点まで増加していく。このB点の
放電電流が放電開始直後の冷時の放電電流となる。この
放電開始直後の放電電流は、発電機の短絡電流ic が大
きければ大きい程大きい値を示す。本発明においては、
発電機の出力電圧対出力電流特性を垂下特性として、放
電開始直後に流れる放電電流を許容値以下に制限するよ
うに発電機11の短絡電流(図9のc点の電流)ic の
大きさが設定されているため、放電開始直後に放電灯に
流れる放電電流が許容値を超えることはない。
電灯の内部インピーダンスが増大していくため、放電電
流は減少していき、放電灯が熱的安定状態(定常状態)
になると、その時の放電灯のインピーダンス曲線ハと発
電機11の出力電圧対出力電流特性曲線ロとの交点で安
定する。本発明においては、定常状態での(放電灯が熱
的安定状態にあるときの)放電灯の両端の電圧VL 及び
放電電流iL (例えば図9のb点の電圧電流)が放電灯
の定格範囲に収まるように発電機の出力電圧対出力電流
特性を設定するため、放電灯の定常状態にはほぼ定格範
囲の放電電流が流れ、その両端の電圧は定格電圧にほぼ
等しくなる。
ば、出力電圧対出力電流特性曲線イがa点とb点とc点
とを通るように、発電機の特性を設定しておく。このよ
うに発電機の特性を設定しておけば、安定器を用いるこ
となく放電灯の放電を開始させて、放電直後の放電電流
を許容値以下に制限することができ、また定常時には安
定な動作点を確保することができる。
が放電灯12の定格電圧VL よりも高いときにのみ、抵
抗R2 及びR3 からなる分圧回路の出力電圧V1 がツェ
ナーダイオードZD1 のツェナー電圧Vz を超えてサイ
リスタTh1にトリガ信号を与えるように、抵抗R2 及び
R3 の抵抗値とツェナーダイオードZD1 のツェナー電
圧とを選定しておくと、放電灯12の始動時にのみ高電
圧パルスが発生し、放電灯が放電を開始して発電機の出
力電圧が定格値以下に低下すると高電圧パルスが消滅す
る。したがって、放電灯が点灯した後に無用な高電圧パ
ルスが発生して放電灯に悪影響が及ぶのを防ぐことがで
き、また発電機の出力が無用に消費されるのを防ぐこと
ができる。
発電機11の電機子巻線の巻数を適宜に設定したり、回
転子の磁極と固定子の磁極とが対向した際に隣接の磁極
を通して流れる漏洩磁束を大きくするように回転子及び
固定子の磁極の極弧角を調整したりすることにより、容
易に得ることができる。特に発電機11として磁石式の
交流発電機を用いると、電機子巻線の巻数や固定子磁極
の極弧角を調整することにより、a,b及びc点を通る
垂下特性を容易に得ることができる。
力端子間にバイパス用コンデンサ14を並列接続してお
くと、高電圧パルスVp が発生したときに発電機11の
電機子コイルにパルス電流が流れて損失が生じるのを防
ぐことができる。従って、高電圧パルスVp のエネルギ
を有効に利用して放電灯12の始動を効率よく行わせる
ことができる。
ルスVp に対して低インピーダンスを呈するため、発電
機11の出力端子間にバイパス用コンデンサを接続して
おくと、高電圧パルスVp が発生した際に発電機11の
電機子コイルに高い電圧が印加されるのを防ぐことがで
き、発電機11の絶縁設計を容易にすることができる。
を設けておくと、発電機11の電機子コイルを流れる進
相電流の働きにより、増磁作用が生じて発電機の出力が
増大する。
電圧Va のピーク値Va peakと発電機の回転数Nとの関
係を示したもので、同図の曲線イはコンデンサ14を設
けなかった場合を示し、曲線ロはコンデンサ14を設け
た場合を示している。
の実効値Va rms と発電機の回転数Nとの関係を示した
もので、曲線イ及びロはそれぞれコンデンサ14を設け
なかった場合及びコンデンサ14を設けた場合を示して
いる。
ーク値Vpeakと負荷電流Iの実効値Irms との関係を示
したもので、同図の曲線イはコンデンサ14を設けなか
った場合を示し、曲線ロはコンデンサ14を設けた場合
を示している。
Vrms と負荷電流Iの実効値Irmsとの関係を示したも
ので、曲線イはコンデンサ14を設けなかった場合を示
し、曲線ロはコンデンサ14を設けた場合を示してい
る。
14を設けなかった場合と設けた場合とについて、内燃
機関の回転速度を一定とした場合の発電機11の出力電
圧Vの波形を示したもので、図7はバイパス用コンデン
サを設けなかった場合を示し、図8はバイパス用コンデ
ンサ14を設けた場合を示している。
び図8に示した波形から、発電機11の出力端子間にコ
ンデンサ14を接続すると、該コンデンサを流れる進相
電流による増磁作用により、発電機の出力電圧の実効値
及びピーク値が増大することが分かる。したがって、上
記のように発電機の出力端子間にバイパス用コンデンサ
14を接続しておくと、同じ放電灯を点灯する際に用い
る発電機として、コンデンサを設けない場合よりも小形
のものを用いることができる。
と、図3及び図4に見られるように、発電機11の回転
数が一定値(図示の例ではほぼ3000[rpm ])を超
える領域(図3において破線の楕円Zで囲んだ範囲)
に、発電機の無負荷出力電圧のピーク値及び実効値の回
転数に対する変動幅が狭くなる部分が生じる。したがっ
て、この部分の無負荷出力電圧を利用してパルス発生回
路13から高電圧パルスを発生させるように発電機の設
定回転数を定めれば(例えば図3の例で発電機の設定回
転数を3600[rpm ]とすれば)、内燃機関の回転数
の変動に対して安定した高電圧パルスを得ることができ
るため、放電灯の始動を常に安定に行わせることができ
る。
示したa点,b点及びc点が得られる出力電圧対出力電
流特性イを有するものであればよく、磁石式交流発電機
に限られるものではない。例えば固定子側に磁石と電機
子コイルとを有し、回転子側に誘導子を有して、該誘導
子の回転により生じる磁束の変化により電機子コイルに
交流電圧を誘起させる誘導発電機や、同期発電機、或い
は直流発電機などを用いることができる。
として高電圧パルスを発生する回路であればよく、その
構成は上記の例に限定されるものではない。図10は、
本発明で用いることができるパルス発生回路13の他の
構成例を示したもので、このパルス発生回路13におい
ては、コンデンサC11及びC12とダイオードD11及びD
12とにより周知の倍電圧整流回路が構成され、この倍電
圧整流回路の入力側コンデンサC11の入力側の端子及び
出力側コンデンサC12の低電位側の端子にそれぞれ発電
機11の一方の出力端子11a及び他方の出力端子11
bが接続されている。倍電圧整流回路の出力側のコンデ
ンサC12の高電位側の端子に昇圧トランス13Aの一次
コイルW1 の一端が接続され、該一次コイルW1 の他端
とコンデンサC12の低電位側の端子との間にアノードを
一次コイルW1 側に向けた放電用サイリスタSCR1 が
接続されている。サイリスタSCR1 のゲートカソード
間に抵抗R11が接続され、アノードカソード間にはダイ
オードD13が逆並列接続されている。サイリスタSCR
1 のゲートには、トリガ用のサイリスタSCR2 のカソ
ードが接続され、該サイリスタSCR2 のアノードは抵
抗R12を通して昇圧トランス13Aの一次コイルW1 の
他端に接続されている。サイリスタSCR2のゲートに
はツェナーダイオードZDのアノードが接続され、該サ
イリスタのゲートカソード間には抵抗R13が接続されて
いる。昇圧トランスの一次コイルW1の他端とコンデン
サC12の低電位側の端子との間には抵抗R14及びR15か
らなる抵抗分圧回路が始動スイッチSWを介して接続さ
れ、該抵抗分圧回路の分圧点にツェナーダイオードZD
のカソードが接続されている。始動スイッチSWは、放
電灯を始動する際に閉じられ、放電灯が始動した後に開
かれる手動操作スイッチで、この始動スイッチは例えば
押しボタンスイッチからなっている。
端は発電機11の一方の出力端子11aと倍電圧整流回
路の入力側のコンデンサC11との接続点に接続され、該
二次コイルW2 の他端と発電機11の他方の出力端子1
1bとの間にメタルハライドランプ等の始動電圧が高い
放電灯12が接続されている。
電機11の出力により充電されたコンデンサC12の電荷
を、放電灯の始動時に、サイリスタSCR1 と昇圧トラ
ンス13Aの一次コイルW1 とを通して放電させること
により、昇圧トランス13Aの二次コイルW2 に高電圧
パルスを誘起させて、該高電圧パルスを発電機の出力電
圧に重畳して放電灯12に印加するようにしたものであ
る。
11が電圧を発生すると、コンデンサC12が発電機の出
力電圧の波高値の2倍の電圧まで図示の極性に充電され
る。始動スイッチSWが閉じられると、ツェナーダイオ
ードZDが導通してサイリスタSCR2 をトリガするた
め、該サイリスタSCR2 が導通して、サイリスタSC
R1 にトリガ信号を与える。これによりサイリスタSC
R1 が導通するとコンデンサC12の放電回路が構成され
て、該コンデンサC12の電荷が昇圧トランス13Aの一
次コイルとサイリスタSCR1 とを通して放電する。こ
の放電により生じる昇圧トランス13Aの一次電流の変
化により、該昇圧トランスの二次コイルW2 に高電圧パ
ルスが発生する。この高電圧パルスは発電機11の出力
電圧に重畳されて放電灯12に印加されるため、該放電
灯12の放電が開始され、放電灯が点灯する。放電灯の
放電が開始され、スイッチSWが開かれた後は、発電機
11の出力電圧が昇圧トランスの二次コイルW2 を通し
て放電灯12に印加されて、放電灯12が点灯状態に保
持される。
性を有する発電機を用いて、該発電機の特性を放電灯を
点灯させるために適した特性に設定するとともに、該発
電機を電源として高電圧パルスを発生するパルス発生回
路を設けて、該パルス発生回路が発生する高電圧パルス
を発電機の出力電圧に重畳して放電灯に印加するように
したので、磁気漏れ変圧器からなる安定器を用いること
なく、発電機の出力で放電灯を点灯させることができ、
コストの低減と点灯装置の小形化とを図ることができ
る。
機からバイパスするバイパス用コンデンサを発電機の出
力端子間に並列接続したので、パルス電流が発電機の電
機子コイルに流れて損失が生じるのを防ぐことができ
る。従って、高電圧パルスのエネルギを有効に利用して
放電灯の始動を効率よく行わせることができる。
に対して低インピーダンスを呈するため、本発明のよう
にバイパス用コンデンサを接続しておくと、高電圧パル
スが発生した際に発電機の電機子コイルに高い電圧が印
加されるのを防ぐことができ、発電機の絶縁設計を容易
にすることができる。
にコンデンサを接続したので、電機子コイルを流れる進
相電流の働きにより増磁作用を生じさせて発電機の出力
を増大させることができ、同じ放電灯を点灯する際に用
いる発電機としてコンデンサを設けない場合よりも小形
のものを用いて点灯装置の小形軽量化を図ることができ
る。
できるため、パルス発生回路の出力段に昇圧トランスを
設けて、該昇圧トランスの二次コイルに高電圧パルスを
発生させる構成をとる場合に、該トランスの昇圧比を小
さくして、発電機の負荷となる昇圧トランスの二次コイ
ルのインピーダンスを小さくすることができる。したが
って、昇圧トランスで生じる損失を少なくすることがで
き、その分小形の発電機を用いて放電灯を点灯させるこ
とができる。
たブロック図である。
を示した回路図である。
ク値と発電機の回転数との関係の一例をバイパス用コン
デンサを設けない場合と設けた場合とについて示した線
図である。
値と発電機の回転数との関係の一例をバイパス用コンデ
ンサを設けない場合と設けた場合とについて示した線図
である。
負荷電流の実効値との関係の一例をバイパス用コンデン
サを設けない場合と設けた場合とについて示した線図で
ある。
荷電流の実効値との関係の一例をバイパス用コンデンサ
を設けない場合と設けた場合とについて示した線図であ
る。
サを接続しなかった場合の無負荷出力電圧波形を示した
波形図である。
サを接続した場合の無負荷出力電圧波形を示した波形図
である。
性と放電灯の電圧対電流特性とを示した線図である。
構成例を示した回路図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 内燃機関と、前記内燃機関により駆動さ
れる発電機とを備えて、該発電機の出力により放電灯を
点灯する内燃機関駆動放電灯点灯装置において、 前記発電機を電源として少なくとも前記放電灯の始動時
に高電圧パルスを発生するパルス発生回路が設けられ
て、該パルス発生回路が発生する高電圧パルスが前記発
電機の出力電圧に重畳されて前記放電灯に印加され、 前記高電圧パルスを前記発電機からバイパスするパイパ
ス用コンデンサが前記発電機の出力端子間に並列に接続
され、 前記パルス発生回路は、前記放電灯の始動時に該放電灯
に印加される電圧を放電開始電圧以上にするために必要
な大きさの高電圧パルスを発生するように構成され、 前記発電機は、出力電圧対出力電流特性が垂下特性を呈
するように構成されていて、前記放電灯の放電開始直後
の放電電流を許容値以下に制限するように前記発電機の
短絡電流が設定され、前記放電灯の定常時の端子電圧及
び放電電流を定格範囲に保つように前記出力電圧対出力
電流特性が設定されていることを特徴とする内燃機関駆
動放電灯点灯装置。 - 【請求項2】 前記パルス発生回路は、昇圧トランス
と、前記昇圧トランスの一次側に設けられたパルス発生
用コンデンサと、前記発電機の出力電圧により前記パル
ス発生用コンデンサを一方の極性に充電するコンデンサ
充電回路と、導通した際に前記パルス発生用コンデンサ
の電荷を前記昇圧トランスの一次コイルを通して放電さ
せるように設けられた放電用スイッチと、前記発電機の
出力電圧が設定レベルに達したときに前記放電用スイッ
チにトリガ信号を与えて該放電用スイッチを導通させる
放電用スイッチトリガ回路とを備えて、前記パルス発生
用コンデンサの電荷の放電により前記昇圧トランスの二
次コイルに高電圧パルスを誘起させるように構成され、 前記発電機の出力電圧は前記昇圧トランスの二次コイル
を通して前記放電灯に印加されている請求項1に記載の
内燃機関駆動放電灯点灯装置。 - 【請求項3】 前記発電機は交流発電機からなり、 前記パルス発生回路は、昇圧トランスと、前記昇圧トラ
ンスの一次側に設けられたパルス発生用コンデンサと、
前記発電機の一方の半サイクルの出力電圧により前記パ
ルス発生用コンデンサを一方の極性に充電するコンデン
サ充電回路と、導通した際に前記パルス発生用コンデン
サの電荷を前記昇圧トランスの一次コイルを通して放電
させるように設けられた放電用スイッチと、前記発電機
の他方の半サイクルの出力電圧が設定レベルに達したと
きに前記放電用スイッチにトリガ信号を与えて該放電用
スイッチを導通させる放電用スイッチトリガ回路とを備
えて、前記パルス発生用コンデンサの電荷の放電により
前記昇圧トランスの二次コイルに高電圧パルスを誘起さ
せるように構成され、 前記発電機の出力電圧は前記昇圧トランスの二次コイル
を通して前記放電灯に印加されている請求項1に記載の
内燃機関駆動放電灯点灯装置。 - 【請求項4】 前記設定レベルは、前記発電機の無負荷
時の出力電圧よりも低く、かつ前記放電灯に定格放電電
流が流れているときの前記発電機の出力電圧よりは高く
設定されていることを特徴とする請求項2または3に記
載の内燃機関駆動放電灯点灯装置。 - 【請求項5】 前記パルス発生回路は、昇圧トランス
と、前記昇圧トランスの一次側に設けられたパルス発生
用コンデンサと、前記発電機の出力電圧により前記パル
ス発生用コンデンサを一方の極性に充電するコンデンサ
充電回路と、導通した際に前記パルス発生用コンデンサ
の電荷を前記昇圧トランスの一次コイルを通して放電さ
せるように設けられた放電用スイッチと、前記放電灯の
始動時に該放電灯が点灯するまでの間閉じられる始動用
スイッチと、前記発電機の出力電圧が設定レベルに達す
る毎に前記始動用スイッチを通して前記放電用スイッチ
にトリガ信号を与えて該放電用スイッチを導通させる放
電用スイッチトリガ回路とを備えて、前記パルス発生用
コンデンサの電荷の放電により前記昇圧トランスの二次
コイルに高電圧パルスを誘起させるように構成され、 前記発電機の出力電圧は前記昇圧トランスの二次コイル
を通して前記放電灯に印加されている請求項1に記載の
内燃機関駆動放電灯点灯装置。
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