JPH1064919A - 半導体装置の製造装置 - Google Patents
半導体装置の製造装置Info
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- JPH1064919A JPH1064919A JP22253296A JP22253296A JPH1064919A JP H1064919 A JPH1064919 A JP H1064919A JP 22253296 A JP22253296 A JP 22253296A JP 22253296 A JP22253296 A JP 22253296A JP H1064919 A JPH1064919 A JP H1064919A
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- JP
- Japan
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- gate valve
- flange
- opening
- reaction chamber
- gas
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ゲートバルブの内面に堆積物が付着し、この堆
積物によりダストが発生し、歩留まりの低下を招いてい
た。 【解決手段】フランジ13は導入口17、通路18、第
1の透孔19を有し、ゲートバルブ16は第2、第3の
透孔20、22、空所21を有している。ゲートバルブ
16がフランジ13に圧接された場合、第1の透孔19
と第2の透孔20は連通され、導入口17から導入され
たガスは、通路18、第1の透孔19、第2の透孔2
0、空所21、第3の透孔22、開口部12を通って反
応室10内に導かれる。このため、ゲートバルブ16の
表面から反応室10内に向かってガスが流出され、この
ガスの流れによってゲートバルブ16の表面にエアカー
テンが形成される。
積物によりダストが発生し、歩留まりの低下を招いてい
た。 【解決手段】フランジ13は導入口17、通路18、第
1の透孔19を有し、ゲートバルブ16は第2、第3の
透孔20、22、空所21を有している。ゲートバルブ
16がフランジ13に圧接された場合、第1の透孔19
と第2の透孔20は連通され、導入口17から導入され
たガスは、通路18、第1の透孔19、第2の透孔2
0、空所21、第3の透孔22、開口部12を通って反
応室10内に導かれる。このため、ゲートバルブ16の
表面から反応室10内に向かってガスが流出され、この
ガスの流れによってゲートバルブ16の表面にエアカー
テンが形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば半導体装
置の製造装置に係わり、特に、反応室(プロセスチャン
バー)とロードロックチャンバーの相互間に設けられた
ゲートバルブに関する。
置の製造装置に係わり、特に、反応室(プロセスチャン
バー)とロードロックチャンバーの相互間に設けられた
ゲートバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】図4、図5は、従来の半導体装置の製造
装置を示すものであり、半導体ウエハを処理する反応室
とゲートバルブの構成を示している。図4において、ロ
ードロックチャンバーは省略されている。反応室41は
例えば石英によって構成されている。この反応室41の
開口部41aの周囲にはフランジ42が設けられ、この
フランジ42にはOリング43を介してゲートバルブ4
4が開閉自在に設けられる。反応室41に対して半導体
ウエハを出し入れする場合、ゲートバルブ44は反応室
41のフランジ42から離間される。また、半導体ウエ
ハを処理する場合、ゲートバルブ44はフランジ42に
圧接され、開口部41aが閉塞される。前記フランジ4
2には反応室41内にガスを導入するための導入口45
が設けられている。反応室41の周囲には反応室41の
内部を加熱するヒータ46が設けられている。
装置を示すものであり、半導体ウエハを処理する反応室
とゲートバルブの構成を示している。図4において、ロ
ードロックチャンバーは省略されている。反応室41は
例えば石英によって構成されている。この反応室41の
開口部41aの周囲にはフランジ42が設けられ、この
フランジ42にはOリング43を介してゲートバルブ4
4が開閉自在に設けられる。反応室41に対して半導体
ウエハを出し入れする場合、ゲートバルブ44は反応室
41のフランジ42から離間される。また、半導体ウエ
ハを処理する場合、ゲートバルブ44はフランジ42に
圧接され、開口部41aが閉塞される。前記フランジ4
2には反応室41内にガスを導入するための導入口45
が設けられている。反応室41の周囲には反応室41の
内部を加熱するヒータ46が設けられている。
【0003】上記装置により、例えば化合物半導体をA
sH3 によりアニールする場合、反応室41内に化合物
半導体のウエハを搬入し、図示するようにゲートバルブ
44を閉じる。この状態において、導入口45より反応
室41内にAsH3 が導入され、反応室41内はヒータ
46によって約800℃に加熱される。
sH3 によりアニールする場合、反応室41内に化合物
半導体のウエハを搬入し、図示するようにゲートバルブ
44を閉じる。この状態において、導入口45より反応
室41内にAsH3 が導入され、反応室41内はヒータ
46によって約800℃に加熱される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、反応室41
内に導入されたAsH3 ガスは約300℃で水素とAs
(金属)に分解され、このAsは反応室41内に浮遊す
る。上記従来の装置は、導入口45がフランジの一部に
設けられているため、導入口45から導入されたガスは
反応室41の内部方向に向かう流れと、ゲートバルブ4
4方向に向かう流れを形成する。このゲートバルブ44
方向に向かう流れにより、前記反応室41内で発生した
Asがゲートバルブ44の内面に付着する。この付着し
たAsはゲートバルブ44を開閉する際、その振動によ
り剥離されダストとなる。このダストはウエハ上に付着
し、歩留まりの低下を招く虞を有していた。
内に導入されたAsH3 ガスは約300℃で水素とAs
(金属)に分解され、このAsは反応室41内に浮遊す
る。上記従来の装置は、導入口45がフランジの一部に
設けられているため、導入口45から導入されたガスは
反応室41の内部方向に向かう流れと、ゲートバルブ4
4方向に向かう流れを形成する。このゲートバルブ44
方向に向かう流れにより、前記反応室41内で発生した
Asがゲートバルブ44の内面に付着する。この付着し
たAsはゲートバルブ44を開閉する際、その振動によ
り剥離されダストとなる。このダストはウエハ上に付着
し、歩留まりの低下を招く虞を有していた。
【0005】この発明は、上記課題を解決するものであ
り、その目的とするところは、ゲートバルブの内面に堆
積物が付着することを防止し、この堆積物によるダスト
の発生を防止することが可能な半導体装置の製造装置を
提供しようとするものである。
り、その目的とするところは、ゲートバルブの内面に堆
積物が付着することを防止し、この堆積物によるダスト
の発生を防止することが可能な半導体装置の製造装置を
提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、処理対象としての半導体ウエハを出入す
るための開口部と、この開口部の周囲に設けられたフラ
ンジとを有する反応室と、表面が前記フランジの表面に
圧接され、前記開口部を閉塞可能なゲートバルブと、前
記ゲートバルブの前記表面に前記開口部に対向して設け
られた複数の吹出し口と、前記フランジ及び前記ゲート
バルブ内に設けられ、前記ゲートバルブが前記フランジ
に圧接された状態において互いに連通され、前記フラン
ジ側から導入されたガスを前記ゲートバルブの前記複数
の吹出し口に導き、これら吹出し口から前記開口部を通
して前記反応室内にガスを導入させる通路とを設けてい
る。
解決するため、処理対象としての半導体ウエハを出入す
るための開口部と、この開口部の周囲に設けられたフラ
ンジとを有する反応室と、表面が前記フランジの表面に
圧接され、前記開口部を閉塞可能なゲートバルブと、前
記ゲートバルブの前記表面に前記開口部に対向して設け
られた複数の吹出し口と、前記フランジ及び前記ゲート
バルブ内に設けられ、前記ゲートバルブが前記フランジ
に圧接された状態において互いに連通され、前記フラン
ジ側から導入されたガスを前記ゲートバルブの前記複数
の吹出し口に導き、これら吹出し口から前記開口部を通
して前記反応室内にガスを導入させる通路とを設けてい
る。
【0007】また、この発明は、処理対象としての半導
体ウエハを出入するための開口部と、この開口部の周囲
に設けられたフランジとを有する反応室と、表面が前記
フランジの表面に圧接され、前記開口部を閉塞可能なゲ
ートバルブと、前記フランジの内部に前記開口部に沿っ
て配置された通路と、前記フランジの周面に設けられ、
前記通路にガスを導入するための導入部と、前記フラン
ジの前記表面に設けられ、前記通路に導入されガスを導
出する複数の第1の透孔と、前記ゲートバルブの内部に
設けられた空所と、前記ゲートバルブの前記表面に設け
られ、ゲートバルブが前記フランジに圧接された状態に
おいて、前記第1の透孔から導出されるガスを前記空所
に導入する複数の第2の透孔と、前記ゲートバルブの前
記表面に前記開口部に対向して設けられ、ゲートバルブ
が前記フランジに圧接された状態において、前記空所に
導入されたガスを前記開口部を通して前記反応室内に導
入する複数の第3透孔とを設けている。
体ウエハを出入するための開口部と、この開口部の周囲
に設けられたフランジとを有する反応室と、表面が前記
フランジの表面に圧接され、前記開口部を閉塞可能なゲ
ートバルブと、前記フランジの内部に前記開口部に沿っ
て配置された通路と、前記フランジの周面に設けられ、
前記通路にガスを導入するための導入部と、前記フラン
ジの前記表面に設けられ、前記通路に導入されガスを導
出する複数の第1の透孔と、前記ゲートバルブの内部に
設けられた空所と、前記ゲートバルブの前記表面に設け
られ、ゲートバルブが前記フランジに圧接された状態に
おいて、前記第1の透孔から導出されるガスを前記空所
に導入する複数の第2の透孔と、前記ゲートバルブの前
記表面に前記開口部に対向して設けられ、ゲートバルブ
が前記フランジに圧接された状態において、前記空所に
導入されたガスを前記開口部を通して前記反応室内に導
入する複数の第3透孔とを設けている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1、図2(a)(b)
は、この発明の実施の形態に係わる半導体装置の製造装
置を示すものであり、半導体ウエハを処理する反応室と
ゲートバルブの構成を示している。図1において、ロー
ドロックチャンバーは省略されている。反応室10は例
えば石英によって構成されている。この反応室10の周
囲には反応室内を加熱するヒータ11が設けられてい
る。反応室10の一端部には開口部12が設けられ、こ
の開口部12の周囲にはフランジ13が設けられてい
る。このフランジ13にはゲートバルブ16が開閉自在
に設けられる。反応室10に対して半導体ウエハを出し
入れする場合、ゲートバルブ16は反応室10のフラン
ジ13から離間され、開口部12が開放される。また、
半導体ウエハを処理する場合、ゲートバルブ16はフラ
ンジ13に圧接され、開口部12が閉塞される。ゲート
バルブ16の表面には、同心状に第1、第2のOリング
14、15が配置され、これら第1、第2のOリング1
4、15により、ゲートバルブ16をフランジ13に圧
接した際、反応室10の気密性が保持される。
いて図面を参照して説明する。図1、図2(a)(b)
は、この発明の実施の形態に係わる半導体装置の製造装
置を示すものであり、半導体ウエハを処理する反応室と
ゲートバルブの構成を示している。図1において、ロー
ドロックチャンバーは省略されている。反応室10は例
えば石英によって構成されている。この反応室10の周
囲には反応室内を加熱するヒータ11が設けられてい
る。反応室10の一端部には開口部12が設けられ、こ
の開口部12の周囲にはフランジ13が設けられてい
る。このフランジ13にはゲートバルブ16が開閉自在
に設けられる。反応室10に対して半導体ウエハを出し
入れする場合、ゲートバルブ16は反応室10のフラン
ジ13から離間され、開口部12が開放される。また、
半導体ウエハを処理する場合、ゲートバルブ16はフラ
ンジ13に圧接され、開口部12が閉塞される。ゲート
バルブ16の表面には、同心状に第1、第2のOリング
14、15が配置され、これら第1、第2のOリング1
4、15により、ゲートバルブ16をフランジ13に圧
接した際、反応室10の気密性が保持される。
【0009】図2(a)は、前記フランジ13を示して
いる。このフランジ13の周面には反応室10内にガス
を導入するための導入口17が設けられている。このフ
ランジ13の内部には、前記開口部12の周囲に位置し
て前記導入口17と連通した通路18が設けられ、フラ
ンジ13の表面には前記通路18と連通した複数の第1
の透孔19が設けられている。
いる。このフランジ13の周面には反応室10内にガス
を導入するための導入口17が設けられている。このフ
ランジ13の内部には、前記開口部12の周囲に位置し
て前記導入口17と連通した通路18が設けられ、フラ
ンジ13の表面には前記通路18と連通した複数の第1
の透孔19が設けられている。
【0010】図2(b)は前記ゲートバルブ16を示し
ている。このゲートバルブ16の前記フランジ13と対
向する表面には前記第1、第2のOリング14、15が
設けられている。これら第1、第2のOリング14、1
5の相互間に位置するゲートバルブ16の表面には、前
記フランジ13に設けられた第1の透孔19とそれぞれ
連通される複数の第2の透孔20が設けられている。フ
ランジ13の内部には前記第2の透孔20と連通する空
所21が設けられ、前記第2のOリング14の内側に位
置するフランジ13の表面には、前記空所21に連通
し、ガスの吹出し口としての複数の第3の透孔22が設
けられている。
ている。このゲートバルブ16の前記フランジ13と対
向する表面には前記第1、第2のOリング14、15が
設けられている。これら第1、第2のOリング14、1
5の相互間に位置するゲートバルブ16の表面には、前
記フランジ13に設けられた第1の透孔19とそれぞれ
連通される複数の第2の透孔20が設けられている。フ
ランジ13の内部には前記第2の透孔20と連通する空
所21が設けられ、前記第2のOリング14の内側に位
置するフランジ13の表面には、前記空所21に連通
し、ガスの吹出し口としての複数の第3の透孔22が設
けられている。
【0011】上記構成において、例えば化合物半導体を
例えばAsH3 によりアニールする場合、開口部12よ
り反応室10内に化合物半導体のウエハが搬入される。
この後、図1に示すように、ゲートバルブ16がフラン
ジ13に圧接され、開口部12が閉塞される。この状態
において、前記第1の透孔19と第2の透孔20は互い
に連通され、第3の透孔22は反応室10の開口部12
に対向される。導入口17から導入されたAsH3 ガス
は、通路18、第1の透孔19、第2の透孔20を介し
てゲートバルブ16内の空所21に導かれ、この空所2
1から第3の透孔22、開口部12を通って反応室10
内に導かれる。反応室10内はヒータ11により、例え
ば800℃に加熱され、ウエハがアニールされる。
例えばAsH3 によりアニールする場合、開口部12よ
り反応室10内に化合物半導体のウエハが搬入される。
この後、図1に示すように、ゲートバルブ16がフラン
ジ13に圧接され、開口部12が閉塞される。この状態
において、前記第1の透孔19と第2の透孔20は互い
に連通され、第3の透孔22は反応室10の開口部12
に対向される。導入口17から導入されたAsH3 ガス
は、通路18、第1の透孔19、第2の透孔20を介し
てゲートバルブ16内の空所21に導かれ、この空所2
1から第3の透孔22、開口部12を通って反応室10
内に導かれる。反応室10内はヒータ11により、例え
ば800℃に加熱され、ウエハがアニールされる。
【0012】上記構成によれば、導入口17から導入さ
れたガスは、通路18、第1の透孔19、第2の透孔2
0を介してゲートバルブ16内の空所21に導かれ、こ
の空所21から第3の透孔22、開口部12を通って反
応室10内に導かれる。このため、ゲートバルブ16の
表面から反応室10の内部に向かってガスが流れ、反応
室10内部からゲートバルブ16の表面に向かう気流は
形成されない。したがって、前記ガスの流れによってゲ
ートバルブ16の表面に所謂エアカーテンが形成され、
このエアカーテンにより、反応室10内で発生した金属
Asがゲートバルブ16の表面に付着することが防止さ
れる。このため、ゲートバルブ16の表面にダストの発
生源が付着することを防止でき、ダストによる歩留まり
の低下を防止できる。
れたガスは、通路18、第1の透孔19、第2の透孔2
0を介してゲートバルブ16内の空所21に導かれ、こ
の空所21から第3の透孔22、開口部12を通って反
応室10内に導かれる。このため、ゲートバルブ16の
表面から反応室10の内部に向かってガスが流れ、反応
室10内部からゲートバルブ16の表面に向かう気流は
形成されない。したがって、前記ガスの流れによってゲ
ートバルブ16の表面に所謂エアカーテンが形成され、
このエアカーテンにより、反応室10内で発生した金属
Asがゲートバルブ16の表面に付着することが防止さ
れる。このため、ゲートバルブ16の表面にダストの発
生源が付着することを防止でき、ダストによる歩留まり
の低下を防止できる。
【0013】図3は、この発明が適用されるアニール装
置を示すものであり、反応室10とロードロックチャン
バー30の相互間に前記ゲートバルブ16が設けられ
る。ロードロックチャンバー30内には搬送用のロボッ
ト31が設けられている。
置を示すものであり、反応室10とロードロックチャン
バー30の相互間に前記ゲートバルブ16が設けられ
る。ロードロックチャンバー30内には搬送用のロボッ
ト31が設けられている。
【0014】上記構成において、ロードロックチャンバ
ー30内に化合物半導体のウエハをセットした石英ボー
トを搬入し、ゲートバルブ16を開放する。ロボット3
1により石英ボートを反応室10内に搬送した後ゲート
バルブ16を閉じ、導入口17から例えばAsH3 ガス
を導入して昇温し、ウエハをアニールする。アニールの
条件は、例えばAsH3 ガスの流量が5l/min 、アニ
ール温度が820℃、アニール時間が20min である。
ー30内に化合物半導体のウエハをセットした石英ボー
トを搬入し、ゲートバルブ16を開放する。ロボット3
1により石英ボートを反応室10内に搬送した後ゲート
バルブ16を閉じ、導入口17から例えばAsH3 ガス
を導入して昇温し、ウエハをアニールする。アニールの
条件は、例えばAsH3 ガスの流量が5l/min 、アニ
ール温度が820℃、アニール時間が20min である。
【0015】上記のようにしてアニールした後、ゲート
バルブ16の開閉に伴うダストの数を測定した結果、従
来のゲートバルブを使用した場合におけるダストの数は
3000個であったのに対して、本発明の場合は400
個であり、ダストを大幅に低減できた。
バルブ16の開閉に伴うダストの数を測定した結果、従
来のゲートバルブを使用した場合におけるダストの数は
3000個であったのに対して、本発明の場合は400
個であり、ダストを大幅に低減できた。
【0016】尚、上記実施の形態では、この発明をアニ
ール装置に適用する場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、処理中に装置内に堆積物が発生
する装置に適用することが可能である。その他、この発
明の要旨を変えない範囲において種々変形実施可能なこ
とは勿論である。
ール装置に適用する場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、処理中に装置内に堆積物が発生
する装置に適用することが可能である。その他、この発
明の要旨を変えない範囲において種々変形実施可能なこ
とは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、ゲートバルブの内面に堆積物が付着することを防止
し、この堆積物によるダストの発生を防止することが可
能な半導体装置の製造装置を提供できる。
ば、ゲートバルブの内面に堆積物が付着することを防止
し、この堆積物によるダストの発生を防止することが可
能な半導体装置の製造装置を提供できる。
【図1】この発明の実施の形態を示す一部切除した側面
図。
図。
【図2】図2(a)は図1のフランジを示す正面図、図
2(b)は図1のゲートバルブを示す正面図。
2(b)は図1のゲートバルブを示す正面図。
【図3】この発明が適用されるアニール装置を示す構成
図。
図。
【図4】従来の半導体装置の製造装置を示す一部切除し
た側面図。
た側面図。
【図5】図5(a)は図4のゲートバルブを示す正面
図、図5(b)は図4のフランジを示す正面図。
図、図5(b)は図4のフランジを示す正面図。
10…反応室、 11…ヒータ、 12…開口部、 13…フランジ、 14、15…第1、第2のOリング、 16…ゲートバルブ、 17…導入口、 18…通路、 19、20、22…第1、第2、第3の透孔、 21…空所。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉武 春二 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝多摩川工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 処理対象としての半導体ウエハを出入す
るための開口部と、この開口部の周囲に設けられたフラ
ンジとを有する反応室と、 表面が前記フランジの表面に圧接され、前記開口部を閉
塞可能なゲートバルブと、 前記ゲートバルブの前記表面に前記開口部に対向して設
けられた複数の吹出し口と、 前記フランジ及び前記ゲートバルブ内に設けられ、前記
ゲートバルブが前記フランジに圧接された状態において
互いに連通され、前記フランジ側から導入されたガスを
前記ゲートバルブの前記複数の吹出し口に導き、これら
吹出し口から前記開口部を通して前記反応室内にガスを
導入させる通路とを具備することを特徴とする半導体装
置の製造装置。 - 【請求項2】 処理対象としての半導体ウエハを出入す
るための開口部と、この開口部の周囲に設けられたフラ
ンジとを有する反応室と、 表面が前記フランジの表面に圧接され、前記開口部を閉
塞可能なゲートバルブと、 前記フランジの内部に前記開口部に沿って配置された通
路と、 前記フランジの周面に設けられ、前記通路にガスを導入
するための導入部と、 前記フランジの前記表面に設けられ、前記通路に導入さ
れガスを導出する複数の第1の透孔と、 前記ゲートバルブの内部に設けられた空所と、 前記ゲートバルブの前記表面に設けられ、ゲートバルブ
が前記フランジに圧接された状態において、前記第1の
透孔から導出されるガスを前記空所に導入する複数の第
2の透孔と、 前記ゲートバルブの前記表面に前記開口部に対向して設
けられ、ゲートバルブが前記フランジに圧接された状態
において、前記空所に導入されたガスを前記開口部を通
して前記反応室内に導入する複数の第3透孔とを具備す
ることを特徴とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項3】 前記ゲートバルブの前記表面で前記第2
の透孔の周囲に配置された第1のOリングと、前記ゲー
トバルブの前記表面で前記第3の透孔の周囲に配置され
た第2のOリングとを具備することを特徴とする請求項
2記載の半導体装置の製造装置。 - 【請求項4】 前記半導体ウエハは、化合物半導体であ
り前記ガスはAsH3 であることを特徴とする請求項1
又は2記載の半導体装置の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22253296A JPH1064919A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 半導体装置の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22253296A JPH1064919A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 半導体装置の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1064919A true JPH1064919A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16783915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22253296A Pending JPH1064919A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 半導体装置の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1064919A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003077850A (ja) * | 2001-09-06 | 2003-03-14 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理装置 |
KR101666163B1 (ko) * | 2015-05-19 | 2016-10-17 | 주식회사 케이씨텍 | 게이트 밸브를 구비하는 기판처리 장치 |
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1996
- 1996-08-23 JP JP22253296A patent/JPH1064919A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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