JPH1066275A - 充電方法、充電装置及び充電制御回路 - Google Patents
充電方法、充電装置及び充電制御回路Info
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Abstract
量を、簡単な構成で正確に判断できるようにする。 【解決手段】 所定の定電圧手段13の出力を2次電池
14に供給して充電する場合に、定電圧手段13の出力
電圧と2次電池14の電池電圧との差を電圧比較器15
で検出して、2次電池14の充電容量を判断するように
した。
Description
池などの定電圧充電が必要な2次電池の充電方法及び充
電装置と、その充電装置に適用される充電制御回路に関
する。
として、リチウムイオン電池などの新規なものが各種開
発されている。この場合、リチウムイオン電池、或いは
リチウムイオン電池に準じた構成の2次電池の場合に
は、充電時に定電圧を印加して充電を行う定電圧充電を
行う必要がある。
電装置の一例を示す図で、商用交流電源などを変圧・整
流して得られる直流低圧電源を、入力端子1,2に供給
する。この場合、入力端子1が正極側の端子で、入力端
子2が負極側の端子である。入力端子1に得られる電源
は、定電圧回路3に供給して、2次電池を充電するのに
適した定電圧出力を得る。この定電圧回路3の出力は、
ダイオード4を介して2次電池5に供給される。この場
合、ダイオード4は、2次電池5からの逆放電を防止す
る素子である。
6で検出した電圧に基づいて制御される。この場合、電
圧検出回路6で検出する電位は、ダイオード4と2次電
池5との間の電位としてあり、2次電池5に供給される
電圧を直接検出して、定電圧回路3の出力電圧の制御を
行うようにしてある。
圧検出回路5が、2次電池5に接続してあり、この電圧
検出回路5で検出した電池電圧を、充電装置の充電動作
を制御するコントロール回路8で判断して、定電圧回路
3からの充電電圧の印加などを制御するようにしてあ
る。この場合、入力端子1,2に得られる電源に基づい
て基準電圧を生成させる基準電圧回路9が用意してあ
り、この基準電圧回路9が出力する基準電圧を基準とし
て、電圧検出回路5で検出した電池電圧を、コントロー
ル回路8内で判断して、電池の充電容量を判断してい
た。そして、その充電容量の判断に基づいて、充電の開
始,停止などの充電装置として必要な制御を行ってい
た。
すような従来の構成では、2次電池の充電容量の判断を
行うために、正確な基準電圧を発生させる基準電圧回路
9が必要であり、充電装置の構成が複雑である不都合が
あった。
電池などの2次電池の充電容量を、簡単な構成で正確に
判断できるようにすることを目的とする。
手段の出力を2次電池に供給して充電する場合に、定電
圧手段の出力電圧と2次電池の電池電圧との差を検出し
て、2次電池の充電容量を判断するようにしたものであ
る。
容量を正確に判断することが可能になる。
図1を参照して説明する。
ク図で、電源入力端子11,12には、商用交流電源な
どを変圧・整流した所定電圧の直流電源が供給される。
この場合、入力端子11は正極側の入力端子で、入力端
子12は負極側の電源入力端子である。
てあり、所定の定電圧を出力する。この定電圧回路13
の出力は、接続スイッチS1 を介して、この充電装置に
装着された2次電池14に供給する。この場合、本例に
おいては2次電池14として、定電圧で充電が行われる
電池であるリチウムイオン電池を使用する。
路17が検出した電圧に基づいて制御される。この場
合、電圧検出回路17の検出電圧入力部は、接続スイッ
チS1と2次電池14の正極側との間と、接続スイッチ
S2 を介して接続してあると共に、定電圧回路13の出
力部と接続スイッチS1 との間と、接続スイッチS3 を
介して接続してある。これらの接続スイッチS1 ,
S2 ,S3 の制御状態については後述する。また、各接
続スイッチS1 ,S2 ,S3 は、実際にはトランジスタ
などの半導体スイッチで構成される。特に、接続スイッ
チS1 としては、電界効果トランジスタなどの充電電圧
の印加に適した素子が使用される。そして、電圧検出回
路17が検出した電圧が一定電圧となるように、定電圧
回路13の出力電圧が制御される。
路17との接続点が、所定の電圧(例えば100mV)
のバイアス電源16を介して、電圧比較器15の+側入
力に接続してある。また、スイッチS1 と2次電池14
との間が、電圧比較器15の−側入力に接続してある。
この電圧比較器15では、+側入力と−側入力の電位を
比較して、その比較結果をコントロール回路18に供給
する。このコントロール回路18は、この充電装置の充
電動作を制御する回路で、マイクロコンピュータで構成
される。
5で検出した電位差に基づいて、接続された2次電池1
4の充電容量を判断し、その判断結果に基づいて、定電
圧回路13による充電動作を制御する。また、その充電
動作の制御状態に応じて、各接続スイッチS1 ,S2 ,
S3 を制御する。
り、充電動作などを行う場合の各接続スイッチS1 ,S
2 ,S3 の制御状態について説明する。まず、定電圧回
路13の出力を2次電池14に充電させる場合には、接
続スイッチS1 及びS2 をオン状態にすると共に、接続
スイッチS3 はオフ状態とする。このようにすること
で、接続スイッチS1 のオン状態により、定電圧回路1
3の出力が2次電池14に供給され、2次電池14が充
電される。そして、接続スイッチS2 がオン状態とな
り、接続スイッチS3 がオフ状態となることで、このと
きの電圧検出回路17で検出される電圧が、2次電池1
4の正極側に印加される電圧(即ちスイッチS 1 を構成
する素子の内部抵抗による降下分を含んだ電圧)とな
る。従って、電圧検出回路17では2次電池14に印加
される充電電圧が、規定の電圧であるか否か判断でき、
2次電池14に印加される充電電圧が規定の電圧(例え
ば4.2V)となるように、定電圧回路13の出力電圧
を制御できる。
るときには、接続スイッチS1 及びS2 をオフ状態と
し、接続スイッチS3 をオン状態とする。このようにす
ることで、電圧検出回路17には、定電圧回路13の出
力電圧が接続スイッチS1 を介さずに直接供給され、定
電圧回路13の出力電圧が規定された電圧(例えば4.
2V)に正確に制御される。そして、電圧比較器15で
は、定電圧回路13の正確な出力電圧(実際にはバイア
ス電源16の出力電圧が加算されている)と、2次電池
14の電池電圧とが比較され、定電圧回路13の出力を
基準電圧として2次電池14の電池電圧を正確に判断で
きる。コントロール回路18では、電圧比較器15での
比較の結果の判断で、定電圧回路13の出力電圧と、電
池電圧との差が大きいとき、電池の充電容量が小である
と判断し、定電圧回路13の出力電圧と、電池電圧との
差が小さいとき、電池の充電容量が大であると判断す
る。
が正確にできることで、コントロール回路18の制御に
基づいた定電圧回路13の出力制御が的確に行え、2次
電池14の充電を、そのときの2次電池14の状態に基
づいて的確に行うことができる。なお、スイッチS1 ,
S2 ,S3 のオン・オフによる充電と電池電圧の検出と
の切換えは、適宜行えば良い。例えば、充電中に周期的
に電池電圧を検出したり、或いは充電を停止させるタイ
ミングを予測して、その予測したタイミングに近づいた
とき、電池電圧を検出するようにしても良い。
照して説明する。この図2において、上述した第1の実
施例で説明した図1に対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
池14との間に設ける接続スイッチS1 として、インピ
ーダンスが小さい素子を使用する。そして、電圧検出回
路17には、定電圧回路13の出力を、スイッチS1 を
介さずに直接供給する。また、電圧比較器15の+側入
力にも、定電圧回路13の出力を直接供給する。但し、
この電圧比較器15の+側入力には、所定のバイアス電
源16を接続する。そして、接続スイッチS1 の接続を
コントロール回路18により制御する。その他の部分
は、上述した第1の実施例と同様に構成する。
4を充電するときには、接続スイッチS1 をオン状態と
することで、充電が行われる。この場合、本例の接続ス
イッチS1 を構成する素子は、インピーダンスが小さい
素子を使用するので、定電圧回路13の出力部とスイッ
チS1 との接続点の電位を電圧検出回路17が検出する
ことになるが、定電圧回路13の出力電圧と、2次電池
14側に供給される実際の充電電圧との差はわずかであ
り、適正な充電電圧が2次電池14に供給される。
続スイッチS1 をオフ状態とすることで、定電圧回路1
3の出力がバイアス電源16を介して直接電圧比較器1
5の一方の入力に供給され、定電圧回路13の出力を基
準電圧とした正確な電池電圧の判断が行える。
して1個の接続スイッチS1 を設けるだけで良いので、
それだけ構成を簡単にすることができる。
照して説明する。この図3において、上述した第1の実
施例で説明した図1に対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
池14との間に、接続スイッチS1を接続し、この接続
スイッチS1 と2次電池14との間を、接続スイッチS
2 を介して電圧検出回路17に接続すると共に、接続ス
イッチS1 と定電圧回路13との間を、接続スイッチS
3 を介して電圧検出回路17に接続する。そして、定電
圧回路13の出力を、直接バイアス電源16に接続し
て、このバイアス電源16を電圧比較器15の+側入力
に接続する。また、2次電池14の正極側を、電圧比較
器15の−側入力に接続する。
への充電を行う際には、接続スイッチS1 及びS2 をオ
ン状態とし、接続スイッチS3 をオフ状態とし、電池電
圧を検出する際には、接続スイッチS3 をオン状態と
し、他のスイッチS1 ,S2 をオフ状態とする点につい
ては、上述した第1の実施例と同様であるが、本例の場
合には、充電状態から電池電圧検出状態に切換える際に
は、まず接続スイッチS 1 及びS2 がオン、接続スイッ
チS3 がオフとなっている状態から、接続スイッチS3
をオン状態に切換えた後、所定時間(わずかな時間で良
い)後に、接続スイッチS1 及びS2 をオフ状態に切換
える。その他の部分は、上述した第1の実施例と同様に
構成する。
作動させるタイミングと、接続スイッチS3 を作動させ
るタイミングをずらすことで、充電状態から電池電圧検
出状態への切換えが、良好に行われる。特に、電圧検出
回路17で検出される電圧が、各スイッチの状態変化時
に大きく乱れることがなく、良好に充電状態から電池電
圧検出状態へ移行する。
照して説明する。
充電状態から電池電圧の検出状態への切換時の、スイッ
チの変化タイミングをずらす処理を、電池電圧の検出状
態から充電状態への切換時にも行うようにしたもので、
充電装置の回路構成については、上述した第3の実施例
で説明した図3と同様に構成し、その制御を図4のフロ
ーチャートに従って行う。
させる前に電池電圧を測定する処理を示したもので、ま
ず接続スイッチS3 をオン状態とした後(ステップ10
1)、所定時間経過してから(ステップ102)、接続
スイッチS1 及びS2 をオフとし(ステップ103)、
さらに所定時間経過してから(ステップ104)、定電
圧回路13の出力と電池電圧とを電圧比較器15で比較
させる(ステップ105)。そして、この比較で電圧差
が所定値(ここで100mV)以上あるか否か判断し
(ステップ106)、電圧差が所定値以上ない場合に
は、ステップ105での比較を繰り返し行う。
は、充電を開始させる信号をコントロール回路18側で
発生させる(ステップ107)。この充電を開始させる
信号により、接続スイッチS1 及びS2 をオン状態とし
た後(ステップ108)、所定時間経過してから(ステ
ップ109)、接続スイッチS3 をオフ状態として(ス
テップ110)、充電動作を開始させる(ステップ11
1)。
電開始時の制御を行うことで、充電開始前の電池電圧判
断が良好に行われる。
照して説明する。この図5において、上述した第1の実
施例で説明した図1に対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
は第1の定電圧回路13とする)の他に、第2の定電圧
回路19を設ける。そして、第1の定電圧回路13と2
次電池14との間に接続スイッチS1 を接続する代わり
に、第1の定電圧回路13と接地電位部との間に接続ス
イッチS1 ′を接続して、充電時には接続スイッチ
S 1 ′をオン状態として、この第1の定電圧回路13の
出力電圧を2次電池14に供給すると共に、電池電圧の
測定時には接続スイッチS1 ′をオフ状態として、定電
圧回路13の動作そのものを止めて、第2の定電圧回路
19の出力電圧を、電圧比較器15に供給するように構
成したものである。
電圧回路13の出力を、接続スイッチS2 を介して電圧
検出回路17に供給し、第2の定電圧回路19の出力
を、接続スイッチS3 を介して電圧検出回路17に供給
するようにする。そして、この電圧検出回路17の入力
部を、所定のバイアス電源16を介して電圧比較器15
の+側入力に接続する。また、2次電池14の正極側
を、電圧比較器15の−側入力に接続する。
電圧回路19の双方共に、電圧検出回路17の出力によ
り出力電圧を制御させる。また、各スイッチS1 ′,S
2 ,S3 の制御については、第1の実施例と同様に制御
する(ここでの接続スイッチS1 ′が第1の実施例での
接続スイッチS1 と同じ制御を行う)。或いは、第3,
第4の実施例のように、各スイッチの動作タイミングを
ずらしても良い。
第1の定電圧回路13の出力が、スイッチを介さずに直
接2次電池14に供給され、スイッチによる電圧降下な
どがない効率の良い充電が行われると共に、電池電圧の
検出時には、専用の定電圧回路14を使用した電池電圧
の検出が行える。
照して説明する。この図6において、上述した第5の実
施例で説明した図5に対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
様に、第1の定電圧回路13の他に、第2の定電圧回路
19を設けるようにしたものである。そして、接続スイ
ッチS3 として、第2の定電圧回路19の出力側に接続
する代わりに、第1の定電圧回路13と同様に、この第
2の定電圧回路19と、第2の定電圧回路19の接地電
位部との間に接続スイッチS3 ′を接続するようにした
もので、その接続スイッチS3 ′の制御については、第
5の実施例の接続スイッチS3 の場合と同様である。そ
の他の部分は、第5の実施例と同様に構成する。
が、電池電圧を測定するとき以外は、その動作が停止す
るので、第2の定電圧回路19が無駄な動作をしない。
照して説明する。この図7において、上述した第1の実
施例で説明した図1に対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
池14との間に、接続スイッチS1の代わりに、ダイオ
ードD1 を接続するようにしたものである。具体的に
は、定電圧回路13の出力部を、ダイオードD1 のアノ
ードに接続し、このダイオードD1 のカソードを、2次
電池14の正極側に接続する。そして、ダイオードD1
と2次電池14との間に、接続スイッチS2 の一端を接
続し、定電圧回路13とダイオードD1 との間に、接続
スイッチS3 の一端を接続する。その他の部分は、上述
した第1の実施例と同様に構成し、スイッチS2 ,S3
の制御についても第1の実施例と同様に行う。但し、第
3の実施例などで説明したように、スイッチS2 とスイ
ッチS3 の動作タイミングをずらしても良い。
イッチS2 ,S3 の2個で良いので、それだけコントロ
ール回路18により制御するスイッチの数が少なく良
く、それだけ制御構成を簡単にすることができる。
照して説明する。この図8において、上述した第5の実
施例で説明した図5に対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
様に、充電電圧印加用の定電圧回路13(第1の定電圧
回路13)の他に、第2の定電圧回路19を設けるよう
にしたもので、第1の定電圧回路13の出力を、ダイオ
ードD1 を介して2次電池14に供給する。この第1の
定電圧回路13は、接地電位部との間に、接続スイッチ
S1 ′が設けてある。
個のダイオードD2 ,D3 の直列回路を介して、電圧検
出回路17の入力部に接続する。そして、ダイオードD
1 と2次電池14との接続点を、接続スイッチS2 を介
して電圧検出回路17の入力部に接続する。電圧検出回
路17は、第1の定電圧回路13と第2の定電圧回路1
9とを共通に制御する。
17との接続点に、所定のバイアス電源16を介して電
圧比較器15の+側入力を接続し、ダイオードD1 と2
次電池14との接続点を、電圧比較器15の−側入力を
接続する。その他の部分は、上述した第5の実施例と同
様に構成する。
で、第5の実施例の場合と同様に、充電用の定電圧回路
13と電池電圧検出用の定電圧回路19との2つの定電
圧回路が用意されて、それぞれの用途毎に専用の定電圧
回路が使用される。この場合、第1の定電圧回路13の
出力部には、1個のダイオードD1 が接続されているの
で、この1個のダイオードD1 の電圧降下分だけ、2次
電池14が必要とする充電電圧よりも高い電圧が、第1
の定電圧回路13から出力される。例えば、2次電池1
4に印加する充電電圧として4.2Vとし、1個のダイ
オードD1 で0.6Vの電圧降下があるとすると、第1
の定電圧回路13は4.8Vを出力するように制御され
る。
電圧回路19とは、共通に制御されるので、第2の定電
圧回路19の出力についても、4.8Vに制御される
が、この第2の定電圧回路19と電圧検出回路17との
間には、2個のダイオードD2,D3 が接続してあり、
この2個のダイオードによる電圧降下(1個0.6Vと
して1.2Vの降下)があり、電圧検出回路17側では
第1の定電圧回路13の出力を検出することになる。従
って、第1の定電圧回路13が作動しているときには、
第2の定電圧回路19が作動していても、この第2の定
電圧回路19の動作を無関係になる。
の定電圧回路13の動作が停止すると、第2の定電圧回
路19の出力だけが電圧検出回路17側に供給されるこ
とになり、2個のダイオードによる電圧降下分だけ高い
電圧(1.2Vの降下があるとすると5.4V)が第2
の定電圧回路19から出力され、電圧検出回路17の入
力側では正規の電圧(4.2V)が得られ、電圧比較器
15で正確に電圧比較ができる。従って、本例の場合に
は、第6の実施例の場合のように、第2の定電圧回路1
9の動作を制御するスイッチS3 ′を設ける必要がな
い。
照して説明する。この図9において、上述した第8の実
施例で説明した図8に対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
様に、充電電圧印加用の定電圧回路13(第1の定電圧
回路13)の他に、第2の定電圧回路19を設けると共
に、第2の定電圧回路19の出力電圧を、第1の定電圧
回路13の出力電圧と変えるようにしたものである。こ
こで本例においては、その出力電圧を変えるために、第
8の実施例で使用したダイオードD2 の代わりに、抵抗
器を使用するようにしたものである。
イオードD2 ,D3 の直列回路の代わりに、抵抗器R1
とダイオードD3 の直列回路を接続し、この抵抗器R1
とダイオードD3 との接続中点を、抵抗器R2 を介して
接地する。その他の部分は、第8の実施例と同様に構成
する。
の場合と同様に、第1の定電圧回路13と第2の定電圧
回路19の双方が作動しているときには、第2の定電圧
回路19から電圧検出回路17に供給される電圧の方が
低いので、第2の定電圧回路19による影響を無くすこ
とができる。そして本例においては、抵抗器R1 ,R 2
とダイオードD3 で電圧降下分を決めているので、抵抗
器R1 ,R2 の抵抗値の設定により、その降下電圧を自
由に設定することができる。
D1 を越える電圧降下量が設定できる場合には、ダイオ
ードD3 を省略しても良い。
を参照して説明する。この図10において、上述した第
5の実施例で説明した図5に対応する部分には同一符号
を付し、その詳細説明は省略する。
様に、第1の定電圧回路13の他に、第2の定電圧回路
19を設けるようにしたものである。そして、第1の定
電圧回路13の出力を、直接2次電池14に供給すると
共に、この第1の定電圧回路13の出力を、接続スイッ
チS2 を介して電圧検出回路17に供給する。この第1
の定電圧回路13は、接地電位部との間に接続スイッチ
S1 ′が接続してある。そして、第2の定電圧回路19
の出力を、接続スイッチS2 と電圧検出回路17との接
続点に供給する。そして、この接続スイッチS2 と電圧
検出回路17との接続点を、所定のバイアス電源を介し
て電圧比較器15の+側入力に接続する。また、2次電
池14の正極側を、電圧比較器15の−側入力に接続す
る。
に基づいて、両定電圧回路13,19に制御信号を供給
するのであるが、本例においては、この制御信号を直接
第2の定電圧回路19に電圧制御信号として直接供給す
ると共に、第1の定電圧回路13には、抵抗器R3 ,R
4 により下げられた電圧として供給する。即ち、電圧検
出回路17の制御信号出力部を、抵抗器R3 ,R4 の直
列回路を介して接地し、両抵抗器R3 ,R4 の接続中点
に得られる信号を、第1の定電圧回路13に電圧制御信
号として供給し、両抵抗器R3 ,R4 の抵抗値で決まる
電圧降下分ΔVだけ低下した制御信号を第1の定電圧回
路13に供給する。その他の部分は、第5の実施例と同
様に構成する。
や第9の実施例の場合と同様に、第1の定電圧回路13
の出力電圧と第2の定電圧回路19の出力電圧とが、異
なる電圧に設定されるが、本例の場合には各定電圧回路
13,19に供給する制御信号側の設定で、異なる電圧
に設定され、定電圧回路13,19の出力側にはダイオ
ードや抵抗器を接続する必要がない。
を参照して説明する。この図11において、上述した第
10の実施例で説明した図10に対応する部分には同一
符号を付し、その詳細説明は省略する。
同様に、第1の定電圧回路13の他に、第2の定電圧回
路19を設け、第1の定電圧回路13に供給する制御信
号の電圧を、抵抗器R3 ,R4 により所定値低下させ
て、第1の定電圧回路13を作動させたときに、第2の
定電圧回路19の出力が無関係になるようにしたもので
ある。
13の動作を制御する接続スイッチS1 ″として、抵抗
器R3 ,R4 により所定値低下された制御信号の入力部
に一端を接続し、他端を抵抗器R5 を介して正極側の電
源入力端子11に接続する。また、この例では第1の定
電圧回路13の出力部と2次電池14の正極側との間
に、ダイオードD1 を接続すると共に、第2の定電圧回
路19と電圧検出回路17の入力部との間に、ダイオー
ドD2 を接続する。但し、第2の定電圧回路19側のダ
イオードD2 は無くても良い。
圧回路13の動作制御が可能である。
ッチS1 ,S2 などで、漏れ電流がある場合には、その
漏れ電流を補正する回路を接続して、測定誤差を無くす
ようにしても良い。
ウムイオン電池を充電させる充電装置として説明した
が、他の定電圧充電を必要とする2次電池の充電装置に
も適用できることは勿論である。
力電圧と2次電池の電池電圧との差を検出して、2次電
池の充電容量を判断することで、電圧差が大きいとき充
電容量が小であると判断でき、電圧差が小さいとき充電
容量が大であると判断でき、正確に2次電池の容量を判
断できるようになる。
圧出力と2次電池との間の接続を所定のスイッチ手段に
より切り離して検出することで、簡単に正確な電池容量
の判断ができる。
電圧出力とは別の測定用定電圧出力を用意して、この測
定用定電圧の出力電圧と2次電池の電池電圧との差を検
出して、2次電池の充電容量を判断するようにしたこと
で、所望の特性の定電圧電源を使用して検出処理が行え
る。
に、測定用定電圧の出力電圧を、充電電圧供給用の定電
圧出力と異なる電圧としたことで、例えば充電電圧供給
用の定電圧出力があるときに、測定用定電圧の出力電圧
による影響を無くすことが可能になる。
段の出力の2次電池への供給のオン・オフ制御を行うス
イッチ手段の両端の電位差を検出する電圧比較手段を設
けるけの簡単な構成で、2次電池の充電容量を正確に判
断できるようになる。
で、充電時にはスイッチ手段と2次電池との間の電位を
検出し、電池電圧の検出時には定電圧手段とスイッチ手
段との間の電位を検出し、その検出した電位に基づいて
定電圧手段の出力電圧を制御するようにしたことで、充
電時と電池測定時とで、それぞれ適切な定電圧手段の制
御ができる。
ダイオードを使用することで、オン・オフ制御の必要の
ない簡単な構成で、電池測定が行える。
インピーダンスの小さい素子を使用し、定電圧手段の制
御電圧検出手段で、定電圧手段とスイッチ手段との間の
電位を検出し、その検出した電位に基づいて、定電圧手
段の出力電圧を制御するようにしたことで、定電圧手段
で判断する電位を、充電時と電池測定時とで切換える必
要がなくなる。
電圧手段とは別の測定用定電圧手段を用意して、この測
定用定電圧手段の出力電圧と2次電池の電池電圧との差
を、電圧比較手段で検出するようにしたことで、所望の
特性の定電圧電源を使用して電池容量の検出処理が行え
る。
る場合において、測定用定電圧手段の出力電圧を、充電
電圧供給用の定電圧手段の出力電圧と異なる電圧とした
ことで、例えば充電電圧供給用の定電圧手段からの出力
があるときに、測定用定電圧手段の出力電圧による影響
を無くすことが可能になる。
圧の出力電圧と2次電池の電池電圧との差を判断した結
果に基づいて、2次電池の充電容量を判断することで、
正確な充電容量の判断が可能になる。
と2次電池との間の接続を所定のスイッチ手段により切
り離す制御を行うことで、簡単な制御で正確な判断がで
きる。
ロック図である。
ロック図である。
ロック図である。
ローチャートである。
ロック図である。
ロック図である。
ロック図である。
ロック図である。
ロック図である。
すブロック図である。
すブロック図である。
る。
端子、13 定電圧回路(第1の定電圧回路)、14
2次電池(リチウムイオン電池)、15 電圧比較器、
16 バイアス電源、17 電圧検出回路、18 コン
トロール回路、19 第2の定電圧回路、S1 ,
S1 ′,S1 ″,S2 ,S3 ,S3 ′ 接続スイッチ
Claims (12)
- 【請求項1】 所定の定電圧出力を2次電池に供給して
充電する場合に、 上記定電圧の出力電圧と上記2次電池の電池電圧との差
を検出して、上記2次電池の充電容量を判断するように
した充電方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の充電方法において、 上記差を検出するために、上記定電圧出力と上記2次電
池との間の接続を所定のスイッチ手段により切り離して
検出するようにした充電方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の充電方法において、 上記充電電圧供給用の定電圧出力とは別の測定用定電圧
出力を用意して、この測定用定電圧の出力電圧と上記2
次電池の電池電圧との差を検出して、上記2次電池の充
電容量を判断するようにした充電方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の充電方法において、 上記測定用定電圧の出力電圧を、上記充電電圧供給用の
定電圧出力と異なる電圧とした充電方法。 - 【請求項5】 所定の定電圧を出力する定電圧手段と、 該定電圧手段の出力の2次電池への供給のオン・オフ制
御を行うスイッチ手段と、 上記スイッチ手段の両端の電位差を検出する電圧比較手
段とを備えた充電装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の充電装置において、 上記定電圧手段の制御電圧検出手段で、充電時には上記
スイッチ手段と上記2次電池との間の電位を検出し、電
池電圧の検出時には上記定電圧手段と上記スイッチ手段
との間の電位を検出し、 その検出した電位に基づいて、上記制御電圧検出手段で
上記定電圧手段の出力電圧を制御するようにした充電装
置。 - 【請求項7】 請求項5記載の充電装置において、 上記スイッチ手段としてダイオードを使用するようにし
た充電装置。 - 【請求項8】 請求項5記載の充電装置において、 上記スイッチ手段としてインピーダンスの小さい素子を
使用し、 上記定電圧手段の制御電圧検出手段で、上記定電圧手段
と上記スイッチ手段との間の電位を検出し、その検出し
た電位に基づいて、上記定電圧手段の出力電圧を制御す
るようにした充電装置。 - 【請求項9】 請求項5記載の充電装置において、 上記充電電圧供給用の定電圧手段とは別の測定用定電圧
手段を用意して、この測定用定電圧手段の出力電圧と上
記2次電池の電池電圧との差を、上記電圧比較手段で検
出するようにした充電装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の充電装置において、 上記測定用定電圧手段の出力電圧を、上記充電電圧供給
用の定電圧手段の出力電圧と異なる電圧とした充電装
置。 - 【請求項11】 所定の定電圧出力を2次電池に供給し
て充電する制御を行う充電制御回路において、 上記定電圧の出力電圧と上記2次電池の電池電圧との差
を判断した結果に基づいて、上記2次電池の充電容量を
判断するようにしたようにした充電制御回路。 - 【請求項12】 請求項11記載の充電制御回路におい
て、 上記差を検出するとき、上記定電圧出力と上記2次電池
との間の接続を所定のスイッチ手段により切り離す制御
を行うようにした充電制御回路。
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---|---|---|---|
JP21288396A JP3713828B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 充電方法、充電装置及び充電制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21288396A JP3713828B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 充電方法、充電装置及び充電制御回路 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1066275A true JPH1066275A (ja) | 1998-03-06 |
JP3713828B2 JP3713828B2 (ja) | 2005-11-09 |
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ID=16629846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21288396A Expired - Fee Related JP3713828B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 充電方法、充電装置及び充電制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3713828B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102088196A (zh) * | 2009-12-08 | 2011-06-08 | 宏碁股份有限公司 | 充电电路 |
US8339109B2 (en) | 2009-12-01 | 2012-12-25 | Acer Incorporated | Charging circuit |
KR101481359B1 (ko) * | 2010-12-10 | 2015-01-09 | 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 | 적층 전지의 내부 저항 측정 장치 및 내부 저항 측정 방법 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-08-12 JP JP21288396A patent/JP3713828B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102088196A (zh) * | 2009-12-08 | 2011-06-08 | 宏碁股份有限公司 | 充电电路 |
KR101481359B1 (ko) * | 2010-12-10 | 2015-01-09 | 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 | 적층 전지의 내부 저항 측정 장치 및 내부 저항 측정 방법 |
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JP3713828B2 (ja) | 2005-11-09 |
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