JPH1064972A - ウエハ搬送装置 - Google Patents

ウエハ搬送装置

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Publication number
JPH1064972A
JPH1064972A JP21448296A JP21448296A JPH1064972A JP H1064972 A JPH1064972 A JP H1064972A JP 21448296 A JP21448296 A JP 21448296A JP 21448296 A JP21448296 A JP 21448296A JP H1064972 A JPH1064972 A JP H1064972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
cassette
belt
inclination
center
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21448296A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yokoyama
哲郎 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Miyazaki Oki Electric Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハがベルト上を斜めにスリップすること
がなく、ウエハ裏面のベルトによる傷、塵埃の付着を防
止することができるウエハ搬送装置を提供する。 【解決手段】 ウエハ搬送装置において、ウエハが搬送
されているベルト31上のウエハの中心位置を検出する
ウエハ中心検出センサ32と、このウエハ中心検出セン
サ32から得られるウエハ中心位置とセットされている
カセット12の中心位置とを一致させるウエハ中心補正
部20と、前記ウエハ中心位置とカセットの中心位置と
を一致させた状態で、ウエハ13をカセット12に収納
するカセット部10とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハ搬送装置に
係り、特に、ベルト搬送方式にてウエハを搬送する場合
に、ウエハ裏面のベルトによる傷、及びベルトから発生
する塵埃の付着を防止するウエハ搬送装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるウエハ搬送装置としては、
以下に示すようなものがあった。図3はかかる従来のベ
ルトウエハ搬送装置の平面図、図4はそのベルトウエハ
搬送装置の側面図である。これらの図に示すように、従
来のベルト搬送方式にて、ウエハを搬送するベルトウエ
ハ搬送装置は、ウエハ1を収容するカセット2と、その
カセット2を上下駆動させるエレベータ装置3及びカセ
ット2までウエハ1を移動させるベルト駆動装置4とか
ら構成されている。なお、5はベルトである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のベルトウエハ搬送装置では、カセット2に対
し、左右方向にウエハ1がずれている場合、カセット2
にウエハ1を搬入する時にカセット2のA部にウエハ1
が接触してしまい、それによりウエハ1はベルト5上を
斜めにスリップすることになり、結果として、ウエハ裏
面にベルト5によって傷が付いたり、塵埃が付着してし
まうという問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点を除去し、ウエハが
ベルト上を斜めにスリップすることがなく、ウエハ裏面
のベルトによる傷、塵埃の付着を防止することができる
ウエハ搬送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕ウエハ搬送装置において、ウエハが搬送されてい
るベルト上のウエハの中心を検出するウエハ中心検出手
段と、このウエハ中心検出手段から得られるウエハ中心
位置とセットされているカセットの中心位置とを一致さ
せるウエハ中心補正手段と、前記ウエハ中心位置とカセ
ットの中心位置とを一致させた状態で、ウエハをカセッ
トに収納するカセット部とを設けるようにしたものであ
る。
【0006】〔2〕セットされているカセットのウエハ
収納溝の傾きを検出するカセット傾き検出手段と、この
カセット傾き検出手段による前記カセットのウエハ収納
溝の傾き量に基づいて、前記カセットの傾きを補正する
カセット傾き補正手段と、搬送されてくるウエハの傾き
とカセットのウエハ収納溝の傾きとを一致させた状態
で、ウエハをカセットに収納するカセット部とを設ける
ようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の第1実
施例を示すウエハ搬送装置の平面図、図2はそのウエハ
搬送装置の側面図である。これらの図に示すように、こ
のウエハ搬送装置は、カセット部10、ウエハ中心補正
部20、ウエハ中心検出部30の3つのユニットから構
成されている。すなわち、第1のベルト11上にはカセ
ット12がセットされており、搬送されてくるウエハ1
3を収納する。第2のベルト21にはウエハ中心補正用
駆動部22が設けられ、第3のベルト31に対応してウ
エハ中心検出センサ32が配置されている。
【0008】次に、このウエハ搬送装置の動作について
説明する。カセット12にウエハ13を収容する場合、
まず、ウエハ中心検出部30に取付けてある、第3のベ
ルト31に対応したウエハ中心検出センサ32で、ウエ
ハ13の外周部分を検出し、このウエハ中心検出センサ
32に接続される演算装置(図示なし)の計算により、
現在のウエハ13の中心位置を求める。そして、その値
を元にカセット部10にセットされているカセット12
の収容部の中心位置との位置ずれ量を求める。
【0009】次に、その位置ずれ量に基づき、ウエハ1
3の位置ずれ量を補正するため、ウエハ中心補正部20
にてウエハの左右ずれを補正する。この時の補正は、ウ
エハ中心補正用駆動部22を駆動することにより、ウエ
ハ13の乗ったウエハ中心補正部20の第2のベルト2
1のすべてを左右に動かし行う。つまり、第2のベルト
21の経路を左右に移動させることにより、ウエハ13
の中心位置をカセット12の収容部の中心位置と一致さ
せるようにする。
【0010】最後に、カセット12の中心位置とウエハ
13の中心位置を一致させた状態のまま、カセット部1
0にウエハ13をベルト搬送で移動させ、カセット12
にウエハ13を収容する。以上のように、ウエハ中心検
出部30とウエハ中心補正部20を設け、ウエハの中心
位置を補正することにより、カセットと、ウエハとの接
触が少なくなり、搬送ベルト上でのウエハのスリップも
少なくなる。そして、結果的にウエハ裏面のベルトによ
る傷、塵埃の付着を少なくすることができる。
【0011】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図5は本発明の第2実施例を示すカセットの傾きの
補正機能を有するウエハ搬送装置の平面図、図6はその
ウエハ搬送装置の側面図、図7はそのウエハ搬送装置の
ウエハ収納部の正面図、図8はそのカセットのウエハ収
納溝の部分拡大正面図である。
【0012】これらの図において、44はカセットエレ
ベータベース、このエレベータベース44上に補正用ベ
ース45が設けられている。カセットエレベータベース
44を固定とし、補正用ベース45には、カセット46
の傾きの補正用駆動部40が連結されている。このカセ
ット46の傾きの補正用駆動部40は、カセット46の
前方に配置される2個の駆動要素41,42、カセット
46の後方に配置される1個の駆動要素43からなり、
これらの駆動要素41,42,43の駆動により、カセ
ット46を前後左右に傾かせることができるようになっ
ている。なお、47はカセット46のウエハ収納溝、4
8はウエハ、49はカセット部ベルトである。
【0013】また、カセット46の前方のベルト51に
対応して、ウエハ収納溝47の傾きを検出するカセット
傾き検出センサ52が配置されている。以下、このウエ
ハ搬送装置の動作について説明する。まず、カセット傾
き検出センサ52を使用し、カセット46のウエハ48
を収容するためのウエハ収納溝47の傾きを検出する。
カセットの左右のウエハ収納溝47を検出することによ
り、カセット傾き検出センサ52に接続された演算装置
(図示なし)により、カセットの傾きを求めることがで
きる。ここで、ウエハ収納溝47のウエハを収納するA
部分が検出され、カセットの傾きの補正用駆動部40の
2個の駆動要素41,42の駆動により、カセットの左
右方向の傾きの補正を行うことができる。
【0014】また、このウエハ収納溝47のA部分から
更に拡大した部分を3次元画像で検出することにより、
カセットの前後方向の傾きがある場合には、カセット4
6の後方に配置される1個の駆動要素43を駆動させる
ことにより、カセットの前後方向の傾きの補正を行うこ
とができる。このように、カセット傾き検出センサ52
からのカセット傾き量を基に補正用ベース45をカセッ
トの傾きの補正用駆動部40にて動作させ、ウエハを搬
送させるベルト51とカセット46のウエハ収納溝47
をつねに平行になるように調整する。
【0015】以上のように、エレベータ部でカセット4
6の傾きを補正することにより、カセット46のウエハ
収納溝47と、搬送されて収納されるウエハ48との接
触を少なくすることができ、結果的に接触によるウエハ
48の搬送不良、ウエハ48のスリープ、ウエハ裏面の
ベルトによる傷、塵埃付着を少なくすることができる。
【0016】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 〔1〕請求項1記載の発明によれば、ウエハ中心検出部
とウエハ中心補正部を設け、ウエハの中心位置を補正す
ることにより、カセットと、ウエハとの接触が少なくな
り、搬送ベルト上でのウエハのスリップも少なくなる。
そして、結果的にウエハ裏面のベルトによる傷、塵埃の
付着を少なくすることができる。
【0018】〔2〕請求項2記載の発明によれば、エレ
ベータ部でカセットの傾きを補正することにより、カセ
ットのウエハ収納溝と搬送されて収納されるウエハとの
接触を少なくすることができ、結果的に接触によるウエ
ハの搬送不良、ウエハのスリープ、ウエハ裏面のベルト
による傷、塵埃付着を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すウエハ搬送装置の平
面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すウエハ搬送装置の側
面図である。
【図3】従来のベルトウエハ搬送装置の平面図である。
【図4】従来のウエハ搬送装置の側面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すカセットの傾きの補
正機能を有するウエハ搬送装置の平面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示すウエハ搬送装置の側
面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示すウエハ搬送装置のウ
エハ収納部の正面図である。
【図8】本発明の第2実施例を示すウエハ搬送装置のウ
エハ収納溝の部分拡大正面図である。
【符号の説明】
10 カセット部 11 第1のベルト 12,46 カセット 13,48 ウエハ 20 ウエハ中心補正部 21 第2のベルト 22 ウエハ中心補正用駆動部 30 ウエハ中心検出部 31 第3のベルト 32 ウエハ中心検出センサ 40 カセットの傾きの補正用駆動部 41,42,43 駆動要素 44 カセットエレベータベース 45 補正用ベース 47 ウエハ収納溝 49 カセット部ベルト 51 ベルト 52 カセット傾き検出センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ウエハが搬送されているベルト上の
    ウエハの中心を検出するウエハ中心検出手段と、(b)
    該ウエハ中心検出手段から得られるウエハ中心位置とセ
    ットされているカセットの中心位置とを一致させるウエ
    ハ中心補正手段と、(c)前記ウエハ中心位置とカセッ
    トの中心位置とを一致させた状態で、ウエハを前記カセ
    ットに収納するカセット部とを具備することを特徴とす
    るウエハ搬送装置。
  2. 【請求項2】(a)セットされているカセットのウエハ
    収納溝の傾きを検出するカセット傾き検出手段と、
    (b)該カセット傾き検出手段による前記カセットのウ
    エハ収納溝の傾き量に基づいて、前記カセットの傾きを
    補正するカセット傾き補正手段と、(c)搬送されてく
    るウエハの傾きと前記カセットのウエハ収納溝の傾きと
    を一致させた状態で、ウエハをカセットに収納するカセ
    ット部とを具備することを特徴とするウエハ搬送装置。
JP21448296A 1996-08-14 1996-08-14 ウエハ搬送装置 Withdrawn JPH1064972A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003092322A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Nikon Corp ウェハ検査装置又はウェハ測定装置におけるウェハのハンドリング方法
KR101250135B1 (ko) * 2009-09-21 2013-04-04 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 로더

Cited By (3)

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JP2003092322A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Nikon Corp ウェハ検査装置又はウェハ測定装置におけるウェハのハンドリング方法
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20031104