JPH1067300A - シートベルト用リトラクターのプリテンショナー - Google Patents
シートベルト用リトラクターのプリテンショナーInfo
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- JPH1067300A JPH1067300A JP8245459A JP24545996A JPH1067300A JP H1067300 A JPH1067300 A JP H1067300A JP 8245459 A JP8245459 A JP 8245459A JP 24545996 A JP24545996 A JP 24545996A JP H1067300 A JPH1067300 A JP H1067300A
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- rack
- piston
- pretensioner
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R22/4628—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators
- B60R2022/4661—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators comprising venting means, e.g. for avoiding overpressure in case of fire or for allowing return motion with energy absorption
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
にピストンに作用させたガス圧力が、エネルギー吸収機
構の動作を妨げることがないプリテンショナーを提供す
ること。 【解決手段】 ピストン40の基端部にピストン40の
移動方向に沿って貫通したガス抜き孔46、47を設け
た構成とし、通過しようとするガスの粘性抵抗によって
短時間でガス圧力が下がらずプリテンショナーが作動す
るまでガス圧力を保持でき、且つ、エネルギー吸収機構
が作用するまでに、シリンダ24内に残っているガスの
内部圧力を必要十分な値まで下げる事ができるようにし
た。
Description
トラクターの巻取り軸と連動回転可能に装備された駆動
手段により、車両衝突時等の緊急時に前記リトラクター
の巻取り軸をシートベルトの弛みが除去される方向に回
転させるシ−トベルト用リトラクターのプリテンショナ
ーに関するものである。
全に保持するためのシートベルト装置においては、乗員
のシートベルト装着感を低減するためにリトラクターが
シートベルトを巻取る力を低くする傾向がある。これに
より、乗員の身体に装着されたシートベルトのたるみが
増加するため、車両衝突等の緊急時に大きな力がシート
ベルトに加わるとシートベルトが伸び出す量が増え、乗
員の身体を効果的に拘束することができないことがあっ
た。そこで、緊急時にシートベルトを巻取ってそのたる
みを除去すべく、リトラクターの巻取り軸を巻取り方向
へ瞬時に回転させるプリテンショナーをリトラクターに
組み込んだプリテンショナー付きシ−トベルト用リトラ
クターが開発されている。
ては、例えば、シ−トベルト用リトラクターの巻取り軸
と連動回転可能に装備されたピニオンギヤと、該ピニオ
ンギヤに噛合させたラックと、シリンダ内に摺動可能に
保持されると共に前記ラックの基端に連結されたピスト
ンとを備え、車両衝突時等の緊急時には、前記ピストン
にガス圧力を作用させることで前記ラックを瞬時に押圧
駆動して、前記ピニオンギヤを介して前記リトラクター
の巻取り軸をシートベルトの弛みが除去される方向に回
転させる形式のものが種々開発されている(特開平6−
156187号公報、実公昭55−21696号公報参
照)。この形式において、巻取り軸と連動回転可能に装
備された該駆動手段は、ピニオンギヤ及びラックから形
成される。
では、プリテンショナーによって弛みを除去した後、シ
ートベルトに作用する張力が一定以上に高まると、前記
シートベルトを伸び出させて、乗員にかかる衝撃を緩和
させるエネルギー吸収機構を装備したものが開発されて
いる。このエネルギー吸収機構としては、シートベルト
として利用されているウェビング自体が一定以上の張力
で伸びるようにしたもの、あるいは、リトラクターの巻
取り軸が捩り変形するようにしたもの、あるいは、前記
シートベルトに作用する張力が一定以上になるとリトラ
クターの巻取り軸を逆転させるものなどが提案されてい
る。
記ピストンにガス圧力を作用させることで前記駆動手段
を瞬時に駆動して、前記リトラクターの巻取り軸をシー
トベルトの弛みが除去される方向に回転させる形式の従
来のプリテンショナーは、シートベルトに作用する張力
が一定以上になるとリトラクターの巻取り軸を逆転させ
るエネルギー吸収機構と組み合わせた構成とすると、不
都合が生じる虞があった。
のプリテンショナーでは、ガス圧力がピストンの押圧駆
動に有効に働くように、ピストンとシリンダとの間の気
密性や、シリンダとガス発生器ケースとの接合部の気密
性が高まるように工夫している。そのため、ピストンを
押圧したガスは、その後も、シリンダ内に封入された状
態で残っており、エネルギー吸収機構が作動して、リト
ラクターの巻取り軸を逆転させようとした時に、シリン
ダ内に残っているガス圧がピストンの上昇に伴って増大
して、巻取り軸の逆転を妨げる負荷として働く。その結
果、エネルギー吸収機構が本来のシートベルトの伸び出
し量を確保できなくなったり、あるいは、シートベルト
の延び出し速度が遅れるために、乗員にかかる衝撃を緩
和する効力が低減するなど、エネルギー吸収機構が十分
に効果を発揮できなくなる虞があった。
ることにあり、緊急時にピストンにガス圧力を作用させ
ることでピストンに連結されている駆動手段を瞬時に駆
動して、リトラクターの巻取り軸をシートベルトの弛み
が除去される方向に回転させるプリテンショナーであっ
て、シートベルトに作用する張力が一定以上になるとリ
トラクターの巻取り軸を逆転させるエネルギー吸収機構
と組み合わせた場合に、ピストンに作用したガス圧がエ
ネルギー吸収機構の動作を妨げることがなく、エネルギ
ー吸収機構に十分に効果を発揮させることのできるシー
トベルト用リトラクターのプリテンショナーを提供する
ことである。
の本発明に係るシートベルト用リトラクターのプリテン
ショナーは、車両衝突時等の緊急時に着火されてガスを
発生するガス発生器と、前記ガス発生器から発生された
ガスが導かれるシリンダと、前記シリンダ内に移動可能
に収容され該ガスの圧力で押圧駆動されるピストンと、
前記ピストンの移動によってシ−トベルト用リトラクタ
ーの巻取り軸をシートベルトの弛みが除去される方向に
回転する駆動手段とを具備し、前記ピストンの押圧駆動
による該シートベルトの弛み除去後に、該シートベルト
に作用する張力が一定以上になると該巻取り軸を逆転さ
せるエネルギー吸収機構と組み合わせて使用されるシ−
トベルト用リトラクターのプリテンショナーにおいて、
前記ピストンには、該ピストンの移動方向に沿って貫通
したガス抜き手段穴が設けられたことを特徴とするもの
である。また、上記構成において、前記ガス抜き手段を
直径0.6mmから1.2mm程度の細穴で構成するこ
とが好ましい。さらに、上記構成において前記駆動手段
は、車両衝突時等の緊急時にシートベルト用リトラクタ
ーの巻取り軸と連動回転可能に装備されたピニオンギヤ
と、シリンダ内に摺動可能に保持されたピストンが基端
に設けられると共に、先端側には前記ピニオンギヤに噛
合するラック歯が設けられて、緊急時に前記ピストンに
作用するガス圧力で押圧駆動されて、前記ピニオンギヤ
を介してリトラクターの巻取り軸をシートベルトの弛み
が除去される方向に回転させるラックとから構成するこ
とが好ましい。さらにまた、上記構成において、前記ガ
ス抜き手段として、前記ラックの基端部に、基端面から
基端寄りの側面に貫通した第1のガス抜き孔を設けると
共に、前記ピストンには、前記第1のガス抜き孔に連通
するように、該ピストンを該ピストンの摺動方向に沿っ
て貫通した第2のガス抜き孔を設けることが好ましい。
また、上記構成において、前記ラックの基端部に、前記
ラックが摺動可能に嵌合するラック挿通孔と、前記シリ
ンダの内周面に弾性接触する外周部とを備えたパッキン
を嵌合装備し、前記パッキンを、外周部とシリンダとの
間の摺動抵抗がラック挿通孔とラックとの間の摺動抵抗
よりも大きくなるように、外周部のシリンダに対する弾
性接触度を設定すると共に、ピストンに外接する位置で
ラックに嵌合している時には、ラックの側面に密着する
ラック挿通孔の内周面が前記第1のガス抜き孔のラック
側面の開口を塞ぐように、前記ラック挿通孔を設定する
ことがなお好ましい。
明を説明する。図1乃至図5は本発明に係るシートベル
ト用リトラクターのプリテンショナーの一実施形態を示
したもので、図1は一実施形態のプリテンショナー3の
分解斜視図、図2は一実施形態のプリテンショナー3A
の初期状態を示す断面図、図3は一実施形態のプリテン
ショナー3Aのガス抜き機構の構成を示す拡大図、図4
は一実施形態のプリテンショナー3Aに装備されたスト
ッパの配置説明図、図5は本発明の他の実施形態のプリ
テンショナー3Aに装備されたストッパの動作説明図で
ある。
は、車両のシ−トベルト用リトラクターに装備されて、
車両衝突時等の緊急時にシートベルトの弛みを除去する
もので、リトラクターの巻取り軸4(図2参照)にクラ
ッチ機構(図示略)を介して断続的にトルク伝達可能な
回転駆動部材である図示略のクラッチ外輪と、ガス発生
器29が発生するガス圧力で押圧駆動されるラック25
及び該ラック25と常時噛み合わされたピニオンギヤ2
1によりクラッチ外輪を回転駆動する駆動手段6と、ピ
ニオンギヤ21の回転によりクラッチ外輪を増速回転さ
せるべくピニオンギヤ21とクラッチ外輪の間に配設さ
れた増速歯車伝動装置である遊星歯車装置(図示略)
と、車両衝突時にガス発生器29を作動させる図示しな
い制御装置とを備えている。また、この一実施形態のプ
リテンショナー3Aには、ラック25の押圧駆動による
シートベルトの弛み除去後に、シートベルトに作用する
張力が一定以上になると巻取り軸4を逆転させるエネル
ギー吸収機構(図示略)が組み合わせられている。
ニオンギヤ21に噛み合わされるラック歯25aを形成
されたラック25と、ラック25の基端を移動可能に受
容するシリンダ24と、シリンダ24の先端部とガス発
生器29のガス噴出部とを連通連結するガス発生器ケー
ス28とを有している。そして、シリンダ24は、その
基端部の鍔部24aがラックギヤケース22の凹溝22
aに嵌合することにより、ラックギヤケース22に連結
されている。
ピニオンギヤ21が回転自在に収容される中央開口33
と、中央開口33と一部連通してラック25を摺動案内
する案内溝34とが形成されており、ラックギヤケース
22の外側には巻取り軸4の先端が貫通する開口23a
を形成したプレート23がピニオンギヤ21及びラック
25を覆うように配設されている。
25の基端は、ガス発生器29から噴射されてガス発生
器ケース28を介してシリンダ24内に供給されるガス
圧力を受けるピストン40に連結されている。即ち、こ
の一実施形態のプリテンショナー3Aは、車両衝突時等
の緊急時にはガス発生器29から噴射されてピストン4
0に作用するガス圧力でラック25を押圧駆動すること
により、リトラクターの巻取り軸4をシートベルト(ウ
ェビング)の弛みが除去される方向に回転させる。
は、ラック25の基端に一体形成されたピストン本体4
1と、ピストン本体41に重ねられてシリンダ24内に
供給されるガス圧力をピストン本体41に伝える受圧板
27とに分割された構成をなしている。そして、ピスト
ン本体41は、アルミニウム合金等の適宜金属によりラ
ック25と一体に形成されているが、受圧板27は合成
樹脂あるいはアルミニウム等の金属により形成されてい
る。
の気密性を保持するためのリング状のシール部材26
は、ピストン本体41と受圧板27との間に挾持される
ようになっている。
は、ガス発生器29の発生したガス圧でピストン40を
介してラック25が押圧駆動されてシートベルトの弛み
が除去された後、図示略のエネルギー吸収機構が作動し
た時に、ピストン40を押圧したガスがエネルギー吸収
機構の動作を妨げないように、ガス抜き機構45が装備
されている。このガス抜き機構45は、図3に示すよう
に、ラック25の基端部に形成した第1のガス抜き孔4
6と、ピストン40に形成した第2のガス抜き孔47と
で構成されている。
端面から基端寄りの側面に貫通させたものである。ま
た、第2のガス抜き孔47は、第1のガス抜き孔46に
連通するように、ピストン本体41,受圧板27に、ピ
ストン40の摺動方向に沿う細径の孔41a,27a
を、貫通させたものである。第1のガス抜き孔46の縦
孔46a、及びピストン本体41,受圧板27の細径の
孔41a,27aは、いずれも、直径が0.6〜1.2
mm程度に設定されている。また、第1のガス抜き孔4
6の側面に開口する横孔46bは、縦孔46aの数倍の
直径の大径孔とされている。また、受圧板27のピスト
ン本体41側には、細径の孔41a,27a相互の連通
を確実にするための、拡径した凹部27bが形成されて
いる。
2に示すように、シリンダ24の頂部の内面側に形成さ
れた位置決め用の傾斜面5と、ピストン40の受圧板2
7とを当接させて組み付けを行うことによって、所定の
初期位置に設定される。初期位置に組み付けられたラッ
ク25は、その先端のラック25歯25aが、ピニオン
ギヤ21に噛合した状態になっている。
ー3Aの場合は、緊急時におけるラック25の押圧駆動
によって所定の弛み除去が終了した後に、シートベルト
に作用する張力が規定以上になると、図示略のエネルギ
ー吸収機構の作動によってリトラクターの巻取り軸4が
シートベルトの伸び出し方向に回転可能になり、これに
よって、巻取り軸4に連動してピニオンギヤ21が逆転
して、弛み除去した分量のシートベルトが引き出し可能
にされている。
トに作用する張力によって、ラック25が初期位置まで
戻された時、ピニオンギヤ21に作用している逆転方向
の駆動トルクが規定以上であれば、ラック25とピニオ
ンギヤ21との噛合を解除して、ピニオンギヤ21の逆
転によるシートベルトの更なる伸び出しを許容する噛合
解除機構7が装備されている。
の逆転方向の駆動トルクによってラック25に作用する
駆動力が規定以上のときに、図4に示すように、ラック
25を初期位置に位置決めする部材である傾斜面5や受
圧板27が変形または破損することで、ラック25を初
期位置からさらに退出させて、ラック25とピニオンギ
ヤ21との噛合を解除する構成とされている。
25を摺動案内する案内溝34の一側には、ラック25
が初期位置から一定距離退出したときに、ラック25の
摺動経路に突出してラック25の初期位置への再復帰を
規制するストッパ9が装備されている。
き機構45が細長い細管形状とされているため、高速で
ガスがガス抜き機構45を通過しようとするとガスの粘
性抵抗によって短時間でシリンダー内部の圧力が下がら
ずプリテンショナーが作動するまで圧力を保持できる。
また、エネルギー吸収機構が作用するまで及び作動中に
は十分な時間が有り、内部圧力を必要十分な値まで下げ
る事ができる。なぜならば、通常、プリテンショナーの
作動時間は非常に短く10msecもなく、その後、エネル
ギー吸収機構が作動するまでは更に15msec程度かか
り、そのエネルギー吸収機構の作動時間も20〜60ms
ecも続くためである。また、ピストンとシリンダとの間
の隙間などとは異なり、プリテンショナー3Aのガス抜
き機構45は細長い細管形状とされているため、その貫
通部分の断面積や形状を制御しやすく、プリテンショナ
ー作動時のような短時間での圧力保持と、エネルギー吸
収機構の作動までの時間及び作動時に圧力を十分逃がす
事とをより確実に行うことが可能となる。従って、緊急
時におけるガス圧の作用によって、ピストンは設計通り
に押圧駆動され、シートベルトの弛みを確実に除去する
ことができる。
れば、ラック25は初期位置でラック25の先端の歯2
5aがピニオンギヤ21に噛合させられる構成で、ラッ
ク25の両端に歯を有しない部分を装備する必要がない
ため、ラック25自体を短尺にするとともに、ラック2
5の移動範囲を必要最小限に抑えることが可能になり、
ピニオンギヤ21に噛合するラック25の寸法の短縮に
よって装置を小型化することができる。また、初期位置
で既にラック25とピニオンギヤ21とが噛合状態にあ
るため、ガス圧によるラック25の押圧駆動時にピニオ
ンギヤ21とラック25とが衝撃的に噛合することがな
く、衝撃的な噛合による破損の発生を回避することがで
きる。
の弛み除去処理後に、シートベルトに作用する張力によ
ってピニオンギヤ21が逆転してラック25が初期位置
まで戻された時、ピニオンギヤ21に作用している逆転
方向の駆動トルクが規定以上であれば、噛合解除機構7
によってラック25とピニオンギヤ21との噛合が解除
されて、ピニオンギヤ21の逆転によるシートベルトの
更なる伸び出しが許容されるため、リトラクターに装備
されるエネルギー吸収機構に十分なストロークを確保さ
せることも可能になる。
明の他の実施形態を説明する。図6乃至図10は本発明
に係るシートベルト用リトラクターのプリテンショナー
の他の実施形態を示したもので、図6は他の実施形態の
プリテンショナー3Bの分解斜視図、図7は他の実施形
態のプリテンショナー3Bの初期状態を示す断面図、図
8は他の実施形態のプリテンショナー3Bのガス抜き機
構の構成を示す拡大図、図9は他の実施形態のプリテン
ショナー3Bの噛合解除機構の動作説明図、図10は他
の実施形態のプリテンショナー3Bのガス抜き機構の動
作を示す拡大図である。図6乃至図10に示した如く、
本発明の他の実施形態のプリテンショナー3Bは、シリ
ンダ内のガス圧力の保持及びガス抜きをより確実に行う
ために、後述するパッキン48をさらに使用するもので
あり、その他の構成は上述の一実施形態のプリテンショ
ナー3Aと同一であるので、同一構成もしくは同一作用
の部材については同一番号を付すことでその説明を省略
する。
55は、図8に示すように、ラック25の基端部に形成
した第1のガス抜き孔46と、ピストン40に形成した
第2のガス抜き孔47と、ラック25の基端部に嵌合装
着されたゴム製のパッキン48とで構成されている。
嵌合するラック挿通孔48aと、シリンダ24の内周面
に弾性接触する外周部48bとを備えた構成をなしてい
る。そして、パッキン48は、外周部48bとシリンダ
24との間の摺動抵抗がラック挿通孔48aとラック2
5との間の摺動抵抗よりも大きくなるように、外周部4
8bのシリンダ24に対する弾性接触度を設定してい
る。また、パッキン48では、図8に示すように、ピス
トン40に外接する位置でラック25に嵌合している時
には、ラック25の側面に密着するラック挿通孔48a
の内周面が第1のガス抜き孔46のラック25側面の開
口を塞ぐように、ラック挿通孔48aを設定している。
なお、ラック25が初期位置にあるとき、パッキン48
はピストン40に外接する位置に位置している。
25が初期位置にあるとき、図7にも示したように、ラ
ック25に貫通形成した第1のガス抜き孔46はパッキ
ン48によって塞がれ、緊急時にガス圧がピストン40
に作用した時に、ガス圧がピストン40に形成されてい
る第2のガス抜き孔47から第1のガス抜き孔46に抜
けることが防止される。従って、ガス発生器29が発生
したガス圧は無駄無くピストン40の押下に働く。そし
て、ピストン40のガス圧による押圧駆動時には、パッ
キン48はピストン40に当接した初期の状態が維持さ
れるため、パッキン48による第1のガス抜き孔46の
閉塞が押圧駆動の途中で解かれることもない。従って、
緊急時におけるガス圧の作用によって、ラック25は設
計通りに押圧駆動され、シートベルトの弛みを確実に除
去することができる。
た後に、シートベルトに作用する張力が一定以上になっ
てエネルギー吸収機構が作動して、ラック25が噛合し
ているピニオンギヤ21が逆転させられる場合には、ピ
ニオンギヤ21に噛合しているラック25はピニオンギ
ヤ21の逆転に伴って初期位置側へ上昇するが、パッキ
ン48はシリンダ24との摺動抵抗(摩擦)が大きいた
め、図9及び図10に示すように、シリンダ24上に取
り残される。
ニオンギヤ21の逆転によるラック25の上昇が始まる
と、その初期に、パッキン48はピストン40に当接し
た位置からラック25の先端側にずれて、第1のガス抜
き孔46の閉塞が解除される。従って、ピニオンギヤ2
1の逆転によるラック25の上昇動作時には、シリンダ
24やガス発生器ケース28内に残っているガスは第2
のガス抜き孔47から第1のガス抜き孔46を経てラッ
ク25側に移動可能になり、戻るピストン40によって
圧縮されることが防止される。従って、ピストン40に
作用したガス圧がエネルギー吸収機構の動作を妨げるこ
とがなく、エネルギー吸収機構に十分に効果を発揮させ
ることができる。
パッキン48を使用しているので、、前述の一実施形態
における細管形状のガス抜き孔に比して、ガス抜き孔の
径をより大きくして、ガスの逃げをより多くすることが
でき、大出力のガス発生器を使用してガス発生量が大き
い場合にも必要十分なガス抜きを行うことが可能とな
る。
では、ラック25の初期位置への位置決めに、シリンダ
24の頂部に形成した傾斜面5を利用したが、図11の
(a)に示すように、シリンダ24の頂部内周に受圧板
27が当接するリブ5aを装備したり、あるいは、図1
1の(b)に示すように、突起5bを装備するようにし
てもよい。そして、これらのリブ5aや突起5bは、ピ
ニオンギヤ21の逆転トルクによる受圧板27の当接力
が規定以上になった時に、変形または破損するように、
強度を調整しておけば、前述の噛合解除機構7として有
効に作用させることができる。また、前述の一実施形態
及び他の実施形態では、噛合解除機構7としては、受圧
板27と傾斜面5の双方が変形若しくは破損して、ラッ
ク25とピニオンギヤ21の噛合が解除される構成とし
たが、受圧板27または傾斜面5のいずれか一方の変形
または破損によってラック25とピニオンギヤ21との
噛合が解除されるようにしても良い。
プリテンショナーによれば、ピストンにはガスの粘性抵
抗を発生させる該ピストンの移動方向に沿って貫通した
ガス抜き手段が設けられているので、緊急時に発生され
たガスが該ガス抜き手段を高速で通過しようとするとガ
スの粘性抵抗が生じ短時間でシリンダー内の圧力が下が
らずに、プリテンショナーが作動するまで所望の圧力を
保持でき、且つ、その後のエネルギー吸収機構が作動す
るまでの時間及び作動中にはシリンダー内の圧力を十分
に下げるので、ピストンに作用したガス圧がエネルギー
吸収機構の動作を妨げることがなく、エネルギー吸収機
構に十分に効果を発揮させることが可能となる。従っ
て、緊急時におけるガス圧の作用によって、ピストンは
設計通りに押圧駆動され、シートベルトの弛みを確実に
除去することができる。
分解斜視図である。
状態を示す断面図である。
抜き機構の構成を示す拡大図である。
されたストッパの配置説明図である。
されたストッパの動作説明図である。
の分解斜視図である。
期状態を示す断面図である。
ス抜き機構の構成を示す拡大図である。
合解除機構の動作説明図である。
ガス抜き機構の動作を示す拡大図である。
初期位置に位置決めする機構の別の実施形態の説明図で
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両衝突時等の緊急時に着火されてガス
を発生するガス発生器と、 前記ガス発生器から発生されたガスが導かれるシリンダ
と、 前記シリンダ内に移動可能に収容され該ガスの圧力で押
圧駆動されるピストンと、 前記ピストンの移動によってシ−トベルト用リトラクタ
ーの巻取り軸をシートベルトの弛みが除去される方向に
回転する駆動手段とを具備し、 前記ピストンの押圧駆動による該シートベルトの弛み除
去後に、該シートベルトに作用する張力が一定以上にな
ると該巻取り軸を逆転させるエネルギー吸収機構と組み
合わせて使用されるシ−トベルト用リトラクターのプリ
テンショナーにおいて、 前記ピストンには、該ピストンの移動方向に沿って貫通
したガス抜き手段が設けられたことを特徴とするシート
ベルト用リトラクターのプリテンショナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24545996A JP3218987B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | シートベルト用リトラクターのプリテンショナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24545996A JP3218987B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | シートベルト用リトラクターのプリテンショナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067300A true JPH1067300A (ja) | 1998-03-10 |
JP3218987B2 JP3218987B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=17133984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24545996A Expired - Lifetime JP3218987B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | シートベルト用リトラクターのプリテンショナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218987B2 (ja) |
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