JPH1069956A - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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Publication number
JPH1069956A
JPH1069956A JP8229095A JP22909596A JPH1069956A JP H1069956 A JPH1069956 A JP H1069956A JP 8229095 A JP8229095 A JP 8229095A JP 22909596 A JP22909596 A JP 22909596A JP H1069956 A JPH1069956 A JP H1069956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
contact
suction
lead
contactors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8229095A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kuzuhara
茂 葛原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Yamaguchi Ltd
Original Assignee
NEC Yamaguchi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Yamaguchi Ltd filed Critical NEC Yamaguchi Ltd
Priority to JP8229095A priority Critical patent/JPH1069956A/ja
Publication of JPH1069956A publication Critical patent/JPH1069956A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンタクト動作を高速化するとともに、コンタ
クトプッシャ機構を用いず、小型且つ軽量化したICソ
ケットを提供することにある。 【解決手段】ICのリードを受ける複数の接触子5を両
側に備えた凹状樹脂部2と、ICのモールド部を吸着す
るために接触子5と同じ側である凹状樹脂部2の中央凹
部に配置した伸縮式吸着部3とを有する。被測定ICの
リードを接触子5上にセットするとともに、伸縮式吸着
部3が吸着動作を行ってICを接触子5側に引きつける
ことにより、両者が電気的に接続される。このように、
ICをソケット1上に置くとほぼ同時に接続が可能にな
るため、コンタクト動作を0.5秒以下にし且つプッシ
ャ機構も不要にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICソケットに関
し、特に表面実装パッケージ用ICの電気的特性試験を
行うICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるICソケットは、例えば、
特開平2−5381号公報に示すように、矩形状ソケッ
トの中央に吸着穴を形成するとともに、ソケット本体の
各接触子に伸縮機構を設けたもの、あるいはソケット上
にICを配置し、その上から押圧手段を介してリードと
接触子を接触させるものなどが知られている。
【0003】図3はかかる従来の一例を示すICソケッ
トの断面図である。、図3に示すように、従来のICソ
ケット1aは、点線で示す樹脂部に複数の接触子5およ
びソケットリード8を備え、その接触子5上に被測定対
象であるIC6のリード7をセットし、その後コンタク
トプッシャ9によりICリード7を接触子5の方向に押
し下げることにより、両者の接触を保つ構造を有してい
る。
【0004】このような従来のICソケット1aにおい
ては、押圧手段としてのコンタクトプッシャ9により、
ICリード7と接触子5を接触させ、IC6の電気的特
性を試験している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のICソ
ケットは、ICリードを接触子上にセットした状態でコ
ンタクトプッシャによりICリードを接触子に圧接させ
ているため、セット動作と圧接動作という別の動作を必
要としている。すなわち、ICリードを接触子上にセッ
トした後、コンタクトプッシャでICリードに圧力をか
けるコンタクト動作機構が必要になる。しかも、かかる
コンタクト動作を行わせる時間も必要であり、自動機等
でICを測定する際に、測定済みのICをソケットから
取り外した後、未測定ICをソケットにセットするとと
もに、コンタクトするインデックス時間にロスが発生す
るという欠点がある。
【0006】また、上述した文献に記載したような機構
を採用すると、接触子それぞれにバネが必要であり、ソ
ケット自体が大きく且つ複雑になるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、上述したようなコンタク
ト動作を高速化するとともに、コンタクトプッシャ機構
を用いず、小型で軽量化することのできるICソケット
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のICソケット
は、ICのリードを受ける複数の接触子を両側に備えた
凹状樹脂部と、前記ICのモールド部を吸着するために
前記凹状樹脂部の中央凹部に配置した伸縮式吸着部とを
有して構成される。
【0009】また、本発明のICソケットにおける伸縮
式吸着部は、蛇腹構造もしくはバネ構造により形成さ
れ、前記ICの吸着とともに、前記ICのリードと前記
凹状樹脂部の前記接触子とを接触させるように形成され
る。
【0010】さらに、本発明のICソケットにおける伸
縮式吸着部は、吸着センサを設置し、前記ICの有無を
確実に検出するように形成される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の第一の実施の形態を説明す
るためのICソケットの斜視図である。図1に示すよう
に、本実施の形態におけるICソケット1は、ソケット
本体としての凹状樹脂部2と、表面実装型ICのモール
ド部を吸着するために、凹状樹脂部2の中央凹部に配置
した伸縮式吸着部3とを有している。この凹状樹脂部2
は、ICのリードを受ける複数の接触子5を両側の溝部
4に頭部が突出するように備えている。また、この伸縮
式吸着部3は、蛇腹構造やバネ構造を用いることがで
き、吸着動作により、ICを下側に引きつける構造であ
ればよい。
【0013】このICソケット1は、ICをソケット上
に置く(すなわち、ICモールド部を吸着部上に置く)
と同時に吸着動作を行うことにより、ICのモールド部
と接触している吸着部の圧力が下がり、ICモールド部
を押し下げることになる。これにより、ICリードと接
触子5が圧接され、電気的に接続されるので、特性試験
を行うことができる。
【0014】図2(a),(b)はそれぞれ図1におけ
るICソケットにICを装着する前後の断面図である。
まず、図2(a)に示すように、伸縮式吸着部3は被測
定IC6に対して接触子5と同じ方向に設置されてい
る。この伸縮式吸着部3は、通常時すなわち吸着を行わ
ない状態では伸びており、逆に吸着時には内部の圧力が
低下し外部の圧力より低くなることにより、縮む構造に
なっている。ここでは、蛇腹構造の例を示している。な
お、7は表面実装型IC6のリード、8は接触子5と一
体に形成されたソケットリードであり。
【0015】次に、図2(b)に示すように、被測定I
C6をソケット1上に置いた状態、すなわちIC6のモ
ールド部が伸縮式吸着部3上にある状態で真空吸着など
の吸着動作を行うと、吸着部の圧力が下がり、IC6を
接触子5側へ押し下げる。その結果、IC6のリード7
と接触子5が接触し、しかも適度な力、例えばリード1
ピンあたり10g程度の力でリード7が接触子5を押し
下げる。それにより、ICリード7と接触子5が電気的
に接続され、被測定IC6の測定が可能になる。したが
って、IC6をソケット上に置いてから、リード7と接
触子5を接触させるまでの時間(コンタクト動作)を従
来の1/4以下の0.5秒以下に高速化することができ
る。
【0016】反対に、吸着動作を解除すると、伸縮式吸
着部3内の圧力が外圧と同等になって伸縮式吸着部3が
伸び、接触子5の復旧力と合いまって、被測定IC6を
ICソケット1上に置いたときと同じ状態に戻る。
【0017】また、本実施の形態においては、従来用い
ていたコンタクトプッシャを必要としないので、部品点
数を削減できる上、接触子個々にスプリング等を必要と
しないため、ソケットとしては小型且つ軽量化を実現す
ることができる。
【0018】以上は一実施の形態であるが、他の実施の
形態として、伸縮式吸着部3に吸着センサを設置するこ
とも考えられる。その場合は、ICソケット1上に被測
定IC1があるか否かを確実に検知でき、ソケット1に
被測定IC6が正常にセットされていることを確認した
後に測定を開始でき、より一層測定精度を向上させるこ
ともできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICソケ
ットは、複数の接触子を備えた凹状樹脂部の中央に伸縮
式吸着部を有することにより、被測定ICをソケット本
体部上に載置すると同時に吸着を行うことができるの
で、コンタクト動作時間のロスを無くして高速化するこ
とができ、測定開始までの時間を従来の1/4以下に削
減できるという効果がある。
【0020】また、本発明のICソケットは、蛇腹機構
やバネ機構で形成された伸縮式吸着部を用いてコンタク
ト動作を行うことにより、従来のコンタクトプッシャを
不要にできるので、部品点数を削減することができ、ソ
ケット全体を小型および軽量化することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を説明するためのICソ
ケットの斜視図である。
【図2】図1におけるソケットにICを装着する前後の
断面図である。
【図3】従来の一例を示すICソケットにICを装着し
た状態の断面図である。
【符号の説明】
1 ICソケット 2 凹状樹脂部 3 伸縮式吸着部 4 溝部 5 接触子 8 ソケットリード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICのリードを受ける複数の接触子を両
    側に備えた凹状樹脂部と、前記ICのモールド部を吸着
    するために前記凹状樹脂部の中央凹部に配置した伸縮式
    吸着部とを有することを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】 前記伸縮式吸着部は、蛇腹構造もしくは
    バネ構造により形成され、前記ICの吸着とともに、前
    記ICのリードと前記凹状樹脂部の前記接触子とを接触
    させる請求項1記載のICソケット。
  3. 【請求項3】 前記伸縮式吸着部は、吸着センサを設置
    し、前記ICの有無を確実に検出する請求項1記載のI
    Cソケット。
JP8229095A 1996-08-29 1996-08-29 Icソケット Pending JPH1069956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8229095A JPH1069956A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 Icソケット

Applications Claiming Priority (1)

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JP8229095A JPH1069956A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 Icソケット

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Publication Number Publication Date
JPH1069956A true JPH1069956A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16886684

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JP8229095A Pending JPH1069956A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 Icソケット

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990309