JP2002358322A - 情報収集システム、プログラム、情報収集方法 - Google Patents

情報収集システム、プログラム、情報収集方法

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JP2002358322A
JP2002358322A JP2001168395A JP2001168395A JP2002358322A JP 2002358322 A JP2002358322 A JP 2002358322A JP 2001168395 A JP2001168395 A JP 2001168395A JP 2001168395 A JP2001168395 A JP 2001168395A JP 2002358322 A JP2002358322 A JP 2002358322A
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JP2001168395A
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Hideki Kato
秀樹 加藤
Koichi Nomura
浩一 野村
Tsugio Nakanishi
次夫 中西
Kyoko Moriguchi
恭子 森口
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを利用した質問(問合せ)に対
する解答情報の収集を効率的に行うと共に、問合せに対
して一定品質の情報を収集できるようにする。 【解決手段】 この情報収集システムのコンピュータ1
0は、入力部11からの質問や問合せに対する解答情報
を受信する情報受信機能22、質問に対しQ&Aリスト
データベース13あるいは技術者マップデータベース1
4を検索する検索機能23、質問からキーワードを抽出
する構文解析機能24、キーワードを基に各情報収集手
段の問合せ形式の情報へフォーマット変換するフォーマ
ット機能25、公開質問機能26、各情報収集手段に対
し、形式変換された質問をスケジュールに従って行うス
ケジュール管理機能27とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインターネ
ットあるいはイントラネットなどのネットワークを利用
して技術的な問合せを行い解答を得るための情報収集シ
ステム、プログラム、情報収集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットなどのネットワー
クを利用して技術的な問合せを行うには、(1)電子メ
ールを利用する方法、(2)ネット上に公開されている
掲示板を利用する解答を書き込んでもらう方法、(3)
ネット上に公開されているFAQサイトを利用する方法な
ど、さまざまな方法がある。
【0003】(1)の方法の場合、電子メールを送る送
信先について個人的な繋がりから技術の分かる人に電子
メールを送るようにする。
【0004】(2)の方法の場合、インターネット上の
Webサイトなどの掲示板に質問内容を入力して待機し、W
ebサイトにアクセスしその掲示板を見た不特定多数の一
般の人に解答を書き込んでもらい、質問者は、掲示板を
こまめにチェックすることで情報を入手する。
【0005】(3)質問者は、パソコンなどから、技術
関連FAQを持つインターネット上のWebサイト、つまりFA
Qサイトにアクセスし、問合せ技術のキーワードの入力
を行って該当質問&解答となるものが存在するかどうか
検索する。
【0006】しかしながら、このようにネットワークを
利用した情報の入手方法は、いろいろあるものの、上記
(1)、(2)、(3)などの各情報入手方法毎に、一
々、問合せから解答情報の入手まで同じような手順を繰
り返し行う必要があり、質問する側としては、非常に手
間と時間のかかる作業であった。
【0007】また、技術の専門性が高い人へ直接問合せ
る場合は、問合せ者の人脈や特定の範囲の人に限定され
てしまい、質という点でも得られる情報に限界がある。
【0008】それに加え、情報の入手先や入手方法につ
いても個人によって差がでてしまい、例えば初めてその
ような作業を行うものにとっては非効率的であり、希望
の解答情報を得るためのFAQサイトや掲示板自体を探し
出せないこともある。このような方法で問合せに対する
解答情報を探し出すことは非効率的であり、個人によっ
ても解答情報のばらつきが発生してしまうなどの問題が
生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように上記
(1)、(2)、(3)などの情報入手方法の場合、同
一質問でも別々に実施する必要があるため、問合せ作業
等に時間がかかり効率が悪いという問題がある。
【0010】また、情報の入手範囲を広げると、解答情
報が得られたかどうか、それぞれを確認する必要があ
り、これもまた手間がかかる作業である。それに加え、
情報の入手方法や収集範囲でも個人差がでてしまい、実
際に該当する解答があったとしてもそれを見つけ出すこ
とができないことも多い。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、問合せに対する解答情報の収集を効率
的に行うと共に、問合せに対して一定品質の情報を収集
することのできる情報収集システム、プログラム、情報
収集方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の情報収集システムは、ネ
ットワーク上に存在する複数の情報収集手段から情報を
収集する情報収集システムにおいて、質問を入力する質
問入力手段と、前記質問入力手段から入力された質問を
前記各情報収集手段に適合した問合せ形式に変換する変
換手段と、前記各情報収集手段に対し、前記変換手段に
より変換された各問合せ形式で問合せを行う自動問合せ
手段とを具備したことを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明の情報収集システム
は、ネットワーク上に存在する複数の情報収集手段から
情報を収集する情報収集システムにおいて、前記各情報
収集手段に対する問合せのスケジュール情報が登録され
たスケジュールデータベースと、質問を入力する質問入
力手段と、前記質問入力手段から入力された質問を前記
各情報収集手段に適合した問合せ形式に変換する変換手
段と、前記各情報収集手段に対し、前記スケジュールデ
ータベースのスケジュール情報に基づいて前記変換手段
により変換された各問合せ形式で問合せを行う自動問合
せ手段とを具備したことを特徴としている。
【0014】請求項3記載の発明の情報収集システム
は、ネットワーク上に存在する複数の情報収集手段から
情報を収集する情報収集システムにおいて、質問を入力
する質問入力手段と、前記質問入力手段から入力された
質問からキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードを
基に、前記質問を前記各情報収集手段に適合した問合せ
形式に変換する変換手段と、前記各情報収集手段に対
し、前記変換手段により変換された各問合せ形式で問合
せを行う自動問合せ手段とを具備したことを特徴として
いる。
【0015】請求項4記載の発明の情報収集システム
は、ネットワーク上に存在する複数の情報収集手段から
情報を収集する情報収集システムにおいて、前記各情報
収集手段に対する問合せのスケジュール情報が登録され
たスケジュールデータベースと、質問を入力する質問入
力手段と、前記質問入力手段から入力された質問を前記
各情報収集手段に適合した問合せ形式に変換する変換手
段と、前記各情報収集手段に対し、前記スケジュールデ
ータベースのスケジュール情報に基づいて前記変換手段
により変換された各問合せ形式で問合せを行う自動問合
せ手段と、前記自動問合せ手段により問合せに対して収
集された解答情報をキーワードに関連付けて蓄積するQ
&Aリストデータベースと、前記Q&Aリストデータベ
ースに蓄積された解答情報について、情報入手先、情報
入手までの経過時間を収集実績として蓄積する収集実績
データベースと、前記収集実績データベースの収集実績
に基づいて、前記スケジュールデータベースのスケジュ
ール情報を更新する手段とを具備したことを特徴として
いる。
【0016】請求項5記載の発明の情報収集システム
は、ネットワーク上に存在する複数の情報収集手段から
情報を収集する情報収集システムにおいて、前記複数の
情報収集手段から収集した解答情報をキーワードに対応
付けて蓄積したQ&Aリストデータベースと、質問を入
力する質問入力手段と、前記質問入力手段から入力され
た質問からキーワードを抽出するキーワード抽出手段
と、前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワー
ドを基に、前記Q&Aリストデータベースから該当する
解答情報を検索する検索手段と、前記質問を前記各情報
収集手段に適合した問合せ形式に変換する変換手段と、
前記各情報収集手段に対し、前記変換手段により変換さ
れた各問合せ形式で問合せを行う自動問合せ手段と、前
記自動問合せ手段および検索手段により収集された解答
情報にて前記Q&Aリストデータベースを更新する手段
とを具備したことを特徴としている。
【0017】請求項6記載の発明のプログラムは、ネッ
トワーク上に存在する複数の情報収集手段から情報を収
集するコンピュータに処理を実行させるプログラムであ
って、前記コンピュータを、質問を入力する質問入力手
段と、前記質問入力手段から入力された質問を前記各情
報収集手段に適合した問合せ形式に変換する変換手段
と、前記各情報収集手段に対し、前記変換手段により変
換された各問合せ形式で問合せを行う自動問合せ手段と
して機能させるためのプログラムである。
【0018】請求項7記載の発明の情報収集方法は、ネ
ットワーク上に存在する複数の情報収集手段からコンピ
ュータを用いて情報を収集する情報収集方法において、
前記コンピュータに質問を入力する段階と、前記入力さ
れた質問を前記コンピュータが前記各情報収集手段に適
合した問合せ形式に変換する段階と、前記各情報収集手
段に対し、前記コンピュータが変換した各問合せ形式で
問合せを行う段階とを有することを特徴としている。
【0019】請求項1,6,7記載の発明では、ネット
ワーク上に複数の情報収集手段が存在する場合、質問者
が質問入力手段から質問を入力すると、変換手段がその
質問を各情報収集手段に適合した問合せ形式に変換し、
自動問合せ手段がそれぞれの情報収集手段に対して各問
合せ形式で問合せを行うので、質問者は、質問を一度入
力するだけで、複数の異なる情報収集手段に問合せが行
えるようになり、問合せに対する解答情報の収集を効率
的に行うことができる。つまり、本発明では、入力され
た質問を自動的に異なる情報収集手段に適した問合せデ
ータに変換し、自動的に問合せを行うので、解答を効率
的に収集することができる。なお、情報収集手段として
は、例えば電子メールでの問合せやWeb上に公開され
ている公開質問板(掲示板)などである。
【0020】請求項2記載の発明では、質問者が質問入
力手段から質問を入力すると、変換手段がその質問を各
情報収集手段に適合した問合せ形式に変換し、その後、
自動問合せ手段がスケジュールデータベースのスケジュ
ール情報に基づいて各問合せ形式で問合せを行うので、
各情報収集手段に適したタイミングで問合せが行え、解
答情報の収集を早めたりすることができる。
【0021】請求項3記載の発明では、キーワード抽出
手段は、質問入力手段から入力された質問からキーワー
ドを抽出し、変換手段がそのキーワードを基に、質問を
各情報収集手段に適合した問合せ形式に変換し、自動問
合せ手段が各情報収集手段に対し、変換された各問合せ
形式で問合せを行うので、質問者は、通常、自分が思う
文章の形態で質問を行えるようになり、検索キーワード
などが分からなくても、解答情報を収集することができ
る。
【0022】請求項4記載の発明では、変換手段は、質
問入力手段から入力された質問を各情報収集手段に適合
した問合せ形式に変換し、自動問合せ手段は、情報収集
手段に対し、スケジュールデータベースのスケジュール
情報に基づいて、変換手段によって変換された各問合せ
形式で問合せを行う。そして、この問合せに対して収集
された解答情報は、キーワードに関連付けてQ&Aリス
トデータベースに蓄積される。Q&Aリストデータベー
スに解答情報を蓄積する際に、解答情報について、情報
入手先、情報入手までの経過時間を収集実績として収集
実績データベースに蓄積する。そして、収集実績データ
ベースの収集実績に基づいて、スケジュールデータベー
スのスケジュール情報を更新するので、常に最適なスケ
ジュールで解答情報を収集することができる。例えば各
情報収集手段に対する問合せのスケジュールを質問の技
術分野毎に動的に変化させることで、解答情報がより得
やすくなる。
【0023】請求項5記載の発明では、キーワード抽出
手段が、質問入力手段から入力された質問からキーワー
ドを抽出し、検索手段が、抽出されたキーワードを基
に、Q&Aリストデータベースから該当する解答情報を
検索するので、ネットワーク上の各情報収集手段に問合
せを行うことなく情報を収集できる。また、既に検索キ
ーワードとして登録されたものを使うのではなく、問合
せ本文に対して自'然言語による構文解析処理を実行し
て、抽出されたキーワードを検索キーワードとして使用
し、Q&Aリストデータベースから解答情報を収集するの
で、質問者は、検索キーワードを知らなくても質問が行
え、質問の入力が簡単になる。さらに、検索手段により
検索されなかった場合も検索と同時に、質問が変換手段
によって各情報収集手段に適合した問合せ形式に変換さ
れた後、自動問合せ手段により各情報収集手段の問合せ
形式で問合せが行われるので、解答情報が得られる確率
が高くなる。また、これらの自動問合せ手段および検索
手段により収集された解答情報にてQ&Aリストデータ
ベースが更新されるので、Q&Aリストデータベースに
は、常に最新の解答情報がリストアップされる。
【0024】すなわち、本発明では、入力された質問に
対し、ネットワーク上に存在する複数の情報収集手段に
対する解答情報の収集手順を自動的に制御して解答情報
を入手できる。解答情報の入手方法やその組合せの自動
判断、入手方法別の問合せ形式への自動変換、個人への
問合せ手順での自動宛先選択、問合せ情報のキーワード
自然言語探索などの機能を組み合わせて問合せの自動化
を実現したので、問合せを行う作業効率の向上と問合せ
により得られる解答情報の質の向上を同時に実現するこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る一つの
実施形態の情報収集システムの構成を示す図である。
【0026】同図に示すように、この実施形態の情報収
集システムは、公開質問板などのWebサイトを公開する
コンピュータ2と、このコンピュータ2にイントラネッ
ト3を介して接続された情報収集装置としてのコンピュ
ータ10とから構成されている。コンピュータ10に
は、社内のイントラネット3、あるいはインターネット
4などのネットワークが接続されている。インターネッ
ト4には、一般のメール端末5の他、技術関連FAQを持
つのWebサイトや掲示板を公開するコンピュータなどが
接続されている。
【0027】コンピュータ10は、入力部11、制御部
12、Q&Aリストデータベース13、技術者マップデ
ータベース14、タイマー・収集スケジュールデータベ
ース15、問合せ・収集情報データベース16、収集実
績データベース17などの各種データベース、出力部1
8などを有している。
【0028】入力部11は、質問者が問合せ情報や検索
キーワードなどをこのコンピュータ10に直接入力する
ためのキーボード、マウスなどの入力手段、あるいは質
問者が社内のイントラネット3に接続されたコンピュー
タから入力した質問のメッセージを受け付ける受け付け
手段である。制御部12は、ROM,RAMなどのメモ
リと、CPUなどの中央処理装置とからなる。ROMに
は制御プログラムが格納されており、CPUはこのRO
Mの制御プログラムを読み込みRAMに展開して処理を
実行する。制御部12は、入力部11より入力された問
合せ情報を問合せ・収集情報データベース16に保存す
る。出力部18は、解答情報を出力するためのものであ
り、解答情報を例えば表示するモニタ、印刷するプリン
タ、イントラネット3上の他のコンピュータへ出力する
出力インターフェースなどである。
【0029】制御プログラムは、このコンピュータ10
に、情報配信機能21、情報受信機能22、検索機能2
3、構文解析機能24、フォーマット機能25、公開質
問機能26、スケジュール管理機能27、情報入出力機
能28を実現させるためのプログラムである。スケジュ
ール管理機能27、公開質問機能26、情報配信機能2
1などによって自動問合せ手段が構成される。
【0030】情報配信機能21は、検索機能23が技術
者マップデータベース14から検索した技術者に電子メ
ール(インターネット4/イントラネット3の活用)で
問合せを行うための機能である。情報受信機能22は、
電子メールでの問合せに対する解答情報や公開質問板へ
解答情報が掲載されたことという情報を入手する機能で
ある。検索機能23は、Q&Aリストデータベース13、
技術者マップデータベース14などの各種データベース
を検索して該当する情報を入手する。構文解析機能24
は、キーワード検索に必要な単語情報を、登録した情報
から自然言語の構文解析で割り出し検索機能23あるい
はフォーマット機能25に自動的に入力する。フォーマ
ット機能25は、構文解析機能24から入力された単語
情報を基に質問の内容をそれぞれの情報収集手段に適合
したフォーマットへ変換する。公開質問機能26は、フ
ォーマット機能25によりそれぞれ変換された質問内容
で各情報収集手段へ問合せを行う。スケジュール管理機
能27は、公開質問機能26が行う問合せに関するスケ
ジュールをタイマー・スケジュールデータベース15の
情報に基づいて管理する。情報入出力機能28は、この
コンピュータからの情報の入出力を行う。
【0031】図2に示すように、問合せ・収集情報デー
タベース16には、問合せ情報ID(ユニーク)に対応
させて、収集No、タイトル、本文、技術分野、キーワ
ード、登録日などが登録される。収集Noは問合せに該
当する収集した解答情報に連番で付与されるIDであ
る。タイトルは、問合せのタイトル、または収集した解
答情報のタイトルである。本文は、問合せのメッセージ
自体、または収集した解答情報の内容である。技術分野
は、問合せの内容の技術分野である。登録日は、問合せ
日、または解答情報を収集した日時である。
【0032】すなわち、この問合せ・収集情報データベ
ース16には、入力された問合せ情報と自動的に収集し
た解答情報とが関連付けられて保存される。
【0033】図3に示すように、Q&Aリストデータベー
ス13には、情報IDに対応させて、タイトル、本文、
キーワードが登録される。すなわち、このQ&Aリストデ
ータベース13には、各種問合せに対する解答情報が蓄
積されている。
【0034】図4に示すように、技術者マップデータベ
ース14には、技術者IDに対応させて、予め名前、技
術の各項目で、技術者の情報が登録されている。技術の
項目には、各技術者が得意とする技術、あるいは技術分
野が登録されている。
【0035】この技術者マップデータベース14は、問
合せ情報の技術分野から専門技術者をマッチングして、
該当者宛にメールで質問を送信するために使用するもの
である。
【0036】図5に示すように、収集実績データベース
17には、問合せ情報IDに対応させて、入手先、入手
時間、技術分野などが登録される。入手先は、解答情報
の入手先である。入手時間は、問合せを行ってから解答
情報が得られるまでの時間である。技術分野は、質問が
属している技術分野であり、例えばjavaなどであ
る。なお、javaは、Sun Microsystems社の商標であ
る。
【0037】すなわち、この収集実績データベース17
には、技術毎の情報の入手先や情報数、解答情報が得ら
れるまでの最短時間、あるいは平均時間などの、解答情
報を収集した実績の情報が蓄積される。これらデータベ
ースの情報は、解答情報入手手順(解答情報の入手を実
行する順番)や収集期間などの収集自動化のためのテン
プレートの作成用に使用される。
【0038】タイマー・収集スケジュールデータベース
15には、予め、図6に示すようなスケジュールテーブ
ル15aが作成されている。
【0039】このスケジュールテーブル15aは、イン
トラネット3あるいはインターネット4上の各情報収集
手段に対し問合せのスケジューリングを行うためのテー
ブルであり、収集実績データベース17の情報、つまり
過去の解答情報の収集実績に基づいて順序や期限などが
入れ換えられる。つまり、このスケジュールテーブル1
5aは、収集実績データベース17の情報に基づいて問
合せ技術分野に該当する解答の探索順序を決定するため
のテーブルである。
【0040】Q&Aリストデータベース13やインターネ
ット4/イントラネット3については、解答情報の収集
先(入手先)であり、検索機能23が、Q&Aリストデー
タベース13を検索して該当する情報を入手したり、技
術者マップデータベース14から検索した技術者に電子
メール(インターネット4/イントラネット3の活用)で
問合せて(情報配信機能21)、解答情報を入手したり
(情報受信機能22)、公開質問という形でインターネ
ット4/イントラネット3に接続されたWebサイトの掲示
板に質問を掲示して、有識者から解答情報を入手すると
いうような情報収集動作を制御部12が自動的に行い解
答情報を収集する。制御部12が収集した解答情報は、
問合せ・収集情報データベース16に保存される。
【0041】以下、図7〜図11を参照してこの情報収
集システムの動作を説明する。図7はこの情報収集シス
テムの情報収集動作を示すフローチャート、図8は定型
スケジュールによる情報収集動作を示すフローチャー
ト、図9はキーワードと収集実績から問合せスケジュー
ルを自動生成する情報収集動作を示すフローチャート、
図10は収集スケジュールに基づく問合せ動作を示すフ
ローチャート、図11は構文解析でキーワードを抽出し
情報収集動作を行う場合のフローチャートである。
【0042】この実施形態の情報収集システムの場合、
質問者が入力部11から質問の入力を行うと(図7のS
101)、コンピュータ10では、制御部12の情報受
信機能22により質問情報(質問の本文、質問者の情報
など)が受信されて、問合せ・収集情報データベース1
6に登録される(S102)。
【0043】構文解析機能24は、質問の本文に対して
自然言語による構文解析を実行してキーワードを抽出し
(S103)、問合せ情報のキーワードを更新する。
【0044】また、質問が入力された時点で、検索機能
23により収集実績データベース17が検索されて質問
の技術分野に該当する情報が抽出されて、スケジュール
管理機能27に渡される。スケジュール管理機能27で
は、質問の技術分野に該当する情報が渡されると、それ
を分析して収集手順(解答情報を収集する手段の実行順
序)および、収集期限を定義した収集スケジュールを生
成し(S104)、スケジュールテーブル15aに登録
する。このスケジュールテーブル15aのスケジュール
によって、各情報収集手段に対する問合せの順番(同時
・特定手段のみでも良い)が決まる。
【0045】このようにして情報収集のための手続きが
全て完了すると、次に、フォーマット機能25は、質問
の内容を、各情報収集手段(電子メールや公開質問、et
c…)に適合したフォーマット(形式)の問合せデータ
に自動変換する(S106)。
【0046】その後、制御部12では、スケジュール管
理機能27がタイマー・収集スケジュールデータベース
15のスケジュールテーブル15aにて収集スケジュー
ルを確認し(S107)、確認した収集スケジュールに
従って、情報配信機能21、公開質問機能26などの各
問合せ機能を動作させてネットワーク上の情報収集手段
に対して問合せを行わせる(S108)。
【0047】問合せ後に、各情報収集手段から送られて
きた解答情報は、情報受信機能22により受信されて、
問合せ・収集情報データベース16へ登録されると共に
(S109)、収集実績データベース17の内容が更新
される(S110)。
【0048】なお、問合せ・収集情報データベース16
に登録された解答情報、あるいは収集実績データベース
17の内容は、出力部18から出力させてさまざまな形
態で確認、あるいは利用することができる。
【0049】例えば過去の情報探索結果を収集実績デー
タベース17へ蓄積し、その過去の結果を参照してスケ
ジュールテーブル15aを作成する。この場合、質問の
技術分野に該当する解答情報の検索順を決定する。
【0050】つまり、例えばJAVA(登録商標)に関
する質問の場合、公開質問からの解答が一番早く得られ
る場合、それを探索順序をNo1とし、次が、電子メー
ルによる問合せならば、それをNo2として、収集手順
の順位を決定する。この決定した順序で、スケジュール
テーブル15aを作成し、このテーブルに基づいた探索
を実施するようにする。
【0051】このように一つの質問に対する解答情報の
入手先が複数ある場合に、質問をそれぞれの入手先に適
合したフォーマットに変換し、各入手先に対して問合せ
を自動的に行うことで作業効率の向上が図れ、人間によ
る情報収集範囲のばらつきを抑え、一定のレベルの解答
情報を得ることができる。
【0052】続いて、この実施形態の情報収集システム
におけるさまざまな情報収集動作について説明する。
【0053】まず、図8を参照してキーワード入力と予
め設定されていた収集スケジュール(定型スケジュー
ル)を用いた情報収集動作について説明する。この場
合、タイマー・収集スケジュールデータベース15に、
予め定型スケジュールが登録されているものとする。
【0054】定型スケジュールとは、具体的には、予め
設定された図6のスケジュールテーブル15aの内容を
示しており、スケジュール管理機能27は、このスケジ
ュールテーブル15aを参照して、最初にNo1の行に
設定されているメール問合せを開始し、3日経過しても
解答が得られない場合は、次のNo2の行に設定されて
いる公開質問を開始する。そして、公開質問を開始して
から3日経過しても解答が得られない場合は情報収集処
理を終了する。なお、上記スケジュールの期間中に解答
が得られれば、その時点で解答探索を中断する。但し、
解答が得られても解答探索を中断せずに最後までスケジ
ュールテーブル15aのスケジュールに沿った探索を実
行して複数の解答を得るようにしても良い。この場合、
得られた複数の解答情報は、収集実績データベース17
に蓄積される。
【0055】図8に示すように、質問者が入力部11か
ら質問をキーワードで入力を行うと(S201)、コン
ピュータ10では、制御部12の情報受信機能22によ
りキーワードが受信されて、問合せ・収集情報データベ
ース16に登録される(S202)。
【0056】続いて、スケジュール管理機能27が動作
してタイマー・収集スケジュールデータベース15のス
ケジュールテーブル15aに予め登録されている定型ス
ケジュールが読み込まれて(S203)、収集スケジュ
ールが確認される(S204)。
【0057】スケジュール管理機能27は、収集スケジ
ュールの順序の始めが、例えば電子メールでの問合せ開
始となっていた場合(S205のYes)、フォーマッ
ト機能25に対してキーワードの質問を、メール問合せ
フォームへ変換することを依頼する。
【0058】フォーマット機能25は、この依頼によ
り、キーワードによる質問を、電子メールでの問合せフ
ォームに自動変換し(S206)、情報配信機能21に
渡す。
【0059】情報配信機能21は、渡された問合せフォ
ームで自動的に問合せを実施、つまり電子メールを該当
技術者へ発行する(S207)。
【0060】一方、S204のスケジュール確認処理に
おいて、始めの収集スケジュールがメール問合せではな
く(S205のNo)、公開質問板の開始の場合(S2
08のYes)、スケジュール管理機能27は、フォー
マット機能25に対してキーワードの質問を、公開質問
板の掲示フォームへ変換することを依頼する。
【0061】フォーマット機能25は、この依頼によ
り、キーワードによる質問を、公開質問の掲示フォーム
に自動変換し(S209)、公開質問機能26に渡す。
公開質問機能26は、渡された公開質問の情報を公開質
問板へ掲示する(S210)。
【0062】これらの問合せ処理がスケジュールに設定
されている期間で終了すると、次の問合せを実行する。
【0063】そして、問合せ後に、該当技術者からの電
子メールの返信、あるいは公開質問板への解答情報の記
載があった場合、その解答情報は、情報受信機能22に
より受信されて、問合せ・収集情報データベース16へ
登録されると共に(S211)、収集実績データベース
17の内容が更新される(S212)。その後、情報入
出力機能28により解答が出力部18から出力される
(S213)。
【0064】次に、図9を参照して質問が文章の形態と
キーワードで入力されたときに技術分野毎の問合せスケ
ジュールを動的に生成する場合の(スケジュール自動生
成による)情報収集動作について説明する。
【0065】この場合、図9に示すように、質問者が入
力部11から質問を文章とキーワードで入力を行うと
(S301)、コンピュータ10では、制御部12の情
報受信機能22により質問情報(質問の本文、質問のキ
ーワード、質問者の情報など)が受信されて、問合せ・
収集情報データベース16に登録される(S302)。
【0066】続いて、スケジュール管理機能27が動作
して、問合せ・収集情報データベース16に登録された
質問の本文とキーワードとを分析し、収集手順(解答情
報を収集する手段の実行順序)および、収集期限を定義
した収集スケジュールを生成し(S303)、スケジュ
ールテーブル15aに登録する。
【0067】続いて、スケジュール管理機能27は、生
成したスケジュールを確認する(S304)。この確認
結果、収集スケジュールが、例えば電子メールでの問合
せ開始となっていた場合(S305のYes)、スケジ
ュール管理機能27は、フォーマット機能25に対して
キーワードの質問を、メール問合せフォームへ変換する
ことを依頼する。
【0068】フォーマット機能25は、この依頼によ
り、キーワードによる質問を、電子メールでの問合せフ
ォームに自動変換し(S306)、情報配信機能21に
渡す。
【0069】情報配信機能21は、渡された問合せフォ
ームで自動的に問合せを実施、つまり電子メールを該当
技術者へ発行する(S307)。
【0070】一方、S304のスケジュール確認処理に
おいて、収集スケジュールがメール問合せではなく(S
305のNo)、公開質問の開始の場合(S308のY
es)、スケジュール管理機能27は、フォーマット機
能25に対してキーワードの質問を、公開質問板の掲示
フォームへ変換することを依頼する。
【0071】フォーマット機能25は、この依頼によ
り、キーワードによる質問を、公開質問板の掲示フォー
ムに自動変換し(S309)、公開質問機能26に渡
す。公開質問機能26は、渡された公開質問の情報を公
開質問板へ掲示する(S310)。
【0072】問合せ後に、該当技術者からの電子メール
の返信あるいは公開質問板への解答情報の記載があった
場合、その解答情報は、情報受信機能22により受信さ
れて、問合せ・収集情報データベース16へ登録される
と共に(S311)、収集実績データベース17の内容
が更新される(S312)。その後、情報入出力機能2
8により解答が出力部18から出力される(S31
3)。
【0073】次に、図10を参照して定型スケジュール
にQ&Aリストデータベース13や問合せ・収集情報デ
ータベース14の検索が指定されていた場合の情報収集
動作について説明する。
【0074】この場合、図10に示すように、質問者が
入力部11から質問をキーワードで入力を行うと(S4
01)、コンピュータ10では、制御部12の情報受信
機能22によりキーワードが受信されて、問合せ・収集
情報データベース16に登録される(S402)。
【0075】続いて、スケジュール管理機能27が動作
してタイマー・収集スケジュールデータベース15のス
ケジュールテーブル15aに予め登録されている定型ス
ケジュールが読み込まれて(S403)、収集スケジュ
ールが確認される(S404)。
【0076】スケジュール管理機能27は、収集スケジ
ュールが、例えば電子メールでの問合せ開始となってい
た場合(S405のYes)、フォーマット機能25に
対してキーワードの質問を、メール問合せフォームへ変
換することを依頼する。
【0077】フォーマット機能25は、この依頼によ
り、キーワードによる質問を、電子メールでの問合せフ
ォームに自動変換し(S406)、情報配信機能21に
渡す。
【0078】情報配信機能21は、渡された問合せフォ
ームで自動的に問合せを実施、つまり電子メールを該当
技術者へ発行する(S407)。
【0079】一方、S404のスケジュール確認処理に
おいて、収集スケジュールがメール問合せではなく(S
405のNo)、公開質問板の開始の場合(S408の
Yes)、スケジュール管理機能27は、フォーマット
機能25に対してキーワードの質問を、公開質問板の掲
示フォームへ変換することを依頼する。
【0080】フォーマット機能25は、この依頼によ
り、キーワードによる質問を、公開質問の掲示フォーム
に自動変換し(S409)、公開質問機能26に渡す。
公開質問機能26は、渡された公開質問の情報を公開質
問板へ掲示する(S410)。
【0081】また、S404のスケジュール確認処理に
おいて、収集スケジュールが、Q&Aリストデータベー
ス13のQ&Aリストと問合せ・収集情報データベース
16の問合せ・収集情報の検索開始の場合(S411の
Yes)、スケジュール管理機能27は、検索機能23
に対してQ&Aリストデータベース13と問合せ・収集
情報データベース16の検索を依頼する。
【0082】検索機能23は、スケジュール管理機能2
7から検索依頼があると、キーワードを基にQ&Aリス
トデータベース13と問合せ・収集情報データベース1
6の検索処理を行い(S412)、解答情報を入手す
る。
【0083】問合せ後に、該当技術者からの電子メール
の返信あるいは公開質問板への解答情報の記載があった
場合、その解答情報は、情報受信機能22により受信さ
れて問合せ・収集情報データベース16へ登録される
(S413)。また、検索機能23による検索処理の結
果として解答情報が入手された場合にもその解答情報が
問合せ・収集情報データベース16へ登録される。
【0084】また、解答情報の問合せ・収集情報データ
ベース16への登録と共に、収集実績データース17の
内容が更新される(S414)。その後、情報入出力機
能28により解答が出力部18から出力される(S41
5)。
【0085】次に、図11を参照して定型スケジュール
にQ&Aリストデータベース13や問合せ・収集情報デ
ータベース14の検索が指定されていた場合に質問文章
から構文解析を行って情報収集する動作について説明す
る。
【0086】この場合、図11に示すように、質問者が
入力部11から質問を文章で入力を行うと(S50
1)、コンピュータ10では、制御部12の情報受信機
能22により質問の文章(本文)が受信されて、問合せ
・収集情報データベース16に登録される(S50
2)。
【0087】続いて、スケジュール管理機能27が動作
してタイマー・収集スケジュールデータベース15のス
ケジュールテーブル15aに予め登録されている定型ス
ケジュールが読み込まれる(S503)。
【0088】また、構文解析機能24は、質問の本文に
対して自然言語による構文解析を実行してキーワードを
抽出し(S504)、質問情報のキーワードを更新す
る。
【0089】また、質問が入力された時点で、検索機能
23により収集実績データベース17が検索されて質問
の技術分野に該当する情報が抽出されて、スケジュール
管理機能27に渡される。
【0090】スケジュール管理機能27は、読み込んだ
定型スケジュールに基づいて収集スケジュールを確認す
る(S505)。
【0091】このスケジュール確認結果、収集スケジュ
ールが、例えば電子メールでの問合せ開始となっていた
場合(S506のYes)、フォーマット機能25に対
してキーワードの質問を、メール問合せフォームへ変換
することを依頼する。
【0092】フォーマット機能25は、この依頼によ
り、キーワードによる質問を、電子メールでの問合せフ
ォームに自動変換し(S507)、情報配信機能21に
渡す。
【0093】情報配信機能21は、渡された問合せフォ
ームで自動的に問合せを実施、つまり電子メールを該当
技術者へ発行する(S508)。
【0094】一方、S505のスケジュール確認処理に
おいて、収集スケジュールがメール問合せではなく(S
506のNo)、公開質問板の開始の場合(S509の
Yes)、スケジュール管理機能27は、フォーマット
機能25に対してキーワードの質問を、公開質問板の掲
示フォームへ変換することを依頼する。
【0095】フォーマット機能25は、この依頼によ
り、キーワードによる質問を、公開質問の掲示フォーム
に自動変換し(S510)、公開質問機能26に渡す。
【0096】公開質問機能26は、渡された公開質問の
情報を公開質問板へ掲示する(S511)。
【0097】また、S505のスケジュール確認処理に
おいて、収集スケジュールが、Q&Aリストデータベー
ス13のQ&Aリストと問合せ・収集情報データベース
16の問合せ・収集情報の検索開始の場合(S512の
Yes)、スケジュール管理機能27は、検索機能23
に対してQ&Aリストデータベース13と問合せ・収集
情報データベース16の検索を依頼する。
【0098】検索機能23は、スケジュール管理機能2
7から検索依頼があると、キーワードを基にQ&Aリス
トデータベース13と問合せ・収集情報データベース1
6の検索処理を行い(S513)、解答情報を入手す
る。
【0099】問合せ後に、該当技術者からの電子メール
の返信あるいは公開質問板への解答情報の記載があった
場合、その解答情報は、情報受信機能22により受信さ
れて問合せ・収集情報データベース16へ登録される
(S514)。また、検索機能23による検索処理の結
果として解答情報が入手された場合にもその解答情報が
問合せ・収集情報データベース16へ登録される。
【0100】また、解答情報の問合せ・収集情報データ
ベース16への登録と共に、収集実績データース17の
内容が更新される(S515)。その後、情報入出力機
能28により解答情報が出力部18から出力される(S
516)。
【0101】このようにこの実施形態の情報収集システ
ムによれば、疑問点などの問合せに対する解答情報の収
集作業を自動化したことによって、同作業時間を削減す
ることができる。また、情報収集手段を定義することに
より、ある一定レベルの解答情報の収集が可能となる。
さらに、情報収集手段の活用順番を、問合せ技術分野か
ら過去の実績を基に決めるので、解答情報が早く入手で
きる可能性が多くなる。
【0102】また、質間をする際に収集手段によって個
別にデータを作成していたものが、収集手段にあった自
動フォーマット変換を用いることで1回のデータ登録で
それぞれの収集手段に対応が可能となり作業効率を向上
することができる。
【0103】さらに、質問者が質問を文章の形態で入力
すると、Q&Aリストデータベース13を検索する上で必
要な検索キーワードを構文解析機能24が、予め登録さ
れた情報の中から自然言語の構文解析で割り出し、検索
機能23などに自動的に入力するので、作業効率が向上
し、人による検索結果のばらつきをなくした情報収集を
行うことができる。
【0104】また、電子メールでの問合せ宛先を、該当
問合せの技術分野から技術者マップデータベース14を
自動検索して専門技術者を自動抽出して決めることで、
より高度な解答情報を得ることができる。
【0105】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではない。上記実施形態におけるソフトウェア
(制御プロプログラム)は、フレキシブルディスクなど
のコンピュータが読み出し可能な記憶媒体に記憶されて
いても良く、また、ソフトウェア(プログラム)単体と
して伝送されるものでも良い。この場合、記憶媒体に記
憶されたソフトウェア(プログラム)をコンピュータが
読み出したり、LANやインターネッ上のサイト(サー
バ)からダウンロードしてインストールすることによ
り、各実施形態における処理が可能になる。
【0106】つまり、本発明におけるソフトウェア(プ
ログラム)は、コンピュータと独立した記憶媒体に記憶
されているものだけに限らず、LANやインターネット
などの伝送媒体を介して流通されるものも含まれる。
【0107】なお、記憶媒体としては、上記フレキシブ
ルディスクの他、例えば磁気ディスク、光ディスク(C
D−ROM、CD−R、DVDなど)、光磁気ディスク
(MOなど)、半導体メモリなど、プログラムを記憶で
き、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれ
ば、その記憶形式はいずれの形態であっても良い。
【0108】また、記憶媒体からコンピュータにインス
トールされたプログラムの指示に基づき、コンピュータ
上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)
や、データベース管理ソフト、ネットワークソフトなど
のMW(ミドルウェア)などが本実施形態を実現するた
めの各処理の一部を実行しても良い。
【0109】さらに、記憶媒体は、コンピュータと独立
した媒体に限らず、LANやインターネットなどにより
伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一
時記憶した記憶媒体も含まれる。また、記憶媒体は一つ
に限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実
行される場合も本発明における記録媒体に含まれ、媒体
構成はいずれの構成であっても良い。
【0110】なお、コンピュータは、記憶媒体に記憶さ
れたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を
実行するものであって、パソコンなどの一つからなる装
置、複数の装置がネットワーク接続されたシステムなど
のいずれの構成であっても良い。
【0111】また、コンピュータとは、パソコンに限ら
ず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコンな
ども含み、プログラムによって本発明の機能を実現する
ことが可能な機器、装置を総称している。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力された質問に対し、ネットワーク上に存在する複数の
情報収集手段に対する解答情報の収集手順を自動的に制
御して解答情報を入手できる。解答情報の入手方法やそ
の組合せの自動判断、入手方法別の問合せ形式への自動
変換、個人への問合せ手順での自動宛先選択、問合せ情
報のキーワード自然言語探索などの機能を組み合わせて
問合せの自動化を実現したので、問合せを行う作業効率
の向上と問合せにより得られる解答情報の質の向上を同
時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態の情報収集システムの
構成を示す図である。
【図2】この情報収集システムにおいて、コンピュータ
に設定される問合せ・収集情報データベースの一例を示
す図である。
【図3】この情報収集システムにおいて、コンピュータ
に設定されるQ&Aリストデータベースの一例を示す図
である。
【図4】この情報収集システムにおいて、コンピュータ
に設定される技術者リストデータベースの一例を示す図
である。
【図5】この情報収集システムにおいて、コンピュータ
に設定される収集実績データベースの一例を示す図であ
る。
【図6】この情報収集システムにおいて、コンピュータ
に設定されるスケジュールテーブルの一例を示す図であ
る。
【図7】この情報収集システムの動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】この情報収集システムの動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】この情報収集システムの動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】この情報収集システムの動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】この情報収集システムの動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2…公開質問板(コンピュータ)、3…イントラネッ
ト、4…インターネット、5…メール端末、10…コン
ピュータ、11…入力部、12…制御部、13…Q&A
リストデータベース、14…技術者マップデータベー
ス、15…タイマー・収集スケジュールデータベース、
15a…スケジュールテーブル、16…問合せ・収集情
報データベース、17…収集実績データベース、18…
出力部、21…情報配信機能、22…情報受信機能、2
3…検索機能、24…構文解析機能、25…フォーマッ
ト機能、26…公開質問機能、27…スケジュール管理
機能、28…情報入出力機能。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 次夫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 森口 恭子 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK35 ND04 ND36 NK14 NK44 PP02 PP24 PQ02 PR06 QM08 UU40

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に存在する複数の情報収
    集手段から情報を収集する情報収集システムにおいて、 質問を入力する質問入力手段と、 前記質問入力手段から入力された質問を前記各情報収集
    手段に適合した問合せ形式に変換する変換手段と、 前記各情報収集手段に対し、前記変換手段により変換さ
    れた各問合せ形式で問合せを行う自動問合せ手段とを具
    備したことを特徴とする情報収集システム。
  2. 【請求項2】 ネットワーク上に存在する複数の情報収
    集手段から情報を収集する情報収集システムにおいて、 前記各情報収集手段に対する問合せのスケジュール情報
    が登録されたスケジュールデータベースと、 質問を入力する質問入力手段と、 前記質問入力手段から入力された質問を前記各情報収集
    手段に適合した問合せ形式に変換する変換手段と、 前記各情報収集手段に対し、前記スケジュールデータベ
    ースのスケジュール情報に基づいて前記変換手段により
    変換された各問合せ形式で問合せを行う自動問合せ手段
    とを具備したことを特徴とする情報収集システム。
  3. 【請求項3】 ネットワーク上に存在する複数の情報収
    集手段から情報を収集する情報収集システムにおいて、 質問を入力する質問入力手段と、 前記質問入力手段から入力された質問からキーワードを
    抽出するキーワード抽出手段と、 前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードを
    基に、前記質問を前記各情報収集手段に適合した問合せ
    形式に変換する変換手段と、 前記各情報収集手段に対し、前記変換手段により変換さ
    れた各問合せ形式で問合せを行う自動問合せ手段とを具
    備したことを特徴とする情報収集システム。
  4. 【請求項4】 ネットワーク上に存在する複数の情報収
    集手段から情報を収集する情報収集システムにおいて、 前記各情報収集手段に対する問合せのスケジュール情報
    が登録されたスケジュールデータベースと、 質問を入力する質問入力手段と、 前記質問入力手段から入力された質問を前記各情報収集
    手段に適合した問合せ形式に変換する変換手段と、 前記各情報収集手段に対し、前記スケジュールデータベ
    ースのスケジュール情報に基づいて前記変換手段により
    変換された各問合せ形式で問合せを行う自動問合せ手段
    と、 前記自動問合せ手段により問合せに対して収集された解
    答情報をキーワードに関連付けて蓄積するQ&Aリスト
    データベースと、 前記Q&Aリストデータベースに蓄積された解答情報に
    ついて、情報入手先、情報入手までの経過時間を収集実
    績として蓄積する収集実績データベースと、 前記収集実績データベースの収集実績に基づいて、前記
    スケジュールデータベースのスケジュール情報を更新す
    る手段とを具備したことを特徴とする情報収集システ
    ム。
  5. 【請求項5】 ネットワーク上に存在する複数の情報収
    集手段から情報を収集する情報収集システムにおいて、 前記複数の情報収集手段から収集した解答情報をキーワ
    ードに対応付けて蓄積したQ&Aリストデータベース
    と、 質問を入力する質問入力手段と、 前記質問入力手段から入力された質問からキーワードを
    抽出するキーワード抽出手段と、 前記キーワード抽出手段により抽出されたキーワードを
    基に、前記Q&Aリストデータベースから該当する解答
    情報を検索する検索手段と、 前記質問を前記各情報収集手段に適合した問合せ形式に
    変換する変換手段と、 前記各情報収集手段に対し、前記変換手段により変換さ
    れた各問合せ形式で問合せを行う自動問合せ手段と、 前記自動問合せ手段および検索手段により収集された解
    答情報にて前記Q&Aリストデータベースを更新する手
    段とを具備したことを特徴とする情報収集システム。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上に存在する複数の情報収
    集手段から情報を収集するコンピュータに処理を実行さ
    せるプログラムであって、 前記コンピュータを、 質問を入力する質問入力手段と、 前記質問入力手段から入力された質問を前記各情報収集
    手段に適合した問合せ形式に変換する変換手段と、 前記各情報収集手段に対し、前記変換手段により変換さ
    れた各問合せ形式で問合せを行う自動問合せ手段として
    機能させるためのプログラム。
  7. 【請求項7】 ネットワーク上に存在する複数の情報収
    集手段からコンピュータを用いて情報を収集する情報収
    集方法において、 前記コンピュータに質問を入力する段階と、 前記入力された質問を前記コンピュータが前記各情報収
    集手段に適合した問合せ形式に変換する段階と、 前記各情報収集手段に対し、前記コンピュータが変換し
    た各問合せ形式で問合せを行う段階とを有することを特
    徴とする情報収集方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008140286A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Nobuyuki Takahashi ソーシャルネットワーキングサービスを用いた分譲マンション販売支援システム
US9600825B2 (en) 2013-01-04 2017-03-21 International Business Machines Corporation Estimating probability of spreading information by users on micro-weblogs
CN110597927A (zh) * 2019-10-14 2019-12-20 上海依图网络科技有限公司 基于异构数据库的存储查询方法和装置
US10671654B2 (en) 2013-01-04 2020-06-02 International Business Machines Corporation Estimating probability of spreading information by users on micro-weblogs

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