JP2000066907A - ワーストケース試験機能付きリアルタイムos - Google Patents

ワーストケース試験機能付きリアルタイムos

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JP2000066907A
JP2000066907A JP10235278A JP23527898A JP2000066907A JP 2000066907 A JP2000066907 A JP 2000066907A JP 10235278 A JP10235278 A JP 10235278A JP 23527898 A JP23527898 A JP 23527898A JP 2000066907 A JP2000066907 A JP 2000066907A
Authority
JP
Japan
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time
task
cpu
allocated
maximum
Prior art date
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Pending
Application number
JP10235278A
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English (en)
Inventor
Masashige Mizuyama
正重 水山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 QOS(サービス品質)保証機能付きリアル
タイムOSにおいて、規定のQOS範囲内での最悪負荷
条件をテストすることが困難であった。 【解決手段】 OSがタスク制御テーブル21内の各タ
スクにCPU時間を割り当てる際、現在の周期内割り当
て済み時間25が単位周期あたり最大割り当て時間24
以下の場合にのみ、現周期内での更なるCPU時間の割
り当てを行う機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチタスクのプ
ログラムによって並列した複数の処理を行うシステムに
おいて、オペレーティングシステムが提供するテスト手
段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リアルタイムで処理を行うタスク
に意図された処理をシステムが要求する応答時間などの
性能条件を満たして達成させるために、オペレーティン
グシステムは特定のタスクに対して一定周期あたり所定
の最悪値以上のCPU時間の割り当てを保証する機能を
具備していた。
【0003】従来方式の一例を図4を用いて説明する
と、オペレーティングシステムにおいて、タスクへのC
PU時間割り当て(タイムスロット割り当て)を決定す
るスケジューラは、まずステップS41でシステムのス
ケジューリングポリシーに従ってタスクの優先度を決定
する。次にステップS42で優先度の最も高いタスクを
選択する。次にステップS43で、選択したタスクにC
PU時間の割り当てを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなオペレーティングシステム上に構築されたシステム
では、通常の実行状態においてシステムの負荷が連続し
て性能限界までかかることは一般には多くないため、リ
アルタイム処理を行うタスクが最悪条件(最小のタイム
スロット割り当て)近辺で動作するテストを行うことが
困難であった。このため、長期間の実使用の中で、テス
ト工程では出現しなかったような長い過負荷状態になる
ことがあり、潜在していた問題が発生してしまう問題が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、実行されるリアルタイム処理タスクに対し
て、システムとして可能な軽負荷状態においてもテスト
条件として設定した値以上のタイムスロット割り当てを
抑止するテストモードを具備することで、最悪条件をは
じめとする任意の負荷条件を擬似的に発生させてシステ
ムのテストを行えるようにするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、タスク
(逐次実行単位)に対して単位周期あたりの最大割り当
てCPU時間を設定する最大割り当て時間設定手段と、
最大割り当て時間設定手段によって設定されたCPU時
間を記憶する最大割り当て時間記憶手段と、タスクに対
する単位周期内の割り当て済みCPU時間を記憶する周
期内割り当て済み時間記憶手段と、周期内割り当て済み
時間記憶手段に記憶された割り当て済みCPU時間が最
大割り当て時間記憶手段に記憶された最大割り当てCP
U時間を超えないようにタスクにCPU時間を割り当て
るCPU時間割り当て手段を有するオペレーティングシ
ステムであり、これによって、任意の負荷状況における
CPU時間割り当て状況を自由に作り出してテストする
ことができる作用を有する。
【0007】請求項2に記載の発明は、最大割り当て時
間設定手段がプログラムである請求項1記載のオペレー
ティングシステムであり、これによって、具体的な最大
割り当てCPU時間をプログラムで自由に設定すること
ができる作用を有する。
【0008】請求項3に記載の発明は、プログラムがコ
ンソールからの入力値を最大割り当てCPU時間として
設定する、請求項2記載のオペレーティングシステムで
あり、これによって、プログラムを書きかえることな
く、テスト実行時に、最大割り当てCPU時間を動的に
設定することができる作用を有する。
【0009】請求項4に記載の発明は、プログラムが通
信ネットワークからの受信データを最大割り当てCPU
時間として設定する請求項2記載のオペレーティングシ
ステムであり、これによって、プログラムを書きかえる
ことなく、テスト実行時に、最大割り当てCPU時間
を、ネットワークを利用して集中的かつ動的に設定する
ことができる作用を有する。
【0010】(実施の形態1)次に本発明の実施の形態
を図面を用いて説明する。
【0011】図1は本発明の一実施の形態の構成を示す
ブロック図であって、11は中央処理ユニット(CP
U)、12はリアルタイムクロック、13は主記憶装
置、14は通信ポート、15はコンソールである。
【0012】図2は本発明の一実施の形態において、主
記憶装置13上に展開されるタスク制御テーブルであっ
て、21はタスク制御テーブル、22はタスク制御テー
ブルに含まれる一タスク分のタスク制御ブロック、23
はタスクQOS(サービス品質)情報格納領域、24は
単位周期あたり最大割り当て時間格納領域、25は周期
内割り当て済み時間格納領域である。
【0013】図3は本発明の一実施の形態におけるスケ
ジューラのフローチャートである。本実施の形態のオペ
レーティングシステムは並行して実行される複数のタス
クの実行を制御する。オペレーティングシステムは、管
理下の各タスクを、タスク制御テーブル21に含まれる
各タスクに対応したタスク制御ブロック22を使用して
管理する。タスク制御ブロック22に含まれるタスクQ
OS情報23には、タスクに対するサービス品質とし
て、単位周期時間と、その単位周期時間内にそのタスク
に割り当てる最低水準のCPU時間(最低割り当て時
間)が含まれる。オペレーティングシステムは、タスク
に対して、単位周期時間あたり、最低割り当て時間以上
のCPU時間を割り当てることを保証するように、タス
クをスケジュールする。オペレーティングシステムは、
現在の単位周期の中で既にタスクに割り当てたCPU時
間の累積値を周期内割り当て済み時間格納領域25に格
納し、タスクQOS情報23と合わせて利用すること
で、タスクのリアルタイム処理に必要なCPU時間の割
り当てを実現する。
【0014】本実施の形態のオペレーティングシステム
では、単位周期あたり最大割り当て時間格納領域24に
0以外の値が設定されている場合に、その値以上のCP
U時間を同一単位周期内ではタスクに割り当てないよう
に制御する。このようにすることによって、単位周期あ
たり最大割り当て時間を適当に設定することで、ワース
トケースをはじめとする、タスクに関する任意の負荷状
況を擬似的に作り出してテストすることが可能になる。
【0015】図3のフローチャートを使用してこの処理
の流れを説明すると、まず、ステップS31で各タスク
のステータスから、システムのスケジューリングポリシ
ーに従ってタスクの優先順位を決定する。次にステップ
S32でその中から最も優先順位の高いタスクを選択す
る。次にステップS33でそのタスクの単位周期当り最
大割り当て時間に0が設定されていたら、ステップS3
7に進んでそのタスクにCPU時間を割り当てることに
決定し、スケジューラを終了する。ステップS33でそ
のタスクの単位周期当り最大割り当て時間に0が設定さ
れていなかったら、ステップS34に進む。ここで単位
周期当り最大割り当て時間の方が周期内割り当て済み時
間よりも大である場合にはステップS37に進んでその
タスクにCPU時間を割り当てることに決定し、スケジ
ューラを終了する。ステップS34で、単位周期当り最
大割り当て時間の方が周期内割り当て済み時間よりも小
さい場合にはステップS35に進む。ステップS35で
全タスクのチェックを終了した場合には、CPU時間を
割り当てるタスク無しと判断して、スケジューラを終了
する。ステップS35で、全タスクのチェックを終了し
ていない場合には、次に優先度の高いタスクを選択し
て、ステップS33に戻る。
【0016】尚、単位周期あたり最大割り当て時間は、
オペレーティングシステム外の別プログラムから設定す
ることも、通信ポート14を介して接続されたコンソー
ル15からの指示によってシステム実行中の任意のタイ
ミングで設定することも可能である。さらに、通信ネッ
トワーク経由で接続した他システムからの受信データに
よって設定してもよい。
【0017】さらに、サービス品質として単位周期時間
あたりのCPU割当て時間以外に、タスクへのCPU時
間の割り当て間隔の最大値を保証する場合には、その割
り当て間隔を一定時間以上に維持する手段を設けること
で、割り当て間隔のワーストケースをはじめとする任意
の割り当て間隔でのテストをすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、オペレーティングシステムを内蔵するリアルタイ
ム処理システムにおいて、テスト段階で、任意のタイム
スロット割り当て条件を発生させてテストすることがで
きるために、テストの品質を向上させ、システム稼動時
の安定性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のシステム構成を示すブ
ロック図
【図2】本発明の一実施の形態において主記憶装置上に
展開されるタスク制御テーブル構成図
【図3】本発明の一実施の形態におけるスケジューラの
フローチャート
【図4】従来例におけるスケジューラのフローチャート
【符号の説明】
11 中央処理ユニット(CPU) 12 リアルタイムクロック 13 主記憶装置 15 コンソール 21 タスク制御テーブル 22 タスク制御ブロック 23 タスクQOS情報格納領域 24 単位周期あたり最大割り当て時間格納領域 25 周期内割り当て済み時間格納領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タスクに対して単位周期あたりの最大割り
    当てCPU時間を設定する最大割り当て時間設定手段
    と、前記最大割り当て時間設定手段によって設定された
    CPU時間を記憶する最大割り当て時間記憶手段と、タ
    スクに対する単位周期内の割り当て済みCPU時間を記
    憶する周期内割り当て済み時間記憶手段と、前記周期内
    割り当て済み時間記憶手段に記憶された割り当て済みC
    PU時間が前記最大割り当て時間記憶手段に記憶された
    最大割り当てCPU時間を超えないようにタスクにCP
    U時間を割り当てるCPU時間割り当て手段を有するオ
    ペレーティングシステム。
  2. 【請求項2】最大割り当て時間設定手段がプログラムで
    ある請求項1記載のオペレーティングシステム。
  3. 【請求項3】プログラムがコンソールからの入力値を最
    大割り当てCPU時間として設定する請求項2記載のオ
    ペレーティングシステム。
  4. 【請求項4】プログラムが通信ネットワークからの受信
    データを最大割り当てCPU時間として設定する請求項
    2記載のオペレーティングシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510992A (ja) * 2003-11-10 2007-04-26 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 制御システムをシミュレーションおよび検証するためのシミュレーションシステムおよびコンピュータにより実施される方法
JP2014174724A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Mitsubishi Electric Corp ソフトウェア試験装置
JP2017068568A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 日本電気株式会社 処理設定検索装置、方法及びプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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