JPH1063724A - 電子メールとのインタフェースを備えたビル管理システム - Google Patents

電子メールとのインタフェースを備えたビル管理システム

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JPH1063724A
JPH1063724A JP21630096A JP21630096A JPH1063724A JP H1063724 A JPH1063724 A JP H1063724A JP 21630096 A JP21630096 A JP 21630096A JP 21630096 A JP21630096 A JP 21630096A JP H1063724 A JPH1063724 A JP H1063724A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールにより、操作員を介さずに空調設
備や照明等の機器の運転制御や、設定値、温度等の情報
確認等の処理要求を行えるビル管理システムを提供す
る。 【解決手段】 ビル管理用ネットワークを介して、ビル
内に設置された機器に対し、運転制御、運転スケジュー
ルの設定、または機器に関する所定の情報の収集等のビ
ル管理に関する所定の処理を行う中央制御部33を有す
るビル管理システムにおいて、オフィス用ネットワーク
を介して電子メールによりユーザからの処理要求を受信
し、処理要求に基づいた処理を行うように制御する命令
を中央制御部33に対して出力する電子メール処理部1
1を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル内の空調や照
明等の機器の制御、状態監視等を行うビル管理システム
であって、特に、使用者が、電子メールシステムを介し
て、これらの機器の遠隔操作および情報の収集を行うこ
とができるビル管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ビル内の空調設備や照明等の機器の制御
・監視を行うビル管理システムにおいて、これらの機器
の制御・監視は、ネットワークを介して、中央監視室で
集中的に行われる。一般にビルの居住者(以下、「ユー
ザ」と称す。)が、ビルの空調運転時間の延長等のスケ
ジュールの変更や、設定温度の確認や、起動・停止等を
要求する時は、この中央監視室に電話、FAX等を用い
て連絡する必要がある。中央監視室の操作員は、その連
絡に基づきビル管理システムを操作し、要求された処理
を行う。またユーザは、現在設定されている温度や、機
器の稼働スケジュール等を確認したい時も、同様に、中
央監視室に電話等により連絡することにより、これらの
情報を得る。中央監視室の操作員はユーザからの連絡が
ある度に、設定変更操作や、確認操作を行いユーザに連
絡しなければならないため、これらの作業は、操作員の
負担となっていた。
【0003】このような操作員の負担を軽減するための
方法として、多機能電話とPBX(構内交換機)、また
は専用のユーザ端末等を用いて、居住者が直接、ビル管
理システムにアクセスし、操作変更の入力や、設定値や
スケジュール等の確認する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような専
用のハードウエアを用いる方法では、専用のハードウェ
アと専用のソフトウェアを別途設置しなければならない
という問題点がある。また、ユーザが専用ハードウェア
の操作方法を理解しなければならないという問題があ
る。さらに、複数のユーザから矛盾する要求が入力され
た時には、自動的に対応できず、中央監視室の操作員が
対応する必要がある。
【0005】本発明は、上記問題を解決すべくなされた
ものであり、その目的とするところは、電子メールによ
り、操作員を介さずに空調設備や照明等の機器の運転制
御や、設定値、温度等の情報確認等の処理要求を行える
ビル管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1ビル管
理システムは、ビル管理用ネットワークを介して、ビル
内に設置された機器に対し、運転制御、運転スケジュー
ルの設定、または前記機器に関する所定の情報の収集等
のビル管理に関する所定の処理を行う中央制御手段を有
するビル管理システムにおいて、オフィス用ネットワー
クを介して電子メールによりユーザからの処理要求を受
信し、該処理要求に基づいた処理を行うように制御する
命令を前記中央制御手段に対して出力する電子メール処
理手段を備える。
【0007】好ましくは、前記第1ビル管理システムに
おいて、前記電子メール処理手段は、前記処理要求が記
述された前記電子メールを受信するコントロール手段
と、前記電子メールに自然言語で記述された前記処理要
求を前記中央制御手段が認識できる中間言語に翻訳する
翻訳処理手段と、翻訳された前記中間言語を前記命令と
して前記中央制御手段に出力するコマンド処理手段とか
ら構成される。
【0008】好ましくは、前記第1ビル管理システムに
おいて、前記コマンド処理手段は、前記中央処理手段に
前記中間言語を出力する場合の出力方法を制御する規則
を前記中間言語に応じて格納する規則格納手段を有す
る。前記コマンド処理手段は、前記規則に基づき、前記
中間言語の中央制御手段への出力方法を制御する。
【0009】好ましくは、前記第1ビル管理システムに
おいて、前記翻訳処理手段は、前記自然言語と前記中間
言語とを関連づけて記憶する辞書手段を有しており、前
記翻訳処理手段は、前記辞書手段を参照することによ
り、前記電子メールにおいて、自然言語により記述され
た前記処理要求を前記中間言語で記述された前記命令に
変換する。
【0010】好ましくは、前記第1ビル管理システムに
おいて、前記辞書手段は言語毎に設定されており、前記
ユーザの使用する言語に応じて選択される。
【0011】好ましくは、前記第1ビル管理システムに
おいて、前記辞書手段は、ビル内の所定の領域毎に設定
されており、前記ユーザの所属する領域に応じて選択さ
れる。
【0012】さらに、好ましくは、前記第1ビル管理装
置において、前記翻訳処理手段は、学習機能を有する。
前記翻訳処理手段は、現在格納していない自然言語が新
たに前記中間言語と関連づけられた時は、前記自然言語
を前記中間言語と関連づけて前記辞書手段に登録する。
また、前記辞書手段において、前記自然言語と対応させ
て該自然言語の使用頻度を格納する。
【0013】本発明に係る第2ビル管理システムは、ビ
ル管理用ネットワークを介して、ビル内に設置された機
器の状態、設定値、または温度/湿度等のビル内の所定
の情報を収集する中央制御手段を有するビル管理システ
ムにおいて、前記中央制御手段により収集された所定の
情報を、オフィス用ネットワークを介して電子メールに
よりユーザに通知する電子メール処理手段を備える。
【0014】好ましくは、前記第2ビル管理システムに
おいて、前記電子メール処理手段は、前記中央制御手段
から前記所定の情報を受信するコマンド処理手段と、前
記中央制御手段からの所定の情報を自然言語に翻訳する
翻訳処理手段と、前記翻訳処理手段による翻訳結果を前
記ユーザに前記電子メールにより送信するコントロール
手段とからなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を用いて本発明
に係るビル管理装置の実施形態を説明する。
【0016】図1に本実施形態のビル管理システムのハ
ードウェア構成を示す。本実施形態のビル管理システム
11は、CPU(中央演算処理装置)13と表示装置1
5と操作入力装置17と主記憶装置19と補助記憶装置
21とOA−LANインタフェース23とビル管理ネッ
トワークインタフェース27とからなる。さらに、ビル
管理システム11は、OA−LANインタフェース23
を介して、ビル内の各ユーザのオフィスに構築されたロ
ーカルエリアネットワーク(以下、「OA−LAN」と
称す。)25と接続され、また、ビル管理ネットワーク
インタフェース27を介して空調機器や照明等のビル内
の機器に接続されたビル管理用ネットワーク29に接続
されている。
【0017】CPU13は、所定のプログラムに基づい
て本ビル管理システム11の全ての動作の制御を行う。
表示装置15は、ビル管理システム11が管理する機器
の状態や、スケジュールの設定等の情報の表示を行う。
操作入力装置17は、ビル管理システム11に対する処
理要求の入力を行うものである。主記憶装置19および
補助記憶装置21は、CPU13が実行するプログラム
およびデータを格納する。ビル管理ネットワークインタ
フェース27は、ビル管理システム11と、ビル内の空
調設備や照明機器等を制御するためのビル管理用ネット
ワーク29との間のデータのインタフェースを行う。O
A−LANインタフェース23は、ビル管理システム1
1と、ビル内の各ユーザのオフィスに構築されたOA−
LAN25との間のデータのインタフェースを行う。
【0018】図2に本実施形態のビル管理システム11
のブロック構成図を示す。図2に示される各機能ブロッ
クは、前述のようにCPU13により所定のプログラム
が実行されることにより制御される。図2において、ビ
ル管理システム11は、電子メール処理部31と中央制
御部33とからなる。
【0019】中央制御部33は、ビル管理用ネットワー
ク29を介して、ビル内に設置された空調や照明等の機
器に対する、運転制御や、スケジュールの設定、温度/
湿度設定等の各種設定値の変更や、機器の運転状態、機
器の設定値、検針値、ビル内の各室の温度/湿度等のビ
ル管理システムが管理する所定の情報の収集を行う。本
実施形態の中央制御部33は、上記のような一般的なビ
ル管理システムの機能を実現するものであればよく、こ
こでは詳細な説明は省略する。
【0020】電子メール処理部31は、コントロール部
41と、翻訳処理部43と、コマンド処理部45と、メ
ンテナンス処理部47とからなり、各処理部において参
照されるデータファイルである、ユーザ情報49と、ド
メイン辞書51と、ユーザ辞書53と、ルールセット5
5と、保留データ57と、履歴データ59とを有する。
電子メール処理部31は、ユーザとビル管理システムと
の間でやりとりされる電子メールに対して所定の処理を
行うことにより、中央制御部33に対する処理要求や、
ユーザに対する情報提供等の所定の処理を行う。
【0021】コントロール部41は、電子メールシステ
ムを介してユーザとの間で電子メールの送受信を行う。
すなわち、コントロール部41は、受信したメールの翻
訳を翻訳処理部43に依頼し、翻訳結果をコマンド処理
部45に送信することによりユーザの要求処理を実行
し、また、コマンド処理部45から処理結果を受け取
り、この処理結果を電子メールによりユーザに通知す
る。
【0022】翻訳処理部43は、ユーザから送信された
自然言語で記述されたメールを、中央制御部33が処理
できる中間言語に翻訳し、また逆に、処理結果等のビル
管理システム11から出力されるメッセージを、自然言
語に翻訳する。これらの翻訳処理はコントロール部41
からの依頼に基づいて行われる。また、翻訳処理部43
は、使用言語に対応して複数存在しており、コントロー
ル部41によりユーザの使用言語に基づいて選択され
る。
【0023】コマンド処理部45は、中央制御部33に
対して中間言語を出力する。この時、コマンド処理部4
5は、コントロール部41から送信された中間言語に応
じた所定の処理タイプにしたがい、中間言語の中央制御
部33への出力方法を制御する。処理タイプの詳細につ
いては後述する。
【0024】メンテナンス処理部47は、上記処理を行
う際に参照されるユーザ情報49、ドメイン辞書51、
ユーザ辞書53およびルールセット55等のデータファ
イルに格納されたデータの管理を行う。すなわち、管理
者により操作入力装置17から入力された要求に従い、
上記データファイルに格納されるデータの追加、変更、
削除や照会を行う。
【0025】ユーザ情報49は、ユーザに関する情報を
格納する。ユーザ情報49には、本ビル管理システムの
使用が許可されているユーザが登録される。ユーザ情報
49は、図3に示されるように、「ユーザアドレス」、
「ユーザ名」、「ルートドメイン」および「所属ドメイ
ン」から構成される。「ユーザアドレス」には、ユーザ
アドレスが格納される。「ユーザ名」にはユーザの名称
が格納される。「ルートドメイン」には、ユーザが使用
する言語を表す情報が格納される。「所属ドメイン」に
は、ユーザの所属部署やテナントの居室等のユーザが居
住するビル内の領域を表すす情報が格納される。例え
ば、「2F−E(2階の東側)」、「2F−W(2階の
西側)」のような情報が格納される。「優先度」には、
ユーザが複数のルートドメイン(使用言語)を有する時
に、どのルートドメインを優先させるかを指定する度合
いを示す値が格納される。
【0026】ドメイン辞書51は、翻訳処理部43にお
いて、自然言語からビル管理システム11が認識できる
コマンドである中間言語への翻訳時、または中間言語か
ら自然言語への翻訳時に参照される。ドメイン辞書51
は、ユーザの使用言語毎および居住領域毎に設定され、
ユーザ情報におけるルートドメインおよび所属ドメイン
の値に応じて選択される。ドメイン辞書51は、ユーザ
の所属部署、テナントの居室等の単位で、ユーザをグル
ープ化し、そのグループ特有の表現等の情報を格納す
る。
【0027】ドメイン辞書51は、図4に示されるよう
に、「自然言語」、「型」、「中間言語」および「使用
頻度」から構成される。「自然言語」には、メール中に
使用される自然言語の単語または語句が格納される。
「型」には、「自然言語」に格納された単語または語句
に対応する中間言語の種類を示す情報が格納される。例
えば、C:コマンド、O:オペランド、P:パラメータ
およびC、O、Pを組み合わせたものがある。「中間言
語」には、「自然言語」に格納された単語または語句に
対応する中間言語が格納される。「使用頻度」には、
「自然言語」が使用された頻度が格納される。この使用
頻度は、ユーザによりその単語が使用される毎にカウン
トアップされる。
【0028】ユーザ辞書53は、図5に示されるように
ドメイン辞書51と同じ構成を持ち、ドメイン辞書51
と同様に自然言語から中間言語への翻訳時、または中間
言語から自然言語への翻訳時に参照される。ユーザ辞書
49とドメイン辞書51の異なる点は、ドメイン辞書5
1がユーザの所属する部署等のグループ単位の表現を格
納するのに対し、ユーザ辞書53は、ユーザ特有の表現
を格納する点にある。したがって、ユーザ辞書53はユ
ーザ毎に定義され、ユーザが複数の言語を使用するとき
は、さらに使用言語毎に定義される。
【0029】ルールセット55は、コマンド処理部45
において、処理されるべき中間言語の出力方法の制御方
法である処理タイプの情報を格納している。コマンド処
理部45は、中間言語を実行する際に、その中間言語の
処理タイプを確認し、その処理タイプに応じた制御方法
で中間言語を中央処理部に出力する。ルールセット55
は、図6に示すように、「ユーザ」、「コマンド」、
「オペランド」、「型」および「管理者」から構成され
る。「ユーザ」には、ユーザアドレスが格納される。
「コマンド」には、ビル管理システム11が認識できる
コマンドである中間言語が格納される。「オペランド」
には、制御される対象機器を示す値が格納される。
「型」には、この時の「ユーザリスト」、「コマンド」
および「オペランド」に対応した処理タイプが格納され
る。例えば、E:排他型、S:共有型、D:拒否型およ
びA:確認型等がある。これらの処理タイプについては
後述する。「管理者」には、処理の実行に対して確認が
必要とされる時に確認対象となる管理者のユーザアドレ
スが格納される。
【0030】保留データ57は、ユーザからの処理要求
に対して許可等の確認をしている間、その処理要求を保
留する必要があるときに、その保留された処理要求に関
する情報を格納する。履歴データ59は、ビル管理シス
テム11において、処理された要求処理の履歴を格納す
る。
【0031】以上のようにして構成された本実施形態の
ビル管理システム11は、電子メール処理部31におい
て、MS−Mail(マイクロソフト社)、cc:Ma
il(ロータス社)等の汎用的な電子メールシステムに
より、OA−LAN25を経由して送信されたユーザか
らの要求を、SMTP(Simple Mail Transfer Protoco
l)に準じた電文形式の電子メールで受信し、その電子
メールの内容を翻訳し、その内容に基づいた命令を中央
制御部33に出力する。中央制御部33は、電子メール
処理部31からの命令に基づき、ビル管理用ネットワー
ク29を介して、ビル内の機器の動作制御、設定値の変
更、状態監視、または室温等の情報の収集等を行う。
【0032】以下に、本ビル管理システムの動作を図7
のフローチャートを参照して説明する。本システムは、
電子メール処理部31において、ユーザからの電子メー
ルを受信することにより起動される。
【0033】電子メール処理部31において、コントロ
ール部41はユーザから電子メールを受信すると(S
1)、まず、ユーザアドレスの正当性を確認する(S
2)。これは、ユーザアドレスの正当性を確認すること
により、権限のあるユーザのみ本ビル管理装置へのアク
セスを可能とするためである。ユーザアドレスの正当性
は、ユーザがユーザ情報49に登録されているか否かで
判断する。すなわち、電子メールのヘッダ部からユーザ
アドレスを特定し、このユーザアドレスを検索キーとし
て、ユーザ情報49のデータを検索する。ユーザ情報4
9中に検索キーと一致するデータが検索されなければ、
このユーザは正しいユーザでないと判断され(S3)、
処理を終了する。ユーザアドレスが一致するデータが検
索されれば、正しいユーザであると判断され(S3)、
ユーザ情報49中のそのユーザアドレスに対するルート
ドメインの値から、そのユーザの使用言語を特定する
(S4)。使用言語が特定されると、コントロール部4
1は、メールの種類の判断を行う(S5)。ここで、本
実施形態において使用されるメールの種類について説明
する。
【0034】本実施形態のビル管理システム11におい
ては、ユーザからのメールが正しく翻訳できなかった時
や、ユーザからの処理要求に対して何らかの確認を必要
とする時は、ユーザに対して確認のためのメール(以
下、「確認メール」と称す。)を送信する。ビル管理シ
ステム11は、その確認メールに対するユーザからの回
答メールを受信することにより、ユーザの要求を確定し
実行する。そこで、コントロール部41は、受信したメ
ールが新規に送られたメールか回答メールかを判断し、
メールの種類に応じた処理をする必要がある。メールの
種類の判断は、メール中のヘッダ部の情報により、以下
のように行われる。
【0035】図8にメールのヘッダ部の一例を示す。図
8(a)は、ビル管理システム11からユーザに対して
送信されたメールのヘッダを表し、図8(b)は、図8
(a)に対する回答メールのヘッダ部を表す。図8
(a)に示すようにヘッダ部には、一般的にそのメール
を特定するためのメッセージID(Message-ID)と、送信
日時(Date)と、送信者(From)と、送信先(To)と、件名(S
ubject)とを示す情報が含まれる。ここで件名(Subject)
の「BAS0001」は、コントロール部41が、この確認メ
ールに対して割り当てたID(以下、「コントロールI
D」と称す。)を表す。コントロールIDは、メールを
送信する際にコントロール部41によりメールに対して
割り当てられ、送信されたメールと実行または保留され
た処理要求とが関連づけられるようにコントロール部4
1により管理されている。
【0036】図8(b)に示す回答メールのヘッダ部に
おいて、件名(Subject)における「Re:」は、このメ
ールが「Re:」以降で示されるコントロールIDを持
つメールに対する回答メールであることを示す。この場
合は、「BAS0001」のメールに対する回答メールである
ことを示している。このようにして、件名(Subject)を
参照することにより、そのメールが新規に送られたメー
ルであるか確認メールに対する回答メールであるかを判
断することができ、また回答メールの場合、件名の「R
e:」以後のコントロールIDを参照することにより、
以前に送信したどのメールに対する回答メールかを関連
付けることができる。
【0037】以上のような方法でコントロール部41は
メールの種類を判断する(S5)。受信メールが、翻訳
時の確認メールに対する回答メールである時は(S
6)、学習処理ルーチン(S7)に進む。学習処理ルー
チンは、ユーザ特有の表現を学習する処理であり詳細に
ついては後述する。学習処理ルーチン(S7)終了後、
要求発行処理ルーチン(S8)に進む。要求発行処理ル
ーチンは、ユーザの要求を実行するための処理であり詳
細については後述する。受信メールが翻訳時の確認メー
ルに対する回答メールでない時は(S6)、要求発行処
理ルーチン(S8)に進む。要求発行処理ルーチン(S
8)終了後、ユーザの処理要求が実行された時は、処理
結果の通知のための通知メールを送信し、また、許可等
の確認をする必要がある時は、ユーザまたは所定の管理
者に対して確認メールを送信する(S9)。
【0038】上記の要求発行処理ルーチンは、図9に示
されるフローチャートに基づいて行われる。以下にこの
要求発行処理ルーチンの動作を説明する
【0039】要求発行処理ルーチンでは、まず、コント
ロール部41は受信したメールの翻訳を、ユーザのルー
トドメインおよび所属ドメインから決定される翻訳処理
部43に依頼する(S21)。翻訳処理部43では翻訳
処理ルーチンを実行する(S22)。翻訳処理ルーチン
は自然言語で記述されたメールの内容をビル管理システ
ムが認識できる中間言語に翻訳する処理を行い、詳細に
ついては後述する。翻訳処理終了後、コントロール部4
1は、翻訳処理部43から翻訳結果を受信すると(S2
3)、翻訳が成功したか否かを判断する(S24)。
【0040】翻訳が失敗した時は(S24)、翻訳処理
を終了する。この時、後述するように翻訳処理部43に
おいて、複数の文意が選択され1つに特定されない時
は、文意をユーザに確認するための確認メールが作成さ
れており、要求発行処理ルーチン終了後、確認メールが
ユーザに送信される(S9)。翻訳が成功した時は(S
24)、コマンド処理部45に対して、翻訳結果により
得られた中間言語をコマンド処理部45に送信する(S
25)。コマンド処理部45は、この中間言語に基づい
てコマンド処理ルーチンを行う(S26)。コマンド処
理ルーチンの詳細な説明については後述する。コマンド
処理部45で中間言語に基づき処理が実行された後、コ
ントロール部41はその処理結果を受信する(S2
7)。コントロール部41は、その処理結果に基づき、
ユーザに処理結果を通知するためのメールを作成し(S
28)、処理を終了する。以上のようにして、コントロ
ール部41は要求発行処理を行う。要求発行処理終了
後、コントロール部41は、翻訳処理部43に対し、処
理結果を通知するためのメールの作成を依頼し、作成さ
れたメールをユーザに送信する。
【0041】次に、上記の翻訳処理ルーチンについて図
10のフローチャートを用いて説明する。翻訳処理ルー
チンは、翻訳処理部43において行われる。前述のよう
に翻訳処理部43は、言語毎に複数存在しており、コン
トロール部41により、ユーザの使用言語(ユーザのル
ートドメインの値)、および、ユーザの居住エリア(所
属ドメインの値)に対応して選択されている。
【0042】翻訳処理ルーチンでは、翻訳処理部43
は、まず、メール中の文章の中から、「。」、「、」、
改行コード等を区切り文字として、文を抽出する(S4
1)。
【0043】翻訳処理部43は文を抽出した後、その文
中の単語または語句とユーザ辞書53中に登録された単
語または語句とのマッチングを行う(S42)。すなわ
ち、ユーザ辞書53の「自然言語」のフィールドに格納
される単語または語句と同一の単語または語句があるか
どうか検索する。文中にユーザ辞書53中に該当する単
語または語句が検索されない時は、次にドメイン辞書5
1を参照して同様に検索を行う。検索の結果、文中に、
ユーザ辞書53およびドメイン辞書51に登録されてい
る単語が検索されなかった時は(S43)、翻訳不能と
して、その旨を伝える返信メールを作成し(S51)、
処理を終了する。
【0044】検索の結果、文意が1つだけ得られた時は
(S44)、ドメイン辞書51またはユーザ辞書53の
中のその文意が検索された方の辞書を更新する(S4
8)。すなわち、検索された文意に該当するデータの
「使用頻度」を増加させる。その後、得られた文意を翻
訳結果としてコントロール部41に通知し(S49)、
処理を終了する。検索の結果、複数の文意が得られた時
は(S44)、以下に示すルール1またはルール2にし
たがい、複数の文意のうち1つを選択する。
【0045】ルール1:マッチした単語または語句のう
ち、コマンドの型の組み合わせが多い単語または語句を
選択する。 ルール2:それぞれの単語または語句の評点が算出さ
れ、他の単語または語句の評点との差が所定値以上とな
る最高の評点を有するものを選択する。
【0046】複数の文意が得られた時は(S44)、ま
ず、ルール1により文意の特定を行う(S45)。ルー
ル1により特定できないときは(S46)、ルール2に
より文意の特定を行う(S47)。ルール2によって
も、文意が特定できないときは(S48)、翻訳不能通
知メールを作成する(S51)。以下にルール1および
ルール2における文意の特定方法を例を示して説明す
る。
【0047】例えば、受信メールにおける記述から「冷
房をONにして下さい」という文が抽出された時を考え
る。この時、図4に示すドメイン辞書51中の「自然言
語」のフィールドにおいて「冷房」、「冷房ON」とい
う単語がマッチする。この時、「冷房」の型はオペラン
ドを表す「O」であり、「冷房ON」の型はコマンドと
オペランドとの組み合わせを表す「CO」である。この
ため、ルール1にしたがい、型の組み合わせが多い「冷
房ON」が選択され、これに対応する中間言語である
「ON,2F−PAC−1」が翻訳結果とされる。ここ
で、中間言語の「ON」は、オペランドで指定される機
器を始動するコマンドであり、「2F−PAC−1」
は、特定の場所にあるエアコン等の空調機器を示すオペ
ランドを表す。
【0048】また、以下の2文がメール中から抽出され
た場合を考える。 (1)「空調をONにして下さい。」 (2)「空調OFF。」
【0049】この場合、図4に示すドメイン辞書51に
おいて、文(1)では「空調,ON」がマッチし、文
(2)では「空調,OFF」がマッチし、2つの文意候
補が得られる。これらのコマンドの型は共に「CO」と
なり同じであるためルール1では特定できない。したが
って、ルール2に基づき、それぞれの評点を算出し、そ
の評点差からいずれを選択するか決定する必要がある。
【0050】評点の算出は、その単語の使用頻度に、文
中のマッチした単語または語句以外の語の数にマイナス
の重みを積算したものを加えることにより算出する。こ
こでは、図4に示すようにそれぞれの使用頻度は20で
あり、文(1)においては、「空調」、「ON」以外の
語が7語あるため、マイナスの重みを1とすると、マイ
ナスの評点は7になる。文(2)においては、「空
調」、「ON」以外の語はないため、マイナスの評点は
0になる。文(1)の文意候補の評点は、20−7=1
3となり、文(2)の文意候補の評点は、20−0=2
0となる。したがって、両文の評点差は7となる。
【0051】この評点差と基準値とを比較する。評点差
が基準値以上あるときは、評点の高い方を翻訳結果とし
て選択する。この評点差が基準値を下回るときは、どち
らの文意候補とも確定することができないとして、確認
メールを送信することにより、ユーザに対してどちらの
要求を実行させるのか確認する。基準値を例えば、5と
すると、この場合、評点差が7であるため文(2)が特
定される。
【0052】以上のようにして複数の文意候補があると
きは、ルール1またはルール2にしたがい、1つの文意
に特定される。文意が特定されると、その単語または語
句が検索されたユーザ辞書53またはドメイン辞書51
において、選択された単語または語句の「使用頻度」の
値を増加させる(S49)。この使用頻度を増加させる
ことにより、過去の使用実績が学習され、以降の選択時
(評点算出時)において過去の使用頻度が高いものほど
選択されやすくなる。ユーザ辞書またはドメイン辞書5
1更新後、翻訳結果をコマンド処理部45に通知し(S
50)、翻訳処理ルーチンを終了する。
【0053】次に、前述の学習処理ルーチンについて説
明する。前述のように、ビル管理システム11では、ユ
ーザから送信されたメールに記述された文が、ユーザ辞
書53またはドメイン辞書51に登録されておらず翻訳
できない場合や、あいまいな表現の文であるため複数の
文意が特定できない場合は、ユーザに再度文意を確認す
るための確認メールを送信する。この確認メールに対す
る回答メールを受信後、これを翻訳することにより、処
理が確定した場合、新規の訳語としてユーザが最初に送
信したメールに記述されている表現を、ユーザ辞書53
に自動的に登録する学習機能を有する。このような学習
機能を実現する学習処理ルーチンについて図11のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0054】学習処理ルーチンでは、翻訳処理部43
は、図10のフローチャートで示される翻訳処理を行う
(S61)。次に、翻訳結果を判断し(S62)、正し
く翻訳された時すなわち一意的に中間言語に翻訳された
時は、受信した回答メールに対する元の確認メールに記
述されている自然言語の表現を、中間言語に関連づけ
て、ユーザ辞書53に新規登録する(S63)。このよ
うに、ユーザ特有の表現をユーザ辞書53に登録するこ
とにより学習し、以降、同一ユーザから同一表現での処
理要求がなされた時に、ユーザに確認することなく翻訳
が可能となる。受信メールが正しく翻訳されなかった場
合は処理をせず学習処理ルーチンを終了する。
【0055】次に、コマンド処理ルーチンについて説明
する。コマンド処理ルーチンは、コマンド処理部45に
より行われ、コントロール部41から送信された中間言
語を命令として中央制御部33に対して出力する。この
時、コントロール部41は、中間言語に応じた所定の処
理タイプに基づいて中間言語の中央制御部33に対する
出力方法を制御する。以上のように中間言語に応じて処
理タイプを規定することにより、複数の矛盾する要求が
なされた場合に、設定ユーザまたは管理者に必要があれ
ば確認し、どの要求処理を優先させるかを判断する。こ
の処理タイプには以下に示すような5つのタイプがあ
る。
【0056】(a)排他型 排他型においては、ある機器に対して有効な事前の設定
がある場合は、他のユーザによる変更はできない。この
タイプの中間言語による処理要求がなされた場合、その
要求を行ったユーザと、現在の設定を行ったユーザと、
ルールセットに管理者が設定されていればその管理者と
に、新たに処理要求があった旨を通知する通知メールが
送信される。
【0057】(b)共有型 共有型においては、ある機器に対して有効な事前の設定
がある場合でも、他のユーザによる変更はできる。すな
わち、その時点で最新の処理要求が有効となる。このタ
イプの中間言語による処理要求がなされた場合、その処
理要求を行ったユーザと、現在の設定を行ったユーザ
と、ルールセットに管理者が設定されていればその管理
者とに、処理要求が変更された旨を通知する通知メール
が送信される。
【0058】(c)許可型 許可型においては、ある機器に対してあるユーザによる
有効な事前の設定があり、他のユーザにより設定変更の
要求が行われた時に、現在の設定を行ったユーザと、ル
ールセットに管理者が設定されていればその管理者と
に、それぞれ許可を得るための確認メールが送信され
る。その確認メール送信後、所定時間内に、現在有効な
設定を行ったユーザまたはルールセットに指定された管
理者からの回答メールにより「許可」を得た場合は設定
が変更される。所定時間内に「許可」を得られなかった
場合は、設定は変更されない。また、確認メール送信
後、回答メールの受信を待つ所定時間内は、新たになさ
れた要求は保留されている。
【0059】(d)拒否型 拒否型においては、ある機器に対して、あるユーザによ
る有効な事前の設定があり、他のユーザにより設定変更
の要求が行われた時に、現在の設定を行ったユーザと、
ルールセットに管理者が設定されていればその管理者と
に、「拒否」を確認するための確認メールが送信され
る。その確認メール送信後、所定時間内に、現在有効な
設定を行ったユーザまたはルールセットに指定された管
理者からの回答メールにより「拒否」を得た場合には要
求が拒否される。「拒否」を確定する回答メールが返信
されない場合は、新たな要求が有効となる。また、確認
メール送信後、回答メールを受信するまでの所定時間内
は、新たになされた要求は保留されている。
【0060】(e)確認型 確認型においては、ある機器に対してあるユーザによる
有効な事前の設定があり、他のユーザにより設定変更の
要求が行われた時に、その要求を行ったユーザに確認メ
ールを送信する。ユーザから送信された回答メールによ
り、その要求が確認された場合に、新たになされた要求
が設定される。
【0061】以上の処理タイプの情報は、ルールセット
55における「型」に格納される。すなわち、コマンド
処理部45において、コントロール部41から送信され
た、「ユーザ」、「コマンド」、「オペランド」をキー
として検索され、該当するデータの「型」のフィールド
から処理タイプが決定される。
【0062】以下に、コマンド処理ルーチンの動作を図
12のフローチャートを用いて説明する。コマンド処理
ルーチンにおいて、まず、コマンド処理部45は、ユー
ザアドレス、中間言語およびオペランドを検索キーとし
てルールセット55を検索し、その中間言語に対する処
理タイプを認識する(S81)。次に処理タイプを判断
し(S82)、処理タイプが「排他型」のときはステッ
プS83に、処理タイプが「共有型」のときはステップ
S84に、処理タイプが「許可型」のときはステップS
85に、処理タイプが「拒否型」のときはステップS8
6に、処理タイプが「確認型」のときはステップS87
に進む。
【0063】排他型処理(S83)において、コマンド
処理部45は、図13のフローチャートに示される手順
で動作する。図13において、まず、コマンド処理部4
5は、履歴データ59を参照し、事前に同じ処理要求が
設定されているか否かを確認する(S101)。既に同
じ処理要求が設定されている時は(S102)、処理を
終了する。設定されてない時は(S102)、中央制御
部33に中間言語を出力することによりユーザからの要
求の処理を依頼し(S103)、履歴データ59に、ユ
ーザ名、設定された処理内容、設定時間、処理結果等の
履歴情報を登録する(S104)。その後、コントロー
ル部41に処理結果を通知する(S105)。
【0064】共有型処理(S84)において、コマンド
処理部45は、図14のフローチャートに示される手順
で動作する。図14において、コマンド処理部45は、
中央制御部33に中間言語を出力することによりユーザ
からの要求処理の実行を依頼する(S121)。その
後、履歴データ59に実行された処理の履歴情報を登録
する(S122)し、コントロール部41に処理結果を
出力する(S123)。
【0065】許可型処理(S85)において、コマンド
処理部45は、図15のフローチャートに示される手順
で動作する。まず、コマンド処理部45は、現在処理中
のメールが、許可を得るために事前に送信された確認メ
ールに対する回答メールであるか否かを判断する(S1
41)。現在処理中のメールが回答メールでない時は、
既に該当する処理要求が設定されているか否かを判断す
る(S142)。既に設定された処理要求が存在する時
は(S142)、保留データ57にその要求処理を保留
要求処理として記録する(S143)。次に、現在有効
な設定を行ったユーザ、またはユーザ情報において指定
された機器の管理者に対して許可を得るための確認メー
ルを送信するように処理結果をコントロール部41に出
力する(S144)。該当する処理が設定されてない時
は(S142)、中央制御部33に中間言語を出力する
ことによりユーザからの処理要求の実行を依頼し(S1
45)、履歴データ59を更新(S146)する。その
後、処理結果をコントロール部41に出力する(S14
7)。
【0066】現在処理中のメールが回答メールである時
は(S141)、コマンド処理部45は処理要求が許可
されたか否かを判断する(S148)。許可された時は
(S148)、保留データ57中に保留されている処理
要求の実行を中央制御部33に中間言語を出力すること
により依頼し(S149)、履歴データ59を更新する
(S150)。その後、保留データ57中の該当する保
留要求処理データを削除し(S151)、処理結果をコ
ントロール部41に出力し(S152)、処理を終了す
る。許可されなかった時は(S148)、保留データ5
7中の該当する保留要求処理データを削除し(S15
1)、許可されなかった旨を通知するメールを作成する
ように処理結果をコントロール部41に出力し(S15
2)、処理を終了する。
【0067】拒否型処理(S86)において、コマンド
処理部45は、図16のフローチャートに示される手順
に従い動作する。図16において、コマンド処理部45
は、現在処理中のメールが拒否を確認するために事前に
送信された確認メールに対する回答メールであるか否か
判断する(S161)。現在処理中のメールがその回答
メールでない時は(S161)、既に該当する処理が設
定されているか否かを判断する(S162)。既に該当
する処理が設定されている時は(S162)、保留デー
タ57にその処理要求を保留要求処理として記録し(S
163)、現在有効な設定を行ったユーザ、またはユー
ザ情報において指定された機器の管理者に対してメール
を送信するように処理結果をコントロール部41に出力
する(S164)。該当する処理が設定されてない時は
(S162)、中央制御部33に中間言語を出力するこ
とによりユーザからの処理要求の実行を依頼し(S16
5)、履歴データ59を更新し(S166)、処理結果
をコントロール部41に出力し(S167)、処理を終
了する。
【0068】現在処理中のメールが回答メールである時
は(S161)、その処理要求が拒否されたか否か判断
される(S168)。拒否されなかった時は(S16
8)、保留データ57中に保留されている処理要求の実
行を中央制御部33に中間言語を出力することにより依
頼し(S169)、履歴データ59を更新する(S17
0)。その後、保留データ57中の保留要求処理データ
を削除し(S171)、処理結果をコントロール部41
に出力し(S172)、処理を終了する。拒否された時
は(S168)、保留データ57中の保留要求処理デー
タを削除し(S171)、処理結果をコントロール部4
1に出力し(S172)、処理を終了する。
【0069】確認型処理(S87)において、コマンド
処理部45は、図17のフローチャートに従い動作す
る。図17において、コマンド処理部45は、現在処理
中のメールが事前に送信された確認メールに対する回答
メールであるか否かを判断する(S180)。現在処理
中のメールが回答メールでない時は(S180)、保留
データ57にその要求処理が保留要求処理として記録さ
れ(S181)、ユーザ情報49において指定された機
器の管理者に対してメールを送信するように処理結果を
コントロール部41に出力する(S182)。現在処理
中のメールが回答メールである時は(S180)、履歴
データ59を更新し(S183)、中央制御部33に中
間言語を出力することによりユーザからの処理要求の実
行を依頼し(S184)、保留データ57中に記録され
た該当する保留要求処理データを削除し(S185)、
処理結果を出力し(S186)、処理を終了する。
【0070】このようにして、本実施形態のコマンド処
理部45においては、発行された中間言語の処理タイプ
に応じて中央制御部に対する中間言語の出力の制御を行
う。すなわち、同じ処理要求がなされた時に、処理タイ
プに基づいて、自動的に中央制御部への処理を行った
り、確認が必要な処理要求については確認後、中央制御
部への処理の依頼を行ったりする。これにより、ユーザ
により複数の矛盾する処理が要求された時も所定の手順
に基づいて矛盾なく処理を完結することができる。
【0071】以上、本実施形態のビル管理システムの動
作について説明したが、以下に本実施形態のビル管理シ
ステムにおけるメールのやりとりを図18を用いて具体
的に示す。
【0072】ユーザ(satoh)から、図18(a)
に示すメールが、ビル管理システム(BAS)に対して
送信されると、前述のように、コントロール部41にお
いて、ユーザアドレス(satoh)の正当性と使用言
語が確認された後、翻訳が行われる。翻訳処理部におい
て、まず、「照明ON」が文として特定され、この文中
の単語または語句と、ユーザ辞書53またはドメイン辞
書51中に登録された単語とのマッチングが行われる。
【0073】ここで、図4に示すようにドメイン辞書5
1には「照明」という単語が登録されているため、この
「照明」という単語がマッチングにより検索される。し
かし、単語「照明」からは、「2F−LA」と「2F−
LB」の2つの文意候補が得られるため、翻訳処理部4
3において、どちらの機器を処理対象としているのか特
定するために、図18(b)に示されるような確認メー
ルが作成され、ユーザに送信される。ユーザから、図1
8(c)に示されるような「候補1」を選択する旨を伝
える回答メールが返信されると、翻訳処理部43におい
て、図18(c)の回答メールに基づき、処理対象が確
定され、ユーザからの要求に基づいた中間言語が生成さ
れる。この時、翻訳処理部43は、図18(c)に示さ
れる回答メールの内容にしたがい、「照明ON」という
単語を「ON,2F−LA」という中間言語に関連づけ
てユーザ辞書53に登録することにより学習する。これ
により以降、同じユーザから「照明ON」というメール
が送信された時は、ユーザに確認することなく、中間言
語に翻訳することができる。
【0074】コントロール部41は、この翻訳された中
間言語をコマンド処理部45に送信する。コマンド処理
部45は、この中間言語の処理タイプを確認する。図6
に示すルールセットを参照すると、この場合の処理タイ
プは共有型を表す「S」であるため、最新の要求が有効
となる。このため、コマンド処理部45は、設定変更を
事前のユーザに確認することなく、中間言語を中央制御
部33に出力する。中央制御部33はこの中間言語にし
たがい指定された照明機器をオンする。中央制御部33
による処理が完了した後、コマンド処理部45はコント
ロール部41に処理結果を通知し、コントロール部41
は、図18(d)のような処理結果の通知メールをユー
ザに送信し処理を終了する。
【0075】以上のようにして、本実施形態のビル管理
システムにおいては、ユーザから送信された電子メール
の内容に基づいて、ビル内の機器の運転の制御、スケジ
ュールの設定や、スケジュールの現状の設定および環境
パラメータ等の情報提供を行うことができる。この時、
翻訳処理部は、ユーザが使用する言語毎およびユーザの
居住エリア毎に設定されるため、ユーザの使用する言語
に応じた翻訳が可能となり、また、ユーザの所属エリア
に応じて制御対象となる機器を自動的に特定することが
できる。さらに、ユーザからの要求を実行する際に、そ
の要求の内容に応じて処理タイプを設定しているため、
複数のユーザから矛盾する要求があった時も所定の手順
により矛盾なく処理を完結することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明に係る第1ビル管理システムにお
いて、ユーザは電子メールにより、ビル管理システムに
対して、ビル内の機器の運転制御、スケジュールの設定
等の要求を行うことができる。
【0077】好ましい構成の第1ビル管理システムにお
いて、中間言語に応じた所定の規則により中央制御手段
への出力方法を制御するため、複数の矛盾する処理要求
がなされた時も、自動的に必要に応じて確認作業がなさ
れ、要求に対する処理の実行/停止の判断を決定するこ
とができる。
【0078】好ましい構成の第1ビル管理システムにお
いて、辞書手段を有するため、自然言語から中間言語へ
の変換またはその逆の変換を行うことができる。
【0079】好ましい構成の第1ビル管理システムにお
いて、辞書手段を言語毎に設定することにより、異なる
言語により記述された電子メールの場合でも中間言語へ
の変換ができる。
【0080】好ましい構成の第1ビル管理システムにお
いて、ビル内の所定領域毎に辞書手段が設定されてお
り、ユーザの所属領域に応じた所定領域の辞書手段が選
択されるため、ユーザの居住する範囲の機器が自動的に
選択される。これにより、他のユーザの居住範囲の機器
を誤って制御することを防止できる。
【0081】好ましい構成の第1ビル管理システムにお
いて、翻訳処理手段が学習機能を有するため、ユーザ固
有の表現を自動的に登録することができ、また単語また
は語句の使用頻度についても自動的に更新することによ
り、以降の変換処理において処理時間を短縮できる。
【0082】本発明に係る第2ビル管理システムによれ
ば、ユーザに対して電子メールにより、ビル内の機器の
運転状態、設定値等の所定の情報の提供を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るビル管理装置のハードウェア構
成図。
【図2】 本発明に係るビル管理装置の実施形態のブロ
ック構成図。
【図3】 ユーザ情報の構成および格納データの一例を
示す図。
【図4】 ドメイン辞書の構成および格納データの一例
を示す図。
【図5】 ユーザ辞書の構成および格納データの一例を
示す図。
【図6】 ルールセットの構成および格納データの一例
を示す図。
【図7】 本実施形態のビル管理装置における電子メー
ル処理部の動作を示すフローチャート。
【図8】 本実施形態においてやりとりされる電子メー
ルにおけるヘッダ部を示す図。
【図9】 要求発行処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャート。
【図10】 翻訳処理ルーチンの動作を示すフローチャ
ート。
【図11】 学習処理ルーチンの動作を示すフローチャ
ート。
【図12】 コマンド処理ルーチンの動作を示すフロー
チャート。
【図13】 処理タイプが排他型の場合の処理を示すフ
ローチャート。
【図14】 処理タイプが共有型の場合の処理を示すフ
ローチャート。
【図15】 処理タイプが許可型の場合の処理を示すフ
ローチャート。
【図16】 処理タイプが拒否型の場合の処理を示すフ
ローチャート。
【図17】 処理タイプが確認型の場合の処理を示すフ
ローチャート。
【図18】 本実施形態のビル管理装置においてやりと
りされる電子メールの一例を示す図。
【符号の説明】
11…ビル管理システム、13…CPU、15…表示装
置、17…操作入力装置、19…主記憶装置、21…補
助記憶装置、23…OA−LANインタフェース、25
…OA−LAN、27…ビル管理用ネットワークインタ
フェース、29…ビル管理用ネットワーク、31…電子
メール処理部、33…中央制御部、41…コントロール
部、43…翻訳処理部、45…コマンド処理部、47…
メンテナンス処理部、49…ユーザ情報、51…ドメイ
ン辞書、53…ユーザ辞書、55…ルールセット、57
…保留データ、59…履歴データ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビル管理用ネットワークを介して、ビル
    内に設置された機器に対し、運転制御、運転スケジュー
    ルの設定、または前記機器に関する所定の情報の収集等
    のビル管理に関する所定の処理を行う中央制御手段を有
    するビル管理システムにおいて、 オフィス用ネットワークを介して電子メールによりユー
    ザからの処理要求を受信し、該処理要求に基づいた処理
    を行うように制御する命令を前記中央制御手段に対して
    出力する電子メール処理手段を備えたことを特徴とする
    ビル管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビル管理システムにお
    いて、前記電子メール処理手段は、 前記処理要求が記述された前記電子メールを受信するコ
    ントロール手段と、 前記電子メールに自然言語で記述された前記処理要求を
    前記中央制御手段が認識できる中間言語に翻訳する翻訳
    処理手段と、 翻訳された前記中間言語を前記命令として前記中央制御
    手段に出力するコマンド処理手段とからなることを特徴
    とするビル管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のビル管理システムにお
    いて、前記コマンド処理手段は、前記中央処理手段に前
    記中間言語を出力する場合の出力方法を制御する規則を
    前記中間言語に応じて格納する規則格納手段を有するこ
    とを特徴とするビル管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のビル管理システムにお
    いて、前記翻訳処理手段は、前記自然言語と前記中間言
    語とを関連づけて記憶する辞書手段を有することを特徴
    とするビル管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のビル管理システムにお
    いて、前記辞書手段は、言語毎に設定されており、前記
    ユーザの使用する言語に応じて選択されることを特徴と
    するビル管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のビル管理システムにお
    いて、前記辞書手段は、ビル内の所定の領域毎に設定さ
    れており、前記ユーザの所属する領域に応じて選択され
    ることを特徴とするビル管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のビル管理装置におい
    て、前記翻訳処理手段は、学習機能を有することを特徴
    とするビル管理システム。
  8. 【請求項8】 ビル管理用ネットワークを介して、ビル
    内に設置された機器の状態、設定値、または温度/湿度
    等のビル内の所定の情報を収集する中央制御手段を有す
    るビル管理システムにおいて、 前記中央制御手段により収集された所定の情報を、オフ
    ィス用ネットワークを介して電子メールによりユーザに
    通知する電子メール処理手段を備えたことを特徴とする
    ビル管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のビル管理システムにお
    いて、前記電子メール処理手段は、 前記中央制御手段から前記所定の情報を受信するコマン
    ド処理手段と、 前記中央制御手段からの所定の情報を自然言語に翻訳す
    る翻訳処理手段と、 前記翻訳処理手段による翻訳結果を前記ユーザに前記電
    子メールにより送信するコントロール手段とからなるこ
    とを特徴とするビル管理システム。
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