JPH1064125A - 光ディスク用プレスダイの製造方法 - Google Patents
光ディスク用プレスダイの製造方法Info
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- JPH1064125A JPH1064125A JP17562697A JP17562697A JPH1064125A JP H1064125 A JPH1064125 A JP H1064125A JP 17562697 A JP17562697 A JP 17562697A JP 17562697 A JP17562697 A JP 17562697A JP H1064125 A JPH1064125 A JP H1064125A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive resin
- resin layer
- press die
- manufacturing
- small projections
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/26—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
- G11B7/261—Preparing a master, e.g. exposing photoresist, electroforming
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2017/00—Carriers for sound or information
- B29L2017/001—Carriers of records containing fine grooves or impressions, e.g. disc records for needle playback, cylinder records
- B29L2017/003—Records or discs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスク製造のためのマスターディスクの
製造ステップを何ら必要せず、製造時間を短縮化する光
ディスクのためのプレスダイの製造方法の提供。 【解決手段】 基体（１'）上に感光性樹脂層（２）を
配置し；前記感光性樹脂層（２）を複数の領域で感光す
ることにより、前記感光性樹脂層（２）における光学的
像として複製されるべき情報を記録し；前記感光性樹脂
層（２）から感光領域（４）を除去し；前記感光性樹脂
層（２）が除去された領域にのみ小突起（７'）を成長
させ；および前記感光性樹脂層（２）の残りの領域を除
去することを特徴とする製造方法。
製造ステップを何ら必要せず、製造時間を短縮化する光
ディスクのためのプレスダイの製造方法の提供。 【解決手段】 基体（１'）上に感光性樹脂層（２）を
配置し；前記感光性樹脂層（２）を複数の領域で感光す
ることにより、前記感光性樹脂層（２）における光学的
像として複製されるべき情報を記録し；前記感光性樹脂
層（２）から感光領域（４）を除去し；前記感光性樹脂
層（２）が除去された領域にのみ小突起（７'）を成長
させ；および前記感光性樹脂層（２）の残りの領域を除
去することを特徴とする製造方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレスダイの製造
方法に関するものである。また本発明は、この方法によ
り得られるプレスダイに関するものである。
方法に関するものである。また本発明は、この方法によ
り得られるプレスダイに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】とくに光ディスクのプレスダイを製造す
るために現在用いられている方法は、まず、その表面に
一連の小孔を有する基体からなるマスターダイを製造す
ることからなる。この小孔は、最終的に得られる光ディ
スクにおいて複製且つ読み取られる情報に対しポジティ
ブな関係である。一般的にこのマスターダイから、ニッ
ケルを主成分としてその表面に一連の小突起を有するプ
レスダイが製造され、このプレスダイの小突起は、マス
ターダイの小孔に対し相補的であり、したがって複製さ
れる情報をネガティブの関係によって示すものである。
この方法は数多くのステップを有し、プレスダイの製造
時間がかかり、また製造コストもかかるものである。
るために現在用いられている方法は、まず、その表面に
一連の小孔を有する基体からなるマスターダイを製造す
ることからなる。この小孔は、最終的に得られる光ディ
スクにおいて複製且つ読み取られる情報に対しポジティ
ブな関係である。一般的にこのマスターダイから、ニッ
ケルを主成分としてその表面に一連の小突起を有するプ
レスダイが製造され、このプレスダイの小突起は、マス
ターダイの小孔に対し相補的であり、したがって複製さ
れる情報をネガティブの関係によって示すものである。
この方法は数多くのステップを有し、プレスダイの製造
時間がかかり、また製造コストもかかるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の課題を解決し、マスターディスクを製造するた
めの中間ステップを不要にする、とくに光ディスクのた
めのプレスダイの製造方法を提供することを目的とする
ものである。
な従来の課題を解決し、マスターディスクを製造するた
めの中間ステップを不要にする、とくに光ディスクのた
めのプレスダイの製造方法を提供することを目的とする
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、とくに光ディ
スクのためのプレスダイの製造方法を提供するものであ
り、該方法は、基体上に感光性樹脂層を配置し；前記感
光性樹脂層における光学的像として複製されるべき情報
を記録し；前記感光性樹脂層から感光領域を除去し；感
光樹脂が除去された領域に小突起を成長させおよび残り
の感光性樹脂領域を除去することを特徴としている。
スクのためのプレスダイの製造方法を提供するものであ
り、該方法は、基体上に感光性樹脂層を配置し；前記感
光性樹脂層における光学的像として複製されるべき情報
を記録し；前記感光性樹脂層から感光領域を除去し；感
光樹脂が除去された領域に小突起を成長させおよび残り
の感光性樹脂領域を除去することを特徴としている。
【０００５】本発明の製造方法によるプレスダイの基体
を構成する材料は、ニッケル、クロム、ニッケル基合
金、クロム基合金、チタンニトライド、タンタル、モリ
ブデンおよびこれらの合金が好ましい。
を構成する材料は、ニッケル、クロム、ニッケル基合
金、クロム基合金、チタンニトライド、タンタル、モリ
ブデンおよびこれらの合金が好ましい。
【０００６】小突起は、基体と同じ材料からなるのが好
ましい。
ましい。
【０００７】小突起は、電気的付着、化学的付着および
これらの組み合わせにより得ることができる。
これらの組み合わせにより得ることができる。
【０００８】本発明の製造方法により得られるプレスダ
イは、さらに本発明の対象でもある。
イは、さらに本発明の対象でもある。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
を詳細に説明する。以下は本発明の好適な態様を示すも
のであり、本発明は下記説明に限定されない。下記説明
によれば、本発明のさらなる目的、構成および効果が一
層明らかになろう。
を詳細に説明する。以下は本発明の好適な態様を示すも
のであり、本発明は下記説明に限定されない。下記説明
によれば、本発明のさらなる目的、構成および効果が一
層明らかになろう。
【００１０】図１は、従来技術のプレスダイを製造する
方法の幾つかのステップを概略的に示すものである。図
２は、本発明のプレスダイを製造する方法の幾つかのス
テップを概略的に示すものである。
方法の幾つかのステップを概略的に示すものである。図
２は、本発明のプレスダイを製造する方法の幾つかのス
テップを概略的に示すものである。
【００１１】本発明において、とくに光ディスクのため
のプレスダイの製造方法は、マスターダイを製造するこ
となく、プレスダイを得ることができる。
のプレスダイの製造方法は、マスターダイを製造するこ
となく、プレスダイを得ることができる。
【００１２】従来技術のプレスダイの製造方法を図１を
参照して説明する。従来技術の製造方法において、図１
のＡとして示されるマスターダイは次のような方法で調
製される：
参照して説明する。従来技術の製造方法において、図１
のＡとして示されるマスターダイは次のような方法で調
製される：
【００１３】図１のステップ（ａ）において、ガラスか
ら形成された基体１は、所望の表面条件となるように調
製される。次に、ステップ（ｂ）に示されるように、こ
のガラス基体１は、ポジティブタイプの感光性樹脂層２
でコーティングされる。最終的に得られる光ディスクに
おいて複製され読み込まれる情報は、感光性樹脂層２の
光学的像として記録される。図１のステップ（ｃ）で示
されるこの記録は、図１の３として示されるレーザービ
ームの伝播により行われ、記録される情報にしたがって
これが変調される。そして感光性樹脂層２における感光
樹脂の領域（図１の４）が得られる。続いてマスターダ
イＡが、感光した感光性樹脂領域４の除去によって得ら
れる。
ら形成された基体１は、所望の表面条件となるように調
製される。次に、ステップ（ｂ）に示されるように、こ
のガラス基体１は、ポジティブタイプの感光性樹脂層２
でコーティングされる。最終的に得られる光ディスクに
おいて複製され読み込まれる情報は、感光性樹脂層２の
光学的像として記録される。図１のステップ（ｃ）で示
されるこの記録は、図１の３として示されるレーザービ
ームの伝播により行われ、記録される情報にしたがって
これが変調される。そして感光性樹脂層２における感光
樹脂の領域（図１の４）が得られる。続いてマスターダ
イＡが、感光した感光性樹脂領域４の除去によって得ら
れる。
【００１４】図１のステップ（ｄ）で示されるように、
マスターダイＡは、その表面に感光していない感光性樹
脂の一連の小突起２、および図１の５で示される一連の
小孔をその表面に有するガラス基体からなる。
マスターダイＡは、その表面に感光していない感光性樹
脂の一連の小突起２、および図１の５で示される一連の
小孔をその表面に有するガラス基体からなる。
【００１５】図１のステップ（ｅ）で示されるように、
所望のプレスダイを得るために、続いてマスターダイＡ
は、小孔５および小突起２の表面に、例えば銀からなる
金属層６をコーティングする。
所望のプレスダイを得るために、続いてマスターダイＡ
は、小孔５および小突起２の表面に、例えば銀からなる
金属層６をコーティングする。
【００１６】次に図１のステップ（ｆ）で示されるよう
に、例えばニッケルからなる材料７を、金属層６上に設
けることができる。この材料７は、金属層６がコーティ
ングされた小孔５を満たし、ダイの所望の厚さを提供す
るものである。この厚さは、例えば約３００ミクロンで
ある。
に、例えばニッケルからなる材料７を、金属層６上に設
けることができる。この材料７は、金属層６がコーティ
ングされた小孔５を満たし、ダイの所望の厚さを提供す
るものである。この厚さは、例えば約３００ミクロンで
ある。
【００１７】図１のステップ（ｇ）で、マスターダイＡ
から材料７からなるダイを分離することにより、Ｂで示
されるダイを得る。
から材料７からなるダイを分離することにより、Ｂで示
されるダイを得る。
【００１８】このダイＢは、材料７からなり、その表面
または側面の一方に小突起を有し、これは小孔５に対し
て相補的な関係にあり、したがって複製される情報はネ
ガティブである。
または側面の一方に小突起を有し、これは小孔５に対し
て相補的な関係にあり、したがって複製される情報はネ
ガティブである。
【００１９】この従来の方法とは対照的に本発明の方法
は、図２に示すように、マスターダイを製造するステッ
プを含まない。
は、図２に示すように、マスターダイを製造するステッ
プを含まない。
【００２０】本発明の方法によれば、プレスダイの製造
に適した材料からなる図２の１'で示される基体から出
発する。プレスダイは、例えばニッケル、クロム、ニッ
ケル基合金、クロム基合金、例えばニッケル−クロム合
金、ニッケル−コバルト合金が挙げられる。またプレス
ダイは、チタンニトライド、タンタル、モリブデンおよ
びこれらの合金、あるいは他の適切な任意の材料からな
ることもできる。
に適した材料からなる図２の１'で示される基体から出
発する。プレスダイは、例えばニッケル、クロム、ニッ
ケル基合金、クロム基合金、例えばニッケル−クロム合
金、ニッケル−コバルト合金が挙げられる。またプレス
ダイは、チタンニトライド、タンタル、モリブデンおよ
びこれらの合金、あるいは他の適切な任意の材料からな
ることもできる。
【００２１】この基体１'は、図２のステップ（ａ'）に
おいて、所望の表面条件または状態に調製される。この
ステップ（ａ'）は、図１のステップ（ａ）に対応す
る。
おいて、所望の表面条件または状態に調製される。この
ステップ（ａ'）は、図１のステップ（ａ）に対応す
る。
【００２２】次に、図２のステップ（ｂ'）に示される
ように、感光性樹脂層２が基体１'に付着される。この
ステップ（ｂ'）は、図１のステップ（ｂ）に対応す
る。
ように、感光性樹脂層２が基体１'に付着される。この
ステップ（ｂ'）は、図１のステップ（ｂ）に対応す
る。
【００２３】図１のステップ（ｃ）に対応する図２のス
テップ（ｃ'）において、光ディスクに複製され読み込
まれる情報は、記録される情報にしたがって変調される
レーザービーム３の伝播により記録される。従来技術の
場合のように、情報は光学的像として記録される。そし
て図２の４で示されるように、感光した樹脂の領域を得
る。
テップ（ｃ'）において、光ディスクに複製され読み込
まれる情報は、記録される情報にしたがって変調される
レーザービーム３の伝播により記録される。従来技術の
場合のように、情報は光学的像として記録される。そし
て図２の４で示されるように、感光した樹脂の領域を得
る。
【００２４】図１のステップ（ｄ）に対応する図２のス
テップ（ｄ'）において、樹脂の感光領域３が除去され
ることにより、一連の小孔５が設けられ、複製される情
報がネガティブとして記録される。
テップ（ｄ'）において、樹脂の感光領域３が除去され
ることにより、一連の小孔５が設けられ、複製される情
報がネガティブとして記録される。
【００２５】ここで、従来技術とは異なり、図２のステ
ップ（ｈ）で示されるように、上記小孔５を満たすよう
に小孔５に材料７'を配置させる。次に材料７'からなる
小突起を得る。複製される情報はネガティブの関係とな
る。もちろん、これらの小突起の高さは、光ディスクの
プレスに適切となるように選択される。
ップ（ｈ）で示されるように、上記小孔５を満たすよう
に小孔５に材料７'を配置させる。次に材料７'からなる
小突起を得る。複製される情報はネガティブの関係とな
る。もちろん、これらの小突起の高さは、光ディスクの
プレスに適切となるように選択される。
【００２６】材料７'は、プレスダイの製造に適切な材
料からなる。例えば基体１'とほぼ同じ材料からなるこ
とができ、あるいは所望の性質に応じて基体１'とは異
なるものであってもよい。しかしながら、もし材料７'
を形成する材料が基体１'を構成する材料と異なる場
合、当業者ならば理解できるように、基体１'の材料に
対する良好な固定を提供し、基体１'の材料との電気的
影響を避けるように選択するべきである。したがって、
材料７'は、基体１'を形成する材料と同じであるのが好
ましい。
料からなる。例えば基体１'とほぼ同じ材料からなるこ
とができ、あるいは所望の性質に応じて基体１'とは異
なるものであってもよい。しかしながら、もし材料７'
を形成する材料が基体１'を構成する材料と異なる場
合、当業者ならば理解できるように、基体１'の材料に
対する良好な固定を提供し、基体１'の材料との電気的
影響を避けるように選択するべきである。したがって、
材料７'は、基体１'を形成する材料と同じであるのが好
ましい。
【００２７】次に、感光性樹脂層２の樹脂の残りの領域
が除去される。この除去は、化学的方法、引きはがし、
あるいは当業者によく知られるプラズマを用いる方法に
より行うことができる。
が除去される。この除去は、化学的方法、引きはがし、
あるいは当業者によく知られるプラズマを用いる方法に
より行うことができる。
【００２８】次に、図２のステップ（ｉ）に示されるよ
うに、プレスダイＢを得る。このプレスダイは、複製さ
れる情報に対してネガティブの関係で、一連の小突起
７'をその表面に有する基体１'からなる。
うに、プレスダイＢを得る。このプレスダイは、複製さ
れる情報に対してネガティブの関係で、一連の小突起
７'をその表面に有する基体１'からなる。
【００２９】上記から明らかなように、本発明の方法は
次のような有利さが存在する：マスターディスクの製造
ステップを何ら必要としないこと、またマスターディス
クを銀層でコーティングするステップを何ら必要としな
いこと。従来技術の方法では必要であったダイの厚さを
成長するステップを何ら必要としないこと。これにより
製造時間が短縮化される。小突起の調製は、当業者に知
られる任意の適切な手段により得られること。例えば材
料７'の電気的付着により、材料７'の化学的付着によ
り、あるいはこれらの組み合わせによる成長により得ら
れる。
次のような有利さが存在する：マスターディスクの製造
ステップを何ら必要としないこと、またマスターディス
クを銀層でコーティングするステップを何ら必要としな
いこと。従来技術の方法では必要であったダイの厚さを
成長するステップを何ら必要としないこと。これにより
製造時間が短縮化される。小突起の調製は、当業者に知
られる任意の適切な手段により得られること。例えば材
料７'の電気的付着により、材料７'の化学的付着によ
り、あるいはこれらの組み合わせによる成長により得ら
れる。
【００３０】
【実施例】本発明をさらに理解するために、本発明を実
施例によりさらに説明する。本発明は下記例に限定され
るものではない。実施例 ３００ミクロンの厚さを有するニッケルの基体を、ポジ
ティブタイプの感光性樹脂層でコーティングした。この
層の厚さは１５０ｎｍであった。記録される情報により
変調されるレーザービームの伝播により感光性樹脂層に
情報を記録した。次に感光性樹脂が除去された領域にニ
ッケルを電気的に付着させた。この付着は１５０ｎｍの
高さの小突起を形成した。この高さは、光ディスクをプ
レスするために現在要求されている。樹脂の残りの領域
を、化学的腐食により取り除いた。複製される情報をネ
ガティブとして有し、表面にニッケルからなる小突起を
有するニッケルの基体からなるプレスダイを得た。これ
は数多くの光ディスクのプレスに使用することができ
た。
施例によりさらに説明する。本発明は下記例に限定され
るものではない。実施例 ３００ミクロンの厚さを有するニッケルの基体を、ポジ
ティブタイプの感光性樹脂層でコーティングした。この
層の厚さは１５０ｎｍであった。記録される情報により
変調されるレーザービームの伝播により感光性樹脂層に
情報を記録した。次に感光性樹脂が除去された領域にニ
ッケルを電気的に付着させた。この付着は１５０ｎｍの
高さの小突起を形成した。この高さは、光ディスクをプ
レスするために現在要求されている。樹脂の残りの領域
を、化学的腐食により取り除いた。複製される情報をネ
ガティブとして有し、表面にニッケルからなる小突起を
有するニッケルの基体からなるプレスダイを得た。これ
は数多くの光ディスクのプレスに使用することができ
た。
【００３１】上記の実施例は単に説明を目的としてお
り、もちろん本発明は上記の例に限定されるものではな
い。
り、もちろん本発明は上記の例に限定されるものではな
い。
【００３２】また、小突起の高さは、技術の発展に応じ
て変更するものである。小突起の高さの変更は、感光性
樹脂層とは関係がない。実際、感光性樹脂層の厚さは、
得られる小突起の高さではなく、長さおよび幅に応じて
決定される。
て変更するものである。小突起の高さの変更は、感光性
樹脂層とは関係がない。実際、感光性樹脂層の厚さは、
得られる小突起の高さではなく、長さおよび幅に応じて
決定される。
【００３３】上記の実施例は、本発明の目的および範囲
を逸脱しない限り、すべての技術的均等および組み合わ
せを含むものである。
を逸脱しない限り、すべての技術的均等および組み合わ
せを含むものである。
【図１】従来技術のプレスダイを製造する方法の幾つか
のステップを概略的に示す図である。
のステップを概略的に示す図である。
【図２】本発明のプレスダイを製造する方法の幾つかの
ステップを概略的に示す図である。
ステップを概略的に示す図である。
１，１' 基体 ２ 感光性樹脂層 ４ 感光領域 ５ 小孔 ７' 小突起 Ａ マスターダイ Ｂ プレスダイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594028059 18， ＲＵＥ ＢＡＩＬＥＹ， 14000 ＣＡＥＮ， ＦＲＡＮＣＥ
Claims (7)
- 【請求項１】 光ディスクのためのプレスダイの製造方
法において、該方法は：基体（１'）上に感光性樹脂層
（２）を配置し；前記感光性樹脂層（２）を複数の領域
で感光することにより、前記感光性樹脂層（２）におけ
る光学的像として複製されるべき情報を記録し；前記感
光性樹脂層（２）から感光領域（４）を除去し；前記感
光性樹脂層（２）が除去された領域にのみ小突起
（７'）を成長させ；および前記感光性樹脂層（２）の
残りの領域を除去することを特徴とする光ディスク用プ
レスダイの製造方法。 - 【請求項２】 基体（１'）が、ニッケル、クロム、ニ
ッケル基合金、クロム基合金、チタンニトライド、タン
タル、モリブデンおよびこれらの合金からなる群から選
択される材料から製造される請求項１に記載の製造方
法。 - 【請求項３】 小突起（７'）が、基体（１'）と同じ材
料からなる請求項１または２に記載の製造方法。 - 【請求項４】 小突起（７'）が、電気的付着により得
られる請求項１ないし３のいずれか１項に記載の製造方
法。 - 【請求項５】 小突起（７'）が、化学的付着により得
られる請求項１ないし３のいずれか１項に記載の製造方
法。 - 【請求項６】 小突起（７'）が、電気的付着および化
学的付着の組み合わせにより得られる請求項１ないし３
のいずれか１項に記載の製造方法。 - 【請求項７】 請求項１ないし６のいずれか１項に記載
の製造方法により得られるプレスダイ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9608175A FR2750512B1 (fr) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | Procede de fabrication d'une matrice de pressage, notamment de disques optiques et matrice ainsi obtenue |
| FR9608175 | 1996-07-01 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1064125A true JPH1064125A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=9493599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17562697A Pending JPH1064125A (ja) | 1996-07-01 | 1997-07-01 | 光ディスク用プレスダイの製造方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0816039A1 (ja) |
| JP (1) | JPH1064125A (ja) |
| BR (1) | BR9703814A (ja) |
| CA (1) | CA2209209A1 (ja) |
| DE (1) | DE816039T1 (ja) |
| ES (1) | ES2113843T1 (ja) |
| FR (1) | FR2750512B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1009106C2 (nl) | 1998-05-08 | 1999-11-09 | Od & Me Bv | Werkwijze voor het vervaardigen van een stamper, stamper verkregen volgens een dergelijke werkwijze alsmede optische schijf verkregen onder toepassing van een dergelijke stamper. |
| DE19919764A1 (de) * | 1999-04-29 | 2000-11-02 | Innovators Ag Neuhausen Am Rhe | Herstellung eienr Preßform für Compact Discs |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1840626U (de) * | 1959-04-09 | 1961-11-02 | Philips Nv | Matrize zum pressen von schallplatten oder vorstufen dieser matrize. |
| US4164754A (en) * | 1974-07-16 | 1979-08-14 | Thomson-Brandt | Method of manufacturing a die designed to duplicate a video frequency signal recording |
| JPS59224320A (ja) * | 1983-06-02 | 1984-12-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 金型の製造方法 |
| US5266136A (en) * | 1989-12-19 | 1993-11-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Process for producing a roll stamper for molding a substrate sheet for information recording mediums |
| EP0449462A3 (en) * | 1990-03-15 | 1992-02-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Roll stamper for moulding substrate sheet for information recording mediums |
-
1996
- 1996-07-01 FR FR9608175A patent/FR2750512B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-27 ES ES97401511T patent/ES2113843T1/es active Pending
- 1997-06-27 DE DE1997401511 patent/DE816039T1/de active Pending
- 1997-06-27 EP EP97401511A patent/EP0816039A1/fr not_active Withdrawn
- 1997-06-27 CA CA002209209A patent/CA2209209A1/en not_active Abandoned
- 1997-07-01 BR BR9703814A patent/BR9703814A/pt not_active Application Discontinuation
- 1997-07-01 JP JP17562697A patent/JPH1064125A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2750512A1 (fr) | 1998-01-02 |
| DE816039T1 (de) | 1998-07-16 |
| BR9703814A (pt) | 1998-12-01 |
| FR2750512B1 (fr) | 1998-08-14 |
| EP0816039A1 (fr) | 1998-01-07 |
| ES2113843T1 (es) | 1998-05-16 |
| CA2209209A1 (en) | 1998-01-01 |
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