JP3299359B2 - 傾斜角位置決め装置 - Google Patents

傾斜角位置決め装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は傾斜角位置決め装置に関
し、詳しくは、傾斜自由なように支持したステージの上
に載せたワーク等の、傾斜角位置決め対象面の基準物に
対する傾斜角および傾斜向きを精密に調整し、設定する
ことができる傾斜角位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばコンピュータのハードディスク用
のヘッド等のように、精密要素部品の寸法を正確に計測
する上で、ワークの傾斜角を所望の状態に正確に位置決
めする必要がある。そこで従来、図7に示すような2自
由度傾斜角精密位置決め装置が利用されている。
【0003】このものは、基台1の上にステージ2を水
平な回転軸3により枢支した2つのステージ装置A、B
を、それぞれの回転軸3が平面より見て直交する向きと
なるように2段に重ねて一体化している。各ステージ2
はそれぞれの基台1に設けられたツール軸4が当接する
受動部2aを有し、駆動手段5にてツール軸4を進退さ
せて受動部2aの押動位置を変化させることにより各ス
テージ2の前記互いに直交する各回転軸3のまわりの傾
斜角を調節できる。
【0004】したがって、上下のステージ装置A、Bで
の傾斜角の調節により、上側のステージ装置Bのステー
ジ2が、2つの回転軸3の回りに傾斜角を調節されるこ
とになる。
【0005】そこで、上側のステージ2の上にワーク6
を載せて上方に設置した顕微鏡7により干渉対物レンズ
8を通して観察し、ワーク6の上面の傾斜角および傾斜
向きに応じて映し出される干渉縞の状態によってワーク
6の上面の傾斜角および傾斜向きを人が判断しながら、
前記2つの駆動手段5を動作させて各ステージ装置A、
Bでの傾斜角位置決め調整を人為的に行いワーク6を所
定の傾斜角および傾斜向きに位置決めしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のも
のでは、2つのステージ装置A、Bを2段に重ねたもの
で、各ステージ装置A、Bでの位置決め誤差が累積して
しまうし、装置が大きなものになってしまう。また、2
つのステージ装置A、Bでの角度調節と、ワークの傾斜
角および傾斜向きとの関係が複雑な上、前記誤差の累積
もあるので、人手によるワークの位置決め調整の作業は
試行錯誤しながら行うことになり、長時間を費やしてし
まうことが多々ある。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解消す
ることを課題とし、小型で位置決め誤差が生じにくく、
位置決め調整が容易な傾斜角位置決め装置、さらに位置
決め調整を自動的に行える傾斜角位置決め装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の傾斜角位置決め
装置は、上記のような目的を達成するために、位置決め
対象物を支持するステージの1点をこの1点での支点ま
わりに傾斜自由なように支持し、ステージの他の2点を
進退によりステージの支持高さを変えられるようにした
2つの進退部材によってそれぞれ支持し、これら進退部
材を個別に進退駆動して、ステージを前記支点回りの所
定の傾斜状態に設定する進退駆動手段を備えたことを第
1の特徴とするものである。
【0009】さらに、このような装置において、ステー
ジ上の傾斜角位置決め対象物を撮像し、傾斜位置決め対
象物の基準面に対する傾斜角と傾斜向きとに応じた干渉
縞を映し出す撮像手段と、この撮像手段により映し出さ
れる干渉縞によって傾斜角位置決め対象面の傾斜角と傾
斜向きとを計測する計測手段と、この計測手段からの計
測情報に基づいて傾斜角位置決め対象物を所定の傾斜角
および傾斜向きとするための2つの進退部材の必要進退
量を演算する演算手段と、この演算手段による演算結果
に応じて駆動手段を動作させ傾斜角位置決め対象物の傾
斜角が所定の角度になるように2つの進退部材の進退位
置を制御する制御手段とを備えたことを第2の特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】本発明の傾斜角位置決め装置の第1の特徴の上
記構成では、傾斜角位置決め対象物を支持する1つのス
テージの1点を、支点まわりに傾斜自在なように支持
し、他の2点を進退駆動される進退部材によってそれぞ
れ支持するだけの構成で、各進退部材の進退位置を調整
することにより、2自由度傾斜角調整機能を達成して、
装置を部品点数の少ない小さなものとすることができる
し、2つの進退部材による2点での支持高さがそのま
ま、前記ステージの支点まわりの傾斜角と傾斜向きとに
関係するので、誤差が生じにくく人手によっても位置調
節しやすいものとすることができる。
【0011】本発明の傾斜角位置決め装置の第2の特徴
の上記構成では、第1の特徴の場合に加えて、ステージ
上の傾斜角位置決め対象物を撮像手段により撮像して映
し出される干渉縞から傾斜角位置決め対象物の傾斜角と
傾斜向きとを計測し、これに応じてステージ上の傾斜角
位置決め対象物の傾斜角位置決め調整をするのに、前記
計測が計測手段によって自動的に行われ、この計測情報
に基づき演算手段が傾斜角位置決め対象物を所定の傾斜
角および傾斜向きとするための2つの進退部材の必要進
退量を演算し、制御手段がこの演算結果に応じて2つの
駆動手段を駆動して、前記計測結果に基づいた傾斜角位
置決め調整を自動的に行うので、人による手間を省き、
作業時間を大幅に短縮することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例としての傾斜角位置決
め装置について、図1〜図6を参照しながら説明する。
【0013】本実施例の傾斜角位置決め装置は、図2に
示すように傾斜角位置決め対象物であるワーク25を載
せるステージ29を1つ有している。このステージ29
は図1の(a)に示すように平面視ほぼ三角形をした板
部材であり、周辺部3点を支点軸28と、傾斜角位置決
め調整を行うための進退部材としての2つのツール30
a、31aとによってそれぞれ支持するようにしてい
る。
【0014】ステージ29の前記各支持部には、図1の
(a)、(b)に示すような凹部29aが形成されて、
支点軸28およびツール30a、31aの先端と嵌まり
合うようにしてある。支点軸28は図1、図2に示すよ
うに固定されて、ステージ29の1点を所定高さに支持
し、自身の尖端と前記凹部29aとの間に鋼球20を嵌
め込んだいわゆるピボット軸受21を構成し、ステージ
29が支点軸28の尖端のまわりに傾斜自由なように支
持している。
【0015】各ツール30a、31aはそれぞれの進退
駆動手段30、31によって上下に進退駆動され、自身
の尖端を前記凹部29aに前記ピボット軸受21と同様
に鋼球20を介し嵌め合わせてステージ29の傾斜角や
傾斜向きの変化の影響なくどの進退位置にてもステージ
29を無理なく支持できるようにしている。
【0016】これにより、2つのツール30a、31a
を進退駆動手段30、31により進退させることによ
り、ステージ29をピボット軸受21による支点まわり
にどのようにも傾斜させることができ、2自由度傾斜角
調節機能を奏してステージ29の傾斜角および傾斜向き
を調整することができる。
【0017】したがって、ワーク25を支持する1つの
ステージ29の1点を、ピボット軸受21による支点回
りに傾斜自在なように支持し、他の2点を進退駆動され
るツール30a、31aによって支持するだけの構成
で、各ツール30a、31aの進退位置を各進退駆動手
段30、31にて調整することにより2自由度傾斜角調
整機能を達成し、傾斜角位置決め装置を部品点数の少な
い小さなものとすることができるし、2つのツール30
a、31aによる2点での支持高さがそのまま、前記ス
テージ29のピボット軸受21による支点まわりの傾斜
角と傾斜向きとに関係するので、誤差が生じにくく人手
によっても位置調節しやすいものとすることができる。
【0018】しかし本実施例では、前記ステージ29に
載せたワーク25の傾斜角位置決め調整を自動的に行う
ようにして、人の手間を省き、所要時間も大幅に短縮で
きるようにしている。
【0019】これにつき説明すると、図2に示すように
ワーク25は撮像カメラ32により干渉対物レンズ33
を介して撮像し、ワーク25の上面の基準面、例えば水
平面に対する傾斜角および傾斜向きに応じた図3に示す
ような干渉縞40を映し出すようにしてある。そして撮
像カメラ32は直進ガイド35によって水平面に対し垂
直な方向に正確に上下動されて、フォーカシングを行う
ようになっており、フォーカシングのためのフォーカス
駆動手段34が撮像カメラ32の図示しないフォーカシ
ング軸を駆動するように設けられている。
【0020】撮像カメラ32からの映像信号は視覚認識
部36に入力され、ここで、ワーク25の位置および傾
斜角と傾斜向きを前記干渉縞40によって計測できるよ
うにしている。
【0021】視覚認識部36での各計測結果は、演算手
段17に入力され、ここでワーク25の傾斜角と傾斜向
きに関する計測結果に基づき、ワーク25を所定の傾斜
角に位置決め調整するのに必要なツール30aおよび3
1aの必要進退量を演算するようにしてある。
【0022】演算手段37での各演算結果は指令制御手
段38に入力される。指令制御手段38は、前記必要進
退量に基づき各進退駆動手段30、31に進退動作信号
を出力し、ワーク25が所定の傾斜角位置決め状態とな
るように、ステージ29の傾斜角と傾斜向きとを調整で
きるようにする。
【0023】なお、指定制御手段38は、前記視覚認識
部36でのワーク25の傾きの向きを後述のように計測
すると云ったことのために、フォーカス信号をフォーカ
ス駆動手段34に入力し必要なフォーカシングが行われ
るようにする。
【0024】以下具体的な傾斜角位置決め調整処理につ
いて説明すると、撮像カメラ32の画面に映し出された
干渉縞40は、図3(a)に一例を示してあるように、
ワーク25の基準面に対する傾斜向きに応じた傾きθを
持つとともに、基準面に対する傾斜角に応じたピッチP
を持っており、この傾きθとピッチPとが前記視覚認識
部36にて計測される。
【0025】ここで、傾きθに対応するワーク25の傾
斜向きは2通り考えられ特定しない。これを決定するた
め、次には撮像カメラ32をそのフォーカス軸の正の方
向に微小量、例えば干渉光の1/8波長分だけ動かし
て、このときの干渉縞40の移動方向を視覚認識部36
が計測し、ワーク25の前記計測されているθに対応し
た初期の傾斜向きを特定する。
【0026】これを図4、図5に基づき詳細に述べる
と、図4は画面に映し出された干渉縞の傾きθが90度
の場合を示しており、図5は撮像カメラ32を矢印で示
すフォーカス軸の正の方向に、干渉光の1/8波長分だ
け動かしたときの干渉縞40の移動方向を示している。
図中破線は撮像カメラ32を動かす前の干渉縞40の位
置、実線は撮像カメラ32を動かした後の干渉縞40の
位置をそれぞれ示している。
【0027】図4から明らかなように、干渉縞40の傾
きθ(=90度)とピッチPが同じでもワーク25の傾
斜向きとして(a)、(b)に示した2つの状態が考え
られる。したがって、ワーク25の初期の傾斜向きを把
握しなければツール30a、31aの必要進退量が決定
できないことが分かる。
【0028】そこで本実施例では、撮像カメラ32をそ
のフォーカス軸の図5に矢印で示す正の方向に干渉光の
1/8波長分だけ動かし、そのときの干渉縞40の移動
方向を認識することでワーク25の傾斜向きを判断して
いる。図5では干渉縞40が破線の位置から実線の位置
まで画面の右方に移動しているため、ワーク25は画面
の右方向が低くなるように傾斜していることが分かる。
この方法は、干渉縞40の傾きθが任意の方向であって
も適用できる。さらに本実施例では、撮像カメラ32の
移動量を干渉光の1/8波長分としたが、干渉縞の移動
方向を誤認識しない範囲であれば撮像カメラ32の移動
量は自由に設定できるし、撮像カメラ32の移動方向に
ついても正の方向に限る必要はない。
【0029】このようにして求めた傾きθ、ピッチP、
傾斜向きから、初期状態のワーク25の傾斜角および傾
斜向きを知ることができる。
【0030】したがって、これらの情報と、ワーク25
が必要とする傾斜角と傾斜向き、つまりこれに対応して
撮像画面上で得るべき最終的に必要な傾きθ0 およびピ
ッチP0 〔図3(b)〕とに基づき、演算手段17が各
ツール30a、31aの必要進退量、および撮像カメラ
32のフォーカシング量を演算する。
【0031】この演算結果に基づき指令制御手段が、前
記必要進退量だけ各ツール30a、31aを進退させ、
また前記フォーカシング量だけ撮像カメラ32を移動さ
せるように、それぞれの進退駆動手段30、31とに指
令を出し、必要量動作させる。
【0032】これによって、ステージ29上のワーク2
5を目標とする所定の傾斜角および傾斜向きとなるよう
に自動的に位置決め調整することができる。
【0033】ここで、2つのツール30a、31aの進
退駆動手段30、31を動作させてワーク25の傾斜角
および傾斜向きを調整する方法について、図6を参照し
ながら詳細に説明する。
【0034】図6(a)はワーク25の初期の傾斜状態
を示している。図6(b)は干渉縞の傾きが最終の目標
とする傾きθ0 に一致した状態を示し、このときの干渉
縞40のピッチをP1 とする。図6(c)は干渉縞40
の傾きとピッチが、最終の目標とする傾きθ0 、ピッチ
0 に一致した状態を示している。つまり位置決め完了
状態である。
【0035】初期状態のワーク25に関する干渉縞40
のθとP、ワーク25の傾斜向きの情報から、まず、干
渉縞の傾きを所望の角度θ0 に調整するために必要なツ
ール30a、31aの進退量LA1、LB1(LA1=LB1
を演算手段37が決定し、進退駆動手段30、31を動
作させて干渉縞40の傾きをθ0 になるように調整す
る。次いでこのときのピッチP1 を基にして干渉縞40
のピッチを調整するために必要なツール30a、31a
の進退量LA2、−LB2を演算手段37が決定し、ツール
30a、31aの進退駆動手段30、31を動作させて
干渉縞40のピッチをP0 になるように調整する。
【0036】このようにして、ワーク25の傾斜角と傾
斜向きとの位置調整が完了する。なお、以上の説明では
理解が容易なように、一旦図6(b)の状態に動かした
後、次に最終の図6(c)の状態となるように2回に分
けて、演算およびツール30a、31aの動作を行って
いるが、実際は、図6(b)の状態は計算上で作られて
おり、各ツール30a、31aの進退量LA 、LB を LA =LA1+LA2B =LB1、LB2 として、1回のツール30a、31aの移動で図6
(c)に示す最終の位置決め完了状態が得られるように
している。
【0037】また、本実施例では、先に干渉縞40の傾
きθとピッチPとを計測し、その後ワーク25の傾斜向
きを認識したが、始めに傾斜向きを計測し、次に傾きθ
とピッチPを計測するようにしてもよいのは勿論であ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明の傾斜角位置決め装置の第1の特
徴によれば、傾斜角位置決め対象物を支持する1つのス
テージの1点を、支点回りに傾斜自在なように支持し、
他の2点を進退駆動される進退部材によって支持するだ
けで、2自由度傾斜角調整機能を達成し、装置を部品点
数の少ない小さなものとすることができるし、2つの進
退部材による2点での支持高さがそのまま、前記ステー
ジの支点まわりの傾斜角と傾斜向きとに関係するので、
誤差が生じにくく人手によっても位置調節しやすいもの
とすることができる。
【0039】また本発明の傾斜角位置決め装置の第2の
特徴によれば、第1の特徴の場合に加え、ステージ上の
傾斜角位置決め対象物を撮像したときの干渉縞の計測を
基にステージの傾斜角位置決め調整をするのに、前記計
測と、この計測情報に基づいて傾斜角位置決め対象物を
所定の傾斜角および傾斜向きとするための2つの進退部
材の必要進退量の演算と、およびこの演算結果に応じて
2つの進退部材を駆動し前記傾斜角位置決め調整するこ
とを自動的に行うので、人による手間を省き、作業時間
を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての傾斜角位置決め装置
の機構部を示す平面図、側面図および一部断面図であ
る。
【図2】図1の装置の制御系との関係を示すブロック図
である。
【図3】撮像カメラの画面に映し出される干渉縞の状態
例を示す説明図である。
【図4】干渉縞の1つの状態に対応する2通りのワーク
の傾斜状態を示す説明図である。
【図5】図4の2通りのワークの傾斜状態のうちどちら
の傾斜向きであるかを判別する操作の状態を示す説明図
である。
【図6】ワークの傾斜角および傾斜向きの位置決め調整
状態と干渉縞の変化との関係を示す説明図である。
【図7】従来の2自由度傾斜角位置決め装置を示す正面
図である。
【符号の説明】
29 ステージ 30、31 進退駆動手段 30a、31a 進退部材 32 撮像カメラ 33 干渉対物レンズ 34 フォーカス駆動手段 35 直進ガイド 36 計測手段 37 演算手段 38 制御手段 40 干渉縞
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石丸 幸久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−274201(JP,A) 特開 平3−33609(JP,A) 特開 昭63−235806(JP,A) 実開 平2−10427(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/26 G01B 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決め対象物を支持するステージの1
    点をこの1点での支点まわりに傾斜自由なように支持
    し、ステージの他の2点を進退によりステージの支持高
    さを変えられるようにした2つの進退部材によってそれ
    ぞれ支持し、これら進退部材を個別に進退駆動して、ス
    テージを前記支点まわりの所定の傾斜状態に設定する進
    退駆動手段を備えたことを特徴とする傾斜角位置決め装
    置。
  2. 【請求項2】 ステージ上の傾斜角位置決め対象物を撮
    像し、傾斜位置決め対象物の基準面に対する傾斜角と傾
    斜向きとに応じた干渉縞を映し出す撮像手段と、この撮
    像手段により映し出される干渉縞によって傾斜角位置決
    め対象物の傾斜角と傾斜向きとを計測する計測手段と、
    この計測手段からの計測情報に基づいて傾斜角位置決め
    対象物を所定の傾斜角および傾斜向きとするための2つ
    の進退部材の必要進退量を演算する演算手段と、この演
    算手段による演算結果に応じて駆動手段を動作させ傾斜
    角位置決め対象物の傾斜角が所定の角度になるように2
    つの進退部材の進退位置を制御する制御手段とを備えた
    請求項1に記載の傾斜角位置決め装置。
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