JPH0817401A - 低圧放電灯装置およびこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
低圧放電灯装置およびこれを用いた液晶表示装置Info
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- JPH0817401A JPH0817401A JP6146221A JP14622194A JPH0817401A JP H0817401 A JPH0817401 A JP H0817401A JP 6146221 A JP6146221 A JP 6146221A JP 14622194 A JP14622194 A JP 14622194A JP H0817401 A JPH0817401 A JP H0817401A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ヒータからの放熱を低減し、オン・オフの頻度
を少なくして輝度の変化を軽減し、消費電力を少なくす
ることができる低圧放電灯装置およびこれを用いた液晶
表示装置を提供する。 【構成】バルブ2の外面に、バルブの半周以下の範囲で
管軸方向に沿ってヒ−タ5を添設し、このヒータ5によ
りバルブを加熱するようにした低圧放電灯装置におい
て、上記ヒータの外面を保温材20で覆ったことを特徴
とする。 【作用】ヒータの外面を保温材で覆ったから、ヒータの
熱が逃げず、オンした時の立上がり特性が良くなり、オ
フした場合に熱の逃げが少ないから温度低下がゆっくり
となされるようになり、ヒータのオン・オフ頻度が少な
くなる。
を少なくして輝度の変化を軽減し、消費電力を少なくす
ることができる低圧放電灯装置およびこれを用いた液晶
表示装置を提供する。 【構成】バルブ2の外面に、バルブの半周以下の範囲で
管軸方向に沿ってヒ−タ5を添設し、このヒータ5によ
りバルブを加熱するようにした低圧放電灯装置におい
て、上記ヒータの外面を保温材20で覆ったことを特徴
とする。 【作用】ヒータの外面を保温材で覆ったから、ヒータの
熱が逃げず、オンした時の立上がり特性が良くなり、オ
フした場合に熱の逃げが少ないから温度低下がゆっくり
となされるようになり、ヒータのオン・オフ頻度が少な
くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温時の立上がり特性
を改善するためバルブの外表面にヒ−タを付設した低圧
放電灯装置およびこれを用いた液晶表示装置に関する。
を改善するためバルブの外表面にヒ−タを付設した低圧
放電灯装置およびこれを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶テレビや液晶表示計器などの液晶表
示装置は、バックライトとして、熱陰極蛍光ランプまた
は冷陰極蛍光ランプを使用している。このような蛍光ラ
ンプを用いれば発光効率が高く、しかも広い面積を均等
な明るさで照射し易い等の利点がある。
示装置は、バックライトとして、熱陰極蛍光ランプまた
は冷陰極蛍光ランプを使用している。このような蛍光ラ
ンプを用いれば発光効率が高く、しかも広い面積を均等
な明るさで照射し易い等の利点がある。
【0003】ところで、上記液晶表示装置等は、温度条
件の厳しい環境で使用されることがあり、例えば車両用
メ−タに使用されるバックライト用蛍光ランプなどはプ
ラス100℃位から氷点下40℃位までの広い温度域で
使用される。このような苛酷な温度環境状況において
は、ランプの立上がり特性が低下する。すなわち、一般
に放電灯はバルブの内部に封入した水銀などの発光物質
の封入圧や蒸気圧により発光効率が変化する性質があ
り、温度が低いほどバルブ内の圧力が低くなるから点灯
初期の発光出力が低くなり、しかも所定の圧力に達する
まで時間がかかる。したがって、厳寒状況下においては
ランプの立上がり特性を改善する手段が必要になる。
件の厳しい環境で使用されることがあり、例えば車両用
メ−タに使用されるバックライト用蛍光ランプなどはプ
ラス100℃位から氷点下40℃位までの広い温度域で
使用される。このような苛酷な温度環境状況において
は、ランプの立上がり特性が低下する。すなわち、一般
に放電灯はバルブの内部に封入した水銀などの発光物質
の封入圧や蒸気圧により発光効率が変化する性質があ
り、温度が低いほどバルブ内の圧力が低くなるから点灯
初期の発光出力が低くなり、しかも所定の圧力に達する
まで時間がかかる。したがって、厳寒状況下においては
ランプの立上がり特性を改善する手段が必要になる。
【0004】このため、特開昭64−59378号公報
に示されるように、バルブの外面に管軸方向に沿って、
始動時の温度補償するためのヒ−タを設ける手段が知ら
れている。バルブの外面にヒ−タを設けてこれを発熱さ
せると、このヒ−タがバルブを加熱してバルブに封入し
た水銀の蒸発を促し、水銀蒸気圧を迅速に上昇させるの
で、光束の立上がりを早くすることができ、安定点灯に
達するまでの時間を短縮することができる。
に示されるように、バルブの外面に管軸方向に沿って、
始動時の温度補償するためのヒ−タを設ける手段が知ら
れている。バルブの外面にヒ−タを設けてこれを発熱さ
せると、このヒ−タがバルブを加熱してバルブに封入し
た水銀の蒸発を促し、水銀蒸気圧を迅速に上昇させるの
で、光束の立上がりを早くすることができ、安定点灯に
達するまでの時間を短縮することができる。
【0005】ところで、通常、上記のようにヒータによ
りバルブを加熱する場合、バルブの外面にサーモスタッ
ト等からなる温度センサおよび温度ヒューズを設け、バ
ルブ温度が最適な発光量を発揮できる温度となるように
制御し、かつ異常発熱を防止するようにしてある。すな
わち、温度センサはバルブの温度を監視し、周囲温度が
比較的高くて点灯初期のバルブを加熱する必要がない場
合は、ヒータを働かせないようにし、また、バルブの温
度が適度な温度に上昇した場合は、ヒータへの通電を停
止して加熱を中止するようになっている。そして温度ヒ
ューズは、ヒータが異常発熱した場合に通電を停止して
安全を保つようになっている。
りバルブを加熱する場合、バルブの外面にサーモスタッ
ト等からなる温度センサおよび温度ヒューズを設け、バ
ルブ温度が最適な発光量を発揮できる温度となるように
制御し、かつ異常発熱を防止するようにしてある。すな
わち、温度センサはバルブの温度を監視し、周囲温度が
比較的高くて点灯初期のバルブを加熱する必要がない場
合は、ヒータを働かせないようにし、また、バルブの温
度が適度な温度に上昇した場合は、ヒータへの通電を停
止して加熱を中止するようになっている。そして温度ヒ
ューズは、ヒータが異常発熱した場合に通電を停止して
安全を保つようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
場合、バルブの外面に付設されたヒータは、剥きだし、
または熱収縮性チューブで覆われる構造であった。この
ためヒータの熱が外に逃げ易いという問題がある。すな
わち、低温雰囲気でランプを始動させる時、バルブ温度
が低いとヒータに通電してバルブを加熱するが、この時
バルブ温度は上昇する。そして、バルブの温度が所定温
度に達してこれを温度センサで検知すると、ヒータがオ
フされる。すると、ヒータおよびバルブの熱が逃げるか
らバルブの温度が急激に低下する。そしてバルブ温度が
所定温度以下に低下すると、再びヒータがオンする。つ
まり、ヒータはオン・オフを繰り返す。
場合、バルブの外面に付設されたヒータは、剥きだし、
または熱収縮性チューブで覆われる構造であった。この
ためヒータの熱が外に逃げ易いという問題がある。すな
わち、低温雰囲気でランプを始動させる時、バルブ温度
が低いとヒータに通電してバルブを加熱するが、この時
バルブ温度は上昇する。そして、バルブの温度が所定温
度に達してこれを温度センサで検知すると、ヒータがオ
フされる。すると、ヒータおよびバルブの熱が逃げるか
らバルブの温度が急激に低下する。そしてバルブ温度が
所定温度以下に低下すると、再びヒータがオンする。つ
まり、ヒータはオン・オフを繰り返す。
【0007】したがって、このようにヒータの熱が外に
逃げ易い場合は、立上がりが悪く、また停止後の温度低
下が急激になり、よってオン・オフ頻度が高くなる。こ
のようなヒータのオン・オフに応じてバルブの温度も変
化するから、輝度の変化が著しくなり、その変化頻度が
大きいといった不具合が発生する。
逃げ易い場合は、立上がりが悪く、また停止後の温度低
下が急激になり、よってオン・オフ頻度が高くなる。こ
のようなヒータのオン・オフに応じてバルブの温度も変
化するから、輝度の変化が著しくなり、その変化頻度が
大きいといった不具合が発生する。
【0008】また、ヒータのオン・オフ頻度が高いと、
消費電力が大きくなる。さらに、ヒータの外面から熱が
放出されると、周囲の部材に対して熱影響を及ぼす不具
合もある。
消費電力が大きくなる。さらに、ヒータの外面から熱が
放出されると、周囲の部材に対して熱影響を及ぼす不具
合もある。
【0009】上記ヒータを熱収縮性チューブで覆う場合
は、若干の保温作用があるが、もともと熱収縮性チュー
ブは保温のために使用するものではないから、満足な保
温作用は期待できない。
は、若干の保温作用があるが、もともと熱収縮性チュー
ブは保温のために使用するものではないから、満足な保
温作用は期待できない。
【0010】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、ヒータからの放熱
を低減し、オン・オフの頻度を少なくして輝度の変化を
軽減し、消費電力を少なくすることができる低圧放電灯
装置およびこれを用いた液晶表示装置を提供しようとす
るものである。
たもので、その目的とするところは、ヒータからの放熱
を低減し、オン・オフの頻度を少なくして輝度の変化を
軽減し、消費電力を少なくすることができる低圧放電灯
装置およびこれを用いた液晶表示装置を提供しようとす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、バル
ブの外面に、このバルブの半周以下の範囲でかつ管軸方
向に沿ってヒ−タを添設し、このヒータによりバルブを
加熱するようにした低圧放電灯装置において、上記ヒー
タの外面を保温材で覆ったことを特徴とする。
ブの外面に、このバルブの半周以下の範囲でかつ管軸方
向に沿ってヒ−タを添設し、このヒータによりバルブを
加熱するようにした低圧放電灯装置において、上記ヒー
タの外面を保温材で覆ったことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、上記保温材は、上記ヒ
ータの全面以上であり、バルブの半周以下の範囲を覆っ
ていることを特徴とする。請求項3の発明は、上記ヒー
タおよび保温材をテープによりバルブに固定、または熱
収縮性チューブで覆ってバルブに取付けたことを特徴と
する。請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のい
ずれか1に記載の低圧放電灯装置をバックライトとして
使用したことを特徴とする液晶表示装置である。
ータの全面以上であり、バルブの半周以下の範囲を覆っ
ていることを特徴とする。請求項3の発明は、上記ヒー
タおよび保温材をテープによりバルブに固定、または熱
収縮性チューブで覆ってバルブに取付けたことを特徴と
する。請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のい
ずれか1に記載の低圧放電灯装置をバックライトとして
使用したことを特徴とする液晶表示装置である。
【0013】
【作用】請求項1の発明によると、ヒータの外面を保温
材で覆ったから、ヒータの熱が逃げず、よってオンした
時の立上がり特性がよいとともに、オフした場合に熱の
逃げが少ないから温度低下がゆっくりとなされるように
なり、ヒータのオン・オフ頻度が少なくなる。また、バ
ルブにおいてはヒータにて加熱される箇所を最冷部との
温度勾配が小さくなるからヒータがオンしたときとオフ
したときの振幅が小さくなり、この結果輝度の変化具合
が低減されるようになる。
材で覆ったから、ヒータの熱が逃げず、よってオンした
時の立上がり特性がよいとともに、オフした場合に熱の
逃げが少ないから温度低下がゆっくりとなされるように
なり、ヒータのオン・オフ頻度が少なくなる。また、バ
ルブにおいてはヒータにて加熱される箇所を最冷部との
温度勾配が小さくなるからヒータがオンしたときとオフ
したときの振幅が小さくなり、この結果輝度の変化具合
が低減されるようになる。
【0014】請求項2の発明によれば、保温材は、ヒー
タの全面を覆いかつバルブの半周以下を覆っているか
ら、バルブの少なくとも半周が発光面となり、この発光
面の方向に向かう光量を確保することができる。
タの全面を覆いかつバルブの半周以下を覆っているか
ら、バルブの少なくとも半周が発光面となり、この発光
面の方向に向かう光量を確保することができる。
【0015】請求項3の発明によれば、ヒータおよび保
温材をテープによりバルブに固定すると、取り付け構造
が簡単であり、また熱収縮性チューブで覆うと、バルブ
への取付けが容易であるとともに、熱収縮性チューブ保
温作用が一層向上する。
温材をテープによりバルブに固定すると、取り付け構造
が簡単であり、また熱収縮性チューブで覆うと、バルブ
への取付けが容易であるとともに、熱収縮性チューブ保
温作用が一層向上する。
【0016】請求項4の発明によれば、上記低圧放電灯
装置を液晶表示装置のバックライトとして使用したか
ら、低温雰囲気で使用される液晶表示装置の始動立上が
り特性が向上する。
装置を液晶表示装置のバックライトとして使用したか
ら、低温雰囲気で使用される液晶表示装置の始動立上が
り特性が向上する。
【0017】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図4に示す
第1の実施例にもとづき説明する。図面は車両の液晶表
示形メータに使用されるバックライト光源として用いら
れる環形冷陰極蛍光ランプ装置を示し、図において1は
環形冷陰極蛍光ランプである。
第1の実施例にもとづき説明する。図面は車両の液晶表
示形メータに使用されるバックライト光源として用いら
れる環形冷陰極蛍光ランプ装置を示し、図において1は
環形冷陰極蛍光ランプである。
【0018】このランプ1は環形に曲成されたバルブ2
を備え、このバルブ2は外径9.5mm、放電長が約25
0mm程度の例えば軟質ガラス製チューブによって形成さ
れている。このバルブ2の内面には、図3に示すけい光
体被膜3が形成されており、かつバルブ2内には所定量
の水銀と、キセノン、クリプトン、アルゴン、ネオン、
ヘリウム等の少なくとも1種からなる希ガスが封入され
ている。
を備え、このバルブ2は外径9.5mm、放電長が約25
0mm程度の例えば軟質ガラス製チューブによって形成さ
れている。このバルブ2の内面には、図3に示すけい光
体被膜3が形成されており、かつバルブ2内には所定量
の水銀と、キセノン、クリプトン、アルゴン、ネオン、
ヘリウム等の少なくとも1種からなる希ガスが封入され
ている。
【0019】バルブ2の両端には、図3に想像線で示す
ように、ニッケル製円筒または板状からなる冷陰極形電
極4が設けられており、この冷陰極形電極4はバルブ2
の端部壁を気密に貫通したリ―ド線を介して電源接続用
の導電ワイヤ12、12に接続されている。
ように、ニッケル製円筒または板状からなる冷陰極形電
極4が設けられており、この冷陰極形電極4はバルブ2
の端部壁を気密に貫通したリ―ド線を介して電源接続用
の導電ワイヤ12、12に接続されている。
【0020】バルブ2の外面には、その一側面に、ヒー
タ5が密着して設けられている。このヒータ5は、例え
ば14V、35Wのラミネートヒータにより形成されて
おり、上記バルブ2の管軸方向に沿う略全長に亙って配
置されている。ラミネートヒータ5は、ポリエステル、
ポリイミドのような透明な絶縁性樹脂フィルム5bに、
ステンレス製の薄板からなるヒータ本体5aを積層して
構成されたものである。ステンレス製ヒータ本体5a
は、全体が環状帯形に切り出され、さらにこの帯形を蛇
行形に切り出して形成されたものである。このようなヒ
ータ5はバルブ2の一側面側の外面に密着して取付けら
れている。この場合、上記ヒータ5は、バルブ2の軸方
向に沿う複数箇所を、巻き付けられた粘着テープ6…で
止着されてバルブ2に固定されている。このヒータ5の
両端には電源接続用の導電ワイヤ7、7が接続されてい
る。
タ5が密着して設けられている。このヒータ5は、例え
ば14V、35Wのラミネートヒータにより形成されて
おり、上記バルブ2の管軸方向に沿う略全長に亙って配
置されている。ラミネートヒータ5は、ポリエステル、
ポリイミドのような透明な絶縁性樹脂フィルム5bに、
ステンレス製の薄板からなるヒータ本体5aを積層して
構成されたものである。ステンレス製ヒータ本体5a
は、全体が環状帯形に切り出され、さらにこの帯形を蛇
行形に切り出して形成されたものである。このようなヒ
ータ5はバルブ2の一側面側の外面に密着して取付けら
れている。この場合、上記ヒータ5は、バルブ2の軸方
向に沿う複数箇所を、巻き付けられた粘着テープ6…で
止着されてバルブ2に固定されている。このヒータ5の
両端には電源接続用の導電ワイヤ7、7が接続されてい
る。
【0021】また、バルブ2の外面には温度センサ8が
取付けられている。この温度センサ8はバルブ2の温度
を検出するものであり、粘着テープ6によりバルブ2の
外面に密着して取付けられている。この場合、温度セン
サ8は、図3に示すように、バルブ2の周方向におい
て、上記ヒータ5で加熱される箇所と、その反対側の剥
きだし部分との中間部に設置されている。なお、この温
度センサ8は信号送信用ワイヤ9、9に接続されてい
る。
取付けられている。この温度センサ8はバルブ2の温度
を検出するものであり、粘着テープ6によりバルブ2の
外面に密着して取付けられている。この場合、温度セン
サ8は、図3に示すように、バルブ2の周方向におい
て、上記ヒータ5で加熱される箇所と、その反対側の剥
きだし部分との中間部に設置されている。なお、この温
度センサ8は信号送信用ワイヤ9、9に接続されてい
る。
【0022】さらに、ヒータ5の外面には温度ヒューズ
10が取付けられている。この温度ヒューズ10はヒー
タ5の熱が過剰になった場合に、ヒータ5への通電を停
止し、かつランプを消灯させるものであり、図示しない
が、粘着テープを巻き付けることによりヒータ5の外面
に密着して取付けられている。この温度ヒューズ10
は、ヒータ5に対し電気的に直列に接続されている。
10が取付けられている。この温度ヒューズ10はヒー
タ5の熱が過剰になった場合に、ヒータ5への通電を停
止し、かつランプを消灯させるものであり、図示しない
が、粘着テープを巻き付けることによりヒータ5の外面
に密着して取付けられている。この温度ヒューズ10
は、ヒータ5に対し電気的に直列に接続されている。
【0023】上記のような各電気部品に接続された導電
ワイヤ7、9、9、12、12は、それぞれバルブ2の
端部から導き出されており、その先端は図1に示すコネ
クタ15に接続されている。コネクタ15は複数の接続
ピン16…を有し、これら接続ピン16…を一列に配置
した構造をなしており、上記各導電ワイヤ7、9、9、
12、12はそれぞれ接続ピン16…に接続されてい
る。このコネクタ15には図示しない電源側(制御側)
コネクタが脱着可能に接続されるようになっている。
ワイヤ7、9、9、12、12は、それぞれバルブ2の
端部から導き出されており、その先端は図1に示すコネ
クタ15に接続されている。コネクタ15は複数の接続
ピン16…を有し、これら接続ピン16…を一列に配置
した構造をなしており、上記各導電ワイヤ7、9、9、
12、12はそれぞれ接続ピン16…に接続されてい
る。このコネクタ15には図示しない電源側(制御側)
コネクタが脱着可能に接続されるようになっている。
【0024】このような蛍光ランプ1には、保温材20
が取付けられている。保温材20は、例えばセラミック
ウール、セラミックペーパなどの断熱材からなり、具体
的にはMCペーパ(商品名)などを用いるのがよい。こ
の保温材20はバルブ2の軸方向に沿って帯形状に形成
されており、上記ヒータ5の外面を全面的に覆ってお
り、しかもバルブ2の半周以下の領域を覆っている。本
実施例では保温材20がバルブ2のほぼ半周を覆ってい
る。
が取付けられている。保温材20は、例えばセラミック
ウール、セラミックペーパなどの断熱材からなり、具体
的にはMCペーパ(商品名)などを用いるのがよい。こ
の保温材20はバルブ2の軸方向に沿って帯形状に形成
されており、上記ヒータ5の外面を全面的に覆ってお
り、しかもバルブ2の半周以下の領域を覆っている。本
実施例では保温材20がバルブ2のほぼ半周を覆ってい
る。
【0025】上記保温材20は、ヒータ5の外面に重ね
られ、バルブ2の軸方向に沿う複数箇所を、粘着テープ
21…を巻き付けることによってバルブ2に固定されて
いる。この場合、粘着テープ21…を上記ヒータ5をバ
ルブ2に固定した粘着テープ6…の上に貼着すると、こ
れら粘着テープが積層されてランプ1から出る光を遮断
したり拡散させないが、これら粘着テープ21…および
6…を互いに別の箇所でバルブ2に接着させてもよい。
られ、バルブ2の軸方向に沿う複数箇所を、粘着テープ
21…を巻き付けることによってバルブ2に固定されて
いる。この場合、粘着テープ21…を上記ヒータ5をバ
ルブ2に固定した粘着テープ6…の上に貼着すると、こ
れら粘着テープが積層されてランプ1から出る光を遮断
したり拡散させないが、これら粘着テープ21…および
6…を互いに別の箇所でバルブ2に接着させてもよい。
【0026】このような構成に係る実施例の作用を説明
する。ヒータ5に通電すると、このヒータ5が発熱し、
バルブ2を加熱する。したがって、バルブ2の温度が上
昇する。バルブ2の温度は温度センサ8にて検出し、バ
ルブ2温度が過度に低い場合はヒータ5への通電を指示
し、またバルブ2の温度が所定温度に達するとヒータ5
への通電を停止する。
する。ヒータ5に通電すると、このヒータ5が発熱し、
バルブ2を加熱する。したがって、バルブ2の温度が上
昇する。バルブ2の温度は温度センサ8にて検出し、バ
ルブ2温度が過度に低い場合はヒータ5への通電を指示
し、またバルブ2の温度が所定温度に達するとヒータ5
への通電を停止する。
【0027】厳寒状況下においてランプ1を始動させる
場合は、ヒータ5に通電して発熱させる。これによりバ
ルブ2の温度が上昇し、バルブ2内に封入した水銀の蒸
発が促されるから水銀蒸気圧を迅速に上昇させることが
でき、よって光束の立上がりが早くなり、安定点灯に達
するまでの時間を短縮することができる。
場合は、ヒータ5に通電して発熱させる。これによりバ
ルブ2の温度が上昇し、バルブ2内に封入した水銀の蒸
発が促されるから水銀蒸気圧を迅速に上昇させることが
でき、よって光束の立上がりが早くなり、安定点灯に達
するまでの時間を短縮することができる。
【0028】本実施例は、ヒータ5を保温材20で覆っ
たから、この保温材20がヒータ5の熱が外に逃げるの
を防止する。よって、加熱時の温度立上がりが良好にな
り、また所定温度に達した時に温度センサ8の検知によ
りヒータ5への通電を停止した後は、温度の低下を緩や
かにする。このため、バルブ2の温度変化も上記ヒータ
5の温度変化に追従し、よってランプの輝度変化は図4
に実線で示すようになる。
たから、この保温材20がヒータ5の熱が外に逃げるの
を防止する。よって、加熱時の温度立上がりが良好にな
り、また所定温度に達した時に温度センサ8の検知によ
りヒータ5への通電を停止した後は、温度の低下を緩や
かにする。このため、バルブ2の温度変化も上記ヒータ
5の温度変化に追従し、よってランプの輝度変化は図4
に実線で示すようになる。
【0029】すなわち、図4の実線の場合、ヒータ5の
加熱時において熱の逃げが防止されるからバルブ2の温
度上昇が迅速になり、よって輝度の立上がり勾配が急激
になる。そして、加熱を停止した後は、熱の逃げが防止
されるからバルブ2の温度低下が緩やかになり、輝度の
低下も緩やかになる。よって輝度変化は、鋸歯形の特性
を示す。これに対し、従来の保温材のない場合は、ヒー
タ5からの放熱が大きいため、ランプの輝度変化は図4
に破線で示すように、ヒータ5の加熱時においては輝度
の立上がり勾配が本例に比べて緩やかであり、したがっ
て立上がり特性がよくなく、かつ加熱停止後の輝度低下
はバルブの熱が急激に逃げるので、比較的急激になる。
したがって、輝度変化はほぼ正弦波の特性に近似するこ
とになる。
加熱時において熱の逃げが防止されるからバルブ2の温
度上昇が迅速になり、よって輝度の立上がり勾配が急激
になる。そして、加熱を停止した後は、熱の逃げが防止
されるからバルブ2の温度低下が緩やかになり、輝度の
低下も緩やかになる。よって輝度変化は、鋸歯形の特性
を示す。これに対し、従来の保温材のない場合は、ヒー
タ5からの放熱が大きいため、ランプの輝度変化は図4
に破線で示すように、ヒータ5の加熱時においては輝度
の立上がり勾配が本例に比べて緩やかであり、したがっ
て立上がり特性がよくなく、かつ加熱停止後の輝度低下
はバルブの熱が急激に逃げるので、比較的急激になる。
したがって、輝度変化はほぼ正弦波の特性に近似するこ
とになる。
【0030】また、本実施例の場合、ヒータ5およびバ
ルブ2の半周を保温材20で覆ったから、バルブ2の熱
が逃げ難く、バルブ2の各所での温度差が少なくなる。
このため輝度の変化具合も小さくなる。すなわち、周囲
温度が低い場合、ヒータ5がオンすることによりバルブ
2温度が上昇し、この場合保温材20を設けてあるから
温度上昇が迅速になされるようになり、このバルブ温度
が温度センサ8により検出されて所定の温度(温度セン
サ8の位置で例えば25℃)に達すると、ヒータ5の発
熱が停止される。ヒータ5が停止しても、このヒータ5
部分の余熱が温度センサ8の箇所や最冷部に伝わるの
で、これら温度センサ8の位置および最冷部は一定時間
上昇する。これによりヒータ5がオフしても輝度が上昇
する。そして、バルブ2の温度が全体でほぼ均等な温度
になるとバルブ2の温度は下がり始め、これにより輝度
も下がり始める。バルブ2が温度センサ8の位置で所定
の温度(例えば20℃)以下に達すると、ヒータ5がオ
ンして再び発熱を開始する。この場合、ヒータ5が発熱
しても、このヒータ5部分の熱が温度センサ8の箇所や
最冷部に伝わるまでに時間遅れがあり、最冷部の温度は
所定時間下がり、輝度も下がる。しかし、保温材20を
覆ってある場合は、上記したように温度勾配が小さいか
ら、最冷部が大きく温度低下しないうちにヒータ5から
の熱が伝わってくるようになり、よって保温材20がな
い場合に比べると、最冷部の温度が大幅に低下しないう
ちに温度上昇て輝度が上昇を始める。このようなことか
ら、図4の実線で示す通り、輝度の上下差、つまり振幅
が小さくなり、輝度変化を少なくすることができる。
ルブ2の半周を保温材20で覆ったから、バルブ2の熱
が逃げ難く、バルブ2の各所での温度差が少なくなる。
このため輝度の変化具合も小さくなる。すなわち、周囲
温度が低い場合、ヒータ5がオンすることによりバルブ
2温度が上昇し、この場合保温材20を設けてあるから
温度上昇が迅速になされるようになり、このバルブ温度
が温度センサ8により検出されて所定の温度(温度セン
サ8の位置で例えば25℃)に達すると、ヒータ5の発
熱が停止される。ヒータ5が停止しても、このヒータ5
部分の余熱が温度センサ8の箇所や最冷部に伝わるの
で、これら温度センサ8の位置および最冷部は一定時間
上昇する。これによりヒータ5がオフしても輝度が上昇
する。そして、バルブ2の温度が全体でほぼ均等な温度
になるとバルブ2の温度は下がり始め、これにより輝度
も下がり始める。バルブ2が温度センサ8の位置で所定
の温度(例えば20℃)以下に達すると、ヒータ5がオ
ンして再び発熱を開始する。この場合、ヒータ5が発熱
しても、このヒータ5部分の熱が温度センサ8の箇所や
最冷部に伝わるまでに時間遅れがあり、最冷部の温度は
所定時間下がり、輝度も下がる。しかし、保温材20を
覆ってある場合は、上記したように温度勾配が小さいか
ら、最冷部が大きく温度低下しないうちにヒータ5から
の熱が伝わってくるようになり、よって保温材20がな
い場合に比べると、最冷部の温度が大幅に低下しないう
ちに温度上昇て輝度が上昇を始める。このようなことか
ら、図4の実線で示す通り、輝度の上下差、つまり振幅
が小さくなり、輝度変化を少なくすることができる。
【0031】上記図4の実線と破線を比較して理解でき
る通り、ヒータ5を保温材20で覆った場合は、ヒータ
5のオン・オフ頻度が少なく、輝度変化の頻度も少なく
なる。
る通り、ヒータ5を保温材20で覆った場合は、ヒータ
5のオン・オフ頻度が少なく、輝度変化の頻度も少なく
なる。
【0032】そして、ヒータ5のオン・オフ頻度が低く
なることから、消費電力が少なくなり、また、ヒータ5
の外面から熱が放出され難くなるから、周囲の部材に対
する熱影響も低減する。
なることから、消費電力が少なくなり、また、ヒータ5
の外面から熱が放出され難くなるから、周囲の部材に対
する熱影響も低減する。
【0033】そして本実施例の場合は、保温材20がヒ
ータ5の全面を覆うとともに、バルブ2の半周に亘る外
面を覆っているから、バルブ壁から直接放出される熱の
逃げを防止することができ、よって一層輝度の変化を少
なくすることができる。この場合、保温材20はバルブ
2の半周を越えない範囲に設けられているから、バルブ
2の半周面を発光面として確保することができ、したが
ってこの発光面の方向に向かう光を保温材20で遮るこ
とがないから、光量の低下を防止することができる。
ータ5の全面を覆うとともに、バルブ2の半周に亘る外
面を覆っているから、バルブ壁から直接放出される熱の
逃げを防止することができ、よって一層輝度の変化を少
なくすることができる。この場合、保温材20はバルブ
2の半周を越えない範囲に設けられているから、バルブ
2の半周面を発光面として確保することができ、したが
ってこの発光面の方向に向かう光を保温材20で遮るこ
とがないから、光量の低下を防止することができる。
【0034】また、上記実施例の場合、ヒータ5の複数
箇所を粘着テープ6…により止着しておき、保温材20
を他の粘着テープ21…で止めるようにしたから、それ
ぞれヒータ5および保温材20の位置を決め易く、取付
けの作業性がよい。
箇所を粘着テープ6…により止着しておき、保温材20
を他の粘着テープ21…で止めるようにしたから、それ
ぞれヒータ5および保温材20の位置を決め易く、取付
けの作業性がよい。
【0035】そして、このような冷陰極蛍光ランプ装置
を、図示しないが車両用の液晶表示形メータのバックラ
イトとして使用すると、マイナス40℃程度の低温雰囲
気で使用した場合でも、始動時の立上がり特性が向上す
る。
を、図示しないが車両用の液晶表示形メータのバックラ
イトとして使用すると、マイナス40℃程度の低温雰囲
気で使用した場合でも、始動時の立上がり特性が向上す
る。
【0036】なお、本発明は上記実施例に限らず、ラミ
ネートヒータ5および保温材20を、図5に示す第2の
実施例のように、熱収縮性チューブ30によりバルブ2
の取付けてもよい。すなわち、バルブ2の外面にラミネ
ートヒータ5および保温材20を重ね、これらを熱収縮
性チューブ30により覆い、その後外部から加熱して熱
収縮性チューブ30を収縮させると、この熱収縮性チュ
ーブ30がラミネートヒータ5および保温材20を重ね
た状態でバルブ2に取付けることができる。
ネートヒータ5および保温材20を、図5に示す第2の
実施例のように、熱収縮性チューブ30によりバルブ2
の取付けてもよい。すなわち、バルブ2の外面にラミネ
ートヒータ5および保温材20を重ね、これらを熱収縮
性チューブ30により覆い、その後外部から加熱して熱
収縮性チューブ30を収縮させると、この熱収縮性チュ
ーブ30がラミネートヒータ5および保温材20を重ね
た状態でバルブ2に取付けることができる。
【0037】この場合は、熱収縮性チューブ30も若干
の保温作用を奏するから、熱の逃げを一層少なくするこ
とができる。なお、本発明の放電灯は、冷陰極蛍光ラン
プに限らず、熱陰極蛍光ランプであっても実施できる。
そして、発光物質が水銀であると、水銀は周囲の温度に
よって蒸気圧が影響され易いので本発明を適用すればそ
の効果が顕著であるが、バルブ内に封入される発光物質
は水銀に限らず、希ガスのみを封入した希ガス放電灯の
場合であっても実施可能である。
の保温作用を奏するから、熱の逃げを一層少なくするこ
とができる。なお、本発明の放電灯は、冷陰極蛍光ラン
プに限らず、熱陰極蛍光ランプであっても実施できる。
そして、発光物質が水銀であると、水銀は周囲の温度に
よって蒸気圧が影響され易いので本発明を適用すればそ
の効果が顕著であるが、バルブ内に封入される発光物質
は水銀に限らず、希ガスのみを封入した希ガス放電灯の
場合であっても実施可能である。
【0038】また、ヒータ5は、ラミネートヒータに限
らず、ステンレスなどの帯板のみからなるヒータ、ワイ
ヤからなるヒータ、または抵抗性ペーストなどからなる
ヒータなどであってもよい。
らず、ステンレスなどの帯板のみからなるヒータ、ワイ
ヤからなるヒータ、または抵抗性ペーストなどからなる
ヒータなどであってもよい。
【0039】さらにまた、これらヒータ5および保温材
20はバルブに対して粘着テープ6、21や熱収縮性チ
ューブ30で取付ける代わりに、止めバンドや接着剤な
どにより固定してもよい。
20はバルブに対して粘着テープ6、21や熱収縮性チ
ューブ30で取付ける代わりに、止めバンドや接着剤な
どにより固定してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
ると、ヒータの外面を保温材で覆ったから、ヒータの熱
が逃げず、よってヒータをオンした時の立上がり特性が
よいとともに、オフした場合に熱の逃げが少ないので温
度低下がゆっくりとなされるようになり、ヒータのオン
・オフ頻度が少なくなる。また、保温材で覆ったことに
よりバルブの各所の温度勾配が小さくなり、ヒータのオ
ン・オフに伴う輝度の変化も少なくなる。このようなこ
とから消費電力を低減することができ、かつ外部の部品
に対する熱影響も少なくなる。
ると、ヒータの外面を保温材で覆ったから、ヒータの熱
が逃げず、よってヒータをオンした時の立上がり特性が
よいとともに、オフした場合に熱の逃げが少ないので温
度低下がゆっくりとなされるようになり、ヒータのオン
・オフ頻度が少なくなる。また、保温材で覆ったことに
よりバルブの各所の温度勾配が小さくなり、ヒータのオ
ン・オフに伴う輝度の変化も少なくなる。このようなこ
とから消費電力を低減することができ、かつ外部の部品
に対する熱影響も少なくなる。
【0041】また、請求項2の発明によれば、保温材は
ヒータの全面を覆いかつバルブの半周以下を覆っている
から、バルブから逃げる熱を少なくするとともに、バル
ブの半周を発光面として活用でき、この発光面の方向に
向かう光量を確保することができる。
ヒータの全面を覆いかつバルブの半周以下を覆っている
から、バルブから逃げる熱を少なくするとともに、バル
ブの半周を発光面として活用でき、この発光面の方向に
向かう光量を確保することができる。
【0042】請求項3の発明によれば、ヒータおよび保
温材をテープで止着する場合は、簡単な部品で簡単な作
業で取り付けることができ、また熱収縮性チューブで覆
った場合は、バルブへの取付けが容易であるとともに、
保温作用が一層向上する。
温材をテープで止着する場合は、簡単な部品で簡単な作
業で取り付けることができ、また熱収縮性チューブで覆
った場合は、バルブへの取付けが容易であるとともに、
保温作用が一層向上する。
【0043】請求項4の発明によれば、上記低圧放電灯
装置を液晶表示装置のバックライトとして使用したか
ら、低温雰囲気で使用される液晶表示装置の始動立上が
り特性が向上する。
装置を液晶表示装置のバックライトとして使用したか
ら、低温雰囲気で使用される液晶表示装置の始動立上が
り特性が向上する。
【図1】本発明の第1の実施例を示す全体の斜視図。
【図2】同実施例の蛍光ランプと保温材を分解した斜視
図。
図。
【図3】同実施例の断面図。
【図4】輝度特性を示す図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す断面図。
1…環形冷陰極蛍光ランプ 2…バルブ 3…けい光体被膜 4…電極 5…ヒータ 6…粘着テープ 8…温度センサ 10…温度ヒュ
ーズ 20…保温材 21…粘着テー
プ 30…熱収縮性チューブ
ーズ 20…保温材 21…粘着テー
プ 30…熱収縮性チューブ
Claims (4)
- 【請求項1】 バルブの外面に、このバルブの半周以下
の範囲を覆いかつ管軸方向に沿ってヒ−タを添設し、こ
のヒータによりバルブを加熱するようにした低圧放電灯
装置において、 上記ヒータの外面を保温材で覆ったことを特徴とする低
圧放電灯装置。 - 【請求項2】 上記保温材は、上記ヒータの全面を覆
い、かつバルブの半周以下の範囲を覆っていることを特
徴とする請求項1に記載の低圧放電灯装置。 - 【請求項3】 上記ヒータおよび保温材はテープまたは
熱収縮性チューブによりバルブに取付けられていること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の低圧放電
灯装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1に
記載の低圧放電灯装置をバックライトとして使用したこ
とを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6146221A JPH0817401A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 低圧放電灯装置およびこれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6146221A JPH0817401A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 低圧放電灯装置およびこれを用いた液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0817401A true JPH0817401A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15402855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6146221A Pending JPH0817401A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 低圧放電灯装置およびこれを用いた液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0817401A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7625097B2 (en) | 2002-09-06 | 2009-12-01 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Illuminated elevator including cold-cathode flourescent lamp |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP6146221A patent/JPH0817401A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7625097B2 (en) | 2002-09-06 | 2009-12-01 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Illuminated elevator including cold-cathode flourescent lamp |
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