JPH1069649A - 光学ピックアップの光学調整装置及び光学調整方法 - Google Patents
光学ピックアップの光学調整装置及び光学調整方法Info
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- JPH1069649A JPH1069649A JP35256396A JP35256396A JPH1069649A JP H1069649 A JPH1069649 A JP H1069649A JP 35256396 A JP35256396 A JP 35256396A JP 35256396 A JP35256396 A JP 35256396A JP H1069649 A JPH1069649 A JP H1069649A
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- holding
- axis
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 光ピックアップのあおり調整を簡単、迅速に
行えるようにする。 【解決手段】 ピックアップ本体54の保持用調整プレ
ート2を有し、これが保持するピックアップ本体54に
2軸部品等を組み込む前に、調整プレート2を、マスタ
ワークの光軸と直角な第1の方向と該方向に対し直角な
第2の方向とに傾き調整する光学ピックアップの光学調
整装置において、ピックアップ本体用保持部85を有
し、マスタワークの焦点もしくはその近傍を通り、光軸
と略直角をなす第1の軸芯63を支点として回動するよ
う配置した第1の部材86と、該回動を調整する第1の
調整手段90と、マスタワークの焦点もしくはその近傍
を通り、光軸と略直角をなし、第1の軸芯63と略直角
な関係の第2の軸芯64を支点として回動可能な状態
で、第1の部材86を支える第2の部材89と、第2部
材89の回動を調整する第2の調整手段91と、を備え
る。
行えるようにする。 【解決手段】 ピックアップ本体54の保持用調整プレ
ート2を有し、これが保持するピックアップ本体54に
2軸部品等を組み込む前に、調整プレート2を、マスタ
ワークの光軸と直角な第1の方向と該方向に対し直角な
第2の方向とに傾き調整する光学ピックアップの光学調
整装置において、ピックアップ本体用保持部85を有
し、マスタワークの焦点もしくはその近傍を通り、光軸
と略直角をなす第1の軸芯63を支点として回動するよ
う配置した第1の部材86と、該回動を調整する第1の
調整手段90と、マスタワークの焦点もしくはその近傍
を通り、光軸と略直角をなし、第1の軸芯63と略直角
な関係の第2の軸芯64を支点として回動可能な状態
で、第1の部材86を支える第2の部材89と、第2部
材89の回動を調整する第2の調整手段91と、を備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンパクト
ディスクやビデオディスク上に音響信号や映像信号に応
じて作られているピットを読み出す光学ピックアップの
光学調整装置及び方法に関するものである。
ディスクやビデオディスク上に音響信号や映像信号に応
じて作られているピットを読み出す光学ピックアップの
光学調整装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は光学ピックアップ50の構造例を
示し、図6は光学ピックアップ50に組み込まれた2軸
部品51を示している。2軸部品51は、対物レンズ5
2等を有し、ピックアップ本体であるスライドベース5
4に組み付けられるが、スライドベース54に対して対
物レンズ52等が光学的な精度で位置決めされていない
と、トラッキングエラーなどが生じることから、スライ
ドベース54と2軸部品51との位置が厳しく要求され
る。
示し、図6は光学ピックアップ50に組み込まれた2軸
部品51を示している。2軸部品51は、対物レンズ5
2等を有し、ピックアップ本体であるスライドベース5
4に組み付けられるが、スライドベース54に対して対
物レンズ52等が光学的な精度で位置決めされていない
と、トラッキングエラーなどが生じることから、スライ
ドベース54と2軸部品51との位置が厳しく要求され
る。
【0003】そこで、スライドベース54に対する2軸
部品51等の組み付けに際しては、まず、装置本体側の
スライドベース54を保持する機構を持つスライドベー
ス保持用調整プレートを、初期調整作業(この作業は通
常、生産開始前に行われる)において、装置本体に対し
傾き調整(この傾き調整のことを、一般的にあおり調整
と称する)し、その後の作業において、その調整後の保
持用調整プレートを基準としてそこにスライドベース5
4をセットすることにより、実際の機器に光学ピックア
ップが装着されているのと同じ状態で、スライドベース
54に対し2軸部品51等を専用機構により組み込むよ
うにしている。なお、本発明はそのスライドベース保持
用調整プレートの初期調整機構に関するものであり、こ
の初期調整は組立ラインにおいて、例えば、1週間に一
度という頻度で行われている。図7は、以上のような、
前記初期調整作業において行われるスライドベース保持
用調整プレートを傾き調整する従来の光学調整機構を模
式的に示している。
部品51等の組み付けに際しては、まず、装置本体側の
スライドベース54を保持する機構を持つスライドベー
ス保持用調整プレートを、初期調整作業(この作業は通
常、生産開始前に行われる)において、装置本体に対し
傾き調整(この傾き調整のことを、一般的にあおり調整
と称する)し、その後の作業において、その調整後の保
持用調整プレートを基準としてそこにスライドベース5
4をセットすることにより、実際の機器に光学ピックア
ップが装着されているのと同じ状態で、スライドベース
54に対し2軸部品51等を専用機構により組み込むよ
うにしている。なお、本発明はそのスライドベース保持
用調整プレートの初期調整機構に関するものであり、こ
の初期調整は組立ラインにおいて、例えば、1週間に一
度という頻度で行われている。図7は、以上のような、
前記初期調整作業において行われるスライドベース保持
用調整プレートを傾き調整する従来の光学調整機構を模
式的に示している。
【0004】図7において、装置本体70には、スライ
ドベース54を位置決めして保持する機構を持つ保持用
調整プレート71があおり調整機構72を介して設けら
れている。このあおり調整機構72は、本発明の従来例
に相当し、装置本体70上に設置される固定プレート7
3と、固定プレート73に対しスプリング74を装着し
たボルト等の調整ネジ75を介して配置された可動プレ
ート76とを備えている。調整ネジ75は、四隅に取り
付けられていて、例えば、任意の箇所の調整ネジ75を
ねじ込み操作することにより、可動プレート76をその
ねじ込みに応じた傾きに調整することができる。そし
て、この保持用調整プレート71は、可動プレート76
上に設置された支持体77の上端側に設けられており、
可動プレート76と支持体77とを介して調整される。
ドベース54を位置決めして保持する機構を持つ保持用
調整プレート71があおり調整機構72を介して設けら
れている。このあおり調整機構72は、本発明の従来例
に相当し、装置本体70上に設置される固定プレート7
3と、固定プレート73に対しスプリング74を装着し
たボルト等の調整ネジ75を介して配置された可動プレ
ート76とを備えている。調整ネジ75は、四隅に取り
付けられていて、例えば、任意の箇所の調整ネジ75を
ねじ込み操作することにより、可動プレート76をその
ねじ込みに応じた傾きに調整することができる。そし
て、この保持用調整プレート71は、可動プレート76
上に設置された支持体77の上端側に設けられており、
可動プレート76と支持体77とを介して調整される。
【0005】また、以上のような保持用調整プレート7
1の調整作業は次のような方式で行われる。すなわち、
保持用調整プレート71の上側には、実際の2軸部品の
組み付け調整において、対物レンズが配置される位置に
対応させて、被調整レンズ78(このレンズ78は位置
と姿勢の精度が保障されたマスタワークの一部である)
が配置される。なお、実際の生産の際に供給されるワー
クの(対物レンズ52を含む)2軸部品51は、後述す
る図3に示す半田固定部5による作業前であり、2軸部
品用のクランプ機構を持つ保持部79に保持された状態
で、支持体77内にあって可動プレート76(固定プレ
ート73側でも可能)に設置されて、保持部79のX,
Y方向の位置を調整する調整部80と、保持部79の2
方向の傾き(RadialとTangential方向)を調整する調整
部81とにより調整可能となっている。そして、保持用
調整プレート71の傾き調整作業の要領は、マスタワー
ク上の被調整レンズ78の焦点位置またはその近傍に光
学ブロック82のレンズ部82aを図7のX,Yテーブ
ルにて移動させて配置(図7中の一点鎖線で示す部分参
照)し、次いで、この状態で半導体レーザからレーザ光
を照射し、被調整レンズ78を通ってレンズ部82aに
入射されたレーザ光のスポット形状を光学ブロック82
側で観察しつつ行う。画像処理用カメラで観察したレー
ザ光のスポット形状についてその光軸が曲がっているよ
うな特長的形状を示す場合は、上記した調整ネジ75を
回動操作すると、保持用調整プレート71がその回動さ
れた調整ネジ75の箇所及び量に応じて変化し、理想的
なスポット形状におさまるまで調整される。このような
傾き調整(あおり調整)は、データが保障されている被
調整レンズ78を用いて光軸84との傾きを調整する方
法で行われ、スライドベース54を位置決めして保持す
る機構を持つ調整プレート71を、光軸84に対しR方
向(Radial方向、以下、同じ)と、T方向(Tangential
方向、以下、同じ)に傾けつつ調整する。なお、以上の
初期調整作業後は、調整された保持用調整プレート71
にスライドベース54を保持し、このスライドベース5
4に2軸部品51を組み込むと共に、2軸部品51につ
いて図5に示す光軸61に対し2方向の傾き63a,6
4a(RadialとTangential方向)を調整することとな
る。この2軸部品51の調整は前記した初期あおり調整
と異なり、毎回行われる。
1の調整作業は次のような方式で行われる。すなわち、
保持用調整プレート71の上側には、実際の2軸部品の
組み付け調整において、対物レンズが配置される位置に
対応させて、被調整レンズ78(このレンズ78は位置
と姿勢の精度が保障されたマスタワークの一部である)
が配置される。なお、実際の生産の際に供給されるワー
クの(対物レンズ52を含む)2軸部品51は、後述す
る図3に示す半田固定部5による作業前であり、2軸部
品用のクランプ機構を持つ保持部79に保持された状態
で、支持体77内にあって可動プレート76(固定プレ
ート73側でも可能)に設置されて、保持部79のX,
Y方向の位置を調整する調整部80と、保持部79の2
方向の傾き(RadialとTangential方向)を調整する調整
部81とにより調整可能となっている。そして、保持用
調整プレート71の傾き調整作業の要領は、マスタワー
ク上の被調整レンズ78の焦点位置またはその近傍に光
学ブロック82のレンズ部82aを図7のX,Yテーブ
ルにて移動させて配置(図7中の一点鎖線で示す部分参
照)し、次いで、この状態で半導体レーザからレーザ光
を照射し、被調整レンズ78を通ってレンズ部82aに
入射されたレーザ光のスポット形状を光学ブロック82
側で観察しつつ行う。画像処理用カメラで観察したレー
ザ光のスポット形状についてその光軸が曲がっているよ
うな特長的形状を示す場合は、上記した調整ネジ75を
回動操作すると、保持用調整プレート71がその回動さ
れた調整ネジ75の箇所及び量に応じて変化し、理想的
なスポット形状におさまるまで調整される。このような
傾き調整(あおり調整)は、データが保障されている被
調整レンズ78を用いて光軸84との傾きを調整する方
法で行われ、スライドベース54を位置決めして保持す
る機構を持つ調整プレート71を、光軸84に対しR方
向(Radial方向、以下、同じ)と、T方向(Tangential
方向、以下、同じ)に傾けつつ調整する。なお、以上の
初期調整作業後は、調整された保持用調整プレート71
にスライドベース54を保持し、このスライドベース5
4に2軸部品51を組み込むと共に、2軸部品51につ
いて図5に示す光軸61に対し2方向の傾き63a,6
4a(RadialとTangential方向)を調整することとな
る。この2軸部品51の調整は前記した初期あおり調整
と異なり、毎回行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光学調整方式にあっては次のような問題等があった。
第1に、あおり調整は、可動プレート76上にある複数
の調整ネジ75を操作して、スライドベースを位置決め
保持する機構を持つ調整プレート71の2方向の傾きを
光学的な精度で調整することから、例えば、保持用調整
プレート71をR方向に動かしただけで、T方向もずれ
てしまうため、何度も調整しながら合わせ込まなくては
ならず、作業性が悪かった。第2に、調整作業は光学ブ
ロック82側でレーザ光のスポット形状を測定しながら
行うが、保持用調整プレート71とあおり調整機構72
との間の距離が支持部77の存在により長いため、可動
プレート76を介してなされる僅かな傾き調整量でも光
ビームが視野(光学ブロック82側に設けられた許容ス
ポット範囲)から外れてしまうこともあり、相当な熟練
を必要とした。第3に、支持部77を含めた全体を可動
プレート76で支えているため剛性的にも問題があり、
ミクロン単位の調整精度が必要なシステムとしては信頼
性に欠けるものとなっていた。
の光学調整方式にあっては次のような問題等があった。
第1に、あおり調整は、可動プレート76上にある複数
の調整ネジ75を操作して、スライドベースを位置決め
保持する機構を持つ調整プレート71の2方向の傾きを
光学的な精度で調整することから、例えば、保持用調整
プレート71をR方向に動かしただけで、T方向もずれ
てしまうため、何度も調整しながら合わせ込まなくては
ならず、作業性が悪かった。第2に、調整作業は光学ブ
ロック82側でレーザ光のスポット形状を測定しながら
行うが、保持用調整プレート71とあおり調整機構72
との間の距離が支持部77の存在により長いため、可動
プレート76を介してなされる僅かな傾き調整量でも光
ビームが視野(光学ブロック82側に設けられた許容ス
ポット範囲)から外れてしまうこともあり、相当な熟練
を必要とした。第3に、支持部77を含めた全体を可動
プレート76で支えているため剛性的にも問題があり、
ミクロン単位の調整精度が必要なシステムとしては信頼
性に欠けるものとなっていた。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は光学ピックアップの光学調整作業
を簡単、かつ迅速に行うことができ、生産性を向上させ
ることができる光学ピックアップの光学調整装置及び光
学調整方法を提供することにある。さらに、他の目的
は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
のであり、その目的は光学ピックアップの光学調整作業
を簡単、かつ迅速に行うことができ、生産性を向上させ
ることができる光学ピックアップの光学調整装置及び光
学調整方法を提供することにある。さらに、他の目的
は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する次のような技術手段を講じたことを特徴とする。す
なわち、本発明の光学調整装置は、装置本体に設けられ
て、ピックアップ本体を位置決めして保持する機能を持
つ保持用調整プレートを有し、前記調整プレートに保持
される前記ピックアップ本体に2軸部品等を専用の組み
込み調整機構により組み込む前に、前記保持用調整プレ
ートを、前記装置本体に対しマスタワークを用いそのマ
スタワークの光軸と直角な第1の方向と該第1の方向に
対して直角な第2の方向とに傾き調整する光学ピックア
ップの光学調整装置において、前記ピックアップ本体を
位置決めして保持する機能を有していると共に、前記マ
スタワークの焦点(もしくは焦点の近傍)を通り、前記
光軸と略直角をなす第1の軸芯を支点として回動するよ
う配置された第1の部材と、前記第1の部材の回動を調
整する第1の調整手段と、前記マスタワークの焦点(も
しくは焦点の近傍)を通り、前記光軸と略直角をなし、
かつ前記第1の軸芯と略直角な関係にある第2の軸芯を
支点として回動可能な状態で、前記第1の部材を支えて
いる第2の部材と、前記第2部材の回動を調整する第2
の調整手段と、を備えている構成である。
する次のような技術手段を講じたことを特徴とする。す
なわち、本発明の光学調整装置は、装置本体に設けられ
て、ピックアップ本体を位置決めして保持する機能を持
つ保持用調整プレートを有し、前記調整プレートに保持
される前記ピックアップ本体に2軸部品等を専用の組み
込み調整機構により組み込む前に、前記保持用調整プレ
ートを、前記装置本体に対しマスタワークを用いそのマ
スタワークの光軸と直角な第1の方向と該第1の方向に
対して直角な第2の方向とに傾き調整する光学ピックア
ップの光学調整装置において、前記ピックアップ本体を
位置決めして保持する機能を有していると共に、前記マ
スタワークの焦点(もしくは焦点の近傍)を通り、前記
光軸と略直角をなす第1の軸芯を支点として回動するよ
う配置された第1の部材と、前記第1の部材の回動を調
整する第1の調整手段と、前記マスタワークの焦点(も
しくは焦点の近傍)を通り、前記光軸と略直角をなし、
かつ前記第1の軸芯と略直角な関係にある第2の軸芯を
支点として回動可能な状態で、前記第1の部材を支えて
いる第2の部材と、前記第2部材の回動を調整する第2
の調整手段と、を備えている構成である。
【0009】また、本発明の光学調整方法は、装置本体
に設けられてピックアップ本体を位置決めして保持する
機能を持つ保持用調整プレートについて、前記調整プレ
ートに保持される前記ピックアップ本体に2軸部品等を
専用の組み込み調整機構により組み込む前に、前記保持
用調整プレートを、前記装置本体に対しマスタワークを
用いそのマスタワークの光軸と直角な第1の方向と該第
1の方向に対して直角な第2の方向とに傾き調整する光
学ピックアップの光学調整方法において、前記保持用調
整プレートを、前記ピックアップ本体を位置決めして保
持する機能を有する第1の部材と、前記機能を有しない
第2の部材とに2分割し、前記第1の部材の回動軸芯を
前記マスタワークの焦点(もしくは焦点の近傍)を通
り、前記光軸と略直角な位置に設定し、前記第2の部材
の回動軸芯を前記マスタワークの焦点(もしくは焦点の
近傍)を通り、かつ前記第1の部材の回動軸芯と略直角
な関係に設定すると共に、前記第1の部材を第2の部材
で支えることにより、前記保持用調整プレートの前記第
1と第2の方向の傾きを、前記第1の部材と前記第2の
部材との回動動作を介してそれぞれ独立に調整可能にし
た構成である。
に設けられてピックアップ本体を位置決めして保持する
機能を持つ保持用調整プレートについて、前記調整プレ
ートに保持される前記ピックアップ本体に2軸部品等を
専用の組み込み調整機構により組み込む前に、前記保持
用調整プレートを、前記装置本体に対しマスタワークを
用いそのマスタワークの光軸と直角な第1の方向と該第
1の方向に対して直角な第2の方向とに傾き調整する光
学ピックアップの光学調整方法において、前記保持用調
整プレートを、前記ピックアップ本体を位置決めして保
持する機能を有する第1の部材と、前記機能を有しない
第2の部材とに2分割し、前記第1の部材の回動軸芯を
前記マスタワークの焦点(もしくは焦点の近傍)を通
り、前記光軸と略直角な位置に設定し、前記第2の部材
の回動軸芯を前記マスタワークの焦点(もしくは焦点の
近傍)を通り、かつ前記第1の部材の回動軸芯と略直角
な関係に設定すると共に、前記第1の部材を第2の部材
で支えることにより、前記保持用調整プレートの前記第
1と第2の方向の傾きを、前記第1の部材と前記第2の
部材との回動動作を介してそれぞれ独立に調整可能にし
た構成である。
【0010】これによれば、ピックアップ本体を位置決
めして保持する機構を持つ保持用調整プレートを、第1
の部材と第2の部材とで構成し、第1の部材を第1の軸
芯(マスタワークの焦点もしくはその近傍を通り、光軸
と略直角な関係にある軸芯)を支点として回動して調整
すると共に、第2部材を第2の軸芯(マスタワークの焦
点もしくはその近傍を通り、かつ第1の部材の回動軸芯
と略直角な関係にある軸芯)を支点として回動調整する
ことにより、マスタワークの光軸に対し保持用調整プレ
ートの2方向の傾き調整を独立に行うことが可能とな
る。
めして保持する機構を持つ保持用調整プレートを、第1
の部材と第2の部材とで構成し、第1の部材を第1の軸
芯(マスタワークの焦点もしくはその近傍を通り、光軸
と略直角な関係にある軸芯)を支点として回動して調整
すると共に、第2部材を第2の軸芯(マスタワークの焦
点もしくはその近傍を通り、かつ第1の部材の回動軸芯
と略直角な関係にある軸芯)を支点として回動調整する
ことにより、マスタワークの光軸に対し保持用調整プレ
ートの2方向の傾き調整を独立に行うことが可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態例としての光
学ピックアップの光学調整機構について説明する。な
お、この説明では、本発明を適用した光学ピックアップ
の光学調整システム全体について図3と図4にて概説し
た後、本発明の要部構造を図1と図2により詳述する。
また、以下の形態説明は、本発明の好適な例であるから
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
学ピックアップの光学調整機構について説明する。な
お、この説明では、本発明を適用した光学ピックアップ
の光学調整システム全体について図3と図4にて概説し
た後、本発明の要部構造を図1と図2により詳述する。
また、以下の形態説明は、本発明の好適な例であるから
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0012】(光学調整システムの全体構成)この光学
調整システムは、生産ラインにおける配置例を示してい
る図3と図4の如く、図6の2軸部品51を図5に示す
如くピックアップ本体であるスライドベース54に組み
込むと共に調整するための機構であり、この機構の一部
に後述する本発明の光学調整機構(あおり調整機構)が
組み込まれている。ステーション構成としては、図3に
例示すように、ワーク搬送移載部1と、調整ステージ
A,Bに対応して配置されているスライドベース54を
位置決めして保持する機構を持つ保持用調整プレート2
と、各調整プレート2を調整ステージA,Bに交互に移
動し位置決めするインデックス3と、生産開始前の初期
調整作業で行われる被調整レンズ78(位置と姿勢の精
度が保障されたデータ付きのマスタワーク)や生産時の
2軸部品51の調整作業に使用される光学ブロック4
と、生産時に調整後の2軸部品51をスライドベース5
4に固定(接着剤の塗布と硬化)する固定部5と、装置
駆動をコントロールする情報を入力するための操作ボタ
ン7付きの操作パネル6等で構成されている。
調整システムは、生産ラインにおける配置例を示してい
る図3と図4の如く、図6の2軸部品51を図5に示す
如くピックアップ本体であるスライドベース54に組み
込むと共に調整するための機構であり、この機構の一部
に後述する本発明の光学調整機構(あおり調整機構)が
組み込まれている。ステーション構成としては、図3に
例示すように、ワーク搬送移載部1と、調整ステージ
A,Bに対応して配置されているスライドベース54を
位置決めして保持する機構を持つ保持用調整プレート2
と、各調整プレート2を調整ステージA,Bに交互に移
動し位置決めするインデックス3と、生産開始前の初期
調整作業で行われる被調整レンズ78(位置と姿勢の精
度が保障されたデータ付きのマスタワーク)や生産時の
2軸部品51の調整作業に使用される光学ブロック4
と、生産時に調整後の2軸部品51をスライドベース5
4に固定(接着剤の塗布と硬化)する固定部5と、装置
駆動をコントロールする情報を入力するための操作ボタ
ン7付きの操作パネル6等で構成されている。
【0013】なお、ワーク搬送移載部1は、移載位置
(図3では調整ステージAの調整プレート2)にワーク
の搬送と移載を行うものであって、コンベア8とピック
&プレース9とからなる。コンベア8は前工程からワー
クを搬送したり、調整後のワークを次工程に搬送する。
ピック&プレース9はコンベア8からワークを調整ステ
ージに移載したり、調整後のワークを調整プレート2か
らコンベア8に戻す。また、光学ブロック4は、図7の
光学ブロック82と同じく、あおり調整作業において被
調整レンズ78、生産時の調整作業において対物レンズ
52の結像状態を被調整レンズ78や対物レンズ52を
通って光学ブロック4のレンズ部4aから入射されるレ
ーザ光のスポット形状を画像処理で観察するものであ
り、制御部10に接続されている。制御部10はマイク
ロプロセッサ等からなり、光学調整システムの全体を制
御するようになっている。
(図3では調整ステージAの調整プレート2)にワーク
の搬送と移載を行うものであって、コンベア8とピック
&プレース9とからなる。コンベア8は前工程からワー
クを搬送したり、調整後のワークを次工程に搬送する。
ピック&プレース9はコンベア8からワークを調整ステ
ージに移載したり、調整後のワークを調整プレート2か
らコンベア8に戻す。また、光学ブロック4は、図7の
光学ブロック82と同じく、あおり調整作業において被
調整レンズ78、生産時の調整作業において対物レンズ
52の結像状態を被調整レンズ78や対物レンズ52を
通って光学ブロック4のレンズ部4aから入射されるレ
ーザ光のスポット形状を画像処理で観察するものであ
り、制御部10に接続されている。制御部10はマイク
ロプロセッサ等からなり、光学調整システムの全体を制
御するようになっている。
【0014】図4は、調整ステージBにおいて、生産開
始前の初期調整作業が行われた後、そこにセットされた
スライドベース54に対し2軸部品51を組み込む調整
機構を模式的に示している。以下、この図4を用いて、
本発明の主要部となるスライドベース保持用調整プレー
ト2と、2軸部品用の組み込み調整機構20との関係を
まず明らかにしておく。2軸部品用の組み込み調整機構
20は、保持用調整プレート2に対応して設けられてお
り、初期調整作業時の被調整レンズ78や生産時の2軸
部品51を上下方向より解除可能にチャックする保持手
段としてのユニットチャック部21と、ユニットチャッ
ク部21を上下方向に移動させて光軸61に沿って動か
し被調整レンズ78や2軸部品51における対物レンズ
52の焦点調整を行う焦点調整手段22と、第1の軸芯
63aを支点として回動させる動きをユニットチャック
部21に与える第1の調整手段23と、第2の軸芯64
aを支点として回動させる動きをユニットチャック部2
1に与える第2の調整手段24と、ユニットチャック部
21をX−Y方向に移動させるX−Y方向調整手段25
等で構成されている
始前の初期調整作業が行われた後、そこにセットされた
スライドベース54に対し2軸部品51を組み込む調整
機構を模式的に示している。以下、この図4を用いて、
本発明の主要部となるスライドベース保持用調整プレー
ト2と、2軸部品用の組み込み調整機構20との関係を
まず明らかにしておく。2軸部品用の組み込み調整機構
20は、保持用調整プレート2に対応して設けられてお
り、初期調整作業時の被調整レンズ78や生産時の2軸
部品51を上下方向より解除可能にチャックする保持手
段としてのユニットチャック部21と、ユニットチャッ
ク部21を上下方向に移動させて光軸61に沿って動か
し被調整レンズ78や2軸部品51における対物レンズ
52の焦点調整を行う焦点調整手段22と、第1の軸芯
63aを支点として回動させる動きをユニットチャック
部21に与える第1の調整手段23と、第2の軸芯64
aを支点として回動させる動きをユニットチャック部2
1に与える第2の調整手段24と、ユニットチャック部
21をX−Y方向に移動させるX−Y方向調整手段25
等で構成されている
【0015】なお、焦点調整手段22は、制御部10で
制御されるモータ駆動回路26によってコントロールさ
れるモータ27を駆動源として駆動される。第1の調整
手段23は制御部10で制御されるモータ駆動回路28
によってコントロールされるモータ29を駆動源として
駆動されると共に、第2の調整手段24は制御部10で
制御されるモータ駆動回路30によってコントロールさ
れるモータ31を駆動源として駆動される。X−Y方向
調整手段25は制御部10で制御されるモータ駆動回路
32によってコントロールされるモータ33を駆動源と
して駆動される。 そして、以上の組み込み調整機構2
0は、生産時において、2軸部品51の対物レンズ52
を通って入射された半導体レーザからのレーザ光のスポ
ット形状を光学ブロック4側で観察し、光軸が倒れてい
るような特長的形状を示す場合にはその度合に応じて第
1の調整手段23、第2の調整24を個々に駆動して調
整を行うと共に、焦点調整手段22を駆動して焦点調整
を行う。また、調整が完了したら、2軸部品51とスラ
イドベース54との間に図3に示すハンダ固定部5から
ハンダを供給して、ハンダ付けを行うと、スライドベー
ス54に対する2軸部品51の調整固定が完了する。次
いで、ピック&プレース9等を介して一体化された光学
ピックアップ50をコンベア8上に戻し、次工程へ搬送
する。
制御されるモータ駆動回路26によってコントロールさ
れるモータ27を駆動源として駆動される。第1の調整
手段23は制御部10で制御されるモータ駆動回路28
によってコントロールされるモータ29を駆動源として
駆動されると共に、第2の調整手段24は制御部10で
制御されるモータ駆動回路30によってコントロールさ
れるモータ31を駆動源として駆動される。X−Y方向
調整手段25は制御部10で制御されるモータ駆動回路
32によってコントロールされるモータ33を駆動源と
して駆動される。 そして、以上の組み込み調整機構2
0は、生産時において、2軸部品51の対物レンズ52
を通って入射された半導体レーザからのレーザ光のスポ
ット形状を光学ブロック4側で観察し、光軸が倒れてい
るような特長的形状を示す場合にはその度合に応じて第
1の調整手段23、第2の調整24を個々に駆動して調
整を行うと共に、焦点調整手段22を駆動して焦点調整
を行う。また、調整が完了したら、2軸部品51とスラ
イドベース54との間に図3に示すハンダ固定部5から
ハンダを供給して、ハンダ付けを行うと、スライドベー
ス54に対する2軸部品51の調整固定が完了する。次
いで、ピック&プレース9等を介して一体化された光学
ピックアップ50をコンベア8上に戻し、次工程へ搬送
する。
【0016】(本発明の光学調整機構)図1と図2は、
ピックアップ本体であるスライドベース54を位置決め
して保持する機構を持つ調整プレート2を、初期調整作
業においてあおり調整し、その後の生産において、この
保持用調整プレート2を基準としてスライドベース54
をその調整プレート2にセットすることにより、実際の
機器に光学ピックアップが装着されているのと同じ状態
で、調整プレート2に対し位置決め保持されるスライド
ベース54に上記したように2軸部品51等を組み込む
と共に、調整するのに好適な光学調整機構を示してい
る。なお、図1と図2の保持用調整プレート2は、図7
のスライドベース保持用調整プレート71と機能的に同
じくしており、この調整プレート2上には図3の光学ブ
ロック4が移動可能に配置されている。
ピックアップ本体であるスライドベース54を位置決め
して保持する機構を持つ調整プレート2を、初期調整作
業においてあおり調整し、その後の生産において、この
保持用調整プレート2を基準としてスライドベース54
をその調整プレート2にセットすることにより、実際の
機器に光学ピックアップが装着されているのと同じ状態
で、調整プレート2に対し位置決め保持されるスライド
ベース54に上記したように2軸部品51等を組み込む
と共に、調整するのに好適な光学調整機構を示してい
る。なお、図1と図2の保持用調整プレート2は、図7
のスライドベース保持用調整プレート71と機能的に同
じくしており、この調整プレート2上には図3の光学ブ
ロック4が移動可能に配置されている。
【0017】図1と図2において、この光学調整機構
は、ピックアップ本体であるスライドベース54を位置
決めして保持する機構(以下、「保持部85」と言う)
を有した第1の部材86と、第1の部材86と枢軸8
7,88を介して連結されている第2の部材89と、図
4の2軸部品51と同様に配置されるマスタワークとし
ての被調整レンズ78の焦点または焦点の近傍を通り第
1の部材86を第2の部材89に対して上下方向(図1
の矢印T方向)に回動させるための第1の調整手段90
と、前記マスタワークとしての被調整レンズ78の焦点
または焦点の近傍を通り第2の部材89を第1の部材8
6と共に左右方向(図4の矢印R方向)に回動させるた
めの第2の調整手段91等で構成されている。なお、保
持部85の位置決め保持機構は、図示を省略している
が、第1の部材86に設けられた貫通穴86aの周囲部
に固定した状態に設けられており、通常、スライドベー
ス54に対応した主軸、副軸、基準側面を有し、それら
によりスライドベース54を位置決めして保持できるよ
うになっている。
は、ピックアップ本体であるスライドベース54を位置
決めして保持する機構(以下、「保持部85」と言う)
を有した第1の部材86と、第1の部材86と枢軸8
7,88を介して連結されている第2の部材89と、図
4の2軸部品51と同様に配置されるマスタワークとし
ての被調整レンズ78の焦点または焦点の近傍を通り第
1の部材86を第2の部材89に対して上下方向(図1
の矢印T方向)に回動させるための第1の調整手段90
と、前記マスタワークとしての被調整レンズ78の焦点
または焦点の近傍を通り第2の部材89を第1の部材8
6と共に左右方向(図4の矢印R方向)に回動させるた
めの第2の調整手段91等で構成されている。なお、保
持部85の位置決め保持機構は、図示を省略している
が、第1の部材86に設けられた貫通穴86aの周囲部
に固定した状態に設けられており、通常、スライドベー
ス54に対応した主軸、副軸、基準側面を有し、それら
によりスライドベース54を位置決めして保持できるよ
うになっている。
【0018】さらに詳述すると、第1の部材86は板状
をなし、その両側に、中心線が十分な精度で同軸上に位
置するよう設けられた軸受92a,92bを有してい
る。これに対し、第2の部材89は、第1部材86の部
分86bと部分86bとの間を内側に配置可能な略コ形
の板状をなし、その両片部89a,89aの先端に固定
されたリンク結合用アーム93を有している。各アーム
93は略L形をなし、各片部89aから第1の部材86
の外側部分に配置されていると共に、先端側にあって前
記軸受92a,92bに対応して位置に軸受94a,9
4bを固定配置している。そして、第1の部材86と第
2の部材89とは、軸受92aと軸受94aとが共通の
枢軸87でリンク結合されると共に、軸受92bと軸受
94bとが共通の枢軸88でリンク結合されている。す
なわち、これら枢軸87,88は軸受92a,92bに
対し固定され、軸受94a,94bの軸穴に対し回動自
在になっている。また、両枢軸87,88の結ぶ軸芯
(第1の軸芯)63上には前記したマスタワークとして
の被調整レンズ78の焦点(またはその近傍)が位置
し、光軸と略直角となるよう設定されている。
をなし、その両側に、中心線が十分な精度で同軸上に位
置するよう設けられた軸受92a,92bを有してい
る。これに対し、第2の部材89は、第1部材86の部
分86bと部分86bとの間を内側に配置可能な略コ形
の板状をなし、その両片部89a,89aの先端に固定
されたリンク結合用アーム93を有している。各アーム
93は略L形をなし、各片部89aから第1の部材86
の外側部分に配置されていると共に、先端側にあって前
記軸受92a,92bに対応して位置に軸受94a,9
4bを固定配置している。そして、第1の部材86と第
2の部材89とは、軸受92aと軸受94aとが共通の
枢軸87でリンク結合されると共に、軸受92bと軸受
94bとが共通の枢軸88でリンク結合されている。す
なわち、これら枢軸87,88は軸受92a,92bに
対し固定され、軸受94a,94bの軸穴に対し回動自
在になっている。また、両枢軸87,88の結ぶ軸芯
(第1の軸芯)63上には前記したマスタワークとして
の被調整レンズ78の焦点(またはその近傍)が位置
し、光軸と略直角となるよう設定されている。
【0019】第1の調整手段90は、枢軸87の突出外
面側に形成されたウオームギア部95と、この枢軸87
に対応してアーム93に取り付けられたサーボモータ9
6と、このサーボモータ96の駆動軸96aに一体回動
可能に取り付けられているギア97とでなり、ギア97
とウオームギア部95が常に歯合された状態に保持され
ている。そして、サーボモータ96が回動されると、こ
のサーボモータ96の回動方向に応じて第1の部材86
が同図のT方向(図1の前後方向で、Tangential方向に
相当)に回動される。なお、第1の調整手段90の駆動
機構はこれに限られず、他の機構により第1の部材86
をT方向に回動調整するようにしてもよい。これに対
し、第2の調整手段91は、インデックス3上の装置本
体3a側に設けられた軸受98aを介して回動可能に配
置されている駆動軸99aと、駆動軸99aを回動させ
るためのサーボモータ99とで構成されている。駆動軸
99aの軸芯(第2の軸芯)64には前記したマスタワ
ークとしての被調整レンズ78の焦点(またはその近
傍)が位置していると共に、軸芯64が前記した軸芯6
3と直角に交差するよう設定されている。また、駆動軸
99aの先端は、第2の部材89に設けられた軸受98
bに固定して取り付けられており、サーボモータ99が
回動されると、この駆動軸99aと第2の部材89及び
第1の部材86が同図のR方向(図1の左右方向で、Ra
dial方向に相当)に一体に回動するようになっている。
面側に形成されたウオームギア部95と、この枢軸87
に対応してアーム93に取り付けられたサーボモータ9
6と、このサーボモータ96の駆動軸96aに一体回動
可能に取り付けられているギア97とでなり、ギア97
とウオームギア部95が常に歯合された状態に保持され
ている。そして、サーボモータ96が回動されると、こ
のサーボモータ96の回動方向に応じて第1の部材86
が同図のT方向(図1の前後方向で、Tangential方向に
相当)に回動される。なお、第1の調整手段90の駆動
機構はこれに限られず、他の機構により第1の部材86
をT方向に回動調整するようにしてもよい。これに対
し、第2の調整手段91は、インデックス3上の装置本
体3a側に設けられた軸受98aを介して回動可能に配
置されている駆動軸99aと、駆動軸99aを回動させ
るためのサーボモータ99とで構成されている。駆動軸
99aの軸芯(第2の軸芯)64には前記したマスタワ
ークとしての被調整レンズ78の焦点(またはその近
傍)が位置していると共に、軸芯64が前記した軸芯6
3と直角に交差するよう設定されている。また、駆動軸
99aの先端は、第2の部材89に設けられた軸受98
bに固定して取り付けられており、サーボモータ99が
回動されると、この駆動軸99aと第2の部材89及び
第1の部材86が同図のR方向(図1の左右方向で、Ra
dial方向に相当)に一体に回動するようになっている。
【0020】以上のような調整機構によれば、第2の調
整手段91のサーボモータ99が回動されると、その回
動方向に応じてピックアップ本体であるスライドベース
54を位置決めして保持する機構(保持部85)を持つ
第1の部材86が、前述した被調整レンズ78の焦点ま
たは焦点の近傍を通り、右または左側に回動される。こ
れに対して、第1の調整手段90のサーボモータ96が
回動されると、その回動方向に応じて保持部85を持つ
第1の部材86が、前述した被調整レンズ78の焦点ま
たはその焦点の近傍を通り上または下側に回動される。
よって、生産開始前に行われるあおり調整作業では、光
学ブロック4側においてビームスポットの形状または位
置を見ながら第1の調整手段90及び第2の調整手段9
1を制御し、図1のT方向の回動とR方向の回動量を調
整することにより、第1の部材86(保持部85)の2
方向の傾き調整を独立して行うことができる。なお、第
1と第2の部材86,89は調整後、その状態に固定保
持される。
整手段91のサーボモータ99が回動されると、その回
動方向に応じてピックアップ本体であるスライドベース
54を位置決めして保持する機構(保持部85)を持つ
第1の部材86が、前述した被調整レンズ78の焦点ま
たは焦点の近傍を通り、右または左側に回動される。こ
れに対して、第1の調整手段90のサーボモータ96が
回動されると、その回動方向に応じて保持部85を持つ
第1の部材86が、前述した被調整レンズ78の焦点ま
たはその焦点の近傍を通り上または下側に回動される。
よって、生産開始前に行われるあおり調整作業では、光
学ブロック4側においてビームスポットの形状または位
置を見ながら第1の調整手段90及び第2の調整手段9
1を制御し、図1のT方向の回動とR方向の回動量を調
整することにより、第1の部材86(保持部85)の2
方向の傾き調整を独立して行うことができる。なお、第
1と第2の部材86,89は調整後、その状態に固定保
持される。
【0021】したがって、この本発明の形態では次のよ
うな作用効果が得られる。 、あおり調整は光学系に対しスライドベース54(ピ
ックアップ本体)を位置決め保持する機構を持つ保持用
調整プレート2について、光軸に対する2方向の傾きを
調整するものであるが、本発明方式では、図7のように
複数箇所の調整ネジ75を介して2方向の傾きを同時に
調整する従来方式に対し、2方向の傾きが第1の調整手
段90(保持部85を持つ第1の部材86をT方向に回
動して調整する)と第2の調整手段91(第2の部材8
9を第1の部材86と共にR方向に回動して調整する)
とを介して、各傾き量を独立に調整することができる構
造であることから、調整作業が極めて簡単になり、作業
者の熟練もさほど必要とせず、作業改善と効率とを共に
向上できる。 、換言すると、本発明方式では、第1の部材86(保
持部85)がマスタワークとしての被調整レンズ78の
焦点(またはその近傍)を通り光軸61と略直角な軸芯
(第1の軸芯)63を支点として回動し、また、第2の
部材89が被調整レンズ78の焦点(またはその近傍)
を通り軸芯63と略直角に交差する軸芯(第2の軸芯)
64を支点として回動して調整する。このように、第1
と第2の部材86,89が共に被調整レンズ78の焦点
付近で回動されることから、従来の方式で(図7の構造
では可動プレート76の傾きを微調整しても、その上に
ある保持用調整プレート71が支持体77の高さに比例
した量だけ調整されることに起因して)発生したような
微小な傾きの調整だけで光ビームが視野から外れてしま
うと言う問題が起きにくくなる。 、なお、本発明方式では、図7の構造に対しあおり調
整ユニットとしてのコンパクト化が図られると共に、あ
おり調整時に動かす質量を軽減でき、調整機構の信頼性
と共に、剛性を高めることであおり調整の精度をより向
上できる。
うな作用効果が得られる。 、あおり調整は光学系に対しスライドベース54(ピ
ックアップ本体)を位置決め保持する機構を持つ保持用
調整プレート2について、光軸に対する2方向の傾きを
調整するものであるが、本発明方式では、図7のように
複数箇所の調整ネジ75を介して2方向の傾きを同時に
調整する従来方式に対し、2方向の傾きが第1の調整手
段90(保持部85を持つ第1の部材86をT方向に回
動して調整する)と第2の調整手段91(第2の部材8
9を第1の部材86と共にR方向に回動して調整する)
とを介して、各傾き量を独立に調整することができる構
造であることから、調整作業が極めて簡単になり、作業
者の熟練もさほど必要とせず、作業改善と効率とを共に
向上できる。 、換言すると、本発明方式では、第1の部材86(保
持部85)がマスタワークとしての被調整レンズ78の
焦点(またはその近傍)を通り光軸61と略直角な軸芯
(第1の軸芯)63を支点として回動し、また、第2の
部材89が被調整レンズ78の焦点(またはその近傍)
を通り軸芯63と略直角に交差する軸芯(第2の軸芯)
64を支点として回動して調整する。このように、第1
と第2の部材86,89が共に被調整レンズ78の焦点
付近で回動されることから、従来の方式で(図7の構造
では可動プレート76の傾きを微調整しても、その上に
ある保持用調整プレート71が支持体77の高さに比例
した量だけ調整されることに起因して)発生したような
微小な傾きの調整だけで光ビームが視野から外れてしま
うと言う問題が起きにくくなる。 、なお、本発明方式では、図7の構造に対しあおり調
整ユニットとしてのコンパクト化が図られると共に、あ
おり調整時に動かす質量を軽減でき、調整機構の信頼性
と共に、剛性を高めることであおり調整の精度をより向
上できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
ピックアップ本体を位置決めして保持する機構を持つ調
整プレートを、第1の部材と第2の部材とで構成し、第
1の部材を第1の軸芯を支点として回動して調整すると
共に、第2部材を第2の軸芯を支点として回動して調整
することにより、マスタワークの光軸に対し2方向の傾
き調整を独立に行うことができる。これにより、生産前
に行われる初期調整作業、つまりあおり調整作業をそれ
ほど熟練を必要とせず、簡単かつ迅速に行うことができ
る。
ピックアップ本体を位置決めして保持する機構を持つ調
整プレートを、第1の部材と第2の部材とで構成し、第
1の部材を第1の軸芯を支点として回動して調整すると
共に、第2部材を第2の軸芯を支点として回動して調整
することにより、マスタワークの光軸に対し2方向の傾
き調整を独立に行うことができる。これにより、生産前
に行われる初期調整作業、つまりあおり調整作業をそれ
ほど熟練を必要とせず、簡単かつ迅速に行うことができ
る。
【図1】本発明の主要部である保持用調整プレートを上
から見た平面図である。
から見た平面図である。
【図2】図1のA−A線の方向より見た保持用調整プレ
ートの側面図である。
ートの側面図である。
【図3】本発明を適用した光学調整システム例の全体を
示す概略配置図である。
示す概略配置図である。
【図4】前記光学調整システム中、本発明と関係する部
分を示す概略構成図である。
分を示す概略構成図である。
【図5】一般的な光学ピックアップの平面図である。
【図6】2軸部品単体の平面図である。
【図7】従来の光学調整方式を説明するための概略配置
図である。
図である。
2 保持用調整プレート 20 組み込み調整機構 51 2軸部品 52 対物レンズ 54 スライドベース(ピックアップ本体) 61 光軸 63 第1の軸芯 64 第2の軸芯 78 被調整レンズ(マスタワーク) 85 保持部(位置決めして保持する機構部) 86 第1の部材 89 第2の部材 90 第1の調整手段 91 第2の調整手段 93 アーム 87,88 枢軸
Claims (4)
- 【請求項1】 装置本体に設けられて、ピックアップ本
体を位置決めして保持する機能を持つ保持用調整プレー
トを有し、前記調整プレートに保持される前記ピックア
ップ本体に2軸部品等を専用の組み込み調整機構により
組み込む前に、前記保持用調整プレートを、前記装置本
体に対しマスタワークを用いそのマスタワークの光軸と
直角な第1の方向と該第1の方向に対して直角な第2の
方向とに傾き調整する光学ピックアップの光学調整装置
において、 前記ピックアップ本体を位置決めして保持する機能を有
していると共に、前記マスタワークの焦点もしくはその
近傍を通り、前記光軸と略直角をなす第1の軸芯を支点
として回動するよう配置された第1の部材と、 前記第1の部材の回動を調整する第1の調整手段と、 前記マスタワークの焦点もしくはその近傍を通り、前記
光軸と略直角をなし、かつ前記第1の軸芯と略直角な関
係にある第2の軸芯を支点として回動可能な状態で、前
記第1の部材を支えている第2の部材と、 前記第2部材の回動を調整する第2の調整手段と、を備
えていることを特徴とする光学ピックアップの光学調整
装置。 - 【請求項2】 前記第2の部材が、両側に設けられたリ
ンク結合用のアームを有し、前記両アームの間に前記第
1の部材を枢軸を介して回動可能に支持している請求項
1に記載の光学ピックアップの光学調整装置。 - 【請求項3】 前記第2の部材が、前記装置本体側に設
けられた駆動軸を介し回動可能に支持されている請求項
2に記載の光学ピックアップの光学調整装置。 - 【請求項4】 装置本体に設けられてピックアップ本体
を位置決めして保持する機能を持つ保持用調整プレート
について、前記調整プレートに保持される前記ピックア
ップ本体に2軸部品等を専用の組み込み調整機構により
組み込む前に、前記保持用調整プレートを、前記装置本
体に対しマスタワークを用いそのマスタワークの光軸と
直角な第1の方向と該第1の方向に対して直角な第2の
方向とに傾き調整する光学ピックアップの光学調整方法
において、 前記保持用調整プレートを、前記ピックアップ本体を位
置決めして保持する機能を有する第1の部材と、前記機
能を有しない第2の部材とに2分割し、 前記第1の部材の回動軸芯を前記マスタワークの焦点も
しくはその近傍を通り、前記光軸と略直角な位置に設定
し、 前記第2の部材の回動軸芯を前記マスタワークの焦点も
しくはその近傍を通り、かつ前記第1の部材の回動軸芯
と略直角な関係に設定すると共に、前記第1の部材を第
2の部材で支えることにより、 前記保持用調整プレートの前記第1と第2の方向の傾き
を、前記第1の部材と前記第2の部材との回動動作を介
してそれぞれ独立に調整可能にした、ことを特徴とする
光ピックアップの光学調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35256396A JPH1069649A (ja) | 1996-06-20 | 1996-12-16 | 光学ピックアップの光学調整装置及び光学調整方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-178751 | 1996-06-20 | ||
| JP17875196 | 1996-06-20 | ||
| JP35256396A JPH1069649A (ja) | 1996-06-20 | 1996-12-16 | 光学ピックアップの光学調整装置及び光学調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1069649A true JPH1069649A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=26498844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35256396A Pending JPH1069649A (ja) | 1996-06-20 | 1996-12-16 | 光学ピックアップの光学調整装置及び光学調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1069649A (ja) |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP35256396A patent/JPH1069649A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |