JPH1068772A - 2次レーダシステムの信号伝送装置 - Google Patents

2次レーダシステムの信号伝送装置

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JPH1068772A
JPH1068772A JP8244167A JP24416796A JPH1068772A JP H1068772 A JPH1068772 A JP H1068772A JP 8244167 A JP8244167 A JP 8244167A JP 24416796 A JP24416796 A JP 24416796A JP H1068772 A JPH1068772 A JP H1068772A
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JP
Japan
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signal
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signal converter
converter
signals
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Application number
JP8244167A
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English (en)
Inventor
Takeshi Goto
武史 後藤
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2次レーダシステムにおけるレーダ室の識別
装置から管制室の指示器に解読ビデオ信号とターゲット
データを伝送する2系統の伝送路の構成を、また、レー
ダ室・管制室間が遠隔の場合の前記ターゲットデータの
伝送路に、更にモデム回線を付加する伝送路の構成を、
1系統の伝送路構成にして経済的・技術的効果を上げ
る。 【構成】 レーダ室の質問側識別装置の出力側に、加算
器と変調部からなる第1信号変換器を、管制室の指示器
の前段に、復調部と減算回路からなる第2信号変換器を
装備し、両信号変換器間を1系統の伝送用ケーブルで接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次レーダシステ
ムにおいて解読した応答信号の伝送に関し、識別装置の
目標検出信号処理部と指示器間の伝送手段を容易に簡素
化する信号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、2次レーダシステムは、質問側
識別装置(以下質問装置という)から、空中線を介して
応答側識別装置(以下応答装置という)を搭載した航空
機等に質問信号を照射し、それに対する応答信号を質問
装置で受信し、目標検出信号処理部で信号処理し、その
結果を指示器上に表示するシステムである。この2次レ
ーダシステムは、対象物の位置情報を検出する1次レー
ダシステムと併せて、航空交通管制システムや味方識別
システム等に使用されている。従来の2次レーダシステ
ムを図4に基づいて詳細に説明する。2次レーダシステ
ムは、屋外に設置される空中線9、レーダ室10に設置
される質問装置11と目標検出信号処理部12、航空機
15に搭載される応答装置(図示しない)及び管制室1
3に設置される指示器14、制御器(図示しない)等で
構成されるのが一般的である。質問装置11からの質問
信号は、空中線9を介して電波として放射される。該電
波を受信した航空機15の応答装置は質問信号に対応す
る応答信号を生成し、これを電波として放射する。質問
装置11は該電波を空中線9を介して受信する。受信さ
れた応答信号は、目標検出信号処理部12で信号処理・
解読され、解読ビデオ信号とターゲットデータとして、
指示器14に出力される。解読ビデオ信号は応答装置を
搭載した航空機15の存在を示す信号であり、ターゲッ
トデータは航空機15の高度、応答装置の応答符号、方
位、距離等を表すものであり、これらは指示器14上
に、符号、文字、数値で表示される。通常、質問装置1
1及び目標検出信号処理部12は、空中線9で発射ある
いは受信する高周波信号の空中線ケーブル20における
ロスを少なくするため、空中線9の設置場所に近いレー
ダ室10に装備される。また、指示器14は、空中線9
やレーダ室10とは比較的離れた局舎内の管制室13に
装備される。目標検出信号処理部12で信号処理された
解読ビデオ信号は同軸ケーブル16等を介して、また、
ターゲットデータはRS−232C等のシリアル回線1
7を介して、それぞれ指示器14に伝送される。このよ
うに、レーダ室10と管制室13間は2系統の伝送路を
敷設するのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、一般的
にレーダ室10内の目標検出信号処理部12と管制室1
3内の指示器14間には2系統の伝送路が敷設されてい
る。然るに、ターゲットデータを伝送するRS−232
C等のシリアル回線17の線路長は、信号のケーブルロ
スのため、一般的に約15メートルが限界とされてい
る。従って、レーダ室10と管制室13間の距離がこれ
を越える場合は、その対策として、 図4(b)に示す
ように、RS−232C等のシリアル回線17にモデム
18、18とその専用回線19を付加してターゲットデ
ータを伝送する必要があった。このため、2次レーダシ
ステムを装備する場合、空中線9とレーダ室10、レー
ダ室10と管制室13のそれぞれの間のケーブルロスの
軽減等の技術的な問題及び2系統の伝送路を敷設すると
いう問題、更にはレーダ室10と管制室13間の伝送路
長が長い場合には、モデム18、18とその専用回線1
9を増設するという経済的な問題が発生する。本発明は
上記の事情に鑑みてなされたものであって、1系統の伝
送路で解読ビデオ信号とターゲットデータを伝送する経
済性の高い信号伝送装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明においては、2次レーダシステムにおける目標検
出信号処理部から出力される解読ビデオ信号とターゲッ
トデータの両信号を一つの信号に合成し、その合成信号
による変調信号を指示器側に出力する第1信号変換器
と、第1信号変換器から伝送された変調信号を解読ビデ
オ信号とターゲットデータとに分離・再生して指示器に
出力する第2信号変換器からなる信号伝送装置を、目標
検出信号処理部と指示器間に設置する。なお、第1信号
変換器はレーダ室の目標検出信号処理部の出力側に、第
2信号変換器は管制室の指示器の入力側に装備し、両変
換器間は1系統の伝送用ケーブルで接続する。第1信号
変換器に入力された上記両信号は、同信号変換器を構成
する加算器によって、ターゲットデータに解読ビデオ信
号が重畳された形の1信号に合成され、更に、この合成
信号は、同じく該信号変換器の構成部である変調部にお
いて変調されて前記の伝送用ケーブルを会して第2信号
変換器に伝送される。第2信号変換器においては、同信
号変換器を構成する復調部で前記変調波を合成信号に復
調し、同じく該信号変換器の構成部の減算器においてタ
ーゲットデータと解読ビデオ信号の両信号に分離・再生
する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示した実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に基づく
信号伝送装置の実施の一形態例を示す構成概要図であ
る。即ち、本実施例の信号伝送装置は、第1信号変換器
2と第2信号変換器5と両者間を接続する同軸ケーブル
16で構成されている。第1信号変換器2は、加算器3
と変調部4で構成され、第2信号変換器5は、復調部6
と2個のコンパレータ8、8からなる減算回路7とで構
成されている。第1信号変換器2に入力された2種の信
号は、加算器3で一つの信号に合成されて変調部4に送
られる。変調部4においては、その合成信号で変調され
た変調波を第2信号変換器5に出力する。第2信号変換
器5は前記変調波を受信すると復調部6にて前記合成信
号に復調し、減算回路7にて二つの信号に分離するもの
である。従って、第1信号変換器2と第2信号変換器5
間では、合成された1信号が伝送されることになる。図
2は、上述の信号伝送装置を備えた2次レーダシステム
の実施の一形態例を示すシステム構成概要図である。即
ち、この信号伝送装置1を装備した2次レーダシステム
においては、レーダ室10の目標検出信号処理部12の
出力側に第1信号変換器2を、管制室13の指示器14
の入力側に第2信号変換器5を装備し、第1信号変換器
2と第2信号変換器5間を同軸ケーブル16で接続す
る。質問装置11からの質問に対する航空機15からの
応答信号は、質問装置11で受信されて目標検出信号処
理部12で信号処理される。そして、目標検出信号処理
部12から出力された解読ビデオ信号とターゲットデー
タは、第1信号変換器2の加算器3に入力されて一つの
合成信号に変換される。この合成信号は変調部4に入力
され、変調部4で変調された変調信号が同軸ケーブル1
6を介して第2信号変換器5の復調部6に入力される。
変調信号は、復調部6で合成信号に復調されて減算回路
7に入力される。減算回路7では、二つの信号に分離す
るために必要なスレッショルドレベルをもつ2個のコン
パレータ8、8によって解読ビデオ信号とターゲットデ
ータに分離再生され、各信号は指示器14に入力され
る。参考に、解読ビデオ信号とターゲットデータの二つ
の信号が第1信号変換器2に入力した場合の信号伝送装
置1の各部における信号波形の一例を図3に図示す。信
号伝送装置1を使用することによって、従来、それぞれ
の伝送路で目標検出信号処理部12から指示器14に伝
送していた解読ビデオ信号とターゲットデータの2種の
信号を、1系統の伝送路で伝送することが可能となる。
なお、本発明を、第1信号変換器と第2信号変換器を同
軸ケーブルにて接続する例を示して説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、周囲からの雑音等が
問題とならないのであれば、いかなるケーブルであって
もよいことは明白である。また、該レーダシステムにお
ける、応答符号による個体の識別やその個体の位置・方
位等の表示の対象は、航空機のみならず船舶や車輌等の
応答装置を搭載したいかなる移動体であっても可能であ
ることは当然である。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように、2次レーダシステ
ムにおいて本発明の信号伝送装置を、第1信号変換器は
レーダ室内の目標検出信号処理部の出力側に、第2信号
変換器は管制室内の指示器の入力側に設置する構成にす
ると、解読ビデオ信号とターゲットデータの伝送路は、
従来の2系統を、同軸ケーブル等のみの1系統の伝送路
で構成する事を可能とすると共に、ターゲットデータの
伝送路長が約15メートルを超える場合であってもモデ
ムとその専用回線を付加する必要は全くなく、技術的、
経済的に非常に大きな効果を上げることができる。更
に、単に解読ビデオ信号のみによるデータを指示器上に
表示する2次レーダシステムが運用されている場合に、
情報量が多く信頼性の高い前述の解読ビデオ信号とター
ゲットデータの2信号に基づくデータを指示器上に表示
するシステムに装備変更する場合、既に敷設されている
解読ビデオ信号用の同軸ケーブル等を、解読ビデオ信号
とターゲットデータの伝送路として再使用することが可
能であり、大きな経済効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる信号伝送装置の実施の一形態例
を示す構成概要図
【図2】本発明に係わる信号伝送装置を装備した2次レ
ーダシステムの一実施例を示す構成概要図
【図3】解読ビデオ信号とターゲットデータが入力され
た本発明に係わる信号伝送装置各部の信号波形の一例
【図4】(a)、(b)共、従来の2次レーダシステム
の一例を示す構成概要図
【符号の説明】
1 信号伝送装置 2 第1信号変換器 3 加算器 4 変調部 5 第2信号変換器 6 復調部 7 減算回路 8 コンパレータ 9 空中線 10 レーダ室 11 質問側識別装置 12 目標検出信号処理部 13 管制室 14 指示器 15 航空機 16 同軸ケーブル 17 シリアル回線 18 モデム 19 モデムの専用回線 20 空中線ケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質問側識別装置からの質問信号に応じ
    て、応答側識別装置が送出する応答信号を前記質問側識
    別装置にて受信して、前記応答信号より解読ビデオ信号
    とターゲットデータを得る2次レーダシステムの前記質
    問側識別装置において、前記解読ビデオ信号とターゲッ
    トデータの両信号を一つの信号に合成し、さらに、その
    合成信号による変調波を出力する第1信号変換器と、第
    1信号変換器からの変調波を解読ビデオ信号とターゲッ
    トデータとに分離・再生する第2信号変換器と、両変換
    器を接続する1系統の伝送用ケーブルとで構成される信
    号伝送装置。
JP8244167A 1996-08-27 1996-08-27 2次レーダシステムの信号伝送装置 Pending JPH1068772A (ja)

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JP8244167A JPH1068772A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 2次レーダシステムの信号伝送装置

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JP8244167A JPH1068772A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 2次レーダシステムの信号伝送装置

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JP8244167A Pending JPH1068772A (ja) 1996-08-27 1996-08-27 2次レーダシステムの信号伝送装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1587260A2 (en) 1998-03-18 2005-10-19 Nippon Telegraph and Telephone Corporation Apparatus for quality of service evaluation and traffic measurement

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1587260A2 (en) 1998-03-18 2005-10-19 Nippon Telegraph and Telephone Corporation Apparatus for quality of service evaluation and traffic measurement

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