JPH1069402A - ソフトウェアの自動試験制御方法 - Google Patents

ソフトウェアの自動試験制御方法

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JPH1069402A
JPH1069402A JP8227936A JP22793696A JPH1069402A JP H1069402 A JPH1069402 A JP H1069402A JP 8227936 A JP8227936 A JP 8227936A JP 22793696 A JP22793696 A JP 22793696A JP H1069402 A JPH1069402 A JP H1069402A
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JP
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test
schedule
job
test job
execution time
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Application number
JP8227936A
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Inventor
Kumiko Ono
久美子 小野
Keisuke Omori
圭祐 大森
Masami Yanai
雅美 矢内
Hideki Saito
秀樹 斎藤
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Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動試験を効率よく実施するソフトウェアの
自動試験制御方法を提供すること。 【解決手段】 スケジュールに未割付の試験ジョブが格
納される試験ジョブキュー格納部(12)とスケジュー
ルに割付済みの試験ジョブが登録されるスケジュールD
B(11)と装置名/制御WS名の対応表(16)とを
用い、ネットワークに接続された各種装置の使用スケジ
ュールにバッチ処理実行時間帯を設定してスケジュール
DBに登録し、設定されたバッチ処理実行時間帯でのよ
り優先度の高い試験ジョブの割り込みを許容するととも
に、周期的にスケジュールDBの登録情報と試験ジョブ
キュー格納部に格納された試験ジョブに関する情報を参
照し、それらが所定の条件を満たしている場合に当該試
験ジョブをスケジュールに動的に割付けて試験を実行す
ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して各種装置(試験機器を含む)が接続された環境で実
行されるソフトウェアの試験に係わり、特に、自動試験
の実施効率の向上、試験環境となるハードウエアの使用
効率とバッチ処理用実行時間の割り当て作業効率の向上
を図った自動試験制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】交換機のソフトウェアの試験は、試験項
目が膨大であり、また試験環境となる交換機などのハー
ドウェアが高価なため、試験実施効率が高いことが望ま
れており、また、各試験項目に対する試験環境の割り当
て作業の削減も望まれている。従来の交換機のソフトウ
ェアの自動試験においては、必要となる交換機や試験機
器の使用予定スケジュールに空き時間(主に休日および
夜間)があった場合、その空き時間に予め試験時間を確
保するとともに、該確保した試験環境で実施されるよう
な1つないし複数の試験手順を予め登録しておき、予定
された試験開始時間から順次試験を実行するようにして
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
自動試験制御方法においては、ソフトウェア開発者およ
び管理者は、前もってバッチ処理実行時間帯を確保した
り、使用する試験環境(交換機などのハードウエア)に
対応した試験手順を予め設定する操作を行う必要があっ
た。従って、試験環境となる交換機などの設置数に制限
がある状況において、優先度の高い試験ジョブ(例え
ば、致命的な障害が発生した場合など緊急性のあるとき
には障害原因などの問題解析作業のための試験ジョブを
最優先で実行しなければならない)をスケジュールに追
加する場合には、予め予定していたバッチ処理実行時間
や試験環境を変更しなければならない。
【0004】この変更に対処するためには予め設定した
ソフトウェア開発者および管理者を拘束しておく必要が
あるが、バッチ処理時間帯は主に深夜や休日に設定され
ることが多く、その時間帯にソフトウェア開発者および
管理者を常に拘束しておくことは事実上不可能である。
その結果、予め予定していたバッチ処理実行時間や試験
環境を変更することができず、自動試験を効率的に行う
ことができないという問題があった。本発明の目的は、
予め設定されたバッチ処理実行時間帯に対し、各試験ジ
ョブの要求条件を満たす試験環境の試験時間を、動的に
割り付けることによって、バッチ処理実行時間帯の設定
操作つまり割り当て作業の削減、マシン使用効率の向
上、また動的な割り付け結果を自動的に試験手順に反映
させ、自動試験を効率よく実施するソフトウェアの自動
試験制御方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動試験制御方
法は、上記目的を達成するために、スケジュールに未割
付の試験ジョブが格納される試験ジョブキュー格納部
(12)とスケジュールに割付済みの試験ジョブが登録
されるスケジュールDB(11)と装置名/制御WS名
の対応表(16)とを用い、ネットワークを介して各種
装置(試験機器を含む)が接続された環境において実行
されるソフトウェアの自動試験制御方法であって、ネッ
トワークに接続された前記各種装置の使用スケジュール
にバッチ処理実行時間帯を設定して前記スケジュールD
B(11)に登録し、前記設定されたバッチ処理実行時
間帯でのより優先度の高い試験ジョブの割り込みを許容
するとともに、周期的に前記スケジュールDB(11)
の登録情報と前記試験ジョブキュー格納部(12)に格
納された試験ジョブに関する情報を参照し、それらが所
定の条件を満たしている場合に当該試験ジョブをスケジ
ュールに動的に割付けて試験を実行することを特徴とし
ている。
【0006】また、前記スケジュール(11)の登録情
報は、バッチ処理実行時間帯、スケジュールに割付けら
れた各試験ジョブの実行時間帯,使用ハードウエア,試
験手順書を含み、前記試験ジョブキュー格納部(12)
に格納された試験ジョブに関する情報は、最大実行時
間,使用ハードウエア,試験手順書を含むことを特徴と
している。さらに、前記所定の条件は、現在時刻を含む
バッチ処理実行時間帯が存在し、試験ジョブが実行中で
なく(ステップ23)、前記試験ジョブキュー格納部に
未割付の試験ジョブが存在し(ステップ24)、かつ未
割付の試験ジョブを割付け可能なバッチ処理実行時間帯
が存在し(ステップ36)、当該試験ジョブで設定しよ
うとするバッチ処理実行時間内に他の試験ジョブの使用
時間が設定されていない(ステップ37)ことであるこ
とを特徴としている(以上実施例1)。
【0007】また、前記試験ジョブに関する情報は、少
なくとも試験の最大時間長と、論理的な試験環境(試験
環境の候補になるハードウェア群)を含んでおり、試験
ジョブの実行の直前に試験環境の物理的な割付けを実行
し、該割付け結果を試験手順に自動的に反映して試験を
実行することを特徴としている(実施例2)。さらに、
試験ジョブのうち1つの装置について同時実行可能な試
験ジョブを、仮想的な装置名N個(Nは2以上の整数)
に対して制御WS名1個を対応させる装置名/制御WS
名の対応表と各装置の使用スケジュールに基づいて、そ
の同時実行数の制限付きで実行することを特徴としてい
る(実施例3)。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明では、問題解析用の試験実
行時間(手動モード)や、試験開始/終了時間指定の自
動試験実行時間(自動モード)や、前もって確保された
バッチ処理実行時間帯が登録されたスケジュールDBに
おいて、試験ジョブが割り付け済みでないバッチ処理時
間帯と手動/自動モードの試験実行時間の重複を許容す
る。スケジュールDBの定期監視プログラムは、現在時
刻を含むバッチ処理時間帯で試験ジョブが実行中でない
ものが存在し、かつ未割付の試験ジョブが存在するなど
の条件付きで試験ジョブの割付処理プログラムを起動す
る(実施例1)。バッチ処理実行時間帯中の動的な割付
処理によって、問題解析作業のための試験時間の変更に
際しても、バッチ処理実行時間帯の変更は不要である。
バッチ処理実行時間帯として手動モードおよび自動モー
ドの試験時間以外の空き時間を利用することがマシン利
用の観点で最も効率的であるが、むやみに空き時間を利
用することを避けるためにバッチ処理実行時間帯という
時間帯を設け、空き時間を利用できるかできないかをハ
ードウエア毎に設定している。
【0009】また、試験ジョブの割付処理においては、
試験ジョブの要求条件として指定された試験環境となり
うるハードウエアの複数の候補のスケジュールを参照
し、その中から、条件に合致するものを検索し、該当す
る試験環境(ハードウエア)の試験実行時間を割り当
て、その割り付け結果と、試験環境となる装置名/制御
WS(ワークステーション)名の対応表から起動WSを
特定し、その制御WS上で割付け結果を試験実行ツール
のプロセスの環境変数として設定する(実施例2)。試
験ジョブキュー格納部に積まれる試験ジョブの要求条件
について、試験環境となりうるハードウエア群が複数設
定され、複数の候補の中から割り当てることで、割り付
け率が高くなる。また、動的な割り付け結果を自動的に
試験手順に反映させることによって、問題解析作業のた
めの試験時間の変更に伴う試験環境の変更に際しても試
験手順の再設定が不要である。さらに、制御WSにおけ
るシュミレーション試験のように1装置当たりの許容実
行数が2以上の場合の自動試験方法として、試験環境と
なる装置名/制御WS名の対応をN:1(Nは2以上の
許容実行数)となるように仮想的な装置名を設定する
(実施例3)。これにより、装置名を元にスケジュール
を行う場合に1装置における同時試験実行数の制限が可
能となる。
【0010】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細
に説明する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例1の自動試験制御
方法を実施するための構成図である。同図において、1
1はスケジュールDB(データベース)、12は試験ジ
ョブキュー格納部、13は割付処理プログラム、14は
試験実行制御プログラム、15は定期監視プログラム、
16は装置名/制御WS名の対応表、17は試験実行ツ
ールである。装置名/制御WS名の対応表(16)の例
を図6に示す。同図は装置と制御WS名を1対1に対応
させた例である。
【0011】スケジュールDB(11)には、既にスケ
ジュールに割付けられた試験ジョブすなわち問題解析用
の試験ジョブ(手動モード)および試験開始/終了時間
指定の自動試験ジョブ(自動モード)の各実行時間帯,
使用ハードウエア(交換機・試験器機),試験手順書,
試験者名などや、前もって確保されたバッチ処理実行時
間帯が登録されている。
【0012】また、試験ジョブキュー格納部(12)に
はスケジュールとして未だ割付けられていない試験ジョ
ブが積まれており、当該未割付けの試験ジョブの実行に
必要な「試験実行情報」と「最大時間長」が登録されて
いる。「試験実行情報」にはその試験実行手順を記述し
た試験手順シナリオ、必要なハードウエア(交換機・試
験器機)などの情報が含まれる。試験ジョブキュー格納
部(12)に登録された各試験ジョブは、割付処理プロ
グラム(13)により、バッチモードの試験時間として
スケジュールに割り付けられ、試験実行制御プログラム
(14)により遠隔の試験実行ツール(17)の実行が
行われる。割付処理プログラム(13)はスケジュール
定期監視プログラム(15)の周期的なスケジュールD
B(11)のチェックにより起動される。
【0013】図2は、定期監視プログラム(15)によ
る割付処理プログラム(13)の起動制御の処理フロー
の一例である。図2を用いて割付処理プログラム(1
3)の起動処理について説明する。本例は、現在時刻を
含むバッチ処理実行時間帯が存在し、かつ手動/自動/
バッチモードの試験が実行中でなく、さらに試験ジョブ
キュー格納部に未割付けの試験ジョブが存在するという
条件を満たすハードウエアの未割付けの試験ジョブが一
つでも存在した場合に割付処理プログラムを起動するよ
うにした例である。
【0014】まず、スケジュール定期監視プログラム
(15)は一定周期にてスケジュールDB(11)を参
照し(ステップ21,22)、現在時刻を含むバッチ処
理実行時間帯が存在し、かつ手動/自動/バッチモード
の試験が実行中でないハードウエアがあるか否かを判定
する(ステップ23)。ステップ23の判定結果、該当
するものがあれば(ステップ23:Y)、次に試験ジョ
ブキュー格納部(12)を参照して未割付の試験ジョブ
があるか否かを判定する(ステップ24)。ステップ2
4の判定結果、該当するものがあれば割付処理プログラ
ム(13)を起動する(ステップ25)。なお、ステッ
プ23およびステップ24における判定結果、該当する
ものがなければ、ステップ21に戻る。
【0015】図3は、割付処理プログラム(13)の処
理フローの一例である。次に、図3を用いて割付処理プ
ログラム(13)の処理について説明する。割付処理プ
ログラム(13)は、スケジュール定期監視プログラム
(15)によって起動されると起動時刻を取得するとと
もに(ステップ31)、試験ジョブキュー格納部(1
2)に未割付の試験ジョブが存在するか否かを判定し
(ステップ32)、存在しなければ割付処理プログラム
(13)の処理を終了する。
【0016】ステップ32の判定結果、試験ジョブキュ
ー格納部(12)に未割付の試験ジョブが存在する場合
(ステップ32:Y)、そこから一つの試験ジョブを取
得し(ステップ33)、そのジョブの試験開始時刻を割
付処理プログラム(13)の起動時刻(ステップ31で
取得した起動時刻)、試験終了時刻を試験開始時刻+試
験実行時間(最大時間長)として計算する(ステップ3
4)。
【0017】次に、スケジュールDB(11)を検索し
(ステップ35)、ステップ34における計算結果に基
づき、その試験ジョブを割付け可能なバッチ処理実行時
間帯が存在するか否かを判定する(ステップ36)。割
付け可能なバッチ処理実行時間帯が存在する場合(ステ
ップ36:Y)、次に、ハードウエア群の使用スケジュ
ールにおいて、設定しようとするバッチ処理時間内に他
の試験ジョブの使用時間が設定されていないか否かを判
定し(ステップ37)、設定されていない場合にのみ当
該試験ジョブをバッチモードの試験時間としてスケジュ
ールに割付し(スケジュールDBに登録)、試験実行制
御プログラムを起動した後ステップ32に戻る(ステッ
プ38)。なお、ステップ36および37の判定結果、
Nであればステップ32に戻る。
【0018】割付処理プログラム(13)は上述の割付
処理を、試験ジョブキュー格納部(12)に登録されて
いる全未割付の試験ジョブについて一つずつ行ってい
く。そして、全ての未割付ジョブについて割付処理が終
了した場合(ステップ32:N)、割付処理プログラム
(13)の処理を終了する。
【0019】次に、試験ジョブの実行処理について説明
する。試験ジョブの実行処理は試験実行制御プログラム
(14)により制御される。割付処理プログラム(1
3)より起動された試験実行制御プログラム(14)
は、スケジュールDB(11)を参照し、各々の試験実
行情報を元に、試験実行ツールを起動し、試験手順シナ
リオを実行する。
【0020】上述したように、本実施例によると、バッ
チ処理実行時間帯への割り込みの可能性の高い手動/自
動モードの試験時間についてバッチ処理実行時間帯との
重複を許容することで、手動/自動モードの試験時間の
追加が必要な場合、予め設定したバッチ処理実行時間帯
の変更が不要になる。バッチ処理実行時間帯との重複を
許容するということは、バッチ処理実行時間帯への手動
/自動モードの割込みだけでなく手動/自動モードの試
験が設定されているスケジュールをカバーするようなバ
ッチ処理実行時間帯の設定も可能であることを意味して
いる。また、周期的にスケジュールDB(11)を参照
し、そのタイミングごとに割付処理を実行することで、
試験時間の追加・変更(削除・実行時間の短縮など)や
ジョブの新規追加などに対して空き時間の利用を自動的
にかつ柔軟に行うことが可能になる。
【0021】(実施例2)次に、本発明の実施例2を説
明する。実施例2は、試験環境の候補を複数設定させ、
それらの候補に対して順次割付試行するようにした自動
試験制御方法である。実施例2の自動試験制御方法を実
施する構成も図1と同様であり、スケジュールDB(1
1)には、既にスケジュールに割付けられた試験ジョブ
すなわち問題解析用の試験ジョブ(手動モード)および
試験開始/終了時間指定の自動試験ジョブ(自動モー
ド)の各実行時間帯,使用ハードウエア(交換機・試験
器機),試験手順書,試験者名などや、前もって確保さ
れたバッチ処理実行時間帯が登録され、試験ジョブキュ
ー格納部(12)にはスケジュールとして未だ割付けら
れていない試験ジョブが積まれており、当該未割付けの
試験ジョブの実行に必要な「試験実行情報」と「最大時
間長」が登録されている。但し、実施例2における「試
験実行情報」としては、実施例1と異なり、必要な試験
環境(ハードウエア群)の候補(論理表現による指
定)、論理表現を用いて試験実行手順を記述した試験手
順シナリオなどが登録される。
【0022】試験ジョブキュー格納部(12)に登録さ
れた各試験ジョブは、割付処理プログラム(13)によ
り、バッチモードの試験時間としてスケジュールに割り
付けられ、試験実行制御プログラム(14)により遠隔
の試験実行ツール(17)の実行が行われる。割付処理
プログラム(13)はスケジュール定期監視プログラム
(15)の周期的なスケジュールDB(11)のチェッ
クにより起動される。割付処理プログラム(13)の起
動処理については、前述した実施例1と同様である。
【0023】次に、図4を用いて実施例2における割付
処理プログラム(13)の処理について説明する。割付
処理プログラム(13)は、スケジュール定期監視プロ
グラム(15)によって起動されると起動時刻を取得す
るとともに(ステップ41)、試験ジョブキュー格納部
(12)に未割付の試験ジョブが存在するか否かを判定
し(ステップ42)、存在しなければ割付処理プログラ
ム(13)の処理を終了する。
【0024】ステップ42の判定結果、試験ジョブキュ
ー格納部(12)に未割付の試験ジョブが存在する場合
(ステップ42:Y)、そこから試験ジョブを一つ取得
し(ステップ43)、そのジョブの試験開始時刻を割付
処理プログラム(13)の起動時刻(ステップ41で取
得した起動時刻)、試験終了時刻を試験開始時刻+試験
実行時間(最大時間長)として計算する(ステップ4
4)。試験ジョブキュー格納部(12)に登録されてい
る必要な試験環境(ハードウエア群)の複数の候補(論
理表現による指定)の中から順に試験時間としてスケジ
ュールへの割付が可能であるかをチェックする。すなわ
ち、指定された試験環境で、割付未試行の候補があるか
否かを判定し(ステップ45)、候補が無ければステッ
プ42に戻る。候補があればその中から1番目の候補を
取得し(ステップ46)、スケジュールDB(11)を
検索して(ステップ47)、ステップ44における計算
結果に基づき、その試験ジョブを割付け可能なバッチ処
理実行時間帯が存在するか否かを判定する(ステップ4
8)。
【0025】割付け可能なバッチ処理実行時間帯が存在
する場合(ステップ48:Y)、次に、ハードウエア群
の使用スケジュールにおいて、設定しようとするバッチ
処理時間内に他の試験ジョブの使用時間が設定されてい
ないか否かを判定し(ステップ49)、設定されていな
い場合にのみ当該試験ジョブをバッチモードの試験時間
としてスケジュールに割付し(スケジュールDBに登
録)、試験実行制御プログラムを起動した後ステップ4
2に戻る(ステップ50)。なお、ステップ48および
49の判定結果、Nであればステップ45に戻る。割付
未試行の候補が無くなるまで同様の処理を繰り返す。
【0026】割付処理プログラム(13)は上述の割付
処理を、試験ジョブキュー格納部(12)に登録されて
いる全未割り付けジョブについて一つずつ行っていく。
そして全ての未割り付けジョブについて割付処理が終了
すると(ステップ42:N)、割付処理プログラム(1
3)による処理を終了する。
【0027】次に、図5を用いて試験ジョブの実行処理
について説明する。試験ジョブの実行処理は試験実行制
御プログラム(14)により制御される。割付処理プロ
グラム(13)によって起動された試験実行制御プログ
ラム(14)は、まず、スケジュールDB(11)を参
照し(ステップ51)、試験環境の割付結果の情報を取
得し(ステップ52)、試験環境となる装置名/制御W
S名の対応表(16)を参照して(ステップ53)、試
験実行ツールの起動WSを特定し(ステップ54)、各
々の試験実行情報を元に、そのWS上で試験実行ツール
を起動し、試験手順シナリオを実行する(ステップ5
5)。その際、割り付けられた試験環境のハードウエア
名を試験実行ツールのプロセスの環境変数として設定す
る。この環境変数は試験実行ツールが試験手順シナリオ
を解釈する過程で代入される。以上のように、試験ジョ
ブについて試験環境の候補を複数設定し、それらについ
て順次割付を試行することで、割付けられる可能性が高
くなる。また、試験実行ツールのプロセスの環境変数と
して設定し、実行時に試験手順シナリオ中で解釈される
ことで、問題解析作業のための手動モードの試験時間の
変更などに伴う試験環境の変更に際しても試験手順の再
設定が不要である。このことは、試験手順シナリオの再
利用の向上につながる。
【0028】(実施例3)ネットワークを介して接続し
たWSにおける交換機のシミュレーション試験のWS
や、試験時に専有を必要としない試験機器については、
複数の装置名(仮想的な装置名)に対して単一の制御W
Sを対応させることによって試験の同時実行数を制限す
ることができる。実施例3は、装置名と制御WS名を
N:1(Nは同時実行許容数)に対応させる対応表を用
いることによって試験の同時実行数を制限するようにし
た例である。
【0029】より詳しくは、試験環境となる装置名/制
御WS名の対応表(16)として、装置名に仮想的(論
理的)な装置名を使用し、該仮想的な装置名と制御WS
名がN:1(Nは同時実行許容数)対応となるよう設定
したものを用いる。そして、実施例1と同様の自動試験
の実行制御処理を行い、試験実行制御プログラム(1
4)により試験実行ツールを起動する際、装置名と制御
WS名がN:1の対応表(16)を参照して割付けされ
た装置名に対応する制御WS名を取得し、その制御WS
において試験実行ツールを起動するようにしたものであ
る。以上説明したように、実施例3によると、装置名と
制御WS名がN:1(Nは同時実行許容数)対応となる
ような対応表(16)を用いることで、容易に、同時実
行数を制限した自動試験実行することが可能となる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、試験実行時間の変更に
柔軟に対応でき、試験環境の空き時間の少なく効率的に
自動試験を実行できるという効果が得られる。また、容
易に、同時実行数の制限付きの自動試験実行が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動試験制御方法を実施するための構
成例である。
【図2】定期監視プログラムの割付処理プログラム起動
制御を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施例1における割付処理プログラム
の処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施例2における割付処理プログラム
の処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】試験実行制御プログラムの処理を説明するため
のフローチャートである。
【図6】本発明の実施例3に用いられる装置名/制御W
S名の対応表の例である。
【符号の説明】
11:スケジュールDB(データベース) 12:試験ジョブキュー格納部 13:割付処理プログラム 14:試験実行制御プログラム 15:定期監視プログラム 16:装置名/制御WS名の対応表 17:試験実行ツール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢内 雅美 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 斎藤 秀樹 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケジュールに未割付の試験ジョブが格
    納される試験ジョブキュー格納部とスケジュールに割付
    済みの試験ジョブが登録されるスケジュールデータベー
    スと装置名/制御WS名の対応表とを用い、ネットワー
    クを介して各種装置(試験機器を含む)が接続された環
    境において実行されるソフトウェアの自動試験制御方法
    であって、 ネットワークに接続された前記各種装置の使用スケジュ
    ールにバッチ処理実行時間帯を設定して前記スケジュー
    ルデータベースに登録し、前記設定されたバッチ処理実
    行時間帯でのより優先度の高い試験ジョブの割り込みを
    許容するとともに、周期的に前記スケジュールデータベ
    ースの登録情報と前記試験ジョブキュー格納部に格納さ
    れた試験ジョブに関する情報を参照し、それらが所定の
    条件を満たしている場合に当該試験ジョブをスケジュー
    ルに動的に割付けて試験を実行することを特徴とする自
    動試験制御方法。
  2. 【請求項2】 前記スケジュールデータベースの登録情
    報は、バッチ処理実行時間帯、スケジュールに割付けら
    れた各試験ジョブの実行時間帯,使用ハードウエア,試
    験手順書を含み、前記試験ジョブキュー格納部に格納さ
    れた試験ジョブに関する情報は、最大実行時間,使用ハ
    ードウエア,試験手順書を含むことを特徴とする請求項
    1記載の自動試験制御方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の条件は、現在時刻を含むバッ
    チ処理実行時間帯が存在し、試験ジョブが実行中でな
    く、前記試験ジョブキュー格納部に未割付の試験ジョブ
    が存在し、かつ未割付の試験ジョブを割付け可能なバッ
    チ処理実行時間帯が存在し、当該試験ジョブで設定しよ
    うとするバッチ処理実行時間内に他の試験ジョブの使用
    時間が設定されていないことであることを特徴とする請
    求項1または2に記載の自動試験制御方法。
  4. 【請求項4】 前記試験ジョブに関する情報は、少なく
    とも試験の最大時間長と、論理的な試験環境(試験環境
    の候補になるハードウェア群)を含んでおり、試験ジョ
    ブの実行の直前に試験環境の物理的な割付けを実行し、
    該割付け結果を試験手順に自動的に反映して試験を実行
    することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項
    に記載の自動試験制御方法。
  5. 【請求項5】 前記試験ジョブのうち1つの装置につい
    て同時実行可能な試験ジョブを、前記装置名/制御WS
    名の対応表と各装置の使用スケジュールに基づいて、そ
    の同時実行数の制限付きで実行することを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれか1項に記載の自動試験制御方
    法。
  6. 【請求項6】 前記装置名/制御WS名の対応表を仮想
    的な装置名N個(Nは2以上の整数)に対して制御WS
    名1個を対応させることで同時実行数をNに制限したこ
    とを特徴とする請求項5記載の自動試験制御方法。
JP8227936A 1996-08-29 1996-08-29 ソフトウェアの自動試験制御方法 Pending JPH1069402A (ja)

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