JP2011067840A - レーザー加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】品質良く所望の大きさの円加工等ができるレーザー加工装置を提供すること。
【解決手段】被加工物Wにレーザービームを照射するレーザー照射手段40が、レーザービームを発振するレーザー発振器41と、レーザー発振器41で発振したレーザービームを反射する反射面43aを有するミラー43と、反射面43aが回転軸に対して平行又は垂直とならない様に、ミラー43が先端に配設され、ミラー43を回転させるスピンドル44と、ミラー43の反射面43aで反射したレーザービームを被加工物Wに向けて集光する集光レンズ45とを有し、スピンドル44によって回転させられるミラー43でレーザービームを反射させて前記集光レンズ45上に円状の軌跡を描くようにレーザービームを導き、被加工物W上に円状の軌跡を描くようにレーザービームを照射する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体ウェーハ等の被加工物をレーザー加工するレーザー加工装置に関する。
外形寸法が数ミリメートル程度の微小径の透明石英ガラスリングが、光学用部材、光ファイバー用部品、パソコン等の光通信における受信装置に用いるコネクター用部品等として用いられている。特許文献1には、レーザービームを用いて微小径の透明石英ガラスリングを製造する方法が記載されている。特許文献1に記載の製造方法では、表面を鏡面加工した石英ガラス基板をレーザー加工台に貼り付け、石英ガラス基板の表層又は内部に焦点を結ばせてレーザービームを照射し、焦点を製品の輪郭に沿って移動させて切断加工する。
特開2008−63207号公報 特開2003−163323号公報
ところで、現在のレーザー加工技術では直径1mm以下の微細な穴を高精度で抜くことが可能になってきているが(例えば、特許文献2参照)、円加工されるリングの外形寸法が2mm以上のものになってくると、上記微細穴と同等の精度を実現することが難しい。例えば、ガルバノスキャナーを用いてレーザービームの円形の軌跡を描く場合、ミラーの位置制御が不安定なことから、品質の良い円加工が困難である。また、音響光学偏向素子(AOD)を用いてレーザービームの円形の軌跡を描く場合、走査可能範囲が制限されるため、比較的径の大きな円加工には適用が困難である。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、品質良く所望の大きさの円加工等ができるレーザー加工装置を提供することを目的とする。
本発明のレーザー加工装置は、被加工物を保持する保持テーブルと、当該保持テーブルに保持された前記被加工物にレーザービームを照射するレーザー照射手段とを含むレーザー加工装置であって、前記レーザー照射手段は、前記レーザービームを発振するレーザー発振器と、前記レーザー発振器で発振したレーザービームを反射する反射面を有するミラーと、前記反射面が回転軸に対して平行又は垂直とならない様に、前記ミラーが先端に配設され、当該ミラーを回転させるスピンドルと、前記ミラーの反射面で反射したレーザービームを前記被加工物に向けて集光する集光レンズと、を有し、前記スピンドルによって回転させられる前記ミラーで前記レーザービームを反射させて前記集光レンズ上に円状の軌跡を描くように前記レーザービームを導くことによって前記被加工物上に円状の軌跡を描くように前記レーザービームを照射することを特徴とする。
この構成によれば、ミラーの反射面がスピンドルの回転軸に対して平行又は垂直とならない様にスピンドルの先端にミラーを設け、スピンドルによって回転したミラーにレーザービームを導入し当該ミラーで反射したレーザービームを集光レンズに入射し、集光レンズ上で円状の軌跡を描くようにしたので、スピンドルの回転軸に対するミラーの反射面の角度を変えるだけで、所望の直径の円加工が可能になる。
上記レーザー加工装置において、前記反射面を当該反射面が前記スピンドルの回転軸に平行又は垂直とならない範囲で任意の角度に調整する角度調整機構を備えても良い。
前記角度調整機構は、前記反射面が前記スピンドルの回転軸に平行又は垂直とならない範囲で遊動可能に配設された前記ミラーを、前記スピンドルの回転速度の変化に伴い変化する遠心力によって移動させ、前記スピンドルの回転軸と前記反射面とのなす角度を変化させる構成としても良い。
上記レーザー加工装置において、前記レーザー照射手段は、前記集光レンズに入射する前記レーザービームの入射角が変化しても、当該集光レンズから出射するレーザービームの中心軸が常に当該集光レンズの光軸と平行となるテレセントリック光学系であることが望ましい。
本発明によれば、品質良く所望の大きさの円加工等ができるレーザー加工装置を提供できる。
本発明に係るレーザー加工装置の斜視図 本発明に係るレーザー加工装置のチャックテーブル周辺の斜視図 本発明に係るレーザー加工装置に備えたレーザー照射手段の構成図 半導体ウェーハの加工予定の外円及び内円を示す平面図 集光レンズ上でレーザービームが円状の軌跡を描く様子を示す概念図 (a)半導体ウェーハへ照射したレーザービームが描いた外円及び内円を示す図、(b)外円及び内円に沿ってくり抜かれたリングを示す図 傾斜の異なる複数の傾斜部材を示す図 入射位置を補正する補正機能を備えたレーザー照射手段の構成図 スピンドル先端の傾斜端面に垂直な回転軸でミラーを回動させる角度調整機構を説明するための概略図 スピンドル先端にスピンドルの回転軸と直交する軸にて回動部材を支持した角度調整機構を説明するための概略図 スピンドル先端に回転速度に応じて角度が調整される角度調整ミラーを備えた角度調整機構を説明するための概略図 図11に示す角度調整機構を備えたレーザー照射手段の構成図
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るレーザー加工装置の斜視図であり、図2は図1に示すレーザー加工装置に設けられたチャックテーブル周辺の斜視図である。同図には、レーザー加工対象である被加工物として半導体ウェーハWが例示されている。半導体ウェーハWは、方形状に形成されており、貼着テープ91を介して環状フレーム92に支持されている。
なお、本実施の形態においては、被加工物としてシリコンウェーハ等の半導体ウェーハを例に挙げて説明するが、被加工物は半導体ウェーハに限定されるものではない。たとえば、チップ実装用として半導体ウェーハの裏面に貼着されるDAF(Die Attach Film)等の粘着部材、半導体製品のパッケージ、セラミック、ガラス、サファイヤ(Al2O3)系の無機材料基板、LCDドライバー等の各種電気部品やミクロンオーダーの加工位置精度が要求される各種加工材料を被加工物としてもよい。
図1に示すように、レーザー加工装置1は、基台2に支柱部3が立設されており、支柱部3の上部から基台2の中央部側の上面上まで支持部4が水平に延びている。支持部4の先端にはレーザー加工ヘッド5が設けられている。図1及び図2には図示されていないが、支持部4の内部にレーザー発振器、各種の光学部材及びスピンドルが配設され、レーザー加工ヘッド5には集光レンズが配設されている。レーザー照射手段の構成要素は、支持部4及びレーザー加工ヘッド5に配設されている。
基台2の上面は、支柱部3が立設された場所を除いて矩形状に開放されており、その矩形状の開放領域Rにチャックテーブル11が配設されている。基台2における矩形状の開放領域Rにはチャックテーブル11を囲むように枠体12が配設されている。枠体12はX軸方向の寸法が開放領域RにおけるX軸方向の寸法と略同一寸法に設定されており、開放領域RにおいてY軸方向へのみ移動可能に基台2に組み込まれている。枠体12においてY軸方向に対向する一対の側壁と、それら枠体12側の側壁と対向する基台2側の側壁との間には、枠体12の移動に伴って伸縮可能な防塵カバー13a,13bが設けられている。枠体12の内側には、チャックテーブル11と共にX軸方向へ移動可能な移動板14と、移動板14の移動に伴って伸縮可能な防塵カバー15a,15bとが設けられている。このように、レーザー加工装置1は、基台2の上面における開放領域Rが、枠体12、移動板14、防塵カバー13a,13b、15a,15bにより覆われている。また、移動板14の中央には、円形の開口部が形成され、この円形の開口部を介してチャックテーブル11の上部が外部に露出される。
図2に示すように、基台2内には、チャックテーブル11をX軸方向およびY軸方向に移動させるチャックテーブル移動機構20が設けられている。チャックテーブル移動機構20は、支持台21上においてY軸方向に延在し、互いに平行な一対のガイドレール22と、一対のガイドレール22にスライド可能に設置されたモータ駆動のY軸テーブル23とを有している。また、チャックテーブル移動機構20は、Y軸テーブル23上においてX軸方向に延在し、互いに平行な一対のガイドレール24と、一対のガイドレール24にスライド可能に設置されたモータ駆動のX軸テーブル25とを有している。X軸テーブル25の上部には、チャックテーブル11が設けられている。
なお、X軸テーブル25およびY軸テーブル23の背面側には、それぞれ図示しないナット部が形成され、これらナット部にボールネジ26、27が螺合されている。そして、ボールネジ26、27の一端部には、それぞれ駆動モータ28、29が連結され、これら駆動モータ28、29によりボールネジ26、27が回転駆動される。
チャックテーブル11は、X軸テーブル25の上面においてZ軸回りに回転可能なテーブル支持部31と、テーブル支持部31の上部に設けられ、半導体ウェーハWを吸着保持するワーク保持部32(図1参照)とを有している。図2では、半導体ウェーハWの貼着された環状フレーム92をチャックテーブル11にセットした状態が示されているので、ワーク保持部32は半導体ウェーハW及び貼着テープ91に隠れて見えていない。ワーク保持部32は、半導体ウェーハWを吸着保持する真空チャック式であり、所定の厚みを有する円盤状に形成されている。ワーク保持部32の周囲には、テーブル支持部31の四方から径方向外側に延びる一対の支持アームを介して4つのクランプ部33が設けられている。この4つのクランプ部33は、エアーアクチュエータにより駆動し、半導体ウェーハWの周囲の環状フレーム92を挟持固定する。
図3はレーザー加工装置1に設けられたレーザー照射手段の構成図である。
同図に示すレーザー照射手段40は、レーザー発振器41、導入ミラー42、ミラー43、スピンドル44、集光レンズ45を主な構成要素として構成される。
レーザー発振器41は、レーザー発振によって生成されたレーザービームを出射する。レーザービームとしてパルスレーザーを生成しても良い。レーザー発振器41から出射したレーザービームの進行路上に導入ミラー42が配置されている。導入ミラー42は、レーザービームをミラー43へ導入する。
ミラー43は、レーザービームを集光レンズ45側へ反射する反射面43aを有する。スピンドル44は、スピンドル先端にミラー43が設けられている。スピンドル44は、回転軸を中心に矢印イで示す回転方向(反時計回り)に回転する。ミラー43の反射面43aから出射するレーザービームが円状の軌跡を描くためには、ミラー43の反射面43aがスピンドル44の回転軸に対して平行又は垂直とならないことが必要である。図3では傾斜部材43bにミラー43を固定し、スピンドル44の回転軸に対して反射面43aを任意の角度で傾斜させている。傾斜部材43bは、断面形状が直角三角形となるくさび型を有しており、斜辺側にミラー43が固定されている。傾斜部材43bの長辺側である対向面を、回転軸に対して垂直な端面であるスピンドル44の先端部に固定している。ミラー43の反射面43aから出射したレーザービームの光路上に集光レンズ45が配置されている。
集光レンズ45は、入射するレーザービームを集光させるように作用する集光光学系であり、単レンズ又は組合せレンズで構成される。図3では集光レンズ45として両凸レンズを模式的に示している。集光レンズ45は、レーザー加工ヘッド5の内部に設けられた不図示のレンズ保持部にZ軸方向へ移動可能に保持されており、不図示のフォーカシング機構を介してZ軸方向の集光位置を調整可能に構成されている。レーザー加工時には、集光レンズ45の集光点に半導体ウェーハWが配置される。
ここで、集光レンズ45は、集光レンズ45に入射するレーザービームの入射角が変化しても、当該集光レンズ45から出射するレーザービームの中心軸が常に当該集光レンズ45の光軸と略平行となるテレセントリック光学系であることが望ましい。レーザービームの集光レンズ45への入射角度は、スピンドル44の回転軸に対するミラー43の傾斜角に応じて変化する。
集光レンズ45がテレセントリック光学系であれば、集光レンズ45への入射角度及び入射位置が異なっていても、集光レンズ45から出射する各レーザービームの出射角度を集光レンズ45の光軸と略並行にすることができる。図3には異なるスピンドル44の回転角度位置におけるミラー43で反射したレーザービームL1,L2,L3が集光レンズ45へ入射して、集光レンズ45からの出射後はレーザービームL1,L2,L3がレンズ光軸と略並行になっている状態が示されている。なお、レーザービームL3は集光レンズ45の中心に入射しているのではなく、レーザービームL1,L2と同等にレンズ光軸から所定距離だけ紙面垂直方向へ離れた位置に入射している。
次に、以上のように構成された本実施の形態のレーザー加工装置において半導体ウェーハWをリング加工するための動作について説明する。
図1に示すように、貼着テープ91を介して半導体ウェーハWが支持された環状フレーム92が準備される。半導体ウェーハWが支持された環状フレーム92がチャックテーブル11にセットされ、エアーアクチュエータにより駆動された4つのクランプ部33によって環状フレーム92が挟持固定される。
次に、Y軸テーブル23及びX軸テーブル25を移動させて、半導体ウェーハWをレーザー加工ヘッド5に対向させる。このとき、図4に示す半導体ウェーハWの加工予定の外円S1の中心座標P1に、集光レンズ45のレンズ光軸を合わせる位置合わせを行う。また、不図示のフォーカシング機構によって集光レンズ45がZ軸方向へ駆動制御され、集光レンズ45の集光点が半導体ウェーハWの表層又は内部に合うように調整される。
この後、スピンドル44が回転駆動されてミラー43が回転すると共に、レーザー発振器41からレーザービームを所定時間だけ出射させる。半導体ウェーハWをくり抜くのに必要な時間だけレーザービームを半導体ウェーハWへ照射する。
ここで、半導体ウェーハWに照射されるレーザービームが円状の軌跡を描くことについて説明する。図3に示すレーザー照射手段40において、ミラー43の反射面43aへ導入されたレーザービームが、ミラー43の回転中心に相当する反射面43a上の所定位置に入射している。
仮に、反射面43aがスピンドル44の回転軸に対して垂直である場合には、ミラー43が回転してもレーザービームの反射面43aへの入射角は変化しないので、ミラー43の回転角に依らず、反射面43aからのレーザービームの出射角は一定になる。この場合、反射面43aから出射するレーザービームの光軸が図5に示す直線L0であるものとする。
一方、図3に示すレーザー照射手段40は、反射面43aがスピンドル44の回転軸に対して垂直(及び平行)とならない所定角度で、ミラー43が支持されている。したがって、本実施の形態は、図5に示すように、反射面43aから出射するレーザービームは、ミラー43が1回転する間、直線L0に対しては一定の角度αを維持したまま、直線L0と直交する平面において直線L0を中心にして360度回転する。
図5に示すように、直線L0が集光レンズ45のレンズ光軸に相当する点Opを通るように対物レンズ45とミラー43を配置する。また、ミラー43で反射したレーザービームが描く円状の軌跡Scが、対物レンズ45において光軸と直交する平面である開口面45aに収まるように対物レンズ45とミラー43との間の光路長を設定する。
以上の光学条件の下で、ミラー43がスピンドル44の回転により1回転すると、反射面43aから集光レンズ45へ入射したレーザービームは、対物レンズ45における開口面45aで円状の軌跡Sc上を1周することになる。
対物レンズ45へ入射したレーザービームは、スピンドル44の回転軸に対するミラー43の回転角度位置に応じて、軌跡Sc上の位置が変化する。このとき、集光レンズ45はテレセントリック光学系であるので、対物レンズ45から出射するレーザービームの光軸はレンズ光軸と略平行になる。そして、対物レンズ45から出射するレーザービームは開口面45a(軌跡Sc)への入射位置に対応した半導体ウェーハWの外円S1上の所定位置へ入射する。レーザービームの対物レンズ45へ入射位置が軌跡Sc上を移動するのに対応して、半導体ウェーハWへ照射されるレーザービームの入射位置も外円S1上を移動することになる。その結果、図6(a)に示すように半導体ウェーハWへ照射されるレーザービームのスポットが外円S1を描くことになる。レーザービームのスポットが外円S1に沿って1周しただけでは、半導体ウェーハWをくり抜くことができない場合は、ミラー43が必要回数を回転する間だけ、レーザー発振器41からレーザービームを出し続ける。
以上のようにして、半導体ウェーハWの加工予定の外円S1に沿ってレーザービームを必要なだけ周回させることができ、半導体ウェーハWを外円S1に沿ってくり抜くことができる。
半導体ウェーハWの外円S1の加工が終了したら、一旦レーザー発振器41を止めて、ミラー43の反射面43aの回転軸に対する角度を、図4に示す内円S2の直径に対応した角度に切り替える。
以下に、ミラー43の反射面43aのスピンドル44の回転軸に対する角度を調整するための角度調整機構について説明する。
図7(a)(b)(c)に示すように、傾斜の異なる複数の傾斜部材43b、43c、43dを準備し、これら傾斜部材43b、43c、43dをスピンドル44の先端部に対して選択的に着脱自在できる構成とする。3つの傾斜部材43b、43c、43dは、傾斜角の一番大きい傾斜部材43c(図7(a))が、図5に示す直線L0に対する角度αが最も小さくなり、加工円の直径も一番小さくなる。次いで、傾斜部材43b(図7(b))を用いた場合の加工円の直径が中間となり、傾斜角の最も小さい傾斜部材43d(図7(c))を用いた場合の加工円の直径が一番大きくなる。
例えば、傾斜角の最も小さい傾斜部材43dによる加工円の直径が、図4に示す内円S2の直径と同じであるとする。スピンドル44の先端部から傾斜部材43bを取り外し、代わりに傾斜部材43cを取り付ける。
上記同様に、Y軸テーブル23及びX軸テーブル25を移動させて、半導体ウェーハWをレーザー加工ヘッド5に対向させ、加工予定の内円S2の中心座標P1(外円S1の中心座標P1と同一)に、集光レンズ45のレンズ光軸を合わせる位置合わせを行う。また、フォーカシング機構によって集光レンズ45の集光点が半導体ウェーハWの表層又は内部に合うように調整される。
この後、スピンドル44がミラー43の回転駆動を開始すると共に、レーザー発振器41からレーザービームを所定時間だけ出射する。その結果、図6(a)に示すように半導体ウェーハWへ照射される集光するレーザービームのスポットが内円S2に沿って移動し、レーザービームのスポットを内円S2に沿って必要なだけ周回させる。半導体ウェーハWは内円S2に沿ってくり抜かれる。図6(b)は半導体ウェーハWから切り抜かれたリングWcを示している。内円S2に沿った加工が終了したら、ミラー43の回転動作及びレーザー発振器41によるレーザー発振動作を停止する。
このように、本実施の形態に係るレーザー加工装置1によれば、反射面43aが回転軸に対して垂直または平行とならないようにスピンドル44の先端にミラー43を設け、ミラー43で反射したレーザービームが集光レンズ45上で円状の軌跡Scを描くようにしたので、スピンドル44の回転軸に対するミラー43の角度を調整するだけで、半導体ウェーハW上に所望の直径のレーザービームの軌跡を描くことができ、品質良く所望の大きさの円加工が可能になる。
また、本実施の形態に係るレーザー加工装置1によれば、図7に示すように傾斜角度の異なる複数の傾斜部材43b、43c、43dをスピンドル44の先端部に着脱可能にしたので、傾斜部材43b、43c、43dを交換することにより、円加工できる直径を切り替えることができ、直径の異なる円加工が可能である。
また、本実施の形態に係るレーザー加工装置1によれば、集光レンズ45への入射角が変化しても出射するレーザービームの光軸が集光レンズ45のレンズ光軸と略平行となるテレセントリック光学系としたので、入射角の変化に影響されずに、集光レンズ45の光軸に対して略平行なレーザービームを出射でき、半導体ウェーハWに対して常に略垂直に集光するレーザービームを入射することができ、レーザービームが半導体ウェーハWに対して斜めに入射することによる加工不良を防止できる。また、集光レンズ45と半導体ウェーハWの距離が変化しても、加工形状(レーザービームが半導体ウェーハW上に形成する円形状軌跡の径の大きさ)が変化しないため、半導体ウェーハWの厚さ変化に影響されること無く、所望形状の円加工が可能になる。
ところで、上述した通り、集光レンズ45はテレセントリック光学系であるので、半導体ウェーハWの厚さ変化に影響されずに安定した円加工が可能である。しかし、厳密には集光レンズ45に固有の歪みに起因して、集光レンズ45(開口面45a)に入射したレーザービームの軌跡Scが真円であったとしても、出射するレーザービームが半導体ウェーハW上に形成する軌跡(S1,S2)が真円になるとは限らない。
そこで、集光レンズ45から出射するレーザービームが半導体ウェーハW上に予定した軌跡(真円の外円S1,真円の内円S2)を形成するように、ミラー43への入射位置を補正する補正機構を備えることが望ましい。
図8は、ミラー43への入射位置を補正する補正機能を備えたレーザー照射手段の構成図である。補正機能のための構成を除けば、上述した実施の形態に係るレーザー加工装置と同一構成であり、同一部分には同一符号を付している。
図8に示すレーザー照射手段50は、導入ミラー42の角度を調整する角度調整部51を備える。角度調整部51は、ミラー43へ入射するレーザービームを紙面垂直方向となるY軸方向へ補正するためのY軸駆動部51aと、ミラー43へ入射するレーザービームを紙面上下方向となるX軸方向へ補正するためのX軸駆動部51bとを備える。Y軸駆動部51a及びX軸駆動部51bはピエゾ素子で構成することができる。
ミラー43と集光レンズ45との間の光路上に偏光ビームスプリッター52が配設されている。偏光ビームスプリッター52は特定の偏光方向の光のみ全反射させる。ミラー43で反射して集光レンズ45に入射するレーザービームのうち特定の偏光方向の光だけが偏光ビームスプリッター52で異なる方向へ反射される。図8において、集光レンズ45に向かうレーザービームL1、L2,L3にそれぞれ含まれる特定の偏光方向の成分が偏光ビームスプリッター52で反射し、レーザービームL11、L12,L13として撮像素子53へ入射している。
偏光ビームスプリッター52で異なる方向へ反射されたレーザービーム(L11、L12,L13等)は撮像素子53へ入射して入射位置が検出される。撮像素子53に入射するレーザービームが、集光レンズ45の開口面45aに描かれる軌跡Scと相似形の軌跡を描く。
ここで、設計通りに全く歪みの無い集光レンズ45が製造されているとすれば、集光レンズ45の開口面45aに描かれる軌跡Scが真円であれば、集光レンズ45から出射したレーザービームで描かれる円状の軌跡も真円となる。しかし、集光レンズ45に固有の歪みが存在すれば、集光レンズ45上に描かれた真円の軌跡Scに対して、集光レンズ45から出射したレーザービームが描く軌跡は歪んだ円形となる。
そこで、歪んだ円形を真円に戻すように集光レンズ45に入射するレーザービームの軌跡Scを調整する必要がある。集光レンズ45上でのレーザービームの軌跡Scは、Y軸駆動部51a及びX軸駆動部51bがレーザービームに与えるY軸方向及びX軸方向の変位量によって補正できる。
どのような軌跡Scを集光レンズ45上に描けば、半導体ウェーハWに集光するレーザービームの軌跡が真円になるかを求め、そのときY軸駆動部51a及びX軸駆動部51bがレーザービームに与えるY軸方向及びX軸方向の変位量を補正量として記憶しておく。
予め行った予備加工により半導体ウェーハW上に形成された加工軌跡を図示せぬ撮像機構によって検出し、半導体ウェーハWに集光するレーザービームが加工予定の真円(S1又はS2)からずれていれば、Y軸駆動部51a及びX軸駆動部51bが導入ミラー42の角度を制御してレーザービームにY軸方向及びX軸方向の変位量を与える。集光するレーザービームを加工予定の真円上へ移動できた時の、Y軸駆動部51a及びX軸駆動部51bに設定されたスピンドル44の各回転角度位置の駆動量を補正量として記憶する。このとき、集光するレーザービームを加工予定の真円上へ移動できたときの撮像素子53上でのレーザービームの入射位置を入射位置情報Sa,Sbとして記憶する。以上のような作業を加工予定である外円S1,内円S2の全周について予め行う。
実際の加工時は、撮像素子53上で検出されるレーザービーム入射位置を入射位置情報Sy,SxとしてY軸駆動部51a及びX軸駆動部51bへ入力する。そして、Sy,SxがSa,Sbと同一となるようにY軸駆動部51a及びX軸駆動部51bがリアルタイムでレーザービームをY軸方向及びX軸方向に補正し、集光レンズ45の開口面45aに描かれる軌跡Scを調整するので、集光レンズ45から出射した集光するレーザービームで外円S1又は内円S2に沿って真円が描かれる。
このように、ミラー43で反射して集光レンズ45へ入射するレーザービームの一部を取り出して撮像素子53で検出し、撮像素子53で検出される入射位置情報Sa,Sbに基づいてY軸駆動部51a及びX軸駆動部51bによって導入ミラー42の角度を制御するので、集光レンズ45から出射したレーザービームは補正された所望形状(例えば真円)の軌跡を形成することができる。
なお、Y軸駆動部51a及びX軸駆動部51bの駆動は、必ずしも前述の様に偏光ビームスプリッター52及び撮像素子53によってリアルタイムに行う必要は無い。単純にY軸駆動部51a及びX軸駆動部51bに設定されたスピンドル44の各回転角度位置の駆動量を補正量に基づいて、導入ミラー42の角度を制御しながら加工を行ってもよい。
次に、スピンドル44の回転軸に対する反射面43aの角度を調整する角度調整機構のその他の構成例について説明する。
図9(a)(b)に示す角度調整機構は、傾斜部材43bをスピンドル44の先端部の傾斜端面に垂直な回転軸で回動するように構成されている。図9(c)に模式的に示すように、スピンドル44の先端部を傾斜部材43bと同一の傾斜角度で切断して傾斜端面44bを形成し、傾斜端面44bに対して傾斜部材43bの傾斜面43eを摺動自在に面接触させている。ただし、傾斜端面44bに対して傾斜部材43bの傾斜面43eが面接触することは必須ではない。また、スピンドル44の先端部は、回転する傾斜部材43bと干渉しなければ良く、傾斜部材43bと同一の傾斜角度で切断した傾斜端面44bであることは必須ではない。
図9(a)(b)に示すように、傾斜端面44aに対して垂直な回転軸を有する回転駆動部61で傾斜部材43bを矢印ロ方向に回転駆動する。図9(a)に示す回転角ではミラー43の反射面43aがスピンドル44の回転軸と直交しているが、この状態から回転駆動部61により傾斜部材43bを回転駆動すれば、図9(b)に示すように反射面43aがスピンドル44の回転軸に対して直交しない任意角度に調整される。
このように、回転駆動部61で傾斜部材43bを回転駆動する構成とすることで、傾斜部材43bを交換する必要がなくなり、作業の効率化が図られる。
次に、図10(a)(b)(c)を参照して他の角度調整機構について説明する。
図10(a)(b)はスピンドル先端部に回動部材が取り付けられたスピンドルを回動部材の回転軸方向から見た側面図であり、図10(c)は図10(a)(b)に示す状態からスピンドルの回転軸を中心に90度回転させた状態の側面図である。
図10(a)(b)(c)に示すように、スピンドル44の先端部に、下面にミラーの設けられた回動部材を、スピンドル44の回転軸と直交する軸にて回動自在に支持している。図10(a)(b)に示すように、回動部材71はシリンドリカル形状をなしており、シリンドリカル背面72と平底面73とを有する。平底面73にミラー43が設けられている。一方、スピンドル44の先端部は回動部材71のシリンドリカル背面72に対応した湾曲面44cが形成されている。スピンドル44の先端部の湾曲面44cに回動部材71のシリンドリカル背面72が配置されており、スピンドル44の先端部から回動部材71の両側の端面に延出した支持片44dに支持軸74にて回動自在に軸支されている。スピンドル44の先端部に支持軸74にて軸支された回動部材71は任意の角度で固定可能に構成されている。回動部材71は任意の角度で固定するための固定手段は特に限定されない。
図10(a)に示す回動角ではミラー43の反射面43aがスピンドル44の回転軸と直交しているが、この状態から回動部材71を任意の角度だけ回動させて、図10(b)に示すように反射面43aがスピンドル44の回転軸に対して直交しない任意角度で固定する。
このように、スピンドル44の先端に回動部材71を回動自在に保持することで、傾斜部材43bを交換する必要がなくなり、作業の効率化が図られる。
図11(a)(b)(c)に示す角度調整機構は、スピンドルの先端部に回転速度に応じて角度が調整される角度調整ミラーを備えている。スピンドル44の先端部となる端面は、回転軸を通る線分にて2分されており、一方の領域がスピンドル44の回転軸と垂直な平面44eであり、他方の領域が傾斜面44fとされている。ミラー81は、平面視が円形又は方形状をなし、長手方向(円形の場合には径方向)の寸法がスピンドル44の直径と略同一に設定されている。ミラー81は、その長手方向(円形の場合には径方向)の中間位置の両側に凸部82が設けられている。ミラー81は、一対の凸部82が、スピンドル44の先端部の外周であって平面44eと傾斜面44fとの境界部に支持軸83にて回動自在に軸支されている。ミラー81は、スピンドル44への取り付け面と反対側にレーザービームを反射する反射面81aを有する。
図11(a)に無回転時におけるミラー81の状態を示す。同図に示すように、ミラー81は長手方向(円形の場合には径方向)の中間位置で支持されているが、実機への取り付け時にはスピンドル44の回転軸が垂直状態から所定角度だけ傾いた状態で固定されるので、スピンドル44の無回転時には平面44e側が自重で下がり、傾斜面44f側が傾斜面44fに当接した状態で安定する。
図11(b)に低速回転時におけるミラー81の状態を示す。なお、低速回転とは高速回転に対する相対的なスピンドル44の回転速度であり、絶対的な回転速度を示す指標ではない。同図に示すように、スピンドル44の回転に連動してミラー81がスピンドル44と共に回転する。ミラー81が回転すると、回転軸に対して垂直方向に遠心力が働くので、回転軸に対して垂直方向に近づこうとする力が働く。これにより、ミラー81は、支持軸83を回転軸として傾斜面44f側が傾斜面44fから離れる方向に回動する。スピンドル44の回転速度を低速回転に維持すれば、低速回転で生じる遠心力とバランスした角度でミラー81が安定する。
図11(c)に高速回転時におけるミラー81の状態を示す。同図に示すように、ミラー81が高速回転すると、低速回転時よりも大きな遠心力が働くので、回転軸に対して垂直方向に近づこうとするより大きな力が働く。これにより、低速回転時に比べて、反射面81aがスピンドル44の回転軸に対してより直交する角度に変化する。
このように、スピンドル44の回転速度によりミラー81の反射面81aの角度を調整することができる。集光レンズ45から出射したレーザービームが描く円状の軌跡が所望の直径となる回転速度に設定すれば、ミラーの交換作業を伴うこと無く、加工円の直径を調整することができる。
図12は図11に示す角度調整機構を備えたレーザー照射手段の構成図である。
図12に示すレーザー照射手段90は、角度調整機構を除いて、図8に示すレーザー照射手段50と同一の構成要素で構成されている。スピンドル44の先端部にミラー81が取り付けられており、スピンドル44の回転速度を制御してミラー81の角度が調整される。ミラー81と集光レンズ45との間の光路上に偏光ビームスプリッター52が配置されている。偏光ビームスプリッター52で特定の偏光方向のレーザービームL11,L12,L13を反射させて撮像素子53へ入射している。撮像素子53へ入射したレーザービームが描く軌跡は円形となるが、その円の直径は撮像素子53の画素位置(入射位置)に対応する。そこで、撮像素子53で検出されるレーザービームの入射位置を直径情報Sdとしてスピンドル44へフィードバックする。スピンドル44は、撮像素子53から入力する直径情報Sdに基づいて回転速度を制御する不図示の速度制御部を備える。
加工時には、撮像素子53で検出される位置情報が入射位置情報Sy,SxとしてリアルタイムでY軸駆動部51a及びX軸駆動部51bへ入力されると共に、入射位置が直径情報Sdとしてスピンドル44へリアルタイムでフィードバックされる。スピンドル44は、撮像素子53上に描かれる円形の直径(入射位置)が所要値となるようにスピンドル44の回転速度を制御する。
このように、撮像素子53で検出される入射位置情報を直径情報Sdとしてスピンドル44へフィードバックし、ミラー81が所望の角度となるようにスピンドル44の回転速度を制御するので、ミラーの交換作業を伴うこと無く、ミラー81の角度を調整することができる。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明は、レーザービームを用いてワークを円形加工するレーザー加工装置に有用である。
1 レーザー加工装置
2 基台
3 支柱部
4 支持部
5 レーザー加工ヘッド
11 チャックテーブル
12 枠体
13a,13b、15a,15b 防塵カバー
14 移動板
40 レーザー照射手段
41 レーザー発振器
42 導入ミラー
43 ミラー
43a 反射面
43b、43c、43d 傾斜部材
44 スピンドル
45 集光レンズ
51 角度調整機構
52 偏光ビームスプリッター
53 撮像素子


Claims (4)

  1. 被加工物を保持する保持テーブルと、当該保持テーブルに保持された前記被加工物にレーザービームを照射するレーザー照射手段とを含むレーザー加工装置であって、
    前記レーザー照射手段は、
    前記レーザービームを発振するレーザー発振器と、
    前記レーザー発振器で発振したレーザービームを反射する反射面を有するミラーと、
    前記反射面が回転軸に対して平行又は垂直とならない様に、前記ミラーが先端に配設され、当該ミラーを回転させるスピンドルと、
    前記ミラーの反射面で反射したレーザービームを前記被加工物に向けて集光する集光レンズと、を有し、
    前記スピンドルによって回転させられる前記ミラーで前記レーザービームを反射させて前記集光レンズ上に円状の軌跡を描くように前記レーザービームを導くことによって前記被加工物上に円状の軌跡を描くように前記レーザービームを照射するレーザー加工装置。
  2. 前記反射面を当該反射面が前記スピンドルの回転軸に平行又は垂直とならない範囲で任意の角度に調整する角度調整機構を備えたことを特徴とする請求項1記載のレーザー加工装置。
  3. 前記角度調整機構は、
    前記反射面が前記スピンドルの回転軸に平行又は垂直とならない範囲で遊動可能に配設された前記ミラーを、前記スピンドルの回転速度の変化に伴い変化する遠心力によって移動させ、前記スピンドルの回転軸と前記反射面とのなす角度を変化させることによって構成される請求項2記載のレーザー加工装置。
  4. 前記レーザー照射手段は、
    前記集光レンズに入射する前記レーザービームの入射角が変化しても、当該集光レンズから出射するレーザービームの中心軸が常に当該集光レンズの光軸と平行となるテレセントリック光学系であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のレーザー加工装置。

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