JP2007087224A - 構成管理システム、構成管理方法及び構成管理プログラム - Google Patents

構成管理システム、構成管理方法及び構成管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ファイルを自動で適合するディレクトリに記憶する構成管理システム、構成管理方法及び構成管理プログラムを提供する。
【解決手段】 ファイルが添付された電子メールを送信する端末30aと、ディレクトリ識別子とディレクトリに記憶するファイルの属性の閾値とを関連付けるレコードを有する配置条件データ22を記憶装置107に記憶する配置条件記憶処理部14bと、端末30aから受信した電子メールに添付されたファイルの属性の閾値を満たすレコードを、配置条件データ22から検索し、検索されたディレクトリに、ファイルを追加して記憶装置107に記憶させるデータ記憶処理部16dと、端末30aから受信した電子メールに添付されたファイルの識別子とファイルの識別子で識別されるファイルの属性とを関連付ける履歴データ24aとして記憶装置107に記憶させる履歴管理部17とを有する構成管理装置10を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ファイルを記憶装置に記憶し、記憶したファイルを検索する構成管理システム、構成管理方法及び構成管理プログラムに関する。
近年、構成管理サーバに接続されるPC(Personal Cpmputer)等の情報処理端末から、この構成管理サーバが有する記憶装置に記憶されるファイルを情報処理端末で利用する構成管理システムが用いられている。
このような構成管理システムで構成管理サーバは、情報処理端末からの操作によって記憶装置の特定のディレクトリにファイルを記憶する。また、このような構成管理システムで構成管理サーバは、情報処理端末からの操作によって記憶装置に記憶されるファイルを読み出したり、ファイルの内容を変更する。
例えば、構成管理サーバは情報処理端末から送信されるファイルを受信すると、受信したファイルを記憶させる記憶装置内の特定のディレクトリを検索し、記憶装置内の検索されたディレクトリにファイルを記憶させる。
また、構成管理サーバは情報処理端末からの操作に基づいて、ファイルが記憶される記憶装置内のディレクトリからファイルを読み出したり、ファイルの内容を書き替えて変更したり、ファイルを検索する。
新たにこのような構成管理システムを導入してファイルを共有する場合、一般的に用いられている電子メールに特定の件名を付与して共有するファイルである共有データを送受信し、この共有データにユニークな番号を割り当て、その番号を元に、共有データの追加、更新、削除を行なう技術がある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の技術によれば、ファイルの配置先となるディレクトリを指定してファイルを記憶装置に記憶している。また、ファイルの共有データリストを取得したり、特定されたファイルの属性を入力してファイルを取得している。
特開2004−133600号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術によれば、受信したファイルを受信したファイルに適合する記憶装置内のディレクトリに自動で記憶させることについて考慮されていない。また、検索するファイルの属性に不明な項目がある場合に検索することについては考慮されていない。
したがって、この様な課題を解決するため、受信したファイルを自動で記憶装置の適合するディレクトリに記憶させるとともに、受信した条件に基づいてファイルに関する情報を検索する構成管理システム、構成管理方法及び構成管理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の特徴に係る構成管理システムは、ファイルが添付された電子メールを送信する端末と、ファイルを記憶するディレクトリを識別するディレクトリ識別子とディレクトリに記憶するファイルの属性の閾値とを関連付けるレコードを有する配置条件データを記憶装置に記憶する配置条件記憶処理部と、端末から受信した電子メールに添付されたファイルの属性の閾値を満たすレコードを、配置条件データから検索し、当該検索されたレコードに含まれるディレクトリ識別子で識別されるディレクトリに、添付されたファイルを追加するデータ記憶処理部と、端末から受信した電子メールに添付されたファイルの識別子とファイルの識別子で識別されるファイルの属性とを関連付ける履歴データとして記憶装置に記憶させる履歴管理部とを有する構成管理装置を備える。
上記構成の本発明によれば、構成管理装置が端末からファイルが添付される電子メールを受信すると、この添付ファイルを記憶させるディレクトリを検索し、検索されたディレクトリに受信した添付ファイルを記憶させることにより、受信された電子メールに添付されるファイルを自動で構成管理データとして記憶装置に記憶させることができる。
本発明の第2の特徴に係る構成管理方法は、ファイルを記憶するディレクトリを識別するディレクトリ識別子とディレクトリに記憶するファイルの属性の閾値とを関連付けるレコードを有する配置条件データを記憶装置から読み出す読出ステップと、端末から受信した電子メールに添付されたファイルの属性の閾値を満たすレコードを、配置条件データから検索し、当該検索されたレコードに含まれるディレクトリ識別子で識別されるディレクトリに、添付されたファイルを追加する記憶処理ステップとを有する。
上記構成の本発明によれば、端末からファイルが添付される電子メールを受信すると、この添付ファイルを記憶させるディレクトリを検索し、検索されたディレクトリに受信した添付ファイルを記憶させることにより、受信された電子メールに添付されるファイルを自動で構成データとして記憶装置に記憶させることができる。
上記構成管理方法は、端末から受信した電子メールに添付されたファイルの識別子とファイルの識別子で識別されるファイルの属性とを関連付ける履歴データとして記憶装置に記憶させる履歴管理ステップを有することが望ましい。
上記構成方法は、接続される端末からファイルを検索する検索条件を含む検索リクエストを受信すると、画面データが記憶される記憶装置から、端末の表示部にファイルの検索条件を入力させるための検索画面を表示する検索画面データを抽出して、この抽出した画面データを端末に送信する検索画面データ送信ステップと、記憶装置内の履歴データからファイル検索リストに含まれる検索条件に適合するレコードを検索する検索ステップと、検索されたレコードに基づいて、端末の表示部にレコードの情報を含む検索結果画面を表示する検索結果データを生成する生成ステップと、生成した検索結果データを端末に送信する検索結果データ送信ステップとを有することが望ましい。
上記構成の本発明によれば、構成管理装置が端末からファイルの検索条件を受信すると、この検索条件に構成データとして記憶しているファイルの情報である履歴データから該当するファイルを検索することにより、更新の履歴等の構成データと指摘億されているファイルの情報を詳細に把握することが出来る。
上記構成管理方法は、検索条件はファイルの属性に関連付ける優先度を含み、検索ステップは、検索条件を満たすレコードが履歴データから検索されない場合、優先度の高い属性を満たすレコードを検索することが望ましい。
上記構成の本発明によれば、検索条件に適合するファイルに関する情報が履歴データから検索されない場合であっても、検索条件に近い条件のファイルに関する情報を得ることが出来る。
本発明の第3の特徴に係る構成管理プログラムは、ファイルを記憶するディレクトリを識別するディレクトリ識別子とディレクトリに記憶するファイルの属性の閾値とを関連付けるレコードを有する配置条件データを記憶装置から読み出す読出ステップと、端末から受信した電子メールに添付されたファイルの属性の閾値を満たすレコードを、配置条件データから検索し、当該検索されたレコードに含まれるディレクトリ識別子で識別されるディレクトリに、添付されたファイルを追加する記憶処理ステップとをコンピュータに実行させる。
上記構成の本発明によれば、構成管理装置がファイルが添付される電子メールを受信すると、この添付ファイルを記憶させるディレクトリを検索し、検索されたディレクトリに受信した添付ファイルを記憶させることにより、受信された電子メールに添付されるファイルを自動で構成管理データとして記憶装置に記憶させることができる。
本発明によれば、受信したファイルを記憶装置に記憶し、記憶したファイルを検索するファイル管理システム、ファイル管理方法及びファイル管理プログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を説明する。
(構成管理システム)
図1は、本発明の最良の実施の形態に係る構成管理システム1を説明する図である。図1に示すように、構成管理システム1は、構成管理装置10と端末20a,30a,30b,40a,40bとがネットワーク50を介して相互に通信可能に接続されている。
構成管理装置10は、端末30a,30bからネットワーク50を介して送信された電子メールを受信すると、受信した電子メールに添付されたファイルを構成データ23に追加して記憶装置107に記憶する。また、構成管理装置10は、端末40a,40bからのアクセスに応じて、記憶装置107に記憶される構成データ23に含まれるファイルに関する情報を履歴データ24a〜24cから検索して端末40a,40bに提供する。
端末20aは、構成管理装置10で記憶しているデータの更新を操作する。
端末30a,30bは、構成管理装置10の記憶装置107に新たに記憶させるデータを送信する。なお、以下の説明で端末30aを用いて説明する場合には、端末30bに置き換えても同様である。
端末40a,40bは、構成管理装置10に、記憶装置107で記憶しているデータから、条件に適合するデータを検索させる。なお、以下の説明で端末40aを用いて説明する場合には、端末40bに置き換えても同様である。
これらの端末20a〜40bは、例えばPC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Digital(Data) Assistant)等の一般的な情報処理端末である。また、図1において構成管理システム1に接続される端末の数は限定されない。
(構成管理装置)
次に、本発明の最良の実施の形態に係る構成管理システム1の構成管理装置10について説明する。構成管理装置10は、本発明の最良の実施の形態に係る物流管理プログラムが実現される。
図1に示すように、構成管理装置10は、受信部11、データ送信部12、判定部13、記憶処理部14、選別部15、配置部16、履歴管理部17、検索部18、選別条件データ21、配置条件データ22、構成データ23、履歴データ24a〜24c、画面データ25及びユーザデータ26を有している。
図2は、構成管理装置10のハードウェア構成を説明する図である。構成管理装置10は、図2に示すように、中央処理制御装置101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103および入出力インタフェース109が、バス110を介して接続されている。入出力インタフェース109には、入力装置104、表示装置105、通信制御装置106、記憶装置107及びリムーバブルディスク108が接続されている。
中央処理制御装置101は、入力装置104からの入力信号に基づいてROM102から構成管理装置10を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、更に記憶装置107に記憶されたオペレーティングシステムやROM102に記憶されたオペレーティングシステムを読み出す。更に中央処理制御装置101は、入力装置104や通信制御装置106等の入力信号に基づいて、各種装置の制御を行ったり、RAM103や記憶装置107等に記憶されたプログラム及びデータを読み出してRAM103にロードするとともに、RAM103から読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データの計算または加工など、後述する一連の処理を実現する処理装置である。
入力装置104は、操作者が各種の操作を入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を作成し、入出力インタフェース109およびバス110を介して中央処理制御装置101に対して、作成した入力信号を送信する。表示装置105は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどであり、中央処理制御装置101からバス110及び入出力インタフェース109を介して表示装置105において表示させる出力信号を受信し、たとえば、中央処理制御装置101の処理結果などを表示する装置である。通信制御装置106は、LANカードやモデムなどの装置であり、構成管理プログラムを実行する構成管理装置10をインターネットやLANなどの通信ネットワークに接続する装置である。通信制御装置106を介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号または出力信号として、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
記憶装置107は半導体記憶装置または磁気ディスク装置等であって、中央処理制御装置101で実行されるプログラムやデータが記憶されている。リムーバブルディスク108は、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インタフェース109及びバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。構成管理装置10の記憶装置107は、選別条件データ21、配置条件データ22、構成データ23、履歴データ24a〜24c、画面データ25及びユーザデータ26を記憶している。
また、構成管理装置10は、構成管理プログラムが中央処理制御装置101に読み込まれて実行されることによって、受信部11、データ送信部12、判定部13、条件記憶処理部14、選別部15、配置部16、履歴管理部17及び検索部18が実装される。
なお、本発明の最良の実施の形態に係る構成管理装置10は、図1に示すように1台のコンピュータにおいて実行されても良いし、互いに通信可能な複数のコンピュータにおいて実行されても良い。例えば、記憶装置107を外部に設ける構成や、記憶装置107の一部のデータのみを外部に設ける構成であっても良い。
受信部11は、端末20a,40aからネットワーク50を介して送信されたアクセスリクエストを受信する。また、受信部11は、端末20a,40aからネットワーク50を介して送信されたユーザID及びパスワードを受信する。さらに、受信部11は、端末20aからネットワーク50を介して送信された構成データ23に記憶させるファイルの属性を含む選別条件及び構成データ23に記憶させるファイルの属性及びファイルの配置先となるフォルダを識別するフォルダ識別子を含む配置条件を受信する。また、受信部11は、端末30aからネットワーク50を介して送信されたファイルが添付される電子メールを受信する。さらに、受信部11は、端末40aからネットワーク50を介して送信された検索するファイルの属性を含む検索条件を受信する。
データ送信部12は、画面データを記憶装置107から読み出して、端末20a,40aに読み出した画面データを送信する。
図3に示すように、データ送信部12は、ログイン画面データ送信手段12a、選別条件画面データ送信手段12b、配置条件画面データ送信手段12c、検索画面データ送信手段12d及び検索結果データ送信手段12eを有している。
ログイン画面データ送信手段12aは、記憶装置107から画面データ25を読み出し、画面データ25から端末20a,40aの表示装置にログイン画面を表示させるログイン画面データを抽出してネットワーク50を介して端末20a,40aに送信する。
選別条件画面データ送信手段12bは、記憶装置107から画面データ25を読み出し、画面データ25から端末20aの表示装置に選別条件画面を表示させる選別条件画面データを抽出してネットワーク50を介して端末20aに送信する。
配置条件画面データ送信手段12cは、記憶装置107から画面データ25を読み出し、画面データ25から端末20aの表示装置に配置条件画面を表示させる配置条件画面データを抽出してネットワーク50を介して端末20aに送信する。
検索画面データ送信手段12dは、記憶装置107から画面データ25を読み出し、画面データ25から端末40aの表示装置にファイルの検索条件を入力させるための検索画面を表示させる検索画面データを抽出し、抽出した検索画面データをネットワーク50を介して端末40aに送信する。
検索結果データ送信手段12eは、後に詳述する検索部18で生成された端末40aの表示装置に検索結果を含む検索結果画面を表示させる検索結果データを、ネットワーク50を介して端末40aに送信する。
判定部13は、受信部11が端末20a,40aからログインID及びパスワードを受信すると、構成管理装置10にアクセスが可能なユーザのログインID及びパスワードを含むユーザデータ26を記憶装置107から読み出して受信したログインID及びパスワードが含まれているか否かを検索する。この判定部13は、受信したログインID及びパスワードが記憶装置107のユーザデータ26に含まれていた場合、アクセスが許可されているユーザからのアクセスであると判定する。
条件記憶処理部14は、受信部11が端末20aからネットワーク50を介して受信した電子メールに添付されたファイル(以下、「添付ファイル」とする)を構成データ23に追加して記憶するファイルであるか否かを判定するための条件である選別条件及び添付ファイルを構成データ23に記憶する場合の構成データ23における配置先となるディレクトリを決定するための条件と配置先となるディレクトリの識別子を含む配置条件を記憶装置107に記憶させる。以下の説明においては、このディレクトリをファイルを配置する「フォルダ」として説明する。
図4に示すように、条件記憶処理部14は、選別条件記憶処理手段14a及び配置条件記憶処理手段14bを有している。
選別条件記憶処理手段14aは、受信部11が端末20aから送信された選別条件を受信すると、この選別条件を選別条件データ21に追加して記憶装置107に記憶させる。
配置条件記憶処理手段14bは、受信部11が端末20aから送信された配置条件を受信すると、この配置条件を配置条件データ22に追加して記憶装置107に記憶させる。
選別部15は、端末30aから受信した電子メールの添付ファイルを構成データ23として記憶するファイルであるか否かを判定し、構成データ23として記憶するデータを検索する。
図5に示すように、選別部15は、読出手段15a、検索手段15b及び通知手段15cを有している。
読出手段15aは、受信部11が端末30aからファイルが添付された電子メールを受信すると、選別条件データ21を記憶装置107から読み出す。
検索手段15bは、受信部11が受信した電子メールの添付ファイルの属性の閾値を満たすレコードを選別条件データ21から検索する。また、検索手段15bは、レコードが検索された場合、受信した電子メールの添付ファイルは、構成データ23に追加して記憶するファイルであると判定する。一方、検索手段15bは、レコードを検索できない場合、受信した電子メールの添付ファイルを構成データ23に追加して記憶するファイルでないと判定する。ここで、添付ファイルの属性は、例えばファイルの所定の位置に含まれていたり、ファイルが添付される電子メール本文の所定の位置に含まれている。
通知手段15cは、検索手段15bにおいて、受信した電子メールの添付ファイルの属性に該当するレコードが選別条件データ21から検索されない場合、すなわち、添付ファイルを構成データ23に追加しないと判定した場合、端末30aに添付ファイルは構成データに追加するファイルでない旨のエラーメッセージデータを送信する。
配置部16は、選別部15の検索手段15bが受信した電子メールの添付ファイルを構成データ23に追加するファイルであると判定すると、構成データ23における添付ファイルの配置先となるフォルダを検索し、検索されたフォルダに添付ファイルを追加して記憶する。
図6に示すように、配置部16は、読出手段16a、検索手段16b、通知手段16c及びデータ記憶処理手段16dを有している。
読出手段16aは、受信部11が受信した電子メールの添付ファイルを構成データ23に追加するファイルであると選別部15の検索手段15bが判定した場合、配置条件データ22を記憶装置107から読み出す。
検索手段16bは、受信部11が受信した電子メールの添付ファイルの属性の閾値を満たすレコードを配置条件データ22から検索する。また、検索手段16bは、レコードが検索された場合、検索されたレコードに含まれるフォルダを添付ファイルを構成データ23に追加する場合の配置先のフォルダとして決定する。
通知手段16cは、検索手段16bにおいて、受信した電子メールの添付ファイルの属性の閾値を満たすレコードが配置条件データ22から検索されない場合、端末30aに添付ファイルが記憶装置107に記憶されないエラーメッセージデータを送信する。
データ記憶処理手段16dは、検索手段16bで、受信した添付ファイルの属性に該当するレコードが配置条件データ22から検索された場合、検索されたレコードに含まれる識別子で識別されるディレクトリに添付ファイルを追加して更新した構成データ23を記憶装置107に記憶する。
履歴管理部17は、配置部16で添付ファイルが追加されて更新された構成データ23が記憶装置107に記憶されると、この構成データ23の更新の履歴を履歴データ24a〜24cに追加して記憶装置107に記憶する。
図7に示すように、履歴管理部17は、データ生成手段17a、記憶処理手段17b及び通知手段17cを有している。
データ生成手段17aは、データ記憶処理手段16dで受信部11が受信した電子メールの添付ファイルを追加して更新した構成データ23を記憶装置107に記憶すると、電子メールに添付されたファイルの識別子とファイルの識別子で識別されるファイルの属性とが関連付けられるレコードを生成する。
記憶処理手段17bは、データ生成手段17aが生成したレコード追加して更新した履歴データ24a〜24cを記憶装置107に記憶する。
通知手段17cは、記憶処理手段17bがレコードを追加して更新した履歴データ24a〜24cを記憶装置107に記憶すると、ネットワーク50を介して、電子メールを送信した端末30aにネットワーク50を介して添付ファイルを構成データ23に追加した旨の記憶完了通知を送信する。
検索部18は、受信部11で受信した検索条件に該当するレコードを履歴データ24a〜24cから検索した検索結果を端末40aに送信する。
図8に示すように、検索部18は、読出手段18a、検索手段18b及び生成手段18cを有している。
読出手段18aは、受信部11で端末40aから送信された検索条件を受信すると、記憶装置107から履歴データ24a〜24cを読み出す。
検索手段18bは、受信部11が受信した検索条件に適合するレコードを読出手段18aが読み出した履歴データ24a〜24cから検索する。
生成手段18cは、検索手段18bの検索結果に基づいて、端末40aの表示装置に検索手段18bで検索されたレコードの情報を含む検索結果画面を表示するための検索結果データを生成する。具体的に、生成手段18cは、検索手段18bが適合するレコードを検索できた場合、検索されたレコードに含まれる情報を含む検索結果データを生成する。一方、生成手段18cは、検索手段18bが適合するレコードを検索できなかった場合、検索条件に適合するレコードが検索されなかった旨を含む検索結果データを生成する。なお、生成手段18cで生成された検索結果データは、データ送信部12の検索結果データ送信手段12eが、端末40aに送信する。
選別条件データ21は、端末30a,30bから受信したファイルのうち、構成データ23として記憶装置107に記憶させるファイルとして選択するファイルの属性を含むレコードを有する。
図9に、選別条件データ21の一例を示す。図9に示す一例で選別条件データ21は、「ファイル名」、「ファイル名フラグ」、「拡張子」、「拡張子フラグ」、「作成日」、「作成日フラグ」、「更新日」、「更新日フラグ」、「サイズ」、「サイズフラグ」、「作成者」、「作成者フラグ」、「登録者」、「登録者フラグ」、「登録日」、「登録日フラグ」、「オーナー」及び「オーナーフラグ」を含むレコードを有している。ここで、「ファイル名」や「拡張子」等の各属性の項目とともに「ファイル名フラグ」や「拡張子フラグ」等の各項目に対応してフラグ項目を有しているが、これらの各フラグ項目は、各フラグ項目の属性に関する条件を絞り込む。
「ファイル名」の項目は、ファイルの識別子であるファイル名の条件が実データとなる。「ファイル名フラグ」の項目の実データが「1」の場合、「ファイル名」の項目の実データのファイル名であるファイルが選別の条件となる。一方、「ファイル名フラグ」の項目の実データが「0」の場合、「ファイル名」項目の実データのファイル名であるファイルは選別の条件とならない。「拡張子」についても同様である。
「拡張子」の項目は、ファイルの拡張子の条件が実データとなる。「拡張子フラグ」の項目の実データが「1」の場合、ファイルの拡張子が「拡張子」の項目の実データの拡張子である場合に選択される。一方、「拡張子フラグ」の項目の実データが「0」の場合、ファイルの拡張子が「拡張子」の項目の実データの拡張子以外である場合に選択される。「更新日」についても同様である。
「作成日」の項目は、ファイルの作成日の条件が実データとなる。「作成日フラグ」の項目の実データが「1」の場合、ファイルの作成日が「拡張子」の項目の実データの日付より前である場合に選択される。一方、「作成日フラグ」の項目の実データが「0」の場合、ファイルの作成日が「作成日」の項目の実データの日付以降である場合に選択される。なお、作成日の変わりに、時刻を含む「作成日時」としてもよい。
「更新日」の項目は、ファイルの更新日の条件が実データとなる。「更新日フラグ」の項目の実データが「1」の場合、ファイルの更新日が「更新日」の項目の実データの日付より前である場合に選択される。一方、「更新日フラグ」の項目の実データが「0」の場合、ファイルの更新日が「更新日」の項目の実データの日付以降である場合に選択される。なお、更新前のファイルである場合、「更新日」の項目は、「NULL」が実データとなる。また、更新日の変わりに、時刻を含む「更新日時」にすることもできる。
「サイズ」の項目は、ファイルのサイズの条件が実データとなる。「サイズフラグ」の項目の実データが「1」の場合、ファイルのサイズが「サイズ」の項目の実データのサイズ未満である場合に選択される。一方、「サイズフラグ」の項目の実データが「0」の場合、ファイルのサイズが「サイズ」の項目の実データのサイズ以上である場合に選択される。
「作成者」の項目は、ファイルの作成者の条件となるファイル作成者の識別子が実データとなる。具体的にファイル作成者の識別子とは、ファイルの作成者の氏名やID等である。「作成者フラグ」の項目の実データが「1」の場合、ファイルの作成者が「作成者」の項目の実データの作成者である場合に選択される。一方、「作成者フラグ」の項目の実データが「0」の場合、ファイルの作成者が「作成者」の項目の実データの作成者以外である場合に選択される。
「登録者」の項目は、ファイルの登録者の条件となるファイル登録者の識別子が実データとなる。ここで、「登録者」とは、ファイルを電子メールに添付して端末30aから構成管理装置10に送信した者である。具体的にファイル登録者の識別子とは、ファイルの登録者の氏名やID等である。「登録者フラグ」の項目の実データが「1」の場合、ファイルの登録者が「登録者」の項目の実データの登録者である場合に選択される。一方、「登録者フラグ」の項目の実データが「0」の場合、ファイルの登録者が「登録者」の項目の実データの登録者以外である場合に選択される。
「登録日」の項目は、ファイルの登録日の条件が実データとなる。ここで、「登録日」とは、端末30aから受信した添付ファイルを追加して更新した構成データ23を記憶装置107に記憶した日付である。「登録日フラグ」の項目の実データが「1」の場合、ファイルの受信日が「登録日」の項目の実データの日付より前である場合に選択される。一方、「登録日フラグ」の項目の実データが「0」の場合、ファイルの受信日が「登録日」の項目の実データの日付以降である場合に選択される。なる。また、登録日の代わりに、時刻を含む「登録日時」としてもよい。
「オーナー」の項目は、ファイルの管理者等の条件となるオーナーの識別子が実データとなる。具体的にオーナーの識別子とは、オーナーの氏名、名称、ID等である。「オーナーフラグ」の項目の実データが「1」の場合、ファイルのオーナーが「オーナー」の項目の実データのオーナーである場合に選択される。一方、「オーナーフラグ」の項目の実データが「0」の場合、ファイルのオーナーが「オーナー」の項目の実データのオーナー以外である場合に選択される。
図9に示す選別条件データ21の1番目のレコードは、選択するファイルの条件として、ファイル名が「AAA」であり、ファイルの拡張子が「doc」であり、ファイルの作成日が「2005年9月1日」以降であり、更新日が「2005年9月1日」以降であり、ファイルのサイズが「100KB」未満であり、ファイルの作成者が「aa」であり、ファイルの登録者が「aa」であり、ファイルの登録日が「2005年9月1日」以降であり、ファイルのオーナーが「xx」であることを示している。
配置条件データ22は、端末30から受信した電子メールの添付ファイルのうち、構成データ23に追加するファイルの属性と、この添付ファイルを記憶させる構成データ23における配置先のフォルダとを含むレコードを有する。
図10に、配置条件データ22の一例を示す。図10に示す一例では、配置条件データ22は、「配置先」、「ファイル名」、「ファイル名フラグ」、「拡張子」、「拡張子フラグ」、「作成日」、「作成日フラグ」、「更新日」、「更新日フラグ」、「サイズ」、「サイズフラグ」、「作成者」、「作成者フラグ」、「登録者」、「登録者フラグ」、「登録日」、「登録日フラグ」、「オーナー」及び「オーナーフラグ」を含むレコードを有している。
「配置先」の項目は、ファイルの配置先となるフォルダの識別子が実データとなる。配置条件データ22に含まれる「ファイル名」から「オーナーフラグ」の項目については、上述した選別条件データ21の各項目と同一である為、説明を省略する。
図10に示す配置条件データ22の1番目のレコードは、「フォルダC1」で識別されるフォルダを配置先として構成データ23に追加して記憶装置107に記憶させるファイルの条件である。この条件は、ファイル名が「AAA」であり、ファイルの拡張子が「doc」であり、ファイルの作成日が「2005年9月1日」以降であり、ファイルの更新日が「2005年9月1日」以降であり、ファイルのサイズが「100KB」未満であり、ファイルの作成者が「aa」であり、ファイルの登録者が「aa」であり、ファイルの登録日が「2005年9月1日」以降であり、ファイルのオーナーが「xx」である。
構成データ23は、規定の構成で対象となるファイルを記憶している。上述したように、構成データ23に含まれるファイルは、端末30aから構成管理装置10の受信部11が受信した電子メールの添付ファイルである。
図11に、構成データ23の構成の一例を示す。図11に示す一例では、構成データ23は、「フォルダA」の中に「フォルダB1」及び「フォルダB2」を有している。また、「フォルダB1」の中に「フォルダC1」及び「フォルダC2」を有し、「フォルダB2」の中に「フォルダD1」及び「フォルダD2」を有している。データの配置先となる各フォルダは、それぞれ配置されるファイルの条件が定められて配置条件データ22として記憶装置107に記憶されており、構成データ23を構成するファイルは、これらのフォルダに配置されて記憶装置107に記憶される。
履歴データ24a〜24cは、構成データ23として記憶装置107に記憶されるファイルの属性情報とファイルの更新の履歴を含むレコードを有する。以下の説明では、一つのフォルダに対して、一つの履歴データが生成される場合を例として説明する。従って、記憶装置107では、各フォルダに対して、履歴データが複数記憶されている。
図12に、履歴データ24aの一例を示す。図12に示す一例では、履歴データ24aは、ファイルの「ファイル名」、「バージョンNo.」、「拡張子」、「作成日」、「更新日」、「サイズ」、「作成者」、「登録者」、「登録日」、「オーナー」、「差分」及び「差分行番号」を含むレコードを有している。
「ファイル名」の項目は、ファイルを識別するファイル名が実データとなる。「バージョンNo.」の項目は、ファイルのバージョンの番号が実データとなり、更新される毎に番号が加算された値が番号となる。「拡張子」の項目は、ファイルの拡張子が実データとなる。
「作成日」の項目は、ファイルの作成日が実データとなる。なお、「作成日」に替えてファイルを作成した時刻情報を含む「作成日時」としても同様である。「更新日」の項目は、ファイルの更新日が実データとなる。なお、更新前のファイルである場合、「更新日」の項目は、「NULL」が実データとなる。また、「更新日」に替えてファイルを更新した時刻情報を含む「更新日時」としてもよい。
「サイズ」の項目は、ファイルのサイズが実データとなる。「作成者」の項目は、ファイルを作成した作成者の氏名やID等の識別子が実データとなる。「登録者」の項目は、ファイルを添付ファイルとして構成管理装置10に送信して登録した登録者の氏名やID等の識別子が実データとなる。
「登録日」の項目は、構成管理装置10が添付ファイル付きの電子メールを受信し、受信した電子メールの添付ファイルを構成データ23に追加して記憶装置107に記憶したファイルの登録日が実データとなる。なお、「登録日」に変えてファイルを登録した時刻情報を含む「登録日時」としてもよい。「オーナー」の項目は、ファイルを管理する管理者等の氏名やID等の識別子が実データとなる。
「差分」の項目は、ファイルが更新後のファイルである場合、更新前のデータと異なる部分が実データとなる。なお、更新前のファイルである場合、「差分」の項目は、「NULL」が実データとなる。「差分行番号」の項目は、ファイルが更新後のファイルである場合、更新前のデータと異なる行番号が実データとなる。なお、更新前のファイルである場合、「差分行番号」の項目は、「NULL」が実データとなる。
図12に示す1番目のレコードは、ファイル名が「AAA」のファイルに関する。このレコードでは、ファイル「AAA」のバージョンNo.が「1」であり、ファイルの拡張子が「doc」であり、ファイルの作成日が「2005年9月5日」であり、ファイルのサイズが「90KB」であり、ファイルの作成者が「aa」であり、ファイルの登録者が「aa」であり、ファイルの登録日が「2005年9月5日」であり、ファイルのオーナーが「xx」であるファイルが構成データ23に含まれて記憶装置107に記憶されていることを示している。
また、図12に示す2番目のレコードは、ファイル名が「AAA」のバージョン「2」に関するレコードである。このレコードでは、ファイルのサイズが「95KB」であり、ファイルの登録者が「aa」であり、ファイルの登録日が「2005年9月15日」であり、ファイルのオーナーが「xx」であり、更新前のファイルと更新後のファイルとの差分が「***」であり、更新前のファイルと更新後のファイルとの差分行番号が「***」であるファイルが構成データ23に含まれて記憶装置107に記憶されていることを示している。この2番目のレコードは、上述した1番目のレコードで特定されるファイルが更新された場合の履歴に関するレコードである。
なお、この図12に示した履歴データ24aは、フォルダC1に記憶されるファイルに関するデータを含むものである。この他、フォルダC2やフォルダD1に記憶されるファイルに関する履歴データ24bや履歴データ24c等の複数の履歴データも記憶しているが、上述した履歴データ24aと同様の構成である為、説明を省略する。また、図1では、履歴データ24a〜24cしか記載していないが、履歴データはフォルダの数有しているため、図1の数に限定されない。以下の説明では、便宜上、履歴データ24aを用いて説明するが、ディレクトリであるフォルダに対して履歴データ24bまたは履歴データ25c等の他の該当する履歴データで置き換えても同一である。
画面データ25は、端末の表示装置に表示させる表示画面を生成するデータを含む。例えば、画面データ25には、端末20a,40aからのアクセスの受付の可否を判定する際にログインIDやパスワードを入力させるために端末の表示装置にログイン画面を表示させるログイン画面データを含む。また、例えば、画面データ25には、構成管理装置10が端末30aから受信した電子メールの添付ファイルを構成データ23として記憶させるか否かを選別する選別条件を入力させるために端末20aの表示装置に選別条件入力画面を表示させる選別条件入力画面データを含む。さらに、例えば、画面データ25には、構成管理装置10が端末30aから受信した電子メールの添付ファイルを構成データ23として記憶させるフォルダを選別する配置条件を入力させるために端末20aの表示装置に配置条件入力画面を表示させる配置条件入力画面データを含む。また、例えば、画面データ25には、端末40aの入力装置を介して構成データ23として記憶されるファイルに関する情報を検索するための検索条件を入力する為に端末40aの表示装置に検索画面を表示させる検索画面データを含む。
なお、画面データ25は、端末の種別に応じて表示可能な複数のフォーマットでデータを有している。したがって、端末がPC、携帯電話機、PDFであっても、その他の情報処理端末であってもその端末に応じたフォーマットの画面データ25が読み出されて送信されるため、端末の表示装置に表示することが出来る。なお、端末の種別はアクセスリクエストに含まれており、データ送信部12は、端末で表示可能なフォーマットのデータを送信する。
ユーザデータ26は、構成管理装置10にアクセスが許可されるユーザのログインID及びパスワードが関連付けられている。
(条件データの記憶処理)
図13に示すフローチャートを用いて、構成管理システム1において、選別条件データ21及び配置条件データ22を構成管理装置10の記憶装置107に記憶させる処理を説明する。
構成管理装置10の受信部11は、端末20aから送信される条件データを変更するアクセスリクエストを待機している(S001)。受信部11がネットワーク50を介して端末20aから送信されたアクセスリクエストを受信すると(S001でYES)、ログイン画面データ送信手段12aは記憶装置107から画面データ25を読み出して、画面データ25から端末20aで表示可能なフォーマットのログイン画面データを抽出する(S002)。
その後、ログイン画面データ送信手段12aは、画面データ25から抽出したログイン画面データを、アクセスリクエストを送信した端末20aにネットワーク50を介して送信する(S003)。ステップS003でログイン画面データ送信手段12aがログイン画面データを送信すると、受信部11は端末20aから送信されるユーザID及びパスワードを待機する(S004)。
ステップS003で構成管理装置10が送信したログイン画面データを受信した端末20aは、受信したログイン画面データに基づいて端末20aの表示装置にログイン画面を表示し、端末20aの入力装置を介してログインID及びパスワードを入力させる。端末20aは、入力装置を介して入力されたログインID及びパスワードを通信制御装置により、ネットワーク50を介して構成管理装置10に送信する。
端末20aの表示装置に表示されるログイン画面(図示せず)は、ログインID入力部、パスワード入力部及びログインボタンを有している。端末20aの入力装置を介してログインID入力部にログインIDが入力されるとともに、パスワード入力部にパスワードが入力された後に、ログインボタンが押下されると、入力されたログインID及びパスワードは通信制御装置により、ネットワーク50を介して構成管理装置10に送信される。
端末20aから送信されたログインID及びパスワードを受信部11が受信すると(S004でYES)、判定部13は、記憶装置107からユーザデータ26を読み出し(S005)、受信部11が受信したログインID及びパスワードに基づいて、アクセスが正当であるか否かを判定する(S006)。具体的には、判定部13は、ユーザデータ26で、受信したログインID及びパスワードを関連付けられている場合、端末20aからのアクセスが正当であると判定する。一方、判定部13は、ユーザデータ26で、受信したログインID及びパスワードが関連付けられていない場合、アクセスが不当であると判定する。
ステップS006で判定部13がアクセスは不当であると判定した場合(S006でNO)、アクセスを継続することが出来ないため、判定部13は、ネットワーク50を介して端末20aにアクセスが不当である旨を通知するエラーメッセージを送信する(S007)。ステップS007でエラーメッセージを送信すると、ステップS001に戻り、再びアクセスリクエストを待機する。
一方、ステップS006で判定部13がアクセスは正当であると判定した場合(S006でYES)、アクセスを継続することが出来る。そのため、選別条件画面データ送信手段12bは、画面データ25を記憶装置107から読み出して、読み出した画面データ25から端末20aで表示可能なフォーマットの選別条件画面データを抽出する(S008)。
その後、選別条件画面データ送信手段12bは、ステップS007で画面データ25から抽出した選別条件画面データを、ネットワーク50を介して端末20aに送信する(S009)。ステップS009で選別条件画面データ送信手段12bが選別条件画面データを送信すると、受信部11は、端末20aから送信される選別条件を待機する(S010)。
ステップS009で構成管理装置10が送信した選別条件画面データを受信した端末20aは、受信した選別条件画面データに基づいて端末20aの表示装置に選別条件画面210を表示し、端末20aの入力装置を介して選別条件を入力させる。端末20aは、入力装置を介して入力された選別条件を通信制御装置により、ネットワーク50を介して構成管理装置10に送信する。
図14に、端末20aの表示装置に表示される選別条件画面210の一例を示す。選別条件画面データは、例えば、図14に示すような選別条件画面210を端末20aの表示装置に表示させるためのデータである。選別条件画面210は、条件内容入力部210a、篩い分け条件選択部210b及び登録ボタン210cを有している。条件内容入力部210aには、選別条件データの「ファイル名」や「拡張子」等の項目の実データとなる条件を入力する。篩い分け条件選択部210bは、「ファイル名」や「拡張子」等の項目のフラグである「ファイル名フラグ」や「拡張子フラグ」等の項目の実データとなる篩い分け条件を選択する。
例えば、図14に示すように「拡張子」についての篩い分け条件選択部210bは、「含む」及び「含まない」のいずれかを選択するが、「含む」を選択した場合、「拡張子フラグ」の項目の実データに「1」が設定される。一方、「含まない」を選択した場合、「拡張子フラグ」の項目の実データに「0」が設定される。登録ボタン210cを押下すると、条件内容入力部210aに入力された条件及び篩い分け条件選択部210bで選択された篩い分け条件を選別条件として構成管理装置10に送信する。
図15に、端末20aが携帯電話機である場合に、端末20aの表示装置に表示される選別条件画面310の一例を示す。選別条件画面データは、例えば、図14に示すような選別条件画面210の他に、図15に示すような選別条件画面310を端末20aの表示装置に表示させるためのデータもある。選別条件画面310は、条件内容入力部310a、篩い分け条件選択部310b及び登録ボタン310cを有している。条件内容入力部310a、篩い分け条件選択部310b及び登録ボタン310cは、それぞれ上述した条件内容入力部210a、篩い分け条件選択部210b及び登録ボタン210cと同一の機能を有するものであるため、説明を省略する。
なお、全ての条件内容入力部210aに条件を入力しなくてもよい。入力されない条件内容がある場合、この項目については条件は設定されない。
端末20aから送信された選別条件を受信部11が受信すると(S010でYES)、条件記憶処理部14の選別条件記憶処理手段14aは、受信した選別条件に基づいて新たなレコードを生成して選別条件データ21に追加して記憶装置107に記憶させる(S011)。
図16に、図3に示した選別条件データ21が更新された一例を示す。図16に示す選別条件データ21は、図14で示した選別条件画面210に入力される条件が登録された例である。この図16に示す選別条件データ21に新たに追加されたレコードでは、ステップS009で受信部11が受信した選別条件が、「ファイル名」の条件内容に「DDD」で篩い分け条件に「含む」、「拡張子」の条件内容に「doc」で篩い分け条件に「含まない」、「作成日」の条件内容に「2005年9月15日」で篩い分け条件に「前」、「更新日」の条件内容に「2005年9月15日」で篩い分け条件に「前」、「サイズ」の条件内容に「150(KB)」で篩い分け条件に「以上」、「作成者」の条件内容に「dd」で篩い分け条件に「含む」、「登録者」の条件内容に「dd」で篩い分け条件に「含む」、「登録日」の条件内容に「2005年9月15日」で篩い分け条件に「前」、「オーナー」の条件内容に「zz」で篩い分け条件に「含む」を特定する一例である。
具体的にこの選別条件データ21に新たに追加されたレコードでは、ファイル名が「DDD」であり、拡張子が「doc」以外であり、作成日が「2005年9月15日」より前であり、更新日が「2005年9月15日」より前であり、サイズが「150(KB)」以上であり、作成者が「dd」であり、登録者が「dd」であり、登録日が「2005年9月15日」より前であり、オーナーが「zz」であるファイルを選別することを示している。
なお、選別条件画面210の条件内容入力部210aに条件が入力されなかった項目があった場合、この項目の実データは「NULL」となる。
続いて、配置条件画面データ送信手段12cは、画面データ25を記憶装置107から読み出して、画面データ25から端末20aで表示可能なフォーマットの配置条件画面データを抽出する(S012)。
その後、配置条件画面データ送信手段12cは、画面データ25から抽出した配置条件画面データを、端末20aに送信する(S013)。配置条件画面データ送信手段12cが配置条件画面データを送信すると、受信部11は、端末20aから送信される配置条件の受信を待機する(S014)。
ステップS012で構成管理装置10から送信された配置条件画面データを受信した端末20aは、受信した配置条件画面データに基づいて端末20aの表示装置に配置条件画面220を表示させ、端末20aの入力装置を介して配置条件を入力させる。入力された配置条件は、端末20aの通信制御装置により、ネットワーク50を介して構成管理装置10に送信する。
図17に、端末20aの表示装置に表示される配置条件画面220の一例を示す。配置画面データは、例えば、図17に示すような配置条件画面220を端末20aの表示装置に表示させるためのデータである。配置条件画面220は、条件内容入力部220a、篩い分け条件選択部220b及び登録ボタン220cを有している。条件内容入力部220aには、配置条件データの「配置先」や「ファイル名」等の項目の実データとなる条件を入力する。篩い分け条件選択部220bは、図14を用いて上述した篩い分け条件選択部210bと同様に、「ファイル名」や「拡張子」等の項目のフラグの実データとなる篩い分け条件を選択する。登録ボタン220cを押下すると、条件内容入力部220aに入力された条件及び篩い分け条件選択部220bで選択された篩い分け条件を配置条件として構成管理装置10に送信する。なお、全ての条件内容入力部210aに条件を入力しなくてもよい。入力されない条件内容がある場合、この項目については条件は設定されない。
図18に、端末20aが携帯電話機である場合に、端末20aの表示装置に表示される配置条件画面320の一例を示す。配置画面データは、例えば、図17に示すような配置条件画面220の他に、図18に示すような配置条件画面320を端末20aの表示装置に表示させるためのデータもある。配置条件画面320は、条件内容入力部320a、篩い分け条件選択部320b及び登録ボタン220cを有している。条件内容入力部320a、篩い分け条件選択部320b及び登録ボタン320cは、それぞれ上述した条件内容入力部220a、篩い分け条件選択部220b及び登録ボタン220cと同一の機能を有するものであるため、説明を省略する。
端末20aから送信された配置条件を受信部11が受信すると(S014でYES)、条件記憶処理部14の配置条件記憶処理手段14bは受信した配置条件に基づいて新たなレコードを生成して配置条件データ22に追加して記憶装置107に記憶させる(S015)。ステップS015で生成したレコードを配置条件データ22に追加して記憶装置107に記憶すると、ステップS001に戻り、再びアクセスリクエストを待機する。
図19に、図4に示した配置条件データ22が更新された一例を示す。図19に示す配置条件データ22は、ステップS014で受信部11が受信した配置条件が、「ファイル名」の条件内容に「DDD」で篩い分け条件に「含む」、「配置先」の条件内容に「フォルダC4」、「拡張子」の条件内容に「doc」で篩い分け条件に「含まない」、「作成日」の条件内容に「2005年9月15日」で篩い分け条件に「前」、「更新日」の条件内容に「2005年9月15日」で篩い分け条件に「前」、「サイズ」の条件内容に「150(KB)」で篩い分け条件に「以上」、「作成者」の条件内容に「dd」で篩い分け条件に「含む」、「登録者」の条件内容に「dd」で篩い分け条件に「含む」、「登録日」の条件内容に「2005年9月15日」で篩い分け条件に「前」、「オーナー」の条件内容に「zz」で篩い分け条件に「含む」を特定する一例である。
なお、選別条件画面210の条件内容入力部210aに条件が入力されなかった項目があった場合、この項目の実データは「NULL」となる。
上述したように本発明の構成管理システム1によれば、種々の情報処理端末から構成データ23に登録するファイルの条件を設定することが出来る。
(登録処理)
図20に示すフローチャートを用いて、構成管理システム1において、新たなファイルを構成データ23に追加して構成管理装置10の記憶装置107に記憶させる処理を説明する。
構成管理装置10の受信部11は、端末30aからネットワーク50を介して送信されるファイルが添付される電子メールを待機している(S101)。
受信部11が端末30aから送信されたファイルが添付される電子メールを受信すると(S101でYES)、選別部15の読出手段15aは、選別条件データ21を記憶装置107から読み出す(S102)。続いて、検索手段15bは、ステップS101で受信部11が受信した電子メールの添付ファイルの属性に該当するレコードをステップS102で読み出した選別条件データ21から検索する(S103)。ここで、添付ファイルの属性は、上述したように、添付ファイル内の定められた位置に含まれていたり、ファイルを添付する電子メールの定められた位置に含まれている。
ステップS103の検索手段15bにおける検索の結果、受信した電子メールの添付ファイルの属性に該当するレコードが選別条件データ21に含まれていない場合(S104でNO)、通知手段15cは、ネットワーク50を介して端末30aにエラーメッセージデータを送信する(S105)。ステップS105でエラーメッセージデータを送信すると、登録処理はステップS101に戻る。
一方、検索手段15bにおける検索の結果、添付ファイルの属性に該当するレコードが選別条件データ21に含まれていた場合(S104でYES)、配置部16の読出手段16aは、配置条件データ22を記憶装置107から読み出す(S106)。
続いて、検索手段16bは、受信部11が受信した電子メールの添付ファイルの属性に該当するレコードをステップS106で読み出した配置条件データ22から検索する(S107)。
ステップS107の検索手段16bにおける検索の結果、添付ファイルに該当するレコードが配置条件データ22に含まれていない場合(S108でNO)、通知手段16cは、ネットワーク50を介して端末30aにエラーメッセージデータを送信する(S109)。ステップS109でエラーメッセージデータを送信すると、登録処理はステップS101に戻る。また、ステップS109で送信されるメッセージデータは、エラーメッセージの代わりに、別の配置先となるフォルダの作成を促すメッセージにすることもできる。
一方、検索手段16bにおける検索の結果、添付ファイルの属性に該当するレコードが配置条件データ22に含まれていた場合(S108でYES)、データ記憶処理手段16dは、レコードに含まれる「配置先」の項目の実データであるフォルダの識別子で識別されるフォルダを添付ファイルの配置先のフォルダとして決定し(S110)、構成データ23のステップS110で決定した配置先であるフォルダに受信部11が添付ファイルを追加して記憶装置107に記憶する(S111)。
ステップS111で添付ファイルが構成データ23に追加して記憶されると、履歴管理部17のデータ生成手段17aは、ファイルの記憶の履歴に関する情報を含むレコードを生成して新たに履歴データ24aを生成し、記憶処理手段17bは記憶装置107に記憶する(S112)。
図21に、新たに履歴データ24bが生成された一例を示す。図21に示す履歴データ24bでは、新たに追加されたファイルは、ファイル名が「BBB」、バージョンNo.が「1」、拡張子が「doc」、作成日が「2005年9月20日」、サイズが「100KB」、作成者が「bb」、登録者が「bb」、登録日が「2005年9月20日」、オーナーが「xx」であることを示している。
ステップS112で履歴データ24bが生成されて記憶装置107に記憶されると、履歴管理部17の通知手段17cは、端末30aに完了通知を送信する(S113)。ステップS113で完了通知を送信すると、登録処理はステップS101に戻る。
上述したように、本発明の最良の実施の形態に係る構成管理システムによれば、構成管理装置が端末からファイルが添付される電子メールを受信すると、この添付ファイルを記憶させるディレクトリを検索し、検索されたディレクトリに受信した添付ファイルを記憶させる。これにより、受信された電子メールに添付されるファイルを自動で記憶装置に記憶させることができる。
(検索処理)
図22に示すフローチャートを用いて、構成管理システム1において、新たなファイルを構成データ23に追加して構成管理装置10の記憶装置107に記憶させる処理を説明する。
構成管理装置10の受信部11は、端末40aから送信される検索のアクセスを待機している(S201)。受信部11が端末40aから送信された検索のアクセスを受信すると(S201でYES)、ログイン画面データ送信手段12aは、画面データ25を記憶装置107から読み出して、画面データ25から端末40aで表示可能なフォーマットのログイン画面データを抽出する(S202)。その後、ログイン画面データ送信手段12aは、ステップS202で画面データ25から抽出したログイン画面データを、ネットワーク50を介して端末40aに送信する(S203)。その後、受信部11は、端末40aからネットワーク50を介して送信されるユーザID及びパスワードを待機する(S204)。
ステップS203で構成管理装置10から送信されたログイン画面データを受信した端末40aは、受信したログイン画面データに基づいて端末40aの表示装置にログイン画面を表示し、端末40aの入力装置を介してログインID及びパスワードを入力させる。端末40aは、入力装置を介して入力されたログインID及びパスワードを通信制御装置により、ネットワーク50を介して構成管理装置10に送信する。
受信部11が、端末40aから送信されたユーザID及びパスワードを受信すると(S204でYES)、判定部13は、ユーザデータ26を記憶装置107から読み出して(S205)、端末40aからのアクセスが正当であるか否かを判定する(S206)。具体的には、図13に示したフローチャートのステップS006と同様に、判定部13は、ユーザデータ26で、受信したログインID及びパスワードが関連付けられている場合、アクセスが正当であると判定する。一方、判定部13は、ユーザデータ26で、受信したログインID及びパスワードが関連付けられていない場合、アクセスが不当であると判定する。
判定部13における判定の結果、端末40aからのアクセスが正当でない場合(S206でNO)、検索部18は、エラーメッセージを送信する(S207)。
一方、判定部13における判定の結果、端末40aからのアクセスが正当な場合(S206でYES)、検索画面データ送信手段12dは、画面データ25を記憶装置107から読み出し、画面データ25から端末40aで表示可能なフォーマットの検索画面データを抽出する(S208)。
その後、検索画面データ送信手段12dは、ステップS208で画面データ25から抽出した検索画面データを端末40aに送信する(S209)。続いて、受信部11は、端末40aから送信される検索条件を待機する(S210)。
ステップS210で構成管理装置10が送信した検索画面データを受信した端末40aは、受信した検索画面データに基づいて端末40aの表示装置に検索画面230を表示させ、端末40aの入力装置を介して検索を入力させる。入力された検索条件は、端末40aの通信制御装置により、ネットワーク50を介して構成管理装置10に送信する。
図23に、端末40aの表示装置に表示される検索画面230の一例を示す。検索画面データは、例えば、図23に示すような検索画面230を端末40aの表示装置に表示させるためのデータである。検索画面230は条件内容入力部230a、優先度選択部230b及び検索ボタン230cを有している。検索画面230の条件内容入力部230aに端末40aの入力装置を介して検索条件が入力されるとともに優先度選択ボタン230bで優先度が選択された後に、端末40aの入力装置を介して検索ボタン230cが押下されると、入力された検索条件は構成管理装置10に送信される。
図24に、端末40aが携帯電話機である場合に端末40aの表示装置に表示される検索画面330の一例を示す。検索画面データは、例えば、図23に示すような検索画面230の他に、図24に示すような検索画面330を端末40aの表示装置に表示させるためのデータもある。検索画面330は条件内容入力部330a、優先度選択部330b及び検索ボタン330cを有している。条件内容入力部330a、優先度選択部330b及び検索ボタン330cは、それぞれ上述して条件内容入力部230a、優先度選択部230b及び検索ボタン230cと同一な機能を有しているため、説明を省略する。
ここで、条件内容入力部230aには検索されるファイルの検索条件が入力される。また、各項目の条件内容入力部230aに対応する優先度選択部230bは、ファイルを検索する際にこの対応する項目の検索条件の優先度が選択される。ファイルの検索の際には、各項目の優先度を反映し、優先度の高い項目の検索条件を優先して検索する。なお、条件内容入力部230aには、ユーザが入力可能な検索条件の項目のみを入力すればよく、必ずしも全ての項目に検索条件を入力すればよい。
受信部11が、端末40aから送信された検索条件を受信すると(S210でYES)、検索部18の読出手段18aは履歴データ24aを記憶装置107から読み出す(S211)。
その後、検索部18の検索手段18bはステップS211で読み出した履歴データ24aから受信部11が受信した検索条件に適合するレコードを検索する(S212)。
ここで、条件内容入力部230aの全ての項目に検索条件が入力されなかった場合、入力された検索条件のみに基づいて検索がされるため、入力された検索条件を満たすレコードが全て検索される。
続いて、検索部18の生成手段18cは、ステップS212における検索の結果に基づいて、端末40aで表示可能なフォーマットの検索結果画面を端末40aの表示装置に表示させる検索結果データを生成する(S213)。
その後、検索結果データ送信手段12eは、ステップS213で生成した検索結果データを端末40aに送信する(S214)。
なお、ステップS214で構成管理装置10から送信された検索結果データを受信した端末40aは、受信した検索結果データに基づいて端末40aの表示装置に検索結果画面204を表示させる。
図25に、端末20aの表示装置に表示される検索結果画面240の一例を示す。検索結果データは、例えば、図25に示すような検索結果画面240を端末40aの表示装置に表示させるためのデータである。検索結果画面240は、リスト表示部240aを有している。リスト表示部240aは、構成管理装置10におけるステップS212において検索されたレコードのデータで構成される。
上述したように、本発明の最良の実施の形態に係る構成管理システムによれば、構成管理装置が端末からファイルの検索条件を受信すると、この検索条件に構成データとして記憶しているファイルの情報である履歴データから該当するファイルを検索する。これにより、受信した検索条件に該当するファイルを自動で容易に検索することができる。また、検索結果としてファイルが更新された場合の更新前と更新後の「差分」となる情報の内容や、「差分」となる情報の行番号を表示することにより、更新の履歴についても詳細に把握することが出来る。
(変形例)
なお、図23に示した検索画面230において、各「条件内容」に対して「優先度」を設定したが、優先度に応じて、優先度に低い「条件内容」については、満たさない場合でも、受信した検索条件である「条件内容」に対する「優先度」が高いファイルに関するレコードを検索結果としても良い。
例えば、検索条件として、「ファイル名」の条件内容が「AAA」、優先度が「1」であり、「拡張子」の条件内容が「doc」であり、優先度が「2」であり、「オーナー」の条件内容が「yy」であり、優先度が「3」であり、他に条件内容がない場合を例とする。このとき、「ファイル名」が「AAA」であり、「拡張子」が「doc」であり、「オーナー」が「yy」であるレコードが履歴データ24aから検索されないが、「ファイル名」が「AAA」であり、「拡張子」が「doc」であり、優先度が最も低い「オーナー」が条件と異なる「xx」であるレコードが履歴データ24aから検索されたとする。この場合、検索された「ファイル名」が「AAA」であり、「拡張子」が「doc」であり、「オーナー」が「xx」であるレコードを検索結果とすることになる。
上述したように、本発明の変形例に係る構成管理システムによれば、検索条件に適合するファイルに関する情報が履歴データから検索されない場合であっても、検索条件に近い条件のファイルに関する情報を得ることが出来る。
上記のように、本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明に記載した事項と自明な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の最良の実施の形態に係る構成管理システムを説明する図。 本発明の最良の実施の形態に係る構成管理プログラムを実行する構成管理装置のハードウェア構成図。 構成管理装置のデータ送信部の詳細を説明するブロック図。 構成管理装置の記憶処理部の詳細を説明するブロック図。 構成管理装置の選別部の詳細を説明するブロック図。 構成管理装置の配置部の詳細を説明するブロック図。 構成管理装置の履歴管理部の詳細を説明するブロック図。 構成管理装置の検索部の詳細を説明するブロック図。 構成管理装置で記憶する選別条件データの一例。 構成管理装置で記憶する配置条件データの一例。 構成管理装置で記憶する構成データの記憶構成の一例。 構成管理装置で記憶する履歴データの一例。 構成管理装置において条件データの記憶処理を説明するフローチャート。 構成管理システムで接続される端末の表示装置に表示される選別条件画面の一例。 構成管理システムで接続される端末の表示装置に表示される選別条件画面の他の例。 図3の選別条件データが更新された一例。 構成管理システムで接続される端末の表示装置に表示される配置条件画面の一例。 構成管理システムで接続される端末の表示装置に表示される配置条件画面の他の例。 図4の配置条件データが更新された一例。 構成管理装置において新たな添付ファイルを構成データに追加する構成データの記憶処理を説明するフローチャート。 構成管理装置で記憶する履歴データの他の例。 構成管理装置における検索処理を説明するフローチャート。 構成管理システムで接続される端末の表示装置に表示される検索画面の一例。 構成管理システムで接続される端末の表示装置に表示される検索画面の他の例。 構成管理システムで接続される端末の表示装置に表示される検索結果画面の一例。
符号の説明
1…構成管理システム
10…構成管理装置
11…受信部
12…データ送信部
12a…ログイン画面データ送信手段
12b…選別条件画面データ送信手段
12c…配置条件画面データ送信手段
12d…検索画面データ送信手段
12e…検索結果データ送信手段
13…判定部
14…条件記憶処理部
14a…選別条件記憶処理手段
14b…配置条件記憶処理手段
15…選別部
15a…読出手段
15b…検索手段
15c…通知手段
16…配置部
16a…読出手段
16b…検索手段
16c…通知手段
16d…データ記憶処理手段
17…履歴管理部
17a…データ生成手段
17b…記憶処理手段
17c…通知手段
18…検索部
18a…読出手段
18b…検索手段
18c…生成手段
20a,30a,30b,40a,40b…端末
21…選別条件データ
22…配置条件データ
23…構成データ
24a〜24c…履歴データ
25…画面データ
26…ユーザデータ
50…ネットワーク
101…中央処理制御装置
102…ROM
103…RAM
104…入力装置
105…表示装置
106…通信制御装置
107…記憶装置
108…リムーバブルディスク
109…入出力インタフェース
110…バス
210,310…選別条件画面
210a,310a…条件内容入力部
210b,310b…条件選択部
210c,310c…登録ボタン
220,320…配置条件画面
220a,320a…条件内容入力部
220b,320b…条件選択部
220c,320c…登録ボタン

Claims (9)

  1. ファイルが添付された電子メールを送信する端末と、
    ファイルを記憶するディレクトリを識別するディレクトリ識別子と前記ディレクトリに記憶するファイルの属性の閾値とを関連付けるレコードを有する配置条件データを記憶装置に記憶する配置条件記憶処理部と、
    前記端末から受信した前記電子メールに添付されたファイルの属性の閾値を満たすレコードを、前記配置条件データから検索し、当該検索されたレコードに含まれるディレクトリ識別子で識別されるディレクトリに、前記添付されたファイルを追加するデータ記憶処理部と、
    前記端末から受信した電子メールに添付されたファイルの識別子と前記ファイルの識別子で識別されるファイルの属性とを関連付ける履歴データとして記憶装置に記憶させる履歴管理部とを有する構成管理装置
    を備えることを特徴とする構成管理システム。
  2. ファイルを記憶するディレクトリを識別するディレクトリ識別子と前記ディレクトリに記憶するファイルの属性の閾値とを関連付けるレコードを有する配置条件データを記憶装置から読み出す読出ステップと、
    端末から受信した電子メールに添付されたファイルの属性の閾値を満たすレコードを、前記配置条件データから検索し、当該検索されたレコードに含まれるディレクトリ識別子で識別されるディレクトリに、前記添付されたファイルを追加する記憶処理ステップと、
    を有することを特徴とする構成管理方法。
  3. 前記端末から受信した前記電子メールに添付されたファイルの識別子と前記ファイルの識別子で識別されるファイルの属性とを関連付ける履歴データとして記憶装置に記憶させる履歴管理ステップを有する請求項2記載の構成管理方法。
  4. 接続される端末からファイルを検索する検索条件を含む検索リクエストを受信すると、
    画面データが記憶される記憶装置から、前記端末の表示部にファイルの検索条件を入力させるための検索画面を表示する検索画面データを抽出して、この抽出した前記画面データを前記端末に送信する検索画面データ送信ステップと、
    前記記憶装置内の履歴データから前記ファイル検索リストに含まれる検索条件に適合するレコードを検索する検索ステップと、
    前記検索された前記レコードに基づいて、前記端末の表示部に当該レコードの情報を含む検索結果画面を表示する検索結果データを生成する生成ステップと、
    前記生成した前記検索結果データを前記端末に送信する検索結果データ送信ステップと、
    を有する請求項2記載の構成管理方法。
  5. 前記検索条件はファイルの属性に関連付ける優先度を含み、
    前記検索ステップは、前記検索条件を満たすレコードが前記履歴データから検索されない場合、前記優先度の高い属性を満たすレコードを検索することを特徴とする請求項4記載の構成管理方法。
  6. ファイルを記憶するディレクトリを識別するディレクトリ識別子と前記ディレクトリに記憶するファイルの属性の閾値とを関連付けるレコードを有する配置条件データを記憶装置から読み出す読出ステップと、
    端末から受信した電子メールに添付されたファイルの属性の閾値を満たすレコードを、前記配置条件データから検索し、当該検索されたレコードに含まれるディレクトリ識別子で識別されるディレクトリに、前記添付されたファイルを追加する記憶処理ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする構成管理プログラム。
  7. 前記端末から受信した前記電子メールに添付されたファイルの識別子と前記ファイルの識別子で識別されるファイルの属性とを関連付ける履歴データとして記憶装置に記憶させる履歴管理ステップを有する請求項6記載の構成管理プログラム。
  8. 接続される端末からファイルを検索する検索条件を含む検索リクエストを受信すると、
    画像データが記憶される記憶装置から、前記端末の表示部にファイルの検索条件を入力させるための検索画面を表示する検索画面データを抽出して、この抽出した前記画面データを前記端末に送信する検索画面データ送信ステップと、
    前記記憶装置内の履歴データから前記ファイル検索リストに含まれる検索条件に適合するレコードを検索する検索ステップと、
    前記検索された前記レコードに基づいて、前記端末の表示部に当該検索ステップで検索された前記レコードの情報を含む検索結果画面を表示する検索結果データを生成する生成ステップと、
    前記生成した前記検索結果データを前記端末に送信する検索結果データ送信ステップと、
    を有する請求項6記載の構成管理プログラム。
  9. 前記検索条件はファイルの属性に関連付ける優先度を含み、
    前記検索ステップは、前記検索条件を満たすレコードが前記履歴データから検索されない場合、前記優先度の高い属性を満たすレコードを検索することを特徴とする請求項8記載の構成管理プログラム。
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US8306957B2 (en) 2010-02-18 2012-11-06 Fuji Xerox Co., Ltd. Information managing apparatus and computer-readable medium in a multi-layer file system
JP2013045231A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Nintendo Co Ltd 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、サーバプログラム、サーバ装置、および、サーバシステム

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