JPH1069256A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH1069256A
JPH1069256A JP22841996A JP22841996A JPH1069256A JP H1069256 A JPH1069256 A JP H1069256A JP 22841996 A JP22841996 A JP 22841996A JP 22841996 A JP22841996 A JP 22841996A JP H1069256 A JPH1069256 A JP H1069256A
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JP
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signal
liquid crystal
video
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Application number
JP22841996A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Kitagishi
広久 北岸
Hideki Yamamoto
英樹 山本
Takeshi Nakayama
猛 中山
Kazunori Kodama
和則 児玉
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号を液晶モジュールに供給するための
信号処理回路の特性のばらつき等の影響を抑えて、高品
質な液晶表示を実現できる液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 2相分割回路2は、タイミングコントロ
ーラ9の制御に基づき、映像信号Rを第1の映像信号R
Aと第2の映像信号RBとに時分割する。信号処理回路
A 15は、タイミングコントローラ9の制御に基づき
第1の映像信号RAから第3の映像信号SRAを生成す
る。信号処理回路B 16は、タイミングコントローラ
9の制御に基づき第2の映像信号RBから第4の映像信
号SRBを生成する。切換回路は、タイミングコントロ
ーラ9の制御に基づき、第3の映像信号SRAもしくは
第4の映像信号SRBのいずれか一方を第1のサンプル
ホールド回路7に出力し、他方を第2のサンプルホール
ド回路8に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、特に、時分割した映像信号に基づきマトリックス状
に配列された液晶画素を交流駆動するための液晶表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、VGA規格(水平方向画素数
×垂直方向画素数が640×480)による液晶モジュ
ールに、三原色にあたる映像信号R,G,Bを供給する
ための液晶表示装置がある。
【0003】簡単のため、三原色のうち映像信号Rを用
いて以下説明を行なう。なお、映像信号Rの代わりに映
像信号Gもしくは映像信号Bであってもかまわない。
【0004】図6は、VGA規格のための従来の液晶表
示装置200の要部の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0005】図6における液晶表示装置200は、液晶
モジュール1とタイミングコントローラ54とを含む。
【0006】図7は、従来の液晶モジュール1の構成を
概略的に示す回路図である。図7において、液晶モジュ
ール1は、マトリックス状に配列された複数の液晶画素
G(i、j)を含む。ここでiとは液晶画素の水平方向
の並びにおけるライン番号を示し、jとは、各ラインに
おけるドット(画素)番号を示す。具体的には、VGA
規格であれば、i=480、j=640となる。
【0007】液晶画素G(i、j)は、液晶セルMC
と、記憶用コンデンサCと、スイッチング素子にあたる
Nチャンネル型MOSトランジスタ(以下NMOSと記
す)NTとを含む。
【0008】液晶画素G(i、j)におけるNMOS
NTは、一方の導通端子をデータ線D(j)と接続し、
他方の導通端子をノード(i、j)と接続し、そのゲー
トは、アドレス線AR(i)と接続される。
【0009】液晶画素G(i、j)のコンデンサCと液
晶セルMCとは、それぞれの一方の端子をノード(i、
j)で接続し、それぞれの他方の端子は、共通電極VX
と接続される。
【0010】NMOS NTは、アドレス線AR(i)
を介して、タイミングコントローラ54から走査パルス
を受ける。走査パルスを受けることにより、NMOS
NTが導通すると、データ線D(j)を介して、後述す
るサンプルホールド回路53のいずれかの信号線DB1
〜DB3から画素データを受取る。この結果、コンデン
サCに画素データに応じて電荷が充電される。
【0011】なお、液晶セルMCは、同一方向から電圧
をかけ続けるとその特性が劣化するため、共通電極VX
に対して交流駆動される。
【0012】図6を参照してさらに液晶表示装置200
は、映像処理回路51と極性反転回路52とサンプルホ
ールド回路53とを含む。
【0013】映像処理回路51は、映像信号Rを受け
て、液晶モジュールの各液晶画素G(i、j)に画素デ
ータを供給するため、利得の調整およびブライトやコン
トラスト処理を行なう。
【0014】極性反転回路52は、タイミングコントロ
ーラ54の制御に基づき、映像処理回路51が生成した
信号の極性を、図7に示した液晶モジュール1の共通電
極VXに対して反転させる。
【0015】この極性反転回路52は、前述したように
液晶モジュール1を交流駆動するために用いられる。
【0016】図8は、従来の液晶表示装置200を用い
た場合における液晶モジュールの各液晶画素に供給され
る画素データの状態を示す模式図である。簡単のため、
水平ライン数i=5、ドット数j=5として表示した。
【0017】図8において+は、画素データが正極性で
あることを示し、−は、画素データが負極性であること
を示す。
【0018】図8においては、1フィールドごとに1ラ
インに表示される信号の極性が反転している(以下、ラ
イン反転と呼ぶ)。
【0019】サンプルホールド回路53は、極性反転回
路52の出力する信号をサンプリングして、3本の信号
線DB1〜DB3に出力する。サンプルホールド回路5
3は、前述した液晶画素G(i、j)のコンデンサCに
画素データを書込むための充電時間を確保するために用
いられる。
【0020】3本の信号線DB1〜DB3は、前述した
液晶モジュール1のデータ線D(j)と接続される。
【0021】図7においては、信号線DB1は、データ
線D(k)(ただし、k=1、4、7、…)と、信号線
DB2は、データ線D(k)(ただし、k=2、5、
8、…)と、信号線DB3は、データ線D(k)(ただ
し、k=3、6、9、…)と接続される。
【0022】たとえば、時刻t0において、特定の液晶
画素G(i、j)にデータ線D(j)を介して、信号線
DB1から受ける画素データの書込が始まると、時刻
(t0+3△t)まで、サンプルホールド回路53は、
信号線DB1上のデータを保持する。
【0023】続いて、時刻(t0+△t)において、画
素G(i、j+1)に、データ線D(j+1)を介し
て、信号線DB2から受ける画素データの書込が始まる
と、時刻(t0+4△t)まで、サンプルホールド回路
53は、信号線DB2上のデータを保持する。。
【0024】続いて、時刻(t0+2△t)において、
画素G(i、j+2)に、データ線D(j+2)を介し
て、信号線DB3から受ける画素データの書込が始まる
と、時刻(t0+5△t)まで、サンプルホールド回路
53は、信号線DB3上のデータを保持する。
【0025】そして、時刻(t0+3△t)には、サン
プルホールド回路53は、信号線DB1上の画素データ
を更新する。この結果、液晶画素G(i、j+3)に、
データ線D(j+3)を介して、信号線DB1から受け
る新たな画素データの書込が始まる。
【0026】すなわち、1つの液晶画素G(i、j)の
画素データの書込時間は、実質的に(3△t)となる。
【0027】ところで、近年の技術傾向として、液晶モ
ジュールの高精細化に伴い、1つの液晶モジュールに含
まれる液晶画素の数が増大している。
【0028】具体的には、従来のVGA規格に対して、
画素数にして約1.6倍のSVGA規格(水平方向画素
数×垂直方向画素数が800×600)に対応する液晶
モジュールの開発製造が進められている。
【0029】こうした高精細化した液晶モジュールにお
いて、従来と同様に各液晶画素への書込時間を十分に取
りつつ、全体としての表示品質を落とさず高品質の表示
を提供するためには、従来の液晶表示装置200では対
応できないという問題が生じている。
【0030】こうした問題を解決するために、新たにS
VGA規格等の専用の液晶表示装置を開発するにはコス
トがかかる。
【0031】そこで、SVGA規格用の液晶モジュール
に対して、従来のVGA規格用の液晶表示装置を利用し
た装置が考えられる。
【0032】図9は、SVGA規格に基づく液晶表示装
置300の構成を示す概略ブロック図である。
【0033】図9において、液晶表示装置300は、2
相分割回路31と、信号処理回路A15と、信号処理回
路B 16と、第1のサンプルホールド回路7と、第2
のサンプルホールド回路8と、液晶モジュール1と、タ
イミングコントローラ32とを含む。
【0034】液晶モジュール1は、図7における液晶モ
ジュール1と基本的に同じ構成であり、かつSVGA規
格を満たすものとする。具体的には、水平ライン数i=
600、ドット数j=800とする。
【0035】2相分割回路31は、一水平走査期間毎
に、映像信号Rを第1の映像信号RAと第2の映像信号
RBとに時分割する。第1の映像信号RAは、液晶画素
G(i、j)の水平方向の並びにおける奇数ドット目の
液晶画素G(i、j)に供給する画素データを含み、第
2の映像信号RBは、水平方向の偶数ドット目の液晶画
素G(i、j)に供給する画素データを含む。
【0036】信号処理回路A 15は、映像処理回路A
3と極性反転回路A 5とを含み、信号処理回路B
16は、映像処理回路B 4と極性反転回路B 6とを
含む。
【0037】映像処理回路A 3と映像処理回路B 4
とは基本的に、図6における映像処理回路51と同じ機
能を有し、極性反転回路A 5と極性反転回路B 6と
は、基本的に、図6における極性反転回路52と同じ機
能を有する。
【0038】第1のサンプルホールド回路7と第2のサ
ンプルホールド回路8とは、基本的に、図6におけるサ
ンプルホールド回路53と同じ機能を有し、かつ第1の
サンプルホールド回路7は、液晶モジュール1の水平方
向の並びにおける奇数ドット目の液晶画素G(i,j)
に画素データを供給し、第2のサンプルホールド回路8
は偶数ドット目の液晶画素G(i,j)に画素データを
供給する。
【0039】液晶表示装置300においては、2相分割
回路31で生成された第1の映像信号RAは、信号処理
回路A 15で映像処理され第3の映像信号SRAとな
った後、第1のサンプルホールド回路7に入力される。
また、2相分割回路31で生成された第2の映像信号R
Bは、信号処理回路B 16で映像処理され第4の映像
信号SRBとなった後、第2のサンプルホールド回路8
に入力される。
【0040】図10は、図9の液晶表示装置300を用
いた場合における、液晶モジュール1の各液晶画素に供
給される画素データの状態を示す模式図である。簡単の
ため、水平ライン数i=5、ドット数j=5として表示
した。
【0041】図10において、A+は、画素データが信
号処理回路A 15で処理された第3の映像信号SRA
からなる正極性の信号であることを示し、A−は、画素
データが信号処理回路A 15で処理された第3の映像
信号SRAからなる負極性の信号であることを示し、B
+は、画素データが信号処理回路B 16で処理された
第4の映像信号SRBからなる正極性の信号であること
を示し、B−は、画素データが信号処理回路B 16で
処理された第4の映像信号SRBからなる負極性である
ことを示す。
【0042】図10において、図9の液晶表示装置30
0を用いた表示画面においては、奇数ドット目の信号と
偶数ドット目の信号とは反転した関係にあり、かつ1フ
ィールドごとに各ドットの信号の極性が反転する、いわ
ゆるドット反転による交流駆動が実現されている。
【0043】また、各ドットに注目すると、奇数ドット
目の液晶画素G(i、j)には、常に信号処理回路A
15で処理された第3の映像信号SRAに基づく信号が
供給され、偶数ドット目の液晶画素G(i、j)には、
常に信号処理回路B 16で処理された第4の映像信号
SRBに基づく信号が供給されている。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この液晶表
示回路300の構成においては、1つの入力した映像信
号を2相分割することにより、大幅に増大した画素数に
対しても十分な書込時間を確保することができるが、信
号処理回路A 15と信号処理回路B 16との性能の
ばらつきや外的要因により、出力される第3の映像信号
SRAと第4の映像信号SRBとの電圧レベルに若干の
違いが生じる。
【0045】この結果、奇数ドット目に供給される画素
データと偶数ドット目に供給される画素データとで電圧
レベルが異なり、視覚的に縦方向に輝度斑が感知される
という問題が生じてしまう。それゆえ、本発明は、上記
に示した問題点を解決するためになされたものであり、
その目的は、映像信号の処理過程で生じる電圧レベルの
ばらつきに基づく表示品質の低下を防止し、高精度な液
晶表示装置を提供することである。
【0046】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る液晶表示
装置は、水平方向および垂直方向のマトリックス状に配
列された複数の液晶画素からなる液晶モジュールと映像
信号を、1水平走査期間ごとに、複数の映像信号に時分
割する時分割手段と、それぞれの時分割した映像信号を
画素に供給するために映像処理し、極性を反転する、時
分割した映像信号に対応する複数の映像処理手段の出力
を、複数の出力線に振り分ける切換手段と、各々の出力
線からの出力を水平方向の並びにおける特定の画素に供
給する、出力線のそれぞれに対応する複数のサンプルホ
ールド手段と、時分割手段と、複数の映像処理手段と、
切換手段とを制御する信号を生成するタイミング信号発
生手段とを備える、液晶表示装置。
【0047】請求項2に係る液晶表示装置は、請求項1
に係る液晶表示装置であって、タイミング信号生成手段
の生成する信号は、第1のフィールド切換信号と第2の
フィールド切換信号と切換制御信号と第1のクロック信
号と第2のクロック信号と第1の制御信号と第2の制御
信号とであり、時分割手段は、第1のクロック信号と、
第2のクロック信号と、第1の制御信号と、第2の制御
信号とを受けて、一水平走査期間毎に、水平方向の並び
における奇数番目の液晶画素に供給する複数の画素デー
タからなるアナログ信号と、水平方向の並びにおける偶
数番目の液晶画素に供給する複数の画素データからなる
アナログ信号とを生成し、いずれか一方を第1の映像信
号として、かつ他方を第2の映像信号として出力し、映
像処理手段の各々は、第1の映像信号を映像処理し、一
水平走査期間毎に切換制御信号に応じて極性を反転する
第1の映像処理手段と、第2の映像信号を映像処理し、
一水平走査期間毎に切換制御信号に応じて極性を反転す
る第2の映像処理手段とを備え、切換手段は、第1の映
像処理手段の出力と第2の映像処理手段の出力とを受け
て、一水平走査期間毎に、切換制御信号に基づき、第1
の映像処理手段の出力もしくは第2の映像処理手段の出
力のいずれか一方を第1の出力線に出力し、他方を第2
の出力線に出力し、サンプルホールド手段の各々は、第
1の出力線からの出力を水平方向の並びにおける奇数番
目の液晶画素に供給する第1のサンプルホールド手段
と、第2の出力線からの出力を水平方向の並びにおける
偶数番目の液晶画素に供給する第2のサンプルホールド
手段とを備える。
【0048】請求項3に係る液晶表示装置は、請求項2
に係る液晶表示装置であって、時分割手段が、第1のク
ロック信号に基づき、映像信号をA/D変換してサンプ
リング信号を生成する手段と、第1のクロック信号に基
づき、第1の制御信号に応じてサンプリング信号を記憶
し、第2のクロック信号に応じて記憶したサンプリング
信号を読出す第1の記憶手段と、第1のクロック信号に
基づき、第2の制御信号に応じてサンプリング信号を記
憶し、第2のクロック信号に応じて記憶したサンプリン
グ信号を読出す第2の記憶手段と、第2のクロック信号
に基づき、第1の記憶手段から読出したサンプリング信
号をD/A変換して第1の映像信号を生成する手段と、
第2のクロック信号に基づき、第2の記憶手段から読出
したサンプリング信号をD/A変換して第2の映像信号
を生成する手段とを含む。
【0049】請求項4に係る液晶表示装置は、請求項3
に係る液晶表示装置であって、第1のフィールド切換信
号が、垂直同期信号の論理レベルの変化に基づき、その
論理レベルを反転し、第2のフィールド切換信号が、第
1のフィールド切換信号の論理レベルの変化に基づき、
その論理レベルを反転し、切換制御信号が、第1のフィ
ールド切換信号の論理レベルの変化に伴い、第2のフィ
ールド切換信号の論理レベルに基づきその論理レベルが
決定され、かつ水平同期信号の論理レベルの変化に基づ
き反転し、第1のクロック信号が、水平同期信号の論理
レベルの変化に同期し、かつ繰返し所定の周期で立上が
り、第2のクロック信号が、水平同期信号の論理レベル
の変化に同期し、かつ所定の周期の2倍の時間間隔で立
上がり、第1の制御信号が、切換信号の論理レベルの変
化に基づきその論理レベルが決定され、かつ第1のクロ
ック信号に同期して反転し、第2の制御信号が、第1の
制御信号を反転したものである。
【0050】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1におけ
る液晶表示装置100の構成を示す概略ブロック図であ
る。なお、図9の従来の液晶表示装置300と共通する
構成要素には、同一番号および同一参照符号を付してそ
の説明を省略する。
【0051】図1における本発明の実施の形態1の液晶
表示装置100が従来の液晶表示装置300と異なるの
は、以下の点にある。すなわち、従来の2相分割回路3
1に代えて2相分割回路2を備えること、および切換回
路17を備えること、およびタイミングコントローラ3
2に代えて2相分割回路2と切換回路17と極性反転回
路A 5と極性反転回路B 6とを制御する信号を生成
するタイミングコントローラ9を備えることにある。
【0052】2相分割回路2は、タイミングコントロー
ラ9の制御に基づき、一水平走査期間毎に、映像信号R
を第1の映像信号RAと第2の映像信号RBとに時分割
する。そして、第1の映像信号RAは信号処理回路A
15で信号処理され第3の映像信号SRAとなり、第2
の映像信号RBは、信号処理回路B 16で信号処理さ
れ第4の映像信号SRBとなる。切換回路17は、タイ
ミングコントローラ9の制御に基づき、第3の映像信号
SRAと第4の映像信号SRBとを受けて、一方を第1
のサンプルホールド回路7に出力し、他方を第2のサン
プルホールド回路8に出力する。
【0053】図2は、本発明の実施の形態1の液晶表示
装置100を用いた場合における、液晶モジュール1の
各液晶画素に供給される画素データの状態を示す模式図
である。簡単のため、水平ライン数i=5、ドット数j
=5として表示する。
【0054】図2において、A+は、画素データが信号
処理回路A 15で処理された第3の映像信号SRAか
らなる正極性の信号であることを示し、A−は、画素デ
ータが信号処理回路A 15で処理された第3の映像信
号SRAからなる負極性の信号であることを示し、B+
は、画素データが信号処理回路B 16で処理された第
4の映像信号SRBからなる正極性の信号であることを
示し、B−は、画素データが信号処理回路B 16で処
理された第4の映像信号SRBからなる負極性の信号で
あることを示す。
【0055】図2に示した、液晶表示装置100を用い
た表示画面においては、各ラインに注目するとライン反
転による交流駆動が実現されている。
【0056】さらに、特定の液晶画素G(n、m)に注
目すると、ある2フィールドにおいて、液晶画素G
(n、m)に第3の映像信号SRAからなる信号が書込
まれたならば、その液晶画素G(n、m)と水平方向お
よび垂直方向に隣接する液晶画素には、第4の映像信号
SRBからなる信号が書込まれる。そして続く2フィー
ルドにおいては、液晶画素G(n、m)に第4の映像信
号SRBからなる信号が書込まれ、液晶画素G(n、
m)と水平方向および垂直方向に隣接する液晶画素に
は、第3の映像信号SRAからなる信号が書込まれる。
【0057】すなわち、液晶画素G(n、m)には、4
フィールドを1周期として、第3の映像信号SRAから
なる正極性の信号と第3の映像信号SRAからなる負極
性の信号と第4の映像信号SRBからなる正極性の信号
と第4の映像信号SRBからなる負極性の信号とが順次
書込まれる。
【0058】以下、本発明の実施の形態1における液晶
表示装置100の構成および動作について説明する。
【0059】図3は、本発明の実施の形態1における2
相分割回路2の構成を示す概略ブロック図である。
【0060】2相分割回路2は、A/D変換回路10
と、第1のメモリ11と、第2のメモリ12と、D/A
変換回路13、14とを含む。
【0061】A/D変換回路10は、後述するタイミン
グコントローラ9から受ける第1のクロック信号CLK
1に基づき、入力した映像信号RをA/D変換し、サン
プリング信号ZRを生成する。
【0062】第1のメモリ11は、第1のクロック信号
CLK1の立上がりに応じて、同じくタイミングコント
ローラ9から受ける第1のライトイネーブル信号EN1
に基づき、サンプリング信号ZRを記憶する。そして、
タイミングコントローラ9から受ける第2のクロック信
号CLK2に応じて、記憶したサンプリング信号ZRを
読出す。
【0063】第2のメモリ12は、第1のクロック信号
CLK1の立上がりに応じて、タイミングコントローラ
9から受ける第2のライトイネーブル信号EN2に基づ
き、サンプリング信号ZRを記憶する。そして、第2の
クロック信号CLK2に応じて、記憶したサンプリング
信号ZRを読出す。
【0064】より具体的には、第1のメモリ11は、第
1のクロック信号CLK1の立上がり時点で第1のライ
トイネーブル信号EN1がHレベルからLレベルに立下
がると、サンプリング信号ZRを取込み記憶する。一
方、第2のメモリ12は、第1のクロック信号CLK1
の立上がり時点で第2のライトイネーブル信号EN2が
HレベルからLレベルに立下がると、サンプリング信号
ZRを取込み記憶する。
【0065】D/A変換回路13は、タイミングコント
ローラ9から受ける第2のクロックCLK2に応じて、
第1のメモリ11から読出されたサンプリング信号ZR
に基づき、第1の映像信号RAを生成する。
【0066】D/A変換回路14は、第2のクロックC
LK2に応じて、第2のメモリ12から読出されたサン
プリング信号ZRに基づき第2の映像信号RBを生成す
る。
【0067】この第1の映像信号RAは、信号処理回路
A 15に出力され、かつ第2の映像信号RBは、信号
処理回路B 16に出力される。
【0068】図4は、本発明の実施の形態1の2相分割
回路2における映像信号Rと第1の映像信号RAと第2
の映像信号RBとの関係を示す模式図である。図4にお
いて、、、、、…は、液晶モジュール1のある
特定の水平ラインにおける1ドット目、2ドット目、3
ドット目、4ドット目、…の液晶画素に供給する信号を
示す。
【0069】より具体的には、2相分割回路2は、タイ
ミングコントローラ9の制御に基づいて、水平方向の奇
数ドット目の液晶画素G(i,j)に供給する画素デー
タからなるアナログ信号および偶数ドット目の液晶画素
G(i,j)に供給する画素データからなるアナログ信
号を生成し、図4の右欄に示すように一方を第1の映像
信号RAとし、他方を第2の映像信号RBとして出力す
る。
【0070】続いて、図5を参照して、タイミングコン
トローラ9において生成される各種信号について説明す
る。
【0071】タイミングコントローラ9は、タイミング
コントローラ32の基本的な機能に加え、第1のクロッ
ク信号CLK1と、第2のクロック信号CLK2と、第
1のライトイネーブル信号EN1と、第2のライトイネ
ーブル信号EN2と、切換制御信号Wと、第1のフィー
ルド切換信号F1と、第2のフィールド切換信号F2と
を生成する。
【0072】第1のフィールド切換信号F1は、1フィ
ールドの期間を検出する信号であり、外部から垂直同期
信号Vを受けて、1フィールドごとに反転する。
【0073】第2のフィールド切換信号F2は、2フィ
ールドの期間を検出する信号であり、第1のフィールド
切換信号F1がLレベルからHレベルに立上がる(もし
くは、HレベルからLレベルに立下がる)ごとに、その
論理レベルを反転する。
【0074】切換制御信号Wは、1水平走査期間を検出
する信号であり、水平同期信号Hを受けて、水平同期信
号HのHレベルからLレベルの立下がり(もしくは、L
レベルからHレベルの立上がり)に応じて、その論理レ
ベルを反転し、さらに、第2のフィールド切換信号F2
に応じて、2フィールドごとに、その論理レベルの初期
値を設定する。
【0075】より具体的には、第2のフィールド切換信
号F2がHレベルからLレベルに立下がる(もしくは、
LレベルからHレベルに立上がる)と、切換制御信号W
の論理レベルをLレベルに初期設定し、第2のフィール
ド切換信号F2がLレベルからHレベルに立上がる(も
しくは、HレベルからLレベルに立下がる)と、切換制
御信号Wの論理レベルをHレベルに初期設定する。
【0076】なお、切換制御信号Wは、後述するよう
に、第1のライトイネーブル信号EN1の論理レベルの
初期値と、第2のライトイネーブル信号EN2の論理レ
ベルの初期値とを制御する。
【0077】第1のクロック信号CLK1は、映像信号
Rをサンプリングするための信号であり、切換制御信号
Wの論理レベルが反転するタイミングに同期して立上が
る。さらに、たとえばSVGA規格であれば、1水平走
査期間内において、800の液晶画素に供給する画素デ
ータをサンプリングするため、1水平走査期間内に約1
000個のパルスを含むように構成する。
【0078】第2のクロック信号CLK2は、映像信号
Rをサンプリングしたサンプリング信号ZRから第1の
映像信号RAと第2映像信号RBとを生成するための信
号であり、第1のクロック信号CLK1の2回の立上が
りに対して1回立上がるように構成する。
【0079】第1のライトイネーブル信号EN1は、第
1のメモリ11へのサンプリング信号ZRの書込を制御
する信号であり、第2のライトイネーブル信号EN2
は、第2のメモリ12へのサンプリング信号ZRの書込
を制御するための信号である。
【0080】ここで、第1のメモリ11は、第1のクロ
ックCLK1の立上がり時点での第1のライトイネーブ
ル信号EN1の論理レベルの推移を検出してサンプリン
グ信号ZRを記憶し、第2のメモリ12は、第1のクロ
ック信号CLK1の立上がり時点での第2のライトイネ
ーブル信号EN2の論理レベルの推移を検出してサンプ
リング信号ZRを記憶する。
【0081】したがって、前述したように、サンプリン
グ信号ZRに含まれる水平方向の奇数ドット目の液晶画
素G(i,j)に供給される画素データと、水平方向の
偶数ドット目の液晶画素G(i,j)に供給される画素
データとを2つのメモリに振り分けるため、第1のライ
トイネーブル信号EN1と第2のイネーブル信号EN2
とはともに、第1のクロック信号CLK1の立上がりに
応じてその論理レベルを反転し、かつ第1のライトイネ
ーブル信号EN1の論理レベルと第2のライトイネーブ
ル信号EN2の論理レベルとは、同一時刻において反転
した関係にあるように構成する。
【0082】さらに、切換制御信号Wの論理レベルが反
転するタイミングに同期して、第1のライトイネーブル
信号EN1の論理レベルと第2のライトイネーブル信号
EN2の論理レベルとの初期値を設定する。
【0083】具体的には、切換制御信号WがHレベルか
らLレベルに立下がる(もしくは、LレベルからHレベ
ルの立上がる)と、第1のライトイネーブル信号EN1
の論理レベルをLレベルとし、第2のライトイネーブル
信号EN2の論理レベルをHレベルとする。一方、切換
制御信号WがLレベルからHレベルの立上がる(もしく
は、HレベルからLレベルの立下がる)と、第1のライ
トイネーブル信号EN1の論理レベルをHレベルとし、
第2のライトイネーブル信号EN2の論理レベルをLレ
ベルと設定する。
【0084】この結果、切換制御信号WがHレベルであ
る期間(1水平走査期間)とLレベルである期間(1水
平走査期間)とでは、第1のライトイネーブル信号EN
1と第2のライトイネーブル信号EN2との関係は逆転
する。さらに、第2のフィールド切換信号F2がHレベ
ルである期間(2フィールド期間)、切換制御信号W
は、1フィールドごとに、H、L、H、…と変化し、第
2のフィールド切換信号F2がLレベルである場合(続
く2フィールド期間)切換制御信号Wは、1フィールド
ごとにL、H、L、…と変化する。
【0085】したがって、たとえば、第Kおよび第(K
+1)フィールドの第N番目の水平走査期間において
は、第1のメモリ11に記憶されるサンプリング信号Z
Rに基づく第1の映像信号RAは、水平方向の奇数ドッ
ト目の液晶画素G(i,j)に供給される画素データを
含むアナログ信号であり、第2のメモリ12に記憶され
るサンプリング信号に基づく第2の映像信号RBは、水
平方向の偶数ドット目の液晶画素G(i,j)に供給さ
れる画素データを含むアナログ信号となる。そして、第
(K+2)および第(K+3)フィールドの第N番目の
水平走査期間においては、第1の映像信号RAは、水平
方向の偶数ドット目の液晶画素G(i,j)に供給され
る画素データを含むアナログ信号となり、第2の映像信
号RBは、水平方向の奇数ドット目の液晶画素G(i,
j)に供給される画素データを含むアナログ信号とな
る。
【0086】以下、簡単のため、切換制御信号WがLレ
ベルである期間においては、第1の映像信号RAは、水
平方向の奇数ドット目の液晶画素G(i,j)に供給さ
れる画素データを含むアナログ信号であり、第2の映像
信号RBは、水平方向の偶数ドット目の液晶画素G
(i,j)に供給される画素データを含むアナログ信号
とし、切換制御信号Wが、Hレベルである期間において
は、第1の映像信号RAは、水平方向の偶数ドット目の
液晶画素G(i,j)に供給される画素データを含むア
ナログ信号とし、第2の映像信号RBは、水平方向の奇
数ドット目の液晶画素G(i,j)に供給される画素デ
ータを含むアナログ信号であるとする。
【0087】続いて、映像処理回路A 3および映像処
理回路B 4は、従来と同じ機能を有する。
【0088】極性反転回路A 5および極性反転回路B
6は、タイミングコントローラ9からの切換制御信号
Wに基づき、1水平走査期間ごとに、入力した信号の極
性を反転する。
【0089】続いて、切換回路17の動作について説明
する。切換回路17は、タイミングコントローラ9の制
御に基づき、第1の映像信号RAに基づく第3の映像信
号SRAと第2の映像信号RBに基づく第4の映像信号
SRBとを受けて、選択的に、一方を第1のサンプルホ
ールド回路7に出力し、他方を第2のサンプルホールド
回路8に出力する。
【0090】ここで、第1のサンプルホールド回路7の
出力線は液晶モジュール1の水平方向の奇数ドット目の
液晶画素G(i,j)と接続され、第2のサンプルホー
ルド回路8の出力線は液晶モジュール1の水平方向の偶
数ドット目の液晶画素G(i,j)と接続されている。
【0091】したがって、より具体的には、切換制御信
号WがLレベルの期間においては、前述したように第1
の映像信号RAは水平方向の奇数ドット目の液晶画素G
(i,j)に供給される画素データからなるアナログ信
号であるので、第3の映像信号SRAを第1のサンプル
ホールド回路7に出力し、他方の第4の映像信号SRB
を第2のサンプルホールド回路8に出力する。
【0092】一方、切換制御信号WがHレベルの期間に
おいては、第1の映像信号RAは、水平方向の偶数ドッ
ト目の液晶画素G(i,j)に供給される画素データか
らなるアナログ信号であるので、第3の映像信号SRA
を第2のサンプルホールド回路8に出力し、他方の第4
の映像信号SRBを第1のサンプルホールド回路7に出
力する。さらに、切換制御信号Wの信号レベルの変化の
順は、2フィールドごとに切換わる。
【0093】この結果、図2に示したように、ある液晶
画素G(n、m)の水平方向および垂直方向に隣接する
液晶画素には、液晶画素G(n、m)と異なる信号経
路、すなわち信号処理回路A 15もしくは信号処理回
路B 16のいずれか一方で処理された信号が供給され
るとともに、2フィールドごとに、その供給される信号
経路が切換わる。
【0094】なお、前述したように第1の極性反転回路
A 5および第2の極性反転回路B6は、切換制御信号
Wに基づき、入力した信号の極性を反転する。したがっ
て、第1の極性反転回路A 5もしくは第2の極性反転
回路B 6のいずれか一方に切換制御信号Wを入力し、
他方に切換制御信号Wを反転した信号/Wを入力するこ
とにより、ドット反転による交流駆動も可能となる。
【0095】したがって本発明の実施の形態1の液晶表
示装置100を用いることで、視覚的には、4フィール
ドで平均化した信号を感知することになり、表示画面上
の輝度斑等による表示品質の低下を防止することができ
る。
【0096】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、高精
細化された液晶モジュールに映像信号を供給する液晶表
示装置において、映像信号の処理過程に生じる電圧レベ
ルのばらつきに基づく表示品質の低下を防止し、高品質
な液晶表示を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における液晶表示装置の
構成を示す概略ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1の液晶表示装置を用いた
場合における液晶表示画面上の画素データの状態を示す
模式図である。
【図3】本発明の実施の形態1における2相分割回路の
構成を示す概略ブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1における2相分割回路で
生成される第1の映像信号および第2の映像信号と入力
映像信号との関係を示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態1におけるタイミングコン
トローラで生成される信号の関係を示すタイミングチャ
ート図である。
【図6】従来の液晶表示装置の構成を示す概略ブロック
図である。
【図7】液晶モジュールの構成を概略的に示す回路図で
ある。
【図8】図6における液晶表示装置を用いた場合におけ
る液晶表示画面上の画素データの状態を示す模式図であ
る。
【図9】従来の他の液晶表示装置の構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図10】図9における液晶表示装置を用いた場合にお
ける液晶表示画面上の画素データの状態を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
100、200、300 液晶表示装置 1 液晶モジュール 2、31 2相分割回路 3 映像処理回路A 4 映像処理回路B 51 映像処理回路 5 極性反転回路A 6 極性反転回路B 52 極性反転回路 7 第1のサンプルホールド回路 8 第2のサンプルホールド回路 53 サンプルホールド回路 10 A/D変換回路 11 第1のメモリ 12 第2のメモリ 13、14 D/A変換回路 17 切換回路 9、54、32 タイミングコントローラ G(n、m) 液晶画素 AR(i) アドレス線 D(j) データ線 DB1〜DB3 出力線 NT NMOS C 記憶用コンデンサ MC 液晶セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児玉 和則 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向および垂直方向のマトリックス
    状に配列された複数の液晶画素からなる液晶モジュール
    と、 前記映像信号を、1水平走査期間ごとに、複数の映像信
    号に時分割する時分割手段と、 前記時分割した複数の映像信号のそれぞれについて前記
    画素に供給するために映像処理し、極性を反転する、前
    記時分割した映像信号に対応する複数の映像処理手段
    と、 それぞれの前記複数の映像処理手段の出力を、複数の出
    力線に振り分ける切換手段と、 前記各々の出力線からの出力を前記水平方向の並びにお
    ける特定の前記画素に供給する、前記出力線のそれぞれ
    に対応する複数のサンプルホールド手段と、 前記時分割手段と、前記複数の映像処理手段と、前記切
    換手段とを制御する信号を生成するタイミング生成手段
    とを備える、液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記タイミング信号生成手段の生成する
    信号は、 第1のフィールド切換信号と、第2のフィールド切換信
    号と、切換制御信号と、第1のクロック信号と、第2の
    クロック信号と、第1の制御信号と、第2の制御信号と
    であり、 前記時分割手段は、 前記第1のクロック信号と、前記第2のクロック信号
    と、前記第1の制御信号と、前記第2の制御信号とを受
    けて、前記一水平走査期間毎に、前記水平方向の並びに
    おける奇数番目の前記液晶画素に供給する複数の画素デ
    ータからなるアナログ信号と前記水平方向の並びにおけ
    る偶数番目の前記液晶画素に供給する複数の画素データ
    からなるアナログ信号とを生成し、いずれか一方を第1
    の映像信号とし、かつ他方を第2の映像信号として出力
    し、 前記映像処理手段の各々は、 前記第1の映像信号を映像処理し、前記一水平走査期間
    毎に、前記切換制御信号に応じて極性を反転する第1の
    映像処理手段と、 前記第2の映像信号を映像処理し、前記一水平走査期間
    毎に、前記切換制御信号に応じて極性を反転する第2の
    映像処理手段とを備え、 前記切換手段は、 前記第1の映像処理手段の出力と前記第2の映像処理手
    段の出力とを受けて、前記一水平走査期間毎に、前記切
    換制御信号に基づき、前記第1の映像処理手段の出力も
    しくは前記第2の映像処理手段の出力のいずれか一方を
    第1の出力線に出力し、他方を第2の出力線に出力し、 前記サンプルホールド手段の各々は、 前記第1の出力線からの出力を前記水平方向の並びにお
    ける奇数番目の前記液晶画素に供給する第1のサンプル
    ホールド手段と、 前記第2の出力線からの出力を前記水平方向の並びにお
    ける偶数番目の前記液晶画素に供給する第2のサンプル
    ホールド手段とを備える、請求項1記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記時分割手段は、 前記第1のクロック信号に基づき、前記映像信号をA/
    D変換してサンプリング信号を生成する手段と、 前記第1のクロック信号に基づき、前記第1の制御信号
    に応じて前記サンプリング信号を記憶し、前記第2のク
    ロック信号に応じて前記記憶したサンプリング信号を読
    出す第1の記憶手段と、 前記第1のクロック信号に基づき、前記第2の制御信号
    に応じて前記サンプリング信号を記憶し、前記第2のク
    ロック信号に応じて前記記憶したサンプリング信号を読
    出す第2の記憶手段と、 前記第2のクロック信号に基づき、前記第1の記憶手段
    から読出した前記サンプリング信号をD/A変換して前
    記第1の映像信号を生成する手段と、 前記第2のクロック信号に基づき、前記第2の記憶手段
    から読出した前記サンプリング信号をD/A変換して前
    記第2の映像信号を生成する手段とを含む、請求項2記
    載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のフィールド切換信号は、前記
    垂直同期信号の論理レベルの変化に基づき、その論理レ
    ベルを反転し、 前記第2のフィールド切換信号は、前記第1のフィール
    ド切換信号の論理レベルの変化に基づき、その論理レベ
    ルを反転し、 前記切換制御信号は、前記第1のフィールド切換信号の
    論理レベルの変化に伴い、前記第2のフィールド切換信
    号の論理レベルに基づきその論理レベルが決定され、か
    つ前記水平同期信号の論理レベルの変化に基づき反転
    し、 前記第1のクロック信号は、前記水平同期信号の論理レ
    ベルの変化に同期し、かつ繰返し所定の周期で立上が
    り、 前記第2のクロック信号は、前記水平同期信号の論理レ
    ベルの変化に同期し、かつ前記所定の周期の2倍の時間
    間隔で立上がり、 前記第1の制御信号は、前記切換信号の論理レベルの変
    化に基づきその論理レベルが決定され、かつ前記第1の
    クロック信号に同期して反転し、 前記第2の制御信号は、前記第1の制御信号を反転した
    ものである、請求項3記載の液晶表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6661401B1 (en) 1999-11-11 2003-12-09 Nec Corporation Circuit for driving a liquid crystal display and method for driving the same circuit
US8446353B2 (en) 1999-12-27 2013-05-21 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Image display device and driving method thereof

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