JPH1066385A - インバータの制御装置 - Google Patents

インバータの制御装置

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JPH1066385A
JPH1066385A JP8220986A JP22098696A JPH1066385A JP H1066385 A JPH1066385 A JP H1066385A JP 8220986 A JP8220986 A JP 8220986A JP 22098696 A JP22098696 A JP 22098696A JP H1066385 A JPH1066385 A JP H1066385A
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voltage
current
deceleration
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JP8220986A
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Hisao Uchikoshi
久雄 打越
Kenji Kubo
謙二 久保
Seiji Ishida
誠司 石田
Tsunehiro Endo
常博 遠藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誘導電動機の抵抗などの定数や機械負荷の慣性
モーメント値に依存しないで安定に過電圧と過電流を抑
制しながら自動的に減速するインバータの制御装置を提
供すること。また、予め設定された減速率に従って減速
する場合でも調整ミスのために過電圧や過電流とならな
いように設定されている減速率を自動的に修正するイン
バータの制御装置を提供すること。 【解決手段】インバータの出力電流と出力電圧を検出す
る手段と、前記インバータの直流側に接続された平滑コ
ンデンサの直流電圧を検出する手段とを設け、前記平滑
コンデンサの直流電圧とインバータの出力電流,出力電
圧の検出値とからインバータの減速運転時の減速率を演
算して制御する。 【効果】過電圧および過電流を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誘導電動機を可変速
運転するインバータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータによる誘導電動機の可変速運
転方法として、インバータの出力周波数Fと出力電圧V
の比を一定に保って制御するV/F一定制御が知られて
いる。この制御方式は、誘導電動機の抵抗などの定数
や、駆動する機械負荷の慣性モーメント値,負荷トルク
の大きさなどにあまり依存せずに、所定の応答で誘導電
動機を可変速運転できるという利点がある。しかし、急
峻に減速すると、機械負荷の慣性エネルギーが直流側に
戻り平滑コンデンサの直流電圧が上昇し、過電圧となる
とインバータは運転を停止してしまう。また、この過電
圧を防ぐためにブレーキ回路を用いたときでもさらに急
峻に減速するとインバータに過大な電流が流れ、過電流
となるとインバータが運転を停止するという問題があ
る。この防止策としては、減速時に平滑コンデンサの直
流電圧やインバータ電流がある制限値に達するとインバ
ータの減速を中断し、直流電圧やインバータ電流がある
レベルまで下がると再び減速を開始する方法が知られて
いる。また、特開平7−39183号公報に記載のように、直
流電圧の制限値とその検出値との差及びその変化量から
ファジー推論により得られた出力と、インバータ電流の
制限値とその検出値との差及びその変化量からファジー
推論により得られた出力とを組み合わせて、直流電圧と
インバータ電流がそれぞれの制限値の近傍となるように
減速率を作成する制御方法も用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−39183号公報
に記載の技術では、直流電圧の制限値とその検出値、お
よび、インバータ電流の制限値とその検出値からファジ
ー推論により減速率を作成するため、過電流や過電圧と
ならずに自動的に減速することができる。しかし、ファ
ジー推論は直流電圧やインバータ電流がそれぞれの制限
値に近づいたら出力を小さくするといった定性的な関係
で減速率を決定しているため、誘導電動機の抵抗などの
定数や機械負荷の慣性モーメント値に依存して減速率の
制御則を調整する必要がある。
【0004】本発明の第一の目的は、誘導電動機の抵抗
などの定数や機械負荷の慣性モーメント値に依存しない
で安定に過電圧と過電流を抑制しながら自動的に減速す
るインバータの制御装置を提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、予め設定された減
速率に従って減速する場合でも調整ミスのために過電圧
や過電流とならないように設定されている減速率を自動
的に修正するインバータの制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、平滑コンデンサの直流電圧を検出する手段と、イン
バータ出力電流からトルク電流を検出する手段を設け、
直流電圧の制限値とその検出値が一致するようにトルク
電流の指令値を演算する手段と、前記トルク電流の指令
値とその検出値とが一致するようにインバータの減速率
を演算する手段を設ける。この減速率に基づいてインバ
ータを減速することで過電圧や過電流によりインバータ
を停止させることを防ぎながら自動的に減速させること
ができる。また、予め設定された減速率で減速するとき
直流電圧が制限値を超えようとしたら直流電圧指令値と
その検出値およびトルク電流指令値とその検出値より得
られる減速率で減速することで目的を達成する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のインバータ制御装置の一
実施例の構成を図1に示す。コンバータ部2で電源1か
ら供給される交流を整流し、平滑コンデンサ3で平滑す
ることで直流電圧を得る。このようにして得られた直流
電圧をインバータ部8は制御回路14から生成されるイ
ンバータのゲート信号に従ってスイッチングし、誘導電
動機11に可変周波数の可変電圧を供給する。誘導電動
機11はインバータ部8から供給される電圧によって駆
動され、機械負荷12を駆動する。また、平滑コンデン
サ3に並列に設けられたブレーキ回路5は減速時などに
直流電圧がある一定値を超えるとトランジスタ7をON
して電力を制動抵抗6で消費し、直流電圧の上昇を防
ぐ。
【0008】制御回路14は、検出器4により検出され
る平滑コンデンサ3の直流電圧Vdcを取り込む直流電圧
検出部141と、検出器9と10により検出される誘導
電動機11の電流iuとiwから位相信号θを基準とし
て互いに直交する関係にある励磁電流idとトルク電流
iqを検出する電流検出部143と、このうちのトルク
電流iqと直流電圧Vdcと操作部13からの目標周波
数指令値ω1*から減速時の周波数指令値ω1を演算す
る減速制御部144と、この周波数指令値ω1より出力
電圧指令値V*と位相信号θを演算する電圧・位相制御
部145と、電圧指令値V*をPWM信号に変換するP
WM信号発生部146と、このPWM信号からインバー
タ部8のパワー素子を駆動するゲート信号を生成するイ
ンバータゲート回路147と、ブレーキ回路5のトラン
ジスタ7のON/OFFを制御するブレーキ回路制御部
142により構成される。
【0009】図2に電圧・位相制御部145の構成を示
す。図2において21は積分器、22は比例係数器であ
る。減速制御部144で求められた周波数指令値ω1を
積分器21で積分し、位相信号θを演算する。また、比
例係数器22で周波数指令値ω1に比例係数kを乗算し
てトルク電流方向の電圧指令値Vqとし、励磁電流方向
の電圧指令値Vdは0とする。これを、V/F一定制御
といい、このようにして電圧指令値Vd,Vqを制御す
ると励磁電流idの大きさが常に一定となり、誘導電動
機11が出力するトルクは機械負荷12の負荷トルクの
大きさに比例する。
【0010】図3に減速制御部144の構成を示す。減
速制御部144は加算器30,33,37と、直流電圧
制御器31と、リミッター32,35と、トルク電流制
御器34と、積分器36と、切換部38とから構成され
る。直流電圧の指令値Vdcrと検出した直流電圧Vdc
が一致するように直流電圧制御器31でトルク電流指令
値Iqrを演算し、これにリミッター32でリミット処
理を施す。このIqrと検出したトルク電流Iqとの偏
差よりトルク電流制御器34で減速率Δω1を演算す
る。これを積分器36で積分し、減速開始時の周波数指
令値ω0から引いたものを周波数指令値ω1とする。ま
た、リミッター32でトルク電流指令値iqrにリミッ
ト処理を施すことで過電流を防ぐ。切換部38は周波数
指令値ω1が目標周波数ω1*になるとω1をω1*と
する。
【0011】次に、図3の構成で過電圧や過電流を防ぎ
ながら自動的に減速できる原理を説明する。
【0012】図4では誘導電動機11および減速時にお
ける平滑コンデンサ3の直流電圧Vdcの上昇をモデル
化したものを示す。まず、誘導電動機部40の構成から
説明する。誘導電動機部40は加算器401,404
と、ゲインを1/Ks、時定数をTσとする1次遅れ部
402と、ゲインをトルク定数Ktとする比例係数器4
03と、積分器405と、比例係数器406とで構成さ
れる。誘導電動機11に周波数指令値ω1が入力される
と、このときの誘導電動器11の電気角換算速度ωrと
の差であるすべり周波数ωsが生じる。V/F一定制御
により励磁電流idを一定に制御したとき、すべり周波
数ωsの1次遅れとしてトルク電流iqが流れる。この
トルク電流iqにトルク定数Ktを乗算した結果が誘導
電動機11の出力するトルクτmとなる。このトルクτ
mから負荷トルクτdを引いた結果を機械負荷の慣性モ
ーメント値Jで除算し、積分した結果が誘導電動機11
の速度ωmとなる。速度ωmに誘導電動機11の極対数
pを乗算した結果が電気角換算速度ωrとなる。
【0013】次に、平滑コンデンサ部41について説明
する。平滑コンデンサ部41は比例係数器411と、積
分器413と、加算器412とより構成される。トルク
電流iqをVq/Vdcし、この結果から損失分Ilo
ssを引き、平滑コンデンサ3の容量Cで除算し積分し
直流電圧Vdcを出力する。この原理を説明する。励磁
電流idとトルク電流iqが、また、励磁電流方向の電
圧指令値Vdとトルク電流方向の電圧指令値Vqがそれ
ぞれ直交する関係にあることからインバータ部8が誘導
電動機11に出力する電力はVq*iq+Vd*idで
表すことができる。また、インバータ部8の入力側に流
れる直流電流idcと直流電圧Vdcよりインバータ部
8への入力電力はVdc*idcと表すことができる。
インバータ部8での損失がほとんどないとすると入力電
力と出力電力が等しいので式(1)が成り立つ。
【0014】 Vdc*idc=Vq*iq+Vd*id …(1) ここで、V/F一定制御では図2に示したようにトルク
電流方向の電圧指令値Vdは0とするので直流電流id
cは式(2)で表すことができる。
【0015】 idc=(Vq/Vdc)*iq …(2) 誘導電動機11を加速したり、一定の速度で運転すると
き直流電流idcはインバータ部8へ流れ込むが、減速
時には誘導電動機11の持つ電力が戻ってくるため、直
流電流idcはインバータ部8からコンバータ部2へと
流れる。しかし、コンバータ部2が整流ダイオードで構
成されているため直流電流idcは電源1へ流れずに、
平滑コンデンサ3に流れ込む。これにより減速時には直
流電圧Vdcが上昇する。実際には誘導電動機11とイ
ンバータ部8での損失Iloss分だけ引かれた分が平滑コ
ンデンサ3に流れ込む。
【0016】次に、図5にトルク電流制御系のブロック
線図を示す。トルク電流制御系は誘導電動機部50とこ
れを制御するトルク電流制御器51により構成される。
加算機501と、ゲインを機械負荷12の慣性モーメン
ト値Jの逆数とした比例係数器502と、ゲインkgが
J/(p・Kt)で、時定数TgがJ*Ks/(p・K
t)で表せられる1次遅れ部503とで構成される誘導
電動機部50は図4の誘導電動機部40において誘導電
動機11に印加する電圧の周波数ω1の前に積分器を設
けて周波数ω1の時間変化Δω1を導入し等価変換する
ことで得られる。これより、トルク制御器51の出力を
周波数ω1の時間変化、つまり、減速率Δω1とするこ
とで、トルク電流iqをトルク電流指令値iqrに一致
するように制御することができる。ここで、1次遅れ部
503のゲインKgおよび時定数Tgは機械負荷12の
慣性モーメント値Jや誘導電動機11ごとに異なるすべ
り定数Ks,トルク定数Kt,極対数pの関数となり、
誘導電動機11や機械負荷12によって変化する。そこ
で、トルク電流制御系を直流電圧制御系のマイナールー
プ制御系となるような構成とし、誘導電動機や機械負荷
の変化の範囲で直流電圧制御系が安定になるようにトル
ク電流制御器51の制御定数kciとkcpを設定する
こととした。また、トルク電流制御器51は加算器51
1,513と、比例係数器514と、積分器512とか
ら構成されるIP(I:積分(Integral),P:比例
(Proportional))制御とすることで、特に、慣性モー
メント値Jやトルク定数Kt,極対数pのパラメータ変
化に対して制御特性の変動が少なくなるようにした。
【0017】図6に直流電圧制御系のブロック線図を示
す。直流電圧制御系は直流電圧制御器60と、図5で表
わされるトルク電流制御系61とで構成される。直流電
圧制御器60では検出した直流電圧Vdcが直流電圧指
令値Vdcrに一致するようにトルク電流指令値iqr
を出力し、トルク電流制御系61にてトルク電流iqが
指令値iqrと一致するようにトルク電流iqを流す。
このiqから図4で示した原理で直流電圧Vdcが決ま
る。また、直流電圧制御器60は加算器30,602
と、比例係数器603と、積分器604と、リミッター
32から構成されるPI(P:比例(Proportional),
I:積分(Integral))制御の構成とした。これで減速
時に過電圧を防ぎながら自動的に減速することが可能と
なる。
【0018】次に図7にミュレーション結果を示す。こ
こでは、図1のブレーキ回路5は用いていない。減速が
開始すると直流電圧が上昇し、制限値に一致しながら減
速している。その後、周波数指令値ω1の下降に伴い、
機械負荷の慣性エネルギーが小さくなるので減速率を大
きくしながら目標周波数ω1*まで減速している。ま
た、このとき電流も制限値内に収まり、過電流にはなっ
ていない。
【0019】図8に機械負荷の慣性モーメント値が図7
の場合の1/50のときの動作を示している。機械負荷
の慣性モーメント値によらず過電圧や過電流とならずに
減速している。
【0020】図9に図7,図8のときとは異なる誘導電
動機を用いたときのシミュレーション結果を示す。抵抗
などの定数が異なる誘導電動機のときでも過電圧や過電
流とならずに減速している。
【0021】以上のことより、インバータの減速時にお
いて機械負荷の大きさや誘導電動機によらずに、過電圧
や過電流を防ぎながら自動的に減速することができる。
【0022】次に、本発明の第2の実施例を図10によ
り説明する。操作部13からは目標周波数ω1*と一定
の大きさの減速率Δω1*が制御回路14に与えられる
点が図1の場合とは異なる。減速制御部144の構成を
図11に示す。減速を開始すると、予め設定された減速
率Δω1*に従い減速をする。このとき、減速率Δω1
*が設定ミスなどで機械負荷の大きさに対して大きいと
直流電圧Vdcが上昇する。そして直流電圧Vdcが制
限値Vdcrより低く設定された第2の制限値Vdcr
2を超えたら、第1の実施例に示した動作により直流電
圧Vdcが制限値Vdcrと一致するように減速率Δω
1を演算し、切り替え部120でこの減速率Δω1を選
択し減速する。やがて機械負荷の慣性エネルギーが小さ
くなるに従って減速率Δω1が大きくなり、予め設定さ
れた減速率Δω1*より大きくなったら切り替え部12
0で設定された減速率Δω1*を選択し減速する。これ
により、過電圧時以外では減速率Δω1*より早く減速
しないようにする。そして、周波数指令値ω1が目標周
波数ω1*と一致すると切り替え部38で周波数指令値
をω1*とする。また、トルク電流iqがリミッター3
2に設定された制限値より大きくなると、トルク電流指
令値iqrをその制限値として減速率Δω1を演算し、
過電圧のときと同様に動作し、過電流を防ぐ。これによ
り、予め設定された減速率で減速するときでも過電圧や
過電流を防ぎながら減速することができる。
【0023】図12にシミュレーション結果を示す。減
速開始後、設定された減速率Δω1*で減速するが時間
t1にて直流電圧Vdcが制限値Vdcrより低く設定
された第2の制限値Vdcr2を超えるとVdcがVd
crと一致するように演算された減速率Δω1により減
速する。そして、時間t2にて減速率Δω1が設定され
た減速率Δω1*より大きくなると、再び、減速率Δω
1*で減速する。
【0024】以上のことより、予め設定した減速率に従
って減速するときでも減速率を修正することで過電圧や
過電流を防ぎながら自動的に減速することができる。
【0025】次に、第3の実施例としてトルク電流iq
のかわりにインバータの直流電流idcを用いたときの
直流電圧制御系の構成を図13により説明する。トルク
電流iqを用いたときの構成を示した図6の場合と比較
すると一次遅れ部503のゲインTgに比例係数器41
1のゲインVq/Vdcが掛かっているだけなのでトル
ク電流制御器51と同様にして直流電流制御器1102
で直流電流idcを制御することができる。また、この
ときの直流電圧制御器60の出力は直流電流指令値id
crとする。
【0026】以上のことより、トルク電流の代わりに直
流電流を用いたときでも過電圧や過電流を防ぎながら自
動的に減速することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、誘導電動機の定数など
の定数や機械負荷の慣性モーメント値,負荷トルク値の
大きさによらず、過電流や過電圧を抑制しながら自動的
に減速することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータ制御装置の一実施例の構
成。
【図2】電圧・位相制御部の構成。
【図3】減速制御部の構成。
【図4】減速時の誘導電動機および平滑コンデンサのモ
デル。
【図5】トルク電流制御系のブロック線図。
【図6】直流電圧制御系のブロック線図。
【図7】減速のシミュレーション結果。
【図8】機械負荷の慣性モーメント値が小さいときのシ
ミュレーション結果。
【図9】異なる誘導電動機での減速のシミュレーション
結果。
【図10】保護モード時のインバータの減速制御の構
成。
【図11】保護モード時の減速制御部の構成。
【図12】保護モード時のシミュレーション結果。
【図13】直流電流を用いたときの直流電圧制御系のブ
ロック線図。
【符号の説明】
8…インバータ部、11…誘導電動機、14…制御回
路、61…トルク電流制御系、144…減速制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 21/00 H02P 5/408 A (72)発明者 石田 誠司 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所オフィスシステム事業 部内 (72)発明者 遠藤 常博 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所オフィスシステム事業 部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘導電動機を可変速駆動するインバータの
    制御装置において、前記インバータの出力電流と出力電
    圧を検出する手段と、前記インバータの直流側に接続さ
    れた平滑コンデンサの直流電圧を検出する手段とを設
    け、前記平滑コンデンサの直流電圧とインバータの出力
    電流,出力電圧の検出値とからインバータの減速運転時
    の減速率を演算して制御することを特徴とするインバー
    タの制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、インバータの出力電圧
    としてインバータへの電圧指令値を用い、平滑コンデン
    サの直流電圧とインバータの出力電流,出力電圧の指令
    値とからインバータの減速運転時の減速率を演算して制
    御することを特徴とするインバータの制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、インバータの出力電流
    からトルク電流を検出する手段を設け、直流電圧の制限
    値とその検出値が一致するようにトルク電流の指令値を
    演算する手段と、前記トルク電流の指令値とその検出値
    が一致するようにインバータの減速率を演算する手段を
    設けることを特徴とするインバータの制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3において、インバータの
    減速運転をあらかじめ設定された減速率で行う場合に
    は、平滑コンデンサの直流電圧とインバータの出力電
    流,出力電圧とからインバータの減速運転時の減速率を
    補償し、インバータの減速率をあらかじめ設定しない場
    合には、平滑コンデンサの直流電圧とインバータの出力
    電流,出力電圧とからインバータの減速率を決定して制
    御することを特徴とするインバータの制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4において、インバータの
    出力電流の代わりにインバータの直流側の電流を検出す
    る手段を設け、平滑コンデンサの直流電圧とインバータ
    の直流側電流、およびインバータ出力電圧とから、イン
    バータの減速運転時の減速率を演算して制御することを
    特徴とするインバータの制御装置。
JP8220986A 1996-08-22 1996-08-22 インバータの制御装置 Pending JPH1066385A (ja)

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