JP2011240349A - 加工対象物切断方法 - Google Patents

加工対象物切断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011240349A
JP2011240349A JP2010112188A JP2010112188A JP2011240349A JP 2011240349 A JP2011240349 A JP 2011240349A JP 2010112188 A JP2010112188 A JP 2010112188A JP 2010112188 A JP2010112188 A JP 2010112188A JP 2011240349 A JP2011240349 A JP 2011240349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
laser light
laser
thickness direction
cutting line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010112188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5670647B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Iwaki
浩之 岩城
Takafumi Ogiwara
孝文 荻原
Tsuyoshi Sakamoto
剛志 坂本
Masaharu Hoshikawa
雅春 星川
Kazuhiro Atsumi
一弘 渥美
Daisuke Kawaguchi
大祐 河口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP2010112188A priority Critical patent/JP5670647B2/ja
Priority to US13/107,056 priority patent/US8816245B2/en
Priority to US13/151,877 priority patent/US8950217B2/en
Publication of JP2011240349A publication Critical patent/JP2011240349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5670647B2 publication Critical patent/JP5670647B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/40Removing material taking account of the properties of the material involved
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/50Working by transmitting the laser beam through or within the workpiece
    • B23K26/53Working by transmitting the laser beam through or within the workpiece for modifying or reforming the material inside the workpiece, e.g. for producing break initiation cracks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/50Inorganic material, e.g. metals, not provided for in B23K2103/02 – B23K2103/26

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

【課題】 改質領域を形成したときに、改質領域から加工対象物の厚さ方向に亀裂をより伸展させることができる加工対象物切断方法を提供する。
【解決手段】 加工対象物1の内部に改質領域7を形成するときには、レーザ光Lの集光点Pが加工対象物1の内部に位置し、かつ直線偏光であるレーザ光Lの偏光方向が切断予定ライン5及び加工対象物1の厚さ方向と直交した状態で、切断予定ライン5に沿って加工対象物1にレーザ光Lを照射する。このような状態でレーザ光Lを照射すると、加工対象物1に何ら外力を作用させなくても、例えば偏光方向が切断予定ライン5に沿った状態でレーザ光Lを照射する場合に比べ、改質領域7から加工対象物1の厚さ方向に亀裂17をより伸展させることができる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、板状の加工対象物を切断予定ラインに沿って切断するための加工対象物切断方法に関する。
従来の加工対象物切断方法として、加工対象物にレーザ光を照射することにより、切断予定ラインに沿って加工対象物の内部に改質領域を形成し、その改質領域から発生した亀裂を加工対象物の表面及び裏面に到達させることにより、切断予定ラインに沿って加工対象物を切断するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−343008号公報
上述したような加工対象物切断方法においては、改質領域を形成したときに、改質領域から亀裂を発生させ、かつその亀裂を加工対象物の厚さ方向に伸展させることがきれば、タクトタイムの短縮化や切断品質の向上を図ることができる場合がある。
そこで、本発明は、改質領域を形成したときに、改質領域から加工対象物の厚さ方向に亀裂をより伸展させることができる加工対象物切断方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の加工対象物切断方法は、楕円率が1以外の楕円偏光であるレーザ光の集光点が板状の加工対象物の内部に位置し、かつレーザ光の偏光方向が加工対象物の切断予定ライン及び加工対象物の厚さ方向と交差した状態で、切断予定ラインに沿って加工対象物にレーザ光を照射することにより、切断予定ラインに沿って加工対象物の内部に改質領域を形成すると共に、改質領域から加工対象物の厚さ方向に亀裂を発生させる工程と、亀裂を加工対象物の表面及び裏面に到達させることにより、切断予定ラインに沿って加工対象物を切断する工程と、を備えることを特徴とする。
この加工対象物切断方法では、改質領域を形成するときに、レーザ光の偏光方向が切断予定ライン及び加工対象物の厚さ方向と交差した状態で、切断予定ラインに沿って加工対象物にレーザ光を照射する。本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、このような状態でレーザ光を照射すると、例えばレーザ光の偏光方向が切断予定ラインに沿った状態でレーザ光を照射する場合に比べ、改質領域から加工対象物の厚さ方向に亀裂をより伸展させ得ることを突き止めた。よって、この加工対象物切断方法によれば、改質領域を形成したときに、改質領域から加工対象物の厚さ方向に亀裂をより伸展させることができる。
なお、楕円偏光の楕円率とは、楕円偏光を表す楕円における「短軸の長さの半分」/「長軸の長さの半分」である。従って、楕円率が1のとき、その楕円偏光は円偏光に相当し、楕円率が零のとき、その楕円偏光は直線偏光に相当する。また、レーザ光の偏光方向とは、楕円偏光を表す楕円の長軸の方向である。従って、楕円率が零のとき、レーザ光の偏光方向は、直線偏光を表す直線の方向である。
ここで、改質領域は、1本の切断予定ラインに対して、加工対象物の厚さ方向に並ぶように複数列形成されることが好ましい。上述したように、改質領域から加工対象物の厚さ方向に亀裂がより伸展し易くなるので、加工対象物の厚さが比較的厚い場合であっても、1本の切断予定ラインに対して形成すべき改質領域の列数を減少させて、タクトタイムの短縮化を図ることができる。
また、レーザ光は、レーザ光の偏光方向が切断予定ライン及び加工対象物の厚さ方向と直交した状態で、切断予定ラインに沿って加工対象物に照射されることが好ましい。レーザ光の偏光方向が切断予定ライン及び加工対象物の厚さ方向と直交した状態に近いほど、加工対象物の厚さ方向以外への亀裂の進展が抑制されるので、これによれば、改質領域から加工対象物の厚さ方向に精度良く亀裂を伸展させることができる。
また、楕円偏光は、楕円率が零の直線偏光であることが好ましい。楕円偏光の楕円率が小さいほど、加工対象物の厚さ方向以外への亀裂の進展が抑制されるので、これによれば、改質領域から加工対象物の厚さ方向に精度良く亀裂を伸展させることができる。
本発明によれば、改質領域を形成したときに、改質領域から加工対象物の厚さ方向に亀裂をより伸展させることができる。
改質領域の形成に用いられるレーザ加工装置の概略構成図である。 改質領域の形成の対象となる加工対象物の平面図である。 図2の加工対象物のIII−III線に沿っての断面図である。 レーザ加工後の加工対象物の平面図である。 図4の加工対象物のV−V線に沿っての断面図である。 図4の加工対象物のVI−VI線に沿っての断面図である。 本発明の一実施形態の加工対象物切断方法の対象となる加工対象物の平面図である。 本発明の一実施形態の加工対象物切断方法に用いられるレーザ加工装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態の加工対象物切断方法が実施された加工対象物の概念図である。 1/4波長板の原理を示す1/4波長板の概念図である。 加工対象物の切断面の写真を示す図である。 加工対象物の切断面の写真を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本発明の一実施形態の加工対象物切断方法では、切断予定ラインに沿って加工対象物にレーザ光を照射することにより、切断予定ラインに沿って加工対象物の内部に改質領域を形成する。そこで、まず、この改質領域の形成について、図1〜図6を参照して説明する。
図1に示すように、レーザ加工装置100は、レーザ光Lをパルス発振するレーザ光源101と、レーザ光Lの光軸(光路)の向きを90°変えるように配置されたダイクロイックミラー103と、レーザ光Lを集光するための集光用レンズ105と、を備えている。また、レーザ加工装置100は、集光用レンズ105で集光されたレーザ光Lが照射される加工対象物1を支持するための支持台107と、支持台107を移動させるためのステージ111と、レーザ光Lの出力やパルス幅等を調節するためにレーザ光源101を制御するレーザ光源制御部102と、ステージ111の移動を制御するステージ制御部115と、を備えている。
このレーザ加工装置100においては、レーザ光源101から出射されたレーザ光Lは、ダイクロイックミラー103によってその光軸の向きを90°変えられ、支持台107上に載置された加工対象物1の内部に集光用レンズ105によって集光される。これと共に、ステージ111が移動させられ、加工対象物1がレーザ光Lに対して切断予定ライン5に沿って相対移動させられる。これにより、切断予定ライン5に沿った改質領域が加工対象物1に形成されることとなる。
加工対象物1としては、半導体材料や圧電材料等が用いられ、図2に示すように、加工対象物1には、加工対象物1を切断するための切断予定ライン5が設定されている。切断予定ライン5は、直線状に延びた仮想線である。加工対象物1の内部に改質領域を形成する場合、図3に示すように、加工対象物1の内部に集光点(集光位置)Pを合わせた状態で、レーザ光Lを切断予定ライン5に沿って(すなわち、図2の矢印A方向に)相対的に移動させる。これにより、図4〜図6に示すように、改質領域7が切断予定ライン5に沿って加工対象物1の内部に形成され、切断予定ライン5に沿って形成された改質領域7が切断起点領域8となる。
なお、集光点Pとは、レーザ光Lが集光する箇所のことである。また、切断予定ライン5は、直線状に限らず曲線状であってもよいし、仮想線に限らず加工対象物1の表面3に実際に引かれた線であってもよい。また、改質領域7は、連続的に形成される場合もあるし、断続的に形成される場合もある。また、改質領域7は列状でも点状でもよく、要は、改質領域7は少なくとも加工対象物1の内部に形成されていればよい。また、改質領域7を起点に亀裂が形成される場合があり、亀裂及び改質領域7は、加工対象物1の外表面(表面、裏面、若しくは外周面)に露出していてもよい。
ちなみに、ここでのレーザ光Lは、加工対象物1を透過すると共に加工対象物1の内部の集光点近傍にて特に吸収され、これにより、加工対象物1に改質領域7が形成される(すなわち、内部吸収型レーザ加工)。よって、加工対象物1の表面3ではレーザ光Lが殆ど吸収されないので、加工対象物1の表面3が溶融することはない。一般的に、表面3から溶融され除去されて穴や溝等の除去部が形成される(表面吸収型レーザ加工)場合、加工領域は表面3側から徐々に裏面側に進行する。
ところで、本実施形態で形成される改質領域は、密度、屈折率、機械的強度やその他の物理的特性が周囲とは異なる状態になった領域をいう。改質領域としては、例えば、溶融処理領域、クラック領域、絶縁破壊領域、屈折率変化領域等があり、これらが混在した領域もある。更に、改質領域としては、加工対象物の材料において改質領域の密度が非改質領域の密度と比較して変化した領域や、格子欠陥が形成された領域がある(これらをまとめて高密転移領域ともいう)。
また、溶融処理領域や屈折率変化領域、改質領域の密度が非改質領域の密度と比較して変化した領域、格子欠陥が形成された領域は、更に、それら領域の内部や改質領域と非改質領域との界面に亀裂(割れ、マイクロクラック)を内包している場合がある。内包される亀裂は改質領域の全面に渡る場合や一部分のみや複数部分に形成される場合がある。加工対象物1としては、例えばシリコン、ガラス、LiTaO3又はサファイア(Al2O3)を含む、又はこれらからなるものが挙げられる。
また、本実施形態においては、切断予定ライン5に沿って改質スポット(加工痕)を複数形成することによって、改質領域7を形成している。改質スポットとは、パルスレーザ光の1パルスのショット(つまり1パルスのレーザ照射:レーザショット)で形成される改質部分であり、改質スポットが集まることにより改質領域7となる。改質スポットとしては、クラックスポット、溶融処理スポット若しくは屈折率変化スポット、又はこれらの少なくとも1つが混在するもの等が挙げられる。
この改質スポットについては、要求される切断精度、要求される切断面の平坦性、加工対象物の厚さ、種類、結晶方位等を考慮して、その大きさや発生する亀裂の長さを適宜制御することが好ましい。
次に、本発明の一実施形態の加工対象物切断方法について詳細に説明する。図7は、本発明の一実施形態の加工対象物切断方法の対象となる加工対象物の平面図である。図7に示すように、加工対象物1は、シリコンウェハ11と、複数の機能素子15を含んでシリコンウェハ11上に形成された機能素子層16と、を備え、板状に形成されている。機能素子15は、例えば、結晶成長により形成された半導体動作層、フォトダイオード等の受光素子、レーザダイオード等の発光素子、或いは回路として形成された回路素子等であり、シリコンウェハ11のオリエンテーションフラット6に平行な方向及び垂直な方向にマトリックス状に多数形成されている。
このような加工対象物1は、隣り合う機能素子間を通るように格子状に設定された切断予定ライン5に沿って切断される。なお、切断予定ライン5は、加工対象物1の表面及び裏面に平行となり、かつ加工対象物1の厚さ方向に垂直となるように、設定される。
図8は、本発明の一実施形態の加工対象物切断方法に用いられるレーザ加工装置の概略構成図である。図8に示すように、レーザ加工装置300は、レーザ光源202と、反射型空間光変調器203と、4f光学系241と、集光光学系204と、を備えている。レーザ光源202、反射型空間光変調器203及び4f光学系241は、筐体231内に配置されている。
レーザ光源202は、例えば波長1064nmのパルスレーザ光であるレーザ光Lを出射するものであり、例えばファイバレーザが用いられている。レーザ光Lは、直線偏光(すなわち、楕円率が零の楕円偏光)としてレーザ光源202から出射される。ここでのレーザ光源202は、水平方向にレーザ光を出射するように、筐体231の天板236にねじ等で固定されている。
反射型空間光変調器203は、レーザ光源202から出射されたレーザ光Lを変調するものであり、例えば反射型液晶(LCOS:Liquid Crystal on Silicon)の空間光変調器(SLM:Spatial Light Modulator)が用いられている。ここでの反射型空間光変調器203は、水平方向から入射するパルスレーザ光Lを水平方向に対し斜め上方に反射しつつ、加工対象物1の内部に集光されるレーザ光Lの集光点Pでの収差が補正されるようにレーザ光Lを変調する。
4f光学系241は、反射型空間光変調器203によって変調されたレーザ光Lの波面形状を調整するものである。この4f光学系241は、第1レンズ241a及び第2レンズ241bを有している。
レンズ241a,241bは、反射型空間光変調器203と第1レンズ241aとの距離が第1レンズ241aの焦点距離f1となり、集光光学系204とレンズ241bとの距離がレンズ241bの焦点距離f2となり、第1レンズ241aと第2レンズ241bとの距離がf1+f2となり、かつ第1レンズ241aと第2レンズ241bとが両側テレセントリック光学系となるように、反射型空間光変調器203と集光光学系204との間に配置されている。この4f光学系241では、反射型空間光変調器203で変調されたレーザ光Lが空間伝播によって波面形状が変化し収差が増大するのを抑制することができる。
集光光学系204は、4f光学系241によって変調されたレーザ光Lを加工対象物1の内部に集光するものである。この集光光学系204は、複数のレンズを含んで構成されており、圧電素子等を含んで構成された駆動ユニット232を介して筐体231の底板233に設置されている。
レーザ加工装置300において、レーザ光源202から出射されたレーザ光Lは、筐体235内において水平方向に進行した後、ミラー205aによって下方に反射され、アッテネータ207によって光強度が調整される。このレーザ光Lは、ミラー205bによって水平方向に反射され、ビームホモジナイザ260によって強度分布が均一化されて反射型空間光変調器203に入射する。
反射型空間光変調器203に入射したレーザ光Lは、反射型空間光変調器203の液晶層に表示された変調パターンを透過し該変調パターンに応じて変調された後、水平方向に対し斜め上方に出射される。続いて、レーザ光Lは、ミラー206aによって上方に反射された後、1/2波長板228によって偏光方向が調節され、ミラー206bによって水平方向に反射されて4f光学系241に入射される。なお、1/2波長板228は、レーザ光Lの光路に対して進退自在となっている。
4f光学系241に入射したレーザ光Lは、第1レンズ241aを透過し収束され、ミラー219によって下方へ反射され、共焦点Oを経て発散すると共に、第2レンズ241bを透過し、平行光となるように再び収束される。レーザ光Lは、ダイクロイックミラー210,218を順次透過して集光光学系204に入射し、ステージ111上に載置された加工対象物1の内部に集光光学系204によって集光される。
また、レーザ加工装置300は、加工対象物1の表面3を観察するための表面観察ユニット211と、集光光学系204と加工対象物1との距離を微調整するためのAF(AutoFocus)ユニット212と、を筐体231内に備えている。
表面観察ユニット211は、可視光VL1を出射する観察用光源211aと、加工対象物1の表面3で反射された可視光VL1の反射光VL2を受光して検出する検出器211bと、を有している。観察用光源211aから出射された可視光VL1は、ミラー208及びダイクロイックミラー209,210で反射された後、ダイクロイックミラー238を透過して集光光学系204で加工対象物に向けて集光される。そして、加工対象物1の表面3で反射された反射光VL2は、集光光学系204で集光されてダイクロイックミラー238を透過してダイクロイックミラー210で反射された後、ダイクロイックミラー209を透過して検出器211bにて受光される。
AFユニット212は、AF用レーザ光LB1を出射し、加工対象物1の表面3で反射されたAF用レーザ光LB1の反射光LB2を受光し検出することで、切断予定ライン5に沿った表面3の変位データを取得する。そして、AFユニット212は、改質領域7を形成する際、取得した変位データに基づいて駆動ユニット232を駆動させ、加工対象物1の表面3のうねりに沿うように集光光学系204をその光軸方向に往復移動させる。
更に、レーザ加工装置300は、該レーザ加工装置300を制御するためのものとして、CPU、ROM、RAM等からなる制御部250を備えている。この制御部250は、レーザ光源202を制御し、レーザ光源202から出射されるレーザ光Lの出力やパルス幅等を調節する。また、制御部250は、改質領域7を形成する際、レーザ光Lの集光点Pが加工対象物1の表面3から所定距離に位置しかつ切断予定ライン5に沿って相対的に移動するように、筐体231やステージ111の位置、及び駆動ユニット232の駆動を制御する。
また、制御部250は、改質領域7を形成する際、反射型空間光変調器203に所定電圧を印加し、反射型空間光変調器203の液晶層に所定の変調パターンを表示させる。これにより、レーザ光Lに所望の変調を施すことができる。なお、所定の変調パターンは、例えば、改質領域7を形成しようとする位置、照射するレーザ光Lの波長、及び集光光学系204や加工対象物1の屈折率等に基づいて予め導出され、制御部250に記憶されている。
次に、図8に示されたレーザ加工装置300を用いて、図7に示された板状の加工対象物1を加工する場合について説明する。まず、加工対象物1の裏面4にエキスパンドテープを貼り付けて、該加工対象物1をステージ111上に載置する。そして、レーザ光Lの集光点Pが加工対象物1の内部に位置し、かつ直線偏光であるレーザ光Lの偏光方向が切断予定ライン5及び加工対象物1の厚さ方向と直交するように、ステージ111及び1/2波長板228を制御する。
具体的には、図8に示すように、加工対象物1の表面3から所定距離だけ内側にレーザ光Lの集光点Pが位置するようにステージ111を制御する。また、レーザ光源202から出射されるレーザ光Lの偏光方向に対して、切断予定ライン5が平行である場合には、1/2波長板228をレーザ光Lの光路上に配置する。一方、レーザ光源202から出射されるレーザ光Lの偏光方向に対して、切断予定ライン5が垂直である場合には、1/2波長板228をレーザ光Lの光路上から外す。これらにより、加工対象物1に照射されるレーザ光Lの偏光方向が切断予定ライン5と直交することになる。
続いて、レーザ光Lの集光点Pが加工対象物1の内部に位置し、かつ直線偏光であるレーザ光Lの偏光方向が切断予定ライン5及び加工対象物1の厚さ方向と直交した状態で、加工対象物1の表面3をレーザ光入射面として、切断予定ライン5に沿って加工対象物1にレーザ光Lを照射する。つまり、加工対象物1に対してレーザ光Lの集光点Pを切断予定ライン5に沿って相対移動(スキャン)させる。ここでは、ステージ111を制御して加工対象物1を移動させる。
このレーザ光Lの照射によって、図9に示すように、切断予定ライン5に沿って加工対象物1の内部に改質領域7を形成すると共に、改質領域7から加工対象物1の表面3及び裏面4のそれぞれに向かって加工対象物1の厚さ方向に亀裂17を発生させる。続いて、加工対象物1の裏面4に貼り付けられたエキスパンドテープを拡張させて、亀裂17を加工対象物1の表面3及び裏面4に到達させることにより、切断予定ライン5に沿って加工対象物1を切断して、機能素子15を有する複数のチップを得る。
以上説明したように、加工対象物1の内部に改質領域7を形成するときには、レーザ光Lの集光点Pが加工対象物1の内部に位置し、かつ直線偏光であるレーザ光Lの偏光方向が切断予定ライン5及び加工対象物1の厚さ方向と直交した状態で、切断予定ライン5に沿って加工対象物1にレーザ光Lを照射する。このような状態でレーザ光Lを照射すると、加工対象物1に何ら外力を作用させなくても、例えば偏光方向が切断予定ライン5に沿った状態でレーザ光Lを照射する場合に比べ、改質領域7から加工対象物1の厚さ方向に亀裂17をより伸展させることができる。
また、レーザ光Lは、直線偏光であって、その偏光方向が切断予定ライン5及び加工対象物1の厚さ方向と直交した状態で、切断予定ライン5に沿って加工対象物1に照射される。これにより、改質領域7から加工対象物1の厚さ方向に精度良く亀裂17を伸展させることができる。これは、偏光方向が切断予定ライン5及び加工対象物1の厚さ方向と直交した状態に近いほど、また、楕円偏光の楕円率が小さいほど(すなわち、直線偏光に近いほど)、加工対象物1の厚さ方向以外への亀裂17の進展が抑制されるからである。
このように、改質領域7の形成に伴って(加工対象物1に何ら外力を作用させなくても)、改質領域7から加工対象物1の厚さ方向に精度良く長い亀裂17が延びるので、タクトタイムの短縮化や切断品質の向上を図ることが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、レーザ光Lは、直線偏光に限定されず、楕円率が1以外の楕円偏光であればよい。また、加工対象物1に照射するときのレーザ光Lの状態は、レーザ光Lの偏光方向が切断予定ライン5及び加工対象物1の厚さ方向と直交した状態に限定されず、レーザ光Lの偏光方向が切断予定ライン5及び加工対象物1の厚さ方向と交差した状態であればよい。レーザ光Lの集光点Pが加工対象物1の内部に位置し、かつレーザ光Lの偏光方向が切断予定ライン5及び加工対象物1の厚さ方向と交差した状態で、切断予定ライン5に沿って加工対象物1にレーザ光Lを照射すれば、例えばレーザ光Lの偏光方向が切断予定ライン5に沿った状態でレーザ光Lを照射する場合に比べ、改質領域7から加工対象物1の厚さ方向に亀裂17をより伸展させることができる。
なお、図10に示すような1/4波長板217をレーザ加工装置300に搭載すれば、1/4波長板217の方位角θを変えることにより、楕円偏光の楕円率を調節することができる。すなわち、1/4波長板217に、例えば直線偏光LPの入射光を入射させると、透過光は、所定の楕円率(楕円偏光を表す楕円における「短軸の長さbの半分」/「長軸の長さaの半分」)の楕円偏光EPとなる。ここで、直線偏光LPのレーザ光Lを加工対象物1に照射する場合には、レーザ光源202から出射されるレーザ光Lは直線偏光LPなので、レーザ光Lが直線偏光LPのままで1/4波長板217を通過するように方位角θを調節すればよい。
また、1本の切断予定ライン5に対して加工対象物1の厚さ方向に並ぶように形成される改質領域7の列数は、1列に限定されず、複数列であってもよい。その列数は、加工対象物1の厚さ等に応じて適宜決定することができる。上述したように、改質領域7から加工対象物1の厚さ方向に亀裂17がより伸展し易くなるので、加工対象物1の厚さが比較的厚い場合であっても、1本の切断予定ライン5に対して形成すべき改質領域7の列数を減少させて、タクトタイムの短縮化を図ることができる。
また、上記実施形態では、エキスパンドテープの拡張により加工対象物1に外力を作用させて、亀裂17を加工対象物1の表面3及び裏面4に到達させたが、これに限定されない。1本の切断予定ライン5に対する1列又は複数列の改質領域7の形成にと共に(加工対象物1に何ら外力を作用させずに)、加工対象物1の表面3及び裏面4に亀裂17を到達させて、それにより、切断予定ライン5に沿って加工対象物1を切断する場合もある。
また、切断予定ライン5は、直線状のものに限定されず、切断予定ライン5の少なくとも一部が円や楕円等の曲線状のものであってもよい。切断予定ライン5の曲線状の部分に沿って加工対象物1にレーザ光Lを照射する場合には、その曲線の接線方向及び加工対象物1の厚さ方向と交差(より好ましくは、直交)するように、レーザ光Lの偏光方向を制御すればよい。上述したレーザ加工装置300であれば、切断予定ライン5の接線方向に応じて1/2波長板228を回転制御すればよい。
最後に、実験結果について説明する。表1に示すように、厚さ608μmのシリコンウェハの表面(レーザ光入射面)からレーザ光の集光点の位置までの距離d1を変化させ、それぞれの距離d1で切断予定ラインに沿ってシリコンウェハにレーザ光を照射し、切断予定ラインに沿ってシリコンウェハの内部に改質領域を形成した。このとき、レーザ光の照射条件は、レーザの波長:1064nm、レーザの出力:1.4W、レーザ光のスキャン速度(ステージの移動速度):300mm/s、パルス幅:150nsであった。
表1において、偏光方向が「垂直」とは、直線偏光であるレーザ光の偏光方向を、切断予定ライン及びシリコンウェハの厚さ方向に垂直にした場合である。一方、偏光方向が「平行」とは、直線偏光であるレーザ光の偏光方向を、切断予定ラインに平行にし、かつシリコンウェハの厚さ方向に垂直にした場合である。なお、距離d2は、シリコンウェハの内部に形成された改質領域の裏面側の端部からシリコンウェハの裏面までの距離である。
結果は、偏光方向が「垂直」の場合は、距離d1が605μm,600μm及び596μmのときに、シリコンウェハの裏面に亀裂が到達しているのが確認された。しかし、偏光方向が「平行」の場合は、距離d1がいずれのときも、シリコンウェハの裏面に亀裂が到達しているのは確認されなかった。これにより、レーザ光の偏光方向が垂直の場合のほうが、レーザ光の偏光方向が平行の場合よりも、改質領域からシリコンウェハの厚さ方向に亀裂をより伸展させ得ることが確認された。
図11は、切断予定ラインに沿ってシリコンウェハの内部(距離d1:600μm)に改質領域(距離d2:8μm)を1列形成したときのシリコンウェハの切断面の写真であり、(a)は偏光方向が「垂直」の場合、(b)は偏光方向が「平行」の場合である。また、図12は、切断予定ラインに沿ってシリコンウェハの内部(距離d1:583μm,538μm)に改質領域(距離d2:25μm,70μm)を2列形成したときのシリコンウェハの切断面の写真であり、(a)は偏光方向が「垂直」の場合、(b)は偏光方向が「平行」の場合である。これらにより、レーザ光の偏光方向が垂直の場合のほうが、レーザ光の偏光方向が平行の場合よりも、滑らかな切断面が得られること、つまり、改質領域からシリコンウェハの厚さ方向に精度良く亀裂が伸展することが確認された。
1…加工対象物、3…表面、4…裏面、5…切断予定ライン、7…改質領域、17…亀裂、L…レーザ光、P…集光点。

Claims (4)

  1. 楕円率が1以外の楕円偏光であるレーザ光の集光点が板状の加工対象物の内部に位置し、かつ前記レーザ光の偏光方向が前記加工対象物の切断予定ライン及び前記加工対象物の厚さ方向と交差した状態で、前記切断予定ラインに沿って前記加工対象物に前記レーザ光を照射することにより、前記切断予定ラインに沿って前記加工対象物の内部に改質領域を形成すると共に、前記改質領域から前記加工対象物の厚さ方向に亀裂を発生させる工程と、
    前記亀裂を前記加工対象物の表面及び裏面に到達させることにより、前記切断予定ラインに沿って前記加工対象物を切断する工程と、を備えることを特徴とする加工対象物切断方法。
  2. 前記改質領域は、1本の前記切断予定ラインに対して、前記加工対象物の厚さ方向に並ぶように複数列形成されることを特徴とする請求項1記載の加工対象物切断方法。
  3. 前記レーザ光は、前記レーザ光の偏光方向が前記切断予定ライン及び前記加工対象物の厚さ方向と直交した状態で、前記切断予定ラインに沿って前記加工対象物に照射されることを特徴とする請求項1又は2記載の加工対象物切断方法。
  4. 前記楕円偏光は、楕円率が零の直線偏光であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の加工対象物切断方法。
JP2010112188A 2010-05-14 2010-05-14 加工対象物切断方法 Active JP5670647B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010112188A JP5670647B2 (ja) 2010-05-14 2010-05-14 加工対象物切断方法
US13/107,056 US8816245B2 (en) 2010-05-14 2011-05-13 Method of cutting object to be processed
US13/151,877 US8950217B2 (en) 2010-05-14 2011-06-02 Method of cutting object to be processed, method of cutting strengthened glass sheet and method of manufacturing strengthened glass member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010112188A JP5670647B2 (ja) 2010-05-14 2010-05-14 加工対象物切断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011240349A true JP2011240349A (ja) 2011-12-01
JP5670647B2 JP5670647B2 (ja) 2015-02-18

Family

ID=45327741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010112188A Active JP5670647B2 (ja) 2010-05-14 2010-05-14 加工対象物切断方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8816245B2 (ja)
JP (1) JP5670647B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014107485A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd パターン付き基板の分割方法
JP2014216414A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 株式会社ディスコ ウエーハの加工方法
CN105189020A (zh) * 2013-03-28 2015-12-23 浜松光子学株式会社 激光加工方法
JP2016032828A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 浜松ホトニクス株式会社 加工対象物切断方法
JP2016072275A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 株式会社ディスコ ウエーハの加工方法
JP2016513016A (ja) * 2013-02-04 2016-05-12 ニューポート コーポレーション 透明及び半透明な基板をレーザ切断する方法及び装置
JP2018195663A (ja) * 2017-05-16 2018-12-06 株式会社ディスコ ウエーハの分割方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5580826B2 (ja) * 2009-08-11 2014-08-27 浜松ホトニクス株式会社 レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP5479924B2 (ja) * 2010-01-27 2014-04-23 浜松ホトニクス株式会社 レーザ加工方法
KR20180064602A (ko) * 2016-12-05 2018-06-15 삼성디스플레이 주식회사 편광판 절단 장치 및 편광판 절단 방법
CN108789886B (zh) * 2018-05-31 2019-11-15 中国科学院西安光学精密机械研究所 一种透明硬脆材料的切割裂片方法
CN108581189B (zh) * 2018-06-01 2020-04-17 业成科技(成都)有限公司 激光切割方法
US11024501B2 (en) 2018-12-29 2021-06-01 Cree, Inc. Carrier-assisted method for parting crystalline material along laser damage region
US10562130B1 (en) 2018-12-29 2020-02-18 Cree, Inc. Laser-assisted method for parting crystalline material
US10576585B1 (en) 2018-12-29 2020-03-03 Cree, Inc. Laser-assisted method for parting crystalline material
US10611052B1 (en) 2019-05-17 2020-04-07 Cree, Inc. Silicon carbide wafers with relaxed positive bow and related methods

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010991A (ja) * 2000-09-13 2003-01-15 Hamamatsu Photonics Kk レーザ加工方法
JP2006167810A (ja) * 2000-09-13 2006-06-29 Hamamatsu Photonics Kk レーザ加工方法
JP2008098465A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Aisin Seiki Co Ltd 半導体発光素子の分離方法
JP2009226457A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Laser System:Kk レーザ加工方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2108761A1 (en) * 1992-10-23 1994-04-24 Koichi Haruta Method and apparatus for welding material by laser beam
US6211488B1 (en) 1998-12-01 2001-04-03 Accudyne Display And Semiconductor Systems, Inc. Method and apparatus for separating non-metallic substrates utilizing a laser initiated scribe
JP4659300B2 (ja) * 2000-09-13 2011-03-30 浜松ホトニクス株式会社 レーザ加工方法及び半導体チップの製造方法
TWI326626B (en) 2002-03-12 2010-07-01 Hamamatsu Photonics Kk Laser processing method
JP4606741B2 (ja) 2002-03-12 2011-01-05 浜松ホトニクス株式会社 加工対象物切断方法
ATE518242T1 (de) 2002-03-12 2011-08-15 Hamamatsu Photonics Kk Methode zur trennung von substraten
TWI520269B (zh) 2002-12-03 2016-02-01 Hamamatsu Photonics Kk Cutting method of semiconductor substrate
FR2852250B1 (fr) 2003-03-11 2009-07-24 Jean Luc Jouvin Fourreau de protection pour canule, un ensemble d'injection comportant un tel fourreau et aiguille equipee d'un tel fourreau
CN1758985A (zh) 2003-03-12 2006-04-12 浜松光子学株式会社 激光加工方法
JP2004343008A (ja) 2003-05-19 2004-12-02 Disco Abrasive Syst Ltd レーザ光線を利用した被加工物分割方法
US8491353B2 (en) * 2003-09-30 2013-07-23 Panasonic Corporation Mold for optical components
US8347651B2 (en) 2009-02-19 2013-01-08 Corning Incorporated Method of separating strengthened glass

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010991A (ja) * 2000-09-13 2003-01-15 Hamamatsu Photonics Kk レーザ加工方法
JP2006167810A (ja) * 2000-09-13 2006-06-29 Hamamatsu Photonics Kk レーザ加工方法
JP2008098465A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Aisin Seiki Co Ltd 半導体発光素子の分離方法
JP2009226457A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Laser System:Kk レーザ加工方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014107485A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd パターン付き基板の分割方法
KR20180089892A (ko) * 2012-11-29 2018-08-09 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 패턴이 있는 기판의 분할 방법
KR101979397B1 (ko) * 2012-11-29 2019-05-16 미쓰보시 다이야몬도 고교 가부시키가이샤 패턴이 있는 기판의 분할 방법
JP2016513016A (ja) * 2013-02-04 2016-05-12 ニューポート コーポレーション 透明及び半透明な基板をレーザ切断する方法及び装置
JP2019064916A (ja) * 2013-02-04 2019-04-25 ニューポート コーポレーション 透明及び半透明な基板をレーザ切断する方法及び装置
CN105189020A (zh) * 2013-03-28 2015-12-23 浜松光子学株式会社 激光加工方法
US9764421B2 (en) 2013-03-28 2017-09-19 Hamamatsu Photonics K.K. Laser processing method
JP2014216414A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 株式会社ディスコ ウエーハの加工方法
JP2016032828A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 浜松ホトニクス株式会社 加工対象物切断方法
JP2016072275A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 株式会社ディスコ ウエーハの加工方法
JP2018195663A (ja) * 2017-05-16 2018-12-06 株式会社ディスコ ウエーハの分割方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20110309060A1 (en) 2011-12-22
JP5670647B2 (ja) 2015-02-18
US8816245B2 (en) 2014-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5670647B2 (ja) 加工対象物切断方法
JP6353683B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP5632751B2 (ja) 加工対象物切断方法
JP6272301B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP5148575B2 (ja) レーザ加工方法、及び、レーザ加工装置
JP4402708B2 (ja) レーザ加工方法、レーザ加工装置及びその製造方法
TWI625186B (zh) Laser processing method and laser processing device
JP5451238B2 (ja) レーザ加工方法
JP5905274B2 (ja) 半導体デバイスの製造方法
JP6715632B2 (ja) レーザ加工方法及びレーザ加工装置
JP5536319B2 (ja) レーザスクライブ方法および装置
JP2002192369A (ja) レーザ加工方法及びレーザ加工装置
US8950217B2 (en) Method of cutting object to be processed, method of cutting strengthened glass sheet and method of manufacturing strengthened glass member
JP5844089B2 (ja) レーザ加工方法
JP5863891B2 (ja) レーザ加工装置、レーザ加工装置の制御方法、レーザ装置の制御方法、及び、レーザ装置の調整方法
JP2010260108A (ja) レーザ加工装置
JP5378314B2 (ja) レーザ切断方法
JP2018098464A (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP2013157454A (ja) レーザ加工方法、半導体デバイスの製造方法及びレーザ加工装置
JP2009113068A (ja) レーザ加工方法
JP5255109B2 (ja) レーザ加工方法、レーザ加工装置及びその製造方法
JP5575200B2 (ja) レーザ加工装置及びその製造方法
KR20130076702A (ko) 분단 장치, 피가공물의 분단 방법 및 광학 소자 패턴이 부여된 기판의 분단 방법
JP2005081715A (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
KR20080093321A (ko) 레이저가공 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5670647

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250