JPH1064482A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH1064482A
JPH1064482A JP22261696A JP22261696A JPH1064482A JP H1064482 A JPH1064482 A JP H1064482A JP 22261696 A JP22261696 A JP 22261696A JP 22261696 A JP22261696 A JP 22261696A JP H1064482 A JPH1064482 A JP H1064482A
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JP
Japan
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discharge tube
heat
heater
sensitive element
wall
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Pending
Application number
JP22261696A
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English (en)
Inventor
Yasuo Shinpo
康夫 新保
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電管への感熱素子固定時における組付けを
容易にするとともに、放電管と感熱素子との伝熱を良好
にし、かつ固定状態をも確実に維持することにより、照
明装置の信頼性及び安全性の向上をはかる。 【解決手段】 放電管1の外壁に保温用のヒーター2を
配設すると共に、このヒーター2及びまたは放電管1の
温度を感知する感熱素子3を配設し、放電管1と感熱素
子3との間に感熱素子3の取り付け位置を定める伝熱性
の支承部材5を設ける。支承部材5には、放電管1との
対向面に放電管1の外壁面にほぼ沿って接触可能に構成
された凹部6を形成し、支承部材5に感熱素子3を配設
した状態で、放電管1とヒーター2および感熱素子3を
被覆固定する固定手段4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷陰極管等の放電
管において、低温時あるいは常温時に効率の高い発光を
させるために、温度補償用のヒーターを備えた照明装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の計器類等のバック照明と
して用いられる冷陰極管に代表される放電管は、管壁の
温度によって発光効率が大きく変化するという性質を有
している。特に低温時においては発光効率が著しく低下
するため、例えば図5から図6に示すように、放電管1
の外壁に保温用のヒーター2を配設して保温するように
して、低温時の温度補償を行うとともに、時によっては
安定な発光輝度を得るために常温時においてもヒーター
2を作動させることにより高輝度特性が得られる所定の
温度に保ち、あらゆる環境下においても良好な点灯状態
を維持するようにしている。
【0003】さらに放電管1には、前述した保温用のヒ
ーター2の温度制御を行うために温度検出を行うサーミ
スタや、ヒーター2が不用意に管壁を過熱して放電管1
内に封入された水銀蒸気の圧力が上昇し過ぎることを防
止するために、または過熱による火災等の事故を防止す
るために所定の温度以上になったときにヒューズを熔断
してヒーター2への電源の供給を遮断する温度ヒューズ
等の感熱素子3を設けている。そして、これらの感熱素
子3を放電管1の外壁面に載せて固定手段4であるテフ
ロンテープで巻きつけたり、透明な熱収縮チューブを被
せてこの熱収縮チューブを加熱することにより放電管1
とヒーター2及び感熱素子3を密接状態に被覆固定する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た感熱素子3は、一般にその形状が球形や円筒形である
一方、この感熱素子3の据付け面にあたる放電管1の外
壁面は、一般に略円弧面形状を成し、両者が点あるいは
線のみの接触となり易く、ヒーター2と感熱素子3との
熱伝導が不完全となるおそれがあった。また、仮に組み
付け時において両者が密接状態で固定されていたとして
も、長期間の使用や振動により固定手段4であるテフロ
ンテープや熱収縮チューブが劣化してゆるんでくると感
熱素子3がヒーター2外壁面から離れたりずれたりし
て、正確な温度が伝わらないために適確な温度制御がで
きずにヒーター2が過熱してしまう恐れがあった。
【0005】また、感熱素子3を放電管1またはこの放
電管1の外壁に設けられたヒーター2に組み付ける際に
おいても、互いに滑りやすい材質及び形状となっている
ため、固定位置が定まらず組み付け作業性が悪いという
問題を有していた。更に、例えば図7に示すように放電
管1の径寸法が小さい場合、放電管1の径寸法が感熱素
子3の径寸法とほぼ同等となるような場合にあっては、
感熱素子3の放電管1への設置状態は一層不安定とな
り、組み付け作業性を低下させる原因となっていた。
【0006】本発明は、上述したような問題点に鑑みな
されたものであり、放電管への感熱素子固定時における
組付けを容易にするとともに、放電管と感熱素子との伝
熱を良好にし、かつ固定状態をも確実に維持することに
より、照明装置の信頼性及び安全性の向上をはかること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、放電管の外壁に保温用のヒーターを配設する
と共に、このヒーター及びまたは前記放電管の温度を感
知する感熱素子を配設し、前記放電管と前記感熱素子と
の間に前記感熱素子の取り付け位置を定める伝熱性の支
承部材を設け、前記支承部材には、前記放電管との対向
面に前記放電管の外壁面にほぼ沿って接触可能に構成さ
れた凹部を形成し、この支承部材に前記感熱素子を配設
した状態で、前記放電管と前記ヒーターおよび前記感熱
素子を被覆固定する固定手段を設けたことを特徴とする
ものである。
【0008】また、前記支承部材は弾性部材からなるも
のである。
【0009】また、前記支承部材の中に前記感熱素子を
埋設したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】放電管の外壁に感熱素子を取り付
ける際には、前記放電管と前記感熱素子との間に設けら
れた前記感熱素子の取り付け位置を定める伝熱性の支承
部材によって、感熱素子を安定的に放電管の外壁に対し
て位置決め保持することが可能となり、この状態にてテ
フロンテープや熱収縮チューブによって固定することが
できる。感熱素子の取り付け後においては前記支承部材
の弾圧により感熱素子を常に放電管の外壁に当接状態に
保持することができるとともに、前記支承部材の凹部が
放電管の外壁形状にほぼ対応して接触することにより、
放電管と感熱素子との接触状態を維持できるので、伝熱
性の支承部材を介して放電管の外壁から感熱素子への熱
伝導が良好になるとともに、感熱素子がヒーターから離
れたりずれたりすることを防止するので照明装置の信頼
性を向上することができる。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
るが、従来例と同等箇所には同一符号を付しその詳細な
説明は省く。図1ないし図2は本発明の第1実施例を示
すものである。自動車の計器等にバック照明として用い
られる冷陰極管に代表される放電管1は、一般にチュー
ブ状のガラスを直管あるいは種々な形状に曲げ形成して
成るものである。そして放電管1の内周面には図示しな
い蛍光体被膜が設けられるとともに所定量の水銀と不活
性気体が封入されており、電荷が加わると水銀蒸発によ
る蛍光体被膜の励起で、内部から可視光を放射するもの
である。
【0012】この放電管1の外壁面の少なくとも一部に
は可撓性を有するヒーター2が設けられている。このヒ
ーター2は、例えば板状の抵抗体をプレス加工により放
電管1の外壁面を有効に加熱できるような連続した矩形
状に蛇行させた形状に打ち抜き形成して構成されてお
り、放電管1の外壁面とヒーター2との有効接触面積を
できるだけ大きくして伝熱を良好にしている。
【0013】そして、更に放電管1の外壁面には、放電
管1及びまたはヒーター2の温度を感知し、ヒーター2
が不用意に過熱することを防止するための温度ヒューズ
からなる感熱素子3が添設されている。
【0014】本発明にあっては、この感熱素子3を支承
部材5を介して放電管1に対して取り付け固定されるも
のであり、この支承部材5は、シリコンゴム等からなり
弾力性を有しかつ伝熱性の素材から形成され、放電管1
と感熱素子3との間に設けられるとともに、放電管1と
の対向面に、放電管1の外壁面にほぼ沿って接触可能に
構成された凹部6を形成して構成されている。
【0015】この第1実施例によれば、支承部材5の放
電管1との対向面に放電管1の外壁面形状に添って円弧
状の凹部6を形成することによりこの凹部6全面で放電
管1の外壁面に接触可能に設けている。また、この反対
側に位置する感熱素子3との対向面においてもこの感熱
素子3の形状に対応して円弧状に形成されている。
【0016】よって、放電管1の外壁に感熱素子3を取
り付ける際には、放電管1と感熱素子3との間に伝熱性
の支承部材5を設けることによって、感熱素子3の取り
付け位置を定めることができ、感熱素子3を安定的に放
電管1の外壁に対して位置決め保持して、この位置決め
状態にてテフロンテープや熱収縮チューブ等の固定手段
4によって被覆固定することができ、感熱素子3の組み
付け作業を容易に行えるものである。
【0017】また、感熱素子3の取り付け後においては
支承部材5の弾圧により感熱素子3を常に放電管1の外
壁に当接状態に保持することができるとともに、前記支
承部材5の凹部6が放電管1の外壁形状にほぼ対応して
接触することにより放電管1と感熱素子3との接触状態
を維持できるので、伝熱性の支承部材5を介して放電管
1の外壁から感熱素子3への熱伝導が良好になるととも
に、感熱素子3がヒーター2から離れたりずれたりする
ことを防止するので照明装置の信頼性を向上することが
できる。
【0018】図3は、本発明の第2実施例を示すもので
あり、放電管1及びまたはヒーター2の温度を感知しヒ
ーター2の温度制御を行うためのサーミスタからなる感
熱素子を支承部材5の中に埋設形成したものであり、更
に支承部材5の放電管1との対向面に放電管1の外壁面
形状に添ってその両端部に立上がり壁部7を設けること
によりこの立上がり壁部7に囲まれた凹部6を設けたも
のである。
【0019】よって、放電管1の外壁に感熱素子3を取
り付ける際には、感熱素子3の埋設された支承部材5を
放電管1に添設することにより、凹部6及び両端部の立
上がり壁部7が放電管1の外壁に接触して、前記感熱素
子3の取り付け位置を定めることができ、感熱素子3を
安定的に放電管1の外壁に対して位置決め保持して、こ
の位置決め状態にてテフロンテープや熱収縮チューブ等
の固定手段4によって被覆固定することができ、感熱素
子3の組み付け作業を容易に行えるものである。
【0020】また、感熱素子3の取り付け後においては
支承部材5の弾圧により感熱素子3を常に放電管1の外
壁に当接状態に保持することができるとともに、前記支
承部材5の凹部6が放電管1の外壁形状にほぼ対応して
接触することにより放電管1のヒーター2と感熱素子と
の接触状態を維持できるので、伝熱性の支承部材5を介
して放電管1の外壁から感熱素子3への熱伝導が良好に
行われるとともに、感熱素子3がヒーター2から離れた
りずれたりすることを防止するので照明装置の信頼性を
向上することができる。
【0021】図4は、本発明の第3実施例を示すもので
あり、放電管1及びまたはヒーター2の温度を感知しヒ
ーター2の温度制御を行うためのサーミスタからなる感
熱素子3を支承部材5の中に埋設形成したものであり、
更に支承部材5の放電管1との対向面に放電管1の外壁
面形状に添って断面三角形状に切り欠いた凹部6を設け
たものである。そして、固定手段4であるテフロンテー
プや熱収縮チューブとの当接部には円弧状の突状部8を
設けることにより、組み付け時において全体的に略円形
になるよう構成し、固定手段4による密着性を更に良好
にするものである。
【0022】なお、ヒ−タ−2は、プレス加工以外の例
えばヒーター線を螺旋状に放電管1に対して巻付けたも
のであってもよい。
【0023】また、支承部材5は、放電管1に設けられ
たヒーター2に直接接触してヒーター2の温度を感知し
てヒーター2の温度制御や加熱防止をはかるようにして
もよいし、間にヒーター2を介さずに支承部材5が放電
管1の外壁に直接接触するよう構成して、放電管1の外
壁の温度を感知することでヒーター2の温度制御や加熱
防止をはかるようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上本発明によれば、放電管への感熱素
子固定時における組付けを容易にするとともに、放電管
と感熱素子との伝熱を良好にし、かつ固定状態をも確実
に維持することが可能になるので照明装置の信頼性及び
安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図5】従来の技術を示す正面図である。
【図6】従来の技術を示す断面図である。
【図7】従来の技術を示す断面図である。
【符号の説明】
1 放電管 2 ヒーター 3 感熱素子 4 固定手段 5 支承部材 6 凹部 7 立上がり壁部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電管の外壁に保温用のヒーターを配設
    すると共に、このヒーター及びまたは前記放電管の温度
    を感知する感熱素子を配設し、前記放電管と前記感熱素
    子との間に前記感熱素子の取り付け位置を定める伝熱性
    の支承部材を設け、前記支承部材には、前記放電管との
    対向面に前記放電管の外壁面にほぼ沿って接触可能に構
    成された凹部を形成し、この支承部材に前記感熱素子を
    配設した状態で、前記放電管と前記ヒーターおよび前記
    感熱素子を被覆固定する固定手段を設けたことを特徴と
    する照明装置。
  2. 【請求項2】 前記支承部材は弾性部材からなることを
    特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記支承部材の中に前記感熱素子を埋設
    したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の照
    明装置。
JP22261696A 1996-08-23 1996-08-23 照明装置 Pending JPH1064482A (ja)

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JP22261696A JPH1064482A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 照明装置

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JP22261696A JPH1064482A (ja) 1996-08-23 1996-08-23 照明装置

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