JPH10134100A - 故障シミュレーションシステム及びジョブの割り付け方法 - Google Patents
故障シミュレーションシステム及びジョブの割り付け方法Info
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- JPH10134100A JPH10134100A JP29262596A JP29262596A JPH10134100A JP H10134100 A JPH10134100 A JP H10134100A JP 29262596 A JP29262596 A JP 29262596A JP 29262596 A JP29262596 A JP 29262596A JP H10134100 A JPH10134100 A JP H10134100A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
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- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のシミュレータホストがネットワーク上
に存在する場合、それぞれの性能の違いを考慮してジョ
ブを割り付けを行うことが行われておらず、特定のシミ
ュレータホストにジョブが偏り、システム全体の処理効
率が低かった。 【解決手段】 ジョブを与えられて実行する複数のホス
トA101〜C103と、外部から投入されたジョブを
ホストに実行させる順序と実行予測時間を管理するキュ
ーイングテーブルを用いて、ジョブを実行していないホ
ストに優先的にジョブを割り付け、全てのホストがジョ
ブを実行している場合は最もジョブの終了が早いと予測
されるものに優先的に割り付けるサーバ100とを備
え、特定のホストにジョブが偏らないようにジョブの割
り付けを行う。
に存在する場合、それぞれの性能の違いを考慮してジョ
ブを割り付けを行うことが行われておらず、特定のシミ
ュレータホストにジョブが偏り、システム全体の処理効
率が低かった。 【解決手段】 ジョブを与えられて実行する複数のホス
トA101〜C103と、外部から投入されたジョブを
ホストに実行させる順序と実行予測時間を管理するキュ
ーイングテーブルを用いて、ジョブを実行していないホ
ストに優先的にジョブを割り付け、全てのホストがジョ
ブを実行している場合は最もジョブの終了が早いと予測
されるものに優先的に割り付けるサーバ100とを備
え、特定のホストにジョブが偏らないようにジョブの割
り付けを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、故障シミュレーシ
ョンシステム及び当該システムにおいてジョブを割り付
ける方法に関する。
ョンシステム及び当該システムにおいてジョブを割り付
ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路に対して故障シミュレーション
を行う場合、テスト信号を入力された集積回路から出力
された膨大な量のデータを解析する必要がある。そこで
このような解析を行うため、EWS(Engineering Work
Station)等で構成され、データを与えられて故障シミ
ュレーションを実行する故障シミュレータホストコンピ
ュータ(以下、ホストという)が複数台ネットワークで
接続され、各々のホストを故障シミュレータキューイン
グ(Queuing )サーバ(以下、サーバという)が管理す
る故障シミュレーションシステムが用いられている。
を行う場合、テスト信号を入力された集積回路から出力
された膨大な量のデータを解析する必要がある。そこで
このような解析を行うため、EWS(Engineering Work
Station)等で構成され、データを与えられて故障シミ
ュレーションを実行する故障シミュレータホストコンピ
ュータ(以下、ホストという)が複数台ネットワークで
接続され、各々のホストを故障シミュレータキューイン
グ(Queuing )サーバ(以下、サーバという)が管理す
る故障シミュレーションシステムが用いられている。
【0003】キューイングサーバは、システムに投入さ
れたジョブの回路規模を考慮し、実行を行っていないホ
ストから順番にジョブを投入していく。実行を行ってい
ないホストがネットワーク上に複数台存在する場合は、
処理能力が高いシミュレータホストに優先的にジョブを
投入する。
れたジョブの回路規模を考慮し、実行を行っていないホ
ストから順番にジョブを投入していく。実行を行ってい
ないホストがネットワーク上に複数台存在する場合は、
処理能力が高いシミュレータホストに優先的にジョブを
投入する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の故障シ
ミュレーションシステムには、キューイングサーバのジ
ョブの割り当てに関し次のような問題があった。
ミュレーションシステムには、キューイングサーバのジ
ョブの割り当てに関し次のような問題があった。
【0005】ジョブの実行が終了し、現在実行を行って
いないホストに順番にジョブを投入していくため、状況
によってはホストの資源の有効な活用ができなかった。
即ち、全てのシミュレータホストが実行中で複数のジョ
ブが実行を待機しており、後からネットワークに投入さ
れたジョブの方が回路規模が大きい場合に、当該ジョブ
がいずれのシミュレータホストにも投入されずに当該ジ
ョブ以降のジョブまで待機することになり、待機時間が
長くなることがあった。
いないホストに順番にジョブを投入していくため、状況
によってはホストの資源の有効な活用ができなかった。
即ち、全てのシミュレータホストが実行中で複数のジョ
ブが実行を待機しており、後からネットワークに投入さ
れたジョブの方が回路規模が大きい場合に、当該ジョブ
がいずれのシミュレータホストにも投入されずに当該ジ
ョブ以降のジョブまで待機することになり、待機時間が
長くなることがあった。
【0006】また、ネットワーク上の複数のホストは、
それぞれの性能、即ちCPU(Central Processing Uni
t )の処理速度やメモリの容量等において相違する場合
がある。しかし、このようなホストの性能の違いを考慮
してジョブの割り付けを行うことは従来行われておら
ず、特定のホストにジョブが偏り、システム全体の処理
効率が低かった。
それぞれの性能、即ちCPU(Central Processing Uni
t )の処理速度やメモリの容量等において相違する場合
がある。しかし、このようなホストの性能の違いを考慮
してジョブの割り付けを行うことは従来行われておら
ず、特定のホストにジョブが偏り、システム全体の処理
効率が低かった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ネットワーク上の複数のホストに対し、特定のホス
トに偏らないようにジョブを割り付けてシステム全体の
処理効率を向上させることができる故障シミュレーショ
ンシステム及びジョブの割り付け方法を提供することを
目的とする。
で、ネットワーク上の複数のホストに対し、特定のホス
トに偏らないようにジョブを割り付けてシステム全体の
処理効率を向上させることができる故障シミュレーショ
ンシステム及びジョブの割り付け方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の故障シミュレー
ションシステムは、ジョブを与えられて実行する複数の
ホストと、前記ホストと接続されており、外部から投入
されたジョブを前記ホストに実行させる順序と実行予測
時間を管理するキューイングテーブルを有し、前記ホス
トのうちジョブを実行していないものがあれば優先的に
ジョブを割り付け、全ての前記ホストがジョブを実行し
ている場合は最もジョブの終了が早いと予測されるもの
に優先的に割り付けるサーバとを備える。
ションシステムは、ジョブを与えられて実行する複数の
ホストと、前記ホストと接続されており、外部から投入
されたジョブを前記ホストに実行させる順序と実行予測
時間を管理するキューイングテーブルを有し、前記ホス
トのうちジョブを実行していないものがあれば優先的に
ジョブを割り付け、全ての前記ホストがジョブを実行し
ている場合は最もジョブの終了が早いと予測されるもの
に優先的に割り付けるサーバとを備える。
【0009】ここで、前記ホストのうち少なくとも1つ
はジョブ処理能力が他のものと相違する場合は、前記サ
ーバは、各々の前記ホストのジョブ処理能力を対比した
性能対比テーブルを有し、この性能対比テーブルを用い
て前記ホストの割り付け優先順位を設定し、前記ホスト
のうちジョブを実行していないものが複数あれば前記割
り付け優先順位を考慮してジョブを順に割り付け、全て
の前記ホストがジョブを実行している場合は前記実行予
測時間に基づいて最もジョブの終了が早いと予測される
ものに優先的に割り付ける。
はジョブ処理能力が他のものと相違する場合は、前記サ
ーバは、各々の前記ホストのジョブ処理能力を対比した
性能対比テーブルを有し、この性能対比テーブルを用い
て前記ホストの割り付け優先順位を設定し、前記ホスト
のうちジョブを実行していないものが複数あれば前記割
り付け優先順位を考慮してジョブを順に割り付け、全て
の前記ホストがジョブを実行している場合は前記実行予
測時間に基づいて最もジョブの終了が早いと予測される
ものに優先的に割り付ける。
【0010】本発明の故障シミュレーションシステムに
おけるジョブの割り付け方法は、前記サーバが、前記ホ
ストのうちジョブを実行していないものがある場合は、
当該ホストにジョブを割り付けるステップと、全ての前
記ホストがジョブを実行している場合は、前記実行予測
時間に基づいて最もジョブの終了が早いと予測されるも
のに優先的に割り付けるステップとを備える。
おけるジョブの割り付け方法は、前記サーバが、前記ホ
ストのうちジョブを実行していないものがある場合は、
当該ホストにジョブを割り付けるステップと、全ての前
記ホストがジョブを実行している場合は、前記実行予測
時間に基づいて最もジョブの終了が早いと予測されるも
のに優先的に割り付けるステップとを備える。
【0011】前記ホストのジョブ処理能力に相違がある
場合は、前記サーバが、前記性能対比テーブルを用い
て、前記ホストの割り付け優先順位を設定するステップ
と、前記ホストのうちジョブを実行していないものが1
つある場合は、当該ホストにジョブを割り付け、2つ以
上ある場合は、前記割り付け優先順位に従ってジョブを
割り付けるステップと、全ての前記ホストがジョブを実
行している場合は、前記実行予測時間に基づいて最もジ
ョブの終了が早いと予測されるものに優先的に割り付け
るステップとを備える。
場合は、前記サーバが、前記性能対比テーブルを用い
て、前記ホストの割り付け優先順位を設定するステップ
と、前記ホストのうちジョブを実行していないものが1
つある場合は、当該ホストにジョブを割り付け、2つ以
上ある場合は、前記割り付け優先順位に従ってジョブを
割り付けるステップと、全ての前記ホストがジョブを実
行している場合は、前記実行予測時間に基づいて最もジ
ョブの終了が早いと予測されるものに優先的に割り付け
るステップとを備える。
【0012】投入されたジョブの回路規模に応じて実行
可能なホストが限られる場合は、当該ジョブの実行が可
能なホストを少なくとも1つ選定するステップと、当該
ジョブの実行が可能なホストのうち、ジョブを実行して
いないものが1つある場合は、ホストにジョブを割り付
け、2つ以上ある場合は、前記割り付け優先順位に従っ
てジョブを割り付けるステップと、当該ジョブの実行が
可能なホストの全てがジョブを実行している場合は、前
記実行予測時間に基づいて最もジョブの終了が早いと予
測されるものに優先的に割り付けるステップとを備え
る。
可能なホストが限られる場合は、当該ジョブの実行が可
能なホストを少なくとも1つ選定するステップと、当該
ジョブの実行が可能なホストのうち、ジョブを実行して
いないものが1つある場合は、ホストにジョブを割り付
け、2つ以上ある場合は、前記割り付け優先順位に従っ
てジョブを割り付けるステップと、当該ジョブの実行が
可能なホストの全てがジョブを実行している場合は、前
記実行予測時間に基づいて最もジョブの終了が早いと予
測されるものに優先的に割り付けるステップとを備え
る。
【0013】さらに、前記故障シミュレータキューイン
グサーバが、所定時間毎に、前記故障シミュレータホス
トコンピュータがそれぞれ割り付けられたジョブを全て
終了する時間を予測し、この時間が均一化されるように
待機中のジョブの割り付けを再編して、前記キューイン
グテーブルの最適化を行うステップをさらに備えること
が望ましい。
グサーバが、所定時間毎に、前記故障シミュレータホス
トコンピュータがそれぞれ割り付けられたジョブを全て
終了する時間を予測し、この時間が均一化されるように
待機中のジョブの割り付けを再編して、前記キューイン
グテーブルの最適化を行うステップをさらに備えること
が望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
ついて図面を参照して説明する。
【0015】図2に、本実施の形態による故障シミュレ
ーションシステムの構成を示す。
ーションシステムの構成を示す。
【0016】ネットワーク上に、3台のシミュレーショ
ンホストコンピュータA(以下、ホストAという)10
1、ホストB102及びホストC103が接続され、こ
れらのホストA〜Cをキューイングサーバ100が管理
する。ホストA101〜C103はそれぞれに性能が異
なっている。ホストA101は、CPUが100MHz
で内蔵するメインメモリが256Mバイト、ホストB1
02は、CPUが50MHzでメモリが512Mバイ
ト、ホストC103は、CPUが100MHzでメモリ
が512Mバイトである。キューイングサーバ100
は、図3に示されたような各ホストA101〜C103
の性能を示した性能対比テーブルを有している。
ンホストコンピュータA(以下、ホストAという)10
1、ホストB102及びホストC103が接続され、こ
れらのホストA〜Cをキューイングサーバ100が管理
する。ホストA101〜C103はそれぞれに性能が異
なっている。ホストA101は、CPUが100MHz
で内蔵するメインメモリが256Mバイト、ホストB1
02は、CPUが50MHzでメモリが512Mバイ
ト、ホストC103は、CPUが100MHzでメモリ
が512Mバイトである。キューイングサーバ100
は、図3に示されたような各ホストA101〜C103
の性能を示した性能対比テーブルを有している。
【0017】本実施の形態では、特定のホストにジョブ
が偏らないように、以下のような方針で各ホストにジョ
ブを割り付ける。 (1) 各々のシミュレータホストの性能を対比し、性
能の良いホストの順にジョブを割り付ける。 (2) 各々のシミュレータホストが現在実行している
ジョブの終了時刻を予測し、最も早く実行が終了するホ
ストに順に新たなジョブを割り付ける。 (3) 所定時間経過毎に、ジョブを割り付けたキュー
イングテーブルの最適化を行う。
が偏らないように、以下のような方針で各ホストにジョ
ブを割り付ける。 (1) 各々のシミュレータホストの性能を対比し、性
能の良いホストの順にジョブを割り付ける。 (2) 各々のシミュレータホストが現在実行している
ジョブの終了時刻を予測し、最も早く実行が終了するホ
ストに順に新たなジョブを割り付ける。 (3) 所定時間経過毎に、ジョブを割り付けたキュー
イングテーブルの最適化を行う。
【0018】図1のフローチャートに、本実施の形態に
よる故障シミュレータシステムにおけるジョブの割り付
け方法の手順を示す。先ず、ステップ10に示されたよ
うに、上記項目(1)に従い、各ホストの性能を対比す
る。キューイングサーバ100が、図3のような各ホス
トの性能を対比した性能対比テーブルを参照し、CPU
のクロック周波数が最も速いホストの順に優先順位を設
定する。ここで、ホストA101とホストC103のク
ロック周波数は100MHzで同じである。このような
場合は、メインメモリの搭載量の多いホスト、即ちホス
トC103の実行優先度を上位に設定する。従って、本
実施の形態では、ホストC103,A101、B102
の順に実行優先度を設定する。
よる故障シミュレータシステムにおけるジョブの割り付
け方法の手順を示す。先ず、ステップ10に示されたよ
うに、上記項目(1)に従い、各ホストの性能を対比す
る。キューイングサーバ100が、図3のような各ホス
トの性能を対比した性能対比テーブルを参照し、CPU
のクロック周波数が最も速いホストの順に優先順位を設
定する。ここで、ホストA101とホストC103のク
ロック周波数は100MHzで同じである。このような
場合は、メインメモリの搭載量の多いホスト、即ちホス
トC103の実行優先度を上位に設定する。従って、本
実施の形態では、ホストC103,A101、B102
の順に実行優先度を設定する。
【0019】次に、上記項目(2)に従い、各々のホス
ト毎のジョブの終了時刻を予測してジョブを割り付け
る。故障シミュレーションを実行するように、ジョブを
単位とする要求がサーバ110に届くと、サーバ110
は新たに投入されたジョブの回路規模を考慮し、各ホス
トA101〜C103が現在それぞれに行っているジョ
ブの実行予測時間を考慮して、割り付けを行う。
ト毎のジョブの終了時刻を予測してジョブを割り付け
る。故障シミュレーションを実行するように、ジョブを
単位とする要求がサーバ110に届くと、サーバ110
は新たに投入されたジョブの回路規模を考慮し、各ホス
トA101〜C103が現在それぞれに行っているジョ
ブの実行予測時間を考慮して、割り付けを行う。
【0020】例えば、図4に示されたように、回路規模
がそれぞれに異なるジョブ1〜8がサーバ100に届
き、サーバ100が各ジョブ1〜8を待ち行列に加えよ
うとしているとする。この場合に、複数のホストA10
1〜C103において、ステップ12に示されたよう
に、それぞれが扱えるジョブの回路規模の大きさが同一
の場合と異なっている場合とで、ジョブの割り付け方が
相違する。
がそれぞれに異なるジョブ1〜8がサーバ100に届
き、サーバ100が各ジョブ1〜8を待ち行列に加えよ
うとしているとする。この場合に、複数のホストA10
1〜C103において、ステップ12に示されたよう
に、それぞれが扱えるジョブの回路規模の大きさが同一
の場合と異なっている場合とで、ジョブの割り付け方が
相違する。
【0021】(a) 各ホストが扱うことができるジョ
ブの回路規模が同一である場合 係る状況において、図4に示されたような回路規模を持
つジョブ1、ジョブ2、ジョブ3が2分おきにキューイ
ングサーバ100に投入された場合、ステップ14及び
16に示されたように、ジョブを実行していないホスト
があるときはそのホストに割り付ける。ここでは、いず
れも待ち状態にないホストA101、B102、C10
3にジョブ1、2、3を割り付ける。図5に示されたよ
うに、新たにジョブがホストに投入される度に、キュー
イングテーブルにおける各ホスト毎のジョブの実行予測
時間と、実行を開始してから経過した実行経過時間とを
逐次更新していく。例えば、ホストA101では、ジョ
ブ1の実行予測時間は60分と推定され、実行を開始し
てから4分を経過しているものとする。
ブの回路規模が同一である場合 係る状況において、図4に示されたような回路規模を持
つジョブ1、ジョブ2、ジョブ3が2分おきにキューイ
ングサーバ100に投入された場合、ステップ14及び
16に示されたように、ジョブを実行していないホスト
があるときはそのホストに割り付ける。ここでは、いず
れも待ち状態にないホストA101、B102、C10
3にジョブ1、2、3を割り付ける。図5に示されたよ
うに、新たにジョブがホストに投入される度に、キュー
イングテーブルにおける各ホスト毎のジョブの実行予測
時間と、実行を開始してから経過した実行経過時間とを
逐次更新していく。例えば、ホストA101では、ジョ
ブ1の実行予測時間は60分と推定され、実行を開始し
てから4分を経過しているものとする。
【0022】1分経過後に、新たなジョブ4がキューイ
ングサーバ101に投入された場合、キューイングサー
バ101は図5に示されたキューイングテーブルを参照
し、ステップ18のように、各ホスト毎に実行予測時間
から実行経過時間を差し引いた終了予測時間を比較す
る。ホストAは56分、ホストBは28分、ホストCは
15分である。そこで、図6に示されたように、最も終
了予測時間の短いホストCにジョブ4を割り付ける。そ
して、ジョブ4についての実行予測時間を15分である
と推定し、キューイングテーブルに15分と書き込む。
ングサーバ101に投入された場合、キューイングサー
バ101は図5に示されたキューイングテーブルを参照
し、ステップ18のように、各ホスト毎に実行予測時間
から実行経過時間を差し引いた終了予測時間を比較す
る。ホストAは56分、ホストBは28分、ホストCは
15分である。そこで、図6に示されたように、最も終
了予測時間の短いホストCにジョブ4を割り付ける。そ
して、ジョブ4についての実行予測時間を15分である
と推定し、キューイングテーブルに15分と書き込む。
【0023】更に1分経過し、ジョブ5、6、7、8の
順でキューイングサーバ100に投入されたとする。キ
ューイングサーバ100は、キューイングテーブルを参
照し、各ホスト毎に、実行中のジョブ1〜3の終了予測
時間と、待ち状態のジョブ4の実行予測時間とを用い
て、最も早く実行が終了するホストを予測する。図6の
キューイングテーブルにおいて、ホストAは56分、ホ
ストBは28分、ホストCは実行中のジョブ3について
15分、待機中のジョブ4について10分、合計して2
5分である。そこで、新たなジョブ5は、最も早く終わ
ることが予測されるホストCに割り付けられる。以下、
同様にジョブ5〜8についても,それぞれのジョブを割
り付ける時点で最も早く終了することが予測されるホス
トに、図7に示されるように割り付けていく。
順でキューイングサーバ100に投入されたとする。キ
ューイングサーバ100は、キューイングテーブルを参
照し、各ホスト毎に、実行中のジョブ1〜3の終了予測
時間と、待ち状態のジョブ4の実行予測時間とを用い
て、最も早く実行が終了するホストを予測する。図6の
キューイングテーブルにおいて、ホストAは56分、ホ
ストBは28分、ホストCは実行中のジョブ3について
15分、待機中のジョブ4について10分、合計して2
5分である。そこで、新たなジョブ5は、最も早く終わ
ることが予測されるホストCに割り付けられる。以下、
同様にジョブ5〜8についても,それぞれのジョブを割
り付ける時点で最も早く終了することが予測されるホス
トに、図7に示されるように割り付けていく。
【0024】(b) 各ホストが扱うことができるジョ
ブの回路規模が異なる場合 ステップ12及び20のように、ホスト間で実行可能な
ジョブの回路規模に相違がある場合がある。ここでは、
各ホストが実行できるジョブの規模の大きさはA>B>
Cの関係にある。このため、投入されたジョブの回路規
模によって、割り付けることができるホストが限定され
る。係る状況において、ジョブ1〜3が2分間隔でキュ
ーイングサーバ100に投入された場合、ジョブ1は回
路規模が大きく、ホストA101のみで実行が可能であ
る。よって、ステップ22のように、ジョブ1はホスト
Aに割り付けられる。次に投入されたジョブ2は、ホス
トA又はホストBで実行可能である。この時点では、ス
テップ24のように、ホストAは既にジョブ1を実行開
始しているため、ホストBにジョブ2を割り付けられ
る。ジョブ3は、ホストA〜Cの全てにおいて実行が可
能であるが、ホストA及びBは既に実行を開始してお
り、ホストCに割り付けられる。ジョブが割り付けられ
る毎に、図8に示されたように、キューイングテーブル
におけるジョブの実行予測時間と実行経過時間とが逐次
更新されていく。
ブの回路規模が異なる場合 ステップ12及び20のように、ホスト間で実行可能な
ジョブの回路規模に相違がある場合がある。ここでは、
各ホストが実行できるジョブの規模の大きさはA>B>
Cの関係にある。このため、投入されたジョブの回路規
模によって、割り付けることができるホストが限定され
る。係る状況において、ジョブ1〜3が2分間隔でキュ
ーイングサーバ100に投入された場合、ジョブ1は回
路規模が大きく、ホストA101のみで実行が可能であ
る。よって、ステップ22のように、ジョブ1はホスト
Aに割り付けられる。次に投入されたジョブ2は、ホス
トA又はホストBで実行可能である。この時点では、ス
テップ24のように、ホストAは既にジョブ1を実行開
始しているため、ホストBにジョブ2を割り付けられ
る。ジョブ3は、ホストA〜Cの全てにおいて実行が可
能であるが、ホストA及びBは既に実行を開始してお
り、ホストCに割り付けられる。ジョブが割り付けられ
る毎に、図8に示されたように、キューイングテーブル
におけるジョブの実行予測時間と実行経過時間とが逐次
更新されていく。
【0025】1分経過後に、ジョブ4がキューイングサ
ーバ100に投入されたとする。ジョブ4は、ホストA
又はBにより実行が可能である。図9に示されたよう
に、ホストAのジョブ1に対する残り予測時間は56分
で、ホストBのジョブ2に対する残り予測時間は28分
である。このため、ジョブ4はホストBに割り付けら
れ、実行予測時間と共にキューイングテーブルに書き込
まれる。
ーバ100に投入されたとする。ジョブ4は、ホストA
又はBにより実行が可能である。図9に示されたよう
に、ホストAのジョブ1に対する残り予測時間は56分
で、ホストBのジョブ2に対する残り予測時間は28分
である。このため、ジョブ4はホストBに割り付けら
れ、実行予測時間と共にキューイングテーブルに書き込
まれる。
【0026】さらに1分経過後に、ジョブ5、6、7、
8の順でキューイングサーバ100に投入されたとす
る。この場合も順に、それぞれのジョブ毎に実行可能な
ホストを選択する。1台のホストのみが実行可能な場合
はそのホストに当該ジョブを割り当て、複数のホストが
実行可能な場合はキューイングテーブルを参照し、最も
早く処理が終了するホストに割り付ける。そして、図1
0に示されたように、各ジョブをホストに割り付ける毎
に同時に実行予測時間をキューイングテーブルに書き込
む。
8の順でキューイングサーバ100に投入されたとす
る。この場合も順に、それぞれのジョブ毎に実行可能な
ホストを選択する。1台のホストのみが実行可能な場合
はそのホストに当該ジョブを割り当て、複数のホストが
実行可能な場合はキューイングテーブルを参照し、最も
早く処理が終了するホストに割り付ける。そして、図1
0に示されたように、各ジョブをホストに割り付ける毎
に同時に実行予測時間をキューイングテーブルに書き込
む。
【0027】次に、上記項目(3)に従い、ジョブの終
了時刻の予測と実際の処理の進み具合とのずれを考慮
し、ジョブを割り付けたキューイングテーブルの最適化
を行う手順について説明する。
了時刻の予測と実際の処理の進み具合とのずれを考慮
し、ジョブを割り付けたキューイングテーブルの最適化
を行う手順について説明する。
【0028】キューイングテーブルには、上述したよう
に各ホスト毎にジョブの実行予測時間と実行経過時間と
が書き込まれる。しかし、ジョブが投入される毎に、最
も終了予測時間が短いホストに順にジョブを投入してい
っても、待機中のジョブが増えていくと、各ホストの間
で終了予測時間にばらつきが生じてくる。そこで、一定
時間が経過する毎に、キューイングテーブルの最適化を
行う。最適化を行う時間間隔は、システムへのジョブの
投入具合等の実行状況に応じて、任意に設定することが
できる。例えば、ジョブの投入が多い場合は短い時間間
隔で最適化を行うことが望ましい。
に各ホスト毎にジョブの実行予測時間と実行経過時間と
が書き込まれる。しかし、ジョブが投入される毎に、最
も終了予測時間が短いホストに順にジョブを投入してい
っても、待機中のジョブが増えていくと、各ホストの間
で終了予測時間にばらつきが生じてくる。そこで、一定
時間が経過する毎に、キューイングテーブルの最適化を
行う。最適化を行う時間間隔は、システムへのジョブの
投入具合等の実行状況に応じて、任意に設定することが
できる。例えば、ジョブの投入が多い場合は短い時間間
隔で最適化を行うことが望ましい。
【0029】図11のキューイングテーブルに示された
ように、ジョブ1、2、3がそれぞれホストA、B、C
により実行中で、ジョブ4、5、6、7、8がいずれか
のホストに割り付けられて、待機中であるとする。さら
に、最適化を行う時間間隔は10分とする。待機中のジ
ョブ4〜8は、それぞれに投入される時点で終了予測時
間が最も短いホストに順に割り付けられていったもので
ある。ところが、各々のホストA101、B102、C
103における実行中のジョブの実行予測時間から実行
経過時間を差し引いた終了予測時間と、待機中のジョブ
の実行予測時間とを合計した値を比較すると、ホストA
101は96分、ホストB102は58分、ホストC1
03は55分というようにホストの間で大きなばらつき
が存在する。
ように、ジョブ1、2、3がそれぞれホストA、B、C
により実行中で、ジョブ4、5、6、7、8がいずれか
のホストに割り付けられて、待機中であるとする。さら
に、最適化を行う時間間隔は10分とする。待機中のジ
ョブ4〜8は、それぞれに投入される時点で終了予測時
間が最も短いホストに順に割り付けられていったもので
ある。ところが、各々のホストA101、B102、C
103における実行中のジョブの実行予測時間から実行
経過時間を差し引いた終了予測時間と、待機中のジョブ
の実行予測時間とを合計した値を比較すると、ホストA
101は96分、ホストB102は58分、ホストC1
03は55分というようにホストの間で大きなばらつき
が存在する。
【0030】このようなばらつきを解消するため、キュ
ーイングテーブル上で待ち状態になっている全てのジョ
ブに対し、ホストの割り付けの再編成を行う。図12
に、ホストA101〜C103の処理可能な回路規模が
同一であり、回路規模を考慮せずに最適化を行った後の
キューイングテーブルを示す。全体のジョブの終了時間
が均一化されるように、ジョブ5をホストC103から
ホストA101へ、ジョブ7をホストC103からホス
トB102へ、ジョブ8をホストA101からホストC
103へそれぞれ再編する。再編後における実行中のジ
ョブの実行予測時間から実行経過時間を差し引いた終了
予測時間と待機中のジョブの実行予測時間とを合計した
値を比較すると、ホストA101は66分、ホストB1
02は73分、ホストC103は70分というように、
ホスト間のばらつきが減少する。
ーイングテーブル上で待ち状態になっている全てのジョ
ブに対し、ホストの割り付けの再編成を行う。図12
に、ホストA101〜C103の処理可能な回路規模が
同一であり、回路規模を考慮せずに最適化を行った後の
キューイングテーブルを示す。全体のジョブの終了時間
が均一化されるように、ジョブ5をホストC103から
ホストA101へ、ジョブ7をホストC103からホス
トB102へ、ジョブ8をホストA101からホストC
103へそれぞれ再編する。再編後における実行中のジ
ョブの実行予測時間から実行経過時間を差し引いた終了
予測時間と待機中のジョブの実行予測時間とを合計した
値を比較すると、ホストA101は66分、ホストB1
02は73分、ホストC103は70分というように、
ホスト間のばらつきが減少する。
【0031】ホストA101〜C103がそれぞれ実行
可能なジョブの回路規模が異なり、回路規模の相違を考
慮して最適化を行う場合は、以下のようである。図13
に示されるように、最適化を行う直前の段階で、各ホス
トにはジョブ1〜8が割り付けられているものとする。
実行中のジョブの実行予測時間から実行経過時間を差し
引いた終了予測時間と、待機中のジョブの実行予測時間
とを合計した値を比較すると、ホストA101は46
分、ホストB102は73分、ホストC103は90分
というようにホストの間で大きなばらつきが存在する。
可能なジョブの回路規模が異なり、回路規模の相違を考
慮して最適化を行う場合は、以下のようである。図13
に示されるように、最適化を行う直前の段階で、各ホス
トにはジョブ1〜8が割り付けられているものとする。
実行中のジョブの実行予測時間から実行経過時間を差し
引いた終了予測時間と、待機中のジョブの実行予測時間
とを合計した値を比較すると、ホストA101は46
分、ホストB102は73分、ホストC103は90分
というようにホストの間で大きなばらつきが存在する。
【0032】そこで、待機状態にある全てのジョブ4〜
8の回路規模を考慮し、再編を行った結果を図14に示
す。この最適化により、ホストA101の終了予測時間
は61分、ホストB102は73分、ホストC103は
75分というように、ばらつきが解消される。
8の回路規模を考慮し、再編を行った結果を図14に示
す。この最適化により、ホストA101の終了予測時間
は61分、ホストB102は73分、ホストC103は
75分というように、ばらつきが解消される。
【0033】次に、特定のホストによって実行される特
権を有するジョブが投入された場合における割り付け方
法について述べる。図15(a)のキューイングテーブ
ルに示されたように、各ホストA〜Dがそれぞれジョブ
1、2、3、4を実行中であり、ジョブ5〜10が待機
中であるとする。
権を有するジョブが投入された場合における割り付け方
法について述べる。図15(a)のキューイングテーブ
ルに示されたように、各ホストA〜Dがそれぞれジョブ
1、2、3、4を実行中であり、ジョブ5〜10が待機
中であるとする。
【0034】このような状態で、ホストCに対して特権
を有するジョブXが新たに投入された場合は、図15
(b)のキューイングテーブルに示されたように割り付
けが行われる。ホストCが実行中でない場合は、ジョブ
Xが直ちに実行される。しかし、この場合のように既に
ジョブ3が実行中である場合は、ホストCに対する待ち
状態は最優先され、1番目、2番目に待機していたジョ
ブ7、8に優先してジョブXが割り当てられる。この
後、各ホスト間で終了予測時間のばらつきが小さくなる
ように最適化が行われ、ホストCに割り当てられていた
ジョブ7はホストBに、ジョブ10はホストDに再編さ
れる。
を有するジョブXが新たに投入された場合は、図15
(b)のキューイングテーブルに示されたように割り付
けが行われる。ホストCが実行中でない場合は、ジョブ
Xが直ちに実行される。しかし、この場合のように既に
ジョブ3が実行中である場合は、ホストCに対する待ち
状態は最優先され、1番目、2番目に待機していたジョ
ブ7、8に優先してジョブXが割り当てられる。この
後、各ホスト間で終了予測時間のばらつきが小さくなる
ように最適化が行われ、ホストCに割り当てられていた
ジョブ7はホストBに、ジョブ10はホストDに再編さ
れる。
【0035】このように、本実施の形態によれば、各々
のホストの性能を考慮し、また処理可能なジョブの回路
規模に違いがある場合はこの相違を考慮し、さらに一定
時間毎にキューイングテーブルに対して最適化を行う。
これにより、システムが有するシミュレータホストのリ
ソースを有効に活用し、特定のホストにジョブが偏らず
にシステム全体での処理効率を向上させ、実行時間を短
縮させることができる。 上記実施の形態は一例であ
り、本発明を限定するものではない。例えば、ジョブを
割り当てられるシミュレータホストの数は複数台存在す
ればよく、2台あるいは4台以上設けられている場合に
も本発明を同様に適用することができる。また、各シミ
ュレータホストの性能を比較する場合に、CPUのクロ
ック周波数とメインメモリの容量のみならず、キャッシ
ュメモリや外部記憶装置の容量等、他の要素を考慮して
もよい。
のホストの性能を考慮し、また処理可能なジョブの回路
規模に違いがある場合はこの相違を考慮し、さらに一定
時間毎にキューイングテーブルに対して最適化を行う。
これにより、システムが有するシミュレータホストのリ
ソースを有効に活用し、特定のホストにジョブが偏らず
にシステム全体での処理効率を向上させ、実行時間を短
縮させることができる。 上記実施の形態は一例であ
り、本発明を限定するものではない。例えば、ジョブを
割り当てられるシミュレータホストの数は複数台存在す
ればよく、2台あるいは4台以上設けられている場合に
も本発明を同様に適用することができる。また、各シミ
ュレータホストの性能を比較する場合に、CPUのクロ
ック周波数とメインメモリの容量のみならず、キャッシ
ュメモリや外部記憶装置の容量等、他の要素を考慮して
もよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の故障シミ
ュレーションシステム及びジョブの割り付け方法は、複
数のホストのジョブ処理能力を考慮し、ホスト毎にジョ
ブを終了する時間を予測して、特定のホストにジョブが
集中しないように割り付けることにより、ホストの資源
を有効に活用しシステム全体の処理効率を向上させるこ
とができる。
ュレーションシステム及びジョブの割り付け方法は、複
数のホストのジョブ処理能力を考慮し、ホスト毎にジョ
ブを終了する時間を予測して、特定のホストにジョブが
集中しないように割り付けることにより、ホストの資源
を有効に活用しシステム全体の処理効率を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による故障シミュレーシ
ョンシステムにおけるジョブの割り付け方法の手順を示
したフローチャート。
ョンシステムにおけるジョブの割り付け方法の手順を示
したフローチャート。
【図2】同割り付け方法を実施することが可能な、本発
明の一実施の形態による故障シミュレーションシステム
の構成を示したブロック図。
明の一実施の形態による故障シミュレーションシステム
の構成を示したブロック図。
【図3】同システムにおけるシミュレータホストの性能
を対比したグラフ。
を対比したグラフ。
【図4】同システムに対して投入されたジョブの回路規
模を示した説明図。
模を示した説明図。
【図5】同システムにおいて、各ホストの処理可能なジ
ョブの回路規模が同一である場合におけるジョブ3投入
後の割り付けを示したキューイングテーブル。
ョブの回路規模が同一である場合におけるジョブ3投入
後の割り付けを示したキューイングテーブル。
【図6】同システムにおいて、各ホストの処理可能なジ
ョブの回路規模が同一である場合におけるジョブ4投入
後の割り付けを示したキューイングテーブル。
ョブの回路規模が同一である場合におけるジョブ4投入
後の割り付けを示したキューイングテーブル。
【図7】同システムにおいて、各ホストの処理可能なジ
ョブの回路規模が同一である場合におけるジョブ5〜8
投入後の割り付けを示したキューイングテーブル。
ョブの回路規模が同一である場合におけるジョブ5〜8
投入後の割り付けを示したキューイングテーブル。
【図8】同システムにおいて、各ホストの処理可能なジ
ョブの回路規模が異なる場合におけるジョブ3投入後の
割り付けを示したキューイングテーブル。
ョブの回路規模が異なる場合におけるジョブ3投入後の
割り付けを示したキューイングテーブル。
【図9】同システムにおいて、各ホストの処理可能なジ
ョブの回路規模が異なる場合におけるジョブ4投入後の
割り付けを示したキューイングテーブル。
ョブの回路規模が異なる場合におけるジョブ4投入後の
割り付けを示したキューイングテーブル。
【図10】同システムにおいて、各ホストの処理可能な
ジョブの回路規模が異なる場合におけるジョブ5〜8投
入後の割り付けを示したキューイングテーブル。
ジョブの回路規模が異なる場合におけるジョブ5〜8投
入後の割り付けを示したキューイングテーブル。
【図11】同システムにおいて、各ホストの処理可能な
ジョブの回路規模が同一である場合における最適化を行
う直前の割り付けを示したキューイングテーブル。
ジョブの回路規模が同一である場合における最適化を行
う直前の割り付けを示したキューイングテーブル。
【図12】同システムにおいて、各ホストの処理可能な
ジョブの回路規模が同一である場合における最適化を行
った後の割り付けを示したキューイングテーブル。
ジョブの回路規模が同一である場合における最適化を行
った後の割り付けを示したキューイングテーブル。
【図13】同システムにおいて、各ホストの処理可能な
ジョブの回路規模が異なる場合における最適化を行う直
前の割り付けを示したキューイングテーブル。
ジョブの回路規模が異なる場合における最適化を行う直
前の割り付けを示したキューイングテーブル。
【図14】同システムにおいて、各ホストの処理可能な
ジョブの回路規模が異なる場合における最適化を行った
後の割り付けを示したキューイングテーブル。
ジョブの回路規模が異なる場合における最適化を行った
後の割り付けを示したキューイングテーブル。
【図15】同システムにおいて、ホストCに対して特権
を有するジョブXが投入される前後のそれぞれの割り付
けを示したキューイングテーブル。
を有するジョブXが投入される前後のそれぞれの割り付
けを示したキューイングテーブル。
100 キューイングサーバ 101 シミュレータホストA 102 シミュレータホストB 103 シミュレータホストC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/66 G06F 15/20 D 15/60 664L (72)発明者 森 川 記 行 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 松 尾 晶 子 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】ジョブを与えられて実行する複数の故障シ
ミュレータホストコンピュータと、 前記故障シミュレータホストコンピュータと接続されて
おり、外部から投入されたジョブを前記故障シミュレー
タホストコンピュータに実行させる順序と実行予測時間
を管理するキューイングテーブルを有し、前記故障シミ
ュレータホストコンピュータのうちジョブを実行してい
ないものがあれば優先的にジョブを割り付け、全ての前
記故障シミュレータホストコンピュータがジョブを実行
している場合は最もジョブの終了が早いと予測されるも
のに優先的に割り付ける故障シミュレータキュ−イング
サーバと、 を備えることを特徴とする故障シミュレーションシステ
ム。 - 【請求項2】ジョブを与えられて実行する複数の故障シ
ミュレータホストコンピュータであって、前記故障シミ
ュレータホストコンピュータのうち少なくとも1つはジ
ョブ処理能力が他のものと相違する、前記故障シミュレ
ータホストコンピュータと、 前記故障シミュレータホストコンピュータと接続されて
おり、各々の前記故障シミュレータホストコンピュータ
のジョブ処理能力を対比した性能対比テーブルと、外部
から投入されたジョブを前記故障シミュレータホストコ
ンピュータに実行させる順序と実行予測時間を管理する
キューイングテーブルとを有し、前記性能対比テーブル
を用いて前記故障シミュレータホストコンピュータの割
り付け優先順位を設定し、前記故障シミュレータホスト
コンピュータのうちジョブを実行していないものが複数
あれば前記割り付け優先順位を考慮してジョブを順に割
り付け、全ての前記故障シミュレータホストコンピュー
タがジョブを実行している場合は前記実行予測時間に基
づいて最もジョブの終了が早いと予測されるものに優先
的に割り付ける故障シミュレータキュ−イングサーバ
と、 を備えることを特徴とする故障シミュレーションシステ
ム。 - 【請求項3】複数の故障シミュレータホストコンピュー
タに前記故障シミュレータキューイングサーバがジョブ
を割り付ける故障シミュレーションシステムにおけるジ
ョブの割り付け方法において、 前記故障シミュレータキューイングサーバが、前記故障
シミュレータホストコンピュータのジョブの実行順序と
実行予測時間を管理するキューイングテーブルを有し、 前記故障シミュレータホストコンピュータのうちジョブ
を実行していないものがある場合は、当該故障シミュレ
ータホストコンピュータにジョブを割り付けるステップ
と、 全ての前記故障シミュレータホストコンピュータがジョ
ブを実行している場合は、前記実行予測時間に基づいて
最もジョブの終了が早いと予測されるものに優先的に割
り付けるステップと、 を備えることを特徴とする故障シミュレーションシステ
ムにおけるジョブの割り付け方法。 - 【請求項4】複数の故障シミュレータホストコンピュー
タに前記故障シミュレータキューイングサーバがジョブ
を割り付ける故障シミュレーションシステムにおけるジ
ョブの割り付け方法において、 前記故障シミュレータキューイングサーバが、前記故障
シミュレータホストコンピュータのジョブの実行順序と
実行予測時間を管理するキューイングテーブルと、各々
の前記故障シミュレータホストコンピュータのジョブ処
理能力を対比した性能対比テーブルとを有し、 前記性能対比テーブルを用いて、前記故障シミュレータ
ホストコンピュータの割り付け優先順位を設定するステ
ップと、 前記故障シミュレータホストコンピュータのうちジョブ
を実行していないものが1つある場合は、当該故障シミ
ュレータホストコンピュータにジョブを割り付け、2つ
以上ある場合は、前記割り付け優先順位に従ってジョブ
を割り付けるステップと、 全ての前記故障シミュレータホストコンピュータがジョ
ブを実行している場合は、前記実行予測時間に基づいて
最もジョブの終了が早いと予測されるものに優先的に割
り付けるステップと、 を備えることを特徴とする故障シミュレーションシステ
ムにおけるジョブの割り付け方法。 - 【請求項5】複数の故障シミュレータホストコンピュー
タに前記故障シミュレータキューイングサーバがジョブ
を割り付ける故障シミュレーションシステムにおけるジ
ョブの割り付け方法において、 前記故障シミュレータキューイングサーバが、前記故障
シミュレータホストコンピュータのジョブの実行順序と
実行予測時間を管理するキューイングテーブルと、各々
の前記故障シミュレータホストコンピュータのジョブ処
理能力を対比した性能対比テーブルとを有し、 前記性能対比テーブルを用いて、前記故障シミュレータ
ホストコンピュータの割り付け優先順位を設定するステ
ップと、 投入されたジョブの回路規模に応じて、実行可能な前記
故障シミュレータホストコンピュータを少なくとも1つ
選定するステップと、 当該ジョブの実行が可能な故障シミュレータホストコン
ピュータのうち、ジョブを実行していないものが1つあ
る場合は、当該故障シミュレータホストコンピュータに
ジョブを割り付け、2つ以上ある場合は、前記割り付け
優先順位に従ってジョブを割り付けるステップと、 当該ジョブの実行が可能な故障シミュレータホストコン
ピュータの全てがジョブを実行している場合は、前記実
行予測時間に基づいて最もジョブの終了が早いと予測さ
れるものに優先的に割り付けるステップと、 を備えることを特徴とする故障シミュレーションシステ
ムにおけるジョブの割り付け方法。 - 【請求項6】前記故障シミュレータキューイングサーバ
は、所定時間毎に、前記故障シミュレータホストコンピ
ュータがそれぞれ割り付けられたジョブを全て終了する
時間を予測し、この時間が均一化されるように待機中の
ジョブの割り付けを再編して、前記キューイングテーブ
ルの最適化を行うステップをさらに備えることを特徴と
する請求項3乃至5のいずれかに記載の故障シミュレー
ションシステムにおけるジョブの割り付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29262596A JPH10134100A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 故障シミュレーションシステム及びジョブの割り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29262596A JPH10134100A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 故障シミュレーションシステム及びジョブの割り付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10134100A true JPH10134100A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17784229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29262596A Withdrawn JPH10134100A (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 故障シミュレーションシステム及びジョブの割り付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10134100A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007079936A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Hitachi Ltd | ジョブ処理システムの制御方法、ジョブ処理システム、管理装置の制御方法、管理装置、及びプログラム |
WO2008096478A1 (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-14 | Nsk Ltd. | Pdmシステムとの連携機能を有するfem解析処理システム |
CN107729141A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-02-23 | 华为技术有限公司 | 一种业务分配方法、装置和服务器 |
WO2023033474A1 (ko) * | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 주식회사 한화 | 반도체 증착 시스템 및 이의 동작 방법 |
-
1996
- 1996-11-05 JP JP29262596A patent/JPH10134100A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007079936A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Hitachi Ltd | ジョブ処理システムの制御方法、ジョブ処理システム、管理装置の制御方法、管理装置、及びプログラム |
WO2008096478A1 (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-14 | Nsk Ltd. | Pdmシステムとの連携機能を有するfem解析処理システム |
CN107729141A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-02-23 | 华为技术有限公司 | 一种业务分配方法、装置和服务器 |
WO2023033474A1 (ko) * | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 주식회사 한화 | 반도체 증착 시스템 및 이의 동작 방법 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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