JPH1067465A - ワイヤ処理装置 - Google Patents

ワイヤ処理装置

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Publication number
JPH1067465A
JPH1067465A JP8190997A JP8190997A JPH1067465A JP H1067465 A JPH1067465 A JP H1067465A JP 8190997 A JP8190997 A JP 8190997A JP 8190997 A JP8190997 A JP 8190997A JP H1067465 A JPH1067465 A JP H1067465A
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JP
Japan
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wire
unit
rollers
supply
supply unit
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Application number
JP8190997A
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English (en)
Inventor
Alden Owen Long
オーウェン ロング オールデン
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Whitaker LLC
Original Assignee
Whitaker LLC
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/04Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
    • H02K15/0435Wound windings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C47/00Winding-up, coiling or winding-off metal wire, metal band or other flexible metal material characterised by features relevant to metal processing only
    • B21C47/003Regulation of tension or speed; Braking

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤ処理装置内の狭いスペースで充分なワ
イヤ長を貯蔵できるワイヤ処理装置を提供すること。 【解決手段】 ワイヤ処理装置10はエンドレスソース
20からワイヤ22を引き出すワイヤ供給ユニット14
を有する。ワイヤ処理ユニット12は供給ユニット14
から間欠的に供給されるワイヤを受容する。デリーリン
グユニット18はワイヤ22を一定速度で引き出す駆動
手段28、30を有する。供給ユニット14と駆動手段
28、30の間にはワイヤに所定の緊張を付与する緊張
手段42、46、74、76を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気ワイヤを処理
する為のワイヤ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製品を製造するのに電気ワイヤを使用す
る装置は典型的にはリールの如きエンドレスソース(無
終端供給源)からワイヤ長を引っ張り、製品を製造する
為に何らかの方法でワイヤを加工する機構にそのワイヤ
を供給する。このワイヤは時として所定長に切断されて
製品となり、またある時はこのワイヤは製品の中で電気
部品の相互接続に使用される。例えば、前者は業界で典
型的にリード製造機と称される装置によって製造され
る。これらの装置は、エンドレスソースからワイヤを引
っ張り、正確に測長し、次に所望の長さに切断する。そ
の端部は電気端子に接続される場合もあり、接続されな
い場合もあり、或いは単に接続の為に用意されるだけの
場合もある。どんな場合でも、ワイヤが加工されている
時は加工している工具に対して静止していなければなら
ない。従って供給機構は長さとワイヤになされている作
業のタイミングに応じてワイヤを増加して供給しなけれ
ばならない。これらの装置は11.4メ−トル/秒(m
/s)にもなる速度で処理し、また76.2メ−トル/
毎秒・毎秒(m/s2 )にも達する加速度をワイヤに及
ぼすことがある。
【0003】しかし、ワイヤは高速且つ高加速度で漸次
供給されているので、ワイヤが引っ張られるワイヤリー
ルはその慣性により大きな抵抗を示すことがある。この
抵抗によってワイヤに過応力が生じる慮れがある。加え
て、ワイヤは供給ユニットによって引っ張られているの
で、ワイヤリールは間欠的なワイヤ供給ユニットによっ
て引っ張られるよりも速く回転し始めて、床の上にワイ
ヤが繰り出されることがある。この問題をなくす試みと
して供給ユニットへタイミングよくワイヤリールを回転
させることや、ワイヤのショック(衝撃)を吸収してワ
イヤの弛みを保持する機構がある。ワイヤリールの回転
は複雑な装置なしではコントロール(制御)するのが困
難な為、業界では衝撃吸収機構が広く用いられている。
この衝撃吸収機構は通常1本のシャフトを他方の上に直
交させ、水平に配置した2本のシャフトから成る。第1
シャフトは固定されるが第2シャフトは、この第1シャ
フトに垂直に接近し、或いは離れるように移動するよう
配置され、動力又はばねのいずれかにより離れる方向へ
偏位されている。各シャフトはその上にいくつかのプー
リーを有しており、ワイヤは第1シャフトの第1プーリ
ーに巻回され、次に第2シャフトの第1プーリーに巻回
され、次に第1シャフトの第2プーリーに巻回され、と
いうように繰り返される。ワイヤは最後のプーリーから
延出して、装置のワイヤ供給ユニットへと巻き取られ
る。ワイヤ供給ユニットに間欠的にワイヤを引っ張る
と、下部の第2シャフトが第1シャフトの方へ引っ張ら
れたワイヤを供給する必要量だけ移動する。供給ユニッ
トが、第1シャフトから離れるように偏位している第2
シャフトを止めると、ワイヤに緊張(テンション)を与
え、ワイヤリールを回転させる。
【0004】
【発明が解決すべき課題】ワイヤリールの高速及び低速
回転はコントロール(制御)できないので、ワイヤは供
給サイクルの中でなお応力を受けてワイヤリールは早く
回転しすぎ弛んだワイヤを床上に繰り出すことがある。
これらの装置は、供給が停止している間に処理されてい
るワイヤの端部に印をつける(マーキング)為に、供給
ユニットから所定の位置にあるワイヤマーキングユニッ
トを通常含む。処理中のワイヤ長が、例えば約6.1メ
ートルの如く非常に長いとワイヤマーキングユニットは
装置から約6.1メートル程も離れて配置されなければ
ならないので多大の床面積を必要とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はワイヤデリーリ
ングユニット(巻き戻しユニット)を設けることによっ
て前述の問題を解決しようとするもので、このワイヤデ
リーリングユニットは一定速度で回転するワイヤリール
からワイヤを引き出し、ワイヤリールが制御不能に回転
することなく供給ユニットによってワイヤが間欠的に供
給されることを可能にしている。
【0006】加えて、ワイヤマーキングユニットは、適
切な限界を超えて、装置の長さ方向に延びることなく供
給が停止している間にマーキングを可能にするのに十分
なワイヤの貯蔵容積を含む。ワイヤ処理ユニットは、供
給ユニットから間欠的に供給されるワイヤに製造上の加
工を行う為に供給ユニットからワイヤを受容する。デリ
ーリングユニットは、エンドレスソースと、一定速度で
エンドレスソースからワイヤを取り出す為にワイヤと係
合して駆動する駆動機構を有するワイヤ供給ユニットと
の間に配置される。供給ユニットは取り出されたワイヤ
を引っ張り、次にワイヤ処理ユニットに供給するように
構成される。駆動手段と供給ユニットの間でワイヤに所
望の張力を維持する為に緊張装置が設けられる。ワイヤ
の所定長を蓄えるよう構成されたワイヤ貯蔵機構を含む
ワイヤマーキングユニットが設けられるが、このマーキ
ングユニットは、ワイヤ長を調節して蓄えることがで
き、間欠的な供給サイクルの停止中にワイヤのマーキン
グをすることが可能である。
【0007】以上の如く、本発明のワイヤ処理装置はエ
ンドレスソースからワイヤを引き出すワイヤ供給ユニッ
ト、及び該ワイヤ供給ユニットから前記ワイヤを受容し
て製造加工するワイヤ処理ユニットを具え、前記ワイヤ
は前記ワイヤ供給ユニットから間欠的に供給されるワイ
ヤ処理装置において、前記エンドレスソース及び前記ワ
イヤ供給ユニットの間には、前記ワイヤと係合して前記
エンドレスソースから一定速度で前記ワイヤを引き出す
駆動手段を有するデリーリングユニットを設けると共
に、前記駆動手段及び前記供給ユニットの間には前記引
き出されたワイヤに所定の張力を維持する緊張装置を設
けることを特徴とする。
【0008】前述の緊張装置は、ワイヤの通路に接近
し、或いは離間するように摺動するスライドにローラを
設け、このローラとワイヤを係合させることによって通
路と直交方向にワイヤを延在させて貯蔵することを可能
にすることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明を開示したワイヤ処理装置
の概略図である。
【0011】図2は、図1に示すデリーリングユニット
の拡大図である。
【0012】図3は、図1に示すワイヤマーキングユニ
ットの拡大図である。
【0013】図4は、図1に示す装置のいくつかの作動
部品の概略図である。
【0014】図5は、作業の準備の為に装置に巻き取ら
れたワイヤを示す、図1と同様の概略図である。
【0015】図6は、ワイヤと係合したワイヤ貯蔵機構
を示す、図2と同様の拡大図である。
【0016】図7は、ワイヤと係合しているワイヤ緊張
装置を示す、作業の為に準備された装置の図3と同様の
拡大図である。
【0017】図8は、図2に示されたものと同様の、ワ
イヤマーキングユニットを含まないワイヤ処理装置の概
略図である。
【0018】図9は、ワイヤと係合しているワイヤ緊張
装置を示す、作業の為に準備された装置の図5と同様の
概略図である。
【0019】図1に示す如き自動装置、即ちワイヤ処理
装置10は、本実施形態ではリード製造部となるワイヤ
処理ユニット12、にワイヤ供給ユニット14、ワイヤ
マーキングユニット16、及びワイヤデリーリングユニ
ット(ワイヤ巻き戻しユニット)18を有する。ユニッ
ト12乃至18は、図1に示す如く個別に独立したユニ
ットでもよく、それらのいくつか或いは全てを単一のユ
ニットに統合してもよく、又は2個以上の複合ユニット
としてもよい。
【0020】本実施形態ではワイヤ22のリール20に
なるエンドレスソース(終端のないワイヤ資源)は、ワ
イヤデリーリングユニット18に近接して配置される。
このワイヤデリーリングユニット18は、一定の速度で
ワイヤ22をリール20から引き出してワイヤ供給ユニ
ット14で使用される引き出されたワイヤを製造する。
これについてこれから説明する。
【0021】ワイヤデリーリングユニット18は、フレ
ーム26、キャプスタン28、及び圧力ローラ30から
構成されるワイヤ駆動機構、及び一対の出口用のガイド
ローラ34、34を含む。ここで説明されるキャプスタ
ン28及び圧力ローラ30は一例としてだけのものであ
る。これらキャプスタン28と圧力ローラ30を総括し
て駆動手段という。ローラのベルトを使用するいかなる
適切なワイヤデリーリング機構は本発明の実施に使用し
てもよいことが理解できよう。キャプスタン28、圧力
ローラ30及び2個の出口用ガイドローラ34、34は
フレーム26の反対側に配置されその間にワイヤ掛け通
路36を形成している。図1に示す如くワイヤ掛け通路
36はワイヤ供給ユニット14、マーキングユニット1
6及びデリーリングユニット18に沿って水平に延び
る。圧力ローラ30はキャプスタン28と係合して駆動
するよう弾性部材38によって付勢される。キャプスタ
ン28はフレーム26に取り付けられた可変速モータの
出力シャフト39に取り付けられている。可変速モータ
40は、図1及び図2に見られるようにキャプスタン2
8を時計回りに回転させて、リール20からワイヤ22
を引き出す。
【0022】図1及び図2に最もよく見られるように、
第1可動スライド42は進路44と、係合して摺動する
よう配置され、第2可動スライド46は進路48と係合
して摺動するよう配置される。進路44、48は図2に
示す如く、ねじ50によってフレーム26に取り付けら
れている。第1及び第2可動スライド42及び46は、
夫々進路44及び48で、図1及び図2に示す如く、互
いに接近する第1位置と、図7に示す如く互いに離間す
る第2位置との間を摺動するよう配置されている。エア
シリンダ54の如きアクチュエータはフレーム26に取
り付けられ、スタッド58に連結されたピストンロッド
56を有する。スタッド58は可動スライド42に取り
付けられ、それが第1位置と第2位置の間を摺動可能に
している。スタッド58はフレーム26に形成された細
長い逃げ穴60を貫通して延びる。図1及び図2に示す
如くスライド42はフレーム26に近い側にあり、シリ
ンダ54は遠い側にある。同様に、アクチュエータ、即
ちエアシリンダ64はフレーム26に取り付けられてお
り、ピストンロッド66を有する。ピストンロッド66
は、可動スライド46に取り付けられたスタッド68に
連結され、スライド46が第1位置と第2位置との間で
摺動することを可能にしている。図1及び図2に見られ
るように、スタッド68はフレーム26に形成された細
長い逃げ穴70を貫通する。図1及び図2に見られるよ
うに、スライド46はフレーム26に近い側にあり、シ
リンダ64は遠い側にある。
【0023】3個の緊張ローラ74は支持されて第1可
動スライド42の中で回転し、図の如く離間している。
図1及び図2に見られる如く緊張ローラ74は第1可動
スライド42が第1位置にあるときにワイヤ掛け通路3
6の第1側、即ち下側に配置されている。しかし、第1
可動スライド42が、図7に示す如く第2位置に移動す
ると、緊張ローラ74は、第2側、即ち図の如くワイヤ
掛け通路36の上側に配置される。同様に3個の緊張ロ
ーラ76は、図1及び図2に示す如く、第2可動スライ
ド46から延びるアーム78の端部に支持されて回転す
る。スライド42、46と緊張ローラ74、76を総括
して緊張装置という。緊張ローラ76は第2可動スライ
ド46が、図1及び図2に示す如く、第1位置にあると
き、ワイヤ掛け通路36の第2側、即ち上側に位置す
る。この第1位置で注意すべきことはアーム78のうち
の2個とそれらの緊張ローラ76は、隣接する緊張ロー
ラ74の間に延び、他方残りのアーム78及びその緊張
ローラ76は、最も左側の緊張ローラ74とキャプスタ
ン28の間に延びる。第2可動スライド46が、図7に
示す如く、その第2位置に移動すると図示の如く緊張ロ
ーラ76はワイヤ掛け通路36の第1側即ち下側に位置
する。ワイヤクランプ80はワイヤ掛け通路36に沿っ
てフレーム26に連結され、ワイヤのマーキング工程の
間、それを確実にクランプ(把持)し、安定的に保持す
る。注意すべきことは、ワイヤクランプ80はデリーリ
ングユニット18に取り付ける代わりに、必要によりマ
ーキングユニット16に取り付けてもよいということで
ある。
【0024】図1及び図3に示す如く、ワイヤマーキン
グユニット16はフレーム90、1対の入口用ガイドロ
ーラ92、94、1対の中間ガイドローラ96、98、
及び1対の出口用ガイドローラ100、102を含む。
入口用ガイドローラ92、94及び出口用ガイドローラ
100、102は、中間ガイドローラ96、98共々ワ
イヤ掛け通路36にまたがって夫々フレーム90の両側
に配置されている。ワイヤマーカー104は入口用ガイ
ドローラ92、94及び中間ガイドローラ96、98の
間で、フレーム90に取り付けられている。ワイヤマー
カー104は市販のいかなる適切なワイヤマーカでもよ
い。
【0025】図1及び図3に最もよく示す如く、第3可
動スライド110は進路112と係合して摺動するよう
配置され、第4可動スライド114は進路116と係合
して摺動するよう配置され進路112、116は、図3
に示す如くねじ118によってフレーム90に取り付け
られている。第3及び第4可動スライド110、114
は、図1及び図3に示す第1位置と、図7に示す第2位
置との間で、互いに接近し或いは離れるように対応する
進路112、及び116内で摺動するよう配置されてい
る。ねじ120は第3可動スライド110の逃げ穴を貫
通し、フレーム90に形成された細長い逃げ穴を通って
延び、ナット124とねじ係合する。スライド110は
図1及び図3に示すようにフレーム90に近い側にあり
ナット124は遠い側にある。同様に、図1及び図2に
示す如く、ねじ126は第4可動スライド114の逃げ
穴及びフレーム90に形成された細長い逃げ穴128を
貫通して延びナット130とねじ係合する。スライド1
14はフレーム90に近い側にあり、ナット130は遠
い側にある。3個の貯蔵用ローラ138は第3可動スラ
イド110に回転可能に支持され、図の如く離隔してい
る。貯蔵用ローラ138は、第3可動スライド110が
図1及び図3の如く第1位置にあるときにワイヤ掛け通
路36の第1側即ち下側に配置される。しかし第3可動
スライド110が図7に示す如く第2位置に移動すると
貯蔵用ローラ138は第2側、即ち図の如くワイヤ掛け
通路36の上側に配置される。同様に図1及び図3に示
す如く、3個の貯蔵用ローラ140は、第4可動用スラ
イド114から延びるアーム142の端部に支持されて
回転する。第4可動スライド114が図1及び図3に示
す第1位置にあるとき、貯蔵用ローラ140はワイヤ掛
け通路36の第2側、即ち上側に位置する。この第1位
置で注意すべきことは、2個のアーム142及びそれら
の貯蔵用ローラ140は、隣接する貯蔵用ローラ138
間に延びるが、残りのアーム142及びその貯蔵用ロー
ラ140は最も左側のローラ138及び中間ガイドロー
ラ96及び98の間に延びる。貯蔵用ローラ138はそ
の間を貯蔵用ローラ140が通過するのに十分なだけ離
間している。図7に示す如く、第4可動スライド114
が第2位置に移動すると、貯蔵用ローラ140は図の如
く第1側、即ちワイヤ掛け通路30の下側に位置する。
ワイヤクランプ144はワイヤ掛け通路36に沿ってフ
レーム90に連結され、これから述べる工程の初期化の
間、第3及び第4可動スライド110、114を図6及
び図7に示す第2位置へ移動する間、ワイヤ22を確実
に把持して所定の位置に保持する。ワイヤマーキングユ
ニット16は第3及び第4可動スライド110及び11
4に連結された図示しないクランク及び親ねじ機構を含
んで、可動スライド及び対応する貯蔵用ローラ138、
140をそれらの第1位置と第2位置の間で手動で移動
させてもよい。更に、親ねじ機構の作動は、コントロー
ラ150によって制御される適切なアクチュエータを追
加することによって自動化されるか、或いは適切なアク
チュエータを第3及び第4可動スライド110及び11
4に直接連結してもよい。
【0026】装置10を機能的に作動させる要素の概要
を図4に示すが、ここでは、これらの作業要素を制御す
る為に通常の方法でオペレータの端末152に相互接続
されたプログラム可能なコントローラ150が示されて
いる。供給ドライブ用の可変速モータ154は通常の方
法で供給ドライブ156に連結され、ワイヤ22をワイ
ヤ処理ユニット12へ間欠的に供給するのに用いられ
る。可変速モータ40は、コントローラ150によって
決められた通りに、ワイヤ処理ユニット12を通過する
ワイヤ22の供給速度に合わせた速度でキャプスタン2
8を回転させる。ワイヤ処理ユニット12を通過するワ
イヤの供給速度は、ワイヤ22と係合して直接測定する
車(ホイール)を有する図示しないエンコーダ、又は同
様に装置によって直接測定するか、或いは可変速モータ
158の回転運動を検出することによって間接的に測定
することができる。エアバルブ即ち可変速モータ158
は2個のエアシリンダ54、64に連結され、装置10
の作動中コントローラ150の制御のもとで必要によ
り、各シリンダ54、64の2個の端部に連結される。
加えてコントローラ150は、2個のワイヤクランプ8
0及び144、ワイヤマーカ104、及びワイヤ処理ユ
ニット12に相互接続されて、これらの作動を制御す
る。
【0027】図1、図4及び図7を参照して装置10の
作動について説明する。図1に示す如く、可動スライド
42、46、110及び114は最初それらは第1位置
をとる。ワイヤクランプ80及び144は開位置にあ
る。ワイヤ22は圧力ローラ30及びキャプスタン28
の間に配置され、次に緊張ローラ74、76及び78の
間に通され、図5に示す如くクランプ80、マーカ10
4及び関連のガイドローラ92、94及び96、98、
貯蔵用ローラ96’及び98’の間で、クランプ14
4、供給ドライブ156を通ってワイヤ処理ユニット1
2へと通される。次に、ワイヤクランプ144は、コン
トローラ150によって閉じられ、ワイヤ処理ユニット
12に対しワイヤ22を現在の位置に保持する。次にオ
ペレータは第3及び第4可動スライド110及び114
を夫々手動で移動させて貯蔵用ローラ138及び140
をそれらの第2位置へ移動させ、2組の貯蔵用ローラの
間でワイヤ22をジグザグ状にしている。貯蔵用ローラ
138及び140がワイヤ22と係合して、図6に示す
如く、互いに離れるように移動すると、ワイヤ22はリ
ール20から引き出され貯蔵用ローラ138、140の
間に貯蔵される。貯蔵用ローラ138及び140間に貯
蔵されるべきワイヤ22の長さは、ワイヤ供給ドライブ
156が停止しているときにワイヤ22をマーキングす
る為にワイヤ22を正確に位置決めするように選択され
る。この貯蔵される長さは、ワイヤ処理ユニット12に
よって処理されるリードのリード長の倍数である。所望
の長さのワイヤ22が貯蔵用ローラ138、140間に
貯蔵されると、可動スライド110及び114は、ねじ
とナットの対120、124及び126、130を締め
付けることにより所定の位置に確実にロックされる。次
にワイヤクランプ80が閉じ、コントローラ150によ
ってエアシリンダ54、64に圧力が加えられる。第1
及び第2可動スライド42、46は互いに離れるように
移動を開始し、2組の緊張ローラ74、76はワイヤ2
2と係合してそれらを第2位置へ移動させる。これによ
りワイヤ22は2組の緊張ローラ74、76の間でジグ
ザグ経路をとるようになる。緊張ローラ74、76がワ
イヤ22と係合して図7に示す如く互いに離れるように
移動すると、ワイヤ22はリール20から引き出され緊
張ローラ74、76間に貯蔵される。2組の緊張ローラ
74、76の間に貯蔵されたワイヤ22の長さは、ワイ
ヤ処理ユニット12によって処理されているワイヤ又は
リードの長さより長い。次にワイヤクランプ80及び1
44が開き、ワイヤ供給ユニット14及びワイヤ処理ユ
ニット12が作動を開始する。ワイヤ供給装置がワイヤ
22を間欠的にワイヤ処理ユニット12に供給すると、
必要に応じ緊張ローラ74、76の間に貯蔵されたワイ
ヤ22からワイヤ22を引き出し、第1及び第2可動ス
ライド42、46を異なる様に加圧されたエアシリンダ
54、64の力に抗して互いの方向へ移動させる。しか
し、同時に可変速モータ40はキャプスタン28を駆動
し続けるので、ワイヤ22はリール20から一定速度で
引き出され、それによってワイヤ供給装置156によっ
て取り出された緊張ローラ74及び76間に貯蔵された
ワイヤ20を再度部分的に補充する。ワイヤ供給装置1
56が供給を停止すると、キャプスタン28によってリ
ール20から連続的に引き出されていたワイヤは図7に
示す如く緊張ローラ74、76間に貯蔵されたワイヤを
完全に補充し、その時点でワイヤ供給装置156は次の
サイクル用にワイヤ22の供給を開始する。ワイヤ供給
装置156が交互にワイヤの供給と停止を行うと、第1
及び第2スライド42、46はエアシリンダ54、64
の一定の圧力のもとで互いの方向へ又は離れる方向へ移
動し、ワイヤは交互に引き出され、次に補充される。2
個のエアシリンダ54、56が一定の圧力であることに
よって出口用ガイドローラ34、34は略一定に保たれ
る。この張力は各エアシリンダ54、64の2つの側の
差圧を単に調節するのみで任意の所望のレベルに調整す
ることができる。ワイヤ供給ドライブ156が供給サイ
クルの停止期間中に供給を停止するとき、ワイヤクラン
プ80はコントローラ150によって閉じられてなおワ
イヤ22を確実に保持し、そしてワイヤマーカー104
がワイヤをマークする為に作動される。次にワイヤクラ
ンプ80が開かれ上記の工程が継続する。
【0028】上記の装置10はワイヤデリーリングユニ
ット18及びワイヤマーキングユニット16を含むが、
本発明の実施にはこれらのユニットのいずれか1つを除
いてもよい。即ち、ワイヤマーキングが必要でない場合
は図8及び図9に示す如くワイヤマーキングユニット1
6は存在しない。この場合はワイヤデリーリングユニッ
ト18は図の如くワイヤ供給ユニット14に隣接して位
置する。ワイヤ22は図8に示す如く、図5で述べられ
たのと同様な方法で装置10に通され、第1及び第2可
動スライド42、46は図9に示す如く、第2位置に移
動する。これによって2組の緊張ローラの間で、ワイヤ
22はジグザグ経路をとる。緊張ローラ74、76がワ
イヤ22と係合して図9に示す如く互いに離れる方向へ
移動すると、ワイヤ22がリール20から引き出されて
緊張ローラ74、76間に貯蔵される。同様にワイヤマ
ーキングユニット16は、本発明の従来の技術で述べた
形式のワイヤデリーリングユニットと連結して用いても
よい。
【0029】本実施形態ではワイヤ処理ユニット12は
電気リード製造装置として記載されているが、ワイヤ製
品、又はワイヤ副製品を含む製品を製造する為にワイヤ
へ製造加工するいかなる装置でもよい。加えて、可変速
モータ40及びキャプスタン28は略一定速度でリール
20からワイヤ22を引き出すように記載されている。
しかし、当業者は装置10の如き複雑な自動装置は、作
業条件の変更によって運転速度が変化することが経験的
に理解されていよう。本実施形態では、コントローラ1
50がワイヤ22の実際の使用率をワイヤ処理ユニット
12によって決め、可変速モータ40を使ってキャプス
タン28を適切な対応速度で回転させる。どのような場
合でも、キャプスタン28の速度は適切な一定速度に素
早く安定するので、リール20から引き出されているワ
イヤ22に有害となる突出した張力を低減することがで
きる。更に、緊張ローラ74、76は、ここでは第1及
び第2可動スライド42、46によって支持され、保持
され、またエアシリンダ54、64によって作動されて
いるものとして記載されている。適切な条件のもとで
は、各緊張ローラ74及び76に対し、分離した可動ス
ライド及びエアシリンダを設けてもよいことは利点とな
るかもしれない。このような構成の変更は本発明の範囲
内にあると理解される。
【0030】本発明の重要な効果は、リールから引き出
されているワイヤに一定の張力が維持され、それにより
ワイヤの過応力を防止していることである。他の重要な
利点は、マーキングユニットが装置から著しく離れて位
置することなく供給サイクルの停止時間中にマーキング
作業がなされるように十分なワイヤを貯蔵できることで
ある。
【0031】
【発明の効果】本発明のワイヤ処理装置は、ワイヤをエ
ンドレスソースから引き出す駆動手段を有するデリーリ
ングユニットをエンドレスソースとワイヤ供給ユニット
の間に設け、駆動手段と供給ユニットの間には所定の張
力を維持する緊張装置を設けているので次の効果を奏す
る。
【0032】即ち、比較的限られたスペースの中で十分
な量のワイヤ長を貯蔵することができ、マーキング作業
等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を開示したワイヤ処理装置の概略図
である。
【図2】 図1に示すデリーリングユニットの拡大図
である。
【図3】 図1に示すワイヤマーキングユニットの拡
大図である。
【図4】 図1に示す装置のいくつかの作動部品の概
略図である。
【図5】 作業の準備の為に装置に巻き取られたワイ
ヤを示す図1と同様の概略図である。
【図6】 ワイヤと係合した、ワイヤ貯蔵機構を示
す、図2と同様の拡大図である。
【図7】 ワイヤと係合しているワイヤ緊張装置を示
す、作業の為に準備された装置の図3と同様の拡大図で
ある。
【図8】 図2に示されたものと同様のワイヤマーキ
ングユニットを含まないワイヤ処理装置の概略図であ
る。
【図9】 ワイヤと係合しているワイヤ緊張装置を示
す、作業の為に準備された装置の図5と同様の概略図で
ある。
【符号の説明】
10 ワイヤ処理装置 12 ワイヤ処理ユニット 14 ワイヤ供給ユニット 18 デリーリングユニット 20 エンドレスソース 22 ワイヤ 28、30 駆動手段 36 ワイヤ掛け通路 42、46、74、76、110、114、138、1
40 緊張装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレスソースからワイヤを引き出す
    ワイヤ供給ユニット、及び該ワイヤ供給ユニットから前
    記ワイヤを受容して製造加工するワイヤ処理ユニットを
    具え、前記ワイヤは前記ワイヤ供給ユニットから間欠的
    に供給されるワイヤ処理装置において、 前記エンドレスソース及び前記ワイヤ供給ユニットの間
    には、前記ワイヤと係合して前記エンドレスソースから
    一定速度で前記ワイヤを引き出す駆動手段を有するデリ
    ーリングユニットを設けると共に、前記駆動手段及び前
    記供給ユニットの間には前記引き出されたワイヤに所定
    の張力を維持する緊張装置を設けることを特徴とするワ
    イヤ処理装置。
JP8190997A 1996-03-15 1997-03-14 ワイヤ処理装置 Pending JPH1067465A (ja)

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US1351596P 1996-03-15 1996-03-15
US60/013515 1996-03-15

Publications (1)

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