JPH1068859A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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- JPH1068859A JPH1068859A JP8227997A JP22799796A JPH1068859A JP H1068859 A JPH1068859 A JP H1068859A JP 8227997 A JP8227997 A JP 8227997A JP 22799796 A JP22799796 A JP 22799796A JP H1068859 A JPH1068859 A JP H1068859A
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- lens
- lens holding
- lens barrel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動方向の前側空間と後側空間とを区画する
レンズ保持枠と合焦レンズ群とが合焦操作時に移動して
も、空間内の空気抵抗や空気の圧縮が原因となってレン
ズ保持枠の動作に支障を与えることのないレンズ鏡筒を
提供する。 【解決手段】 合焦レンズ群L1,L2を保持するレン
ズ保持枠1は、このレンズ保持枠1と中間リング2との
間に設けられた繰り出し機構1a,2aにより、光軸I
方向に繰り出される。レンズ保持枠1には、固定筒3に
設けられたキー3aと係合するキー溝1bが形成されて
おり、このキー溝1bの先端部からレンズ保持枠1の先
端面1dまでには、空気流通溝1cが形成されている。
前側空間F方向にレンズ保持枠1が繰り出されると、前
側空間F内の空気は、空気流通溝1cとキー溝1bを通
り後側空間Rに逃げることができる。
レンズ保持枠と合焦レンズ群とが合焦操作時に移動して
も、空間内の空気抵抗や空気の圧縮が原因となってレン
ズ保持枠の動作に支障を与えることのないレンズ鏡筒を
提供する。 【解決手段】 合焦レンズ群L1,L2を保持するレン
ズ保持枠1は、このレンズ保持枠1と中間リング2との
間に設けられた繰り出し機構1a,2aにより、光軸I
方向に繰り出される。レンズ保持枠1には、固定筒3に
設けられたキー3aと係合するキー溝1bが形成されて
おり、このキー溝1bの先端部からレンズ保持枠1の先
端面1dまでには、空気流通溝1cが形成されている。
前側空間F方向にレンズ保持枠1が繰り出されると、前
側空間F内の空気は、空気流通溝1cとキー溝1bを通
り後側空間Rに逃げることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学系を保持する
保持枠を光軸方向に移動することにより合焦を行うレン
ズ鏡筒に関するものである。
保持枠を光軸方向に移動することにより合焦を行うレン
ズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレンズ鏡筒は、固定筒
と、この固定筒に回転自在に設けられ、内周部に雌ヘリ
コイドねじ部が形成されたフォーカス操作環と、このフ
ォーカス操作環の内周部に設けられ、フォーカス操作環
の雌ヘリコイドねじ部と噛み合う雄ヘリコイドねじ部が
外周部に形成されたレンズ保持枠と、このレンズ保持枠
の内周部に保持された合焦レンズ群とを備えていた。こ
のような従来のレンズ鏡筒は、フォーカス操作環が撮影
者により操作されると、フォーカス操作環の回転による
操作力は、雌ヘリコイドねじ部と噛み合う雄ヘリコイド
ねじ部に伝達され、レンズ保持枠は、案内部材により光
軸方向に案内されながら繰り出されていた。また、従来
のレンズ鏡筒は、固定筒から突出して繰り出されるレン
ズ保持枠の先端に、例えば、フィルタなどの付属品を取
り付けており、レンズ保持枠と付属品とは、合焦動作時
に一体となって移動していた。
と、この固定筒に回転自在に設けられ、内周部に雌ヘリ
コイドねじ部が形成されたフォーカス操作環と、このフ
ォーカス操作環の内周部に設けられ、フォーカス操作環
の雌ヘリコイドねじ部と噛み合う雄ヘリコイドねじ部が
外周部に形成されたレンズ保持枠と、このレンズ保持枠
の内周部に保持された合焦レンズ群とを備えていた。こ
のような従来のレンズ鏡筒は、フォーカス操作環が撮影
者により操作されると、フォーカス操作環の回転による
操作力は、雌ヘリコイドねじ部と噛み合う雄ヘリコイド
ねじ部に伝達され、レンズ保持枠は、案内部材により光
軸方向に案内されながら繰り出されていた。また、従来
のレンズ鏡筒は、固定筒から突出して繰り出されるレン
ズ保持枠の先端に、例えば、フィルタなどの付属品を取
り付けており、レンズ保持枠と付属品とは、合焦動作時
に一体となって移動していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のレンズ鏡筒は、固定筒とフォーカス操作環の内部が、
レンズ保持枠の移動方向の前側空間と後側空間とに、こ
のレンズ保持枠と合焦レンズ群とにより区画されてい
る。このために、レンズ保持枠が繰り出されると、空間
内の空気抵抗により合焦動作を円滑に行うことができな
いおそれがある。そこで、従来のレンズ鏡筒のレンズ支
持枠には、移動方向の前側空間と後側空間とを連通する
貫通孔が形成されていたが、このような貫通孔は、レン
ズ保持枠の外観上の美観を損ねるだけではなく、漏光の
原因ともなっていた。また、光軸方向に移動するレンズ
保持枠にフィルタを取り付けずに、フォーカス操作環の
先端にフィルタを取り付けたい場合がある。このような
位置にフィルタを取り付けると、レンズ保持枠及び合焦
レンズ群とフィルタとの間に密閉空間が形成される。こ
のために、レンズ保持枠が繰り出されると、フィルタ、
レンズ保持枠、合焦レンズ群により囲まれた空間がレン
ズ保持枠と合焦レンズ群とにより圧縮され、レンズ保持
枠が動作不良を起こすおそれがある。
のレンズ鏡筒は、固定筒とフォーカス操作環の内部が、
レンズ保持枠の移動方向の前側空間と後側空間とに、こ
のレンズ保持枠と合焦レンズ群とにより区画されてい
る。このために、レンズ保持枠が繰り出されると、空間
内の空気抵抗により合焦動作を円滑に行うことができな
いおそれがある。そこで、従来のレンズ鏡筒のレンズ支
持枠には、移動方向の前側空間と後側空間とを連通する
貫通孔が形成されていたが、このような貫通孔は、レン
ズ保持枠の外観上の美観を損ねるだけではなく、漏光の
原因ともなっていた。また、光軸方向に移動するレンズ
保持枠にフィルタを取り付けずに、フォーカス操作環の
先端にフィルタを取り付けたい場合がある。このような
位置にフィルタを取り付けると、レンズ保持枠及び合焦
レンズ群とフィルタとの間に密閉空間が形成される。こ
のために、レンズ保持枠が繰り出されると、フィルタ、
レンズ保持枠、合焦レンズ群により囲まれた空間がレン
ズ保持枠と合焦レンズ群とにより圧縮され、レンズ保持
枠が動作不良を起こすおそれがある。
【0004】本発明の課題は、移動方向の前側空間と後
側空間とを区画するレンズ保持枠と合焦レンズ群とが合
焦操作時に移動しても、空間内の空気抵抗や空気の圧縮
が原因となってレンズ保持枠の動作に支障を与えること
のないレンズ鏡筒を提供することである。
側空間とを区画するレンズ保持枠と合焦レンズ群とが合
焦操作時に移動しても、空間内の空気抵抗や空気の圧縮
が原因となってレンズ保持枠の動作に支障を与えること
のないレンズ鏡筒を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、光軸(I)方向に移動し合焦
を行う光学系(L1,L2)と、前記光学系を保持する
保持枠(1)と、回転により操作力を与える操作環
(2)と、前記操作環を回転自在に支持する固定筒
(3)と、前記保持枠を光軸方向に案内する案内部(3
a)を含み、前記操作環の回転により前記保持枠を光軸
方向に駆動する繰り出し機構(1a,2a)とを有する
レンズ鏡筒(6)において、前記保持枠には、前記案内
部と係合する係合部(1b)が形成されており、前記係
合部には、前記保持枠を合焦駆動するときに、この保持
枠の進行方向前側の空気(F)と進行方向後側の空気
(R)とを流通させる流通路(1c)が形成されている
ことを特徴とする。
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、光軸(I)方向に移動し合焦
を行う光学系(L1,L2)と、前記光学系を保持する
保持枠(1)と、回転により操作力を与える操作環
(2)と、前記操作環を回転自在に支持する固定筒
(3)と、前記保持枠を光軸方向に案内する案内部(3
a)を含み、前記操作環の回転により前記保持枠を光軸
方向に駆動する繰り出し機構(1a,2a)とを有する
レンズ鏡筒(6)において、前記保持枠には、前記案内
部と係合する係合部(1b)が形成されており、前記係
合部には、前記保持枠を合焦駆動するときに、この保持
枠の進行方向前側の空気(F)と進行方向後側の空気
(R)とを流通させる流通路(1c)が形成されている
ことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のレン
ズ鏡筒において、前記案内部は、前記固定筒に設けら
れ、前記保持枠を前記光軸方向に案内する案内用キー
(3a)であり、前記係合部は、前記案内用キーと係合
するキー溝(1b)であること、を特徴とする。
ズ鏡筒において、前記案内部は、前記固定筒に設けら
れ、前記保持枠を前記光軸方向に案内する案内用キー
(3a)であり、前記係合部は、前記案内用キーと係合
するキー溝(1b)であること、を特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のレンズ鏡筒において、前記繰り出し機構は、前
記保持枠の外周部と前記操作環の内周部とに設けられた
送りねじ部(1a,2a)を含み、前記係合部は、前記
送りねじ部の割型の型割線部に形成されていることを特
徴とする。
に記載のレンズ鏡筒において、前記繰り出し機構は、前
記保持枠の外周部と前記操作環の内周部とに設けられた
送りねじ部(1a,2a)を含み、前記係合部は、前記
送りねじ部の割型の型割線部に形成されていることを特
徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記
操作環は、前記固定筒の先端に設けられており、前記操
作環の先端には、付属品(4)を取付可能な付属品取付
部(2c)が設けられていることを特徴とする。
までのいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、前記
操作環は、前記固定筒の先端に設けられており、前記操
作環の先端には、付属品(4)を取付可能な付属品取付
部(2c)が設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項4に記載のレン
ズ鏡筒において、前記保持筒は、前記付属品取付部から
突出しない範囲内(A)で移動することを特徴とする。
ズ鏡筒において、前記保持筒は、前記付属品取付部から
突出しない範囲内(A)で移動することを特徴とする。
【0010】
(第1実施形態)以下、図面などを参照して、本発明の
第1実施形態について、さらに詳しく説明する。図1
は、本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図であ
る。図2は、図1のI−I線でレンズ保持枠を切断した
状態を示す断面図である。
第1実施形態について、さらに詳しく説明する。図1
は、本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図であ
る。図2は、図1のI−I線でレンズ保持枠を切断した
状態を示す断面図である。
【0011】レンズ鏡筒6は、固定筒3と、この固定筒
3の先端部に回転自在に設けられた中間リング2と、こ
の中間リング2の内周部に移動自在に設けられたレンズ
保持枠1と、このレンズ保持枠1に固定された合焦レン
ズL1,L2とからなる。固定筒3の内周部には、この
内周部から突出し、光軸Iと略平行に先端が折り曲げら
れ延伸されたキー3aと、後述する中間リング2の係合
凸部2fと摺動自在に係合する係合溝3bと、後述する
ピニオンギア5を収納するためのピニオンギア収納部3
dと、このピニオンギア5の回転軸5aとレンズ側AF
カプラ5bとを回転自在にそれぞれ支持する軸受部3
e,3fとが設けられている。固定筒3の外周部には、
図示しないカメラボディのカメラ側マウント部と係合す
るレンズ側マウント部3cが設けられている。
3の先端部に回転自在に設けられた中間リング2と、こ
の中間リング2の内周部に移動自在に設けられたレンズ
保持枠1と、このレンズ保持枠1に固定された合焦レン
ズL1,L2とからなる。固定筒3の内周部には、この
内周部から突出し、光軸Iと略平行に先端が折り曲げら
れ延伸されたキー3aと、後述する中間リング2の係合
凸部2fと摺動自在に係合する係合溝3bと、後述する
ピニオンギア5を収納するためのピニオンギア収納部3
dと、このピニオンギア5の回転軸5aとレンズ側AF
カプラ5bとを回転自在にそれぞれ支持する軸受部3
e,3fとが設けられている。固定筒3の外周部には、
図示しないカメラボディのカメラ側マウント部と係合す
るレンズ側マウント部3cが設けられている。
【0012】中間リング2は、図示しない結像面に被写
体の像を結ぶ焦点調整をするときに操作し、回転により
操作力を与える部材である。中間リング2の外周部に
は、後述するフィルタ4などの付属品を取り付けるため
の付属品取付ねじ部2cが内径部に形成され、手動によ
る合焦操作時に撮影者により回転操作される大径部2b
と、ピニオンギア5と噛み合うセグメントギア部2d
と、係合凸部2fとが設けられている。中間リング2の
内周部には、この内周部に所定の長さで形成され、レン
ズ保持枠1の雄ヘリコイドねじ部1aと噛み合う雌ヘリ
コイドねじ部2aが設けられている。中間リング2は、
光軸Iを中心に回転自在に固定枠3に係合しており、固
定枠3の先端部に設けられている。
体の像を結ぶ焦点調整をするときに操作し、回転により
操作力を与える部材である。中間リング2の外周部に
は、後述するフィルタ4などの付属品を取り付けるため
の付属品取付ねじ部2cが内径部に形成され、手動によ
る合焦操作時に撮影者により回転操作される大径部2b
と、ピニオンギア5と噛み合うセグメントギア部2d
と、係合凸部2fとが設けられている。中間リング2の
内周部には、この内周部に所定の長さで形成され、レン
ズ保持枠1の雄ヘリコイドねじ部1aと噛み合う雌ヘリ
コイドねじ部2aが設けられている。中間リング2は、
光軸Iを中心に回転自在に固定枠3に係合しており、固
定枠3の先端部に設けられている。
【0013】レンズ保持枠1は、合焦レンズ群L1,L
2を保持するとともに、光軸I方向に移動して合焦を行
うための枠である。レンズ保持枠1の内周部には、レン
ズ保持部11,12が形成されており、このレンズ保持
部11,12の内周部には、それぞれ合焦レンズ群L
1,L2が取り付けられている。図2に示すように、レ
ンズ保持枠1の外周部には、雄ヘリコイド1aと、光軸
Iと略平行な方向に形成され、キー3aと係合するキー
溝1bと、レンズ保持枠の先端面1dからキー溝1bの
先端部まで形成された空気流通溝1cとが設けられてい
る。レンズ保持枠1は、図1に示すように、このレンズ
保持枠1の外周部に形成された雄ヘリコイドねじ部1a
を中間リング2の内周部に形成された雌ヘリコイドねじ
部2aにねじ込むことにより、中間リング2の内周部に
嵌め込まれている。レンズ保持枠1は、中間リング2と
固定筒3の内周部に形成された空間を前側空間Fと後側
空間Rとに区画している。
2を保持するとともに、光軸I方向に移動して合焦を行
うための枠である。レンズ保持枠1の内周部には、レン
ズ保持部11,12が形成されており、このレンズ保持
部11,12の内周部には、それぞれ合焦レンズ群L
1,L2が取り付けられている。図2に示すように、レ
ンズ保持枠1の外周部には、雄ヘリコイド1aと、光軸
Iと略平行な方向に形成され、キー3aと係合するキー
溝1bと、レンズ保持枠の先端面1dからキー溝1bの
先端部まで形成された空気流通溝1cとが設けられてい
る。レンズ保持枠1は、図1に示すように、このレンズ
保持枠1の外周部に形成された雄ヘリコイドねじ部1a
を中間リング2の内周部に形成された雌ヘリコイドねじ
部2aにねじ込むことにより、中間リング2の内周部に
嵌め込まれている。レンズ保持枠1は、中間リング2と
固定筒3の内周部に形成された空間を前側空間Fと後側
空間Rとに区画している。
【0014】ピニオンギア5は、カメラボディ側からの
回転力を中間リング2に伝達するためのギアである。ピ
ニオンギア5には、回転軸5aと、図示しないカメラボ
ディ側AFカプラと係合自在のレンズ側AFカプラ5b
とが設けられている。
回転力を中間リング2に伝達するためのギアである。ピ
ニオンギア5には、回転軸5aと、図示しないカメラボ
ディ側AFカプラと係合自在のレンズ側AFカプラ5b
とが設けられている。
【0015】フィルタ4は、ある特定の波長域又は光の
一成分を吸収、透過する機能を有し、光学的平行平面性
を備えた部材である。フィルタ4は、フィルタ本体41
と、このフィルタ本体41を内周部に取り付けるための
フランジ部42とからなる。フィルタ4は、フランジ部
42を付属品取付ねじ部2cにねじ込むことにより、中
間リング2の先端部2eに取り付けられている。
一成分を吸収、透過する機能を有し、光学的平行平面性
を備えた部材である。フィルタ4は、フィルタ本体41
と、このフィルタ本体41を内周部に取り付けるための
フランジ部42とからなる。フィルタ4は、フランジ部
42を付属品取付ねじ部2cにねじ込むことにより、中
間リング2の先端部2eに取り付けられている。
【0016】次に、本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒
の動作について説明する。図示しないカメラボディ側に
内蔵されたAFモータが回転すると、この回転力は、カ
メラボディ側AFカプラと係合するレンズ側AFカプラ
5bを介して、ピニオンギア5に伝達される。ピニオン
ギア5は、中間リング2のセグメントギア部2dと噛み
合っているために、ピニオンギア5の回転力は、中間リ
ング2に伝達される。中間リング2は、その係合凸部2
fが係合溝3bに係合しているために、光軸I方向への
移動が規制され、光軸Iを中心に回転する。なお、大径
部2bを撮影者が操作することにより中間リング2を直
接回転することもできる。
の動作について説明する。図示しないカメラボディ側に
内蔵されたAFモータが回転すると、この回転力は、カ
メラボディ側AFカプラと係合するレンズ側AFカプラ
5bを介して、ピニオンギア5に伝達される。ピニオン
ギア5は、中間リング2のセグメントギア部2dと噛み
合っているために、ピニオンギア5の回転力は、中間リ
ング2に伝達される。中間リング2は、その係合凸部2
fが係合溝3bに係合しているために、光軸I方向への
移動が規制され、光軸Iを中心に回転する。なお、大径
部2bを撮影者が操作することにより中間リング2を直
接回転することもできる。
【0017】中間リング2は、その雌ヘリコイドねじ部
2aがレンズ保持枠1の雄ヘリコイドねじ部1aと噛み
合っているために、中間リング2の回転力は、レンズ保
持枠1に伝達される。レンズ保持枠1のキー溝1bは、
光軸I方向に延伸したキー3aに係合しているために、
レンズ保持枠1は、光軸Iを中心とする回転が規制さ
れ、キー3aにより光軸I方向に案内されながら繰り出
される。
2aがレンズ保持枠1の雄ヘリコイドねじ部1aと噛み
合っているために、中間リング2の回転力は、レンズ保
持枠1に伝達される。レンズ保持枠1のキー溝1bは、
光軸I方向に延伸したキー3aに係合しているために、
レンズ保持枠1は、光軸Iを中心とする回転が規制さ
れ、キー3aにより光軸I方向に案内されながら繰り出
される。
【0018】レンズ保持枠1が光軸I方向に繰り出され
ると、特に、中間リング2の付属品取付部2cにフィル
タ4を取り付けたときには、レンズ保持枠1の進行方向
の前側空間Fが圧縮され、その空気抵抗がレンズ保持枠
1に作用する。しかし、レンズ支持枠1には、空気流通
溝1cが形成されているために、前側空間F内の圧縮空
気は、この空気流通溝1cとキー溝1bを通過して、レ
ンズ保持枠1の進行方向の後側空間Rに逃がされる。
ると、特に、中間リング2の付属品取付部2cにフィル
タ4を取り付けたときには、レンズ保持枠1の進行方向
の前側空間Fが圧縮され、その空気抵抗がレンズ保持枠
1に作用する。しかし、レンズ支持枠1には、空気流通
溝1cが形成されているために、前側空間F内の圧縮空
気は、この空気流通溝1cとキー溝1bを通過して、レ
ンズ保持枠1の進行方向の後側空間Rに逃がされる。
【0019】中間リング2の内周部には、雌ヘリコイド
ねじ部2aが所定長さだけ形成されているために、レン
ズ保持枠1は、図1に示す範囲内(図中A)に移動量が
制限されている。このために、レンズ保持枠1の先端部
1eは、最も移動したときであっても、中間リング2の
先端部2eから突出することがない。以上の動作によ
り、合焦レンズ群L1,L2が光軸I方向に移動するこ
とにより、合焦動作がなされる。
ねじ部2aが所定長さだけ形成されているために、レン
ズ保持枠1は、図1に示す範囲内(図中A)に移動量が
制限されている。このために、レンズ保持枠1の先端部
1eは、最も移動したときであっても、中間リング2の
先端部2eから突出することがない。以上の動作によ
り、合焦レンズ群L1,L2が光軸I方向に移動するこ
とにより、合焦動作がなされる。
【0020】本発明の第1実施形態では、レンズ保持枠
1の外周部には、キー溝1bの先端部からレンズ保持枠
1の先端面1dまで空気流通溝1cが形成されている。
このために、後側空間R方向にレンズ保持枠1を移動さ
せたときに、キー溝1bと空気流通溝1cにより後側空
間R内の空気を前側空間Fに逃がすことができ、レンズ
保持枠1により合焦動作を行う際に支障となる空気抵抗
を低減することができる。また、中間リング2の開口部
を塞ぐ、例えば、フィルタなどの付属品を付属品取付ね
じ部2cに取り付けた場合において、レンズ保持枠1を
前側空間F方向に繰り出したときには、前側空間F内の
空気がレンズ保持枠1により圧縮される。しかし、キー
溝1bと空気流通溝1cが前側空間F内の圧縮空気を後
側空間Rに逃がすために、圧縮空気は、レンズ保持枠1
の合焦動作の障害とはならない。
1の外周部には、キー溝1bの先端部からレンズ保持枠
1の先端面1dまで空気流通溝1cが形成されている。
このために、後側空間R方向にレンズ保持枠1を移動さ
せたときに、キー溝1bと空気流通溝1cにより後側空
間R内の空気を前側空間Fに逃がすことができ、レンズ
保持枠1により合焦動作を行う際に支障となる空気抵抗
を低減することができる。また、中間リング2の開口部
を塞ぐ、例えば、フィルタなどの付属品を付属品取付ね
じ部2cに取り付けた場合において、レンズ保持枠1を
前側空間F方向に繰り出したときには、前側空間F内の
空気がレンズ保持枠1により圧縮される。しかし、キー
溝1bと空気流通溝1cが前側空間F内の圧縮空気を後
側空間Rに逃がすために、圧縮空気は、レンズ保持枠1
の合焦動作の障害とはならない。
【0021】本発明の第1実施形態では、後側空間R
は、図1に示すように、固定筒3、レンズ保持枠1及び
中間リング2により囲まれているために、レンズ保持枠
1を前側空間F方向に繰り出したときに、後側空間R内
の圧力が低下する。しかし、前側空間Fの空気が後側空
間R内に流入するために、後側空間R内の圧力と前側空
間F内の圧力が等しくなり、後側空間R内の圧力低下が
レンズ保持枠1の合焦動作の障害となることがない。ま
た、レンズ保持枠1を後側空間R方向に繰り出したとき
にも、キー溝1bと空気流通溝1cが後側空間R内の圧
縮空気を前側空間Fに逃がすことができる。
は、図1に示すように、固定筒3、レンズ保持枠1及び
中間リング2により囲まれているために、レンズ保持枠
1を前側空間F方向に繰り出したときに、後側空間R内
の圧力が低下する。しかし、前側空間Fの空気が後側空
間R内に流入するために、後側空間R内の圧力と前側空
間F内の圧力が等しくなり、後側空間R内の圧力低下が
レンズ保持枠1の合焦動作の障害となることがない。ま
た、レンズ保持枠1を後側空間R方向に繰り出したとき
にも、キー溝1bと空気流通溝1cが後側空間R内の圧
縮空気を前側空間Fに逃がすことができる。
【0022】本発明の第1実施形態では、レンズ保持枠
1を光軸I方向に案内するときに必要なキー溝1bを、
前側空間Fと後側空間Rとを連通する流通路の一部とし
て利用することができる。また、このキー溝1bの先端
部からレンズ保持枠1の先端面1dまでレンズ保持枠1
の外周部に空気流通溝1cが形成されている。このため
に、前側空間Fと後側空間Rとを連通する貫通孔をレン
ズ保持枠1に新たに形成する必要がないので、レンズ保
持枠1の外観上の美観を損ねることがなく、漏光が生ず
ることもない。
1を光軸I方向に案内するときに必要なキー溝1bを、
前側空間Fと後側空間Rとを連通する流通路の一部とし
て利用することができる。また、このキー溝1bの先端
部からレンズ保持枠1の先端面1dまでレンズ保持枠1
の外周部に空気流通溝1cが形成されている。このため
に、前側空間Fと後側空間Rとを連通する貫通孔をレン
ズ保持枠1に新たに形成する必要がないので、レンズ保
持枠1の外観上の美観を損ねることがなく、漏光が生ず
ることもない。
【0023】本発明の第1実施形態では、合焦レンズ群
L1,L2を保持するレンズ保持枠1が最至近撮影状態
である最大移動量Aまで光軸I方向に繰り出されても、
レンズ保持枠1の先端部1eは、中間リング2の先端部
2eまで突出しない。したがって、レンズ鏡筒6の全長
が合焦操作時に変化しないために使い勝手がよい。ま
た、レンズ保持枠1に衝撃力を外部から誤って加えるお
それがなく、雌ヘリコイドねじ部と雄ヘリコイドねじ部
に衝撃力が直接作用するおそれがないために、レンズ保
持枠1により合焦操作を円滑に行うことができる。この
ために、合成樹脂などからなるレンズ保持枠1と中間リ
ング2とに繰り出し機構を形成することができる。さら
に、中間リング2の先端部2eから突出したレンズ保持
枠1を覆うために、固定筒の長さを延長する必要もな
い。繰り出し機構にヘリコイド機構を用いたレンズ鏡筒
については、手動合焦操作のための操作部材を固定筒の
外周部に新たに設ける必要がなく、レンズ鏡筒全体の構
造が簡単となり、レンズ鏡筒の製造を安価に行うことが
できる。
L1,L2を保持するレンズ保持枠1が最至近撮影状態
である最大移動量Aまで光軸I方向に繰り出されても、
レンズ保持枠1の先端部1eは、中間リング2の先端部
2eまで突出しない。したがって、レンズ鏡筒6の全長
が合焦操作時に変化しないために使い勝手がよい。ま
た、レンズ保持枠1に衝撃力を外部から誤って加えるお
それがなく、雌ヘリコイドねじ部と雄ヘリコイドねじ部
に衝撃力が直接作用するおそれがないために、レンズ保
持枠1により合焦操作を円滑に行うことができる。この
ために、合成樹脂などからなるレンズ保持枠1と中間リ
ング2とに繰り出し機構を形成することができる。さら
に、中間リング2の先端部2eから突出したレンズ保持
枠1を覆うために、固定筒の長さを延長する必要もな
い。繰り出し機構にヘリコイド機構を用いたレンズ鏡筒
については、手動合焦操作のための操作部材を固定筒の
外周部に新たに設ける必要がなく、レンズ鏡筒全体の構
造が簡単となり、レンズ鏡筒の製造を安価に行うことが
できる。
【0024】本発明の第1実施形態では、中間リング2
の先端部2eに付属品取付部2cを設けたために、例え
ば、フィルタ4などの付属品を中間リング2から容易に
取り外し、交換することができる。また、フィルタ4や
中間リング2に衝撃を外部から誤って加えても、レンズ
保持枠1まで衝撃力が作用するおそれはない。さらに、
レンズ保持枠1の先端部1eは、中間リング2の先端部
2eまで突出しないために、レンズ保持枠は、合焦操作
時に付属品と接触することがない。
の先端部2eに付属品取付部2cを設けたために、例え
ば、フィルタ4などの付属品を中間リング2から容易に
取り外し、交換することができる。また、フィルタ4や
中間リング2に衝撃を外部から誤って加えても、レンズ
保持枠1まで衝撃力が作用するおそれはない。さらに、
レンズ保持枠1の先端部1eは、中間リング2の先端部
2eまで突出しないために、レンズ保持枠は、合焦操作
時に付属品と接触することがない。
【0025】(他の実施形態)本発明の実施形態にかか
るレンズ保持枠1を合成樹脂により製造するときには、
このレンズ保持枠1の外周部に形成される雄ヘリコイド
ねじ部1aの割型のパーティングライン部(型割線部)
に空気流通溝1cを設けることにより、型合わせ部の逃
げ溝として空気流通溝1cを活用することができる。
るレンズ保持枠1を合成樹脂により製造するときには、
このレンズ保持枠1の外周部に形成される雄ヘリコイド
ねじ部1aの割型のパーティングライン部(型割線部)
に空気流通溝1cを設けることにより、型合わせ部の逃
げ溝として空気流通溝1cを活用することができる。
【0026】雄ヘリコイドねじ部1aの割型のパーティ
ングライン部は、この雄ヘリコイドねじ部1aの表面か
ら突出した凸部を形成する。そこで、この凸部を切削す
ることにより空気流通溝1cを形成し、この空気流通溝
1cの一部をさらに切削することによりキー溝1bを形
成することができる。したがって、型合わせ部の逃げ溝
として空気流通溝1cを利用することができ、キー溝1
bと同じ位置に空気流通溝1cを簡単に形成することが
できる。
ングライン部は、この雄ヘリコイドねじ部1aの表面か
ら突出した凸部を形成する。そこで、この凸部を切削す
ることにより空気流通溝1cを形成し、この空気流通溝
1cの一部をさらに切削することによりキー溝1bを形
成することができる。したがって、型合わせ部の逃げ溝
として空気流通溝1cを利用することができ、キー溝1
bと同じ位置に空気流通溝1cを簡単に形成することが
できる。
【0027】以上説明した実施形態に限定されることは
なく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発
明の均等の範囲内である。例えば、レンズ保持枠1を繰
り出すための繰り出し機構は、ヘリコイド機構に限ら
ず、例えば、中間リング2に形成されたカム溝と、レン
ズ保持枠1に設けられ、このカム溝と係合するピンとか
らなるカム機構であってもよい。
なく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発
明の均等の範囲内である。例えば、レンズ保持枠1を繰
り出すための繰り出し機構は、ヘリコイド機構に限ら
ず、例えば、中間リング2に形成されたカム溝と、レン
ズ保持枠1に設けられ、このカム溝と係合するピンとか
らなるカム機構であってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1記
載の発明によれば、案内部と係合する係合部が保持枠に
形成されており、合焦駆動する保持枠の進行方向前側の
空気と進行方向後側の空気とを流通する流通路を係合部
に形成したので、レンズ保持枠の合焦動作を円滑に行う
ことができる。
載の発明によれば、案内部と係合する係合部が保持枠に
形成されており、合焦駆動する保持枠の進行方向前側の
空気と進行方向後側の空気とを流通する流通路を係合部
に形成したので、レンズ保持枠の合焦動作を円滑に行う
ことができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、光軸方向に
保持枠を案内する案内用キーと係合するキー溝を、流通
路が形成された係合部に形成したので、キー溝と流通路
とを略同じ位置に設けることができ、保持枠の外観上の
美観を損ねず、漏光を起こすことのないレンズ鏡筒を安
価に提供することができる。
保持枠を案内する案内用キーと係合するキー溝を、流通
路が形成された係合部に形成したので、キー溝と流通路
とを略同じ位置に設けることができ、保持枠の外観上の
美観を損ねず、漏光を起こすことのないレンズ鏡筒を安
価に提供することができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、送りねじ部
の割型の型割線部に係合部を形成したので、この型割線
部に流通路やキー溝を形成することができる。
の割型の型割線部に係合部を形成したので、この型割線
部に流通路やキー溝を形成することができる。
【0031】請求項4記載の発明によれば、固定筒の先
端に設けられた操作環の先端に、付属品を取付可能な付
属品取付部を設けたので、付属品の取り付けや取り外し
を容易に行うことができ、付属品を取り付けても流通路
によりレンズ保持枠の合焦動作を円滑に行うことができ
る。
端に設けられた操作環の先端に、付属品を取付可能な付
属品取付部を設けたので、付属品の取り付けや取り外し
を容易に行うことができ、付属品を取り付けても流通路
によりレンズ保持枠の合焦動作を円滑に行うことができ
る。
【0032】請求項5記載の発明によれば、付属品取付
部から突出しない範囲内で保持筒が移動するので、付属
品と保持筒とが接触することがなく、操作環の回転によ
り繰り出し機構が光軸方向に保持枠を繰り出しても、レ
ンズ鏡筒の全長が変化せず、レンズ鏡筒の先端に衝撃力
が作用しても、レンズ保持枠を繰り出す繰り出し機構に
この衝撃力が直接伝わることがない。
部から突出しない範囲内で保持筒が移動するので、付属
品と保持筒とが接触することがなく、操作環の回転によ
り繰り出し機構が光軸方向に保持枠を繰り出しても、レ
ンズ鏡筒の全長が変化せず、レンズ鏡筒の先端に衝撃力
が作用しても、レンズ保持枠を繰り出す繰り出し機構に
この衝撃力が直接伝わることがない。
【図1】本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図で
ある。
ある。
【図2】図1のII−II線でレンズ保持枠を切断した
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
1 レンズ保持枠 1a 雄ヘリコイドねじ部 1b キー溝 1c 空気流通溝 2 中間リング 2a 雌ヘリコイドねじ部 2c 付属品取付ねじ部 2e 先端部 3 固定筒 3a キー 4 フィルタ 6 レンズ鏡筒 A 移動量 I 光軸 L1,L2 合焦レンズ群 F 前側空間 R 後側空間
Claims (5)
- 【請求項1】 光軸方向に移動し合焦を行う光学系と、 前記光学系を保持する保持枠と、 回転により操作力を与える操作環と、 前記操作環を回転自在に支持する固定筒と、 前記保持枠を光軸方向に案内する案内部を含み、前記操
作環の回転により前記保持枠を光軸方向に駆動する繰り
出し機構と、 を有するレンズ鏡筒において、 前記保持枠には、前記案内部と係合する係合部が形成さ
れており、 前記係合部には、前記保持枠を合焦駆動するときに、こ
の保持枠の進行方向前側の空気と進行方向後側の空気と
を流通させる流通路が形成されていること、 を特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項2】 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、 前記案内部は、前記固定筒に設けられ、前記保持枠を前
記光軸方向に案内する案内用キーであり、 前記係合部は、前記案内用キーと係合するキー溝である
こと、 を特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡
筒において、 前記繰り出し機構は、前記保持枠の外周部と前記操作環
の内周部とに設けられた送りねじ部を含み、 前記係合部は、前記送りねじ部の割型の型割線部に形成
されていること、 を特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
項に記載のレンズ鏡筒において、 前記操作環は、前記固定筒の先端に設けられており、 前記操作環の先端には、付属品を取付可能な付属品取付
部が設けられていること、 を特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項5】 請求項4に記載のレンズ鏡筒において、 前記保持筒は、前記付属品取付部から突出しない範囲内
で移動すること、 を特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8227997A JPH1068859A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8227997A JPH1068859A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1068859A true JPH1068859A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16869568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8227997A Pending JPH1068859A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1068859A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2365996A (en) * | 2000-08-17 | 2002-02-27 | Asahi Seimitsu Kk | Linear-motion helicoid mechanism for CCTV camera |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP8227997A patent/JPH1068859A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2365996A (en) * | 2000-08-17 | 2002-02-27 | Asahi Seimitsu Kk | Linear-motion helicoid mechanism for CCTV camera |
US6476978B2 (en) | 2000-08-17 | 2002-11-05 | Asahi Seimitsu Kabushiki Kaisha | Linear-motion helicoid mechanism for CCTV camera |
GB2365996B (en) * | 2000-08-17 | 2003-12-17 | Asahi Seimitsu Kk | Linear-motion helicoid mechanism for CCTV camera |
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