JPH1068755A - Ic試験装置 - Google Patents

Ic試験装置

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JPH1068755A
JPH1068755A JP8245672A JP24567296A JPH1068755A JP H1068755 A JPH1068755 A JP H1068755A JP 8245672 A JP8245672 A JP 8245672A JP 24567296 A JP24567296 A JP 24567296A JP H1068755 A JPH1068755 A JP H1068755A
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JP
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power supply
supply voltage
adder
register
output
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JP8245672A
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Inventor
Makoto Iio
真 飯尾
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定ICに供給する電源電圧の変化のスピ
ードを容易に細かく設定できるIC試験装置を提供す
る。 【解決手段】 加算器8の出力を取り込んだレジスタ7
の内容をプログラマブル・カウンタ5からのタイミング
を可変できるクロックにより加算器8に取り込み、加算
器8で変化量レジスタ3にCPU1により設定された電
源電圧の変化量とを加算して被測定ICに供給する電源
電圧を出力し、ディジタル/アナログ変換器10でアナ
ログの電源電圧に変化して被測定ICに供給し、クロッ
クの速さと変化量の比を変えることにより、電源電圧の
変化のスピードを自在に変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被測定集積回路
(以下、ICという)が良品か不良品かを判定するため
に被測定ICに電源電圧変化させて印加する加算器の出
力発生のタイミングを変えて、電源電圧の変化スピード
を変えるようにしたIC試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、RAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)内蔵のマイクロコンピュータのような
測定対象となる被測定ICをIC試験装置により良品か
不良品かの試験を行う場合に、被測定ICに印加する電
源電圧が図3に示すように時間に対して「V」字形に変
化させて印加しも、マイクロコンピュータに内蔵されて
るRAMの記憶内容が消失されずに保持しているか否か
を試験する項目がある。このような試験を行うに際し
て、被測定ICに対して従来は図4に示すようなIC試
験装置を用いて図3に示すような電源電圧を被測定IC
に印加するようにしている。
【0003】この図4において、中央演算処理装置(以
下、CPUという)21からあらかじめプログラムによ
って、被測定ICに印加するための指定された電源電圧
値がディジタル/アナログ変換器(以下、DACとい
う)22に出力するようにしている。DAC22の出力
はアンプ23で増幅されて図示しない被測定ICに印加
するようにしている。
【0004】すなわち、プログラムによって指定された
電源電圧値はCPU21からDAC22へ送られること
により、DAC22からアナログに変換された電源電圧
値がアンプ23で増幅して被測定ICに印加される。
【0005】この印加電圧を前述のように、図3に示す
ように連続的にDAC22の出力値を変化させる場合に
は、CPU21のメモリに格納されているプログラム中
に随時、印加電源電圧値を変化させるような記述をし、
DAC22へ電源電圧値を送り、このDAC22から出
力させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のIC試
験装置では、図3のように連続的にDAC22の出力値
を変化させる場合、CPU21のRAMに格納されてい
るプログラム中に電源電圧値が随時変化するような記述
を入れて、DAC22へ電源電圧値を出力しなけらばな
らない。
【0007】したがって、電源電圧値は変化できてもC
PU21の設定された動作サイクルでしか変化できない
ため、そのスピード(図3のグラフ線の傾き)を細か
く、正確に変えることは困難である。すなわち、テスト
時間が長くなるという課題がある。
【0008】例えば、被測定ICとして上述のようにR
AM内蔵のマイクロコンピュータなどを測定する場合、
このマイクロコンピュータに電源電圧を図3のように変
化させても、マイクロコンピュータのRAMに記憶され
ている情報が失われずに保持されているかを試験する場
合、テスト時間を短縮させたくてもCPU21の設定さ
れた動作サイクルより速く電源電圧値を変化させること
ができないため、時間がかかってしまう。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、この発明のIC試験装置は、所定のタイミン
グのクロックを出力するプログラマブル・カウンタ5
と、このプログラマブル・カウンタ5のクロックのタイ
ミングでレジスタ7から読み出された被測定集積回路に
供給する電源電圧と中央演算処理装置1によりプログラ
ムされた変化量とを加算して被測定集積回路へ測定用の
新たな電源電圧を出力し、かつ前記レジスタ7へこの新
たな電源電圧を出力させる加算器8と、を備えることを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明のIC試験装置によれ
ば、加算器8の出力をレジスタ7に保持された被測定集
積回路へ供給する電源電圧はプログラマブル・カウンタ
5から出力されるクロックのタイミングで出力されて加
算器8に入力し、加算器8でこのレジスタ7の出力と中
央演算処理装置1で設定された電源電圧の変化量とを加
算して、被測定ICに印加する電源電圧を出力し、この
電源電圧の変化のスピードは、クロックの速さと変化量
の比に依存し、これらを変えて、以降前記加算を繰り返
すことにより、被測定ICに印加する電源電圧の変化の
スピードを自在に可変させることができる。
【0011】次に、この発明のIC試験装置の実施の形
態について図面に基づき説明する。図1は、この発明の
一実施の形態の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、CPU1はRAM内蔵のマイクロコンピュータな
どの被測定ICの試験を行うために印加する電源電圧の
初期値を初期値レジスタ2への設定、この電源電圧の変
化量を変化量レジスタ3への設定、電源電圧の上限値/
下限値を上限値/下限値レジスタ4への設定などを行う
とともに、プログラム・カウンタ5の制御、アップ/ダ
ウン制御回路6の制御などを行うようになっている。
【0012】プログラム・カウンタ5には、発振器12
の出力信号が入力されるようになっており、この発振器
12の出力信号に基づくタイミングをCPU1によりプ
ログラミングされたタイミングで任意に可変され、その
可変されたタイミングのクロックをレジスタ7に出力す
るようになっている。
【0013】レジスタ7には、被測定ICの試験開始時
に、前記初期値レジスタ2からの初期値が入力されるよ
うになっており、また、後述する加算器8の出力もこの
レジスタ7に入力されるようになっている。レジスタ7
に保持された内容、すなわち、前記初期値と加算器8の
出力はプログラマブル・カウンタ5から出力されるクロ
ックのタイミングで読み出されて、加算器8に入力され
るようになっている。
【0014】加算器8には、このレジスタ7の出力と変
化量レジスタ3に設定された電源電圧の変化量とが入力
され、この両者を加算して、DAC10、レジスタ7お
よびコンパレータ9に出力されるようになっている。
【0015】コンパレータ9には、CPU1により上限
値/下限値レジスタ4に設定されている上限値/下限値
も入力されるようになっており、コンパレータ9は加算
器8の出力、すなわち、電源電圧と上限値または下限値
とを比較して、その比較の結果、加算器8の出力が上限
値または下限値に達している場合には、コンパレータ9
からプログラマブル・カウンタ5に出力して、このプロ
グラマブル・カウンタ5からレジスタ7へのクロックの
出力を停止させるようになっている。
【0016】また、加算器8の出力が上限値または下限
値に達した後に、さらに反転して加算器8の出力を上昇
または下降させる場合には、CPU1により、アップ/
ダウン制御回路6を制御して、アップ/ダウン制御回路
6から加算器8に出力し、加算器8に対して、加算また
は減算に切り換えるようにしている。
【0017】加算器8の出力が入力されるDAC10
は、この加算器8の出力をアナログの電源電圧に変換し
てアンプ11に出力するようになっている。アンプ11
はこの電源電圧を電圧増幅して、被測定ICに電源電圧
を供給するようになっている。
【0018】次に、以上のように構成されたこの実施の
形態の動作について説明する。被測定ICとして前述の
ように、RAM内蔵のマイクロコンピュータを測定対象
とし、このマイクロコンピュータに印加する電源電圧が
前記図3で示したように「V」字形に変化させても、メ
モリ(RAM)に内蔵されている情報が失われずに保持
されているか否かを試験するために、この被測定ICに
印加する電源電圧を変化させる場合について述べる。
【0019】初回にCPU1において、プログラムによ
り設定された初期値はCPU1の制御に基づき、時間対
電圧の関係を示す図2のように初期値レジスタ2にセッ
トされ、さらにレジスタ7に入力される。
【0020】レジスタ7に入力された初期値はプログラ
マブル・カウンタ5からのクロックのタイミングT(図
2参照)で読み出され、加算器8に入力される。
【0021】また、変化量レジスタ3にはこの初回にお
いては、変化量が設定されていないので、変化量は
「0」である。この変化量「0」も加算器8に入力され
るが、加算器8の加算はレジスタ7からの初期値と変化
量「0」との加算であり、したがって、加算結果はレジ
スタ7からの初期値のみであり、この初期値がレジスタ
7に入力されると同時にDAC10に入力される。
【0022】DAC10はこの初期値をアナログの電源
電圧に変換して、アンプ11に出力し、アンプ11で電
圧増幅した後に、被測定ICに初回の電源電圧を印加す
る。
【0023】次に、2回目以降からは、CPU1により
プログラミングされて設定された変化量が変化量レジス
タ3に設定され、この設定された変化量は加算器8に出
力される。また、前回に加算器8の出力がレジスタ7に
取り込まれた内容(初回の加算器8からレジスタ7に入
力された初期値)はプログラマブル・カウンタ5から出
力されるクロックのタイミングTで取り出され、加算器
8に入力される。
【0024】したがって、加算器8はレジスタ7の出力
と変化量レジスタ3からの変化量Δ(図2参照)との加
算を行い、その加算結果をDAC10に出力するととも
に、レジスタ7にも送出し、このレジスタ7に取り込
む。
【0025】DAC10に出力された加算結果はこのD
AC10でアナログの電源電圧に変換され、アンプ11
で電圧増幅して被測定ICに供給される。
【0026】3回目以降も同様の動作を行い、加算器8
の出力を取り込んだレジスタ7の出力をプログラマブル
・カウンタ5のクロックのタイミングTで取り出した値
と変化量レジスタ3に設定されている変化量Δとを加算
器8で加算し、その加算結果をレジスタ7およびDAC
10に出力する。
【0027】以降、同様にして加算器8による加算を繰
り返す。このときの加算器8から出力される電源電圧は
図2に示すごとく、プログラマブル・カウンタ5のクロ
ックのタイミングTと変化量レジスタ3に設定されてい
る変化量Δとの関係から階段状に漸増して変化する。
【0028】この場合、電源電圧の変化のスピード(傾
き)は、プログラマブル・カウンタ5のクロックの速さ
と変化量Δの比によるから、これらのクロックの速さま
たは変化量Δを変えることにより、この変化のスピード
を自在に可変することができる。
【0029】このようにして、加算器8から出力される
電源電圧が目的の上限値または下限値に達したことを検
出するために、この実施の形態では、コンパレータ9と
上限値/下限値レジスタ5とが使用されており、コンパ
レータ9には加算器8から出力される電源電圧とアップ
/ダウン制御回路6から出力される上限値または下限値
が入力されている。
【0030】このコンパレータ9は、加算器8から出力
される電源電圧の上限値または下限値とアップ/ダウン
制御回路6からの上限値または下限値とを比較し、その
比較の結果、電源電圧の上限値または下限値とアップ/
ダウン制御回路6からの上限値または下限値とが一致し
ている場合には、コンパレータ9からプログラマブル・
カウンタ5に信号を送出し、このプログラマブル・カウ
ンタ5に対してクロックの発生を停止させる。
【0031】これにより、レジスタ7に保持されている
加算器8の出力、すなわち、電源電圧が加算器8に取り
込まれなくなり、加算器8からは電源電圧の上限または
下限が出力されたままになっている。
【0032】このように加算器8から出力される電源電
圧がアップ/ダウン制御回路6からの上限値または下限
値と一致している状態で、さらに、この状態を反転し
て、加算器8から出力される電源電圧を上昇または下降
させる場合には、CPU1の制御によりアップ/ダウン
制御回路6に対して加算器8に切り換え信号を出力させ
て、加算器8に電源電圧を上昇または下降させるように
切り換える。
【0033】このような動作を行うこの実施の形態に適
用される被測定ICとして、前記RAM内蔵のマイクロ
コンピュータなどに供給する電源電圧を図3に示すよう
に、変化させても、RAMに保持されている情報が失わ
れずに保持されているか、否かを試験するRAMホール
ドの試験時に、この実施の形態を適用すれば、加算器8
にレジスタ7から出力させるタイミングをプログラマブ
ル・カウンタ5から出力するクロックの周波数を変える
ことで、テスト条件である電源電圧の変化のスピードを
容易に変えることができるようになり、テスト時間を短
縮することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明のIC試験装置
によれば、被測定ICに電源電圧を供給する加算器の出
力を保持するレジスタの内容をプログラマブル・カウン
タからタイミングを自在に可変できるクロックで取り出
して加算器で電源電圧の変化量と加算して電源電圧の変
化のスピードを変化させるようにしたので、電源電圧を
変化させるスピードを細かく設定でき、正確に電源電圧
を被測定ICに印加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のIC試験装置の一実施の形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のIC試験装置の動作を説明するための時
間に対する電源電圧の変化の関係を示す説明図である。
【図3】図1のIC試験装置および従来のIC試験装置
に適用される時間に対する電源電圧の変化の状態の一例
を示す説明図である。
【図4】従来のIC試験装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU(中央演算処理装置) 2 初期値レジスタ 3 変化量レジスタ 4 上限値/下限値レジスタ 5 プログラマブル・カウンタ 6 アップ/ダウン制御回路 7 レジスタ 8 加算器 9 コンパレータ 10 DAC(ディジタル/アナログ変換器)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のタイミングのクロックを出力する
    プログラマブル・カウンタ(5) と、 このプログラマブル・カウンタ(5) のクロックのタイミ
    ングでレジスタ(7) から読み出された被測定集積回路に
    供給する電源電圧と中央演算処理装置(1) によりプログ
    ラムされた前記電源電圧の変化量とを加算して被測定集
    積回路へ測定用の新たな電源電圧を出力し、かつ前記レ
    ジスタ(7) へこの新たな電源電圧を出力させる加算器
    (8) と、を備えることを特徴とするIC試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のIC試験装置において、 前記加算器(8) から出力される電源電圧は、ディジタル
    /アナログ変換器(10)でアナログ電圧に変換することを
    特徴とするIC試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のIC試験装置において、 前記加算器(8) から出力される電源電圧の上限または下
    限は、前記中央演算処理装置(1) で設定される上限値ま
    たは下限値をそれぞれコンパータ(9) で比較し、その比
    較結果上限値または下限値がそれぞれ一致している場合
    に前記コンパレータ(9) は前記プログラマブル・カウン
    タ(5) に対して前記クロック発生を停止させることを特
    徴とするIC試験装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のIC試験装置において、 前記加算器(8) から出力される前記電源電圧が上限値ま
    たは下限値に達した後、さらに反転して上昇または下降
    させる場合には、前記加算器(8) に加算または減算をア
    ップ/ダウン制御回路(6) により切り換えて行うことを
    特徴とするIC試験装置。
JP8245672A 1996-08-28 1996-08-28 Ic試験装置 Withdrawn JPH1068755A (ja)

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JP8245672A JPH1068755A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 Ic試験装置

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JP8245672A JPH1068755A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 Ic試験装置

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