JPH106622A - 印字濃淡検知方法およびこの印字濃淡検知機能を有する 通帳プリンタ - Google Patents

印字濃淡検知方法およびこの印字濃淡検知機能を有する 通帳プリンタ

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JPH106622A
JPH106622A JP15804696A JP15804696A JPH106622A JP H106622 A JPH106622 A JP H106622A JP 15804696 A JP15804696 A JP 15804696A JP 15804696 A JP15804696 A JP 15804696A JP H106622 A JPH106622 A JP H106622A
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JP
Japan
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passbook
printing
ink ribbon
scanner
density
Prior art date
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Pending
Application number
JP15804696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Matsushima
和也 松嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP15804696A priority Critical patent/JPH106622A/ja
Publication of JPH106622A publication Critical patent/JPH106622A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印字データの濃淡を検知し、濃度読取り結果の
最大値群の平均値と最小値群の平均値との差が所定値よ
り小さくなると使用しているインクリボンの交換時期で
あることを上位装置に通知する通帳プリンタを提供する
ことにある。 【解決手段】この印字濃淡検知機能を有する通帳プリン
タは、取引結果を不図示のインクリボンを介して通帳1
に印字する印字ヘッド5と、印字済み文字を読み取るス
キャナ10と、印字ヘッド5およびスキャナ10に通帳
1を搬送するためのパルスモータ6,送り機構7および
ローラ8とを備える。また、通帳1が通過することを検
知する媒体検知センサ9と、スキャナ10の印字済み文
字の濃度読取り結果を格納する記憶部11と、濃度読取
り結果の最大値群の平均値と最小値群の平均値との差が
所定値より小さくなると表示部13にインクリボン交換
指示を出す制御部12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印字濃淡検知方法お
よびこの印字濃淡検知機能を有する通帳プリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通帳プリンタにおいて、
たとえば特開昭59−121569号公報に示されるよ
うに、銀行での金銭取引などに関する情報を印字する通
帳は、通常各頁に等しい数の印字行が設けられており、
また各印字行の行間も1/6インチ、または1/5イン
チとある一定の間隔で設けられている。また、各頁の1
行目の位置も、ある一定の位置に設けられている。従っ
て、この種の通帳プリンタは、銀行での金銭取引などに
関する情報を印字する前に、通帳をスキャナ部に搬送
し、何行目までが印字済みかを確認し、次に印字すべき
行の確定を比較的容易に行うことができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、この
種の通帳プリンタは、インクリボンの劣化に伴って、印
字が薄くなることである。その理由は、この種の通帳プ
リンタがドットインパクト式印字ヘッドを使用していて
ことにある。
【0004】第2の問題点は、インクリボンの劣化に伴
って、印字が薄くなることを、早期に正確に検出してい
ないことである。その理由は、オペレータが印字結果を
見て印字が薄くなったと判断したときに、インクリボン
の交換を行っているからである。
【0005】本発明の目的は、取引結果をインクリボン
を介して印字した後に、印字を行った行のイメージデー
タを改めて読み取ることにより、印字したデータの濃淡
を検知し、印字が薄いと判断した場合は、印字ヘッドで
使用しているインクリボンの交換時期であることを上位
装置に通知する印字濃淡検知方法およびこの印字濃淡検
知機能を有する通帳プリンタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の印字濃淡検知方
法は、取引結果をインクリボンを介して印字する通帳プ
リンタにおいて、前記通帳の印字済み文字を走査し、こ
の印字済み文字の濃度読取り結果の最大値群の平均値と
最小値群の平均値との差が所定値より小さくなること検
出することを特徴とする。
【0007】また、本発明の印字濃淡検知機能を有する
通帳プリンタは、取引結果をインクリボンを介して印字
する印字手段と、印字済み文字を走査するスキャナと、
前記印字手段および前記スキャナに通帳を搬送するため
の搬送機構と、前記スキャナの前記印字済み文字の濃度
読取り結果を格納する記憶部と、前記濃度読取り結果の
最大値群の平均値と最小値群の平均値との差が所定値よ
り小さくなると前記インクリボン交換指示を出す制御部
とを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0009】本発明の一実施の形態の構成を示す図1を
参照すると、この実施の形態の印字濃淡検知機能を有す
る通帳プリンタは、取引結果を不図示のインクリボンを
介して通帳1に印字する印字ヘッド5と、印字済み文字
を読み取るスキャナ10と、印字ヘッド5およびスキャ
ナ10に通帳1を搬送するためのパルスモータ6,送り
機構7およびローラ8と、通帳1が通過することを検知
する媒体検知センサ9と、スキャナ10の印字済み文字
の濃度読取り結果を格納する記憶部11と、濃度読取り
結果の最大値群の平均値と最小値群の平均値との差が所
定値より小さくなると表示部13にインクリボン交換指
示を出す制御部12とから構成される。
【0010】この実施の形態で使用する通帳の構成を示
す図2を参照すると、この通帳1は、1頁あたり印字行
数24行で、上半頁に12行、下半頁に12行の印字欄
がある。上半頁と下半頁との間は、通帳1の綴じ部分に
なっているため、2行分の印字不可領域が設けられてい
る。頁の左上には該当する頁マーク2が印刷されてい
る。また通帳1の左端には印字行番号3が印刷されてい
る。この行番号3はスキャナ10では認識ができない淡
い色が使用されている。また、行番号3の右側には、各
取引を行った日付データ4が印字され、続いて用途ある
いは残高等が印字される。
【0011】図1および図2を参照して、この実施の形
態の動作を説明する。接客口14から挿入された通帳1
は、パルスモータ6,送り機構7およびローラ8によ
り、矢印A方向に搬送される。上位装置から指定位置へ
の搬送命令を受けると、この通帳プリンタは上位装置が
要求した行の情報を記憶部11に記憶する。通帳搬送路
の奥には、ドットインパクト印字ヘッド5が設けられて
おり、要求行に応じた印字位置が印字ヘッド5の真下と
なるように通帳1を搬送する。この印字ヘッド5は、通
帳1の進行方向と垂直な方向に自由に移動できる構造と
なっている。通帳1への印字は、この印字ヘッド5によ
り行われる。矢印B方向は通帳の排出方向を示し、印字
された通帳1はこの方向に排出される。通帳1が通過す
る搬送面に媒体検知センサ9が設けられている。また通
帳1の頁マーク2および日付データ4を読みとるための
スキャナ10が媒体検知センサ9の手前に設けられてい
る。スキャナ10は、通帳1に印字されている情報の中
の日付データ4のイメージデータを多値データで読みと
り、そのデータを記憶部11に記憶する。通帳端面から
の走査数および記憶部11に記憶されている印字するべ
き行により、取り込んだイメージデータが記憶されてい
るメモリから1行分のイメージデータを抽出する。
【0012】次に、濃淡検知を行うために抽出した1行
分のデータの解析処理を示す流れ図である図3を図1お
よび図2に併せて参照して、この実施の形態の動作を更
に詳細に説明する。はじめに濃度データの最大値群20
バイト分を格納するためのデータエリアAを00h(1
6進数)で初期化する。続いて濃度データの最小値群2
0バイト分を格納するためのデータエリアBをFFh
(16進数)で初期化する(ステップ21)。次に、抽
出した1行分のイメージデータを1バイトづつ順に抽出
し、抽出データとする(ステップ22)。この抽出デー
タとデータエリアA内のデータとを順に比較し(ステッ
プ23)、1バイトでも小さいデータがあれば、データ
エリアAにその抽出データをセットする(ステップ2
4)。同様に抽出データとデータエリアBのデータとを
順に比較し(ステップ25)、1バイトでも大きいデー
タがあれば、データエリアBに抽出データをセットする
(ステップ26)。この比較動作を1行分行うことによ
り(ステップ27)、データエリアAには濃度データの
最大値群20バイト、データエリアBには濃度データの
最小値群20バイトが保存される。次に、データエリア
Aの濃度データの平均値を計算し、計算結果をメモリC
に保存する(ステップ28)。同様にデータエリアBの
平均値を計算し、計算結果をメモリDに保存する(ステ
ップ29)。メモリCの内容からメモリDの内容を減算
し、差分がある一定値Eよりも大きければ(ステップ3
0)、印字濃淡は問題ないと判断することができる(ス
テップ31)。メモリCの内容からメモリDの内容を減
算し、差分がある一定値Eよりも小さければ、印字濃淡
はうすいと判断し(ステップ32)、インクリボン交換
を表示部13に表示し、オペレータに指示する(ステッ
プ33)。
【0013】
【発明の効果】この発明の効果は、インクリボンの劣化
に伴って、印字が薄くなることを、早期に正確に検出で
きるということである。その理由は、取引結果をインク
リボンを介して印字した後に、印字を行った行のイメー
ジデータを改めて読み取ることにより、印字したデータ
の濃淡を検知し、印字が薄いと判断した場合は、印字ヘ
ッドで使用しているインクリボンの交換時期であること
を表示するからである。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】この実施の形態で使用する通帳の構成を示す図
である。
【図3】この実施の形態の濃淡検知の動作手順を示す流
れ図である。
【符号の説明】
1 通帳 2 頁マーク 3 行番号 4 日付データ 5 印字ヘッド 6 パルスモータ 7 送り機構 8 ローラ 9 媒体検知センサ 10 スキャナ 11 記憶部 12 制御部 13 表示部 14 接客口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引結果をインクリボンを介して印字す
    る通帳プリンタにおいて、前記通帳の印字済み文字を走
    査し、この印字済み文字の濃度読取り結果の最大値群の
    平均値と最小値群の平均値との差が所定値より小さくな
    ること検出することを特徴とする印字濃淡検知方法。
  2. 【請求項2】 取引結果をインクリボンを介して印字す
    る印字手段と、印字済み文字を走査するスキャナと、前
    記印字手段および前記スキャナに通帳を搬送するための
    搬送機構と、前記スキャナの前記印字済み文字の濃度読
    取り結果を格納する記憶部と、前記濃度読取り結果の最
    大値群の平均値と最小値群の平均値との差が所定値より
    小さくなると前記インクリボン交換指示を出す制御部と
    を備える印字濃淡検知機能を有する通帳プリンタ。
JP15804696A 1996-06-19 1996-06-19 印字濃淡検知方法およびこの印字濃淡検知機能を有する 通帳プリンタ Pending JPH106622A (ja)

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JP15804696A JPH106622A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 印字濃淡検知方法およびこの印字濃淡検知機能を有する 通帳プリンタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7081853B1 (ja) * 2021-02-24 2022-06-07 Necプラットフォームズ株式会社 プリンタの印字濃度判定方法及び印字濃度判定装置

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JPS62277509A (ja) * 1986-05-27 1987-12-02 Seiko Epson Corp 印字あるいは描画品質評価方法および装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980616