JPH1069554A - 運行記録データ解析装置及び運行記録データ解析方法 - Google Patents

運行記録データ解析装置及び運行記録データ解析方法

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JPH1069554A
JPH1069554A JP22689896A JP22689896A JPH1069554A JP H1069554 A JPH1069554 A JP H1069554A JP 22689896 A JP22689896 A JP 22689896A JP 22689896 A JP22689896 A JP 22689896A JP H1069554 A JPH1069554 A JP H1069554A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無意味な無効運行記録データの解析を行うこ
となく、資源の有効利用を図れ、効率的な運行データ解
析を行う。 【解決手段】 判別手段は、記録媒体から読み出した運
行記録データが所定のデータ無効条件を満たしているか
否かを判別し、データ解析手段は、判別手段の判別にお
いて、データ無効条件を満たしている運行記録データ以
外の運行記録データに基づいて解析を行うので、無意味
な無効運行記録データの解析を行うことがなく、資源の
有効利用を図れ、効率的な運行データ解析を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運行記録データ解
析装置及び運行記録データ解析方法に係り、特に時々刻
々変化するトラックなどの車両の速度及び車両の運行状
態を示す情報を含む車両運行情報をディジタルデータの
形で収集、記録し、この記録されたディジタルデータを
解析する車両運行情報収集解析システムに用いられる運
行記録データ解析装置及び運行記録データ解析方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図9に車両運行情報収集解析システムの
概要構成図を示す。車両運行情報収集解析システム80
は、大別すると、車両81に搭載され、時々刻々変化す
る速度、運行状態等を監視し、得られた信号をディジタ
ルデータである運行記録データに変換して不揮発性の記
録媒体であるICメモリカード82に記録する、いわゆ
る、ディジタルタコグラフと呼ばれる車載装置83と、
車両81を管理するための事務所等に配置され、車載装
置83によって収集、記録された運行記録データをIC
メモリカード82から読み取り、車両管理に必要な車両
運行情報を解析する解析装置84と、を備えて構成され
ている。
【0003】車載装置83には、車両81のトランスミ
ッション85に取り付けられた回転センサにより車軸の
回転数に比例した周波数のパルス信号が入力される。車
載装置83は、入力されたパルス信号をサンプリングし
て演算を行なって、瞬時速度データ及び走行距離データ
を算出するとともに、瞬時速度データ及び走行距離デー
タに所定のデータ圧縮処理を行なって装着されたICメ
モリカード82にディジタルデータである運行記録デー
タとして記録する。
【0004】解析装置84は、車載装置3から取り外し
たICメモリカード82が装着されると、ICメモリカ
ード82から運行記録データを読み取って、フレキシブ
ルディスクドライブ、光ディスクドライブ、ハードディ
スクドライブ等の外部記憶装置87を介してフレキシブ
ルディスク、光ディスク、ハードディスク等の記録媒体
に保存すべく登録(記録)するとともに、登録した運行
記録データに基づいて車両情報を解析し、プリントアウ
トや表示を行なう。
【0005】さらに解析装置84は、ICメモリカード
82の初期化や各種設定データの記録等を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両運行情
報収集解析システムにおいては、車載装置83にICメ
モリカードが装着されたことを検出して、運行開始(出
庫)であると認識し、次に車載装置からICメモリカー
ド82が取り外されたことを検出して運行終了(入庫)
であると認識し、当該運行開始から運行終了までを一運
行期間と定義し、当該一運行期間中の運行記録データを
作成する。
【0007】しかしながら、ICメモリカード82を誤
って挿抜した場合などのように、実際には運行していな
い場合でも運行記録データが作成されてしまう場合があ
り、このような場合には、ICメモリカード82内に解
析の対象としても意味のない無効運行記録データが存在
することとなる。
【0008】この無効運行記録データが多数存在する場
合には、これらの無効運行記録データを含めた全ての運
行記録データの解析に際し、解析量が増加することから
解析速度の低下を招くとともに、プリントアウト等の際
には、そのためのインク、用紙(帳票)等の資源を無駄
にすることとなる。
【0009】そこで、本発明の目的は、無意味な無効運
行記録データの解析を行うことなく、資源の有効利用を
図れ、効率的な運行データ解析を行える運行データ解析
装置及び運行データ解析方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、車両の運行記録データを記
録媒体に収集、記録し、前記記録媒体から読み出した前
記運行記録データを解析する運行記録データ解析装置に
おいて、前記記録媒体から読み出した前記運行記録デー
タが所定のデータ無効条件を満たしているか否かを判別
する判別手段と、前記判別に基づいて、前記データ無効
条件を満たしている前記運行記録データ以外の前記運行
記録データに基づいて前記解析を行うデータ解析手段
と、を備えて構成する。
【0011】請求項2記載の発明は、車両の運行記録デ
ータを記録媒体に収集、記録し、前記記録媒体から読み
出した前記運行記録データを解析する運行記録データ解
析装置において、前記記録媒体から読み出した前記運行
記録データが所定のデータ無効条件を満たしているか否
かを判別する判別手段と、前記運行記録データを登録す
る登録手段と、前記判別に基づいてデータ無効条件を満
たしている前記運行記録データについて前記登録手段へ
の登録を禁止する登録禁止手段と、前記登録手段に登録
された前記運行記録データに基づいて前記解析を行うデ
ータ解析手段と、を備えて構成する。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、前記判別手段は、前記データ
無効条件としての車両の出庫から入庫までの時間に相当
する運行時間が予め設定した最短運行時間以下であると
いう条件を満たしているか否かを判別する運行時間判別
手段を備えて構成する。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の発明において、前記判別手段
は、前記データ無効条件としての前記車両の速度が予め
設定した最低速度以下であるという条件を満たしている
か否かを判別する速度判別手段を備えて構成する。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれかに記載の発明において、前記判別手段
は、前記データ無効条件としての前記車両の出庫時の累
積走行距離と入庫時に累積走行距離との差である運行走
行距離が予め設定した最低運行走行距離以下であるとい
う条件を満たしているか否かを判別する運行走行距離判
別手段を備えて構成する。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれかに記載の発明において、前記判別手段
は、前記データ無効条件としての前記車両の運行状態が
切り換えられたという条件を満たしているか否かを判別
する状態切換判別手段を備えて構成する。
【0016】請求項7記載の発明は、車両の運行記録デ
ータを記録媒体に収集、記録し、前記記録媒体から読み
出した前記運行記録データを解析する運行記録データ解
析方法において、前記記録媒体から読み出した前記運行
記録データが所定のデータ無効条件を満たしているか否
かを判別する判別工程と、前記判別に基づいて、前記無
効条件を満たしている前記運行記録データ以外の前記運
行記録データに基づいて前記解析を行うデータ解析工程
と、を備えて構成する。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、前記判別工程は、前記データ無効条件とし
ての車両の出庫から入庫までの時間に相当する運行時間
が予め設定した最短運行時間以下であるという条件を満
たしているか否かを判別する運行時間判別工程を備えて
構成する。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項7又は請求
項8記載の発明において、前記判別工程は、前記データ
無効条件としての前記車両の速度が予め設定した最低速
度以下であるという条件を満たしているか否かを判別す
る速度判別工程を備えて構成する。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項7乃至請
求項9のいずれかに記載の発明において、前記判別工程
は、前記データ無効条件としての前記車両の出庫時の累
積走行距離と入庫時に累積走行距離との差である運行走
行距離が予め設定した最低運行走行距離以下であるとい
う条件を満たしているか否かを判別する運行走行距離判
別工程を備えて構成する。
【0020】請求項11記載の発明は、請求項7乃至請
求項10のいずれかに記載の発明において、前記判別工
程は、前記データ無効条件としての前記車両の運行状態
が切り換えられたという条件を満たしているか否かを判
別する状態切換判別工程を備えて構成する。
【0021】請求項1記載の発明によれば、判別手段
は、記録媒体から読み出した運行記録データが所定のデ
ータ無効条件を満たしているか否かを判別し、データ解
析手段は、判別手段の判別において、データ無効条件を
満たしている運行記録データ以外の運行記録データに基
づいて解析を行う。
【0022】請求項2記載の発明によれば、判別手段
は、記録媒体から読み出した運行記録データが所定のデ
ータ無効条件を満たしているか否かを判別し、この判別
に基づいて登録禁止手段は、データ無効条件を満たして
いる運行記録データについて登録手段への登録を禁止す
る。
【0023】これと並行して登録手段はデータ無効条件
を満たしている運行記録データ以外の運行記録データを
登録し、データ解析手段は、登録手段に登録された運行
記録データ、すなわち、データ無効条件を満たしていな
い運行記録データに基づいて解析を行う。
【0024】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2記載の発明の作用に加えて、判別手段の運行
時間半別手段は、データ無効条件としての車両の出庫か
ら入庫までの時間に相当する運行時間が予め設定した最
短運行時間以下であるという条件を満たしているか否か
を判別する。
【0025】請求項4記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、判
別手段の速度判別手段は、データ無効条件としての車両
の速度が予め設定した最低速度以下であるという条件を
満たしているか否かを判別する。
【0026】請求項5記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の発明の作用に加えて、判
別手段の運行走行距離判別手段は、データ無効条件とし
ての車両の出庫時の累積走行距離と入庫時に累積走行距
離との差である運行走行距離が予め設定した最低運行走
行距離以下であるという条件を満たしているか否かを判
別する。
【0027】請求項6記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載の発明の作用に加えて、判
別手段の状態切換判別手段は、データ無効条件としての
車両の運行状態が切り換えられたという条件を満たして
いるか否かを判別する。請求項7記載の発明によれば、
判別工程は、記録媒体から読み出した運行記録データが
所定のデータ無効条件を満たしているか否かを判別し、
データ解析工程は、判別工程の判別に基づいて、無効条
件を満たしている運行記録データ以外の運行記録データ
に基づいて解析を行う。
【0028】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の発明の作用に加えて、判別工程の運行時間半別工程
は、データ無効条件としての車両の出庫から入庫までの
時間に相当する運行時間が予め設定した最短運行時間以
下であるという条件を満たしているか否かを判別する。
【0029】請求項9記載の発明によれば、請求項7又
は請求項8記載の発明の作用に加えて、判別工程の速度
判別工程は、データ無効条件としての車両の速度が予め
設定した最低速度以下であるという条件を満たしている
か否かを判別する。請求項10記載の発明によれば、請
求項7乃至請求項9のいずれかに記載の発明の作用に加
えて、判別工程の運行走行距離判別工程は、データ無効
条件としての車両の出庫時の累積走行距離と入庫時に累
積走行距離との差である運行走行距離が予め設定した最
低運行走行距離以下であるという条件を満たしているか
否かを判別する。
【0030】請求項11記載の発明によれば、請求項7
乃至請求項10のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、判別工程の状態切換判別工程は、データ無効条件と
しての車両の運行状態が切り換えられたという条件を満
たしているか否かを判別する。
【0031】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態を説明する。 1) 車両運行情報収集解析システムの構成 図1に車両運行情報収集解析システムの概要構成ブロッ
ク図を示す。
【0032】車両運行情報収集解析システム10は、大
別すると、車両に搭載され、時々刻々変化する速度、運
行状態等を監視し、得られた信号をディジタルデータに
変換して不揮発性の記録媒体であるICメモリカード1
1に記録する車載装置12と、車両を管理するための事
務所等に配置され、車載装置12によって収集、記録さ
れたディジタルデータをICメモリカード11から読み
取り、車両管理に必要な車両運行情報を解析する解析装
置13と、を備えて構成されている。
【0033】図2に車載装置の構成ブロック図を示す。
車載装置12は、大別すると、車載装置12全体を制御
するコントローラ15と、車両速度に応じた周期を有す
る走行パルス信号、ブレーキの踏込みに応じて発生され
るブレーキ信号、イグニション(IGN)スイッチがオ
ンの場合に入力されるIGNオン信号をコントローラ1
5に入力すべくインターフェース動作を行なうインター
フェース(I/F)部16と、時計表示や、各種の警告
表示を行なうディジタル表示器17と、を備えて構成さ
れている。
【0034】コントローラ15は、制御用プログラムが
格納されたROM18と、信号処理のための各種データ
を格納するRAM19と、図示しないディスプレイイン
ターフェース及び図示しないコネクタを介してICメモ
リカード11が着脱自在に装着されるメモリカードイン
ターフェース(メモリI/F)部20と、実車/空車切
換スイッチ、高速道路走行/一般道路走行切換スイッ
チ、荷積み/荷下ろし設定スイッチ、時計合せスイッチ
等の各種スイッチが設けられ設定入力を行なう操作入力
部21と、を備えている。
【0035】図3に解析装置の構成ブロック図を示す。
解析装置13は、解析装置全体を制御するコントロール
部25と、コントロール部25へ各種データを入力する
ための入力装置26と、解析結果、運行管理表等を表示
する各種情報を表示するディスプレイ装置27と、フレ
キシブルディスク(FD)29に各種データを保存する
外部記憶装置としてのフレキシブルディスクドライブ
(FDドライブ)28と、コントロール部25に内蔵さ
れ、制御プログラム等を格納する外部記憶装置としての
ハードディスクドライブ30と、コントロール部25に
接続され各種データをプリントアウトするプリンタ31
と、ICメモリカード11にデータを書込みあるいはI
Cメモリカード11のデータを読み取るカードリーダラ
イタ(カードR/W)32と、を備えて構成されてい
る。
【0036】図4にICメモリカード内のデータ格納概
念図を示す。ICメモリカード11内には、大別する
と、メモリカード管理エリア40と、車両運行情報記録
エリア41と、が設けられている。メモリカード管理エ
リア40は、後述する車速データエリア44の最終デー
タの記録アドレスAnを記録する最終車速データアドレ
ス記録エリア42と、後述する運行データエリア46の
最終データの記録アドレスBmを記録する最終運行デー
タアドレス記録エリア43と、メーカコード、運行回
数、当該ICメモリカード11を特定するためのIDコ
ードデータ等が記録されたその他の領域と、を備えて構
成されている。
【0037】車両運行情報記録エリア41は、車両運行
情報記録エリアの最も低アドレスであるアドレスA0 か
ら高アドレス側(最終車速データアドレス=An)に向
って車速データが順次記録される車速データエリア44
と、車速データエリア44に連続するアドレスを有し未
だ情報が書込まれていない未記録エリア45と、未記録
エリア45に連続するアドレスを有し、車両運行情報記
録エリア41の最も高アドレスであるアドレスB0 から
低アドレス側(最終運行データアドレス=Bm)に向っ
て運行データが順次記録される運行データエリア46
と、を備えて構成されている。 2) 車載装置の動作 次に車載装置の動作について図5のフローチャートを参
照して説明する。
【0038】車載装置12のコントローラ15は、電源
が投入されると、各種イニシャライズ(初期化)処理を
行う(ステップS1)。より詳細には、メモリカードイ
ンターフェース部20を介してICメモリカード11の
メモリカード管理エリア40の内容を読み込み、IDコ
ードデータが書込まれているか否かを判別し、IDコー
ドデータが書込まれている場合には、ICメモリカード
11が装着されてから取り外されるまでの期間を一運行
期間として定義し、各運行期間を識別するための運行デ
ータを運行データエリア46に書込むこととなる。
【0039】続いてコントローラ15は、ICメモリカ
ード11が装着されているか否かを判別する(ステップ
S2)。ステップS2の判別において、ICメモリカー
ド11が装着されている場合には、出庫中フラグFが
“1”か否かを判別する(ステップS3)。
【0040】ステップS3の判別において、出庫中フラ
グF=“0”である場合には、出庫中フラグF=“1”
とし(ステップS4)、運行時間データ、最高速度デー
タなどの各種データの初期化処理などの出庫処理を行い
(ステップS5)、処理をステップS6に移行する。
【0041】ステップS3の判別において、出庫中フラ
グF=“1”である場合には、前回の運行データ記録処
理から0.5秒が経過したか否かを判別する(ステップ
S6)。ステップS6の判別において、前回の運行デー
タ記録処理から0.5秒が経過している場合には、速度
データ圧縮処理を行い、0.5秒間の速度データ圧縮す
る(ステップS7)。同様にして、各運行期間中には、
車速データを車速データエリア44に書込むこととな
る。
【0042】より具体的には、コントローラ15は、車
両の走行に応じて入力される走行パルス信号を処理して
車両の走行速度(車速)を計測し、この計測した車速生
データを圧縮処理して車速データを生成し、車速データ
エリア44に書込むこととなる。
【0043】次にコントローラ15は、操作入力部21
の図示しない実車/空車切換スイッチ、高速道路走行/
一般道路走行切換スイッチ、荷積み/荷下ろし設定スイ
ッチ等の特定の事象(イベント)を記録するためのイベ
ントスイッチが操作されたか否かを判別する(ステップ
S8)。
【0044】ステップS8の判別において、イベントス
イッチが操作された場合には、コントローラ15は、イ
ベントが発生した旨を表すイベントデータを生成し、運
行データエリア46に書き込むこととなる(ステップS
9)。この場合において、イベントデータとしては、イ
ベント種類、イベント発生時刻、イベント終了時刻等か
ら構成される。
【0045】次にコントローラ15は、ディジタル表示
器17に速度データ圧縮処理及びイベントデータ生成処
理に伴う表示を行うとともに(ステップS10)、所定
時間表示後、ディジタル表示器17に時刻表示を行って
(ステップS11)、処理を再びステップS2に移行す
ることとなる。
【0046】ステップS2の判別において、ICメモリ
カード11が装着されていない場合には、出庫中フラグ
Fが“1”か否かを判別する(ステップS12)。ステ
ップS12の判別において、出庫中フラグF=“1”で
ある場合には、出庫中フラグF=“0”とし(ステップ
S13)、処理を再びステップS2に移行して、以下同
様の処理を行う。
【0047】ステップS12の判別において、出庫中フ
ラグF=“0”である場合には、再び処理をステップS
2に移行し、以下同様の処理を行う。次に図6の動作処
理フローチャートを参照して解析装置の動作を説明す
る。まず、コントロール部25は、ハードディスクドラ
イブ30を駆動することにより制御プログラムを起動
し、この制御プログラムの制御下で処理メニュー画面を
ディスプレイ装置27に表示し(ステップS21)、入
力装置26による選択を待つ(ステップS22)。
【0048】入力装置26により行なうべき処理が選択
され(ステップS22)、かつ、カード読み取りが選択
された場合には、カードリーダライタに装着されている
ICメモリカードから車両運行情報を読み取り(ステッ
プS23)、車両運行データの保存を行なう(ステップ
S24)。
【0049】ここで車両運行データの保存処理について
図7の動作処理フローチャートを参照して説明する。こ
の場合において、車両運行データの保存(運行登録)は
フレキシブルディスク29に行なわれるものとする。ま
ずコントロール部25は、カードリーダライタに装着さ
れているICメモリカードのメモリカード管理エリア4
0の最終車速データアドレス記録領域42から速度デー
タ終了アドレスである最終データの記録アドレスAnを
読み出す。
【0050】同様にしてコントロール部25は、メモリ
カード管理エリア40の最終運行データアドレス記録領
域43から運行データ終了アドレスである最終データの
記録アドレスBmを読み出す。つづいてコントロール部
25は、次式により未記録エリアの容量である未記録エ
リア容量データMを求める。
【0051】M=Bm−An−1 次にコントロール部25は、ICメモリカード11のメ
モリカード管理エリア40、車速データエリア44及び
運行データエリア46から記録データを順次読み取る。
【0052】この記録データの読み込みと並行して、コ
ントロール部25は、各運行データに基づいて、運行時
間が所定時間(図7では10秒)以上か否か、すなわ
ち、当該運行データが実際の運行に対応する有効なデー
タであるか否かを判別する(ステップS51)。
【0053】ステップS51の判別において、運行時間
が10秒以上である場合には、当該車両運行データは有
効なものであるとして、フレキシブルディスク29の記
録領域に記録(運行登録)する(ステップS56)。よ
り詳細には、図8に示すように、求めた未記録エリア容
量データMをフレキシブルディスク29の未記録エリア
容量データエリア50に保存(複写)し、メモリカード
管理エリア40の記録データをメモリカード管理保存エ
リア51に保存し、車速データエリア44の記録データ
である車速データを車速データ保存エリア52に保存
し、運行データエリア46の記録データである運行デー
タを運行データ保存エリア53に保存する。
【0054】ステップS51の判別において、運行時間
が10秒未満である場合には、車速データに基づいて最
高速度がほぼ0[km/h]である(=停車状態にあ
る)か否かを判別する(ステップS52)。ステップS
52の判別において、最高速度がほぼ0[km/h]で
はない場合には、当該車両運行データは有効なものであ
るとして、フレキシブルディスク29の記録領域に記録
(運行登録)する(ステップS56)。
【0055】ステップS52の判別において、最高速度
がほぼ0[km/h]である場合には、出庫時の累積走
行距離と入庫時の累積走行距離とが等しい(=非走行状
態)か否かを判別する(ステップS53)。ステップS
53の判別において、出庫時の累積走行距離と入庫時の
累積距離とが等しくない場合には、当該車両運行データ
は有効なものであるとして、フレキシブルディスク29
の記録領域に記録(運行登録)する(ステップS5
6)。
【0056】ステップS53の判別において、出庫時の
累積走行距離と入庫時の累積距離とが等しい場合には、
当該運行中にイベントスイッチが操作され、状態切換
(イベント発生)があったか否かを判別する(ステップ
S54)。ステップS53の判別において、状態切換が
あった場合には、当該車両運行データは有効なものであ
るとして、フレキシブルディスク29の記録領域に記録
(運行登録)する(ステップS56)。
【0057】ステップS53の判別において、状態切換
が無かった場合には、当該車両運行データは、 i) 運行時間が10秒以下 ii) 最高速度がほぼ0[km/h] iii) 出庫時の累積走行距離と入庫時の累積走行距
離とが等しい iv) 状態切換がない という車両運行データの無効条件を全て満たすので、運
行登録を行わない。
【0058】以上の説明においては、上記i)〜iv)
の全ての無効条件を満たすばあいにのみ当該車両運行デ
ータを無効なデータであるとして取り扱っていたが、い
ずれか一の条件あるいは複数の無効条件を満たすことに
より、当該車両運行データを無効であるとして取り扱う
ように構成することも可能である。
【0059】続いてコントロール部25は、全ての車両
運行データのチェックが終了したか否かを判別し(ステ
ップS55)、全ての車両運行データのチェックが終了
していない場合には、再び処理をステップS51に移行
し、次の車両運行データについて同様の処理を行う。
【0060】ステップS55の判別において、全ての車
両運行データのチェックが終了した場合には、処理をス
テップS25に移行する。次にコントロール部25は、
ICメモリカードの初期化を行ない(ステップS2
5)、処理をステップS26に移行する。
【0061】ステップS22の選択によりFD読み取り
処理が選択された場合には、FDドライブに装着されて
いるデータフレキシブルディスクから運行データを読み
取り(ステップS27)、処理をステップS6に移行す
る。ステップS22の選択によりカード確認処理が選択
された場合には、カードリーダライタに装着されている
ICメモリカードを確認するカード確認処理(ステップ
S28)、記録されているフリーワード(FW)の変更
処理(ステップS29)及びカード再利用処理を行なっ
て(ステップS30)、再び処理メニュー画面をディス
プレイ装置に表示して(ステップS21)、待機状態と
なる。
【0062】ステップS22の選択により終了処理が選
択された場合には、各種データの退避等の終了処理を行
ない(ステップS31)、処理を終了する。ステップS
25(カード初期化)あるいはステップS27(FD読
取処理)の処理終了後、ステップS26に移行すると、
予め設定された処理設定データファイルの内容を読込
み、各種データの一覧表を作成し表示する一覧表作成表
示処理(ステップS32)、運行管理表を作成し表示す
る運行管理表作成表示処理(ステップS33)、所定デ
ータに基づいてグラフを作成し表示するグラフ作成表示
処理(ステップS34)あるいは安全管理表を作成し表
示する安全管理表作成表示処理(ステップS35)のう
ちいずれか一の処理を自動的に選択して処理し、ステッ
プS36に移行する。
【0063】次にコントロール部は、入力装置の図示し
ないファンクションキーによる選択によって(ステップ
S36)、各種データの一覧表を作成し表示する一覧表
作成表示処理(ステップS37)、運行管理表を作成し
表示する運行管理表作成表示処理(ステップS38)、
所定データに基づいてグラフを作成し表示するグラフ作
成表示処理(ステップS39)あるいは安全管理表を作
成し表示する安全管理表作成表示処理(ステップS4
0)、プリンタによる各種データのプリントアウトを行
なう印刷処理(ステップS41)、処理メニュー画面表
示(ステップS21)のうちいずれか一の処理を行な
い、以下同様の処理を繰り返すこととなる。
【0064】以上の説明のように本実施例によれば、車
載装置によりICメモリカードに記録した車両運行情報
を解析装置側の外部記録装置により保存(運行登録)を
行なう場合に、無効な運行記録データを記録媒体(フレ
キシブルディスク等)の枚数や記録容量を低減すること
ができ、解析処理自体も無駄を低減して高速化を図るこ
とができる。
【0065】さらに、車両運行データをプリントアウト
するような場合にも、無効なデータを含まないので、用
紙等の資源の無駄を低減することができる。以上の実施
形態においては、解析装置側で車両運行データが無効か
否かを判別していたが、車載装置側で判別してICメモ
リカードに無効な車両運行データを記録しないように
(若しくは記録後、削除するように)構成したり、IC
メモリカードにマイクロプロセッサを搭載し、無効な車
両運行データを解析装置側に出力しないように構成する
ことも可能である。
【0066】ICメモリカードにマイクロプロセッサを
搭載する場合において、無効条件を変更可能とするため
には、EEPROM、フラッシュROM等の書換可能な
不揮発性メモリを搭載しておき、無効条件を変更した
り、無効条件判断処理を変更できるように構成すること
も可能である。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、判別手段
は、記録媒体から読み出した運行記録データが所定のデ
ータ無効条件を満たしているか否かを判別し、データ解
析手段は、判別手段の判別において、データ無効条件を
満たしている運行記録データ以外の運行記録データに基
づいて解析を行うので、無意味な無効運行記録データの
解析を行うことがなく、資源の有効利用を図れ、効率的
な運行データ解析を行える。
【0068】請求項2記載の発明によれば、判別手段
は、記録媒体から読み出した運行記録データが所定のデ
ータ無効条件を満たしているか否かを判別し、この判別
に基づいて登録禁止手段は、データ無効条件を満たして
いる運行記録データについて登録手段への登録を禁止
し、登録手段はデータ無効条件を満たしている運行記録
データ以外の運行記録データ登録し、データ解析手段
は、登録手段に登録された運行記録データ、すなわち、
データ無効条件を満たしていない運行記録データに基づ
いて解析を行うので、無意味な無効運行記録データの登
録、解析を行うことがなく、資源の有効利用を図れ、効
率的な運行データ解析を行える。
【0069】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2記載の発明の作用に加えて、判別手段の運行
時間半別手段は、データ無効条件としての車両の出庫か
ら入庫までの時間に相当する運行時間が予め設定した最
短運行時間以下であるという条件を満たしているか否か
を判別するので、運行記録データが無効であるか否かを
容易、かつ、確実に判別して、無駄な登録、解析を行う
必要がなくなる。
【0070】請求項4記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、判
別手段の速度判別手段は、データ無効条件としての車両
の速度が予め設定した最低速度以下であるという条件を
満たしているか否かを判別するので、運行記録データが
無効であるか否かを容易、かつ、確実に判別して、無駄
な登録、解析を行う必要がなくなる。
【0071】請求項5記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の発明の作用に加えて、判
別手段の運行走行距離判別手段は、データ無効条件とし
ての車両の出庫時の累積走行距離と入庫時に累積走行距
離との差である運行走行距離が予め設定した最低運行走
行距離以下であるという条件を満たしているか否かを判
別するので、運行記録データが無効であるか否かを容
易、かつ、確実に判別して、無駄な登録、解析を行う必
要がなくなる。
【0072】請求項6記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載の発明の作用に加えて、判
別手段の状態切換判別手段は、データ無効条件としての
車両の運行状態が切り換えられたという条件を満たして
いるか否かを判別するので、運行記録データが無効であ
るか否かを容易、かつ、確実に判別して、無駄な登録、
解析を行う必要がなくなる。
【0073】請求項7記載の発明によれば、判別工程
は、記録媒体から読み出した運行記録データが所定のデ
ータ無効条件を満たしているか否かを判別し、データ解
析工程は、判別工程の判別に基づいて、無効条件を満た
している運行記録データ以外の運行記録データに基づい
て解析を行うので、無意味な無効運行記録データの解析
を行うことがなく、資源の有効利用を図れ、効率的な運
行データ解析を行える。
【0074】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の発明の作用に加えて、判別工程の運行時間半別工程
は、データ無効条件としての車両の出庫から入庫までの
時間に相当する運行時間が予め設定した最短運行時間以
下であるという条件を満たしているか否かを判別するの
で、運行記録データが無効であるか否かを容易、かつ、
確実に判別して、無駄な登録、解析を行う必要がなくな
る。
【0075】請求項9記載の発明によれば、請求項7又
は請求項8記載の発明の作用に加えて、判別工程の速度
判別工程は、データ無効条件としての車両の速度が予め
設定した最低速度以下であるという条件を満たしている
か否かを判別するので、運行記録データが無効であるか
否かを容易、かつ、確実に判別して、無駄な登録、解析
を行う必要がなくなる。
【0076】請求項10記載の発明によれば、請求項7
乃至請求項9のいずれかに記載の発明の作用に加えて、
判別工程の運行走行距離判別工程は、データ無効条件と
しての車両の出庫時の累積走行距離と入庫時に累積走行
距離との差である運行走行距離が予め設定した最低運行
走行距離以下であるという条件を満たしているか否かを
判別するので、運行記録データが無効であるか否かを容
易、かつ、確実に判別して、無駄な登録、解析を行う必
要がなくなる。
【0077】請求項11記載の発明によれば、請求項7
乃至請求項10のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、判別工程の状態切換判別工程は、データ無効条件と
しての車両の運行状態が切り換えられたという条件を満
たしているか否かを判別するので、運行記録データが無
効であるか否かを容易、かつ、確実に判別して、無駄な
登録、解析を行う必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両運行情報収集解析システムの概要構成図で
ある。
【図2】車載装置の概要構成ブロック図である。
【図3】解析装置の概要構成ブロック図である。
【図4】ICメモリカードのデータ記録状態の概念図で
ある。
【図5】車載装置の動作処理フローチャートである。
【図6】解析装置の動作処理フローチャートである。
【図7】データ保存処理における無効条件判別及び登録
処理フローチャートである。
【図8】フレキシブルディスク内のデータ格納(保存)
状態の概念図である。
【図9】従来の車両運行情報収集解析システムの概要構
成図である。
【符号の説明】
10 車両運行情報収集解析システム 11 ICメモリカード 12 車載装置 13 解析装置 15 コントローラ 16 インターフェース(I/F)部 17 ディジタル表示器 18 ROM 19 RAM 20 メモリカードインターフェース(メモリI/F)
部 21 操作入力部 25 コントロール部 26 入力装置26 27 ディスプレイ装置 28 フレキシブルディスクドライブ(FDドライブ) 29 フレキシブルディスク(FD)29 30 ハードディスクドライブ 31 プリンタ 32 カードリーダライタ(カードR/W) 50 未記録エリア容量データエリア 51 メモリカード管理保存エリア 52 車速データ保存エリア

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運行記録データを記録媒体に収
    集、記録し、前記記録媒体から読み出した前記運行記録
    データを解析する運行記録データ解析装置において、 前記記録媒体から読み出した前記運行記録データが所定
    のデータ無効条件を満たしているか否かを判別する判別
    手段と、 前記判別に基づいて、前記データ無効条件を満たしてい
    る前記運行記録データ以外の前記運行記録データに基づ
    いて前記解析を行うデータ解析手段と、 を備えたことを特徴とする運行記録データ解析装置。
  2. 【請求項2】 車両の運行記録データを記録媒体に収
    集、記録し、前記記録媒体から読み出した前記運行記録
    データを解析する運行記録データ解析装置において、 前記記録媒体から読み出した前記運行記録データが所定
    のデータ無効条件を満たしているか否かを判別する判別
    手段と、 前記運行記録データを登録する登録手段と、 前記判別に基づいてデータ無効条件を満たしている前記
    運行記録データについて前記登録手段への登録を禁止す
    る登録禁止手段と、 前記登録手段に登録された前記運行記録データに基づい
    て前記解析を行うデータ解析手段と、 を備えたことを特徴とする運行記録データ解析装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の運行記録デ
    ータ解析装置において、 前記判別手段は、前記データ無効条件としての車両の出
    庫から入庫までの時間に相当する運行時間が予め設定し
    た最短運行時間以下であるという条件を満たしているか
    否かを判別する運行時間判別手段を備えたことを特徴と
    する運行記録データ解析装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の運行記録データ解析装置において、 前記判別手段は、前記データ無効条件としての前記車両
    の速度が予め設定した最低速度以下であるという条件を
    満たしているか否かを判別する速度判別手段を備えたこ
    とを特徴とする運行記録データ解析装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の運行記録データ解析装置において、 前記判別手段は、前記データ無効条件としての前記車両
    の出庫時の累積走行距離と入庫時に累積走行距離との差
    である運行走行距離が予め設定した最低運行走行距離以
    下であるという条件を満たしているか否かを判別する運
    行走行距離判別手段を備えたことを特徴とする運行記録
    データ解析装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の運行記録データ解析装置において、 前記判別手段は、前記データ無効条件としての前記車両
    の運行状態が切り換えられたという条件を満たしている
    か否かを判別する状態切換判別手段を備えたことを特徴
    とする運行記録データ解析装置。
  7. 【請求項7】 車両の運行記録データを記録媒体に収
    集、記録し、前記記録媒体から読み出した前記運行記録
    データを解析する運行記録データ解析方法において、 前記記録媒体から読み出した前記運行記録データが所定
    のデータ無効条件を満たしているか否かを判別する判別
    工程と、 前記判別に基づいて、前記無効条件を満たしている前記
    運行記録データ以外の前記運行記録データに基づいて前
    記解析を行うデータ解析工程と、 を備えたことを特徴とする運行記録データ解析方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の運行記録データ解析方法
    において、 前記判別工程は、前記データ無効条件としての車両の出
    庫から入庫までの時間に相当する運行時間が予め設定し
    た最短運行時間以下であるという条件を満たしているか
    否かを判別する運行時間判別工程を備えたことを特徴と
    する運行記録データ解析方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8記載の運行記録デ
    ータ解析方法において、 前記判別工程は、前記データ無効条件としての前記車両
    の速度が予め設定した最低速度以下であるという条件を
    満たしているか否かを判別する速度判別工程を備えたこ
    とを特徴とする運行記録データ解析方法。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至請求項9のいずれかに記
    載の運行記録データ解析方法において、 前記判別工程は、前記データ無効条件としての前記車両
    の出庫時の累積走行距離と入庫時に累積走行距離との差
    である運行走行距離が予め設定した最低運行走行距離以
    下であるという条件を満たしているか否かを判別する運
    行走行距離判別工程を備えたことを特徴とする運行記録
    データ解析方法。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至請求項10のいずれかに
    記載の運行記録データ解析方法において、 前記判別工程は、前記データ無効条件としての前記車両
    の運行状態が切り換えられたという条件を満たしている
    か否かを判別する状態切換判別工程を備えたことを特徴
    とする運行記録データ解析方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011076443A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujitsu Ten Ltd データ管理装置、データ読取方法及びプログラム
JP2011257934A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Yazaki Corp 車両用ドライブレコーダおよび運行記録システムならびに運行記録制御方法
JP2013037574A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Yazaki Energy System Corp 運行カード初期化方法
JP2015083413A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 いすゞ自動車株式会社 デジタルタコグラフ及び車両
JP2018005538A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 日立造船株式会社 運行履歴管理装置、運行履歴管理システム、及び運行履歴管理方法

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